JPH0313974Y2 - - Google Patents
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- JPH0313974Y2 JPH0313974Y2 JP1987174877U JP17487787U JPH0313974Y2 JP H0313974 Y2 JPH0313974 Y2 JP H0313974Y2 JP 1987174877 U JP1987174877 U JP 1987174877U JP 17487787 U JP17487787 U JP 17487787U JP H0313974 Y2 JPH0313974 Y2 JP H0313974Y2
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- JP
- Japan
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- connection terminal
- terminal housing
- case body
- housing according
- single wire
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Landscapes
- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、心線が単線で構成されている被覆電
線の心線同士を接続するための、単線接続ターミ
ナルのハウジングに関するものである。
線の心線同士を接続するための、単線接続ターミ
ナルのハウジングに関するものである。
〈従来の技術〉
従来この種の被覆電線の心線同士を接続する単
線接続ターミナルの代表的な構造は、周知の如
く、接続するべき一組の電線同士を接続するため
の端子金具を、電線の本数に相当する個数だけ短
絡防止のために合成樹脂製のハウジング内に収納
した接続ターミナルに、被覆を剥離した単線の導
電線を挿入して接続する方法が一般的である。
線接続ターミナルの代表的な構造は、周知の如
く、接続するべき一組の電線同士を接続するため
の端子金具を、電線の本数に相当する個数だけ短
絡防止のために合成樹脂製のハウジング内に収納
した接続ターミナルに、被覆を剥離した単線の導
電線を挿入して接続する方法が一般的である。
上記した端子金具は、その内部に挿入された導
電線を保持する部材が設置されていて、一旦挿入
された単線の導電線が抜け去ることがないような
構造となつている。
電線を保持する部材が設置されていて、一旦挿入
された単線の導電線が抜け去ることがないような
構造となつている。
〈考案が解決しようとする問題点〉
従つて、従来のこの種の構造を有する単線接続
ターミナルは、端子金具が絶縁と電線の結束を兼
ねた合成樹脂製のハウジング内に密閉されている
ので、通電時に導電線と端子金具との接触抵抗に
よつて発生した熱がハウジング内に蓄積されがち
であり、その蓄積された熱によつて接続部分が許
容限度以上の高温となつて事故を発生するので、
かかる事故を防止するために、送電線の電流容量
が限定されるという問題があつた。
ターミナルは、端子金具が絶縁と電線の結束を兼
ねた合成樹脂製のハウジング内に密閉されている
ので、通電時に導電線と端子金具との接触抵抗に
よつて発生した熱がハウジング内に蓄積されがち
であり、その蓄積された熱によつて接続部分が許
容限度以上の高温となつて事故を発生するので、
かかる事故を防止するために、送電線の電流容量
が限定されるという問題があつた。
そこで、本考案は単線接続ターミナルのハウジ
ング部分を表面積を大きくするとともに空気を流
通させて、絶縁耐力を劣化させることを少なくし
放熱効果を良好とすることにより上記従来例の有
する問題点を解決することを目的とする。
ング部分を表面積を大きくするとともに空気を流
通させて、絶縁耐力を劣化させることを少なくし
放熱効果を良好とすることにより上記従来例の有
する問題点を解決することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉
該目的を達成するための本考案の構成を、実施
例に対応する第1図乃至第3図を用いて説明する
と、本考案は、被覆電線Kの被覆を剥離した単線
の導電線kを挿入する空隙部12と、該空隙部1
2内に位置して導電線kの抜け止め作用を司る抜
け止め体13とを対角位置に形成した長方体状の
良伝導金属製の接続本体11を複数個並設内装す
るハウジングであつて、該ハウジングはケース本
体1と蓋体1′とからなり、ケース本体1には複
数の接続本体11,11……を収容する複数の収
容空間2,2……が並列的に形成され、かつ、こ
れら各収容空間2,2……の間に隔壁3……が形
成されるとともに、各収容空間2,2……の長手
方向外壁部4には夫々被覆電線K挿入孔5…が形
成され、更に、閉蓋姿勢において前記各隔壁3…
…部位には上下方向に貫通する放熱孔6……が形
成され、これらケース本体1、蓋体1′並びに隔
壁3,3……が合成樹脂材料で形成され、上記の
抜け止め体13を、空隙部12内の被覆電線Kに
向かう弾発力を有し奥壁12bの方向に彎曲した
帯板状スプリング13aと、該被覆電線の挿入孔
に向かう回転弾性力を付与され外周部分に咬込歯
を有した回転歯13bとで構成したものである。
例に対応する第1図乃至第3図を用いて説明する
と、本考案は、被覆電線Kの被覆を剥離した単線
の導電線kを挿入する空隙部12と、該空隙部1
2内に位置して導電線kの抜け止め作用を司る抜
け止め体13とを対角位置に形成した長方体状の
良伝導金属製の接続本体11を複数個並設内装す
るハウジングであつて、該ハウジングはケース本
体1と蓋体1′とからなり、ケース本体1には複
数の接続本体11,11……を収容する複数の収
容空間2,2……が並列的に形成され、かつ、こ
れら各収容空間2,2……の間に隔壁3……が形
成されるとともに、各収容空間2,2……の長手
方向外壁部4には夫々被覆電線K挿入孔5…が形
成され、更に、閉蓋姿勢において前記各隔壁3…
…部位には上下方向に貫通する放熱孔6……が形
成され、これらケース本体1、蓋体1′並びに隔
壁3,3……が合成樹脂材料で形成され、上記の
抜け止め体13を、空隙部12内の被覆電線Kに
向かう弾発力を有し奥壁12bの方向に彎曲した
帯板状スプリング13aと、該被覆電線の挿入孔
に向かう回転弾性力を付与され外周部分に咬込歯
を有した回転歯13bとで構成したものである。
〈作用〉
本考案は、このような構成としたものであるか
ら、従来の端子金具に該当する接続本体11を収
納している収容空間を仕切る隔壁3に、上下方向
に貫通する放熱孔6が形成されているので、放熱
効果に寄与するハウジングの表面積は該放熱孔6
相当分だけ広くなり、かつ、放熱孔6を通じて空
気が自然流通するので、冷却効果は極めて良好で
ある。
ら、従来の端子金具に該当する接続本体11を収
納している収容空間を仕切る隔壁3に、上下方向
に貫通する放熱孔6が形成されているので、放熱
効果に寄与するハウジングの表面積は該放熱孔6
相当分だけ広くなり、かつ、放熱孔6を通じて空
気が自然流通するので、冷却効果は極めて良好で
ある。
また、複数個の接続本体11相互間の絶縁は、
これら接続本体11の相互間隔が実質的に広くな
るため従来例より絶縁耐力が上昇する。
これら接続本体11の相互間隔が実質的に広くな
るため従来例より絶縁耐力が上昇する。
更に、上記の実施例においては、導電線kの接
続に関しては、単線接続ターミナルの側面に設け
られた挿入孔5から単線の導電線kを挿入する
と、該導電線kは、接続本体11の内部に設置さ
れた回転刃13bを図面において反時計方向に回
動させて内方に進み、ついで帯板状スプリング1
3aを押し下げながら、空隙部12の奥部に向か
つて被覆電線の被覆部分がハウジング内に挿入さ
れるまで挿入される。
続に関しては、単線接続ターミナルの側面に設け
られた挿入孔5から単線の導電線kを挿入する
と、該導電線kは、接続本体11の内部に設置さ
れた回転刃13bを図面において反時計方向に回
動させて内方に進み、ついで帯板状スプリング1
3aを押し下げながら、空隙部12の奥部に向か
つて被覆電線の被覆部分がハウジング内に挿入さ
れるまで挿入される。
一方、接続本体11内部の上記空隙部12と対
角位置に形成された空隙部12にも接続相手とな
る導電線が挿入固定されて、一対の導電線は接続
本体11を介して電気的に接続される。
角位置に形成された空隙部12にも接続相手とな
る導電線が挿入固定されて、一対の導電線は接続
本体11を介して電気的に接続される。
導電線を外方に引き抜こうとする外力が作用す
ると、帯板状スプリング13aの端部と、回転刃
13bの咬込歯は常時弾性力によつて導電線に押
し付けられているので、導電線に食い込んだ状態
で引つ掛かり、導電線が接続本体11から脱落す
るのを防止する。
ると、帯板状スプリング13aの端部と、回転刃
13bの咬込歯は常時弾性力によつて導電線に押
し付けられているので、導電線に食い込んだ状態
で引つ掛かり、導電線が接続本体11から脱落す
るのを防止する。
〈実施例〉
以下本考案の実施例について図面に基づいて説
明する。
明する。
図中第1図乃至第3図は、本考案の第1実施例
を示す図で、1は単線接続ターミナルハウジング
のケース本体で、機械的強度が大きく、耐熱性が
良好な合成樹脂で製作され、直方体形状をなし、
導電線kを接続する接続本体11を収容する収容
空間2が3箇所、並列して形成され、各収容空間
2は隔壁3によつて仕切られている。
を示す図で、1は単線接続ターミナルハウジング
のケース本体で、機械的強度が大きく、耐熱性が
良好な合成樹脂で製作され、直方体形状をなし、
導電線kを接続する接続本体11を収容する収容
空間2が3箇所、並列して形成され、各収容空間
2は隔壁3によつて仕切られている。
当該隔壁3には、上下方向に貫通する幅の広い
放熱孔6が形成されている。
放熱孔6が形成されている。
また、ケース本体1の各収容空間2の長手方向
外壁部4には、夫々被覆電線Kの被覆の部分が貫
通し得る大きさの挿入孔5が形成される。
外壁部4には、夫々被覆電線Kの被覆の部分が貫
通し得る大きさの挿入孔5が形成される。
11は導電線kと導電線k′を接続する接続本体
で、電気伝導度の良好な金属の一つである銅を使
用して長方体状に形成され、導電線を挿入する空
隙部12と、該空隙部12内に位置して導電線k
の抜け止め作用を司る抜け止め体13とが両側面
の対角位置に設けられている。
で、電気伝導度の良好な金属の一つである銅を使
用して長方体状に形成され、導電線を挿入する空
隙部12と、該空隙部12内に位置して導電線k
の抜け止め作用を司る抜け止め体13とが両側面
の対角位置に設けられている。
上記抜け止め体13は、この第1実施例では、
空隙部12の奥壁12bの方向に大きく彎曲し、
図面において上方に向かう弾発力を有する帯板状
スプリング13aと、外周部分に咬込歯を有しか
つスプリング13cによつて、図面上で常に時計
方向の回転弾性力を付与されている回転刃13b
とからなり、空隙部12の底壁12aに対して移
動しないよう、突起13dと支軸13eによつて
取付けられている。
空隙部12の奥壁12bの方向に大きく彎曲し、
図面において上方に向かう弾発力を有する帯板状
スプリング13aと、外周部分に咬込歯を有しか
つスプリング13cによつて、図面上で常に時計
方向の回転弾性力を付与されている回転刃13b
とからなり、空隙部12の底壁12aに対して移
動しないよう、突起13dと支軸13eによつて
取付けられている。
挿入孔5を経て、上記弾発力並びに回転弾性力
に抗してこれら抜け止め体13と空隙部12の上
壁12cとの間に挿入された導電線kは、帯板状
スプリング13aの先端部と回転刃13bの咬込
歯によつて保持され、導電線を外方に引き抜こう
とする外力が作用すると、帯板状スプリング13
aの端部と回転刃13bの咬込歯が導電線に食い
込んだ状態で引つ掛かり、導電線が接続本体11
から脱落するのを防止する。
に抗してこれら抜け止め体13と空隙部12の上
壁12cとの間に挿入された導電線kは、帯板状
スプリング13aの先端部と回転刃13bの咬込
歯によつて保持され、導電線を外方に引き抜こう
とする外力が作用すると、帯板状スプリング13
aの端部と回転刃13bの咬込歯が導電線に食い
込んだ状態で引つ掛かり、導電線が接続本体11
から脱落するのを防止する。
上記した接続本体11は前記ケース本体1の収
容空間2に夫々収容され、その上から蓋体1′を
被せて小ネジ7によつて固定され、閉蓋姿勢とな
る。
容空間2に夫々収容され、その上から蓋体1′を
被せて小ネジ7によつて固定され、閉蓋姿勢とな
る。
当該蓋体1′には、蓋体を閉じた状態において、
前記放熱孔6を形成する開口部6aが設けられて
いる。
前記放熱孔6を形成する開口部6aが設けられて
いる。
また、接続本体11の材料としては、銅より安
価な真鍮を使用してもよい。
価な真鍮を使用してもよい。
上記の実施例ではケース本体1と隔壁3とが一
体成形されているが、ケース本体1を隔壁のない
函体とし、放熱孔6を囲む枠型形状の隔壁3を接
続本体11を挟んで収納する構造としてもよい。
体成形されているが、ケース本体1を隔壁のない
函体とし、放熱孔6を囲む枠型形状の隔壁3を接
続本体11を挟んで収納する構造としてもよい。
第4図乃至第6図は上記第1実施例の変形例を
示す第2実施例であつて、第1実施例におけるケ
ース本体1が接続本体11の上下幅の2分の1を
収容する深さの浅い容器状に形成され、蓋体1′
が該ケース本体1と略同形同大に形成され、接続
本体11の上半分を収容できるようにし、ケース
本体1と蓋体1′とを実質的に同形のものとした
ものである。
示す第2実施例であつて、第1実施例におけるケ
ース本体1が接続本体11の上下幅の2分の1を
収容する深さの浅い容器状に形成され、蓋体1′
が該ケース本体1と略同形同大に形成され、接続
本体11の上半分を収容できるようにし、ケース
本体1と蓋体1′とを実質的に同形のものとした
ものである。
本実施例では、第5図、第6図に示したよう
に、接続本体11の対角位置に導電線k,k′を挿
通するようにしたものとすることによつて、ケー
ス本体1と、蓋体1′との長手方向一側の壁面の
みに被覆電線挿入孔5が複数個並設されている構
造としてある。
に、接続本体11の対角位置に導電線k,k′を挿
通するようにしたものとすることによつて、ケー
ス本体1と、蓋体1′との長手方向一側の壁面の
みに被覆電線挿入孔5が複数個並設されている構
造としてある。
このようにしたケーシング1,1′に3個の接
続本体11を上下から挟むようにして収容し、小
ネジ7…によつて固定される。
続本体11を上下から挟むようにして収容し、小
ネジ7…によつて固定される。
この第2実施例は、ケース本体1にも小ネジ7
…の孔を設けて蓋体1′とケース本体1とを共通
部品とすることにより、部品単価並びに部品管理
費を引き下げ得る効果を有する。
…の孔を設けて蓋体1′とケース本体1とを共通
部品とすることにより、部品単価並びに部品管理
費を引き下げ得る効果を有する。
第7図は第3実施例であつて、ケース本体1の
底部外壁面と蓋体1′の上面外壁面に夫々4個の
小突起8を凸設した形状としたものである。
底部外壁面と蓋体1′の上面外壁面に夫々4個の
小突起8を凸設した形状としたものである。
この実施例は、例えば単線接続ターミナルが使
用中に他の壁体10と接して配置された時に、壁
体10と単線接続ターミナルハウジングとの間に
隙間を形成し、ハウジング周囲の空気の流通を良
好にして、壁体10との接近によつて冷却効果が
低下するのを防止する。
用中に他の壁体10と接して配置された時に、壁
体10と単線接続ターミナルハウジングとの間に
隙間を形成し、ハウジング周囲の空気の流通を良
好にして、壁体10との接近によつて冷却効果が
低下するのを防止する。
上記小突起8は、その作用からしてケース本体
1か蓋体1′の何れか壁体に接する一方側のみで
もよく、また、数量も4個と限定されるものでは
ない。
1か蓋体1′の何れか壁体に接する一方側のみで
もよく、また、数量も4個と限定されるものでは
ない。
第8図は第4実施例であつて、ケース本体1を
横側に開口する形状とし、側面から所定数量の接
続本体11を、隣接する接続本体相互間に別部品
として用意された隔壁3を挟んで接続本体11の
長手側面方向に順次挿入し、最後に板状の蓋体
1′によつて側面入口を閉鎖する構造としたもの
である。
横側に開口する形状とし、側面から所定数量の接
続本体11を、隣接する接続本体相互間に別部品
として用意された隔壁3を挟んで接続本体11の
長手側面方向に順次挿入し、最後に板状の蓋体
1′によつて側面入口を閉鎖する構造としたもの
である。
この実施例では、隔壁3は放熱孔6を囲む枠型
形状をなし、該放熱孔6に相当するケース本体1
の壁面に放熱孔6に連通する開口部6aが設けら
れ、更に側面入口とは直角方向の両側面に所定数
量の被覆電線K挿入孔5が穿設されている。
形状をなし、該放熱孔6に相当するケース本体1
の壁面に放熱孔6に連通する開口部6aが設けら
れ、更に側面入口とは直角方向の両側面に所定数
量の被覆電線K挿入孔5が穿設されている。
この第4実施例の変形例として、ケース本体1
の、上記とは直角方向の側面から接続本体11と
隔壁3とを並列状に挿入する構造としてもよい。
の、上記とは直角方向の側面から接続本体11と
隔壁3とを並列状に挿入する構造としてもよい。
この構造ではケース本体1の側面入口に対向す
る側面と、蓋体1′とに所定数量の被覆電線K挿
入孔5が穿設されることは言うまでもない。
る側面と、蓋体1′とに所定数量の被覆電線K挿
入孔5が穿設されることは言うまでもない。
上記した各実施例は、3相送電系統用として接
続本体11を3個収容したものとして示したが、
電力系統によつて2個一組としても、また4個、
或いはそれ以上を一組とした場合にも応用できる
ことはいうまでもない。
続本体11を3個収容したものとして示したが、
電力系統によつて2個一組としても、また4個、
或いはそれ以上を一組とした場合にも応用できる
ことはいうまでもない。
以上本考案に係る単線接続ターミナルハウジン
グについて代表的と思われる実施例を基に詳述し
たが、本考案による単線接続ターミナルハウジン
グの実施態様は上記実施例の構造に限定されるも
のではなく、要するに、複数個の接続本体を収納
するハウジングにおいて、各接続本体間の絶縁耐
力を確保しながら、各接続本体収納部毎に冷却用
の空気流通路を形成することで、各収納部に対す
るハウジングの冷却表面積を増大させる構造にお
いて、前記したクレーム記載の構成要件を具備
し、本考案にいう作用を呈し、以下に述べる効果
を有する限りにおいて、適宜改変して実施し得る
ものである。
グについて代表的と思われる実施例を基に詳述し
たが、本考案による単線接続ターミナルハウジン
グの実施態様は上記実施例の構造に限定されるも
のではなく、要するに、複数個の接続本体を収納
するハウジングにおいて、各接続本体間の絶縁耐
力を確保しながら、各接続本体収納部毎に冷却用
の空気流通路を形成することで、各収納部に対す
るハウジングの冷却表面積を増大させる構造にお
いて、前記したクレーム記載の構成要件を具備
し、本考案にいう作用を呈し、以下に述べる効果
を有する限りにおいて、適宜改変して実施し得る
ものである。
〈考案の効果〉
以上の説明から既に明らかなように本考案に係
る単線接続ターミナルハウジングは以下に述べる
効果を有する。
る単線接続ターミナルハウジングは以下に述べる
効果を有する。
(1) ハウジングの内部、各収納部の近傍を冷却用
の空気が流通するから、従来と比較して使用中
の温度上昇が少ない。放熱孔のない従来例と比
較した結果では、摂氏5〜6度温度上昇を低く
押さえることができる。
の空気が流通するから、従来と比較して使用中
の温度上昇が少ない。放熱孔のない従来例と比
較した結果では、摂氏5〜6度温度上昇を低く
押さえることができる。
従つて、従来と同程度の製品において電流容
量を大きくすことができ、また、全体を大幅に
小型のものとすることができるに至つた。
量を大きくすことができ、また、全体を大幅に
小型のものとすることができるに至つた。
(2) 単線接続ターミナルとして構成部品が少な
く、製造が容易であるから、コストアツプにつ
ながることはない。むしろ、全体を小型化する
ことができるので、安価に製造をすることが可
能となつた。
く、製造が容易であるから、コストアツプにつ
ながることはない。むしろ、全体を小型化する
ことができるので、安価に製造をすることが可
能となつた。
(3) ケース本体に接続本体を収納し、両側から被
覆電線を挿入するだけでよいので使用法が簡単
である。従つて、作業時間を短縮し得る。
覆電線を挿入するだけでよいので使用法が簡単
である。従つて、作業時間を短縮し得る。
以上の利点によつて電流容量が大きく、温度上
昇が少なくて事故発生の危険性がなく、製造が容
易でかつ安価で使用法が簡単な単線接続ターミナ
ルを提供することができるという効果を有する。
昇が少なくて事故発生の危険性がなく、製造が容
易でかつ安価で使用法が簡単な単線接続ターミナ
ルを提供することができるという効果を有する。
第1図は本考案の第1実施例の分解斜視図、第
2図は接続本体の側面を通る断面図、第3図は第
2図における−線断面図、第4図は第2実施
例の分解斜視図、第5図は接続本体の側面を通る
断面図、第6図は第5図における−線断面
図、第7図は第3実施例の中央横断面図、第8図
は第4実施例の分解斜視図である。 図中1はケース本体、1′は蓋体、2は収容空
間、3は隔壁、4は長手方向外壁部、5は被覆電
線挿入孔、6は放熱孔、8は小突起、11は接続
本体、12は空隙部、13は抜け止め体、13a
は帯板状スプリング、13bは回転歯である。
2図は接続本体の側面を通る断面図、第3図は第
2図における−線断面図、第4図は第2実施
例の分解斜視図、第5図は接続本体の側面を通る
断面図、第6図は第5図における−線断面
図、第7図は第3実施例の中央横断面図、第8図
は第4実施例の分解斜視図である。 図中1はケース本体、1′は蓋体、2は収容空
間、3は隔壁、4は長手方向外壁部、5は被覆電
線挿入孔、6は放熱孔、8は小突起、11は接続
本体、12は空隙部、13は抜け止め体、13a
は帯板状スプリング、13bは回転歯である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 被覆電線Kの被覆を剥離した単線の導電線k
を挿入する空隙部12と、該空隙部内に位置し
て導電線kの抜け止め作用を司る抜け止め体1
3とを対角位置に形成した長方体状の良伝導金
属製の接続本体11を複数個並設内装するハウ
ジングにおいて、該ハウジングは合成樹脂材料
で形成されたケース本体1と蓋体1′とからな
り、ケース本体1には複数の接続本体11を収
容する複数の収容空間2が並列的に形成され、
かつ、これら各収容空間2の間に隔壁3が合成
樹脂材料で形成されるとともに、各収容空間2
の長手方向外壁部4には夫々被覆電線K挿入孔
5が形成され、更に、閉蓋姿勢において前記各
隔壁3部位には上下方向に貫通する放熱孔6が
形成され、且つ上記の抜け止め体13が空隙部
12内の被覆電線Kに向かう弾発力を有し奥壁
12bの方向に彎曲した帯板状スプリング13
aと、該被覆電線の挿入孔5に向かう回転弾性
力を付与され外周部分に咬込歯を有した回転歯
13bとで構成されていることを特徴とする単
線接続ターミナルハウジング。 接続本体11が銅製である実用新案登録請求
の範囲第項に記載の単線接続ターミナルハウ
ジング。 接続本体11が真鍮製である実用新案登録請
求の範囲第項に記載の単線接続ターミナルハ
ウジング。 ケース本体1が接続本体11の全体を収容す
る容器状に形成され、蓋体1′が平板状に形成
されている実用新案登録請求の範囲第項に記
載の単線接続ターミナルハウジング。 ケース本体1が接続本体11の上下幅の2分
の1を収容する容器状に形成され、蓋体1′が
ケース本体1と同形同大に形成されている実用
新案登録請求の範囲第項に記載の単線接続タ
ーミナルハウジング。 ケース本体1と隔壁3とが一体的に形成され
ている実用新案登録請求の範囲第項に記載の
単線接続ターミナルハウジング。 ケース本体1と隔壁3とが別体的に形成され
ている実用新案登録請求の範囲第項に記載の
単線接続ターミナルハウジング。 収容空間2が隔壁を介して2つ形成されてい
る実用新案登録請求の範囲第項に記載の単線
接続ターミナルハウジング。 収容空間2が隔壁を介して3つ形成されてい
る実用新案登録請求の範囲第項に記載の単線
接続ターミナルハウジング。 収容空間2が隔壁を介して4つ形成されてい
る実用新案登録請求の範囲第項に記載の単線
接続ターミナルハウジング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987174877U JPH0313974Y2 (ja) | 1987-11-16 | 1987-11-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987174877U JPH0313974Y2 (ja) | 1987-11-16 | 1987-11-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0192757U JPH0192757U (ja) | 1989-06-19 |
JPH0313974Y2 true JPH0313974Y2 (ja) | 1991-03-28 |
Family
ID=31466709
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987174877U Expired JPH0313974Y2 (ja) | 1987-11-16 | 1987-11-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0313974Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6026460U (ja) * | 1983-07-27 | 1985-02-22 | 株式会社リコー | ソ−タの積載紙ずらし機構 |
JPS6276167A (ja) * | 1985-09-30 | 1987-04-08 | 東芝テック株式会社 | 端子台 |
JPS62186476A (ja) * | 1986-02-07 | 1987-08-14 | デユポン ジヤパン リミテツド | コネクタ装置 |
-
1987
- 1987-11-16 JP JP1987174877U patent/JPH0313974Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6026460U (ja) * | 1983-07-27 | 1985-02-22 | 株式会社リコー | ソ−タの積載紙ずらし機構 |
JPS6276167A (ja) * | 1985-09-30 | 1987-04-08 | 東芝テック株式会社 | 端子台 |
JPS62186476A (ja) * | 1986-02-07 | 1987-08-14 | デユポン ジヤパン リミテツド | コネクタ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0192757U (ja) | 1989-06-19 |
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