JPH03139542A - ポリオレフィンの改善された射出成形品及びそれから得られた製品 - Google Patents

ポリオレフィンの改善された射出成形品及びそれから得られた製品

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JPH03139542A
JPH03139542A JP1250804A JP25080489A JPH03139542A JP H03139542 A JPH03139542 A JP H03139542A JP 1250804 A JP1250804 A JP 1250804A JP 25080489 A JP25080489 A JP 25080489A JP H03139542 A JPH03139542 A JP H03139542A
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JP
Japan
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weight
polyolefin
graft copolymer
injection molded
backbone
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Pending
Application number
JP1250804A
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English (en)
Inventor
Casmir S Ilenda
カシミール スタニスラウス イレンダ
Michael Franz Thomas
トーマス マイケル フランツ
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Rohm and Haas Co
Original Assignee
Rohm and Haas Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は広く、ポリオレフィンと混合すると溶融粘度の
増大なしに高い引張弾性率及び高い垂れ下がり抵抗性を
ポリオレフィンに与えることの出来る新規なグラフト共
重合体、及びその製法に関する。本発明はさらに、その
ようなグラフト共重合体のポリオレフィンとの配合物の
改善された射出成形品及びそれから作られた有用な射出
成形製品に関する。
[従来の技術] 無極性ポリオレフィン、特に種々の低密度、高密度及び
線状低密度形のポリプロピレン、ポリエチレン並びに混
合物は、幅広い用途において商業上の主要な製品である
。にもかかわらず、市場が十分に答えていない特別の需
要がある。ポリオレフィンの加工においては、低い剪断
粘度の条件下、例えば熱成形、圧縮成形において、また
はプラスチックが冷却されそして剪断速度が低くなった
後に加工押出し機の産生品を取り扱う場合に、垂れ下が
りに対する抵抗性を改善する手段についての要求がある
。1つの特別の要求は、成形品の熱処理中の形状及びサ
イズの維持についてである。別の要求は、加工中のポリ
オレフィンの流動性に不都合な影響を与えることなく成
形品の剛性を増加せしめることである。
スチレン、メチルメタクリレートなどのビニル重合可能
な単量体をポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−
プロピレン共重合体及びエチレン−プロピレン−ジエン
三元重合体などのポリオレフィン上へグラフト結合する
ことは、そのような主鎖の実用的調製のルートの発見以
来研究されている。気相重合、押出機中での反応及びオ
レフィン主鎖の過酸化による固体ポリマー上へのグラフ
ト結合並びにペンダント二重結合へのグラフト結合が、
試みられた全てのルートである。更に比較的高い分子量
のグラフトを、ゲルを生じることなく、比較的良好なグ
ラフト効率(すなわち、結合していないポリマー分子の
生成が少ない)で可能にするルート及びそのグラフトポ
リマーを効率的かつ低コストの方法で調製・単離する実
用的方法に対する要求がある。
公知文献には、ポリオレフィン基質に対するメチルメタ
クリレートホモポリマー及び共重合体のグラフト化物の
調製法が記載されているが、本明細書に記載した重合方
法の利点、すなわち、新規の高分子量グラフト化物の生
成が迅速かつ効率的であり、しかもゲルは生成せず、生
成物の単離が容易であるということについては認識され
ない。
公知文献は、ある種のグラフト化物をポリオレフィンと
混合し得ることは教えているが、特に高剪断性能に対し
てはほとんどあるいは全く影響を与えないで、低剪断溶
融及び固体状態特性の両方に対して良い影響を及ぼす本
発明の新規グラフトポリマーの予期しない有用性につい
ては認識していない。また、公知文献は、本発明のグラ
フト化物によって与えられる垂れ下がり抵抗性に対する
良い効果についても確認あるいは特定していない。
そしてポリオレフィンから得た成形品の成形条件または
物性において、そのような新規なグラフト共重合体の影
響については確認あるいは特定していない。
[発明の構成] 従って、本発明の目的は、ポリオレフィン基体上にメタ
クリルエステルがグラフト結合した新規グラフトポリマ
ーを作るための改善方法を提供することである。別の目
的は、ポリオレフィンホモポリマーまたはポリオレフィ
ン共重合体基体上に比較的高分子量、たとえば少くとも
20.000の分子量のメタクリレートポリマーの少な
くとも1本の鎖がグラフト結合したグラフト共重合体を
提供することである。更に別の目的は、溶融状態及び冷
却して固体状態のときに、特にはそのように変性された
ポリオレフィンの射出成形に関連して、改善された物理
的性能を示す、該グラフト共重合体とポリオレフィンマ
トリックスとの混合物を提供することである。本発明の
さらなる目的は、そのような配合物を射出成形して有用
な成形品にすることにより工業製品を製造することであ
る。
前述の目的及び利点が、溶液状態の無極性ポリオレフィ
ン幹上に、約20,000より大きい重量平均分子量を
有し、該ポリオレフィンとの重量比が約1:9〜約4:
1であるポリマーの少なくとも1本の鎖をグラフト化す
ることにより達成される。
グラフト共重合体は、少なくとも約80重量%の式CH
=C(CH3’)COOR(Rは置換または無置換のア
ルキルまたはアリール)のメタクリルエステル単量体、
及び全単量体重量に対して20重量%未満の該メタクリ
ルエステルと共重合可能なアクリルまたはスチレン単量
体から誘導される。
これは、一定の低いラジカル濃度、すなわちラジカル「
流束」を溶液温度で発生する開始剤とともにメタクリレ
ート単量体をポリオレフィン溶液に添加することにより
達成される。これらのラジカルによって単量体の重合が
開始され語幹との共有結合が生成される。
得られる共重合体物置(以下、「濃縮物」と略す)は、
該物質が作られる方法の結果として、あるいは該物質が
作られた後にポリオレフィンと混合され得る。そして、
直接あるいはペレット化後望む形に押出することかでき
る。どちらの場合も得られる混合物質は、グラフト化さ
れていない同様のポリマー、すなわち高分子量の鎖また
は共有的に結合した鎖を有しないポリオレフィンと比較
して、溶融粘度が増大することなく比較的高い引張弾性
率及び高い垂れ下がり抵抗性を示す。
本発明はまた、比較的大きな重量平均分子量(MW)の
ポリマー鎖を有する共重合体を作る方法に関する。簡単
に言えば、本発明方法は、不活性炭化水素溶媒中でポリ
オレフィンを溶解または膨潤し、少なくとも約140℃
に加熱してポリオレフィンを溶解することを含む。該溶
液を攪拌しながら、該溶液の温度で一定の低ラジカル流
束(flux)を発生する開始剤とともに単量体を導入
する。該ラジカルは、単量体の重合及びポリオレフィン
幹上での共有結合の生成を開始する。反応混合物は、溶
媒除去により固化することができる。
得られた物質、すなわち濃縮物は、鎖がグラフト結合し
たポリオレフィン、未反応ポリマー、すなわち鎖を有し
ていないポリオレフィン及びグラフト化していないメタ
クリルエステルポリマーから成る。それは、ペレット化
し、別のポリオレフィンと混合して、所望の形に押出す
ることかできる。あるいは、反応混合物を揮発除去押出
機中で直接押出して溶媒及び残留単量体を蒸発させ、そ
の後ポリオレフィンと混合して押出してシート、チュー
ブなどの形状の製品を作ってもよい。
成形品の製造において有用な改善されたグラフト共重合
体に至る発明の合成上の詳細は、われわれが出願中の特
願平1−80258号明細書に記載されている。具体的
な例示はこの中の実施例の項に示されている。
揮発除去工程の前、間または後に、単離されたグラフト
共重合体中に存在するのが望ましい適切な添加物をグラ
フト共重合体溶液/懸濁物中に混合することができる。
そのような添加物がグラフト化反応に影響を及ぼさない
ならば、重合工程の前、間または後に該添加物を加えて
もよい。また、グラフト共重合体をマトリックスポリマ
ーと混合するときにそのような添加物を加えてもよい。
そのような添加物としては、ベンゾトリアゾール、立体
障害アミン、ジアルキルジスルフィドなどのアルキルポ
リスルフィドなどの光または熱安定剤;滑剤または可塑
剤;難燃剤などが挙げられる。好ましくはジ−n−ドデ
シルスルフィドまたはジ−t−ドデシルジスルフィドな
どのジスルフィドをグラフト共重合体とマトリックスポ
リマーとの合計重量に対して約0.001〜0,05重
量%のレベルで添加してグラフト共重合体のアクリル部
分を、マトリックスに添加混合、又は配合及び押出す間
の溶融加工中の熱劣化に対して安定化させるのが好まし
い。次いで、ヒモ状化、冷却、切断、乾燥及び袋詰めあ
るいは他の公知の集取方法によって生成物を単離する。
ポリオレフィンおよびグラフト共重合体の濃縮物は、揮
発除去中にポリオレフィンを添加するかまたは乾燥した
原料物質と押出した物とを混合し、次いで直接、溶融し
た混合物を射出成形して所望の製品を形成するかまたは
混合物を集めてこれを射出成形により所望の物品へと再
加工することにより、混合することができる。
混合物組成を規定する一方法は、全組成(ポリオレフィ
ン+グラフト共重合体)の少なくとも約0.2%が規定
した分子量範囲内の化学的にグラフト化したアクリルポ
リマーまたは共重合体であるべきことである。グラフト
化アクリルポリマーの最大量は約10%であり、コスト
及び混合物のほとんどの特性を最適にするには、グラフ
ト化アクリルポリマーを約5%までとするのが好ましい
所望ならば、濃縮物とポリオレフィンとの混合物は、充
填剤(無機及び有機)、繊維、耐衝撃調整剤、着色剤、
安定剤、難燃剤、及び/または発泡剤によって更に変性
されてもよい。フィラーの使用はポリオレフィンの射出
成形においては極めて普通である。これは荷重支持(l
oad−bearing)の目的のために使用するので
あれば最終物品に剛性を加えるため、そしてコストを下
げるために加える。
典型的なフィラーはウオラストナイト、シリカ、カーボ
ンブラック、クレー、タルク等で、好ましくはタルクで
ある。全配合物の40%までの濃度を好適に用いること
ができる。
ポリプロピレンが本発明のグラフト共重合体で変性され
る場合、射出成形体で、多数の有用な物品の製造に用い
られ得る。予備射出成形体からのボトル等のブロー成形
が、われわれが出願中である特願平箱1−80238号
明細書に開示されている。
本発明は、ポリオレフィンを直接射出成形して、消費者
が使用するために延伸やブロー等のさらなる成形を必要
としない物品にすることに関する。
そのような物品としては、おもちや、景品(ノベルティ
)、自動車内装部品、例えばトリムノブ、ドアラッチお
よびロックハンドル、接続具、シートベルトラッチカバ
ー、灰皿、フユーズボックス等、他の自動車用部品、例
えばバンパー、ホイールウェルズ、ライナー、ボンネッ
トの下で使用される部品、例えばフロントガラス洗浄機
および他の水性液体用タンク、電気接続具等、医療器具
、例えばシリンジおよび止め具、装置部品、例えば洗濯
機のリントフィルターハウジング、洗濯機の回転棒、す
なわち攪拌器、ポンプ部品、送風機のホイール、絶縁体
、ファン保護グリル、スイッチハウジング、ハンドル等
、家庭用品、例えばボール、カップ、コンテナー、コン
テナーのカバー例えばコーヒーカンのふた、フィルム、
テープ、ディスク等の包装用の箱、記録装置用部品、例
えばカセット、フィルムスピンドル等、包装使用品、例
えば自動車用ダンネージ、トレー等、工具取手、電気プ
ラグ、手桶、タブ、くず入れ、洗濯物入れ、びん底カッ
プ、ペイントカン、(例えば炭酸飲料用容器の)栓が挙
げられる。
以下に示す実施例において、ポリマー濃縮物およびポリ
マーブレンドが、下記に要約した標準の方法を用いて試
験された。実施例は本発明を説明することを意図してお
り、限定するものではない。
特に断わらないかぎり、すべてのパーセントは重量パー
セントであり、特に断わらないかぎりすべての試薬は良
質な市販の品質である。
実施例 1 本実施例は、グラフト共重合体を多量に製造することを
示す。いくつかの調製を一緒にした。これら調製の最後
のものを除く総てにおいて、ラジカルは0.00007
0モル/j/分の速度(ラジカル流束)で発生される。
単1体及び開始剤は120分間かけて供給され、反応の
終りにおける理論(100%転化)固形分は50%であ
る。DTBPはジ(t−ブチル)パーオキシドである。
ピッチ付羽根タービン攪拌装置を備える380M反応器
に86.4kgの炭化水素溶剤及び34.5kgのポリ
プロピレンホモポリマ=(mfr=4>を入れた。3サ
イクルで酸素除去(真空にしてガス除去、次に窒素で大
気圧まで加圧)した後に、窒素で103kPaに加圧し
、150℃に2時間かけて加熱した。バッチを150℃
に3時間保持しながら、241kPaの圧力を維持した
。二つの溶液を15分間かけて加えた。
第一の溶液は841gの炭化水素溶剤中の59gのDT
BPOより成る。第二の溶液は0.32kgのエチルア
クリレートと6.14kgのメチルメタクリレートより
成る。次に第一の溶液の添加をより低い速度で続けて、
105分間かけて更に103gのDTBPO及び147
9gの炭化水素溶剤を供給した。
同時に2.26kgのエチルアクリレート及び43.0
kgのメチルメタクリレートの単量体添加を105分間
かけて続けた。反応発熱が温度を約160℃に上げた。
供給が完了してから、5kgの炭化水素溶剤を反応混合
物に供給した。
反応混合物を更に30分間反応容器中に保持した。
次にそれを、やはり150℃で加圧下にある第二の反応
器に移した。移す間に、320gの炭化水素溶剤中の8
0gのジ−t−ドデシルジスルフィド溶液を第二反応器
に加えた。またこの移す間に、4.53kgの炭化水素
溶剤を三度、反応器に供給した。この第二反応器中の物
質を、20.3+IMウェルディングエンジニアズ(w
elding Engineers)二軸押出機に供給
し、そこで揮発除去を行った。
揮発除去の間に、次のバッチを反応器中で調製した。そ
れを押出機供給器に移し、一方で押出しを続けた。この
方式で、いくつかのバッチを「半バッチ」法で、即ち押
出機に連続供給しながら反応器ではバッチ式に作った。
配合物の最後の調製においては、ラジカル流束は0.0
00050であった(42gDTBPO+第一供給物中
の炭化水素溶剤の858g、73gDTBPO+第二供
給物中の炭化水素溶剤の1502g>。
実施例1の出来上りの配合物は、上述のように作られた
13バツチ及び最後の変法の1バツチからのペレットを
配合して作られた。個々のバッチからの総てのサンプル
は、ポリプロピレンでテストした時に、許容される垂れ
下り抵抗性を与えた。
実施例 2 本実施例は、有用なグラフト共重合体添加物を含むポリ
オレフィンの成形配合物を射出成形する1つの方法を示
す。ポリプロピレンの射出成形をニューバリー(New
bury)射出成形機で、AST)lファミリーモール
ドで行った。成形すべき物質を60℃で16時間乾燥し
た。第1のバレルゾーンは204℃に設定し、他の2つ
のバレルゾーンおよびノズルは218℃に設定した。ラ
ム時間は3秒に設定し、射出は15秒のサイクルで、全
工程は45秒であった。
射出圧力は2100KPaであり、背圧は690KPa
であった。スクリュー速度は100 rpmであった。
成形定盤(mold platen)はいずれも60℃
に設定した。
実施例 3〜19 これらの実施例は、様々な組成及びメルトフロー速度の
ポリプロピレンの射出成型を教示する。
このポリプロピレンは本発明のグラフトコポリマーを含
む。これら2つの実施例においては、充填120%で板
状タルクも存在する。
ポリプロピレンは、往復スクリュー射出成型器例えば西
独ロスバーブ(LO3Sburc) )のアーバーグマ
シエンファブリック(Arburg Haschien
 Fabrik社のモデル221 −51−250を用
いて、有用な物品に射出成型できる。テストサンプルの
調製において、押出機は、様々なテストピースを形成す
るASTM金型を備えている。成型のために選ばれた該
条件は、様々なマトリックス及び変性マトリックスポリ
マー全体に亘り変更しなかったが、成型においては何の
困難もみられなかった。第1表は成型された配合物を記
載し、第2表は成形条件を教示している。第3表は弾性
率の値を示し、第4表はグイナタップ(oynatup
)耐衝撃性のデータを示し第5表は変性ポリマー及び対
照の熱変形温度の値を示す。
以下の射出成型ポリマー及び配合物の表において、全て
のサンプルは1又は5重量%の実施例1のグラフトコポ
リマーを含む。ポリプロピレンマトリックス樹脂は以下
の実施例に記載されている。
HPはホモポリマーであり、CPはコポリマーであり、
数はmfr値である。全材料は溶融物として予備配合さ
れた。ただし、粉末からの乾式配合物は直接成形した。
(C)は未変性対照であり、(CT)はタルクを含むが
グラフトコポリマーを含まない対照である。
すべてのテスト法はASTM標準法であった。
曲げ弾性率及び応力はASTM標準法−D 790、荷
重下での熱変形温度はASTM標準法−D648ダイナ
タップ耐衝撃性はASTM標準法−D 3763に従っ
て夫々測定した。
第1表は未変性かつ予備コンパウンドした配合物のメル
トフロー速度(mfr)をも含む。多くの場合、mfr
は、本発明のグラフトコポリマーの存在下で変化しない
か、あるいはわずかに減少する。
従って、これらの中間的な剪断条件下での溶融粘度が大
きく増大することはない。このmfrはASTM標準法
D −1238、条件L (230℃; 298.2k
Pa)の下で測定し、その単位は押出量(g)/10分
である。
第2表 供給原料:  216/216  坪  量:  21
6/216圧 縮: 216/216  ノズル: 2
16/216金型温度(℃) 固定部: 49/49 サイクル時間く秒) 射  出;14 硬  化:14 金型閉:1.2 機械読みニ スクリュー速度(rpm) : 400背圧(kPa)
 : 172 射出(第1段Pa )  (kPa) : 861金型
開放:0.5 全サイクル:0.5 可動部: 49749 た配合物の衝撃強さの増加を示している。
第3表からの曲げ弾性率のデータはグラフトコボリマー
ノ剛化作用(stiHening elect)を示し
ている。結果はメガパスカル(mpa)で示されている
第3表 実施例  曲げ弾性率(mPa)  応力(最大: m
Pa)3 (C)     1170.6      
43.84      1744.4      47
.55      17133.1      46.
96(CT)     2768.0      52
.07      2867、0      54.5
第4表ではテストした配合物及び対照に対する種々の温
度でのダイナタップ耐衝撃性のデータ(ジュール)を総
めな。このデータは、一般に予備配合した材料に関する
わずかに改善された耐衝撃性、グラフトコポリマーとマ
トリックスポリマーとの乾式配合物の成型の際の衝撃強
さの低下、及び該グラフトコポリマーをも含タルクで改
質し第4表 3  (C)   4.9±2.7  4.4±1.5
3.8±0.34    5.7±3.4  4.6±
0.8  2.7±1,55    3.4±1.1 
 2.0±0.5  1.9±1.06  (CT) 
 3.0±0.5  3.4±0.8  4.2±1.
67    1.9±0.5  4.1±2.3  4
.8±1,88  (C)  40.0+0.5 9    43.9±0.4 10    14.0±6.4 1  (C)  37.9±1.8 2    43.1±10.3 3    32.4±9.5 4  (C)  36.7±0.4 5    36.3±1.1 6    37.1±0.7 17“(C)  13.3±10.7  −−−−  
3.3±0.818     4.9±0.7   −
−−−   3.0±1.419     7.6±3
.7   −−−−   3.3±0.8*室温での大
きな標準偏差があると思われる。
2.6±0.41 3.4±1.09 1.5±0.41 5.0±2.5 5.0±2.5 2.7±0.2 3.0±0.8 3.5±1.1 第5表は一連のものに対する熱変形及び硬度値を示す。
−貫していないが、変性ポリマーはわずかに高い熱変形
温度及び硬度を示すと思われる。
実施例 20〜21 本実施例は、実施例1の添加物の5%を用いた場合と用
いない場合の押出しシート樹脂のために設計された、メ
ルトインデックス2.7の市販のポリプロピレン(pp
)ホモポリマー樹脂を射出成形したサンプルの特性を示
した。この組み合わせでは、いくらか良好な流動性が達
成され、垂れ下がり抵抗性は向上したが、他の特性は本
質的に変化しなかった。これと以下の2つのサンプルで
は、配合物およびコントロールはASTMテストプラー
クに成形した。
これらはボーイ(bob)射出成形機で、50メートル
 トンの圧力で、62.4gの射出能力を用いて成形し
た。成形はテストピースの全シリーズを製造する標準A
37M成形であった。成形は、サイクル時間45.5秒
、可塑化スクリュー速度250 rpm、射出スクリュ
ー速度150 rpmおよび溶融温度的232〜246
℃テ行ツタ。成形圧力4117.5 Kg/cm”およ
び保持圧力は14にg/cm 2であった。
策−旦一退 グロス (60度での読み)79.2 bυ、υ 実施例 22〜25 本実施例は、種々の濃度のグラフト共重合体を含むそし
て含まない、核剤を含んだ、メルトインデックスが2.
0のポリプロピレンの市販のホモポリマーを射出成形し
たサンプルの特性を示した。
ここで、十分な加工が、垂れ下がり抵抗性における期待
された改善および衝撃強度の若干の増加を伴うことがみ
られた。実施例1のグラフト共重合体の濃度1.2.5
及び5%が用いられ、成形は実施例20と同様に行った
実施例 26〜27 本実施例はタル740%を含む、呼称(nominal
)メルトインデックス1.5の射出成形したポリプロピ
レンの特性を示した;変性していない全部ポリプロピレ
ンのものとポリプロピレンへのメチルメタクリレートの
グラフト共重合体を6%含む配合物との比較を示した。
硬い、より高い軟化性の組み合わせが得られたが、耐衝
撃性においていくらかの減少がみられた。メルトフロー
速度は影響されなかったが、垂れ下がり抵抗性は改善さ
れた。
グラフト共重合体は実施例1のものであり、成形は実施
例20と同様に行った。
策−旦一人 一物一一上一 メルトフロー速度 (a/10分) 降伏点伸度(%) ノツチ付アイゾツト 衝撃強度(Kg−cm/cm) 23℃ グイナタップ 衝撃強度(にg−cm) 23°C 5°C 溶融強度、 垂れ下がりの傾き 実施例26 0%グラフト 1.7 11.6 52.9 22.6 (>、016 実施例27 虹郊グユl上 1.8 6.8 13.8 27.8 14.7 0、00

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)配合物全重量の少なくとも約60%のポリオ
    レフィンマトリックス及び (b)ポリオレフィン幹及び該幹に共有結合しているメ
    タクリレート鎖ポリマーを有するグラフト共重合体であ
    って、上記メタクリレート鎖ポリマーが、少なくとも約
    80重量%の式 CH_2=C(CH_3)COOR (ここでRはアルキル、アリール、置換アルキル、置換
    アリール、アルカリール又は置換アルカリールである)
    のメタクリルエステル単量体及び約20重量%未満の該
    メタクリルエステルと共重合しうるアクリル系又はスチ
    レン系単量体から導かれたものであり、上記メタクリレ
    ート鎖ポリマーは約20,000より大きい重量平均分
    子量を有し、かつ上記幹に対し約1:9〜約4:1の重
    量比で存在するところのグラフト共重合体を配合物全重
    量に対して約0.2〜約5重量%、の配合物を含むこと
    を特徴とする射出成形品。 2、ポリオレフィンマトリックスがポリプロピレンであ
    り、ポリオレフィン幹がポリプロピレンであり、かつR
    がメチルである請求項1記載の射出成形品。 3、配合物がさらに、1以上の有機または無機フィラー
    を約40重量%まで含む請求項1記載の射出成形品。 4、無機フィラーがタルクである請求項3記載の射出成
    形品。 5、(a)i)配合物全重量の少なくとも約60重量%
    のポリオレフィンマトリックス及び ii)ポリオレフィン幹及び該幹に共有結合しているメ
    タクリレート鎖ポリマーを有するグラフト共重合体であ
    って、上記メタクリレート鎖ポリマーが少なくとも約8
    0重量%の、式CH_2=C(CH_3)COOR (ここでRはアルキル、アリール、置換アルキル、置換
    アリール、アルカリール又は置換アルカリールである)
    のメタクリルエステル単量体及び約20重量%未満の該
    メタクリルエステルと共重合しうるアクリル系又はスチ
    レン系単量体から導かれたものであり、上記メタクリレ
    ート鎖ポリマーは約20,000より大きい重量平均分
    子量を有し、かつ上記幹に対し約1:9〜約4:1の重
    量比で存在するところのグラフト共重合体を配合物全重
    量に対して約0.2〜約5重量% の混合物を溶融加工により混合すること; (b)上記溶融加工した混合物を、該混合物を溶融する
    ための手段、該溶融した混合物を射出成形するための手
    段及び金型を備えた射出成形装置に送ること; (c)上記混合物を溶融すること; (d)上記溶融混合物を射出成形すること;および (e)上記成形した混合物を冷却し、そして上記金型か
    ら取り出して射出成形製品を形成すること を含む射出成形製品の製造方法。 6、マトリックスポリオレフィンがポリプロピレンであ
    り、ポリオレフィン幹がポリプロピレンであり、かつR
    がメチルである請求項5記載の方法。 7、配合物がさらに、1以上の有機または無機フィラー
    を約40重量%まで含む請求項5記載の方法。 8、無機フィラーがタルクである請求項7記載の方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002544027A (ja) * 1998-04-14 2002-12-24 オーデ マイケル ヤコブス イアン 射出成形法
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