JPH031392A - 磁気記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、磁気ディスク装置に関する。

［発明の概要コ 本発明は、磁気ディスク装置において、磁気ディスクを
回転させるスピンドルモータのベースフレームへの取付
ネジを、磁気ヘッドの近（に配置することにより、磁気
ヘッドに対するブースフレームとスピンドルモータの電
磁シールド効果を高め、その結果として磁気ディスク装
置のデータの読み取りエラーの発生頻度を低くシ、磁気
ディスク装置の信頼性向上を実現したものである。

［従来の技術］ 磁気ディスク装置においては、従来より、第３図に示す
ようなスピンドルモータを用いて磁気ディスクを回転さ
せ、磁気ディスクの半径方向に移動可能な磁気ヘッドを
用いて磁気ディスク上にデータを記録及びデータの再生
を行なう。スピンドルモータは、通常３本のネジにより
ベースフレームに取り付けられる。スピンドルモータ取
付面とベースフレームの取付面の密着性は、当然ネジの
近くがもっとも良（、ネジとネジの間の部分は、スピン
ドルモータとベースフレームの接触状態は不定である。

加工面精度によっては、全（接触しない場合も有り得る
。この場合磁気ディスク装置として次のような問題が発
生する。すなわちベースフレームとスピンドルモータに
すき間が生ずると、磁気ヘッドに外部電磁界ノイズが誘
導されやす（なる。別な表現をすると、ベースフレーム
とスピンドルモータで構成される金属部材の、磁気ヘッ
ドに対する外部電磁界シールド効果が、スピンドルモー
タとベースフレームの取付面の密着性によって太き（変
化すると言うことである。こ′の点に関して従来におい
ては、もっばら取付面の面加工精度を上げて、取付面の
密着性を良くしようとしていた。

［発明が解決しようとする課題］ しかし前述の従来技術では、加工精度を上げるため、加
工費用が高くなると言う欠点を有している。そこで本発
明はこのような問題点を解決するもので、その目的とす
るところは、コストのかからない方法で、磁気ディスク
装置におけるベースフレームとスピンドルモータの磁気
シールド効果を確実に確保する手段を提供するところに
ある。

［課頴を解決するための手段］ 本発明の磁気ディスク装置は、スピンドルモータの回転
中心を中心とし、回転中心と磁気ヘッドを結ぶ半径方向
の基準線、を基準として測定する、スピンドルモータ取
付ネジの角度が、３０度から一３０度の範囲に配置され
ていることを特徴とする。

［作用］ 本発明の上記の構成によれば、磁気ヘッドの近（でネジ
によりベースフレームとスピンドルモータが固定される
ため、ベースフレームとスピンドルモータの取付面の密
着性が高（なり、取付面における接触電気抵抗は、極小
の状態で保持される一方一般的に金属部材を用いた電磁
界のシールド効果について、金属部材のスリット状の穴
部がよりシールド効果を弱めることは既知の事実である
。特にアルミニウム等の導電部材を用した磁気シールド
においては、高周波磁界により導電部材に発生する渦電
流によって逆方向磁界を発生させることによるシールド
効果であるため、スリット状の穴部やすきまはその部分
におけるシールド効果を著しく弱める。

したがって本発明の構成により、スピンドルモータのベ
ースフレームに対する取付ネジによってモータの固定と
、磁気ヘッドのシールドが同時に実現される。

［実施例コ 以下本発明の詳細な説明する。第１図は、本発明の実施
例を示す図である。第１図は、３，５インチサイズの磁
気ディスク装置において、ベースフレーム４にスピンド
ルモータ２を取り付はネジ１により取シ付け、さらに磁
気ヘッド５を取シ付けた状態を上部より見た図である。

磁気ディスクについては、取シ付前であり、磁気ディス
クの位置のみ点線で示しである。本発明により、スピン
ドルモータ取シ付ネジ１は、スピンドルモータ回転中心
７と、磁気ヘッド３を結ぶ線５上に配置されている。第
１図では線５上であるけれど回転中心７を中心として、
この線５を基準として３０度から一３０度の範囲（第１
図６で示す線の範囲）に取シ付はネジが配置されていれ
ば良い。第２図は、第１図線５にそった断面図である見
やすくするため磁気ディスクは取シ付けた状態又磁気ヘ
ッドは取シはずした状態で図示しである。

以上のように、スピンドルモータ取シ付はネジが磁気ヘ
ッドの近くに配置されることにより、スピンドルモータ
とベースフレームの接触電気抵抗が磁気ヘッドの近くで
もっとも小さくなり、したがって磁気ヘッドに対するス
ピンドルモータとべ−スフレームの電磁ノイズに対する
シールド効果は最大となる。

［発明の効果コ 以上述べたように本発明によれば、スピンドルモータ取
付ネジの配置の工夫により、コストアップもなく、スピ
ンドルモータとベースフレームの磁気ヘッドに対して外
部より飛来する電磁ノイズに対するシールド効果を最大
にすることができるこれにより、磁気ディスク装置の信
頼性の向上に太き（寄与する。

５・・・・・・・・・スピンドルモータ回転中心と磁気
ヘッドを結ぶ基準臓 ６・・・・・・・・・基準線に対して６０度〜−３０度
の範囲を示す線 出願人　セイフーエブソン株式会社 代理人　弁理士　鈴木喜三部（他１名）

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の実施例を示す磁気ディスク装置の平
面図。 第２図は、第１図の線５にそう断面図。 １・・・・・・・・・スピンドルモータ取シ付はネジ２
・・・・・・・・・スピンドルモータ３・テ・・・・・
・・・・磁気ヘッド ４・・・・・・・・・ベースフレーム

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 少なくとも一つの磁気ヘッドと、少なくとも一枚の磁気
   ディスクを回転させるスピンドルモータと、前記スピン
   ドルモータを含めた機械部材を固定するためのベースフ
   レームと、前記スピンドルモータと前記ベースフレーム
   を接続固定するための複数のスピンドルモータ固定ネジ
   とを有する磁気記録装置において、前記スピンドルモー
   タの回転中心を中心とし、前記回転中心と前記磁気ヘッ
   ドを結ぶ半径方向の基準線を基準として測定する、前記
   スピンドルモータ取付ネジの、少なくとも１つの角度が
   、、＋３０度から−３０度の範囲内にあることを特徴と
   する磁気記録装置。