JPH03138917A - 単巻変圧器 - Google Patents

単巻変圧器

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Publication number
JPH03138917A
JPH03138917A JP1274830A JP27483089A JPH03138917A JP H03138917 A JPH03138917 A JP H03138917A JP 1274830 A JP1274830 A JP 1274830A JP 27483089 A JP27483089 A JP 27483089A JP H03138917 A JPH03138917 A JP H03138917A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
shunt
series
windings
wound
Prior art date
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Pending
Application number
JP1274830A
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English (en)
Inventor
Tsuneji Teranishi
常治 寺西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH03138917A publication Critical patent/JPH03138917A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、巻線構造に改良を施した単巻変圧器に関する
ものである。
(従来の技術) 従来の円板巻線を用いた単巻変圧器の巻線構成を第3図
に示した。即ち、鉄心1の回りに内側から三次巻線2、
分路巻線3、直列巻線4が巻装され、直列巻線4の中央
部から高圧線路端子Uが引出され、直列巻線4は中央か
ら上下に並列に導体が巻かれ、上下端子は一括して分路
巻線3の上端から引出された端子と接続されて中圧線路
端子Uに接続されている。また、分路巻線3の下部端子
は中性点端子Nに接続されている。
(発明が解決しようとする課題) この様な巻線配置においては、巻線間に加わる電圧は次
の様になる。即ち、直列巻線4の中央部が高圧線路端の
電位をもち、これに対向する分路巻線3の中央部が中圧
線路端の1/2の電位をもつので、仮に直列巻線4と分
路巻線3の巻線比が1=1の単巻変圧器の場合、直列巻
線4と分路巻線3の巻線間中央部(図中A部)には高圧
線路端電圧の3/4の電圧が加わる。さらに、分路巻線
3と三次巻線2との間には、分路巻線3の上端(図中B
部)が中圧線路端の電位をもつので、はぼこの中圧線路
端電圧がそのまま加わる。即ち、各巻線間にはいずれも
高電圧が加わるので、巻線間絶縁を確保するため巻線間
寸法を電圧に応じて広げる必要がある。従って、鉄心窓
面積に対して巻線導体の全断面積の占める割合は小さく
なり、鉄心寸法が増大し、鉄心重量の増加、ひいては変
圧器本体の重量増加、サイズの増大を招く結果となって
いた。
上記の様に、円板巻線で単巻変圧器を構成すると、巻線
間寸法が大きくなり、変圧器本体の重量、サイズの増加
をもたらすといった欠点があった。
本発明は、以上の欠点を解消するために提案されたもの
で、その目的は、巻線間の寸法を縮小し、軽量化を可能
とした、コンパクトな単巻変圧器を提供することにある
[発明の構成] (yA題を解決するための手段) 本発明の単巻変圧器は、分路巻線と直列巻線とを金属シ
ートと絶縁シートを交互に重ねて巻回した箔巻巻線で構
成したことを特徴とするものである。
(作用) 本発明の単巻変圧器によれば、分路巻線と直列巻線の巻
線間型圧が零となるため、巻線間の絶縁寸法を最小に抑
えることができる。また、その結果、鉄心を縮小できる
ので、変圧器の軽量化及びコンパクト化が可能となる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図及び第2図に基づいて
具体的に説明する。なお、第3図に示した従来型と同一
の部材には同一の符号を付して、説明は省略する。
本実施例においては、第1図に示した様に、分路巻線1
0及び直列巻線11が、巻線導体となる金属シート12
(例えばアルミニウムシートなど)と導体のターン間絶
縁を保つための絶縁シート13(例えば、ポリエステル
フィルムなど)を交互に重ねて巻回して構成されている
。また、絶縁シート13の幅は金属シート12の幅より
広く構成され、金属シートの上下端部より一定寸法だけ
張り出すように巻回されている。さらに、分路巻線10
の巻き終わりに中圧線路端の口出し導体14が接続され
、引き続いて直列巻線11が巻回されている。また、第
2図に示した様に、分路巻線10と直列巻線11の巻線
間には、中圧線路端の口出し導体14の厚さと等しい厚
さを有する絶縁物の詰め物15が挿入され、直列巻線1
1の巻き始めの円形形状を保持できるように構成されて
いる。
さらに、金属シート12と絶縁シート13からなる箔巻
巻線の端部には、導体端部の電界集中を緩和するための
静電シールドが配設されている。即ち、直列巻線11の
外周側の上下端部には、高圧線路端の電位を与えられた
シールド16が配設され、分路巻線10の内周側の上下
端部には、中性点電位を与えられたシールド17が配設
され、さらに、分路巻線10と直列巻線11の間には、
前記口出し導体14と等しい厚さを有し、中圧線路端の
電位を与えられたシールド18が配設されている。なお
、中性点端子は分路巻線10の巻き始めに設けられた口
出し導体19によって、また、高圧線路端子は直列巻線
11の巻き終わりに設けられた口出し導体20によって
引き出されている。
この様な構成を有する本実施例の単巻変圧器においては
、分路巻線10と直列巻線11とが箔巻巻線で構成され
、両巻線が絶縁物から成る詰め物15を介して巻回され
ているため、両巻線が一体化され、また、両巻線間には
巻線全面にわたって導体の1タ一ン分の電圧しか加わら
ず、巻線間の寸法は口出し導体14を引き出すために必
要な最小の寸法で良い。さらに、分路巻線10と三次巻
線2の巻線間寸法は、分路巻°線10の巻き始めが中性
点であるため、三次巻線2に対して必要な絶縁寸法で良
く、従来の中圧線路端電圧に対して必要であった絶縁寸
法に比べて大幅に縮小することができる。この様に、分
路巻線10と直列巻線11の間及び三次巻線2と分路巻
線10の間の巻線間寸法が縮小される結果、鉄心窓面積
が縮小し、鉄心重量が減少すると共に、変圧器中身全体
がコンパクトになり、変圧器本体の軽量化が可能となる
また、中圧線路端子に接続される口出し導体14が一本
で済み、従来の様な巻線外部での口出し導体の接続、接
続部分までの這い回しか不要になり、構造の簡略化と接
続作業の簡素化が可能となる。分路巻線10と直列巻線
11の巻線間寸法が縮小されたことにより、巻線間のも
れインダクタンスが減少する。従って、従来と同一の断
面積を有する鉄心を使用した場合、変圧器のインピーダ
ンス電圧が小さくなるのでインピーダンス電圧を仕様に
合わせるために、鉄心サイズを小さくして導体の巻回数
を増やしている。一般に、変圧器の中身重量は、巻線に
比べて鉄心の割合が圧倒的に大きいので、巻線の巻回数
を増加することによる導体重量増加よりも、鉄心サイズ
の低減による鉄心重量の減少の方が大きく、変圧器中身
重量を大幅に減少することができる。
また、一般に、三次巻線の容量は一次、二次巻線の容量
の1/3程度と小さいので、導体断面積も小さ(、短絡
機械力に対しては三次巻線が最も厳しくなる。しかし、
本発明の構成によれば、分路巻線と直列巻線間のインピ
ーダンスに比べ、これら両巻線と三次巻線との間のイン
ピーダンスが大きくなるので、三次巻線に対する短絡機
械力が従来の構造よりも楽になる。さらに、分路巻線と
直列巻線とを一体に巻回することができるため、巻回工
数を低減することができ、巻線全体の機械的強度も向上
する。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
く、三次巻線も箔巻巻線で構成しても良い。この場合も
上記と同様の効果が得られる。また、分路巻線の巻き終
わりの口出し導体と、直列巻線の巻き始めの口出し導体
を別々に取付け、巻線外部で両者を接続しても良い。さ
らに、分路巻線と直列巻線を一体に巻回すると全重量が
重くなる場合には、両者を分割して巻き、後で一体に組
立てても良い。また、三次巻線を備えていない単巻変圧
器にも適用できることはいうまでもない。
[発明の効果コ 以上述べた様に、本発明によれば、単巻変圧器を構成す
る分路巻線と直列巻線とを金属シートと絶縁シートを交
互に重ねて巻回した箔巻巻線で構成するという簡単な手
段によって、巻線間の寸法を縮小し、軽量化を可能とし
た、コンパクトな単巻変圧器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の単巻変圧器の一実施例を示す断面図、
第2図は本発明の単巻変圧器の分路巻線及び直列巻線部
分の水平断面図、第3図は従来の単巻変圧器の一例を示
す断面図である。 1・・・鉄心、2・・・三次巻線、3・・・分路巻線、
4・・・直列巻線、10・・・分路巻線、11・・・直
列巻線、12・・・金属シート、13・・・絶縁シート
、14・・・口出し導体、15・・・絶縁物の詰め物、
16. 17゜18・・・シールド、19.20・・・
口出し導体。 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  分路巻線と直列巻線とを金属シートと絶縁シートを交
    互に重ねて巻回した箔巻巻線で構成したことを特徴とす
    る単巻変圧器。
JP1274830A 1989-10-24 1989-10-24 単巻変圧器 Pending JPH03138917A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1274830A JPH03138917A (ja) 1989-10-24 1989-10-24 単巻変圧器

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JP1274830A JPH03138917A (ja) 1989-10-24 1989-10-24 単巻変圧器

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Publication Number Publication Date
JPH03138917A true JPH03138917A (ja) 1991-06-13

Family

ID=17547169

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JP1274830A Pending JPH03138917A (ja) 1989-10-24 1989-10-24 単巻変圧器

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