JPH0313811B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0313811B2
JPH0313811B2 JP58203231A JP20323183A JPH0313811B2 JP H0313811 B2 JPH0313811 B2 JP H0313811B2 JP 58203231 A JP58203231 A JP 58203231A JP 20323183 A JP20323183 A JP 20323183A JP H0313811 B2 JPH0313811 B2 JP H0313811B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ground fault
light
level
receiving lens
laser beam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58203231A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6096128A (ja
Inventor
Takashi Maruyama
Shotaro Yoshida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Hitachi Cable Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Hitachi Cable Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd, Hitachi Cable Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP58203231A priority Critical patent/JPS6096128A/ja
Publication of JPS6096128A publication Critical patent/JPS6096128A/ja
Publication of JPH0313811B2 publication Critical patent/JPH0313811B2/ja
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  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)
  • Protection Of Static Devices (AREA)
  • Locating Faults (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、特に洞道内に布設した電力ケーブ
ルの地絡検出方法に関するものである。
地絡事故の早期発見の一方法として、従来最高
指示電流計型などの検出装置をケーブル線路の適
当区間ごとに配置し、事故等の地絡電流によつて
区間検出を行ない、その情報を変電所などに伝送
するものが知られている。
この発明は上記の電気式のものとは違つて、光
を利用して地絡の発生と、その発生区間を検出す
るようにしたものである。
ケーブルに地絡事故が発生すると、アークの光
が発生し、次いで絶縁物や外被などの燃焼による
煙が発生する。したがつて常時ケーブルに沿つて
一定強度の光を照射しておくと、地絡事故が発生
したとき、その光の強度が変化する。この発明は
上記の現象を利用するものである。
この発明の特徴は、「第1図」のように (1) レーザ光17を常時ケーブル10に沿つて照
射しておくこと、 (2) そのレーザ光17を受光レンズ18によつて
とらえて集束し、その光を光フアイバ20によ
つて地絡監視点22まで伝送し、そこで電気信
号に変換すること、 (3) そしてその電気信号のレベルが、所定のレベ
ルの外に出たとき、警報を出すこと、 にある。
実施例 「第1、第2図」において、10はケーブル
で、たとえば洞道12のたな14上に布設してあ
る。
16はレーザ発振器、17はレーザ光を示す。
18は受光レンズで、レーザ光17をとらえ、か
つそれを集束して光フアイバ20内に送り込むも
のである。
光フアイバ20には光をできるだけ多くかつ遠
くまで送ることができるようなものを使う。
22は地絡監視点で、これはたとえば変電所内
などに設けられる。
なお、レーザ発振器16と受光レンズ18との
ペアは、ケーブル10に沿つて適当な長さごと
(たとえば50mごと)に設け、各受光レンズ18
からそれぞれ光フアイバ20によつて地絡監視点
22まで光を送る。
地絡監視点22において、フオトセンサ24に
よつて光を電気信号に変換する。
その電気信号を地絡検出装置26に送り、後記
のように地絡事故のとき警報回路28を動作させ
る。
なお検出地点は多数あるが、公知の集中監視方
式を使うことによつて地絡検出装置26と警報回
路28は一つですむ。
作 用 (1) 正常時 常時、レーザ発振器16からレーザ光17を
受光レンズ18に向けて発射しておく、受光レ
ンズ18で集めた光を光フアイバ20で地絡監
視点22まで送る。光フアイバ20は損失が非
常に少ないから、たいへん長いケーブル線路の
場合でも、地絡監視点22まで光を送ることが
きる。
上記のように地絡監視点22において光をフ
オトセンサ24によつて電気信号に変換し、地
絡検出装置26に送り込む。
地絡検出装置26の入力レベルは、「第3図」
のAのように一定である(受光レンズ18に入
射する光はレーザ光17だけであるから)。
(2) 地絡事故が発生したとき 上記のように初めアークの光が発生する。そ
の光がレーザ光17に加わつて受光レンズ18
に入射するから、地絡検出装置26の入力レベ
ルは「第3図」のBのように上昇する。
その後、今度は煙によつてレーザ光17が遮
断されたり拡散されたりするから、地絡検出装
置26の入力は減少して、「第3図」のCに示
すようになる。
そこで「第3図」のBのような上昇と、Cの
ような下降とが連続して起きる状態を検出する
ことによつて地絡を検出することができる。
ただし、光フアイバ20の長さは検出区間に
よつて違うし、また受光レンズ18やフオトセ
ンサ24の性能のバラツキ、空間の状態の変動
などにより、「第3図」のAのレベルはある幅
をもつて変動する。
そこで、この変動することを考慮に入れた正
常時のレベルの上方に、所定レベルのしきい値
Dを定め、また下方にも、所定レベルのしきい
値Eを定めておく。
フオトセンサ24の出力電気信号レベルが変
動して、地絡検出装置26に、 上昇して前記上方のしきい値レベルD以上
になり、 かつその直後に、下降に転じて、 下方のしきい値レベルE以下に下がる、 という、「AND」の入力があつたとき、警
報回路28を動作させるようにする。
上記のDレベル以上の入力は、たとえばカ
メラのフラツシユなどによつても発生するが、
それだけでは、警報は出ない。
また、上記のEレベル以下の入力は、たと
えば人がレーザ光を遮ることなどによつても発
生するが、それだけでも、警報は出ない。
したがつて、誤動作がなく、洞道内に発生し
た、光と煙を伴う地絡事故だけを、発生と同時
に検出する。
また、その区間も知ることができる。
別の実施例 「第4図」は1つのレーザ発振器16によつて
複数区間(この場合は3区間)の検出ができるよ
うにしたものである。
すなわちこの場合は2個のハーフミラー30,
32と通常のミラー34とを使用する。
ただしこの場合は、レーザ受振器16の出射光
の1/2が受光レンズ183に入り、1/4が受光レン
ズ182と181に入るようになる。したがつて
フオトセンサ243の出力とフオトセンサ24
1,242の出力とは違つてくるから、適当に補
正してやる必要がある。
発明の効果 (1) 電気信号の、正常時のレベルの上方と下方と
に、それぞれ所定レベルのしきい値を定めてお
き、前記電気信号のレベルが、上昇して前記上
方のしきい値レベル以上になり、かつその直後
に、下降に転じて、前記下方のしきい値レベル
以下に下がつたとき、警報を出すようにしたの
で、 上記のように、電気信号が、カメラのフラツ
シユなどにより上方しきい値レベル以上になつ
ただけでは動作しないし、また人がレーザ光を
遮ることなどにより、下方しきい値レベル以下
になつただけでは動作せず、洞道内に発生し
た、光と煙を伴う地絡事故だけを、誤動作な
く、正確に、かつ高い信頼性をもつて検出でき
る。
(2) レーザ光を用いるため、レーザ発振器16と
受光レンズ18との間隔が長くとれて経済的で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図と第4図は本発明の異なる実施例の説面
図、第2図はレーザ発振器16の取り付け位置の
説明図、第3図は地絡検出装置26の入力レベル
と地絡事故との関係を示す説明図。 10:ケーブル、16:レーザ発振器、18:
受光レンズ、20:光フアイバ、22:地絡監視
点、26:地絡検出装置、28:警報回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 洞道内に布設したケーブルに沿つて、常時、
    レーザ光を照射しておき、それを受光レンズによ
    つてとらえて集束し、その光を光フアイバによつ
    て地絡監視点まで伝送して電気信号に変換すると
    ともに;前記電気信号の、正常時のレベルの上方
    と下方とに、それぞれ所定レベルのしきい値を定
    めておき、前記電気信号のレベルが、上昇して前
    記上方のしきい値レベル以上になり、かつその直
    後に下降に転じて、前記下方のしきい値レベル以
    下まで下がつたとき、警報を出すようにしたこと
    を特徴とする、電力ケーブルの地絡検出方法。
JP58203231A 1983-10-29 1983-10-29 電力ケ−ブルの地絡検出方法 Granted JPS6096128A (ja)

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JP58203231A JPS6096128A (ja) 1983-10-29 1983-10-29 電力ケ−ブルの地絡検出方法

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JPS6096128A JPS6096128A (ja) 1985-05-29
JPH0313811B2 true JPH0313811B2 (ja) 1991-02-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62293169A (ja) * 1986-06-12 1987-12-19 Nippon Fuenoole Kk ケ−ブル異常温度検知装置
JP4778281B2 (ja) * 2005-09-09 2011-09-21 株式会社クボタ コンバインの表示装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5678308A (en) * 1979-11-29 1981-06-27 Mitsubishi Electric Corp Trouble prenotice device for gas insulated electric equipment

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JPS6096128A (ja) 1985-05-29

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