JPH03137690A - 表示ガードフィルタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、小型化・携帯化が進んでいる電子機器の表示
データをその付近にいる人に見えないようにした表示ガ
ードフィルタに関する。

〔従来の技術〕

従来、この種の電子機器の表示データは、この電子機器
の付近にいる人も容易に見ることができ、その表示デー
タの情報の保護に関する技術は全くなかった。特に電子
機器の表示部は、より広い視野角を確保するよう設計さ
れているため、情報の流出防止という点は考えられてい
なかった。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の電子機器の表示部は、視野角を広げる方
向で技術が進歩してきたなめ、逆にその電子機器の付近
にいる人がその表示データを容易に見られる事になり、
情報流出防止の点においては欠点となっていた。

本発明の目的は、電子機器の付近にいる人間へ表示デー
タを見えなくさせ、電子機器を操作している人間だけに
表示データが見える様にした表示ガードフィルタを提供
することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本鼾の構成は、機密を保持したい表示データを表示する
電子機器の表示部に前面から装着される表示ガードフィ
ルタにおいて、通常の透明素材からなる所定厚さのフィ
ルタ内に、複数の不透明なスリット板を所定間隔でそれ
ぞれ平行に挿入することにより、前記電子機器の表示部
を見る人の視野角を狭くした事を特徴とする。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図（ａ）、（ｂ）は本発明の一実施例の構造を示す
斜視図およびその断面図である。透明板１は通常の透明
素材でできた板（またはシート）であり、この板肉に不
透明スリット板２を複数枚平行に挿入した構造となって
いる。このフィルタを用いると、第１図（ｂ）に示すよ
うに表示角Ａ以内に位置する人は、表示パネル３の表示
内容を見る事は可能であるが、死角Ｂ及び死角Ｃの方向
にいる人には、表示パネル３の表示内容が全く見えない
、この不透明スリット板２のスリット板間隔りを狭める
事により、より指向性の強い表示ガードフィルタが可能
である。

本実施例によれば、電子機器の表示部の正面に位置する
人のみが表示内容を見る事ができ、左右の人間からは表
示内容を見えなくさせる表示部のガード機構が構成でき
る。

第２図は本発明の第２の実施例の斜視図である。この実
施例では、縦方向の不透明スリット板２だけではなく、
横方向の不透明スリット板８を挿入しているため、左右
の人間のみではなく前後にいる入間からも表示パネル３
の表示内容をガードできるという利点がある。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、透明な板やシート内に不
透明なスリット板を平行に挿入する事により、表示パネ
ルの視野をガードすることができる。特に、電子機器の
小型化・携帯化が進み様々な場所にて情報を扱うように
なると情報の流出防止が問題になるが、これらの小型化
・携帯化された電子機器の表示部に取り付ける表示ガー
ドフィルタとして、情報の流出防止に多大な効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）、（ｂ）は本発明の一実施例の構造を示す
斜視図およびその断面図、第２図は本発明の第２の実施
例の斜視図である。 １・・・透明板、２・・・不透明スリット板、３・・・
表示パネル、８・・・横方向の不透明スリット板、Ａ・
・・表示角、Ｂ、Ｃ・・・死角、Ｄ・・・不透明スリ・
ント板の間隔。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 機密を保持したい表示データを表示する電子機器の表示
   部に前面から装着される表示ガードフィルタにおいて、
   通常の透明素材からなる所定厚さのフィルタ内に、複数
   の不透明なスリット板を所定間隔でそれぞれ平行に挿入
   することにより、前記電子機器の表示部を見る人の視野
   角を狭くした事を特徴とする表示ガードフィルタ。