JPH0648484Y2 - 文字表示器 - Google Patents
文字表示器Info
- Publication number
- JPH0648484Y2 JPH0648484Y2 JP1987064554U JP6455487U JPH0648484Y2 JP H0648484 Y2 JPH0648484 Y2 JP H0648484Y2 JP 1987064554 U JP1987064554 U JP 1987064554U JP 6455487 U JP6455487 U JP 6455487U JP H0648484 Y2 JPH0648484 Y2 JP H0648484Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- character display
- plate
- display unit
- transparent plate
- shield
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
- Displays For Variable Information Using Movable Means (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は、貸ロッカーを施錠するためのテンキーシス
テムの符号錠や現金自動支払機などにおいて、文字をデ
ィジタル表示する文字表示器に関する。
テムの符号錠や現金自動支払機などにおいて、文字をデ
ィジタル表示する文字表示器に関する。
<従来の技術> 従来のこの種の文字表示器は、液晶板やLEDなどからな
る文字表示部上に透明または半透明の保護用プレートを
配した構造のものである。
る文字表示部上に透明または半透明の保護用プレートを
配した構造のものである。
このような文字表示器では、利用者により入力された文
字情報やその他必要とする各種情報が文字表示部上に表
示され、利用者に提供されている。
字情報やその他必要とする各種情報が文字表示部上に表
示され、利用者に提供されている。
<考案が解決しようとする問題点> しかしながら、上記のような文字表示器が設けられた貸
ロッカーや現金自動支払機などの装置において、解錠数
字や暗証番号,取引金額などの個人的情報が表示された
際、これを隣の利用者に覗き見られ、記憶される虞れが
ある。
ロッカーや現金自動支払機などの装置において、解錠数
字や暗証番号,取引金額などの個人的情報が表示された
際、これを隣の利用者に覗き見られ、記憶される虞れが
ある。
この考案は、文字表示器の保護用プレートに簡単な手段
を施すことにより、表示文字の可視範囲を制限し、側方
からの覗き見を阻止できる文字表示器を提供することを
目的とする。
を施すことにより、表示文字の可視範囲を制限し、側方
からの覗き見を阻止できる文字表示器を提供することを
目的とする。
<問題点を解決するための手段> 上記の目的を達成するため、この考案の文字表示器は、
文字表示部の表面に表示文字の可視範囲を制限するため
の遮蔽プレートが配設されている。前記遮蔽プレート
は、前記文字表示部の全体を覆うことが可能な大きさの
透明プレートと、前記透明プレートの板厚中に幅方向が
透明プレートの厚み方向に一致するよう縦向きに埋設さ
れる薄板状をなす不透明な複数の遮蔽隔壁とから成り、
各遮蔽隔壁は、文字表示部の縦長さに等しい長さと、前
記透明プレートの厚みに等しい幅とを有し、前記透明プ
レートの横長さ方向に決められた間隔毎に配置される。
上記構造の遮蔽プレートは、各遮蔽隔壁が文字表示部上
に位置するよう遮蔽プレートを文字表示部上に位置決め
配置されている。<作用> 文字表示部の表示内容を正面位置から見たときは、各遮
蔽隔壁間の透明部分より表示内容を確認することができ
る。一方、いずれか側方位置から見たときは、不透明な
各遮蔽隔壁によって文字表示部が遮蔽され、文字を読み
取ることは不可能となる。
文字表示部の表面に表示文字の可視範囲を制限するため
の遮蔽プレートが配設されている。前記遮蔽プレート
は、前記文字表示部の全体を覆うことが可能な大きさの
透明プレートと、前記透明プレートの板厚中に幅方向が
透明プレートの厚み方向に一致するよう縦向きに埋設さ
れる薄板状をなす不透明な複数の遮蔽隔壁とから成り、
各遮蔽隔壁は、文字表示部の縦長さに等しい長さと、前
記透明プレートの厚みに等しい幅とを有し、前記透明プ
レートの横長さ方向に決められた間隔毎に配置される。
上記構造の遮蔽プレートは、各遮蔽隔壁が文字表示部上
に位置するよう遮蔽プレートを文字表示部上に位置決め
配置されている。<作用> 文字表示部の表示内容を正面位置から見たときは、各遮
蔽隔壁間の透明部分より表示内容を確認することができ
る。一方、いずれか側方位置から見たときは、不透明な
各遮蔽隔壁によって文字表示部が遮蔽され、文字を読み
取ることは不可能となる。
<実施例> 第1図は、この考案が実施された文字表示器5を備えた
テンキーシステムの操作部を示している。この操作部
は、フェースプレート1上に複数の置数キー10が設けら
れている。
テンキーシステムの操作部を示している。この操作部
は、フェースプレート1上に複数の置数キー10が設けら
れている。
各置数キー10には0〜9の数字などの入力機能が付与さ
れており、キー入力された情報は置数キー10の上方に位
置する文字表示器5(以下、「表示器5」と記す)に表
示される。
れており、キー入力された情報は置数キー10の上方に位
置する文字表示器5(以下、「表示器5」と記す)に表
示される。
前記表示器5は液晶板から成る文字表示部11(以下「表
示部11」と記す)上に遮蔽プレート2が配されたもので
ある。この遮蔽プレート2は、アクリルなどの透明合成
樹脂製の透明プレート21中に複数の遮蔽隔壁22を決めら
れた間隔で埋設した構造のもので、表示部11全体を覆う
ようにフェースプレート1に固定されている。
示部11」と記す)上に遮蔽プレート2が配されたもので
ある。この遮蔽プレート2は、アクリルなどの透明合成
樹脂製の透明プレート21中に複数の遮蔽隔壁22を決めら
れた間隔で埋設した構造のもので、表示部11全体を覆う
ようにフェースプレート1に固定されている。
前記遮蔽隔壁21は、第1図〜第3図に示すごとく、その
幅が透明プレート21の厚みに、長さが表示部11の縦長さ
に、それぞれ一致する金属材などの不透明な薄板であっ
て、透明プレート21の板厚中に幅方向が透明プレート21
の厚み方向に一致するよう縦向きにインサート成形によ
り埋設されている。この遮蔽プレート2は各遮蔽隔壁21
が表示部11上に位置するよう位置決め配置される。各遮
蔽隔壁22の間隔は、透明プレート21の板厚によって決定
するもので、板厚が薄い場合は間隔を小さく、厚い場合
は広く設定して、表示部11を側方から見たとき、各遮蔽
隔壁22が表示部11を遮蔽するようにしてある。
幅が透明プレート21の厚みに、長さが表示部11の縦長さ
に、それぞれ一致する金属材などの不透明な薄板であっ
て、透明プレート21の板厚中に幅方向が透明プレート21
の厚み方向に一致するよう縦向きにインサート成形によ
り埋設されている。この遮蔽プレート2は各遮蔽隔壁21
が表示部11上に位置するよう位置決め配置される。各遮
蔽隔壁22の間隔は、透明プレート21の板厚によって決定
するもので、板厚が薄い場合は間隔を小さく、厚い場合
は広く設定して、表示部11を側方から見たとき、各遮蔽
隔壁22が表示部11を遮蔽するようにしてある。
上記のような構成により、表示部11を正面位置の任意角
度から見たときは、第4図(a)に示すごとく、遮蔽プ
レート2の透明部分より表示部11上の表示文字3を確認
することが可能となる。
度から見たときは、第4図(a)に示すごとく、遮蔽プ
レート2の透明部分より表示部11上の表示文字3を確認
することが可能となる。
一方、表示部11をいずれか側方から見た場合、第4図
(b)に示すごとく、各遮蔽隔壁22の端面および側面を
透明部分より透視することとなり、これによって表示部
11は遮蔽され、表示文字3を確認することは不可能とな
る。
(b)に示すごとく、各遮蔽隔壁22の端面および側面を
透明部分より透視することとなり、これによって表示部
11は遮蔽され、表示文字3を確認することは不可能とな
る。
<考案の効果> この考案は上記のごとく、文字表示部の縦長さに等しい
長さと透明プレートの厚みに等しい幅を有する不透明の
遮蔽隔壁を複数個、透明プレートの板厚中に縦向きに埋
設して遮蔽プレートを形成し、これを各遮蔽隔壁が文字
表示部上に位置するように文字表示部上に位置決め配置
させたから、表示部を本人以外の者が正面位置に対して
いずれか側方から見たときは、表示内容は遮蔽隔壁によ
り遮蔽されて透視することは不可能となり、個人情報な
どを側方から覗き見される虞がない。しかも本人が表示
部を正面位置に対して上下にずれた方向から見た場合、
遮蔽隔壁の存在により本人の視界が全く遮られる虞がな
く、表示内容を確実に確認することができるなど、考案
目的を達成した顕著な効果を奏する。
長さと透明プレートの厚みに等しい幅を有する不透明の
遮蔽隔壁を複数個、透明プレートの板厚中に縦向きに埋
設して遮蔽プレートを形成し、これを各遮蔽隔壁が文字
表示部上に位置するように文字表示部上に位置決め配置
させたから、表示部を本人以外の者が正面位置に対して
いずれか側方から見たときは、表示内容は遮蔽隔壁によ
り遮蔽されて透視することは不可能となり、個人情報な
どを側方から覗き見される虞がない。しかも本人が表示
部を正面位置に対して上下にずれた方向から見た場合、
遮蔽隔壁の存在により本人の視界が全く遮られる虞がな
く、表示内容を確実に確認することができるなど、考案
目的を達成した顕著な効果を奏する。
第1図はこの考案の文字表示器の使用例を示す正面図、
第2図は第1図中II−II線に沿う拡大断面図、第3図は
第2図中III−III線に沿う拡大断面図、第4図は作用の
説明図である。 5……文字表示器、2……遮蔽プレート 11……文字表示部、21……透明プレート 22……遮蔽隔壁
第2図は第1図中II−II線に沿う拡大断面図、第3図は
第2図中III−III線に沿う拡大断面図、第4図は作用の
説明図である。 5……文字表示器、2……遮蔽プレート 11……文字表示部、21……透明プレート 22……遮蔽隔壁
Claims (1)
- 【請求項1】文字表示部の表面に表示文字の可視範囲を
制限するための遮蔽プレートが配設された文字表示器で
あって、 前記遮蔽プレートは、 前記文字表示部の全体を覆うことが可能な大きさの透明
プレートと、 前記透明プレートの板厚中に幅方向が透明プレートの厚
み方向に一致するよう縦向きに埋設される薄板状をなす
不透明な複数の遮蔽隔壁とから成り、 各遮蔽隔壁は、文字表示部の縦長さに等しい長さと、前
記透明プレートの厚みに等しい幅とを有し、前記透明プ
レートの横長さ方向に決められた間隔毎に配置されてお
り、 各遮蔽隔壁が文字表示部上に位置するよう遮蔽プレート
を文字表示部上に位置決め配置されて成る文字表示部用
遮蔽プレート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987064554U JPH0648484Y2 (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 | 文字表示器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987064554U JPH0648484Y2 (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 | 文字表示器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63170885U JPS63170885U (ja) | 1988-11-07 |
JPH0648484Y2 true JPH0648484Y2 (ja) | 1994-12-12 |
Family
ID=30900817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987064554U Expired - Lifetime JPH0648484Y2 (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 | 文字表示器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0648484Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2462723A1 (fr) * | 1979-07-27 | 1981-02-13 | Thomson Csf | Filtre directif pour ecran de visualisation, sa methode de fabrication, et systeme de visualisation, tube cathodique notamment, muni d'un tel filtre |
JPS61235804A (ja) * | 1985-04-11 | 1986-10-21 | Ricoh Co Ltd | 光学フイルタ−およびその製造方法 |
-
1987
- 1987-04-28 JP JP1987064554U patent/JPH0648484Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63170885U (ja) | 1988-11-07 |
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