JPH0313717Y2 - - Google Patents

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JPH0313717Y2
JPH0313717Y2 JP725785U JP725785U JPH0313717Y2 JP H0313717 Y2 JPH0313717 Y2 JP H0313717Y2 JP 725785 U JP725785 U JP 725785U JP 725785 U JP725785 U JP 725785U JP H0313717 Y2 JPH0313717 Y2 JP H0313717Y2
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JP725785U
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  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Wet Developing In Electrophotography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は、湿式現像方式の複写機等に適用され
る現像液濃度検出装置に関する。
(従来技術) 現像液貯蔵部内に、タングステンランプ等の発
光素子と、Cdsセル等の受光素子とを、所定のギ
ヤツプをもつて互いに対向するように設け、この
ギヤツプに介在する現像液の光透過率を検出して
現像液濃度を検出するようにした現像液濃度検出
装置が知られている。この種の検出装置として、
従来、例えば、特開昭58−23069号公報によるも
のが提案されている。この検出装置においては、
発光及び受光素子が密閉ユニツト内に格納される
と共に、この密閉ユニツトに現像液供給用ホース
が接続される構成となつているため、保守清掃時
等において両素子の取出しが従来、誠に面倒なも
のとなつていた。
また、この種の検出装置においては、現像液の
設定濃度に対し、前述したギヤツプを予め調整す
ることが行なわれていて、従来装置では板ばねの
弾性を利用して、かかるギヤツプを調整する方式
と成つているため、部品点数が増加し、装置がコ
スト高となる欠点があつた。さらに、密閉構造の
ものであるため、泡が混入し誤検知を起こすおそ
れがあつた。
(目的) 本考案は、上記点に鑑みてなされたものであつ
て、簡単な構成でギヤツプ調整を容易に行なえる
と共に、発光及び受光素子等の脱着が容易であつ
て、濃度検出を高信頼性のもとで行なうことので
きる現像液濃度検出装置を提供することを目的と
する。
本考案は、上記目的を達成させるため、コ字状
を成すブラケツトの互いに対向する各腕部に、発
光及び受光素子をそれぞれ固設し、両素子のギヤ
ツプ量が変化する方向に上記腕部に弾性力を付与
した上、各腕部の先端間にギヤツプ調整用のねじ
を螺挿したことを特徴とする。
以下、本考案を一実施例に基づき説明する。
第1図において、湿式現像方式の複写機におけ
る感光体ドラム1の周面には、3個の現像ローラ
2が配置され、この現像ローラ2には現像液供給
ノズル3から現像液が供給されるようになつてい
る。現像ローラ2を介して現像液が感光体ドラム
1に供給されると、このドラム上に形成された、
原稿像に対応する静電潜像は現像液中のトナーに
よつて顕像化される。
現像液の貯蔵部であるタンク6からは、ポンプ
7により現像液がノズル3の部分に汲み上げら
れ、この汲み上げられた現像液は現像に供された
のち現像部カバー5から図示されないパイプを介
してタンク6に回収されるようになつている。
タンク6内には本考案に係る現像液濃度検出装
置8が設けられている。第2図はその検出装置8
の平面図であり、第3図はその正面図である。
両図において、コ字状を成すブラケツト10の
下端から延伸し、この延伸端で下方に折り曲げら
れた取付片10aは、不動の支持板11にねじ止
めされている。ブラケツト10の、互いに対向す
る各腕部10b,10cにはタングステンランプ
等より成る発光素子12と、Cdsセル等により成
る受光素子13とがそれぞれ固設され、両素子1
2,13は所定のギヤツプGをもつて互いに対向
している。
両素子12,13は、両腕部10b,10cに
それぞれ穿たれた図示されない穴に外側から嵌め
込まれ、ねじ、14,14によりそれぞれ固定さ
れるようになつている。各腕部10b,10cに
はギヤツプ量Gが変化する方向に所定の弾性力が
付与されている。この実施例ではブラケツト10
の全体が弾性板で構成されるものとなつている。
ブラケツト10の腕部10bの先端と、発光素
子12の基板部とには、ギヤツプ調整用ねじ15
の軸径よりも大きい孔が穿たれていて、この孔か
ら上記ねじ15が挿入せられ、かつ、ねじ15の
先端ねじ部は、腕部10cの先端と、受光素子1
3の基板部とに穿つためねじ部にねじ込まれるよ
うになつている。
ここで、ねじ14により両素子12,13をブ
ラケツト10に固定した状態では、ギヤツプGを
設定値よりも大きめに設定しておき、次いで、ギ
ヤツプ調整ねじ15を締め付けて、両腕部10
b,10cを微少量、内側に撓ませ、ギヤツプを
徐々に小さくしてゆき、所定のギヤツプ設定値に
設定する。なお、この場合のギヤツプ量の調整は
腕部10b,10cの弾性領域内で行なわれ、そ
の弾性力によつてその調整範囲が定められる。こ
のように、腕部10b,10cは両素子を支持す
る機能と、ギヤツプを調整すべく弾性変形し得る
機能とを併せもつものとなつているため、部品点
数が減ることとなり、構成を簡単化することがで
きる。
ここで、例えば、濃度設定値の高い現像液を使
用する場合にはギヤツプGは大きめに、また、濃
度設定値の低い現像液を使用する場合にはギヤツ
プGは小さめにそれぞれ設定され、かようなギヤ
ツプ調整はねじ15を締めたり、緩めたりするこ
とで至極簡単に行なうことができる。
現像液濃度検出装置8の上側には、ある程度、
近接して現像液噴出ノズル16が設けられ、この
ノズルより現像液を強制的に噴出させて、検知し
ようとする現像液をギヤツプの部位において充満
させるようにする。このように、本実施例装置に
おいては、検出装置8が現像液供給ホース等に接
続されない方式となつているため、同装置8の脱
着が容易であり、また、発光素子12及び受光素
子13のブラケツト10に対する脱着も容易であ
る。従つて両素子の保守点検や清掃等を容易に行
なうことができる。さらに、本検出装置は従来の
密閉型と違がつてオープン型となつているため、
泡が混入しても、それが容易に逃げるため、泡に
起因する検出誤差を生じさせないようにすること
ができる。
これに対し、第4図に示す従来装置では、発光
素子100と受光素子101とを取付けた密閉ケ
ース102に現像液供給ホース103を接続する
構成となつているため、両素子を取り出すには供
給ホース103を密閉ケース102から取外す必
要があり、また、密閉ケース102内に泡が混入
すると、この泡は容易にケース外に逃げることが
できず、誤検知を生じるおそれがあつた。本案装
置においてはこのような欠点が解消されるのであ
る。
ところで、第1図に示すように、複数の現像ロ
ーラ2を用いた湿式現像装置において、ノズル3
より吐出した現像液は、現像ローラ2と、液切り
のためのスクレーパ4との間に液だまりを形成す
るようになつていて、この液だまりから、現像ロ
ーラの回転方向に現像液が導かれ、感光体ドラム
1へと供給される。
上記液だまりにおける液量が必要以上に多い場
合には、スクレーパ等による液除去能力が不足し
感光体ドラムへ運ばれる現像液の量が増加するこ
ととなり、この結果、第5図においてAで示す径
路を現像液が流動し、ドラム端部に液リングを形
成すようになり、液だれの原因ともなる。
また、スクレーパ4の側端から流出してB方向
に流動落下する現像液の量が必要以上に多くなる
と、上から2番目の現像ローラのベアリング17
にも現像液がふりかかり、同様にしてドラム端部
に液リングが発生する。さらに、一番上側の現像
ローラにより現像された、ドラム上の画像に現像
液がこぼれ落ち、画像を乱す原因ともなる。これ
に対し、現像液供給量が所定量よりも少な過ぎる
と、現像不足やスクイズ不良を生じすることにな
る。
そこで、第6図に示すように、液切り部材とし
てのスクレーパ24に、余分な現像液を排出する
ための穴24aを設けるようにした。穴24a
は、この実施例では矩形状を成し、現像ローラ2
の軸方向に複数個、互いに間隔を置いて、スクレ
ーパ24の上端及び下端との間の中央部よりも幾
分上側の位置に設けられている。
現像ローラ2とスクレーパ24との間の液だま
り部に現像液が必要以上に供給されると、余分な
現像液は、スクレーパ24の穴24aから排出さ
れ、常に一定量の現像液が現像ローラ2を介して
感光体ドラム1に供給される。このように、余分
な現像液が穴24aを通して排出されるために、
前述した液だれなどが防止されることとなり、画
像が乱れるのを回避することができる。なお、穴
の形状、数、大きさ等については、現像ローラ2
とスクレーパ24との間の液だまり部における液
だまり量や、感光体ドラム1と現像ローラ2との
間の現像部への現像液供給量等をいかように設定
するかで、適宜、定められるものである。このよ
うに構成されたスクレーパ24を具備する現像装
置には第1図に示すタンク6から現像液が供給さ
れ、この供給されるべき現像液の濃度は、先に述
べた現像液濃度検出装置により検出されることな
る。
(効果) 以上、本考案によれば、簡単な構成でギヤツプ
調整を容易に行なえると共に、発光及び受光素子
等の脱着が容易であつて、濃度検出を高信頼性の
もとで行なうことのできる現像液濃度検出装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の現像液濃度検出装置
を具備した湿式現像方式の複写機の概略図、第2
図は上記検出装置の平面図、第3図は同検出装置
の正面図、第4図は従来の現像液濃度検出装置の
断面図、第5図は従来、一般的に用いられている
スクレーパを具備した現像装置部の斜視図、第6
図はスクレーパに余分な現像液を排出するための
穴を設けた実施例の現像装置部の斜視図である。 6……現像液貯蔵部としてのタンク、10……
ブラケツト、10b,10c……腕部、12……
発光素子、13……受光素子、15……ギヤツプ
調整用ねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 現像液貯蔵部内に、所定のギヤツプをもつて互
    いに対向する発光素子及び受光素子が設けられて
    いて、該両素子間のギヤツプに介在する現像液の
    光透過率を検出して現像液濃度を検出するように
    した現像液濃度検出装置において、コ字状を成す
    ブラケツトの互いに対向する各腕部に、前記発光
    素子と、受光素子とをそれぞれ固設し、前記ギヤ
    ツプの量が変化する方向に、前記腕部に弾性力を
    付与し、かつ、前記各腕部の先端間にギヤツプ調
    整用のねじを螺挿したことを特徴とする現像液濃
    度検出装置。
JP725785U 1985-01-22 1985-01-22 Expired JPH0313717Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP725785U JPH0313717Y2 (ja) 1985-01-22 1985-01-22

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JP725785U JPH0313717Y2 (ja) 1985-01-22 1985-01-22

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Publication Number Publication Date
JPS61123962U JPS61123962U (ja) 1986-08-04
JPH0313717Y2 true JPH0313717Y2 (ja) 1991-03-28

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