JPH03136853A - 化粧板の製造方法 - Google Patents
化粧板の製造方法Info
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- JPH03136853A JPH03136853A JP1276646A JP27664689A JPH03136853A JP H03136853 A JPH03136853 A JP H03136853A JP 1276646 A JP1276646 A JP 1276646A JP 27664689 A JP27664689 A JP 27664689A JP H03136853 A JPH03136853 A JP H03136853A
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、家具や建材等の表面仕上げ材として使用され
る化粧板の製造方法に関する。
る化粧板の製造方法に関する。
家具や建材等の表面仕上材として表面硬度、耐擦傷性、
耐磨耗性等を改良するとともに、色彩による意匠効果を
付与した化粧シートを木質系基材の表面に接着した化粧
板が多用されている。
耐磨耗性等を改良するとともに、色彩による意匠効果を
付与した化粧シートを木質系基材の表面に接着した化粧
板が多用されている。
前記の化粧シートが表面に接着されている化粧板を製造
する方法としては、（１）印刷化粧紙の表面に硬化性樹
脂を塗布１．硬化させたプレコート紙を、表面にエマル
ジョン型接着剤または熱硬化性樹脂が、塗布されている
木質系基材の表面に熱ロールラミネート法または平盤プ
レス法により接着する方法、（２）前記プレコート紙の
裏面にエマルジョン型接着剤または熱接着性樹脂（特公
昭５６−３７０４８号公報および特開昭６３−５７２２
９号公報）を塗布し、これを木質系基材の表面に熱ロー
ルラミネート法により接着する方法等が知られている。
する方法としては、（１）印刷化粧紙の表面に硬化性樹
脂を塗布１．硬化させたプレコート紙を、表面にエマル
ジョン型接着剤または熱硬化性樹脂が、塗布されている
木質系基材の表面に熱ロールラミネート法または平盤プ
レス法により接着する方法、（２）前記プレコート紙の
裏面にエマルジョン型接着剤または熱接着性樹脂（特公
昭５６−３７０４８号公報および特開昭６３−５７２２
９号公報）を塗布し、これを木質系基材の表面に熱ロー
ルラミネート法により接着する方法等が知られている。
前記従来の化粧板の製造方法のうち、（１）の方法では
プレコート紙と木質系基材との接着工程において接着剤
の硬化、乾燥に長時間を要するため、別途加熱、乾燥工
程が必要となり製造ラインが大型となること、接着剤が
被接着体である紙や木質系基剤の内部に浸透していくた
め、接着剤の効率が十分に生かされないこと、水系接着
剤を使用する場合にはプレコート紙内部に浸透して皺や
膨れを生ずるため、接着不良が発生し易いこと等の欠点
を有している。
プレコート紙と木質系基材との接着工程において接着剤
の硬化、乾燥に長時間を要するため、別途加熱、乾燥工
程が必要となり製造ラインが大型となること、接着剤が
被接着体である紙や木質系基剤の内部に浸透していくた
め、接着剤の効率が十分に生かされないこと、水系接着
剤を使用する場合にはプレコート紙内部に浸透して皺や
膨れを生ずるため、接着不良が発生し易いこと等の欠点
を有している。
また（２）の方法では、作業効率は向上するが、接着剤
として熱可塑性樹脂を使用するため、耐熱性に劣るとい
う欠点を有している。
として熱可塑性樹脂を使用するため、耐熱性に劣るとい
う欠点を有している。
本発明者らは、化粧板の製造方法において、製造ライン
が簡易であるばかりでなく、化粧シートと板状の基材と
の間に接着不良を生ずることもなく、しかも耐熱性の良
好な接着が得られる方法について鋭意研究した結果、本
発明に至ったものである。
が簡易であるばかりでなく、化粧シートと板状の基材と
の間に接着不良を生ずることもなく、しかも耐熱性の良
好な接着が得られる方法について鋭意研究した結果、本
発明に至ったものである。
本発明の化粧板の製造方法は、薄葉紙または紙間強化紙
等に印刷模様を付した印刷化粧紙の表面に硬化性樹脂を
塗布、硬化させ、また裏面にジアリルフタレート系樹脂
を塗布、乾燥させた化粧シートを、熱ロールラミネート
法により板状の基材表面に接着するものである。
等に印刷模様を付した印刷化粧紙の表面に硬化性樹脂を
塗布、硬化させ、また裏面にジアリルフタレート系樹脂
を塗布、乾燥させた化粧シートを、熱ロールラミネート
法により板状の基材表面に接着するものである。
本発明における薄葉紙または紙間強化紙等の原紙として
は秤量２０〜７０ｇ／ｎｆの建材用プリント用紙、坪量
２０〜７０ ｇ／ｒｄの合成樹脂内添紙間強化紙、坪量
６０〜２００ｇ／ｒＩｒの合成樹脂含浸建材プリント紙
等が使用される。
は秤量２０〜７０ｇ／ｎｆの建材用プリント用紙、坪量
２０〜７０ ｇ／ｒｄの合成樹脂内添紙間強化紙、坪量
６０〜２００ｇ／ｒＩｒの合成樹脂含浸建材プリント紙
等が使用される。
前記原紙に施される印刷模様としては、木目模様、オニ
ックス模様、マーブル模様、抽象模様、単色のベタ刷り
印刷模様等であり、公知の印刷用インキによる印刷等で
得られるものである。
ックス模様、マーブル模様、抽象模様、単色のベタ刷り
印刷模様等であり、公知の印刷用インキによる印刷等で
得られるものである。
印刷化粧紙の表面に塗布される硬化性樹脂としては、ア
クリル変性ウレタン樹脂、ポリエステル変性ウレタン樹
脂、その他のウレタン樹脂、アミノアルキッド樹脂、不
飽和ポリエステル樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂
、メラミンアルキッド樹脂、エポキシ樹脂、ジアリルフ
タレート系樹脂等であり、任意の塗布手段により固型分
換算で２〜５０ｇ／ｒｒｒ、好ましくは２〜３０ｇ／イ
程度塗布される。
クリル変性ウレタン樹脂、ポリエステル変性ウレタン樹
脂、その他のウレタン樹脂、アミノアルキッド樹脂、不
飽和ポリエステル樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂
、メラミンアルキッド樹脂、エポキシ樹脂、ジアリルフ
タレート系樹脂等であり、任意の塗布手段により固型分
換算で２〜５０ｇ／ｒｒｒ、好ましくは２〜３０ｇ／イ
程度塗布される。
また印刷化粧紙の裏面に塗布されるジアリルフタレート
系樹脂としては、ジアリルフタレートプレポリマーと不
飽和ポリエステル樹脂、硬化剤、硬化防止剤、内部離型
側、充填剤等を含有するものが使用され、任意の塗布手
段により固型分換算５〜１００ｇ／ポ、好・ましくは１
０〜５０ｇ／ポ程度塗布される。
系樹脂としては、ジアリルフタレートプレポリマーと不
飽和ポリエステル樹脂、硬化剤、硬化防止剤、内部離型
側、充填剤等を含有するものが使用され、任意の塗布手
段により固型分換算５〜１００ｇ／ポ、好・ましくは１
０〜５０ｇ／ポ程度塗布される。
印刷化粧紙の表面に硬化性樹脂を塗布する工程と、裏面
にジアリルフタレート系樹脂を塗布する工程との順序に
ついては特に限定されないが、−船釣には硬化性樹脂が
塗布、硬化されているプレコート紙の裏面にジアリルフ
タレート系樹脂を塗布する方が、製造工程上望ましい。
にジアリルフタレート系樹脂を塗布する工程との順序に
ついては特に限定されないが、−船釣には硬化性樹脂が
塗布、硬化されているプレコート紙の裏面にジアリルフ
タレート系樹脂を塗布する方が、製造工程上望ましい。
板状の基材としては、合板、パーチクルボード、石綿ス
レート板、ケイ酸カルシウム板、パルプセメント板、鋼
板、アルミニウム板等が使用される。
レート板、ケイ酸カルシウム板、パルプセメント板、鋼
板、アルミニウム板等が使用される。
また基材表面を赤外線照射等の方法で予備加熱すること
により、生産性の向上や安定化をはかることができる。
により、生産性の向上や安定化をはかることができる。
熱ロールラミネートに使用される熱ロールの表面仕上げ
としては、光沢、半光沢、艶消、エンボス仕上など適宜
選択できる。また熱ロールの段数は必要に応じて適宜多
段にすることができる。熱ロールラミネート条件として
は、熱ロールの表面温度は１００〜２００″Ｃ１特に１
５０〜１８０°Ｃが好ましい、熱ロールの有効長内での
温度バラツキは±３°Ｃ以内、特に±１ ’Ｃ以内が好
ましい、また熱ロールの線圧は５〜３０ｋｇ／ｃｍ、好
ましくは１０〜１５ ｋｇ／ｃｍである。
としては、光沢、半光沢、艶消、エンボス仕上など適宜
選択できる。また熱ロールの段数は必要に応じて適宜多
段にすることができる。熱ロールラミネート条件として
は、熱ロールの表面温度は１００〜２００″Ｃ１特に１
５０〜１８０°Ｃが好ましい、熱ロールの有効長内での
温度バラツキは±３°Ｃ以内、特に±１ ’Ｃ以内が好
ましい、また熱ロールの線圧は５〜３０ｋｇ／ｃｍ、好
ましくは１０〜１５ ｋｇ／ｃｍである。
以下に実施例を示して、本発明を説明する。
実施例
坪量３０ ｇ／ｒｄの薄葉木目模様化粧紙の表面に、ア
クリル変性ウレタン樹脂を固型分換算で２０ｇ／ボ塗布
し硬化して、プレコート紙を得た。
クリル変性ウレタン樹脂を固型分換算で２０ｇ／ボ塗布
し硬化して、プレコート紙を得た。
このプレコート紙の裏面に、下記組成のジアリルフタレ
ート系樹脂を、固型分換算で４０ｇ／ｒｒｆ塗布し乾燥
して、化粧シートを得た。
ート系樹脂を、固型分換算で４０ｇ／ｒｒｆ塗布し乾燥
して、化粧シートを得た。
不飽和ポリエステル樹脂 ２００重量部（昭和高
分子社製、６２００Ｘ） ジアリルフタレートプレポリマー ６０ 〃（大阪曹
達社製、グイソーダツブ） ベンゾイルパーオキサイド ｌＯ〃トクシール
Ｕ（徳山曹達社製） １６ 〃アセトン
適量熱ロールラミネーターにより、ロ
ール表面温度１６０°Ｃ１周速１．５ｍ／分、線圧１３
ｋｇ／ｃｒａの条件で、板厚９ｍのパーチクルボードに
上記化粧シートをラミネートしたところ、皺や膨れがな
（、十分な接着強度を有する耐熱性にすぐれた美麗な木
目模様化粧板を得た。
分子社製、６２００Ｘ） ジアリルフタレートプレポリマー ６０ 〃（大阪曹
達社製、グイソーダツブ） ベンゾイルパーオキサイド ｌＯ〃トクシール
Ｕ（徳山曹達社製） １６ 〃アセトン
適量熱ロールラミネーターにより、ロ
ール表面温度１６０°Ｃ１周速１．５ｍ／分、線圧１３
ｋｇ／ｃｒａの条件で、板厚９ｍのパーチクルボードに
上記化粧シートをラミネートしたところ、皺や膨れがな
（、十分な接着強度を有する耐熱性にすぐれた美麗な木
目模様化粧板を得た。
本発明の化粧板の製造方法は、プレコート印刷化粧紙の
裏面にジアリフルタレート系樹脂を塗布。
裏面にジアリフルタレート系樹脂を塗布。
乾燥したものを使用することにより、製造ラインが簡易
となり、化粧シートと板状の基材との間に接着不良もな
く、しかも耐熱性の良好な接着が得られるため、品質の
高い化粧板を連続生産で効率よく製造することが可能で
ある。
となり、化粧シートと板状の基材との間に接着不良もな
く、しかも耐熱性の良好な接着が得られるため、品質の
高い化粧板を連続生産で効率よく製造することが可能で
ある。
Claims (1)
- 薄葉紙または紙間強化紙等に印刷模様を付した印刷化粧
紙の表面に硬化性樹脂を塗布、硬化させ、また裏面にジ
アリルフタレート系樹脂を塗布、乾燥させた化粧シート
を熱ロールラミネート法により板状の基材表面に接着す
ることを特徴とする化粧板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1276646A JPH03136853A (ja) | 1989-10-23 | 1989-10-23 | 化粧板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1276646A JPH03136853A (ja) | 1989-10-23 | 1989-10-23 | 化粧板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03136853A true JPH03136853A (ja) | 1991-06-11 |
Family
ID=17572351
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1276646A Pending JPH03136853A (ja) | 1989-10-23 | 1989-10-23 | 化粧板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03136853A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110042701A (zh) * | 2019-03-29 | 2019-07-23 | 广东福美新材料科技有限公司 | 一种防潮阻燃浸渍纸及其制备方法 |
| KR102615942B1 (ko) * | 2023-09-15 | 2023-12-20 | 장명진 | 가구용 레진 플레이트 |
-
1989
- 1989-10-23 JP JP1276646A patent/JPH03136853A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110042701A (zh) * | 2019-03-29 | 2019-07-23 | 广东福美新材料科技有限公司 | 一种防潮阻燃浸渍纸及其制备方法 |
| CN110042701B (zh) * | 2019-03-29 | 2023-09-15 | 广东福美新材料科技有限公司 | 一种防潮阻燃浸渍纸及其制备方法 |
| KR102615942B1 (ko) * | 2023-09-15 | 2023-12-20 | 장명진 | 가구용 레진 플레이트 |
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