JPH03135908A - 新規な養毛料組成物 - Google Patents

新規な養毛料組成物

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JPH03135908A
JPH03135908A JP27381689A JP27381689A JPH03135908A JP H03135908 A JPH03135908 A JP H03135908A JP 27381689 A JP27381689 A JP 27381689A JP 27381689 A JP27381689 A JP 27381689A JP H03135908 A JPH03135908 A JP H03135908A
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hair
hair nursing
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probucol
nursing agent
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Noritoshi Doi
土井 憲豪
Akimasa Yonetani
米谷 秋賢
Yu Okamoto
祐 岡本
Satomi Sugiyama
杉山 里美
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Takada Seiyaku KK
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Takada Seiyaku KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、新規な養毛料組成物に関する。さらに詳しく
言えば、本発明は、化学物質、4.4゜−イソ10ビリ
デンジチオービス(2,6−ジ−t−ブチル−フェノー
ル)(一般名=10ブコール)を含有してなることを特
徴とする優れた養毛効果を有する養毛料組成物に関する
[従来の技術] 近年、男性ホルモンの過剰に起因する性ホルモンのアン
バランスが男性型脱毛症の原因であるとの説が立てられ
、それに基づき男性ホルモン抑制剤を配合したことを特
徴とする養毛料が数多く出されている0例えば、特開昭
57−99516号公報には、4−アンドロステン−3
オンー1フB−カルボン酸を含有せしめた養毛料が開示
されており、他にも同様に男性ホルモン抑制剤を配合し
たことを特徴とする、頭髪発毛、育毛料(特開昭58−
62107号参照)、発毛養毛剤(特開昭58−573
08号参照)、若禿および円形脱毛の発毛剤(特開昭5
8−162512号参照)等が提案されズいる。また、
5a−リダクターゼ阻害活性作用を有する物質としてβ
−グリチルレチン酸、コリン作動作用による皮膚血管拡
張作用を有する物質として塩化カルプロニウム、血行促
進作用を有する物質としてセンブリ系・二Xニク系・ト
ウガラシチンキ系・朝鮮ニンジン系等の物質、また、作
用機序は明確でないが、ミニササニシキを配合した各種
の養毛料が市販されている。
しかしながら、これらの才勿質は好ましくない副作用が
あったり、実質上の養毛効果が必らずしも得られなかっ
たり、実際に満足し得る養毛料は得られていないのが現
実であった。更に、従来の養毛料としては、卵胞ホルモ
ンであるエチニルエストラジオールを配合したものや、
ペンタデカン酸l・リグリセリドを配合したものが市販
されているが、このうち、二重盲検群間比較法等の学問
的方法により一応、養毛効果が認められているものとし
ては、ペンタデカン酸トリグリセリド配合の養毛料があ
るのみであった。
[発明の開示] 本発明者らは、養毛作用を有する物質について種々検討
したところ、4.4°−イソプロピリデンジチオ−ビス
(2,6−ジ−L−ブチル−フェノール)(一般名:プ
ロブコール)が優れた養毛効果を示すことを見い出した
8本発明は、かかる知見に基づいてなされたものである
すなわち、本発明は、4.4°−イソプロピリデンジチ
オ−ビス(2,6−ジ−し一ブチルーフェノール)を含
有してなることを特徴とする養毛料組成物を提供するも
のである。
4.4°−イソプロピリデンジチオ−ビス(2,6ジー
し一ブチルーフェノール)(一般名=10ブコール)は
、下記の構造式を有し、米国ダウ・ケミカル社で研究開
発された医薬物質で、血清脂質、特に血清総コレステロ
ールを特異的に低下させ、長期使用に際し、安定した低
下とともに黄色間の退縮効果を示す。
この化学物質については、動物実験で、動脈硬化の粥種
発生抑制作用および退縮効果、ヒトで冠動脈性心疾患(
CIIDJの発症を低下させることか認められている。
C31tl aa O□52 : 516.84本発明
者らは、上記の化学物質、10ブコールを使用し、養毛
効果を研究したところ、驚くべきことには、プロブコー
ルを含有した組成物が優れた養毛効果を発現することを
見い出した。
本発明はかかる知見に基づいてなされたものである。
本発明を以下に詳細に説明する。
本発明にかかる新規な養毛料組成物は、10ブコールを
0.1〜20重量%好ましくは、1〜5重量%の濃度と
なるように含有せしめた外用製剤である。このプロブコ
ールの濃度については、後述する種々の試験結果により
10ブコールの濃度が1%および5%の場合において有
効な効果を示すことが認められた。これは、調製可能濃
度(濃醇可能濃度)に関連するものと考えられる。
本発明にがかる養毛料組成物は、常法に従って、ヘアー
トニック、ヘアーローション、ヘアークリーム等の剤型
に調製することが可能である。
本発明に係る養毛料組成物の調製に用いる基剤成分とし
ては、例えば水、エタノール等のアルコール類、マクロ
ゴール(200〜20000 )、グリセリン、ズロビ
レングリコール等の多価アルコール類、流動パラフィン
、高級脂肪酸(ステアリン酸等)、脂肪酸グリセライド
(モノステアリン酸グリセリン、トリアセチン等)、高
級アルコール、ミリスチン酸イソプロピル、動植物油、
ワックス類等の油性物質、界面活性剤(乳化剤、可溶化
剤)等があげられるが、これら基剤に対し、さらに殺菌
剤、角質溶解剤等を適宜配合することができる。
以下に本発明を実験例ならびに試験例により、更に具体
的に説明する。
実験例、試験例に使用した本発明の実施例組成物および
比較例組成物の処方製剤は以下のとおりである。
比較例1 (プラセボ) ミリスチン酸イソプロピル 10g エタノールを加えて100njとする。
実施例1  (1%プロブコール) 10ブコール 1g ミリスチン酸イン10ピル 10g エタノールを加えて100mjとする。
比較例2 市販品(ペンタデカン酸トリグリセリド&有)を用いた
実施例2 (5%10ブコール) 70ロブコール 5g ミリスチン酸イングロピル 10g エタノールを加えて1001jとする。
実施例3 (10%プロプコール) 10ブコール 10g ミリスチン酸イン10ピル 10g エタノールを加えて100mjとする。
試験方法の詳細は次の通りである。
■ 使用動物 6適齢(体ffl 25.0〜30.0g ) ddy
系雄性マウスの腹部をエバクリーム(エバクレームS二
東京田辺)で刺毛したものを1群10〜11匹で用いた
■  方   法 (1)腹部刺毛部に前記実施例および比較例で調製した
各薬剤を塗布した。
(2)薬剤の塗布は1日1回、1回0.11Jを16日
間塗布し、連日、発毛状態を、薬剤を塗布する前と比較
し、判定した。
(3)効果の判定はスコアー法、毛長法で行った。
判定方法は次の通りである。
[A)スコアー法 効果の判定を育毛スコアーにて毎日行い、各群の平均値
、標準偏差を算出し、有意差検定(し検定)を行った。
育毛スコアー二肉眼的に見て 0:正常な毛の0〜24%まで成長。
1:       u      25〜49%   
 ツノ2 ニ      ノj     50〜74%
    ノ!3:      17     75〜1
00 %   ツノまた、不規則な毛の成長を示したマ
ウスの育毛スコアーは面積比率で算出した。
(B)毛長法 効果の判定はスケールルーぺにより毛長を測った1毛長
は刺毛部が発毛してきた動物の、平均的な部位から毛抜
きを用いて1匹につき20本位採取し、その中から無作
為に4本を適当に選び、計測した。
計測は、塗布後、4.8.12.16日について行った
前述の実施例および比較例の処方で調製した各製剤につ
き、前記の試験方法に基づき、前述の2種類の効果の判
定方法を用いて行った試験結果を図1〜図8に示される
が、図1〜図8は以下の試験結果を示すものである。
図1  実施例1と比較PAl  スコアー注口2  
実施例1と比較例1 毛長法 図3  実施例1と比較例2 スコアー注口4  実施
例1と比較例2 毛長法 図5  実施例2と比較例1 スコアー注口6  実施
例2と比較例1 毛長法 図7  実施例3と比較例1 スコアー注口8  実施
例3と比較例1 毛長法 なお、各図中において平均値の有意差検定は、下記の如
く示されている。
*ネ*:0.1% 木本 =1% 本       =  5 % +:10% 図1〜図8に示された結果から明らかなように、本発明
に係る養毛料組成物については、有意な養毛効果が認め
られた。
10ブコールは、安全性が高い物質であり、従来、内服
用医薬品として用いられている化学物質であるので、安
全性の点においては、全く問題は存在しないものである
【図面の簡単な説明】
図1〜8は、いずれも、実施例と比較例により調製され
た組成物について、スコアー法と毛長法の比較試験を行
った結果を示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)4,4′−イソプロピリデンジチオ−ビス(2,6
    −ジ−t−ブチル−フエノール)を含有してなることを
    特徴とする養毛料組成物。 2)前記の4,4′−イソプロピリデンジチオ−ビス(
    2,6−ジ−t−ブチル−フェノール)の含有量が養毛
    料組成物の総量に対して0.1〜20重量%、好ましく
    は、1〜5重量%である請求項1に記載の養毛料組成物
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