JPH03135856A - 自動車のドアウエスト用衝撃吸収パッド構造 - Google Patents

自動車のドアウエスト用衝撃吸収パッド構造

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Publication number
JPH03135856A
JPH03135856A JP1273682A JP27368289A JPH03135856A JP H03135856 A JPH03135856 A JP H03135856A JP 1273682 A JP1273682 A JP 1273682A JP 27368289 A JP27368289 A JP 27368289A JP H03135856 A JPH03135856 A JP H03135856A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
pad
shock absorbing
section
upper edge
Prior art date
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Pending
Application number
JP1273682A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirohisa Kata
加太 裕久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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Publication of JPH03135856A publication Critical patent/JPH03135856A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車のドアウェスト用衝撃吸収パッド構造
に係り、特に、ドアインナパネルの上縁部に沿って設け
られ、車室内側からのドアウェスト部に対する衝突によ
る衝撃を吸収する自動車のドアウェスト用衝撃吸収パッ
ド構造に関する。
(従来の技術) 一般に、第5図及び第6図に示すように、自動車のドア
Dとしては、例えば、ドアインナパネル1とドアアウタ
パネル2とで、その上縁部にウィンドウパネル3が出入
するドアウェスト開口4を形成し、ドアインナパネル1
の車室内側をドアトリム5で覆って構成されているもの
がある。第6図に示すように、ドアトリム5は裏面側に
裏面シート6を貼着してあり、この裏面シート6の上端
部6aは折曲されてドアウェスト開口4に挿入されドア
インナパネル1の上縁部1aに接合させられている。こ
の裏面シート6の上端部6aには、ウィンドウパネル3
に弾接するドアインサイドシール7が付設されている。
また、ドアアウタパネル2の上縁部2aには、ウィンド
ウパネル3に弾接するドアアウトサイドシール8が係着
されている。第6図中筒号9はドアインナパネル1の上
縁部1aを補強するインナレインフォースである。この
ドアDにおいては、車室内側からの衝撃を吸収する衝撃
吸収パッド10が設けられている。
従来において、衝撃吸収パッド10の構造は、第6図に
示すように、例えば発泡スチロール等で断面矩形状に形
成されており、ドアインナパネル1の上縁部1aの車室
内側に沿って設けられ、ドアトリム5の裏面に接合され
ている。そして、衝突時等にドアトリム5に作用する衝
撃荷重を衝撃吸収パッド10で受けるとともに、ドアイ
ンナパネル1の上縁部1aに伝達し、ドアウェスト部に
対する衝撃を吸収するようにしている(実開昭59−1
42371号公報参照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
然しなから、上述した従来の自動車のドアウェスト用衝
撃吸収パッド構造にあっては、衝撃吸収パッド10の厚
さを増して衝撃吸収能力を向上させたいという要請があ
るが、厚さを増そうとすると、車室内側に突出しすぎて
しまいドアトリム5の変形をきたしてしまったり、車室
内空間を狭めてしまう。また、第6図2点鎖線で示すよ
うに、ドアインナパネル1の上縁部1aを車室外側に凹
ませて、衝撃吸収パッド10の収容スペースを形成し、
その厚さを増すようにすることも可能であるが、これだ
と、ドアインナパネル1が凹む分、ドアウェスト部の剛
性が不足してしまう。
そのため、衝撃吸収パッド10の厚さを充分確保できに
くく、その分、衝撃吸収パッド10による衝撃吸収能力
の向上を図りたいという要請に応えることができていな
いという問題があった。
そこで、本発明の課題は、車室内空間を狭めたりドアイ
ンナパネルの剛性を損わせたりすることなく、衝撃吸収
パッドの衝撃吸収能力の向上を図る点にある。
(課題を解決するための手段) このような課題を解決するための本発明の技術的手段は
、ウィンドウパネルが出入するドアウェスト開口を形成
するドアインナパネルの上縁部に沿って設けられ、上記
ドアインナパネルを覆うドアトリムが接合する自動車の
ドアウェスト用衝撃吸収パッド構造において、上記ドア
トリムとドアインナパネルの上縁部との間に介装される
第一のパッド部と、該第一のパッド部からドアウェスト
開口内に延設されてウィンドウパネル面に対向し、上記
第一のパッド部とで上記上縁部を挾持する第二のパッド
部とを備えて構成したものである。
〔作用〕
この手段によれば、衝突時等に、ドアトリムに車室内側
から衝撃荷重が作用した場合には、ドアトリムを介して
第一のパッド部が押されてドアインナパネルの上縁部に
当接し、荷重は、第一のパッド部で受けられてその弾性
により吸収される。更に、第一のパッド部が押されるに
伴って第二のパッド部も押されてウィンドウパネルに押
し当てられ、これにより、第一のパッド部を通って伝達
された荷重はこの第二のパッド部によっても受けられる
ことになりその弾性により吸収されていく。即ち、第一
のパッド部のみならず、第二のパッド部においても衝撃
が吸収され、これにより、衝撃吸収能力の向上が図られ
る。また、第二のパッド部は、ドアウェスト開口内に延
設されているので、第一のパッド部の厚さを増すことな
く衝撃吸収能力の向上が図られる。
〔実施例〕
以下、添付図面に基づいて本発明の実施例に係る自動車
のドアウェスト用衝撃吸収パッド構造について詳細に説
明する。
第1図に示すように、実施例が適用されるドアDは上述
したと同様に、ドアインナパネル1とドアアウタパネル
2とで、その上縁部にウィンドウパネル3が出入するド
アウェスト開口4を形成し、ドアインナパネル1の車室
内側をドアトリム11で覆って構成されている。ドアイ
ンナパネル1の上縁部1aには該上縁部1aを補強する
インナレインフォース9が付設されている。また、ドア
トリム11は、その裏面に裏面シート12を貼着してあ
り、先端部11aは、上記ドアインナパネル1の上縁部
1a上端1bの上方に位置するように形成されている。
第1図及び第2図は、第一の実施例に係る衝撃吸収パッ
ド構造を示している。第一の実施例に係る衝撃吸収パッ
ド20は、例えば、発泡スチロール等の弾性材で形成さ
れ、上記ドアウェスト開口4を形成するドアインナパネ
ル1の上縁部1aに沿って設けられ長尺状に形成されて
いる。そして、この衝撃吸収パッド20は、ドアトリム
11とドアインナパネル1の車室内側上縁部1aとの間
に介装され、ドアトリム11が接合さ。
れる第一のパッド部21と、該第一のパッド部21から
接続部22を介してドアウェスト開口4内に延設されて
ウィンドウパネル3に対向する第二のパッド部23とを
備えて構成されている。
また、第一のパッド部21と第二のパッド部23間は上
記上縁部1aの上縁フランジ1cを挾持する挾持凹部2
5として形成されている。第二のパッド部23は断面矩
形状に形成されており、ウィンドウパネル3に対面する
対面部23aには、ウィンドウパネル3に弾接するドア
インサイドシール26が貼着されている。更に、第二の
パッド部23の上端23bは上へ突出しており、ドアト
リム11の先端部11aに当接している。
尚、上記ドアアウタパネル2の上縁部2aには、ウィン
ドウパネル3に弾接する上述したドアアウトサイドシー
ル8が係着させられている。
従って、この第一の実施例に係る衝撃吸収パット20を
備えたドアDにおいて、衝突時等に、ドアトリム11に
車室内側から衝撃荷重が作用した場合には、ドアトリム
11及び衝撃吸収パッド20が押されて第一のパッド部
21がドアインナパネル1の上縁部1aに当接し、荷重
は、第一のパッド部21で受けられてその弾性により吸
収され、ドアインナパネル1の上縁部1aに伝達されて
いく。更に、第一のパッド部21が押されるに伴って第
二のパッド部23も押され、これにより、第二のパッド
部23は、ドアインサイドシール26を介してウィンド
ウパネル3に押し当てられるので、接続部22を通って
伝達された荷重はこの第二のパッド部23によっても受
けられることになりその弾性により吸収されていく。そ
のため、第一のパッド部21のみならず、第二のパッド
部23においても衝撃が吸収されるので、衝撃吸収能力
の向上が図られる。また、第二のパット部23において
も衝撃が吸収され、しかも第二のパッド部23はドアウ
ェスト開口4内に延設されているので、その分、第一の
パッド部21の厚さを増したり特別のスペースを形成し
たりしなくても良く、それだけ、車室内側へ突出して車
室内を狭めたり、上記上縁部1aの剛性を損ったりする
事態が防止される。
第3図及び第4図は、第二の実施例に係る衝撃吸収パッ
ド構造を示している。この衝撃吸収パッド30は、第一
の実施例と同様に、第一のパット部31及び第二のパッ
ド部33を備えているが、第一の実施例と異なって、第
二のパッド部33の上端33aに、ウィンドウパネル3
に不織布34を介して当接する突起部35を、長手方向
に沿って所定間隔に複数突設しである。
そのため、第二の実施例に係る衝撃吸収パッド30にお
いては、第二のパッド部33はこの突起部35を介して
直接ウィンドウパネル3に当接しているので、第二のパ
ッド部33で受けられた衝撃荷重がウィンドウパネル3
を介してドアアウトサイドシール8へも伝達され易くな
り、ドアアウトサイドシール8の弾性によっても衝撃を
吸収し易くなることから、それだけ、衝撃吸収能力が高
いものになる。また、常態時においては、上記突起部3
5がウィンドウパネル3に当接しているので、特に、ウ
ィンドウパネル3の半開きの際に生じるウィンドウパネ
ル3のガタつきを押えることができ、ウィンドウパネル
3の振動が抑制される。また、ウィンドウパネル3は、
その出入の際突起部35を摺接するが、不織布34によ
り摩擦抵抗が軽減される。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の自動車のドアウェスト用
衝撃吸収パッド構造によれば、第一のパッド部のみなら
ず第二のパッド部においても衝撃が吸収されるので、そ
れだけ、衝撃吸収能力の向上を図ることができる。また
、本発明にょれば、第二のパッド部は既存のドアウェス
ト開口内に延びているので、特別にスペースを形成しな
くても良く、それだけ、車室内スペースやドアインナパ
ネルの剛性を確保できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一の実施例に係る自動車のドアウェ
スト用衝撃吸収パッド構造をこれが適用されるドアの構
造とともに示す断面図、第2図は第一の実施例に係る衝
撃吸収パッドをドアトリムに対する取付状態とともに示
す斜視図、第3図は本発明の第二の実施例に係る自動車
のドアウェスト用衝撃吸収バッード構造を示す第1図相
当断面図、第4図は第二の実施例に係る衝撃吸収パッド
をドアトリムに対する取付状態とともに示す斜視図、第
5図は本発明が適用されるドアの一例を示す斜視図、第
6図は従来の自動車のドアウェスト用衝撃吸収パッド構
造の一例をドアの構造とともに示す第5図中VI−VI
線断面図である。 1a・・・・上縁部 3・・・・ウィンドウパネル 4・・・・ドアウェスト開口 5.11・・・・ドアトリム 20.30・・・・衝撃吸収パッド 21.31・・・・第一のパッド部 23.33・・・・第二のパッド部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ウィンドウパネルが出入するドアウェスト開口を形成す
    るドアインナパネルの上縁部に沿って設けられ、上記ド
    アインナパネルを覆うドアトリムが接合する自動車のド
    アウェスト用衝撃吸収パッド構造において、上記ドアト
    リムとドアインナパネルの上縁部との間に介装される第
    一のパッド部と、該第一のパッド部からドアウェスト開
    口内に延設されてウィンドウパネル面に対向し、上記第
    一のパッド部とで上記上縁部を挾持する第二のパッド部
    とを備えて構成したことを特徴とする自動車のドアウェ
    スト用衝撃吸収パッド構造。
JP1273682A 1989-10-23 1989-10-23 自動車のドアウエスト用衝撃吸収パッド構造 Pending JPH03135856A (ja)

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JP1273682A JPH03135856A (ja) 1989-10-23 1989-10-23 自動車のドアウエスト用衝撃吸収パッド構造

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JPH03135856A true JPH03135856A (ja) 1991-06-10

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JP1273682A Pending JPH03135856A (ja) 1989-10-23 1989-10-23 自動車のドアウエスト用衝撃吸収パッド構造

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JP (1) JPH03135856A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0522120U (ja) * 1991-09-02 1993-03-23 河西工業株式会社 自動車用ドアトリム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0522120U (ja) * 1991-09-02 1993-03-23 河西工業株式会社 自動車用ドアトリム

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