JPH03134518A - 熱型流量検出装置 - Google Patents

熱型流量検出装置

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Publication number
JPH03134518A
JPH03134518A JP1273268A JP27326889A JPH03134518A JP H03134518 A JPH03134518 A JP H03134518A JP 1273268 A JP1273268 A JP 1273268A JP 27326889 A JP27326889 A JP 27326889A JP H03134518 A JPH03134518 A JP H03134518A
Authority
JP
Japan
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electrodes
voltage
offset
heater
flow rate
Prior art date
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Pending
Application number
JP1273268A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Kumanda
明 久万田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、セラミック半導体の基板上にヒータ電極及び
検知電極を被着形成してなる熱型流量検出装置に関する
[従来の技術] 従来からセラミック半導体の基板を用いた熱型流量検出
装置が知られているが、この装置は、セラミック半導体
の基板(以下単に素子という)と、該素子の中央部に形
成されたヒータ電極と、該ヒータ電極の両側に形成され
た一組の検知電極と、から構成されている。
例えば、TiBa0a等のセラミック半導体からなる素
子上に、印刷によりAg、Ag−Pd等の導体の厚膜を
形成し、例えば800℃程度で焼成して、前記ヒータ電
極及び検知電極が形成される。
このように形成された装置は、例えばニアコンディショ
ナーの気体流通部分等に、流体の速度ベクトルが前記検
知電極間を結ぶ方向の成分を有するように、流体に対し
て配置される。
この時、前記検知電極間には、流体の流速に応じた電位
差が発生し、この電位差と管径等の情報から、流体の流
量が求められることとなる。
このように、従来の熱型流量検出装置においては、流体
の流速、従って流体の流量を検出することが可能である
[発明が解決しようとする課8] しかしながら、従来の熱型流量検出装置においては、印
刷ズレ等によるヒータ位置のズレ、素子形状の不整、素
子の密度分布等により流体の流速が0の場合にも両検知
電極間に電圧が発生し、この電圧が検知誤差となるとい
う問題点があった。
本発明は、このような問題点を解決することを課題とし
て成された物であり、流速0における検知電極間の電位
差を補償して、より正確な流速測定、従って流量測定を
行うことが可能な熱型流量検出装置を提供することを目
的とする。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するために、本発明は、ヒータ電極に近
接するように基板上に被着形成された2個のオフセット
電極と、オフセット電極間に電圧を印加し、この電圧が
任意に調整可能なオフセット電源と、を含むことを特徴
とする。
[作用] 本発明の熱型流量検出装置においては、流速0において
2個の検知電極間に電位差が発生している場合に、この
検知電極にそれぞれ近接配置されたオフセット電極に適
当な値の電圧をオフセット電源から供給することにより
、両検知電極間の電位差が打ち消される。
[実施例] 以下、本発明の好適な実施例について図面を用いて説明
する。
第1図には、本発明の一実施例に係る熱型流量検出装置
の構成が示されている。
この図においては、T iB a Oa、Ti5rOP
 b T iOa等のセラミック半導体から形3 ゝ 成される素子10の中央に、ヒータ電極12及び14が
被着形成されている。このヒータ電極12及び14には
、ヒータ電源16から直流電圧v1が供給されている。
例えば、素子10としてT iB a Osを用いた場
合には、ヒータ電源16からヒータ電極12゜14間に
印加される電圧は、該ヒータ電極12゜14による発熱
が100℃〜200℃となるように設定される。なお、
この温度設定は、素子10の組成等に依存して行われる
また、前記ヒータ電極12の両側に、2個の検知電極1
6及び18が被着形成されている。
例えば、前記検知電極16から検知電極18方向に流体
が流れている場合には、この流体の流速の平方根に比例
する電位差が、これら検知電極16及び18の間に発生
する。この電位差は、前記ヒータ電極12及び14によ
る素子10上の温度分布が、流体のながれる方向、いわ
ゆる風下が高温となるように変化することによって生ず
る電位差である。この電位差は、例えば0.7mV/℃
程度である。
また、素子10上において前記検知電極16及び18に
それぞれ近接するように、本発明の特徴に係るオフセッ
ト電極20及び22が被着形成されている。
このオフセット電極20及び22には、調整可能な電圧
v2を出力するオフセット電源24が接続されている。
このように構成される本実施例を等価回路により表わす
と、例えば第2図のようになる。この図においては、前
記ヒータ電極12.14間の抵抗R1、R2と、前記検
知電極16及び18とヒータ電極12との間の抵抗R3
,R4と、検知電極16及び18とヒータ電極14との
間の抵抗R5゜R6と、が示されている。また、本発明
の特徴に係るオフセット電極20.22と検知電極16
.18との間の抵抗R7,R8が示されている。
以下、本実施例の動作について第3図乃至第5図を用い
て説明する。
まず、素子10上における電極12〜22等の印刷ズレ
等がなく、流速0において検知電極16゜18間に電位
差が生じない状態、いわゆる理想状態における温度分布
及び電圧分布が、第3図(a)及び(b)にそれぞれ示
されている。
この場合には、第3図(a)に示されるように、前記ヒ
ータ電極12及び14から構成される装置よって素子1
0表面に生ずる温度分布は、ヒータ電極12及び14を
中心として対称な曲線となる。
この場合に、それぞれの電極16〜22における電位は
、第3図(b)のようになる。このとき、前記検知電極
16及び18における電位は等しくなる。言い換えれば
、第2図に示される起電力e 及びe2が等しい値であ
り、検知電極16及び18から取り出されたA及びB端
子間には電位差が生じない。
この状態で流体に流れが生じると、検知電極16及び1
8間には、オフセット電極20及び22の間に何ら電圧
を印加せずとも、正確な流速測定が可能である。
一般に、第3図に示されるような理想状態を実現するこ
と、すなわち電極の印刷ズレ等を完全になくすのは困難
であって、第4図に示されるように温度及び電圧が非対
称性を有する特性となっていた。
例えば、第4図(a)においては、2個の検知電極16
及び18の間に温度誤差ΔTerror生じ、これに応
じて流速0においても検知誤差電圧ΔV     が発
生する。
rror 本実施例においては、前記オフセット電極24の出力電
圧(オフセット電圧)を調整することにより、第5図に
示されるように電圧分布が調整され、2個の検知電極1
6及び18の間の電位差が0に調整可能である。
なお、前記オフセット電源24の出力電圧V2は、例え
ば0.5mV程度の電圧である。また、本実施例におい
ては、オフセット電極20及び22を素子10の表面に
設けたが、これを素子の素子10の側面または端面に設
けることとしても良い。
[発明の効果コ 以上説明したように、本発明によれば、流速0において
2個の検知電極間に電位差が生じている場合にも、この
検知電極に近接配置された2個のオフセット電極にオフ
セット電源の出力電圧を調整して出力することにより、
検知電極間の電位差を補償して正確な流体の流速測定、
従って流量n1定を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係る熱型流量検出装置の
構成を示す構成図、 第2図は、第1図に示される実施例の等価回路図、 第3図は、理想状態における流速0時の動作を示す図で
あって、第3図(a)は温度分布図、第3図(b)は電
圧分布図、 第4図は、オフセット補正前の流速0時の動作を示す図
であって、第4図(a)は温度分布図、第4図(b)は
電圧分布図、 第5図は、オフセット補正後の電圧分布を示す電圧分布
図である。 10 ・・・ 素子 12.14  ・・・ ヒータ電極 16.18  ・・・ 検知電極 20、 22  ・・・ オフセット電極24 ・・・
 オフセット電源 V2 ・・・ オフセット電圧 大A乞例−町声 第1図 fFA西凹み 第2図 五A 0 (0) (b) 理想休部− 第3図 渇及 1 (0) !、2 (b) オフ已ッ)卆亀五別 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  セラミック半導体の基板と、前記基板上に被着形成さ
    れ印加電圧によりこの基板を加熱するヒータ電極と、前
    記ヒータ電極の両側方向のほぼ等距離の位置において前
    記基板に被着形成され、流体の流れによって生ずる相互
    の温度差に応じた値の電圧を出力する2個の検知電極と
    、を有する熱型流量検出装置において、 前記ヒータ電極に近接するように前記基板上に被着形成
    された2個のオフセット電極と、 前記オフセット電極間に電圧を印加し、この電圧が任意
    に調整可能なオフセット電源と、 を含むことを特徴とする熱型流量検出装置。
JP1273268A 1989-10-19 1989-10-19 熱型流量検出装置 Pending JPH03134518A (ja)

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JPH03134518A true JPH03134518A (ja) 1991-06-07

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JP1273268A Pending JPH03134518A (ja) 1989-10-19 1989-10-19 熱型流量検出装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003519799A (ja) * 2000-01-08 2003-06-24 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング ガス流を決定するための方法及び装置

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JP2003519799A (ja) * 2000-01-08 2003-06-24 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング ガス流を決定するための方法及び装置

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