JPH0313229Y2 - - Google Patents

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JPH0313229Y2
JPH0313229Y2 JP1984082122U JP8212284U JPH0313229Y2 JP H0313229 Y2 JPH0313229 Y2 JP H0313229Y2 JP 1984082122 U JP1984082122 U JP 1984082122U JP 8212284 U JP8212284 U JP 8212284U JP H0313229 Y2 JPH0313229 Y2 JP H0313229Y2
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sheath
peripheral wall
groove
sheath groove
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JP1984082122U
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JPS60193144U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はネツト棚を掛け止めるアルミ押出形
材からなる円筒状支柱に関するものである。
〔従来技術〕
この種の支柱の外周面には十文字方向の各列に
ネツト棚の掛止金具を掛け止める掛止孔を設けて
あるが、支柱に掛止孔を直接設けると、そのアル
ミとしての材質から掛止孔形状の強度的安定性は
得られないので、支柱本体とは材質または肉厚が
異なる強度の大きい補助部材を形成してそれに掛
止孔を設け、支柱本体に補助部材を組合わせるこ
とにより、掛止孔の強度の大きい支柱を形成して
いる。しかし支柱が非常に大径である場合には、
アルミ押出機の能力との関係から、複数の形材を
組み合わせて支柱本体を構成する必要上、その形
材の組合わせと、支柱本体に対する補助部材の組
合わせとが重なるため、支柱の構造が複雑とな
り、しかも組合わせの安定性を得るために、更に
他の部材を必要としてコスト高となる等の欠点が
あつた。
〔考案の目的〕
この考案は上記の欠点を解決したもので、支柱
本体をアルミ押出形材からなる1対の周壁部材と
強度的に安定した補助部材との組合わせで構成
し、簡単な構造でその組合わせが強固になるよう
にすることを目的としている。
〔構成〕
すなわちこの考案によるネツト棚の掛止用円筒
状支柱Pは、これを図面につき説明すると、アル
ミ製の円筒形支柱本体1が同一断面形状に押出し
成形された1対の周壁部材1a,1bの組合わせ
からなり、その周壁部材1aは、略半周面の中央
に鞘溝6を設け、両端に他方の周壁部材1aとの
連結壁9,10を両連結壁の組合わせで前記鞘溝
6と同形態の鞘溝15ができる屈折形状に形成し
てあつて、上記鞘溝6,15の少なくとも一方の
鞘溝の溝壁に座板3又はキヤツプ4固着用のビス
ポケツト8又は11が設けてあり、且つ両略半円
周面1a,1aの組合わせにつき、互いに係合す
る両連結壁9,10をビス12で止め、鞘溝6,
15に納まる強度的に比較的安定した補助部材2
にネツト棚17の掛止孔19を設けてあるもので
ある。
〔実施例〕
図面はこの考案の一実施例を示したものであ
る。
2個の周壁部材1a,1aを組み合わせて支柱
本体1を構成し、支柱本体1に4本の補助部材2
を組合わせ、下端に座板3を取り付け、上端にキ
ヤツプ4を取り付けてある。
両周壁部材1a,1aは、アルミ押出形材から
なり、同一断面の半円弧状に形成され、外周面の
巾中央に鞘溝6を設け、鞘溝6の開口両側縁にそ
の鞘溝機能を果たすための突縁部5,5が設けら
れ、内周面には鞘溝6の溝壁7が突出していて、
その溝壁7の突出先端面の巾中央にビスポケツト
8を設けてある。また内周面の一端近くに鉤形断
面の連結壁9を突設し、他端近くにはその連結壁
9の内側に納まり得るそれより一回り小さいL字
形断面の連結壁10を突設し、鉤形連結壁9の先
端面巾中央にビスポケツト11を設け、L字形連
結壁10の先端面片にビス12の通し孔13を、
また鉤形連結壁9の先端面片にはビスポケツト1
1の位置にビス12の螺入孔14をそれぞれ設け
てある。
次に支柱本体1の組立てについては、両周壁部
材1a,1aを両方の連結壁9,10で組み合わ
せ、ビス12で相互に止着してある。そしてこの
両方の連結壁9,10の組合わせによつても鞘溝
15が形成され、周壁の両端が鞘溝15の開口突
縁部16,16となつている。
また補助部材2は、鉄板をプレス加工すること
によりチヤンネル形に形成し、中央部にネツト棚
17の掛止金具18を掛け止める多数の掛止孔1
9を上端から下端にかけて等間隔に設けてある。
そしてこの補助部材2を各鞘溝6,15に挿入
し、鞘溝6,15の開口部に掛止孔19を露出さ
せてある。
また、座板3は中央部を高く形成してその高い
箇所にビス20の通し穴26を設け、ビス20を
鞘溝6,15の箇所のビスポケツト8,11に螺
入することによつて支柱本体1の下端に固着して
ある。
更にキヤツプ4の取付け方については、その取
付け用の台金具21が用いられている。台金具2
1は支柱本体1と同径で且つキヤツプ4の下端縁
が嵌まる円板形であつて、中央にネジ孔22を設
け、その周囲にはビス23の通し孔24を形成
し、ビス23をビスポケツト8,11に螺入する
ことによつて支柱本体1の上端に固着してある。
そしてキヤツプ4の中央に螺着したネジ棒25を
ネジ孔22に螺入して締め付けてある。
〔作用〕
上記の構成において、支柱Pを組み立てるとき
は、まず両周壁部材1a,1aを合わせて支柱本
体1を組み立てるが、支柱本体1の外周面には周
壁部材1a,1a中央の鞘溝6,6がある。しか
し支柱本体1の組立てによつて1対の鞘溝15,
15が更にできるから、その各鞘溝6,15に補
助部材2,2を挿入すれば、支柱本体1の外周面
には十文字の各方向に掛止孔19の縦列ができ、
補助部材2は座板3とキヤツプ4の取付けにより
鞘溝6,15の両端が封じられて脱出不能となる
ために、抜孔19の安定した縦列が配設される。
また両周壁部材1a,1aの組合わせでは、一
方の連結壁9に他方の連結壁10が納まるので、
ビス12の締付けによりその連結壁9,10の組
合わせが決して外れなく、またがたつかなくなる
ため、支柱本体1の強力な組立て状態と、鞘溝1
5の安定した形態が得られるものである。
〔考案の効果〕
この考案によるネツト棚の掛止用円筒状支柱
は、以上説明した如くであつて、アルミ製の円筒
形支柱本体が同一断面形状に押出し成形された1
対の周壁部材の組合わせからなるので、押出機の
押出能力以上に大径に構成することができる。ま
た補助部材が納まる鞘溝は、両周壁部材にそれぞ
れ設けてあるほかに、両周壁部材の組合わせによ
つてその両連結部分にもできるため、支柱本体が
1対の形材の組合わせ形態であるにもかゝわらず
非常に簡単な構造となる。しかも両連結壁は互い
に係合する形状であるため、ビス止めによりずれ
たり外れたりすることは決してなくなり、支柱本
体と鞘溝の両方の強力な連結状態が得られ、ネツ
ト棚を安定して支持できる等の顕著な効果があ
る。
さらに、鞘溝の溝壁の突出先端面巾中央に設け
たビスポケツトにより、座板及びキヤツプの固着
が竪固に可能であり、体裁のよいネツト棚を提供
することができる。このようなビスポケツトは押
出成形の際同時に一体的に形成されるので、成形
上何ら支障がないばかりか、鞘溝部を補強する効
果も有する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例であつて、第1図は
支柱の使用状態を示す斜視図、第2図は支柱の横
断面図、第3図は支柱の分解斜視図、第4図は要
部分解斜視図、第5図は支柱の半部縦断面図であ
る。 P……支柱、1a……周壁部材、2……補助部
材、6……鞘溝、9,10……連結壁、15……
鞘溝、19……掛止孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アルミ製の円筒形支柱本体が同一断面形状に押
    出し成形された1対の周壁部材の組合わせからな
    り、その周壁部材は、略半円周面の中央に鞘溝を
    設け、両端に他方の周壁部材との連結壁を両連結
    壁の組合わせで前記鞘溝と同形態の鞘溝ができる
    屈折した係合形状に形成しあつて、上記両鞘溝の
    少なくとも一方の鞘溝の溝壁に座板又はキヤツプ
    固着用のビスポケツトが設けてあり、且つ両周壁
    部材の組合わせにつき、互いに係合する両連結壁
    をビスで止め、鞘溝に納まる強度的に比較的安定
    した補助部材にネツト棚の掛止孔を設けてあるネ
    ツト棚の掛止用円筒状支柱。
JP8212284U 1984-06-01 1984-06-01 ネツト棚の掛止用円筒状支柱 Granted JPS60193144U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8212284U JPS60193144U (ja) 1984-06-01 1984-06-01 ネツト棚の掛止用円筒状支柱

Applications Claiming Priority (1)

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JP8212284U JPS60193144U (ja) 1984-06-01 1984-06-01 ネツト棚の掛止用円筒状支柱

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Publication Number Publication Date
JPS60193144U JPS60193144U (ja) 1985-12-21
JPH0313229Y2 true JPH0313229Y2 (ja) 1991-03-27

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ID=30629555

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8212284U Granted JPS60193144U (ja) 1984-06-01 1984-06-01 ネツト棚の掛止用円筒状支柱

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0716814Y2 (ja) * 1985-11-14 1995-04-19 積水樹脂株式会社 外構用構成部材
JP5917658B2 (ja) * 2014-11-10 2016-05-18 ミサワホーム株式会社 レール材の取付構造

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5025589U (ja) * 1973-06-28 1975-03-24
JPS525456U (ja) * 1975-06-30 1977-01-14
JPS54419U (ja) * 1977-06-06 1979-01-05

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JPS5025589U (ja) * 1973-06-28 1975-03-24
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JPS60193144U (ja) 1985-12-21

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