JP2515088Y2 - 慶弔用木製提灯台の脚部取付け構造 - Google Patents

慶弔用木製提灯台の脚部取付け構造

Info

Publication number
JP2515088Y2
JP2515088Y2 JP1989082045U JP8204589U JP2515088Y2 JP 2515088 Y2 JP2515088 Y2 JP 2515088Y2 JP 1989082045 U JP1989082045 U JP 1989082045U JP 8204589 U JP8204589 U JP 8204589U JP 2515088 Y2 JP2515088 Y2 JP 2515088Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
wooden
leg
hole
reinforcing member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989082045U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0320709U (ja
Inventor
洋三 佐藤
Original Assignee
洋三 佐藤
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 洋三 佐藤 filed Critical 洋三 佐藤
Priority to JP1989082045U priority Critical patent/JP2515088Y2/ja
Publication of JPH0320709U publication Critical patent/JPH0320709U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2515088Y2 publication Critical patent/JP2515088Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Furniture Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、慶弔用木製提灯台の脚部取付け構造に関す
る。
〔従来の技術〕
慶弔用の提灯台は要部を木製の部材で構成したものが
多く用いられている。第5図は従来の慶弔用木製提灯台
の代表的な構造例を示す図であり、提灯台20は、円板状
の基台21、3本の脚部22、脚部22の支持部材23、笠木24
及び笠木24の支柱25とからなっている。同図の一部切欠
き断面に示すように、基台21への脚部22の取付けは、基
材21の下面に設けた孔26に脚部22の上端部を嵌め込み、
3本の各脚部22の下部を外方に押し広げるようにして三
角形状の棒状の支持部材23の頂点を脚部22下部に設けた
孔27に押し込むことにより、脚部22上端部と孔26の側壁
どうしが押し付けられて、脚部22が基台21にしっかりと
取り付けられる。また、支柱25の取付けは、基台21に対
してやや内側に傾斜した状態で基台21上面に設けた孔28
に支柱25下端部を嵌め込み、笠木24下面に垂直に設けた
孔29に支柱25上端部を嵌め込むことにより、支柱25が基
台21と笠木24にしっかりと取り付けられる。そして、笠
木24から図示しない提灯が吊り下げられる。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記の提灯台20は、基台21、脚部22、笠木24、支柱25
等の要部は木製の部材で構成されている。そして、各部
材は組立て・分解できるようになっているので、使用す
る際に第5図の状態に組み立て、ある期間使用した後は
これを分解して適宜収納しておく。この際、提灯台20は
製作時に脚部22と基台21の孔26にそれぞれ対応する番号
または記号を付しておき、組立時には脚部22と孔26の番
号または記号を対応させて組み立てるようにしないと、
脚部22と孔26とがきっちりと嵌合しないことになる。ま
た、組立て・分解を何回か繰り返すことになるので、使
用回数を追って基台21の孔26の開口部周縁が摩耗あるい
は損壊し、脚部22の基台21への取付けにガタが生じるよ
うになる。このようにガタが生じると、提灯台全体がぐ
らついて安定を欠くことになり、また、基台21から脚部
22が抜け易くなる。
このような組立て式の木製家具における脚部取付けの
ガタをなくすものとして、実開昭63−41231号公報に記
載の脚部取付け構造があるが、この公報に記載の構造
は、複雑な形状の2個の接続部材を必要とし、しかも、
この接続部材は、予め接続部材の打込み用孔を設けた部
品にしか適用することができないという欠点がある。
本考案の目的は、慶弔用木製提灯台において、簡易な
構成により、組立て・分解を繰り返してもガタが生じる
ことのない脚部の取付け構造を得ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するために、木製基台下面の
取り付け孔に木製脚部の上端部を着脱自在に嵌め込む組
み立て式慶弔用木製提灯台の脚部取付け構造において、
前記基台下面に形成した取り付け孔の開口周縁に、前記
木製基台下面に密着状に固定されるプレート状補強部材
を取り付けてなり、同補強部材は、前記木製基台下面に
形成した取り付け孔よりも小さくかつ前記木製脚部の上
端部よりも若干大きい開口を有し、さらに、前記取り付
け孔の基台外側寄りの側壁に前記補強部材の開口の一辺
を一致させて取り付けていることを特徴とする。
〔作用〕
本考案の脚部取付け構造においては、基台下面の孔の
開口周縁に設けた補強部材が、孔の開口周縁の摩耗や損
壊を阻止して、長期間の安定使用を可能にする。
補強部材は、基台下面の孔の開口周縁にネジ等により
取り付けることができ、既製の提灯台に対しても簡単に
取り付けることができる。
〔実施例〕
第1図は本考案実施例における脚部取付け構造を示す
断面図であり、第2図は補強部材を示す平面図である。
本実施例においては、座金状の補強部材1をネジ2に
より基台3の孔4の開口面に取り付けている。
補強部材1は、厚さ1mm程度の薄鋼板をプレスして中
央部に角形の開口1aとネジ孔1bを設けたものであり、開
口1aは脚部5の上端部5aの断面とほぼ同じ形状・寸法と
している。
基台3の孔4の寸法は、同孔4内で脚部5の上端部5a
が僅かに傾くことができるように、基台3の半径方向の
長さを上端部5aの辺の長さよりもやや大きく形成してい
る。そして、この孔4に対して補強部材1を、第1図に
示すように、補強部材1の開口1aの一辺を孔4の基台外
側寄りの側壁に一致させて取り付ける。
このように補強部材1を開口面に取り付けた孔4に、
脚部5の上端部5aを嵌め込んで脚部5を基台3に取り付
ける。この場合の脚部5の取付け手順は従来の基台への
取付け手順と同じであり、まず、図中一点鎖線で示すよ
うに脚部5の上端部5aを真っ直ぐにした状態で上端部5a
を基台3の孔4に嵌め込み、その後、図示しない支持部
材(第5図の符番23参照)を脚部5の下部に取り付ける
ことにより上端部5aが第1図の実線で示すように傾斜
し、上端部5aの内側上端が孔4の側壁に押し付けられ、
上端部5aの内側面と外側付け根部が補強部材1の開口縁
に押し付けられて、脚部5が基台3にしっかりと固定さ
れる。このとき、本実施例においては、孔4の開口面に
補強部材1が取り付けられているので、脚部5の着脱を
繰り返しても補強部材1の開口縁が摩耗したり損壊した
りすることがなく、長期間にわたって安定して使用する
ことができる。
第3図及び第4図は本考案の別の実施例を示す図であ
る。
本実施例においては、鍔部12と角形筒状部13を一体的
に成形したプラスチック製の補強部材11を用いている。
角形筒状部13の寸法は、基台3の孔4の内面寸法とほぼ
同じで、この角形筒状部13部分を孔4に嵌入させるだけ
で補強部材11が簡単には外れないように固定されるが、
さらに確実を期すために、鍔部12にネジ孔12bを設けて
鍔部12を基台3の孔4開口面にネジ止めできるようにし
ている。鍔部12の開口12aは、脚部5の上端部5aの断面
とほぼ同じ形状・寸法とし、開口12aの一辺を角形筒状
部13の一辺の側壁に一致させて形成している。
この補強部材11を第3図に示すように基台3の孔4に
嵌入することにより、孔4の内面及び開口部が補強され
る。本実施例の場合は、第1図に示した実施例の場合に
比して、基台3の孔4内面も補強されているので、孔4
自体も摩耗、損壊することがない。
〔考案の効果〕
本考案によって以下の効果を奏する。
木製基台下面に形成した取り付け孔の開口部が、この
取り付け孔よりの小さい開口を有するプレート補強部材
によって保護されるため、嵌め込まれる脚部の上端が取
り付け孔の開口周縁に直接接触することがなく、脚部の
着脱時や使用中に生じる摩耗、損壊が防止され、これに
よって、長期間にわたり脚部の取付けを安定した状態に
維持することができる。
補強部材は単純な形状で容易に製作でき、また、木製
基台の下面に密着状に固定されるため、既製の提灯台に
対しても簡単に取り付けることができる。
取り付け孔の基台外側寄りの側壁に補強部材の開口の
一辺を一致させて取り付けているため、取り付け孔の基
台内側に遊びが形成され、これによって、脚部を支持部
材によって傾斜させた場合、上端部の内側上端が取り付
け孔の側壁に押しつけられ、かつ上端部の内側面と外側
付け根部が補強部材の開口縁に押しつけられ、脚部をガ
タ付くことなく基台にしっかりと固定することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例における脚部取付け構造を示す断
面図、第2図は同実施例における補強部材を示す平面
図、第3図及び第4図は本考案の別の実施例を示す図で
あり、第5図は本考案の適用対象である慶弔用木製提灯
台の代表的な構造例を示す図である。 1,11:補強部材、1a,12a:開口 1b,12b:ネジ孔、2:ネジ 3:基台、4:孔 5:脚部、5a:上端部 12:鍔部、13:角形筒状部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】木製基台下面の取り付け孔に木製脚部の上
    端部を着脱自在に嵌め込む組み立て式慶弔用木製提灯台
    の脚部取付け構造において、 前記基台下面に形成した取り付け孔の開口周縁に、前記
    木製基台下面に密着状に固定されるプレート状補強部材
    を取り付けてなり、同補強部材は、前記木製基台下面に
    形成した取り付け孔よりも小さくかつ前記木製脚部の上
    端部よりも若干大きい開口を有し、さらに、前記取り付
    け孔の基台外側寄りの側壁に前記補強部材の開口の一辺
    を一致させて取り付けていることを特徴とする慶弔用木
    製提灯台の脚部取付け構造。
JP1989082045U 1989-07-11 1989-07-11 慶弔用木製提灯台の脚部取付け構造 Expired - Lifetime JP2515088Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989082045U JP2515088Y2 (ja) 1989-07-11 1989-07-11 慶弔用木製提灯台の脚部取付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989082045U JP2515088Y2 (ja) 1989-07-11 1989-07-11 慶弔用木製提灯台の脚部取付け構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0320709U JPH0320709U (ja) 1991-02-28
JP2515088Y2 true JP2515088Y2 (ja) 1996-10-23

Family

ID=31628512

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989082045U Expired - Lifetime JP2515088Y2 (ja) 1989-07-11 1989-07-11 慶弔用木製提灯台の脚部取付け構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2515088Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AUPQ891600A0 (en) * 2000-07-21 2000-08-17 Iodine Technologies Australia Pty Ltd Improved method and process for iodine disinfection

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6341231U (ja) * 1986-09-02 1988-03-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0320709U (ja) 1991-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2515088Y2 (ja) 慶弔用木製提灯台の脚部取付け構造
JPH0341908A (ja) 半径方向のアームを有する柱脚
JPH0618492Y2 (ja) テーブル
JPH0313229Y2 (ja)
JPH02107660U (ja)
JPS6336090U (ja)
JPH0751546Y2 (ja) 軒樋保持具
KR200278583Y1 (ko) 조립식 구조물용 연결부재
JPH0221958Y2 (ja)
KR960002934Y1 (ko) 소화기 받침대의 결합구조
JPS63160611U (ja)
JP2532120Y2 (ja) 金属パイプ製さお部を有する竹馬の足キャップ取付構造
JPS5915878Y2 (ja) 園芸用棚
JPH02111192U (ja)
JP4089256B2 (ja) 提灯用台座
JP3125203B2 (ja) 間仕切り用ポールのポール押え
JPH0236346U (ja)
JPH0462405U (ja)
JP2000116449A (ja)
JPH0384359U (ja)
JPH01114870U (ja)
JPH02127670U (ja)
JPH03120838U (ja)
JPS61187737U (ja)
JPS62180808U (ja)