JPH0313222Y2 - - Google Patents

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JPH0313222Y2
JPH0313222Y2 JP1985071961U JP7196185U JPH0313222Y2 JP H0313222 Y2 JPH0313222 Y2 JP H0313222Y2 JP 1985071961 U JP1985071961 U JP 1985071961U JP 7196185 U JP7196185 U JP 7196185U JP H0313222 Y2 JPH0313222 Y2 JP H0313222Y2
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board
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、家具の分野に利用できる飾り棚に
関するものである。
(従来の技術) 従来の飾り棚は、側板と、両側板間に差し渡し
た複数枚の棚板とから構成されたもの、或は壁等
に固定した支柱に棚受け用のアームを取付け、こ
のアームに棚板を差し渡した構成のもの等が代表
的である。その他、ブロツク片やボツクス(ユニ
ツト式のものもある)等を床に置き、その上に板
を差し渡して飾り棚としたものもある。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来の飾り棚は、人形や置時計等の比較的
軽いものを置くように設計されており、無理して
重量物を置くと棚板が撓んで変形する等の欠点が
あつた。テレビ等の重い物も置けるようにするに
は、丈夫な棚板を用い、かつ棚板の長さ(スパ
ン)を短かくする必要があり、場合によつては背
板を取付けて全体を箱形状にする必要がある。
ところが、このような構造にすると、飾り棚と
いうよりもユニツト家具のようなイメージとなつ
てインテリアとしての面白味がなくなり、背板を
取付けた場合には、その背板により壁面が隠蔽さ
れてせつかく美しく仕上げた壁の良さを有効利用
できなくなるといつた不都合が生じる。
この考案は、上記従来の事態に鑑みなされたも
ので、飾り棚としてのイメージを保持した形態で
あつて、重量物をも安定的に載置でき、しかも美
壁の利用も可能であり、従来にない斬新な外観を
呈する、インテリアとして好適な飾り棚を提供す
ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) この目的を達成するために、本考案は金属製の
角材でほぼ梯子状に形成した二つの枠体をT字形
に結合することにより自立可能に形成され、かつ
前記枠体の縦桟に棚受部材を複数段対設した棚受
と、この棚受に差し渡した複数枚の棚板とを備
え、前記棚板のうち一部の棚板は、撓み防止用の
幅木を介して前記棚受部材に受止され、前記棚板
間の要所には、この棚板間に嵌まる高さ寸法の収
納用箱体を装着してなる手段の飾り棚を要旨とす
るものである。
(実施例) 以下、図示の実施例により、本考案を具体的に
説明すると、1は棚受であり、第2図に示すよう
に金属製の角材でほぼ梯子状に形成した枠体1
a,1bをT字形に結合し、安定的に直立できる
ように形成され、枠体1bの縦桟には棚受部材1
cが対設され、この棚受部材は横棧1dの取付位
置のほぼ中間位をなしてそれぞれ固定されてい
る。2は厚手の棚板であり、長さ及び幅は所定の
寸法を有し、前記棚受1の棚受部材1cに端部を
それぞれ受止させて一対の棚受1に差し渡せるよ
うにしてある。このとき、棚板2は幅方向に遊び
が生じないようになつている。
このようにして、複数枚(第1図に示す場合は
3枚)の棚板2が棚受1に差し渡され、最下位の
棚板2′には撓み防止用の幅木3が、前縁下部及
び後縁下部にそれぞれ棚板の長さ方向に沿つて取
付けられる。幅木3は、両端が内向きにカツトさ
れ、下端の両端部は前記棚受1の横棧1dに安定
的に受止されると共に、上端の要所は棚板2′に
ねじ止め等で固定されている。4は扉を有する収
納用の箱体であり、前記最上位と中間位の棚板2
間にぴつたり嵌まる高さ寸法Hを有し、奥行寸法
は棚板2の幅寸法Dに一致しており、前記棚板2
間の要所に挿入すると共に、箱体4の上板を最上
位の棚板2にねじ止め等で固定してある。5は収
納用の引出しであり、前記中間位の棚板2と最下
位の棚板2′との間にぴつたり嵌まる高さ寸法h
を有し、奥行寸法は棚板2(2′)の幅寸法Dと
同じであり、前記箱体4の真下に位置させて棚板
2,2′間に挿入すると共に、引出しケースの上
板を中間位の棚板2にねじ止め等で固定すること
により装着してある。
この考案に係る飾り棚は、上記のように構成さ
れ、部屋の壁等の前に添置して使用される。この
場合、外観はあくまでも飾り棚に見えると共に、
棚受1が特異の形状を呈しているので、全体のデ
ザインがユニークで斬新な印象を与える。また、
最下位の棚板2′は幅木3により、中間位の棚板
2は前記引出し5により、そして最上位の棚板2
は前記箱体4によりそれぞれ受止されて撓み防止
構造となつているので、かなりの重量物を載置し
ても安定的であり、かつ棚板2,2′のスパンを
大きくすることが可能である。さらに、本考案の
場合には、背板がないので正面側から壁が見え、
かつ棚受1も梯子状であるから側面側からも壁が
よく見えることになり、美しい壁の色彩や模様を
十分に活かすことができる。
前記棚板の長さや棚受に対する取付位置、棚板
間に装着する収納用箱体や引出し等の種類、大き
さ、装着位置等を変えて適宜組合せることによ
り、目的にマツチした種々のバリエーシヨンを形
成することができる。第3図、第4図は使用態様
の実施を示すもので、テレビAやビデオB、オー
デイオセツトC等の重量物をも置くことができ
る。なお、6は補助的に使用される支柱であり、
棒体の上下端に円板を取付けて成り、棚板間に挿
入できるようになつている。
一方、第5図、第6図はさらに発展した使用態
様を示すもので、第5図は棚板12の両端部を棚
受11より外側に出張らせた例であり、第6図は
特に棚板22を長寸に形成した場合に、棚受21
を中間部にも置いた例であり、かつ最上位の棚板
の上に重量物Eを載せるときには、その棚板の下
に幅木23を取付けてある。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案は床に自立可能な
T字形の棚受と、この棚受に差し渡した棚板とで
飾り棚の基体を形成し、棚板の一部には撓み防止
用の幅木を取付けると共に、棚板間の要所には収
納用の箱体や引出し等を装着した構成であるか
ら、従来の飾り棚としてのイメージを保持できる
ばかりでなく、重量物をも安定的に載せることが
でき、バツクの壁が見えるようにしてその壁の美
観も利用でき、棚受のデザインもユニークであつ
て、全体的に斬新な感じを与える等の種々のすぐ
れた効果を奏する。また、組立てや分解が容易で
あるから、取扱上便利であると共に、使用の目的
に応じて自由にバリエーシヨンを変えられる利点
がある。さらに棚受は梯子状の枠体をT字形に結
合して形成されているので、飾り棚の剪断応力が
著しく強くて安定性が高くなり、地震に対しても
強く、安心して使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例を示す正面図、
第2図は、棚板の受止状態を示す一部の斜視図、
第3図及び第4図は、使用の態様を示すそれぞれ
正面図、第5図及び第6図は、使用の変形例を示
すそれぞれ正面図である。 1……棚受、1c……棚受部材、2……棚板、
3……幅木、4……収納用箱体、5……引出し、
6……支柱。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属製の角材でほぼ梯子状に形成した二つの枠
    体をT字形に結合することにより自立可能に形成
    され、かつ前記枠体の縦桟に棚受部材を複数段対
    設した棚受と、この棚受に差し渡した複数枚の棚
    板とを備え、前記棚板のうち一部の棚板は、撓み
    防止用の幅木を介して前記棚受部材に受止され、
    前記棚板間の要所には、この棚板間に嵌まる高さ
    寸法の収納用箱体を装着したことを特徴とする飾
    り棚。
JP1985071961U 1985-05-15 1985-05-15 Expired JPH0313222Y2 (ja)

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JP1985071961U JPH0313222Y2 (ja) 1985-05-15 1985-05-15

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JP1985071961U JPH0313222Y2 (ja) 1985-05-15 1985-05-15

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Publication Number Publication Date
JPS61187550U JPS61187550U (ja) 1986-11-22
JPH0313222Y2 true JPH0313222Y2 (ja) 1991-03-27

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ID=30609927

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50140731U (ja) * 1974-05-07 1975-11-19
JPS58129843U (ja) * 1982-02-25 1983-09-02 有限会社デ−シ−エスデザイン研究所 多目的ユニツト棚

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Publication number Publication date
JPS61187550U (ja) 1986-11-22

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