JPH03131526A - α−酸化鉄の製造法 - Google Patents

α−酸化鉄の製造法

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JPH03131526A
JPH03131526A JP26691989A JP26691989A JPH03131526A JP H03131526 A JPH03131526 A JP H03131526A JP 26691989 A JP26691989 A JP 26691989A JP 26691989 A JP26691989 A JP 26691989A JP H03131526 A JPH03131526 A JP H03131526A
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奥脇 昭嗣
Tsugio Sato
次雄 佐藤
Satoshi Uchida
聡 内田
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Toho Ganryo Kogyo Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C01P2004/20Particle morphology extending in two dimensions, e.g. plate-like
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、六角板状のα−酸化鉄およびその製造法に関
する。更に言えば、六角板状で金属光沢を有するα−酸
化鉄およびその工業的な製造法を提供することを目的と
する。
本発明に係るα−酸化鉄は、例えば防錆#4料として好
適である。
〔従来の技術〕
従来、マイカ状酸化鉄(Mieaceous 1 ro
n 0xide 。
以下MIOという)は鋼材の防錆塗料用顔料として知ら
れている。このようなMIOとしては天然産が知られて
いるが、粒度や粒子形状が不整いであるのみならず、不
純物がかなり不可避的に混入している。
他方、MIOの合成法も知られているが、これには主と
して次のような態様がある。
(1)第2鉄塩をアルカリ水熱処理する方法で、鉄以外
の硫酸塩、種結晶、アルカリ土類金属塩あるいは酒石酸
等の存在下で行う(特開昭50−51097号公報、特
開昭59−232923号公報、特開昭61−1741
20号公報、特開昭62−41717号公報、特開昭6
2−41722号公報)。
(2)水酸化鉄又は酸化鉄をアルカリ水熱処理する方法
(特開昭51445497号公報、特開昭58−697
30号公報、特開昭61−122127号公報、特開平
1−93427号公報)。
〔発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の合成法MIOはMIOの微細な集
合塊が生成したり、他の異なる酸化鉄結晶粒子が不可避
的に混在するなど、MIOのみの結晶発達し、かつ形の
整った粒子を得るには問題があった。
また、従来法は、用途に応し微細なものから粗大な粒子
に至るまで粒子の大きさを制御して製造することが難し
い。
さらに、MIO型O製造プロセス上来法では種々の鉄酸
塩を使用するため、アンモニア、水酸化ナトリウム又は
炭酸ナトリウムなどのアルカリ源が必要であり、さらに
これらが種々の塩類を副生するため、その処理にも問題
があった。
本発明者は、上記従来法の問題点に鑑み、鉄粉のアルカ
リ酸化反応を研究していたところ、MIOの生成領域が
あることを知見し、従来法と異なるMIOの合成法を確
立し本発明を完成した。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち、本発明が捉供しようとするα−酸化鉄は、−
次粒子が1〜100 N及びアスペクト比が5〜30の
範囲にある六角板状の金属光沢を有することを特徴とし
ているものである。
さらに、本発明は鉄粉を苛性アルカリ水溶液中で少なく
とも210℃以」二の温度で酸化させることを特徴とす
るα−酸化鉄の製造法と係る。
以下、本発明について詳述する。
本発明に係るMIOは、鉄塩水?8液を水熱処理して得
られる小さな一次粒子のものと比べて前記のように大き
な一次粒子であることが特徴であり、好ましくは5〜1
00 pm、かつアスペクト比(直径対厚さの比)が1
0〜30の範囲にある着色金属光沢を有する単結晶であ
る。
金属光沢は単結晶が大きいほど優れており、色調は褐色
、紫色乃至銀色を呈しており、それが小さくなる程赤褐
色を呈している。従って、本発明に係るMIOは装飾用
又は防錆用の#R料として好適である。
かかるMIOは、従来法と異なり鉄粉をアルカリ水溶液
中で酸化させることにより得ることができる。
すなわち、鉄粉を所望の酸素分圧にてアルカリ水熱処理
すると種々の鉄酸化物が生成するが、本発明に係るMI
Oの生成条件としては少なくとも210′C以上の温度
が必要であり、アルカリ濃度としては代表的なN a 
Otlで示せば3〜17mo l 7Kg−HzO2好
ましくは5〜15mo l 7Kg−LOの範囲がよい
。この理由は、210 ’C未満では酸化反応が遅いか
又はマグネタイトの生成のみでMIOが得られず、他方
、上限はアルカリ濃度により影響されるが、多くの場合
実用的な圧力で設定されるべきである。
また、アルカリ濃度が低いとMIOを得るにはかなりの
高温でなければ反応が進行しないので実用的ではなく、
一方送に濃すぎるとα−NaFeO,の結晶が生じ易く
なる。
このような条件下で酸化反応は比較的緩やかに進行して
MIOが生成し、約6時間までは結晶が成長して大きく
なり、かつ金属光沢も優れたものになるが、その後はほ
ぼ一定となる。従って、反応時間はMIOの使用目的に
よって適宜選定すべきで特に限定する必要はないけれど
も、多くの場合、1〜24時間、好ましくは2〜6時間
の範囲にある。
なお、酸素分圧はMIOの生成に余り影響はなく、わず
かな分圧であっても反応は進行し、多くの場合IMPa
程度で十分である。
原料の鉄粉は微細なものがよく、また苛性アルカリとし
ては通常、苛性ソーダが用いられる。しかし、苛性カリ
であっても同様に適用できる。
さらに少量のNi、Zn、Cr、Co、、B源等を添加
するとMIOの結晶成長を助長又は抑制する作用がある
ので、必要に応して使用することができるが、これらは
金属粉、塩類または鉄粉における合金組成として含有し
使用することができる。
なお、反応容器の材質によっても、結晶成長は微妙に変
化する傾向がある。
反応終了後は、冷却後固液分離し、洗浄および乾燥して
回収し製品として仕上げる。
〔作 用〕
本発明によれば、鉄粉を210℃以上の温度においてア
ルカリ水溶液中で酸化することにより、よく発達した結
晶の六角板状α−Fezes (旧0)が生ずる。
このMIOは反応時間の経過によって結晶生長し、これ
に伴って粒度分布が小さくなり1〜lOO源の範囲にあ
る。
また、MIOの色調は粒子径によって変化し、In程度
の微粒の場合は赤褐色、大きくなるにつれて赤紫色、暗
紫色、銀色、黒色となって次第に彩やかな金属光沢を呈
する。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、部は
いずれも重量を表わす。
実施例1〜4 内容積300d+m”の電磁誘導撹拌型S[l5316
ステンレス製オートクレーブ〔日東高圧製作所■製〕を
反yt器cN+ヒーカーの使用)として用い、これに鉄
粉3部、水50部およびNaOH20部(10no l
 /Kg−HxO相当)を充填し、1200rpmで撹
拌しながら、温度250℃,Po工:5MPaにおいて
所定時間酸化反応を行った。
反応終了後、50゛C以下になったことを確認して容器
内ガスを取り出し、固形分離したのちメタノールで洗浄
し、乾燥して第1表に示す生成物を回収した。
各時間を異にした各生成物をX線回折にて調べたところ
、いずれもα−FeよOlの単一相であり、またSEM
で観察したところ粒子の整った六角板状粒子であること
が確認された。
第1表 実施例5〜8 Niビーカ内容器の代りにテフロンビーカを用いた以外
は実施例1と全く同様の反応条件と操作で行ったところ
、第2表の結果が得られた。
第2表 実施例9〜12 苛性ソーダの濃度を変えた以外は実施例5と全く同様の
条件と操作で行ったところ、第3表の結果が得られた。
第3表 実施例13〜1 反応温度を変えた以外は、 実施例5と同様の条 件と操作して行ったところ、 第4表の結果を得た。
第4表 実施例17〜22 添加剤を共存させた以外は、実施例5と同様の条件を操
作して行ったところ、第5表の結果を得た。
第5表 比較例1 鉄粉の代りに平均粒径0.8日−の弁柄(FezOz)
を出発原料として実施例1と同様な条件で2時間酸化さ
せたところ、1−以下の金属光沢の全くない微細な褐色
状の六角板状粒子のものしか得られなかった。
〔発明の効果] 本発明に係るMfOは、着色金属光沢を有する比較的単
結晶の大きなものであって、装飾用又は防錆用顔料とし
て適用できる。
また、本発明に係る方法によれば、アルカリは消費され
ないので原料は鉄粉と酸素のみであり、しかも何の副生
物も生成しないので製造プロセスが極めて単純であり、
工業的に有利に従来困難とされた比較的大きな単結晶M
IOを製造できる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一次粒子が1〜100μm及びアスペクト比が5〜
    30の範囲にある六角板状の金属光沢を有するα−酸化
    鉄。 2、鉄粉を苛性アルカリ水溶液中少なくとも210℃以
    上で酸化させることを特徴とするα−酸化鉄の製造法。 3、苛性アルカリ水溶液の濃度がNaOHとして5〜1
    5mol/Kg−H_2Oである請求項1記載のα−酸
    化鉄製造法。 4、鉄粉の酸化において、BO_3^3^−、Ni^+
    ^+、Zn^+^+から選ばれた1種以上を共存させる
    請求項2記載のα−酸化鉄の製造法。
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