JPH0313101Y2 - - Google Patents

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JPH0313101Y2
JPH0313101Y2 JP19920786U JP19920786U JPH0313101Y2 JP H0313101 Y2 JPH0313101 Y2 JP H0313101Y2 JP 19920786 U JP19920786 U JP 19920786U JP 19920786 U JP19920786 U JP 19920786U JP H0313101 Y2 JPH0313101 Y2 JP H0313101Y2
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JP
Japan
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opening edge
annular body
main body
saddle
holding
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JP19920786U
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JPS63107289U (ja
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自転車・バイク等のサドルのカバー、
さらに詳しくは開口縁部が改善されたサドルカバ
ーに関する。
(従来の技術) 既存のサドルカバーは、開口縁部の袋縫部分内
にゴム紐を納めている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、その袋縫部分の縫糸の縫付部分から
裂損し易すい構造上の問題がある。又、縫付部分
から雨水が袋縫部分内に侵入してゴム紐に付着し
て、冬期にはそのまま凍結するために、ゴム紐の
疲労が激しく切れ易すい問題がある。
この問題は、縫付部分に当て材を被着すること
によつて解決することも可能であるが、手間がか
かる袋縫作業にさらに当て材の被着作業を要する
ことになる構造上の新たな問題がある。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、構造的に丈夫で、
しかも成形容易である伸縮自在な開口縁部構造の
サドルカバーを提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案がなした技術
的手段は、ゴムあるいは熱可塑性樹脂からなる所
望形体の本体の開口縁部の内周面部に、該本体と
同素材でほぼ等間隔状に一体成形された保持部で
伸縮性環状体を保持してなることである。
(作用) 上記せる技術的手段により、本体の開口縁部の
内周面部に一体成形された保持部で伸縮性環状体
が保持され構造的に丈夫で、かつ縫付部分等がな
く雨水等が環状体に付着することもない。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
図中Aはサドルカバーで、該カバーAは柔軟弾
性材、即ち天然又は合成のゴムあるいは塩化ビニ
ル等の熱可塑性樹脂からなる所望形体の本体A1
と、該本体A1の開口縁部1の内周面部2の周方
向に、本体A1と同素材で等間隔をおいて一体成
形される保持部4と、該保持部4によつて前記内
周面部2に保持される伸縮性環状体3とからな
り、また開口縁部1には前記保持部4と交叉する
ように襞部分5が内側に突曲状に形成されてい
る。
以下、サドルカバーAの製造方法に基づいて各
構成を説明する。
伸縮性環状体3は、所望の伸縮力を有する、例
えばリング状の平ゴム(第3図参照)等が適当
で、該環状体3を、開口縁成形部B1が第8図に
示す構造になつている成形型Bの、その開口縁成
形部B1に弾装する。次に、この成形型Bを例え
ばPVCペースト100重量%に対し、可塑剤100重
量%、熱安定剤2重量%、増粘剤4重量%、そし
て適量の顔料からなる素材ペースト中に浸漬し、
引上げると、上記素材ペーストが開口縁成形部
B1の表面および該成形部B1に弾装した環状体3
に付着する。
また開口縁成形部B1と環状体3とで形成され
る空間部分には、素材ペーストが表面張力によつ
て周面のみに付着し中空状となる。
そして、加熱成形(200℃、8分)した後に脱
型せしめれば、開口縁成形部B1の表面及び、環
状体3に付着した上記素材ペーストが開口縁部1
を形成し、そして前記成形部B1の各突部B1′,
B1′間で伸縮性環状体3の表面に付着した素材ペ
ーストの上下部分が開口縁部1と夫々一体となり
保持部4…が等間隔状(突部B1′とB1′との間に設
けられ、伸縮性環状体3を内周面部2に保持す
る。
また上記開口縁部1は、その開口縁成形部B1
の表面波型形状により襞部分5が内側に突曲状に
形成される。
尚、伸縮性環状体3は保持部4と内周面部2と
の間で遊動自在に抱持されていて、各部一様に伸
縮自在であり、その伸縮力によりおよび襞部分5
により開口縁部1に伸縮性を付与せしめている。
即ちこれにより、装着時に、襞部分5を含む開
口縁部1全体が伸び拡がり、そして襞部分5は伸
縮性環状体3が対象物に触れぬようにサドルとの
間に介在して、その装着中に伸縮性環状体3がサ
ドルに引掛らず、伸縮性環状体3の損傷がない。
しかも、伸縮性環状体3がサドルとの接触抵抗を
受けずに自在に伸縮して、伸縮性環状体3独自に
各部一様に伸縮して、局部疲労による破断がない
と共にその伸縮力により襞部分5の良好な伸び縮
み動作を促して、開口縁部1各部が一様に伸縮す
ることになる。
(考案の効果) 本考案は、本体の開口縁部の内周面部に一体成
形された保持部で伸縮性環状体が保持され、一体
構造状により丈夫であり、かつ従来の如く環状体
を袋縫部分に納めるものでもないため縫付部分等
がなく雨水等が環状体に付着することもないの
で、冬期等に環状体が凍結し破損(切断)すると
いう問題点も解消され大変有用である。
また構造簡単で部品点数が少なく成形容易であ
るという構造上の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案サドルカバーの実施の一例を示
す斜視図で一部切欠して示し、第2図は要部の横
断平面図、第3図は伸縮性環状体の全体斜視図、
第4図は開口縁部の内周面側を一部拡大して示す
と共に断面して示す斜視図、第5図は開口縁部の
外周面側を一部拡大して示すと共に断面して示す
斜視図、第6図は第4図の−線断面図で拡大
して示し、第7図は第4図の−線断面図で拡
大して示し、第8図はサドルカバー成形型の開口
縁成形部を示す斜視図である。 尚、図中、A:サドルカバー、A1:本体、
1:開口縁部、2:内周面部、3:伸縮性環状
体、4:保持部、5:襞部分、B:成形型、
B1:開口縁成形部、B1′:突部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ゴムあるいは熱可塑性樹脂からなる所望形体の
    本体の開口縁部の内周面部に、該本体と同素材で
    ほぼ等間隔状に一体形成された保持部で伸縮性環
    状体を保持してなるサドルカバー。
JP19920786U 1986-12-29 1986-12-29 Expired JPH0313101Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19920786U JPH0313101Y2 (ja) 1986-12-29 1986-12-29

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JP19920786U JPH0313101Y2 (ja) 1986-12-29 1986-12-29

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Publication Number Publication Date
JPS63107289U JPS63107289U (ja) 1988-07-11
JPH0313101Y2 true JPH0313101Y2 (ja) 1991-03-26

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