JPH0426413Y2 - - Google Patents

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JPH0426413Y2
JPH0426413Y2 JP1986199206U JP19920686U JPH0426413Y2 JP H0426413 Y2 JPH0426413 Y2 JP H0426413Y2 JP 1986199206 U JP1986199206 U JP 1986199206U JP 19920686 U JP19920686 U JP 19920686U JP H0426413 Y2 JPH0426413 Y2 JP H0426413Y2
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JP
Japan
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hat
opening edge
holding
annular body
circumferential surface
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JP1986199206U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は開口縁部が改善された水泳用、浴用あ
るいはベレー帽等の帽子に関する。
(従来の技術) 従来この種の帽子には、例えば実開昭57−
56722号公報に記載された水泳用帽子があり、こ
の帽子は、伸縮性に富んだ材料よりなる帽子本体
の開口縁部に袋状部を周設し、該袋状部内にゴム
等の伸縮性に富んだ逆円錐筒形状の帯状バンドを
挿入し、頭部への密着力を高めている。
(考案が解決しようとする課題) しかし、密着力を高めることによりずれ落ち防
止は向上するが、その反面平坦面の強固な密着に
より着脱に困難であるという問題が生じていた。
本考案は、従来技術の有するこのような問題点
に鑑みなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、ずれ落ち防止を維持しつつ着脱容易化をも
図らしめることである。
(課題を達成するための手段) 上記課題を達成するために本考案がなした技術
的手段は、ゴム又は熱可塑性樹脂からなる柔軟な
帽子本体の絞り状開口縁部の内周面に、該内周面
からほぼ等間隔状に設けた保持部に伸縮性環状体
を持設せしめ、前記保持部には、該保持部との間
に空間を残して帽子本体の内方に向けて突曲状の
厚肉襞部が設けられていることである。
(作用) 環状体が開口縁部の内周面に保持部によつて持
設されて外部に露出しない。
そして、前記環状体の締付けにより襞部が弾性
変形して頭部に密着する。
また、その襞部が着脱時にガイドとして働く。
(実施例) 以下図面を参照して本考案の実施の一例を詳細
に説明する。
図中Aは帽子であり、この帽子Aの本体A1
柔軟弾性材の天然又は合成のゴム、或いは塩化ビ
ニール等の熱可塑性樹脂製のもので、第1図の水
泳用或いは第3図の浴用又は第4図のベレー帽等
の所望の形態に成形している。
そして、柔軟で絞り状の開口縁部1の内周面2
には、伸縮性環状体3を同面2からほぼ等間隔状
に同一体に延設した保持部4……で持設し、各保
持部4……には、該保持部4との間に空間5′を
残して断面略三角形状の厚肉襞部5……が帽子本
1の内方に向けて突曲状に設けられている。
従つて、襞部5……は保持部4と同一体で等間
隔をおいて設けられる。
環状体3は所要の伸縮力を有するたとえば平ゴ
ム等が適当で、この環状体3は保持部4と内周面
2部分との間に遊動自在に抱持されていて、各部
一様に伸縮自在であり、その伸縮力により開口縁
部1に伸縮性を付与すると共に内側に突曲状の相
隣なれる襞部5間に外側の突曲状の襞部6を形成
している。
これにより、着用状態で、襞部5,6を含む開
口縁部1全体が伸び拡がり、そして襞部5が頭に
なじむように弾性変形して広範囲に密接状にフイ
ツトした着用状態になる。さらに襞部5により環
状体3が直接頭に触れずに伸縮するため、髪の毛
を巻き込み引張ることもない。そして、環状体3
独自に各部一様に伸縮して、局部疲労による破断
がないと共にその伸縮力により各襞部5,6の良
好な伸び縮み動作を促して、開口縁部1各部が一
様に伸縮することになる。
次に本考案の帽子の製造法を説明する。
開口縁成形部B1が第3図に示す構造になつて
いる成形型Bのその開口縁成形部B1にあらかじ
め加硫成形してある平ゴム状の環状体3を弾装
し、次いで、この成形型Bを素材ペースト中に浸
漬し、引上げ、加熱成形した後に脱型して帽子A
を得る。
その素材ペーストの配合例と加熱温度および加
熱時間を次に示す。
配合例 天然ゴムラテツクス(ゴム分) 100重量% 加硫剤 1〜1.5重量% 加硫促進剤 0.5〜1重量% 加硫促進助剤 0.5〜1重量% 顔 剤 適 量 加硫温度:180℃ 加硫時間:10分 (考案の効果) 本考案は、開口縁部の内周面に保持部によつて
保持された環状体の締付けにより、各襞部が弾性
変形して頭部に密着するためずれ落ち防止が有効
に図れ、更にその各襞部は帽子着脱時に夫々ガイ
ドとして働き、かつ従来に比べ接触面積が著しく
少ないため、スムーズな着脱が可能となり大変使
用勝手がよい。
また、帽子本体の外表面には環状体持設のため
の孔等が一切存在せず開口縁端部まで完璧な防水
性を有するため、例えば浴用キヤツプ或いはベレ
ー帽等とした場合に有用である。
更に、構造簡単で部品点数が少なく、成形容易
であるという構造上の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案帽子の実施の一例として水泳用
のキヤツプを示す斜視図で一部切欠している。第
2図は要部の横断平面図。第3図は他の実施例と
して浴用キヤツプを示す斜視図。第4図はその他
の実施例としてベレー帽を示す斜視図。第5図は
第1図のキヤツプを成形するのに用いた成形型の
開口縁成形部を示す斜視図である。 図中、Aは帽子、1は開口縁部、2は内周面
部、3は環状体、4は保持部、5は襞部、5′は
空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ゴム又は熱可塑性樹脂からなる柔軟な帽子本体
    の絞り状開口縁部の内周面に、該内周面からほぼ
    等間隔状に設けた保持部に伸縮性環状体を持設せ
    しめ、前記保持部には、該保持部との間に空間を
    残して帽子本体の内方に向けて突曲状の厚肉襞部
    が設けられている帽子。
JP1986199206U 1986-12-29 1986-12-29 Expired JPH0426413Y2 (ja)

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JPS63106724U JPS63106724U (ja) 1988-07-09
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5756722B2 (ja) * 1975-12-24 1982-12-01 Hitachi Ltd

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6234965Y2 (ja) * 1980-09-18 1987-09-05
JPS60127326U (ja) * 1984-02-03 1985-08-27 株式会社 サンコ− シヤワ−キヤツプ

Patent Citations (1)

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JPS5756722B2 (ja) * 1975-12-24 1982-12-01 Hitachi Ltd

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