JPH03130717A - 走査光学系 - Google Patents

走査光学系

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JPH03130717A
JPH03130717A JP26883389A JP26883389A JPH03130717A JP H03130717 A JPH03130717 A JP H03130717A JP 26883389 A JP26883389 A JP 26883389A JP 26883389 A JP26883389 A JP 26883389A JP H03130717 A JPH03130717 A JP H03130717A
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JP
Japan
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scanning
cylindrical lens
optical system
scanning direction
refractive power
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JP26883389A
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Shuji Mori
森 修次
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JAPAN IMEEJINGU SYST KK
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JAPAN IMEEJINGU SYST KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は走査光学系に関し、特に回転鏡1回転多面鏡等
の偏向器を用いる走査光学系に関する。
〔従来の技術〕
近年、レーザ光等の光束を偏向走査して情報を記録また
は読み取るレーザビームプリンタ、レーザプロフタ等の
装置が数多く実用化されてきているが、これらの装置に
おける走査光学系では、偏向器として回転鏡5回転多面
鏡等が用いられる場合が多い。
しかし、回転鏡3回転多面鏡等の偏向器は、高精度に加
工されたものであっても、回転軸と偏向ミラー面との平
行度に多少の誤差が生じる。この偏向ミラー面の平行度
の誤差は、一般に面倒れ誤差と呼ばれている。
この面倒れ誤差は、走査面を走査される集束した光点の
軌跡を走査方向と垂直な方向に偏奇させるという不都合
があるので、この偏向ミラー面の面倒れ誤差を光学的に
補正するようにした走査光学系がすでにいくつか開示さ
れている。
例えば、第8図および第9図(al、 (blに示すよ
うな従来の走査光学系(特開昭57−144514号公
報参照)は、回転多面鏡22の偏向ミラー面の近傍に線
像を結像するためのシリンドリカルレンズでなる線像結
像光学系21と、複数の偏向ミラー面を有し等角速度で
回転する回転多面鏡22と、球面単レンズ23およびト
ーリックレンズ(トロイダルレンズ)24からなる2枚
構成のfθレンズとから構成されている。なお、第8図
中、符号Sは光源を示す。
また、第10図ta+および(blに示すような従来の
走査光学系(特公昭52−28666号公報参照)は、
回転多面鏡32の偏向ミラー面の近傍に線像を結像する
ためのシリンドリカルレンズでなる線像結像光学系31
と、複数の偏向ミラー面を有し等角速度で回転する回転
多面鏡32と、シリンドリカルレンズ33および球面レ
ンズ34からなるrθレンズとから構成されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の走査光学系は、前者の走査光学系では、
面倒れ補正用の光学系としてトーリックレンズ24を使
用していたので、全体でのレンズの構成枚数を減らすこ
とは可能であったが、このトーリックレンズ24の製造
が非常に困難であるという問題点があった。
また、後者の走査光学系は、トーリックレンズを使用し
ないので比較的安価で容易に製造することが可能である
が、球面レンズ34は走査光学系として光束が通過しな
い不要な部分が多く、特にサイズの大きなレンズになる
と材料費や寸法が大きくなる等の問題点があった。
ところで、走査光学系で用いられるレンズは、走査方向
に垂直な方向には幅を必要としないので、例えば第11
図に示すように、一般に外径が円形のレンズの中程を走
査方向に平行に残して上下部分を切り落としたような厚
板状をしている。
このような厚板状のレンズは、球面レンズの場合には、
−船釣に次の2通りの製造方法により製造されていた。
第1の方法は、外径が円形の状態で球面レンズを加工し
て最後に不要な部分を切断する方法、第2の方法は、プ
レス材を使用しあらかじめでき上がり状態に近い形を作
り研磨で仕上げる方法である。いずれの方法もそれぞれ
一長一短があるが、第1の方法では加工精度(芯、ダレ
)等はよいが材料のむだが多く、第2の方法では材料の
むだは少ないが加工精度が悪い等である。
一方、厚板状のレンズは、シリンドリカルレンズの場合
には、球面レンズに比べて非常に製造が容易である。す
なわち、例えば第12図に示すように、初めに目的とす
る平凸レンズ等を数個並べた程度の大きさの材料をかま
ぼこ状に研磨し、しかる後に必要な厚さで切断すれば、
シリンドリカルレンズの量産が比較的容易になる。
ところが、シリンドリカルレンズは、曲率半径が大きく
なると研磨用加工治具が球面レンズより大型になるため
、材料のむだ等を考えても球面レンズの方が最終的に製
造コストが安価になることがある。
本発明の目的は、上述の点に鑑み、偏向走査された光束
を走査面上に集光する光学素子群にシリンドリカルレン
ズを多く用いて、製造の難しさ。
材料のむだ等の問題を解決し、かつ偏向器の反射ミラー
面の面倒れ精度を高くすることなしに光点の集束性、f
θ補正および面倒れ補正の要求を満足するようにした走
査光学系を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、シリンドリカルレンズの曲
率半径が大きくなる場合にはシリンドリカルレンズの製
造コストが高くなることを考慮して、曲率半径が大きな
シリンドリカルレンズの代わりに球面レンズを使用して
製造コストの問題を解決し、かつ偏向器の反射ミラー面
の面倒れ精度を高(することなしに光点の集束性、「θ
補正および面倒れ補正の要求を満足するようにした走査
光学系を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の走査光学系は、光源からの光束を等角速度で回
転する偏向ミラー面に入射させて偏向走査し、偏向走査
された光束を走査面に集束させる光学素子群を備えた走
査光学系において、光源からの光束により偏向ミラー面
の近傍に走査方向と平行な線像を結像する走査方向と垂
直な方向にのみ正の屈折力を有する線像結像光学系が配
置され、偏向ミラー面により偏向走査された光束を走査
面に集束させる光学素子群が、偏向ミラー面側より順に
、走査方向に平行な方向にのみ負の屈折力を有する第1
のシリンドリカルレンズと、走査方向と垂直な方向にの
み正の反射力を有するシリンドリカルミラーと、走査方
向に平行な方向にのみ正の屈折力を有する第2のシリン
ドリカルレンズと、走査方向と垂直な方向にのみ正の屈
折力を有する第3のシリンドリカルレンズとから構成さ
れていることを特徴とする。
また、本発明の走査光学系は、光源からの光束を等角速
度で回転する偏向ミラー面に入射させて偏向走査し、偏
向走査された光束を走査面に集束させる光学素子群を備
えた走査光学系において、光源からの光束により偏向ミ
ラー面の近傍に走査方向と平行な線像を結像する走査方
向と垂直な方向にのみ正の屈折力を有する線像結像光学
系が配置され、偏向ミラー面により偏向走査された光束
を走査面に集束させる光学素子群が、偏向ミラー面側よ
り順に、負の屈折力を有する球面レンズと、走査方向と
垂直な方向にのみ正の反射力を有するシリンドリカルミ
ラーと、走査方向に平行な方向にのみ正の屈折力を有す
る第1のシリンドリカルレンズと、走査方向と垂直な方
向にのみ正の屈折力を有する第2のシリンドリカルレン
ズとから構成されていることを特徴とする。
〔作用〕
本発明の走査光学系では、走査方向と垂直な方向にのみ
正の屈折力を有する線像結像光学系が光源からの光束に
より偏向ミラー面の近傍に走査方向と平行な線像を結像
し、走査方向に平行な方向にのみ負の屈折力を有する第
1のシリンドリカルレンズおよび走査方向に平行な方向
にのみ正の屈折力を有する第2のシリンドリカルレンズ
が走査方向と平行な方向の光束に負の歪曲収差を与えて
fθ補正を行いかつタンジェンシャル方向のコマおよび
像面湾曲を抑え、走査方向と垂直な方向にのみ正の反射
力を有するシリンドリカルミラーおよび走査方向と垂直
な方向にのみ正の屈折力を有する第3のシリンドリカル
レンズが走査方向に垂直な方向の光束を走査面に結像し
て面倒れ補正を行いかつサジタル方向の像面湾曲を除去
する。
また、本発明の走査光学系では、負の屈折力を有する球
面レンズレンズおよび走査方向に平行な方向にのみ正の
屈折力を有する第1のシリンドリカルレンズが走査方向
と平行な方向の光束に負の歪曲収差を与えてrθ補正を
行いかつタンジェンシャル方向のコマおよび像面湾曲を
抑え、走査方向と垂直な方向にのみ正の反射力を有する
シリンドリカルミラーおよび走査方向と垂直な方向にの
み正の屈折力を有する第2のシリンドリカルレンズが走
査方向に垂直な方向の光束を走査面に結像して面倒れ補
正を行いかつサジタル方向の像面湾曲を除去する。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して詳細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係る走査光学系を示す斜
視図である0本実施例の走査光学系は、光源(図示せず
)からの平行光束を偏向ミラー面の近傍に線像として結
像する走査方向と垂直な方向にのみ正の屈折力を有する
線像結像光学系としての第1シリンドリカルレンズ1と
、複数の偏向ミラー面を有し等角速度で回転する偏向器
としての回転多面鏡2と、偏向ミラー面により偏向され
た光束の走査方向と平行な方向にのみ負の屈折力を有す
る第2シリンドリカルレンズ3と、光束の走査方向と垂
直な方向にのみ正の反射力を有するシリンドリカルミラ
ー4と、走査方向と平行な方向にのみ正の屈折力を有す
る第3シリンドリカルレンズと、走査方向と垂直な方向
にのみ正の屈折力を有する第4シリンドリカルレンズ6
とが順次配設されて構成されている。
次に、このように構成された本実施例の走査光学系の作
用について説明する。
第1シリンドリカルレンズ1は、光源からの平行光束に
より回転多面鏡2の偏向ミラー面の近傍に線像を結像さ
せる。
回転多面鏡2は、等角速度で回転して、第1シリンドリ
カルレンズlにより偏向ミラー面の近傍に結像された線
像の光束を偏向ミラー面によって反射して偏向走査させ
る。
第2シリンドリカルレンズ3および第3シリンドリカル
レンズ5は、走査方向と平行な方向にのみ負の屈折力を
有するので、回転多面鏡2により偏向走査された光束に
負の歪曲収差を与えて、fθ補正を行う。
シリンドリカルミラー4は、第2シリンドリカルレンズ
3を通過した光束を90度の角度に反射させるとともに
、走査方向と垂直な方向にのみ正の屈折力を有している
ことにより面倒れ補正およびサジタル方向の像面湾曲の
除去を行う。
第4シリンドリカルレンズ6は、走査方向と平行な方向
にのみ正の屈折力を有することにより面倒れを補正して
走査面P上に光点を生じさせる。
したがって、走査方向と平行な方向の光束は、偏向走査
された平行光束が凹凸2枚の第2シリンドリカルレンズ
3および第3シリンドリカルレンズ5によって負の歪曲
収差が与えられてfθ補正が行われ、走査面Pにおける
光点の位置(原点がらの変位X)が集光用光学素子群(
第2シリンドリカルレンズ3.シリンドリカルミラー4
.第3シリンドリカルレンズ5および第4シリンドリカ
ルレンズ6)の走査方向の焦点路11i11fおよび回
転多面鏡2によって偏向された光束との光軸のなす角θ
においてx=f・θの関係になるように、がつタンジェ
ンシャル方向のコマおよび像面湾曲が抑えられるように
設定されている。
また、走査方向に垂直な方向の光束は、シリンドリカル
ミラー4と第4シリンドリカルレンズ6との組合せによ
って偏向ミラー面の近傍に結像された線像(第2回出)
では点像)が走査面Pに共役結像される。このとき、シ
リンドリカルミラー4によって走査面Pと第3シリンド
リカルレンズ5との間で一度結像され(第2回出)参照
)、第4シリンドリカルレンズ6によって走査面P上に
再度結像される。なお、シリンドリカルミラー4によっ
て走査面Pと第3シリンドリカルレンズ5との間で一度
結像させるのは、サジタル方向の像面湾曲を除去するた
めである。
第3図は、第1図に示した本実施例の走査光学系に座標
を記入した図である。
次に、第3図中の座標に従って第1図に示した実施例の
走査光学系の具体的な数値例を次に挙げる。なお、以下
、RxはX方向の曲率半径(単位はmm)、RyはX方
向の曲率半径(単位はmm)、dは距M(単位はmm)
 、nは屈折率をそれぞれ示す。
〈実施例1〉 焦点距離−549,998m m  F hh =45
.8使用波長λ=0.78μm 第1シリンドリカルレンズlの第1屈折面Rx=   
oo     Ry=  211.538d  =  
10.6404   n  =   1.5107第1
シリンドリカルレンズ1の第2屈折面Rz =   0
0     Ry w   ωd  ”  407.1
946   n  =   1回転多面鏡2の偏向ミラ
ー面 Rxミ  ω    Ry=   (1)d  =  
57.1154   n  −1第2シリンドリカルレ
ンズ3の第1屈折面Rx =   00     Ry
 =   ■d  −27,5423n  =   1
.7123第2シリンドリカルレンズ3の第2屈折面R
x−1291,375R)l=   ”d  ”  3
1.178On  =   1シリンドリカルミラー4
の反射面 Rx−oo     Ry= −199,666d  
=  57.5412   n  =1(90°反射)
第3シリンドリカルレンズ5の第1屈折面Rxた  0
0     Ry =   ■d  =  39.34
62   n  =   1.7123第3シリンドリ
カルレンズ5の第2屈折面Rx −−319,097R
Y −” d   =  455.9315    n   = 
   1第4シリンドリカルレンズ6の第1屈折面Rz
 t=   00     Ry =   ■d  =
  15.000On  =   1.5107第4シ
リンドリカルレンズ6の第2屈折面Rx=   oo 
    Ry= −44,795d  =  116.
4500   n  =   1ところで、シリンドリ
カルレンズは曲率半径が大きくなると研磨用加工治具が
大型になるために球面レンズの方が材料のむだ等を考え
ても最終的に安価になることはすでに述べた9例えば、
実施例1の第2シリンドリカルレンズ3は、走査光学系
全体の焦点距離が200mm程度以上になると、曲率半
径が大きくなり、第2シリンドリカルレンズ3の研磨用
加工治具が大型化してしまう。
第4図は、第2シリンドリカルレンズ3の代わりに負の
屈折力を有する球面レンズ7を配置した本発明の他の実
施例に係る走査光学系を示す斜視図である。第4図にお
いて、第1図に示した実施例の走査光学系の部材と対応
する部材には同一符号を付してそれらの詳しい説明は省
略する。
次に、第3図中の座標に従って第4図に示した実施例の
走査光学系の具体的な数値例を次に挙げ・る。
〈実施例2〉 焦点距離−549,998mm  Fk−45,8使用
波長λ=0.78μm 第1シリンドリカルレンズ1の第1屈折面Rx=   
oo     Ry=  211.538d  =  
10.6404   n  =   1.5107第1
シリンドリカルレンズ1の第2屈折面Rx=   ω 
   RF=   ωd  =  407.1946 
  n  =   1回転多面鏡2の偏向ミラー面 Rx−閃    Ry=   (1) d=57.1154   n  =   1球面レンズ
7の第1屈折面 RX =   QoRy =   ω d  =   27.5423   n  −1,71
23球面レンズ7の第2屈折面 Rx ” 1291.375   RY = 1291
.375d  −31,178On  −1 シリンドリカルミラー4の反射面 Rx=   oo     Ry= −199,666
d  −57,5412n  =1(90”反射)第3
シリンドリカルレンズ5の第1m折面RX =”   
  Ry =   o。
d  =  39.3462   n  −1,712
3第3シリンドリカルレンズ5の第2屈折面Rx = 
−319,097Ry −”d  =  455.93
15   n  =   1第4シリンドリカルレンズ
6の第1屈折面RX =   00     Ry =
   o。
d  =  15.0000   n  =   1.
5107第4シリンドリカルレンズ6の第2屈折面Rx
”   ooR>’=−43,860d  =  11
6.4500   n  −1上記各実施例の走査光学
系は、第5図+81および(blに示すような「θ特性
((実像高−理想像高)+理想像高)およびローカルエ
ラー((実間隔理想間隔)十理想間隔)を有しており、
レーザビームプリンタ、レーザプロフタ等の装置に要求
される仕様を十分に満足しており、光源にガウス型強度
分布を有するレーザ光を使用すれば回折限界近くまで光
束を集束することができる。例えば、約数IOμm程度
に絞り込むことが可能で、走査幅内の変動も比較的少な
い。
なお、第6図は第1図に示した実施例の走査光学系の非
点収差(AS)を示す図であり、第7図は第4図に示し
た実施例の走査光学系の非点収差を示す図である。
また、面倒れ補正の能力も高く、面倒れ精度が1分から
2分程度の偏向器が使用可能である0例えば、回転多面
鏡2の偏向ミラー面の傾きが1分であった場合の走査面
Pにおける走査方向と垂直な方向への位置ずれは、面倒
れ補正が無い走査光学系の場合が319.98μmであ
るのに対して、各実施例では、各走査位置で 走査位置  320 160  0 160 320m
m実施例1  +2.7 +1.1−0.9 +1.0
 +2.6μm実施例2  +2.1 +1.6 +0
.2 +1.6 +1.8 μmとなった。
なお、上記各実施例では、レンズはすべて平凸および平
凹のシリンドリカルレンズまたは平凹の球面レンズとし
たが、これはレンズの研磨用加工治具の個数を減らすと
ともに加工工数を少なくするためであり、本発明を実施
する場合には必ずしも平凸および平凹のシリンドリカル
レンズまたは平凹の球面レンズでなくてもよいことはい
うまでもない。
また、上記各実施例では、偏向器を回転多面鏡としたが
、偏向器が回転鏡の場合にも本発明が同様に通用可能で
あることはいうまでもない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、偏向走査された
光束を走査面上に集光する光学素子群にシリンドリカル
レンズを多く用いたことにより、製造の難しさ、材料の
むだ等の問題を解決し、かつ偏向器の偏向ミラー面の面
倒れ精度を高くすることなしにレーザプリンタ、レーザ
ブロック等の装置に要求される光点の集束性、fθ補正
および面倒れ補正の仕様を満足させることができるとい
う効果がある。
また、本発明によれば、シリンドリカルレンズの曲率半
径が大きくなる場合にシリンドリカルレンズの製造コス
トが高くなることを考慮して、曲率半径が大きいシリン
ドリカルレンズの代わりに球面レンズを使用することに
より、製造コストの問題を解決し、かつ偏向器の偏向ミ
ラー面の面倒れ精度を高くすることなしにレーザプリン
タ、レーザプロッタ等の装置に要求される光点の集束性
3fθ補正および面倒れ補正の仕様を満足させることが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る走査光学系を示す斜視
図、 第2図(alおよび(b)は第1図に示した走査光学系
の水平光路および垂直光路をそれぞれ示す断面図、第3
図は第1図に示した走査光学系に座標を表示して示す図
、 第4図は本発明の他の実施例に係る走査光学系を示す斜
視図、 第5図+81および(ト))は第1図および第4図に示
した走査光学系におけるfθ補正およびローカルエラー
をそれぞれ示す線図、 第6図は第1図に示した走査光学系における非点収差を
示す線図、 第7図は第4図に示した走査光学系における非点収差を
示す線図、 第8図は従来の走査光学系の一例を示す斜視図、第9図
(alおよび山)は第8図に示した走査光学系の水平光
路および垂直光路をそれぞれ示す断面図、第5図+81
および伽)は従来の走査光学系の他の例の水平光路およ
び垂直光路をそれぞれ示す断面図、 第11図は走査光学系におけるレンズの形状例を示す斜
視図、 第12はシリンドリカルレンズの製造方法を例示する斜
視図である。 図において、 1・・・第1シリンドリカルレンズ (線像結像光学系)、 2・・・回転多面鏡(偏向器)、 3・・・第2シリンドリカルレンズ (第1のシリンドリカルレンズ)、 4・・・シリンドリカルミラー 5・・・第3シリンドリカルレンズ (第2のシリンドリカルレンズまたは 第1のシリンドリカルレンズ)、 6・・・第4シリンドリカルレンズ (第3のシリンドリカルレンズまたは 第2のシリンドリカルレンズ)、 7・・・球面レンズである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光源からの光束を等角速度で回転する偏向ミラー
    面に入射させて偏向走査し、偏向走査された光束を走査
    面に集束させる光学素子群を備えた走査光学系において
    、 光源からの光束により偏向ミラー面の近傍に走査方向と
    平行な線像を結像する走査方向と垂直な方向にのみ正の
    屈折力を有する線像結像光学系が配置され、 偏向ミラー面により偏向走査された光束を走査面に集束
    させる光学素子群が、偏向ミラー面側より順に、走査方
    向に平行な方向にのみ負の屈折力を有する第1のシリン
    ドリカルレンズと、走査方向と垂直な方向にのみ正の反
    射力を有するシリンドリカルミラーと、走査方向に平行
    な方向にのみ正の屈折力を有する第2のシリンドリカル
    レンズと、走査方向と垂直な方向にのみ正の屈折力を有
    する第3のシリンドリカルレンズとから構成されている
    ことを特徴とする走査光学系。
  2. (2)光源からの光束を等角速度で回転する偏向ミラー
    面に入射させて偏向走査し、偏向走査された光束を走査
    面に集束させる光学素子群を備えた走査光学系において
    、 光源からの光束により偏向ミラー面の近傍に走査方向と
    平行な線像を結像する走査方向と垂直な方向にのみ正の
    屈折力を有する線像結像光学系が配置され、 偏向ミラー面により偏向走査された光束を走査面に集束
    させる光学素子群が、偏向ミラー面側より順に、負の屈
    折力を有する球面レンズと、走査方向と垂直な方向にの
    み正の反射力を有するシリンドリカルミラーと、走査方
    向に平行な方向にのみ正の屈折力を有する第1のシリン
    ドリカルレンズと、走査方向と垂直な方向にのみ正の屈
    折力を有する第2のシリンドリカルレンズとから構成さ
    れている ことを特徴とする走査光学系。
JP26883389A 1989-10-16 1989-10-16 走査光学系 Pending JPH03130717A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5546215A (en) * 1992-05-08 1996-08-13 Fuji Xerox Co., Ltd. Optical scanning apparatus
US6696681B2 (en) 2000-07-26 2004-02-24 Fuji Photo Film Co., Ltd. F-θ lens, beam scanning device, and imaging apparatus
KR100501353B1 (ko) * 2002-08-07 2005-07-18 현대자동차주식회사 자동차용 연료 도어장치

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