JPH03130419A - 支持装置を備えた木綿，化学繊維等の繊維俵の開繊装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は支持装置を備え木綿、化学繊維等からなる繊維
俵の開繊装置に関し、特に繊維俵は繊維俵に沿って走行
可能な開繊装置によって上から加工され、繊維俵を支持
する支持装置が前壁と側壁からなる上方が開放したボッ
クスの形状で設けられており、前壁と側壁の内部に配置
され駆動時には昇降装置によって繊維俵と共に垂直方向
に位置を変えることが出来るテーブル上に繊維俵が配置
されている繊維俵の開繊装置に関するものである。

［従来の技術］ 公知の装置においては、昇降装置はテーブルの下方に配
置されており、昇降装置の高さによって、繊維俵を有す
るテーブルを床すなわちフロアのすぐ近くには配置する
ことができない。

［発明が解決しようとする課題］ それに対して本発明の課題は、上記の欠点を除去し、特
に高さを低くして、開繊装置の下方に繊維俵を簡単に配
置することができる冒頭で述べた種類の装置を提供する
ことである。

［課題を解決するための手段］ 上記の課題は、請求項１項に記載の特徴によって解決さ
れる。

［作　用］ 昇降装置を支持壁の外部に配置することによって、テー
ブルの下方に空間が残されるので、テーブルを床すなわ
ちフロアの近傍に配置することができ、それによって装
置の高さを減少させることができる。連動部材、例えば
ロッド、バーなどによってテーブルと昇降装置との結合
が確実に行われる。

好ましくはテーブルと支持壁によってコンテナが形成さ
れる。好ましくはコンテナの少なくとも１つの支持壁が
取り外し可能で、例えば倒して開けることができる。例
えばコンテナは走行部材、例えばローラあるいは車輪に
よって走行することができる。好ましくは連動部材は支
持壁の垂直のスリットに嵌入する。好ましくは昇降装置
には連動部材及び反転ローラを移送する垂直のフレキシ
ブルな移送部材、例えばチェーンが設けられている。好
ましくは反転ローラは駆動装置と接続されている。好ま
しくは開繊装置を有するキャリッジが、少なくとも２つ
のコンテナの上に張架されたレール等の上を走行する。

好ましくはレールは柱の上に固定されている。好ましく
は昇降装置が柱に取り付けられ、あるいは柱内に設けら
れている。

好ましくは移送装置、例えば連動部材を有するチェーン
が設けられており、コンテナをさらに移送する。好まし
くはテーブルに設けられた連動部材と昇降装置に設けら
れた連動部材との間にぞれぞれ結合装置等が設けられて
いる。好ましくはテーブルに設けられた連動部材が昇降
装置に設けられた連動部材の上に載置されている。好ま
しくは昇降装置には制御装置が設けられ、前記制御装置
は共通の制御装置を介してキャリッジの制御装置と接続
されている。好ましくはコンテナの移送装置（コンテナ
補充）に制御装置が設けられ、前記制御装置は共通の制
御装置を介してキャリッジと昇降装置の制御装置と接続
されている。さらにまた、コンテナ移送装置、開繊装置
を有するキャリッジ及び昇降装置を移送する移送装置が
共通の制御装置、例えばマイクロコンピュータに接続さ
れていると、効果的である。

本発明の繊維俵搬出装置は構造が簡単で、自動的に作動
し、かつわずかなｗ４維俵にも使用することができる。

開繊装置（開俵機〉は開繊ドラムと固定の格子を有し、
好ましくは高架のレール上を走行する。開繊された繊維
塊の吸引はフレキシブルなホースを介して行われる。こ
のことは特に繊維俵が少ない場合に問題なく実現するこ
とができる。ぞれぞれ１方向に移動しきる毎に側方へ位
置をずらすために、開繊ユニット（開繊ドラム及び／あ
るいは格子）をキャリッジ（走行台）に対して両方向に
調節し、あるいはレールフレームを必要な側方のずれ量
だけ移動させることができる。

ｍ維俵は好ましくはコンテナ内で開繊装置の下方へ移動
される。そこでコンテナは固定装置によって固定される
。コンテナには取り外しできる床（テーブル）が設けら
れており、前記テーブルは昇降装置によって移動させる
ことができる。それによって開繊装置を有するキャリッ
ジが移動しきる毎にキャリッジを送る（垂直に移動する
）ことができる。繊維俵はコンテナ壁より突出している
ので、開繊装置が壁を越えて走行することができる。コ
ンテナには好ましくは倒して開ける壁が設けられている
ので、コンテナに容易に装荷することができる。好まし
くは空のテーブルを、繊維俵が装荷され、準備ができて
いるテーブルと交換することができる。コンテナ床はぞ
れぞれ作業開始時に静止した昇降装置に結合されており
、昇降装置は機械制御装置と接続されている。装置には
、全ての駆動と作業動作を調和させる機械制御装置が設
けられている。材料を迅速に交換するために、２つの作
業ステーションの上にレールが張架されているので、第
１のステーションで作業が行われている間に第２のステ
ーションでコンテナの交換が行われ、そのようにして準
備を行うことができる。

［実施例コ 以下、図面に示す実施例を用いて本発明の詳細な説明す
る。

第１図によれば、４本の垂直の柱１ａ〜１ｄからなるフ
レームが設けられており、フレームの上端部には平行な
２本のレール２ａと２ｂが設けられている。レール２ａ
、２ｂ上を車輪４ａ〜４ｄを有するキャリッジ３（走行
フレーム〉が走行し、前記キャリッジには高速回転する
開繊ドラム５、格子６及び支持ローラ７ａ１７が設けら
れて、いる。

キャリッジ３の移動方向は矢印ＡＳＢで示され、開繊ド
ラム５の回転は湾曲した矢印Ｃで示されている。開繊ド
ラム５の上方にはフレキシブルなホース９を有する吸引
装置８が配置されており、吸引装置８は吸引源１０°に
接続されている（第２図を参照〉。繊維俵１０はコンテ
ナ１１　（上方が開放したボックス）内に配置されてお
り、コンテナには２つの側壁１２ａ、１２ｂ、２つの前
壁１３ａ、１３ｂ及び床が設けられており、前記床は繊
維俵のテーブル１４として用いられる。駆動の間、側壁
１２ａ、１２ｂと前壁１３ａ、１３ｂは不動であるが、
テーブル１４はコンテナの内部で垂直方向（矢印ＥＳＤ
を参照）へ位置を変えることができ、従って可動に配置
されている。コンテナ１１には４つの車輪１５ａ、１５
ｂ　（車輪■５ｃ、１５ｄは図示されていない）が設け
られているので、コンテナ１１は走行することができる
。

コンテナ１１の外部に、支持面としての側壁１２ａ、１
２ｂ、前壁１３ａ、１３ｂと対向して２つの部分１６ａ
、１６ｂからなる昇降装置１６が設けられている。各部
分１６ａ、１６ｂには４つの反転ローラ１７ａ〜１７ｄ
が設けられており、これら反転ローラは垂直に配置され
た２つのチェーン１８ａ、１８ｂを移動させる（矢印Ｆ
ＳＧを参照）。反転ローラ１７ａ、１７ｄは軸１９ａに
よって結合され、反転ローラ１７ｂ、１７ｃは軸１９ｂ
によって結合されている。昇降装置１６の部分１６ｂに
ついても同様に構成されている。反転ローラ１７ａは駆
動モータ２０によって駆動される。チェーン１８ａ−１
８ｄには、例えばバーロッドなどの連動部材２１ａ〜２
１ｄが設けられている。テーブル１４の前側１４ａ、１
４ｂには連動部材２２ａ〜２２ｄが配置されており、こ
れら連動部材２２ａ〜２２ｄはぞれぞれ結合装置２３ａ
〜２３ｃによって連動部材２１ａ〜２１ｄと取り外し可
能に結合されている。コンテナ１１の前壁１３ａ、１３
ｂには垂直のスリット２４ａ〜２４ｂが懲戒されており
、そのスリットにぞれぞれ連動部材２２ａから２２ｄが
嵌入している。

第４図によれば、チェーン１８ａはチェーン１８ｃと例
えばバーなどの連動部材２５ａによって結合され、チェ
ーン１８ｂはチェーン１８ｄと連動部材２５ｂによって
結合されている。テーブル１４の側方の端面１４Ｃと１
４ｄには連動部材２６ａ、２６ｂないし２６ｃ、２６ｄ
が配置されており、これら連動部材は連動部材２５Ｈな
いし２５ｂ上に載置されている。

第５図には４つのコンテナ１１ａ〜１１ｄが一列に配置
されて示されている。コンテナ１１ａと１１ｂの上方を
開繊ドラム５を有するキャリッジ３が往復走行する。コ
ンテナ１１ａと１１ｂの走行方向は符号Ｈで示されてい
る。コンテナ１１ａ〜ｌｉｄの下方にはぞれぞれ突出部
２７ａ〜２７ｄ（あるいは凹部）が設けられており、こ
れら突出部は４つの連動バー２８ａ〜２８ｄと噛合して
いる。屈曲された連動バー２８ａ〜２８ｄは、反転ロー
ラ３０ａ、３０ｂを中心に回転走行するエンドレスのチ
ェーン２９に取り付けられている。

キャリッジ３の駆動モータ３１、昇降装置１６の駆動モ
ータ２０、及びコンテナ移送装置の反転ローラ３０ａの
駆動モータ３２は共通の制御装置３３、例えばマイクロ
コンピュータに接続されている。第５図においては昇降
装置１６　（反転ローラを有するチェーン〉は、柱１ａ
〜１ｄの内部に配置されている。

［発明の効果］ 以上の説明から明らかなように、本発明による繊維俵の
開繊装置はその開繊装置の下方に繊維俵を簡単に配置す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の概略を示す側面図、第２図は柱上
に軸承された走行レールと繊維塊吸引装置を有する開繊
装置の斜視図、第３図は昇降装置を有する繊維俵コンテ
ナと連動部材の結合を示す斜視図、第４図は昇降装置と
テーブルをぞれぞれ結合装置なしの連動部材と共に示す
斜視図、第５図はコンテナを移送する連動部材とチェー
ンを有する移送装置の側面図である。 ３・・・キャリッジ、　　　５・・・開繊ドラム、１１
・・・コンテナ、 １２ａ、１２ｂ、１３ａ、１３ｂ−・・支持ローラ、１
４・・・テーブル、 １６．１６ａ、１６ｂ＝・昇降装置、 ２１ａ　〜２１ｄ、２２ａ　〜２２ｄ、２５ａ、２５ｂ
、２６ａ〜２６ｄ・・・連動装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、支持装置を備えた木綿、化学繊維等からなる繊維俵
   の開繊装置であって、繊維俵は繊維俵に沿って走行可能
   な開繊装置によって上から加工され、繊維俵を支持する
   支持装置が前壁と側壁からなる上方が開放したボックス
   の形状で設けられており、前壁と側壁の内部に配置され
   駆動時には昇降装置によって繊維俵と共に垂直方向に位
   置を変えることが出来るテーブル上に繊維俵が配置され
   ており、昇降装置（１６、１６ａ、１６ｂ）が支持ロー
   ラ（１２ａ、１２ｂ、１３ａ、１３ｂ）の外面と対向し
   て配置されており、連動部材（２１ａ〜２１ｄ、２２ａ
   〜２２ｄ、２５ａ、２５ｂ、２６ａ〜２６ｄ）がテーブ
   ル（１４）と昇降装置（１６、１６ａ、１６ｂ）の間に
   設けられていることを特徴とする繊維俵の開繊装置。 ２、テーブル（１４）と支持壁（１２ａ、１２ｂ、１３
   ａ、１３ｂ）によってコンテナ（１１）が形成されるこ
   とを特徴とする請求項第１項に記載の装置。 ３、コンテナ（１１）の少なくとも１つの支持壁（１２
   ａ、１２ｂ、１３ａ、１３ｂ）が倒して開くことができ
   るごとく、取り外し可能であることを特徴とする請求項
   第１項に記載の装置。 ４、コンテナ（１１）がローラあるいは車輪（１５ａ〜
   １５ｄ）の如き走行部材によって走行可能であることを
   特徴とする請求項第１項から第３項のいずれか１項に記
   載の装置。５、連動部材（２１ａ〜２１ｄ、２２ａ〜２
   ２ｄ、２６ａ〜２６ｄ）が、支持壁（１２ａ、１２ｂ、
   １３ａ、１３ｂ、の垂直の開口部を貫通することを特徴
   とする請求項第１項から第４項のいずれか１項に記載の
   装置。 ６、昇降装置（１６、１６ａ、１６ｂ）に、連動部材及
   び反転ローラ（１７ａ〜１７ｄ）を作動する垂直のフレ
   キシブルな移送部材（１８ａ〜１８ｄ）が設けられてい
   ることを特徴とする請求項第１項から第５項のいずれか
   １項に記載の装置。 ７、反転ローラ（１７ａ）が駆動装置（２０）と接続さ
   れていることを特徴とする請求項第１項から第６項のい
   ずれか１項に記載の装置。 ８、開繊装置（５）を有するキャリッジ（３）が、少な
   くとも２つのコンテナ（１１ａ、１１ｂ）の上に張架さ
   れたレール（２ａ、２ｂ）の如き支持部材上を走行する
   ことを特徴とする請求項第１項から第７項のいずれか１
   項に記載の装置。 ９、レール（２ａ、２ｂ）が柱（１ａ〜１ｄ）上に固定
   されていることを特徴とする請求項第１項から第８項の
   いずれか１項に記載の装置。 １０、昇降装置（１６、１６ａ、１６ｂ）が柱（１ａ〜
   １ｄ）に設けられ、あるは前記柱内に設けられているこ
   とを特徴とする請求項第１項から第９項のいずれか１項
   に記載の装置。 １１、連動部材（２８ａ〜２８ｄ）を有するチェーン（
   ２９）の如き水平の移送装置が設けられており、コンテ
   ナ（１１ａ〜１１ｄ）をさらに移送することを特徴とす
   る請求項第１項から第１０項のいずれか１項に記載の装
   置。 １２、テーブルに設けられている連動部材（２２ａ〜２
   ２ｄ）と昇降装置（１６、１６ａ、１６ｂ）に設けられ
   ている連動部材（２１ａ〜２１ｄ）の間に、ぞれぞれ結
   合部材（２３ａ〜２３ｄ）等がもうけられていることを
   特徴とする請求項第１項から第１１項のいずれか１項に
   記載の装置。 １３、テーブル（１４）に設けられた連動部材（２６ａ
   〜２６ｄ）が、昇降装置（１６、１６ａ）１６ｂ）に設
   けられた連動部材（２５ａ、２５ｂ）上に載置されてい
   ることを特徴とする請求項第１項から第１２項のいずれ
   か１項に記載の装置。 １４、昇降装置（１６、１６ａ、１６ｂ）に制御装置が
   設けられ、前記制御装置が制御装置（３３）を介してキ
   ャリッジ（３）の制御装置と接続されていることを特徴
   とする請求項第１項から第１４項のいずれか１項に記載
   の装置。 １５、コンテナ（１１ａ〜１１ｄ）の移送装置（２９、
   ３０ａ、３０ｂ）に制御装置が設けられており、前記制
   御装置が制御装置（３３）を介してキャリッジ（３）と
   走行装置（１６、１６ａ、１６ｂ）の制御装置と接続さ
   れていることを特徴とする請求項第１項から第１４項の
   いずれか１項に記載の装置。