JPH03130222A - 新規な治療用組成物 - Google Patents

新規な治療用組成物

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JPH03130222A
JPH03130222A JP2249002A JP24900290A JPH03130222A JP H03130222 A JPH03130222 A JP H03130222A JP 2249002 A JP2249002 A JP 2249002A JP 24900290 A JP24900290 A JP 24900290A JP H03130222 A JPH03130222 A JP H03130222A
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JP
Japan
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alkyl
hydrogen
compounds
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methyl
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JP2249002A
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English (en)
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Gregory Philip Harper
グレゴリー・フィリップ・ハーパー
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Beecham Group PLC
SmithKline Beecham Ltd
Original Assignee
Beecham Group PLC
SmithKline Beecham Ltd
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Publication date
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    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、多発性硬化症(+ultiple 5cle
rosis)及びミニリン退化(myelin deg
radation)を含む他の障害を治療するための酵
素のコラゲナーゼ群の阻害剤の用途に関する。
〔従来の技術〕
多発性硬化症は、軸索突起を囲むミニリン髄鞘が別々の
プラーク内で退化する中枢神経系の慢性の疾患である。
疾患の臨床上の発現は、このかくされた病理学上のプロ
セスから生ずる。同様なメカニズムは、関連のある疾患
例えば視神経炎、視神経を髄炎(Devic病)、汎発
性及び移行性硬化症(Schilder病)及び象、性
の多発性脳を髄炎の根底にある。脱髄性の周辺の神経疾
患は、急性の炎症性脱胞多発性神経根炎ニューロパシー
(運動障害のLandry−Guillain−Bar
re−Strohl症候群、及び感覚及び自律神経(汎
自律神経障害)の欠損の同様な症候群)並びに慢性及び
再発生の炎症性脱胞多発性神経根炎ニューロパシーを含
む、脱髄性の疾患は、−次分節性脱胞化(ミニリン破壊
が恐らく原因であろう)を含むもの及び二次分節性脱胞
化(ミニリン損失が例えばFr1edrich の運動
失調における軸索萎縮の結果である)を含むものに分け
られる。
酵素の哺乳動物性コラゲナーゼ群は、多数のプロテアー
ゼを含み、間質性(タイプ■)コラゲナーゼそれ自体、
ストロメリシン(又はブロテオグリカナーゼ又はトラン
シンとして知られている)、線維芽及び多形核白血球ゼ
ラチナーゼ(又コラーゲンー■−ナーゼ)及び「ポンプ
−1」  (推定の金属プロテアーゼ1、子宮金属プロ
テアーゼ)により例示される。
[Goldberg et al J、Btol、Ch
em、……+6600+1986;Whitham e
t al Biochea+、J、■虹913.198
6;Breathnach et al、Nuclei
c Ac1ds Res、+15.1139゜1987
; Muller et al、Biochei、J、
、、li3.187,1988;Co 11 ier 
虹ユLJ、 B to 1. Chem、計L6579
.1988 ;Murphy et al、Bioch
em、J、、23IiL463,1989;Quant
in et al 、Biochem、(N、Y、)、
28,5327,1989;Birkedal−Han
sen、J、0ral Pathol、、17,445
,1988]プロテアーゼの哺乳動物のコラゲナーゼ群
の帰属関係は、多くの非常に特徴的且つ実験により証明
できる性質を有することにより明白であり、それはこの
酵素群の配置のための基準として採用でき、以下から選
ばれる。
(a)中性のpH付辺の最適な蛋白分解活性。
(b)2価の金属イオンキレート剤例えば1,10−フ
ェナンスロリン(亜鉛の好ましいキレート化)又はED
TA (より制限されないキレート性、EDTA及びE
GTAは又酵素の安定化に必要なカルシウムイオンのキ
レート化により酵素を不活性化する)による処理による
活性の損失により明らかな、亜鉛の存在による酵素の活
性の依存性。
(c)酵素のコラゲナーゼ群の生理学的コントロールに
おいて顕著な役割を果たすと思われるTIMP(金属プ
ロテアーゼの組織阻害剤)、蛋白性阻害剤による阻害。
金属プロテアーゼの他の群は、少なくともこのような研
究が行われてきた限り、TIMPにより阻害されない。
(d)中性の亜鉛含有金属プロテアーゼ例えばサーモリ
シン、アンジオテンシン転換酵素及び「エンケファリナ
ーゼJ  (EC3,4,24,11)の他の群の周知
の阻害剤による顕著な阻害の不存在。最もしばしば用い
られる阻害剤の一つは、ホスホルアミトンであって、サ
ーモリシン及びエンケファリナーゼを阻害する。
(e)細胞外活性化を必要とする潜在的なプレカーサー
の形(酵素原)としての生合成及び分泌。活性化は、多
くのエンドプロテアーゼ、有機水銀化合物及びケオトロ
ピック(chao trop ic)剤により達成され
ている。
最近、中性のpHで作用する金属プロテアーゼが、ミニ
リン膜の成分として同定され、それはミニリン髄鞘の主
な成分であるミニリン塩基性蛋白を退化できる(Cha
ntry A ら、 J、Neurochem、50,
688〜694.1988) 、酵素は、■、10−フ
ェナンスロリンにより阻害されるが、ホスホルアミトン
ではされない。それ故、この酵素は、脱胞疾患の病因に
主要な役割を果たすことができる。
米国特許第4263293号明細書は、弐(1)EC (1) (式中R1は水素、C2〜I0アルカノイル又はアリー
ルカルボニルであり;R1は1−ピロリジニル、]−ピ
ペリジニル、4−モルホリニル、1−ピペラジニル又は
4−アルキル−1−ピペラジニルでありiRcはC3〜
、アルキル、C8〜、シクロアルキル、アリール又はア
ルアルキルであり;そしてaは1〜20の整数である)
の化合物を記載している。式中(1)の化合物は、哺乳
動物のコラ−ゲナーゼを阻害するのに有効であり、そし
て哺乳動物宿主のコラ−ゲナーゼの有害な作用を低下さ
せるのに用いられると記述されでいる。
米国特許第4595700号明細書は、式(II)(式
中Rdは低級アルキル、フェニル又はフェニル低級アル
キルを表し;Re及びR,は低級アルキルを表し;そし
てRf は低級アルキル、ベンジルオキシC3〜、アル
キル、C1〜、アルコキシベンジル又はベンジルオキシ
ベンジルを表す)の化合物を記述している0式(II)
の化合物は、コラーゲン分解活性が関連している要因で
あるリューマチ性関節炎及び関連疾患の治療に有用であ
るコラ−ゲナーゼ阻害剤として記述されている。
国際特許第一088106890号明細書は、式(II
I)Rj 〔式中Rhは水素、C1〜1oアルキル、C2〜重・ア
ルカノイル又はC1〜、アロイルでありHRiは水素又
はC1〜、アルキルであり;Rj は水素、08〜.。
アルキル、02〜.シクロアルキル、アリール又はアリ
ールアルキル(ここでアリール部分は6〜10個の炭素
原子を有する)であり;AA。
は疎水性のアミノ酸であり;AAz はアラニン、グリ
シン、ロイシン、イソロイシン及びフェニルアラニンか
ら選ばれるアミノ酸であり; AA3 は任意のアミノ
酸であり;Bは−Nl(z 、  OR,0CHs又は
−〇CI(ICLであり;bはO又は1であり;そして
Cは0.1又は2である〕 の化合物を記載している0式(III)の化合物は、コ
ラ−ゲナーゼが原因であるファクターとされてきたすべ
ての哺乳動物の疾患の治療に用いられる哺乳動物のコラ
ゲナーゼ活性の有効な阻害剤として記述されている。
ヨーロッパ特許公開第273689号明細書は、式() 〔式中Rkはヒドロキシル、アルコキシ、アリールオキ
シ、アルアルキルオキシ、−NRpRq  (ここでR
p及びRqは、水素又はアルキルであるか、又はそれら
が結合している窒素とともにRp及びRqは、他のへテ
ロ原子を任意に含む5〜7−員環を形成する) 、−N
HCH(Rr)CORs (ここでRrは水素であるか
、ヒドロキシルにより任意に置換されていてもよいアル
キルであるか、アルコキシ、−NRpRq 、グアニジ
ン、 C0tH,C0NHz−5H,−3−アルキル又
は−〇 II z−A r (ここでArは任意に置換
されていてもよいアリールである)であり、そしてRs
 はヒドロキシル、アルコキシ又は−NRpRqである
)であり;R2は、水素、アルカノイル又はアロイルで
あり;R11は、C1〜6アルキルであり;Rnは水素
、アルキル、−CH2Rt(ここでRtは任意に置換さ
れていてもよいフェニル又はヘテロアリールである)で
あるか、又はRnは基−CI(Ru)0−Rv (ここ
でRuは水素又はアルキルでありそしてRvは水素、ア
ルキル又はCHgPh(ここでphは任意に置換されて
いてもよいフェニルである)である)であり;ROは水
素、アルキル又は−CB (Rw) C0Rx (ここ
でRwは水素又はアルキルでありそしてRx はヒドロ
キシル、アルコキシ又は−NRpRQである)・である
〕の化合物を記載している。
ヨーロッパ特許公開第322184号明細書は、式(■
)(ただし、Rkは水素、アルキル又は任意に置換され
ていてもよいアリールであり、そして可変基R+ + 
RIII + Rn + 及びRoはヨーロッパ特許公
開第273689号明細書の式(IV)の化合物につい
て前述した通りである)の化合物を記載している。式(
TV)の化合物は、コラーゲン分解活性から生ずる障害
の治療に有用性を有するコラ−ゲナーゼ阻害剤として記
述されている。
ヨーロッパ特許公開第358305号明細書は、式() 〔式中R1及びR2は独立して水素、アルキル、アルコ
キシ、ハロゲン又はCF、であり;R1は水素、アルカ
ノイル、アロイル(ただしアリール部分は任意に置換さ
れていてもよい)又は基R−5(ただしRは基R−3−
が生体内で開裂可能なジスルフィド結合をもたらすよう
な有機基である)であり;R4はC3〜、アルキルであ
りiRsは水素、アルキル、−CHxRt  (ただし
R1は任意に置換されていてもよいフェニル又はヘテロ
アリールテあるか、又はR1は基−CH(Re)OR9
(ただしR3は水素又はアルキルであり、そしてR,は
水素、アルキル又は−C)1.Ph  (ここでphは
任意に置換されていてもよいフェニルである〕である)
である)でありiR& は水素、アルキル、CH(R+
。)COR++ (ただしRIGは水素又はアルキルで
あり、R11はヒドロキシル、アルコキシ又は−NR,
□R+ff(ただしLz及びR1!のそれぞれは水素又
はアルキルであるか、又はRlm及びRI3 はそれら
が結合している窒素原子と一緒になって環中に任意の酸
素、硫黄又は任意に置換された窒素原子を有する5−6
=又は7−員環を形成する)である)であるか;又はR
3及びR6は−(CH2) e−(ただしeは4〜12
の整数である)として結合し;そしてdは1〜3の整数
である〕の化合物を記載している。式(V)の化合物は
、コラーゲン分解活性から生ずる障害の治療に有用性を
有するコラ−ゲナーゼ阻害剤として記載されている。
米国特許第4599361号及びヨーロッパ特許公開第
214639号明細書は、式(V[)(Ct〜6アルキ
ル)である)である〕の化合物を記述している。式(V
l)の化合物は、コラーゲン分解活性が要因であるリュ
ーマチ関節炎及び関連疾患の治療に有用性を有する哺乳
動物のコラ−ゲナーゼの阻害剤として記述されている。
ヨーロッパ特許公開第274453号明細書は、弐(■
) / 〔式中R14はCI〜6アルキルであり;R1,はC1
〜6アルキル、ベンジル、ベンジルオキシベンジル、(
CI 〜6アルコキシ)ベンジル又はベンジルオキシ(
C,〜、アルキル)であり;そしてDは基−(CHR1
6CHRI7)−又は−(CR16CRlt)(ただし
Lbは水素、C+〜、アルキル、フェニル又はフェニル
(CI 〜6アルキル)であり、R37ハ水素、(01
〜6アルキル)  フェニル(CI 〜。
アルキル)、シクロアルキル又はシクロアルキル〔式中
Eはバリン、リジン、ノルロイシン又はメチオニンから
選ばれるアミノ酸残基を表し、Fはアミノ又はC1〜2
アルキルアミノ(ここでアルキル部分はフェニル又はト
リフルオロメチルフェニルにより置換されている)を表
す〕 の化合物を記述している。式(■)の化合物は、コラゲ
ナーゼによるコラーゲンの破壊により発現する障害の治
療に有用性を有するコラゲナーゼの阻害剤として記述さ
れている。
ヨーロッパ特許公開第231081号明細書は、式() () 〔式中R111は線状又は枝分れ鎖C2〜、アルキル基
であり;Ro及びR2゜はそれぞれアミノ酸残基であり
;yは1又は2であり;Gは水素又はCI(Rgl)C
ONHz(ただしIhl はアミノ酸残基である)であ
る〕 の化合物を記述している。式(■)の化合物は、このよ
うな酵素の活性が発現する疾患の治療に有用性を有する
、コラ−ゲナーゼを含む金属プロテアーゼの活性の阻害
剤として記述されている。
ヨーロッパ特許公開第236872号明細書は、式() 〔式中Ra’はC8〜Sアルキルであり:I?b’は任
意の官能基が任意に保護されていてもよく、任意のアミ
ノ基が任意にアシル化されていてもよくそして任意のカ
ルボキシル基が任意にアミド化されていてもよい中性α
−アミノ酸の側鎖であるがただしRb’は水素又はメチ
ルではなく;Re’は水素、アミノ、ヒドロキシル、メ
ルカプト、C1〜6アルキル、C1〜畠アルコキシ、C
I〜、アルキルアミノ、C1〜、アルキルチオ−、アリ
ールC1−hアルキル、アミンCI〜、アルキル−ヒド
ロキシ01〜.アルキル−メルカプトC1〜、アルキル
−又はカルボキシC8〜、アルキル−(ただし任意のア
ミノ、ヒドロキシル、メルカプト又はカルボキシ基は任
意に保護されていてもよ(、任意のアミノ基は任意に一
アシル化されていてもよく、任意のカルボキシ基は任意
にアミド化されていてもよい)であり;Rd’は水素又
はメチルであり;Re’は水素、C1〜、アルキル、0
1〜6アルコキシ01〜6アルキル、ジー(01〜6ア
ルコキシ)メチル、カルボキシ、C2〜、アルカノイル
、C5〜6アルコキシカルボニル、アリールメトキシカ
ルボニル、C1〜、アルキルアミノカルボニル又は了り
−ルアミノカルボニルであり;I?r’は水素又はメチ
ルであるか;又はRb’及びRd’は一緒になって(c
ot)f(ただしfは4〜11の整数である)であるか
;又はRd’及びRe’は一緒になって(CHz) !
であり;そしてJは−C(0)NHOH又は−N(OH
)CHOである〕 の化合物を記述している。式(IX)の化合物は、変性
の関節疾患例えばリューマチ関節炎及び変形関節症の治
療に有用性を有するコラ−ゲナーゼ阻害剤として記述さ
れている。
ヨーロッパ特許公開第126974号明細書は、式() 〔式中gは1〜4の整数であり、Rglはヒドロキシル
、アルコキシ、アルアルキルオキシ又はヒドロキシアミ
ノを表し;Rh’は水素又はアルキルを表し; Ri’
は水素であるか、又はヒドロキシル、アルコキシ、アリ
ールオキシ、アルアルキルオキシ、メルカプト、アルキ
ルチオ、アリールチオ、アルキルスルフィニル、アルキ
ルスルホニル、カルボキシ、カルボキシアミド、カルボ
キシアルキル、カルボキシアルアルキル、アルアルコキ
シカルボニルアミノ、アミノ、ジアルキルアミノ、アシ
ルアミノ、アロイルアミノ及びトリハロメチルから選ば
れる1個以上の基により任意に置換されていてもよいア
ルキルであるか、又はハロゲン、アルキル、ヒドロキシ
ル、アルコキシ、アルアルコキシ、アミノ、アミノメチ
ル、シアノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、カル
ボキシ、スルホンアミド、アルキルチオ、ニトロ及びフ
ェニルから選ばれる1個以上の基によりアリール部分が
任意に置換されているアルアルキルであるか又はヘテロ
アルアルキルを表し;LはNRj ’ (ただしRj′
は水素又はアルキルを表す)を表すか又はLは直接の化
学結合を表し;LがNRj ’を表すとき、Klは基R
k’(ただしRk’は水素、アルキル、アルアルキル、
アシル、アロイル、アルアルキルアシル、アルコキシカ
ルボニル、アルアルコキシカルボニルであるか、ハロゲ
ン、アルキル、ヒドロキシル、アルコキシ、アルアルコ
キシ、アルアルコキシアミノ、アミノメチル、シアノ、
アシルアミノ、ジアルキルアミノ、カルボキシ、スルホ
ンアミド、アルキルチオ、ニトロ及びフェニルから選ば
れる1個以上の基により任意に置換されていてもよいア
リールである)を表すか;又は別にKlは基Rz’ R
m’ N−C(Rn’ )(Ro’ )−C(0)−(
ただしRz’は前記のRk’であり、Rm’及びRn’
は独立して水素、アルキル又はアルアルキルを表すか又
は−緒になって隣接する窒素と4−〜6−R環を形成す
るように2〜4個の炭素原子のアルキレン鎖を表し、R
o’は前記のR1′である)であり;に!は−N(Rp
 ’ )−C(Rq’ )(Rr’ )−C(0)−(
ただしRp及びRq’は独立して前記のRm’について
規定した基を表すか、又はRp’及びRq’は一緒にな
って隣接する窒素と4−〜6−員環を形成するように2
しン 〜4個の炭素原子のアルキl鎖を表し、そしてRr’は
前記のRo’である)であるか;又は別にに1及びに2
は一緒になって水素、アルキル、アルアルキル、ヘテロ
アルアルキル、アルキルスルホニル、アリールスルホニ
ル、アルアルキルスルホニル又は基Rs’ C0−(こ
こでRs’ は水素、アルキル、アルアルキル、アリー
ル、アルコキシ、アルアルコキシ、アルキルアミノ、ア
リールアミノ、アルアルキルアミノ、フェネテニル、フ
エネチニル、ジアルキルアミノ、Rk’について前記で
規定した置換アリール、R1′について前記で規定した
置換アルアルキル、又は芳香族部分の置換基が上記のl
?に’の下の置換アリールと同様である置換アルアルコ
キシである)であるか;又は別にLが直接の化学結合を
表すとき、Kl及びに!は一緒になって水素、アルキル
、アリール、アルコキシ、アルアルコキシ、置換アリー
ル又は置換アルアルコキシ(ただし芳香族部分の置換基
はRi’の下の置換アルアルキルについて規定した通り
である)  ヒドロキシル、メルカプト、アルキルチオ
、アリールチオ、アルアルキルチオ、カルボキシ又はカ
ルボキシアルキルであり:そしてに1はRt’又は基N
(Rp ’ )−C(Rq’ )(Rr’ )−C(0
)−Ru ’ (ただしRt’ はアミノ、アルキルア
ミノ、ジアルキルアミノ、ヒドロキシアミノ又はアルア
ルキルアミノを表し、Rpl +RQ ’及びRr’は
に2の下で前記で規定した通りであり、そしてRu’は
アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノを表すか又
はアミノ、ヒドロキシル、アルコキシ、カルボキシ、カ
ルボキシアミド、カルボキシアルキル、アルキルチオ、
アルキルスルフィニル又はアルキルスルホニルにより任
意に置換されていてもよいアルキルアミノを表すか、又
はヒドロキシアミノ、アルコキシアミノ、アルアルキル
アミノ、アルコキシ、アルアルコキシ又はアルキルアミ
ノアルコキシを表す)を表し;ただしに3がアルキルア
ミノのとき、Rh’及びR1′の一つは、他がアルキル
又はヒドロキシアルキルのとき、水素ではない〕 の化合物を記述している。式(X)の化合物は、リュー
マチ関節炎及び関連のある疾患の治療に有用な哺乳動物
のコラ−ゲナーゼの阻害剤として記述されている。
ヨーロッパ特許公開第159396号明細書は、式() () (式中Rν′はヒドロキシル、アルコキシ、シクロアル
コキシ、アルアルコキシを表すか、又はアルキルアミノ
カルボニルにより置換されたアルコキシを表すか、又は
基−C(0)−NH−CI(アルキル)−C(0) −
NH−アルキルを表し;そしてRw’はアルキルアミノ
又はアルアルキルアミノを表す)の化合物を記述してい
る。Rv’がヒドロキシル、アルコキシ又はアルアルコ
キシである式(XI)の化合物は、前記の式(X)の化
合物の範囲内に入る。式(XI)の化合物は、リューマ
チ関節炎及び関連する疾患の治療に有用な哺乳動物のコ
ラ−ゲナーゼの阻害剤として記載されている。
ヨーロッパ特許公開第232027号明細書は、式() 〔式中R1は04〜.アルキルであり;R2′は04〜
6アルキルであり;R1はC1〜6アルキルであるか又
はC8〜4アルキルにより任意に置換されていてもよい
C1〜、。アリールであるが、又は酸素、硫黄及び窒素
から独立して選択される1個以上のへテロ原子を有する
C+〜4ヘテロアルキルであり;そしてMは−NHR4
’ 、−0CHtRs−NH−CO(R5’ )−C(
0)−NHR4−NH−CH(R3’ )−C(0)−
NH−ClCR6’ )−C(0)−NHR4−NH−
CI(R5’ )−C(0)−0CHtRa ’及び−
NH−CH(Rs ’ )−C(0)−NH−CI(R
i ’ )−C(0)−QCHtRa’(ただしR4は
水素、01〜1゜アルキルであるが又は01〜4アルキ
ルにより任意に置換されていてもよいC6〜1゜アリー
ルであるが又は酸素、硫黄及び窒素から独立して選択さ
れる1個以上のへテロ原子を有する01〜4ヘテロアル
キルであり;そしてR,l及びR6は独立してC7〜4
アルキルであるが又はC1〜4アルキルにより任意に置
換されていてもよいC6〜1゜アリールであるが又は酸
素、硫黄及び窒素から独立して選ばれる1個以上のへテ
ロ原子を有するC1〜4ヘテロアルキルであり、ただし
モジ式(XII)の化合物が−NHR,’で終わるトリ
ペプチドならば、RSはイソブチルではなく、もし式(
Xll)の化合物が−NOR4’で終わるテトラペプチ
ドならば、R6′はイソブチルではない)を表す〕 の化合物を記述している。式 (XI[)の化合物は、
コラゲナーゼの阻害剤ではないプロテオグリカナーゼの
選択的阻害剤として記述され、プロテオグリカナーゼの
活性を阻害することが望ましいときは何時でも、そして
特にコラ−ゲナーゼの存在下のプロテオグリカナーゼの
活性を選択的に阻害することが望ましいときに有用であ
る。
ヨーロッパ特許公開第320118号明細書は、式%式
%) は水素又はアルキルであり;R9′はC8〜、アルキル
であり;h、 は水素、アルキル、−CHz−Q(ここ
で口は任意に置換されていてもよいフェニル又はヘテロ
アリールである)であるが、又はR9゜′は基−CH(
R+z ’ )−OR+ff’  (ただしR1f′は
水素又はアルキルであり、R12′は水素、アルキル又
は−cut−ph(ただしphは任意に置換されていて
もよいフェニルを表す)である)であり;そしてR目は
水素又はアルキルである〕 の化合物を記述している。式(XII)の化合物は、コ
ラーゲン分解活性から生ずる障害の治療に有用性を有す
るコラゲナーゼ阻害剤として記載されている。
ヨーロッパ特許公開第276436号明細書は、式%式
%) 〔式中R,l は水素又はヒドロキシルでありiRe(
XIV) 〔式中RI2′は水素、CI−bアルキル又はアリール
01〜.アルキルを表し;R13′は02〜.アルキル
を表し+R14′は存在する任意の官能基は任意に保護
されていてもよく、存在する任意のアミノ基は任意にア
シル化又はスルホニル化されていてもよく又は存在する
任意のカルボキシル基は任意にアミド化されていてもよ
い天然のα−アミノ酸の側鎖を表すがただしR34′は
水素又はメチルを表さず+ RI5′は水素又はメチル
を表すか;又はR34′及びR1,′は一緒になって−
(CHz)n−(ただしnは4〜11の整数である)を
表しF RI6′は水素C7〜、アルキル、カルボキシ
、C7〜、アルコキシカルボニル又は01〜.アルキル
アミノカルボニルを表し;そしてXは脂肪族又は芳香族
ジカルボン酸から、N−カルボキシアミノ酸から、アザ
ジカルボン酸から又は〇−カルボキシヒドロキシ酸から
誘導される環状イミド基又は基 R1I ’ −NRzo’ −CH(R19’ )−C
(0)−NR+a ’ −CI(R1?’ )−C(0
)−NH−(ただしR5,′は存在する任意の官能基は
任意に保護されていてもよく、存在する任意のアミノ基
は任意にアシル化又はスルホニル化されていてもよく又
は存在する任意のカルボキシル基は任意にアミド化され
ていてもよい天然のα−アミノ酸の側鎖を表し;R11
′は水素を表任意に保護されていてもよ(、存在する任
意のアーーミノ基が任意にアシル化又はスルホニル化さ
れていてもよく又は存在する任意のカルボキシル基が任
意にアミド化されていてもよい天然のα−アミノ酸の側
鎖を表し;Lo′は水素を表すか;又はR1,′及びR
2゜′は一緒になってトリメチレン基を表し;そしてR
:1′は保1[基又はアシル、C5〜、アルキルスルホ
ニル又はアリールスルホニル基を表す)を表し、R17
′及びRI9′を有するキラル中心でL−立体化学性で
ある〕 の化合物を記述している。式(X IV)の化合物は、
リューマチ関節炎及び変形量iff [のような変性の
関節疾患のコントロール又は予防に有用性を有する酵素
コラゲナーゼの阻害剤として記載されている。
コラゲナーゼの阻害剤として活性を有する化合物を記述
する他の特許文献は、下記のものを含む。
米国特許第4235885.4297275.4327
111及び4382081、4374765.4371
465.4609667、4361574゜及び437
1466、4242354号及び国際出願第89105
819号明細書。
〔発明の概要〕
本発明者は、周知の阻害剤化合物及び特に前記の式(1
)〜(XIV)の周知の阻害剤化合物を含む酵素の哺乳
動物のコラ−ゲナーゼ群の阻害剤である化合物が、又ミ
ニリンに結合したプロテアーゼによりミニリン塩基性蛋
白の退化を阻害できることを見い出した。これらの化合
物そして特に前記の式(1)〜(XTV)の化合物は、
それ故多発性硬化症および関連する脱11i障害のよう
な脱胞疾患の治療に有用性がある可能性がある。
従って、本発明は、ヒトを含む哺乳動物における神経系
の脱胞疾患特に多発性硬化症及び関連のある脱胞障害の
治療法を提供し、その方法は、このような治療の必要の
ある哺乳動物にコラゲナーゼを含む酵素の哺乳動物のコ
ラゲナーゼ群の一員の阻害剤である化合物又はその製薬
上許容しうる塩を有効量投与することよりなる。
本発明は、又ヒトを含む哺乳動物における神経系の脱胞
疾患特に多発性硬化症及び関連のある脱胞障害の治療法
を提供し、その方法は、このような治療の必要のある哺
乳動物に、前記の式(1)〜(XfV)の化合物又はそ
の製薬上許容しうる塩を有効量投与することよりなる。
式(1)〜(XIV)の化合物を含む、本発明で用いら
れる化合物の製薬上許容しうる塩は、塩基により形成さ
れる塩そして塩基性窒素が存在するとき酸付加塩を含み
、これらは有機化学の技術において周知の標準の方法に
より製造できる。前述の特許文献のどんなものにも同定
されたすべての化合物、特に式(り〜(XIV)の化合
物の好ましい塩は、ここに参考として引用される。
式(1)〜(XIV)の化合物及びそれらの製薬上許容
しうる塩を含む、本発明で用いられる化合物は、又水和
物を含む製薬上許容しうる溶媒和物を形成でき、これら
は本発明で用いられる化合物が述べられるときはいつで
も包含される。
本発明で用いられる化合物及び特に式(1)〜(XIV
)の化合物は、1個以上のキラル中心を有し、従って1
個より多い立体異性の形で存在できる0本発明は、それ
ぞれの立体異性の形及びラセミ体を含むその混合物を包
含する。前述の特許文献のすべてに同定された化合物特
に式(1)〜(XIV)の化合物の好ましい立体異性の
形及びそれらの分離法は、ここにそれに対する参考とし
て引用される。
式(1,)〜(XIV)の上記の化合物は、有機化学の
技術において周知の標準の用語法により規定される。疑
いを避けそして明らかさのために、個々の特許文献につ
いて参照すべきであり、式(1)〜(X IV)の化合
物は、−船釣な用語に寄するように特別な意味を決める
ために、式(1)〜(XIV)の化合物の定義で用いら
れるとき、特にアルキル、アルコキシ、アリール、ヘテ
ロアリール、アシル、アロイル、ハロゲン、アミノ酸又
はアミノ酸残基、「任意に置換されていてもよい」及び
「保護された」を含んで、定義される。
式(りの化合物において、Raの好ましい基及び数値は
、水素、アセチル及びベンゾイルであり、Rcは好まし
くは2−メチルプロピルであり、aは好ましくは、2.
3又は4である。式(1)の適当式(II)の化合物に
おいて、Rdに関して好ましい基は、メチル、フェニル
及びイソ−プロピルを含む、 Reに関する好ましい基
は、2−メチルプロピル、n−ブチル及びn−ヘキシル
を含む。Rfは好ましくは4−メトキシベンジル又は1
−(ベンジルオキシ)エチルでありそしてRgは好まし
くはメチルまたはn−ブチルである0式(n)の適当な
化合物は、米国特許第4595700号明細書に例示さ
れているものである。
式(III)の化合物において、Rhの好ましい基は、
アルカノイルのとき、アセチルであり、アロイルのとき
、ベンゾイルである。 Rh、Ri及びRjの好ましい
基は、アルキルのとき、08〜.アルキルを含み、イソ
−ブチルが特に好ましい。Rjの好ましい基は、アリー
ルのとき、フェニルである0式(III)の化合物にお
いて、llhは好ましくは水素であり、R1は好ましく
は水素又はメチルであり、そしてRjは好ましくはアル
キルであり、イソ−ブチルが最も好ましい。疎水性アミ
ノ酸、AA、は、天然のアミノ酸例えばフェニルアラニ
ン、トリプトファン及びチロシンから適当に選ばれるか
、又は合成の芳香族アミノ酸例えばナフチルアラニンで
ある。好ましくは、AA、はアラニンであり、AA3は
グルタミンである。Bの適当な基はアミノ及びエトキシ
を含む0式(III)の適当な化合物は、国際特許第W
O38106890号明細書に例示されているものであ
る。
式(IV)の化合物において、Rkの適当な基は、水素
;C1〜6アルキル;0H1C1〜、アルキル。
C5〜、アルコキシ及びハロゲンにより任意に置換され
ていてもよいフェニル及びナフチル; ヒドロキシ)L
’:C+ 〜b 7)ltコキシ:−NH−CHt−C
OOH;−NH−CHz−CONHzニーNH−Cut
−CO!EtH−NH−Cut−Cot ’ Bu−N
il−CI(五  Bu)−COJH−NH−CH(’
   BLI)−CO2’  Bu;   及び−NR
pRq (ただしRp及びRqの−っは水素であって他
は01〜8アルキル例えばメチル又はエチルである)で
あるか又は−NRpRqはN′−メチル−N−ピペラジ
ニル又はN−モルホリニルである。好ましくはRkはC
I〜4アルキル特にメチル、cI〜4アルコキシ特にメ
トキシ、アミノ、アルキルアミノ特にメチルアミノ又は
−NH−CHz−COJである。Rzの適当な基は、水
素、アセチル及びベンゾイルを含む。
好ましくはI?zは水素である。
RIllは適当にはC4アルキル基例えばn−ブチル、
イソ−ブチル又は第二級−アシルである。好ましくはh
はイソ−ブチルである。Rnの好ましい基は、イソ−ブ
チル、ベンジル、CI〜6アルコキシベンジル特に4−
メトキシベンジル、1−(ベンジルオキシ)エチル並び
に9−又は1o−員縮合二環へテロアリールメチル特に
3−インドリルメチルを含む。Roの適当な基は、水素
、メチル、エチル及び1−(メトキシカルボニル)エチ
ルを含む。好ましくはRoはメチルである。
式(IV)の適当な化合物はヨーロッパ特許公開第27
3689及び322184号明細書に例示されている。
式(TV)の好ましい化合物は、ヨーロッパ特許公開第
273689号明細書の実施例27に記載された化合物
である。
式(V)の化合物において、R1及びRtの適当な基は
、水素、CI〜4アルキル好ましくはメチル、C7〜、
アルコキシ好ましくはメトキシ、ノ飄ロゲン好ましくは
塩素及びCF、を含む。好ましくは、R3及びR2の両
者は水素であるか、又はR1及びR2の一つは水素であ
りそして他は01〜4アルキル特にメチル、01〜4ア
ルコキシ特にメトキシ、ハロゲン特に塩素又はCFff
である。好ましくは、R1は水素アセチル、ベンゾイル
又は基R−3−(ただしRはC0〜、アルキル基である
か又は式(V) の化合物がジスルファイド結合に関す
る二量体であるようなものである)である。さらに好ま
しくは、R3は水素である。R4は適当にはC4アルキ
ル基例えばn−ブチル、イソ−ブチル又は第二級−ブチ
ルである。好ましくはR4はイソ−ブチルである。R2
の好ましい基は、イソ−ブチル、ベンジル、  C1〜
6アルコキシベンジル特に4−メトキシベンジル、1−
(ベンジルオキシ)エチル及び9−又は1〇−員縮合二
環へテロアリールメチル特に3−インドリルメチルを含
む。R4の適当な基は、水素、メチル、エチル及び1−
(メトキシカルボニル)エチルを含む。好ましくはR5
はメチルである。R3及びR&が−(CHz)e−とじ
て組合わされるとき、eは好ましくは10であり、13
−R環に基づくラククム構造を生ずる。式(V)の適当
な化合物は、ヨーロッパ特許公開第358305号明細
書に例示されているものである。
式(Vl)の化合物では、Rt4 は好ましくはメチル
であり、Rt5は好ましくは4−メトキシベンジルであ
り、Dは適当には−(CHR+ h−CHR+ ?) 
−(ただしR16は好ましくは水素であり、R17は好
ましくは2−メチルプロピルである)である。式(Vl
)の適当な化合物は、米国特許第4599361号及び
ヨーロッパ特許公開第214639号明細書に例示され
ているものである。式(VI)の好ましい化合物は、米
国特許第4599361号明細書の実施例1に記載され
た化合物である。
式(■)の化合物では、Eは好ましくはL−バリンであ
り、Fは好ましくはCI ”” ! アルキルアミノ(
アルキル部分はフェニル又はトリフルオロメチルフェニ
ルにより置換されている)である。式(■)の適当な化
合物は、ヨーロッパ特許公開第274453号明細書に
例示されているものである。
式(■)の化合物において、R111の適当な基は、イ
ソ−ブチル及びn−ペンチルを含む。R19及びR2゜
は、適当には独立して、グリシン、アラニン、バリン、
ロイシン、イソロイシン、フェニルアラニン、チロシン
、トリプトファン、セリン、スレオニン、システィン、
メチオニン、アスパラギン、グルタミン、リジン、アル
ギニン、グルタミン酸及びアスパラギン酸よりなるアミ
ノ酸の群から選択され且つ誘導される。R21の適当な
基は、Rt9及びR2゜について規定したものを含む。
好ましくは、Rt9及びR1゜は、グリシン、チロシン
、トリプトファン、セリン、スレオニン、システィン、
メチオニン、アスパラギン、グルタミン、リジン、アル
ギニン、グルタミン酸及びアスパラギン酸から選択され
る。式(■)の好ましい化合物では、R11はイソ−ブ
チル又はn−ペンチルテアリ、Rt9 はロイシン又は
バリンであり、R2Oはアラニン又はフェニルアラニン
であり、YはlでありそしてGは水素である。式(■)
の適当な化合物は、ヨーロッパ特許公開第231081
号明細書に例示されているものである。
式(IX) の化合物では、Ra’ は適当には63又
はC4アルキル基であり好ましくはn−プロピル、イソ
−ブチル又は第二級−ブチル基である。Rb’は適当に
はイソ−プロピル又はイソ−ブチル基、保護されたp−
ヒドロキシベンジル基好ましくはP−メトキシベンジル
、又は保護された又はアシル化された4−アミノブチル
好ましくは4−第三級−ブトキシカルボニルアミノブチ
ル、4−グリシルアミノブチル又は4−(4−カルポキ
シベンゾイルアミノ)ブチルである。Rc’は適当には
水素、メチル又は保護された4−アミノブチル基である
好ましくはRc’は水素、メチル又は4−フタロイルア
ミノブチルである。Rd’は適当には水素又はメチルで
あるか、又は別にRh’及びRd’は一緒になって−(
CHz)f−(ただしfは5〜9の整数である)である
。Rd’が水素又はメチルのとき、Re’は適当には水
素、01〜.アルキル、C7〜、アルコキシ01〜6ア
ルキル、ジ(C+〜、アルコキシ)メチル、カルボキシ
又は01〜6アルコキシカルボニルである。Rd’が水
素又はメチルのとき、Re’は好ましくはカルボキシ又
はC3〜、アルコキシカルボニル特にエトキシカルボニ
ルである。Rh’及びRd’が一緒になって−(CHz
)f−のとき、Re’ は好ましくは水素である。好ま
しくはRf’ は水素である。
式(IX)の適当な化合物は、ヨーロッパ特許公開第2
36872号明細書に例示されているものである。
式(X)の化合物において、化合物の好ましい群があり
、それはR1′が前記同様であるが、ただしアルアルキ
ル又はヘテロアルキルを除き、そしてに3は基−NH−
CI(Rr ’ )−C(0)Ru’ (ただしRr’
 はアルコキシにより置換されたアルキル、アルアルコ
キシ、アルコキシカルボニルアミノ、アルアルコキシカ
ルボニルアミノ、カルボキシアルキル又はカルボキシア
ルアルキルであるか、又はRr’はアルキル、アルコキ
シ、アルキルチオ又はアルアルコキシから選ばれる1個
以上の基により置換されたアルアルキルを表し、そして
Ru’は前記同様である)である、)[3が前記の基 −NH−CI(Rr ’ )−C(0)Ru’のとき、
好ましくはに1及びに!は一緒になって水素を表し、L
は直接の化学結合であり、Rh’は水素を表しそしてR
五′はアルキルであるか又は1個以上のトリフルオロメ
チル基により置換されるアルキルを表す。化合物のこの
好ましい第一の下位群内で、Rr’は好ましくはベンジ
ルオキシメチル、1−(ベンジルオキシ)エチル、4−
ベンジルオキシフェニルメチル又は4−メトキシフェニ
ルメチルである。
K3の好ましい定義内に入る化合物の第二の好ましい下
位群では、LはNRj ’を表し、Kl及びKzは基R
s’ C0−(ここでRs’はアルキル、アリール、ア
ルアルキル、アルアルコキシ、アルキルアミノ、アリー
ルアミノ、アルアルキルアミノ、ジアルキルアミノを表
すか;又はそれぞれ芳香族部分で前記のように置換され
たアリール、アルアルキル及びアルアルコキシを表す)
を表す。この第二の下位群中の特に好ましい化合物は、
Rj′が水素であり、Ri’及びRr’が化合物の第一
の同定された下位群で定義した通りであるものである。
この第二の下位群内の化合物の最も好ましい群では、g
は2であり、Rs’はベンジルオキシ;4−クロロ、2
−クロロ、4−メチル、4−ニトロ又は4−アミノによ
り置換されたベンジルオキシ;ベンジルアミノ;フェニ
ル;又は4−クロロ、2−クロロ、4−メチル、4−ニ
トロ又は4−アミノにより置換されたフェニルである。
式(X)の適当な化合物は、ヨーロッパ特許公開第12
6974号明細書に例示されたものである。
式(X I)の化合物において、Rν′は適当には線状
又は枝分れ鎖C9〜6アルコキシであり好ましくはn−
プロポキシ又はn−ペントキシである。
Rw’は適当にはアルキルアミノであり好ましくはメチ
ルアミノである0式(X I)の適当な化合物は、ヨー
ロッパ特許公開第159396号明細書に例示されてい
るものである。
式(XI[)’の化合物では、R,lは好ましくはイソ
−ブチルである。h′の適当な基は、n−ブチル、n−
ペンチル、n−ヘキシル及びイソ−ブチルを含む。好ま
しくはR2はイソ−ブチルである。
R,lの適当な基は、メチル、イソ−プロピル、イソ−
ブチル及びフェニルメチルを含む。R41の適当な基は
、メチル及びフェニルメチルを含む。適当には、R,l
はメチルでありR61は水素又はメチルアミノミ ッパ特許公開第232027号明細書に例示されている
ものである。
弐(XII[)の化合物において、R,lは好ましくは
ヒドロキシルである。R,′の適当な基は、水素、メチ
ル、エチル及びイソ−プロピルを含む。Raは好ましく
はメチル又はエチルである。R,lは適当にはC4アル
キル基例えばn−ブチル、イソ−ブチル又は第二級−ブ
チルである。好ましくはR1はイソ−ブチルである。R
1゜′の好ましい基は、ベンジル、4−ヒドロキシベン
ジル、ct〜、アルコキシベンジル特に4−メトキシベ
ンジルそして9−又は1〇−員縮合二環ヘテロアリール
特に3−インドリルメチルを含む。R11′は、適当に
はメチル又はエチルであり好ましくはメチルである。
式(XT[l)の適当な化合物は、ヨーロッパ特許公開
第320118号明細書に例示されたものである。式(
XT[I)の好ましい化合物は、ヨーロッパ特許公開第
320118号明細書に記載された化合物実施例IA/
Bである。
式(XIV)の化合物では、R1□′は好ましくは水素
又はC1〜、アルキル特にメチルである。
R1,′は、好ましくはC1−又はC4−アルキル基特
にn−プロピル、イソ−ブチル又は第二級−ブチルであ
る。好ましくはR14′はイソ−ブチルを表し、RIM
′は水素を表すか、又はR14′及びR口′は一緒にな
って−(CHz)n−(ただしnは5〜9である)を表
し、R16′は水素を表す。一方、R14′は好ましく
はイソ−ブチルを表し、RISは好ましくはメチルを表
し、R16′ は好ましくはカルボキシル又はC4〜4
アルコキシカルボニル基特にエトキシカルボニルを表す
。Xの好ましい基は、ヨーロッパ特許公開第27643
6号明細書に同定されている。式(X IV)の適当な
化合物は、ヨーロッパ特許公開第276436号明細書
に例示されてI、zるものである。
式(1)〜(X IV)の化合物を含む本発明で用いら
れる化合物は、前記の特許文献に記載されたように製造
され、そのそれぞれの主題はここに参考として引用され
、又はそれと同様な方法により製造できる。
式(1)〜(XIV)の化合物及びその製薬上許容しう
る塩を含む本発明で用いられる化合物の投与は、経口又
は非経口投与によるが、経口投与が好ましい。
好ましくは、化合物又はその製薬上許容しうる塩は、そ
れが製薬上許容しうる担体と組合わされる製薬組成物の
形で投与されるだろう。
好ましくは、製薬組成物は、単位投与の形でそして経口
又は非経口投与用に適合される形である。
混合により製造できる本発明の組成物は、従来のやり方
で希釈剤、結合剤、充填剤、崩壊剤、香味料、着色剤、
滑沢剤又は保存料を含むことがで入る。これらの従来の
添加物は、従来のやり方で用いることができる。
本発明の組成物は、錠剤、カプセル、パ・ツク、バイア
ル、粉末、顆粒、トローチ、座剤、再溶解可能な粉末又
は液剤例えば溶液又は懸濁液の形にできる。
経口投与に適当なもののような組成物は、従来の添加物
例えば結合剤例えばシロップ、フラビャゴム、ゼラチン
、ソルビトール、トラガントガム又はポリビニルピロリ
ドン;充填剤例えばラクトース、砂糖、とうもろこし澱
粉、燐酸カルシウム、ソルビトール又はグリシン;打錠
用滑沢剤例えばステアリン酸マグネシウム:崩壊剤例え
ば澱粉、ポリビニルピロリドン、ナトリウム澱粉グリコ
ラート又は微結晶セルロース;又は製薬上許容しうる湿
潤剤例えばナトリウムラウリルサルフェートを含むこと
ができる。
固体経口組成物は、混合、充填、打錠などの従来の方法
により製造できる。混合操作の反復が、多量の充填剤を
用いるこれら組成物の全体中に活性剤を分布させるのに
用いることができる。組成物が錠剤、粉末又はトローチ
の形のとき、固体製薬組成物を処方するのに適当なすべ
ての担体が用いられ、その例はステアリン酸マグネシウ
ム、澱粉、グルコース、ラクトース、砂糖、米粉及びチ
ョークがある。錠剤は、通常の製薬上の実地に周知の方
法に従って、特に腸溶性コーティングによりコーティン
グできる。組成物は、又もし所望ならば担体又は他の添
加物とともに例えば化合物を含むゼラチンの消化可能な
カプセルの形にできる。
例えば、滑沢剤例えばステアリン酸マグネシウム、充填
剤例えば微結晶セルロース及び崩壊剤例えばナトリウム
澱粉グリコラートと蜜に混合した。粉末又は顆粒の形の
本発明の化合物を所要量含むハ−ドゼラチンカプセルの
形である。
液体としての経口投与用の組成物は、例えばエマルショ
ン、シロップ又はエリキシルの形であるばソルビトール
、シロップ、メチルセルロース、ゼラチン、ヒドロキシ
エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ステ
アリン酸アルミニウムゲル、水素化食用脂;乳化剤たと
えばレシチン、ソルビタンモノオレエート又はアラビ〃
ゴム;非水性媒体(食用油を含むことができる)例えば
アーモンド油、分留ココナツツ油、油状エステル例えば
グリセリンのエステル、プロピレングリコール又はエチ
ルアルコール;保存料例えばメチル又はプロピルp−ヒ
ドロキシベンゾエート又はソルビン酸;そしてもし所望
ならば従来の香味料又は着色剤を含むことができる。
本発明の化合物は、又非経口経路により投与できる。通
常の製薬上の方法に従って、組成物は、例えば座剤とし
ての直腸内投与又は注射可能な形の非経口投与に処方で
きる。注射では、例えば自由に可溶な溶液又は余り分散
しないデボ貯蔵物として脱胞化の部位に接近できる。脳
を髄流体に又は他の経路を経る注射により、本発明の化
合物は、製薬上許容しうる液体例えば滅菌したパイロジ
エンのない水又は非経口的に許容できる油又は液体の混
合物中の水溶液又は水以外の溶液、懸濁液又はエマルシ
ョン中に提供され、それは静菌剤、抗酸化剤又は他の保
存料、バッファー又は溶質(溶液を血液と等優性にする
)、濃化剤、沈澱防止剤又は他の製薬上許容しうる添加
物を含むことができる。このような形は、滅菌した単位
投与の形例えばアンプル又は使い捨て可能な注射装置、
又はマルチ投与の形例えば瓶(それから適切な投与量が
取り出される)又は固体の形成いは濃縮物(注射可能な
処方物を製造するのに用いられる)で提供されよう。
局所及び経皮投与では、製品は、又軟膏、クリーム、ロ
ーション、ゲル、スプレィ、エロゾル、洗液、皮膚ペイ
ント又はパッチとして提供できる。
本発明で用いられる化合物について適当な投与量の範囲
は、化合物毎に変化し、治療されるべき脱胞症状の特別
な性質及び程度に依存できる。又、特にそれは活性対吸
収度の関係及び選んだ投与の方法に依存しよう。
脱胞疾患用の単位投与物は、一般に10〜1000■を
含み、好ましくは10〜500■特に10,50.10
0゜150.200.250.300,350.400
,450又は500■を含むだろう。組成物は、1日1
回以上例えば1日2.3又は4回投与されて、70kg
の成人に対し1日当たり全投与量は、通常10〜300
0■の範囲にあるだろう。このような投与量は、1日当
たり約0.15〜50■/kgに相当する。適当には、
投与量は1日当たり0.5〜20■/kgの範囲内にあ
る。
一方、特に注射用に、単位投与物は本発明の化合物を2
〜200■含み、所望ならば複数で投与される。
本発明は、又神経系の脱胞疾患特に多発性硬化症及び関
連のある脱泡障害の治療に用いられる薬剤の製造のため
の酵素の哺乳動物のコラゲナーゼ群の一員の阻害剤であ
る。化合物又はその製薬上許容しうる塩の用途を提供す
る。
その上、本発明は、神経系の脱胞疾患特に多発性硬化症
及び関連のある脱泡障害の治療に用いられる薬剤の製造
のための前記の式(1)〜(XIV)の化合物又はその
製薬上許容しうる塩の用途を提供する。
本発明は、さらに神経系の脱胞疾患特に多発性硬化症及
び関連する脱泡障害の治療に用いられる製薬組成物を提
供し、それは有効量の、酵素の哺乳動物のコラゲナーゼ
群の一員の阻害剤である化合物又はその製薬上許容しう
る塩並びに製薬上許容しうる担体を含む。
又、神経系の脱胞疾患特に多発性硬化症及び関連する脱
泡障害の治療に用いられる製薬組成物が提供され、それ
は有効量の前記の式(1)〜(X IV)の化合物又は
その製薬上許容しうる塩及び製薬上許容しうる担体を含
む。
このような組成物は、前述のようなやり方で製造できる
〔実施例〕
下記の実施例は、弐〇V)、  (Vl)及び(XI[
r)の本発明により用いられる代表的な化合物の製造を
説明し、下記の薬理学上のデータはそれらの活性を説明
する。
チオール酢酸(100d)中の6−メチル−4−〔((
1−(S)−〔(メチルアミノ)カルボニル)−2−(
3−インドリル)エチル〕アミノ〕カルボニル〕ヘプト
−2(及び3)−エン酸メチルエステル(2,5g; 
ヨーロッパ特許公開第273689号明細書製造例16
)の溶液を28日間室温で放置し、次に真空下蒸発乾固
した。最初エーテル次にエーテル・クロロホルム(17
1)により溶離する残渣のカラムクロマトグラフィ(1
50g)により単一の異性体(異性体A)として表題化
合物(0,32g)を得た。alp 134〜136°
C(エーテルにより)。
実測値:C,60,32; t(,6,88; N+8
+80. Cz4HiJ:+OsSとしてC,60,6
1; L6.99; N、8.83 %)δ(CDCI
s):0.84(d、J=5Hz)及び0.85(d、
J=51Lz) (全6)1) 、 1.2−1.75
(2)1. or) 、 2.29(3L s) 、 
2.5−2.7(3H,m) 。
2.64(311,d、J=5Hz)、3.11(IH
,dd、J=8.14Hz)、3.3(18,dd、 
J=6.14Hz) 、 3.62 (3H,s)、 
3.94 (II(、01) 、 4.72(III、
 q、 J=7Hz) 、 5.64 (IH,brd
) 、 6.52 (18,d、 J=8Hz) 。
7.05−7.25 (3H,m) 、 7.36 (
LH,d、 J=7Hz) 、 7.72(LH,d、
 J=7Hz)  及び8.17(IH,s)。
ジメチルホルムアミド及びジクロロメタンの混合物中の
N−(3〜カルボキシ−2−(2−メチルプロピル)プ
ロパノイル〕−〇−メチルーL−チロシンN−メチルア
ミド(米国特許第4599361号明細書)(0,10
6モル)の溶液に、ジメチルホルムアミド中の1−ヒド
ロキシベンゾトリアゾール(18g、 0.117モル
)を加えた。前取ってジイソプロピルエチルアミンによ
りpHs、o に調節した。ジクロロメタン中O−ベン
ジルヒドロキシアミン(18゜8g、0.117モル)
の溶液を加え、混合物をO′cに冷した。ジクロロメタ
ン中のジシクロへキシルカルボジイミド(24g、0.
117モル)の溶液を加え、混合物を18時間室温で攪
拌した。
混合物を濾過し、濾液を真空下蒸発乾固し、酢酸エチル
に溶解した。それをIN塩酸、水、重炭酸ナトリウム及
び水により洗い、乾燥(MgSOa)  シた。生成物
を酢酸エチル次にメタノール・酢酸エチル(1: 19
)により溶離するシリカゲルのクロマトグラフィにかけ
て、ジアステレオ異性体の1:1混合物として表題化合
物(20,3g)を得た。
3−インド1ル エチル アミノ カルボニル ヘブ 
ン  メチルエステル(El)窒素でパージしたメタノ
ール(5m)中の3−アセチルメルカプト−6−メチル
−4−(1’(1−(S) 〜〔(メチルアミノ)カル
ボニル〕−2(3−インドリル)エチル〕アミノ〕カル
ボニル〕ヘプタン酸、メチルエステル(Dl;0.1g
)の水冷した溶液を35%水性アンモニア(1,5d)
 により処理した。混合物を2時間窒素下室温で攪拌し
た。
溶液を真空下蒸発乾固し、残渣を冷エーテルにより処理
して、単一の異性体(異性体A)として表題化合物を得
た。(52■)  、m、p、73−75°C0実測値
:C,60,69; H,?、35; N、9.64%
、CztH:++Nz04SとしてC+60.95; 
H,?、21; N、9.69 %)。
δ(CDCI:+) :0.8?(6H,d、J=6H
z) 、 1.4−1.7(2H,m) 。
1.67(LH,d、J=9Hz)、2.37(LH,
dd、J=5.15Hz)、2.41(IH,m) 、
 2.60 (IH,dd、 J=3.15Hz) 、
 2.65 (3H、d、 J=5Hz)3、13(1
)1. dd、 J−7,14H2) 、 3.21 
(IH,m) 、 3.30 (1)1. dd、 J
=7.14)1z)、 3.65 (3H,s)、 4
.75 (1)1. q、 J=’1Hz)、 5.6
8 (1)1t+rd)、6.53(IN、d、J=8
1(z)、7.05−7.25(3)1.m)、7.3
5(IFI、 d、 J=8Hz)、 7.71 (1
N、 d、 J=8Hz)  及び8.13 (IL 
s) 。
1m N−N−1−ホスホノエチル −ロイシル」」もl エタノール中N−(3−(N’ −ベンシルオキシカル
ボキシアミド)−2−(2−メチルプロピル)プロパノ
イル〕−〇−メチルーL−チロシンN −メ+ ルア 
ミF (O2) (20,3g)及び10%パラジウム
・炭素(2g)の混合物を、水素の吸収が止むまで室温
及び大気圧下で水素化した。溶液を濾過し、濾液を真空
上蒸発乾固−して白色の固体として表題化合物を得た。
(16g)、 [αl o ”=  8.1(C・1%
、メタノール中) δ(da−DMSO)0.5−0.9(611,■)、
1.0−1.5(IH,++)、2.0−2.5(2H
,a+)、2.5−2.8(8)1.m)、3.75(
3H,s)、4.45(IHm) 、 6.75(2H
,t、 J=8Hz) 、 7.15(28,t、 J
−8Hz) 、 7.4−7.8(2H,m) 、 ?
、85(1)1. +*) 、 8.1 (IH,d、
 J−8Hz) 、 8.65 (IH,s)及び10
.50(LH,s)。
11且1 N−(N−(1−ホスホノエチル)−ロイシル)−N、
O−ジメチル−し−チロシンアミド、ジエチルエステル
(0,4g; ”a−ロッパ特許公開第320118号
明細書製造例3)をジクロロメタン(10−)に溶解し
、ブロモトリメチルシラン(5d) により処理した。
溶液を48時間室温で攪拌し、メタノール(20d )
を加え、溶媒を真空上蒸発して、4種のジアステレオ異
性体の混合物として黄色の泡の表題化合物(0,37g
) (t、1)を得た。水中5%〜30%メタノールの
勾配により溶離する逆相シリカを用いる粗生成物(15
0mg)のカラムクロマトグラフィにより、2種のジア
ステレオ異性体の早く流下する1:1混合物を得た。異
性体EI A/B(30■)。
δ(CDCIs) :0.80(6H,m) 、 1.
16(4t(、n+) 、 1.44(3H,m) 。
2.58 (3H,m) 、 2.78 (LH,m)
 、 2.98 (IH,m) 、 3.52 (0,
5H。
ブロードs)、3.71(3H,s)、3.88(0,
5H,ブロードs)+4.46(IL■)、6.82(
2H,m)、7.16(28,m)、8.18(1)1
.ブロードs)、8.80(IH,m)。
実測FAB(M+H)” 430. C+qHstNs
OhP  として−M−429゜ さらに溶離して、2種のジアステレオ異性体の遅く流下
する混合物を得た。
異性体EI C/D(20mg )。実測FAB(M 
+ H) ”430゜CIJlstNsObP として
M 429゜EIABの 異性体EI A/Bを、25ニア5メタノール10.0
5M含水酢酸アンモニウム(pH5,0)により溶離す
るHamilton PRP−1カラムの標品HPLC
により、単一のジアステレオ異性体に分離して、以下の
ものを得た。
異性体A:δ(CDsOD )  :0.87 (38
,d)、0.92(3H,d)。
1.26(311,dd) 、 1.45 (3H,m
) 、 2.65 (In、 dd) 、 2.70 
(3H。
s)、2.84(11(、dd)、3.10(ILdd
)、3.63(1)1. ブロードt)、3.74(3
H,s)、4.60(LH,dd)、6.82(2H,
d)、7.16(2H,d)。
異性体B:δ(CDffOD ):0.90(38,d
)、0.94(3)1.d)1.25 (3H,dd)
、 1.54 (38,+m) 、 2.61.(IH
,dd) 、 2.69 (38゜s)、2.87(I
H,dd)、 3.05(IH,dd)、3.75(3
H,s)、4.16(IH,ブロードt) 、 4.5
8 (IH,da) 、 6.84 (28,d)、 
7.18(2H,d)。
々工1ン     ロー −ゼの  の  セミニリン
退化酵素活性を、精製した放射能ラベルしたヒトMBP
 (ミニリン塩基性蛋白)の退化を決めることによりモ
ニターした。ヒトMBPを、Dunkley及びCar
negie(Researck Methods in
Neurochemistrs+、  2 、219〜
245.1974)の方法に従ってヒトミニリンから単
離し、Its l−沃素をラベルした。遊離沃化物を5
ephadex G25のクロマトグラフィにより除い
た。
25μ2の目’ I −MBP(18,75μg、10
’cpm)を、150a+Hのトリス−HCl、バッフ
ァー、 pH7,4(2mMのC・acl、及び251
MのMgC1gを含む)中の精製したミニリン退化酵素
(最終濃度10μs/d)の溶液50μ2に加えた。阻
害剤をメタノールに溶解し、使用直前にトリス/CaC
1t/MgC1zバッファーに希釈した。
37°Cで2時間インキュfベーション後、酵素の作用
を、25μlのSO8−サンプルバッファー(10%S
DS、 10%砂糖、 200+wMジチオスレイトー
ル及び0.02%ブロモフェノールブルー)を加え、そ
して10分間70°Cに加熱することにより、停止した
。得られた溶液の一部を次にSO3の存在下15%ポリ
アクリルアミドゲルで電気泳動し、ゲルをCoomas
sie Blueにより染色した。MBPそのままに対
応するバンド及びGlynn ら(J、Neuroch
em、4B +752〜759.1987)により記述
されたような酵素退化により生じた大なフラグメントに
対応するバンドを切り取り、ガンマカラターでカウント
した。
Ic、。データを、ミニリン退化酵素の活性を50%低
下させる阻害剤の濃度として計算した。
本発明の代表的な化合物の活性は、下記の表に示される
* TIMP単位は、2単位の哺乳動物のコラゲナーゼ
の酵素活性を50%阻害する精製TTMPの量として規
定される。コラゲナーゼの単位は、37℃で1分間当た
りLogの天然の筋原線維のコラーゲン(ラット皮膚タ
イプりを退化させる酵素の量として定義される。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)酵素のコラゲナーゼ群の一つの阻害剤である化合
    物又はその製薬上許容しうる塩及び製薬上許容しうる担
    体を含む神経系の脱髄疾患の治療に用いられる製薬組成
    物。
  2. (2)脱髄疾患が多発性硬化症である請求項1記載の組
    成物。
  3. (3)化合物がコラゲナーゼ阻害剤である請求項1又は
    2記載の組成物。
  4. (4)化合物が、米国特許第4、263、293及び4
    、595、700号明細書、国際出願第88/0689
    0号明細書、ヨーロッパ特許公開第273689、32
    2184、358305、214639、274453
    、231081、236872、126974、159
    396、232027、320118又は276436
    号明細書に記載された式( I )〜(XIV)の化合物で
    ある請求項1〜3の何れか一つの項記載の組成物。
  5. (5)化合物が 3−メルカプト−6−メチル−4−〔〔〔1−(¥S¥
    )−〔(メチルアミノ)カルボニル〕−2−(3−イン
    ドリル)エチル〕アミノ〕カルボニル〕ヘプタン酸メチ
    ルエステル; ¥N¥−〔3−(¥N¥′−ヒドロキシカルボキシアミ
    ド)−2−(2−メチルプロピル)−プロパノイル〕−
    ¥0¥−メチル−¥L¥−チロシン¥N¥−メチルアミ
    ド;又は ¥N¥−〔¥N¥−(1−ホスホノエチル)−ロイシル
    〕−¥N¥、¥O¥−ジメチル−¥L¥−チロシン−ア
    ミドである請求項1〜3の何れか一つの項記載の組成物
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