JPH03130107A - セラミックグリーンシートの成形方法および装置 - Google Patents

セラミックグリーンシートの成形方法および装置

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JPH03130107A
JPH03130107A JP26969389A JP26969389A JPH03130107A JP H03130107 A JPH03130107 A JP H03130107A JP 26969389 A JP26969389 A JP 26969389A JP 26969389 A JP26969389 A JP 26969389A JP H03130107 A JPH03130107 A JP H03130107A
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JP
Japan
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roll
slurry
ceramic
green sheet
ceramic slurry
Prior art date
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Pending
Application number
JP26969389A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshimi Yoshimura
吉村 利美
Shoichi Kawabata
川端 章一
Yukio Tanaka
田中 雪夫
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、セラミックグリーンシートの成形方法およ
び装置に関するもので、特に、リバースロールコータを
用いるセラミックグリーンシートの成形方法および装置
において、セラミックスラリの供給方法および装置の改
良に関するものである。
[従来の技術] セラミックグリーンシートを成形するために、たとえば
、リバースロールコータが用いられている。
第6図には、リバースロールコータを用いて、セラミッ
クグリーンシートを成形している状態が示されている。
第6図に示したリバースロールコータ1は、メタリング
ロール2、コーティングロール3およびバッキングロー
ル4を備え、これらロール2,3゜4は、この列挙した
順序で上から順に配置されている。メタリングロール2
、コーティングロール3およびバッキングロール4には
、それぞれ、矢印5.6および7で示す方向の回転が与
えられる。
すなわち、メタリングロール2とコーティングロール3
との関係においても、コーティングロール3とバッキン
グロール4との関係においても、相対向する部分で各周
面の移動方向が互いに逆になるように、それぞれの回転
方向が選ばれている。
メタリングロール2とコーティングロール3との間隙8
にセラミックスラリ9を供給するため、セラミックスラ
リ9を貯留するスラリダム10が、間隙8に向かって開
いた状態で配置される。スラリダム10を規定する壁面
の一部は、メタリングロール2およびコーティングロー
ル3のそれぞれの周面の各一部によって与えられる。ス
ラリダム10には、バイブ11が接続される。図示しな
いスラリタンクから、バイブ11を介して、スラリダム
10内へ、セラミックスラリ9か圧送される。
コーティングロール3とバッキングロール4との間には
、たとえばPET (ポリエチレンテレフタレート)フ
ィルムからなるバッキングフィルム12が送られ、バッ
キングロール4の回転に従って、矢印13で示す方向に
搬送される。
スラリダム10から供給され、メタリングロール2とコ
ーティングロール3との間隙8を通って一定厚さとされ
たセラミックスラリ9は、コーティングロール3によっ
て搬送された後、バッキングフィルム12上に転移され
る。これによって、第6図の部分■の拡大断面図である
第7図に示すように、バッキングフィルム12上にセラ
ミックグリーンシート14が成形される。セラミックグ
リーンシート14は、次いで、乾燥機15内に通され、
乾燥される。
なお、メタリングロール2およびコーティングロール3
の各々の周面上に付着した余分なセラミックスラリ9を
除去するため、これらロール2および3の各々の周面に
接するように、ナイフェツジ16および17がそれぞれ
配置される。
[発明が解決しようとする課題] 第6図に示したリバースロールコータ1において、スラ
リダム10におけるセラミックスラリ9の量を一定以上
に保つため、スラリダム10に貯留されているセラミッ
クスラリ9の量が減少する度に、バイブ11を介してセ
ラミックスラリ9がスラリダム10内に補充される。
しかしながら、上述したように、セラミックスラリ9を
スラリダム10に間欠的に供給したとき、セラミックス
ラリ9を供給しているときに成形されるセラミックグリ
ーンシート14とセラミックスラリ9を供給していない
ときに成形されるセラミックグリーンシート】4との間
で、その厚みにわずかながら差が生じることがあった。
また、スラリダム10にセラミックスラリ9を供給して
いる間、スラリダム10内では、セラミックスラリ9の
乱流が発生し、これによっても、セラミックグリーンシ
ート14の厚みが変動することがあった。セラミックグ
リーンシート14において生じるこれらの厚みの変動は
、スラリダム10内におけるセラミックスラリ9に及ぼ
される圧力の変動が原因である。すなわち、セラミック
スラリ9は、比較的粘度が高いため、これをバイブ11
からスラリダム10内へ送るとき、圧力を加えなければ
ならず、このように圧送されたセラミックスラリ9は、
スラリダム10内で乱流を生じさせ、また、圧送される
セラミックスラリ9に与えられている圧力の一部は、メ
タリングロール2とコーティングロール3との間隙8に
直接波及する。
上述したような不都合を避けるため、スラリダム内に仕
切板を設けたものも提案されている(特公昭63−65
483号)。仕切板は、バイブを介してスラリダムに供
給されるセラミックスラリから及ぼされる圧力を緩衝す
る作用を果たす。しかしながら、仕切板によっても、そ
の効果が不十分であるのが現状である。
それゆえに、この発明の目的は、上述したようなセラミ
ックスラリの供給時に遭遇する問題点を解消し得る、セ
ラミックグリーンシートの成形方法および装置を提供し
ようとすることである。
[課題を解決するための手段] この発明にかかるセラミックグリーンシートの成形方法
では、メタリングロール、コーティングロールおよびバ
ッキングロールが上から順に配置された、リバースロー
ルコータが用いられる。このようなリバースロールコー
タにおいて、コーティングロールとバッキングロールと
の間にバッキングフィルムを送りながら、メタリングロ
ールとコーティングロールとの間隙にセラミックスラリ
を供給することによって、セラミックスラリからなるセ
ラミックグリーンシートがバッキングフィルム上に成形
される。このようなセラミックグリーンシートの成形方
法において、この発明によれば、勾配面に沿って流した
後のセラミックスラリを、前記メタリングロールとコー
ティングロールとの間隙に供給することによって、上述
した技術的課題が解決される。
この発明にかかるセラミックグリーンシートの成形装置
では、メタリングロール、コーティングロールおよびバ
ッキングロールが上から順に配置され、メタリングロー
ルとコーティングロールとの間隙にセラミックスラリを
供給するためセラミックスラリを貯留するスラリダムを
備える。このような成形装置において、コーティングロ
ールとバッキングロールとの間に送られたバッキングフ
ィルム上にメタリングロールとコーティングロールとの
間隙を通って一定厚さとされたセラミックスラリを転移
させることによってバッキングフィルム上にセラミック
グリーンシートを成形するように構成されている。この
発明によれば、前記スラリダム内に、勾配面を与える勾
配面形成部材が配置され、それによって、スラリダム内
において、セラミックスラリが、勾配面形成部材をオー
バフローし、次いで、勾配面に沿って流れた後、前記メ
タリングロールと前を己コーティングロールとの間隙に
供給されるようにすることにより、前述した技術的課題
が解決される。
[発明の作用および効果] この発明によれば、セラミックスラリは、勾配面に沿っ
て流れた後で、メタリングロールとコーティングロール
との間隙に供給される。
したがって、スラリダムに供給されるセラミックスラリ
から及ぼされる圧力は、勾配面ないしは勾配面形成部材
によって緩衝され、このような圧力によって、メタリン
グロールとコーティングロールとの間隙に供給されよう
としているセラミックスラリに対して、乱流を発生させ
たり、不所望な圧力の食動を生じさせたりすることがほ
ぼ完全に防止される。
また、セラミックスラリは、比較的粘度が高いため、勾
配面に沿って流れる速度を極めて低速にすることができ
る。この点においても、メタリングロールとコーティン
グロールとの間隙に供給されようとするセラミックスラ
リに対して、乱流を発生させたり、圧力の変動を生じさ
せたりすることが、はとんどない。
〔実施例] 第1図は、この発明の一実施例によるセラミックグリー
ンシートの成形装置を示す図解的断面図である。なお、
m1図には、前述した第6図に示した要素と共通する要
素が数多く含まれているので、共通の要素には、第6図
で用いた参照番号と同じ参照番号を付すことにする。ま
た、この実施例は、スラリダム10aの構成において顕
著な特徴を有する。このような理由から、スラリダムl
0aを除く構成については、第6図を参照して行なった
説明を援用し、詳細な説明を省略する。
第1図を参照して、スラリダム10a内には、勾配面1
8を与える勾配面形成部材19が配置される。したがっ
て、パイプ11を介して圧送されたセラミックスラリ9
は、勾配面形成部材19をオーバフローし、次いで、勾
配面18に沿って流れる。勾配面18上において、セラ
ミックスラリ9は、たとえば、1mm程度の厚みを形成
する。
セラミックスラリ9は、上述のように勾配面18に沿っ
て流れた後、メタリングロール2とコーティングロール
3との間隙8に供給される。
以後、第6図に示した成形装置の場合と同様、メタリン
グロール2とコーティングロール3との間隙8を通って
一定厚さとされたセラミックスラリ9は、コーティング
ロール3によって搬送された後、バッキングフィルム1
2上に転移される。
これによって、バッキングフィルム12上にセラミック
グリーンシート14が成形される。セラミックグリーン
シート14は、矢印13方向に搬送され、乾燥機15に
よって乾燥される。
第2図ないし第5図は、それぞれ、この発明の他の実施
例を示している。
第2図に示した実施例では、スラリダム10a内におい
て、勾配面形成部材19の上流側に仕切板20が設けら
れている。仕切板20は、その下方において、セラミッ
クスラリ9のための通路を与える。仕切板20は、勾配
面形成部材19をオーバフローしようとするセラミック
スラリ9における乱流の発生を防止し、セラミックスラ
リ9の勾配面18に沿う流れをより安定なものとする。
第3図に示す実施例では、スラリダム10a内であって
、勾配面形成部材1つの上流側に、仕切板21が配置さ
れる。仕切板21は、その上方に、セラミックスラリ9
のための通路を与える。すなわち、セラミックスラリ9
は、仕切板21をオーバフローした後、さらに、勾配面
形成部材1つをオーバフローする。この仕切板21も、
前述した仕切板20と同様、セラミックスラリ9の勾配
面18に沿う流れをより安定なものとする。
第4図に示した実施例では、スラリダム10a内におい
て、勾配面形成部材1つの上流側に、仕切板22が設け
られる。仕切板22は、たとえば、パンチングメタル、
メツシュのように、それ自身、セラミックスラリ9を通
過させることができる構造を有する板から構成される。
この仕切板22も、前述した仕切板20および21と実
質的に同様の作用を発揮する。
第5図に示した実施例では、スラリダム10a内におけ
る勾配面形成部材19の下流側であって、メタリングロ
ール2とコーティングロール3との間隙8に供給されよ
うとするセラミックスラリ9の液面レベルを検知するた
めのセンサ23が設けられている。センサ23には、接
触式、非接触式のいずれの形式のものも用いることがで
きる。センサ23として、非接触式のものを用いる場合
、一般的に、静電容量型レベルセンサが用いられる。
センサ23は、セラミックスラリ9の戚而レベルが常に
一定の範囲内に保持されるように、コントローラ24に
信号を送り、それに応答して、コントローラ24は、パ
イプ11に設けられたバルブ25を開閉する。
この実施例によれば、メタリングロール2とコーティン
グロール3この間隙8に供給されようとするセラミック
スラリ9の波面レベルの変動を小さく抑制することがで
きるので、セラミックスラリ9の液面レベルの変動によ
って生じる、間隙8におけるセラミックスラリ9の重力
によって及ぼされる圧力の変動を抑制することができる
。それゆえに、セラミックスラリ9の液面レベルの変動
によってもたらされるセラミックグリーンシート14の
厚みの変動を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例による成形装置を示す断
面図である。 第2図、第3図、第4図および第5図は、それぞれ、こ
の発明の他の実施例による成形装置の各主要部を示す断
面図である。 第6図は、促来の成形装置を示す断面図である。 第7図は、第6図の部分■を拡大して示す断面図である
。 図において、2はメタリングロール、3はコーティング
ロール、4はバッキングロール、8は間隙、9はセラミ
ックスラリ、10aはスラリダム、12はバッキングフ
ィルム、14はセラミックグリーンシート、18は勾配
面、1つは勾配面形成部材である。 第 ! 図 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)メタリングロール、コーティングロールおよびバ
    ッキングロールが上から順に配置された、リバースロー
    ルコータを用い、コーティングロールとバッキングロー
    ルとの間にバッキングフィルムを送りながら、メタリン
    グロールとコーテイングロールとの間隙にセラミックス
    ラリを供給することによって、セラミックスラリからな
    るセラミックグリーンシートをバッキングフィルム上に
    成形する、セラミックグリーンシートの成形方法におい
    て、 勾配面に沿って流した後のセラミックスラリを、前記メ
    タリングロールとコーティングロールとの間隙に供給す
    ることを特徴とする、セラミックグリーンシートの成形
    方法。
  2. (2)メタリングロール、コーティングロールおよびバ
    ッキングロールが上から順に配置され、メタリングロー
    ルとコーティングロールとの間隙にセラミックスラリを
    供給するためセラミックスラリを貯留するスラリダムを
    備え、コーティングロールとバッキングロールとの間に
    送られたバッキングフィルム上にメタリングロールとコ
    ーティングロールとの間隙を通って一定厚さとされたセ
    ラミックスラリを転移させることによってバッキングフ
    ィルム上にセラミックグリーンシートを成形するように
    構成された、セラミックグリーンシートの成形装置にお
    いて、 前記スラリダム内には、勾配面を与える勾配面形成部材
    が配置され、前記スラリダム内において、セラミックス
    ラリが、勾配面形成部材をオーバフローし、次いで、勾
    配面に沿って流れた後、前記メタリングロールと前記コ
    ーティングロールとの間隙に供給されるようにされたこ
    とを特徴とする、セラミックグリーンシートの成形装置
JP26969389A 1989-10-16 1989-10-16 セラミックグリーンシートの成形方法および装置 Pending JPH03130107A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010508178A (ja) * 2006-11-01 2010-03-18 ユナイテッド・ステイツ・ジプサム・カンパニー 繊維強化された構造用セメントパネル用のセメントスラリを供給するためのプロセス及び装置
JP2012179733A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Taiheiyo Cement Corp シート成形装置およびシート成形方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010508178A (ja) * 2006-11-01 2010-03-18 ユナイテッド・ステイツ・ジプサム・カンパニー 繊維強化された構造用セメントパネル用のセメントスラリを供給するためのプロセス及び装置
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