JPH03129982A - 映像信号符号化装置及び映像信号符号化方法 - Google Patents

映像信号符号化装置及び映像信号符号化方法

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JPH03129982A
JPH03129982A JP1267052A JP26705289A JPH03129982A JP H03129982 A JPH03129982 A JP H03129982A JP 1267052 A JP1267052 A JP 1267052A JP 26705289 A JP26705289 A JP 26705289A JP H03129982 A JPH03129982 A JP H03129982A
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陽一 矢ケ崎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A産業上の利用分野 B発明の概要 C従来の技術(第4図〜第7図) D発明が解決しようとする問題点(第4図〜第7図) E問題点を解決するための手段(第1図〜第3図)1作
用(第1図〜第3図) G実施例 (G1)第1実施例(第1図〜第3図)(G2)他の実
施例 H発明の効果 A産業上の利用分野 本発明は映像信号符号化方法に関し、特に映像信号を高
能率符号化データに変換処理する場合に適用して好適な
ものである。
B発明の概要 本発明は、映像信号符号化方法において、伝送しようと
する画像情報の変化に応じて量子化ステップを制御する
ようにしたことにより、伝送デー夕の画質を一段と改善
できる。
C従来の技術 従来動′#Jl!iL像でなる映像信号を高能率符号化
してなるフレーム内符号化データ及びフレーム間符合化
データをCD (compact disk)などの記
録媒体に記録し、当該記録データを必要に応じてサーチ
できるようにした映像信号記録装置が提案されている。
この高能率符号化処理は、例えば第4図(A)に示すよ
うに、時点1=1.、Lts j3’・・・・・におい
て動画の画像PCI、PO2、PO2・・・・・・をデ
ィジタル符号化して例えばCD記録装置でなる伝送系に
伝送する際に、映像信号が大きい自己相関性をもってい
る点を利用して伝送処理すべきディジタルデータを圧縮
することにより、伝送効率を高めるような工夫をするも
ので、フレーム内符号化処理は、例えば画像PCI、P
O2、PO2・・・・・・を水平走査線方向に沿って1
次元的又は2次元的に隣合う画素データ間の差分を求め
るような圧縮処理を実行し、かくして各画像PCI、P
O2、PO2・・・・・・について圧縮されたビット数
の画像データを伝送する。
またフレーム間符号化処理は、第4図(B)に示すよう
に、順次隣合う画像PCI及びPO2、PO2及びPO
2・・・・・・間の画素データの差分てなる画像データ
PC12、PO23・・・・・・を求め、これを時点1
=1.における初期画像Pctについてフレーム内符号
化処理された画像データと共に伝送する。
かくして画像PCI、PC2、PO2・・・・・・をそ
の全ての画素データを伝送する場合と比較して格段的に
ビット数が少ないディジタルデータに高能率符号化して
伝送系に送出することかできる。
かかる映像信号の符号化処理は、第5図に示す構成の画
像データ発生装置1において実行される。
画像データ発生装置1は映像信号VDを映像信号符号化
回路部2において高能率符号化データI)vnに量子化
して伝送バッファメモリ3に一時記憶させ、当該伝送バ
ッファメモリ3に一時記憶された高能率符号化データD
vrrを所定の伝送速度で伝送データ[)taassと
して読出し、伝送系を構成する伝送路4を介して例えば
CD記録再生装置でなる画像データ記録再生装置5に伝
送するようになされている。
ここで伝送バッファメモリ3は画像データ記録再生装置
5への伝送路4の伝送容量によって決まる伝送速度で伝
送データD fIIA□を伝送すると同時に、伝送バッ
ファメモリ3に残っているデータ量を表す残量データ信
号D工をフィードバックループ6を介して映像信号符号
化回路部2にフィードバックすることにより、映像信号
VDをディジタル符号化する際の量子化ステップ5TE
PG (第6図)を制御することにより、伝送バッファ
メモリ3に供給される高能率符号化データDvaのデー
タ発生量を制御し、これにより伝送バッファメモリ3に
保持されているデータをオーバーフロー又はアンダーフ
ローさせないように制御する。
映像信号符号化回路部2は第7図に示すように映像信号
VDを前処理部11において受けてその輝度信号及びク
ロマ信号をディジタルデータに変換した後、片フィール
ド落し処理及び片フィールドライン間引き処理等の処理
をすることにより動画画像データに変換すると共に、こ
れを16画素(水平方向に)016947分のデータ(
すなわち16画素X16画素のデータ)でなる伝送単位
ブロックデータ311に変換して現フレームメモリ12
に蓄積する。
かくして現フレームメモリ12には現在伝送しようとす
るフレームのフレーム画像データが保持され、これが現
フレームデータ312として減算回路13の加算入力端
に供給される。
減算回路13には減算入力として前フレームメモリ14
から得られる前フレームデータS13が与えられ、これ
により減算回路13の出力端に現フレームの画像データ
の伝送単位ブロックデータと、前フレームの画像データ
の伝送単位ブロックデータとの偏差を表す偏差データ3
14が順次出力され、これを例えばディスクリートコサ
イン変換回路でなる変換符号化回路15において変換符
野花データS15に変換した後、量子化回路16によっ
て量子化する。
かくして量子化回路16から得られる量子化データ31
6は可変長符号化回路17において再度高能率符号化さ
れ、その可変長符号化データS17が複合化回路I8に
おいて第1及び第2の管理情報318及び319と複合
化された後、伝送バッファメモリ3に伝送画像データS
20として供給される。
これに加えて量子化データ316は逆量子化回路及び逆
変換符号化回路を含んでなる逆変換回路19において逆
変換されて復号化偏差データS21として加算回路20
を通して前フレームメモリ14に蓄積され、かくして前
フレームメモリ14にバッファメモリ3へ送出した現フ
レームの画像データが前フレーム画像データとして蓄積
される。
一方現フレームメモリ12の現フレームデータS12は
、前フレームメモリ14の前フレームデータ322と共
に動き補償回路21に供給され、これにより現フレーム
データを前フレームデータと比較することにより、現フ
レームの画像データのうち前フレームの画像データから
動きが生じた画像部分の伝送単位ブロックについて、そ
の動きベクトルを表す動きベクトルデータS23を形威
し、これを前フレームメモリ14に供給する。これと共
に、動きベクトルデータ323は複合化回路18に第1
の管理情報31Bとして供給されることにより、偏差デ
ータS14に対応するデータのヘッダ情報の一部として
伝送バッファメモリ3に送出される。
また量子化回路16における量子化処理の際に用いられ
た量子化ステップ5TEPGを表す量子化ステップデー
タS24が可変長符号化回路17に可変長条件信号とし
て与えられると共に、第2の管理情報519として複合
化回路18に与えられ、これが偏差データS14のデー
タに付されるヘッダ情報の一部として伝送画像データS
20に複合化される。
以上の構成によれば、第4図(A)の時点11における
画像データPCIをフレーム内符号化データとして伝送
しようとする場合には、減算回路13に供給される前フ
レームデータ313として「0」データ(空白画像を表
す)を与え、これにより現在伝送しようとする現フレー
ムデータ312がそのまま減算回路13を通じて偏差デ
ータS14として変換符号化回路15に供給される。
このとき変換符号化回路15はフレーム内符号化してな
る変換符号化データ315を量子化回路16に送出し、
これにより当該フレーム内符号化データが可変長符号化
回路17、複合化回1m18を通じて伝送画像データS
20として伝送バッファメモリ3に送出されると同時に
、当該偏差データS14、従って現フレームデータS1
2が逆変換回路19において復号化偏差データS21に
復号化されて前フレームメモリ14に蓄積される。
かくして画像データPctがフレーム内符号化データと
して伝送された後、時点t2において画像データPC2
が現フレームデータ312として減算回路13に供給さ
れるタイミングになると、前フレームメモリ14から前
フレームの画像データとして画像データPctが減算回
路13に供給され、その結果減算回路13は現フレーム
データS12として与えられる画像データPC2と前フ
レームデータ313として与えられる画像データPCI
との偏差を表す画像データPC12(第4図(B))に
相当する偏差データ314をフレーム間符号化データを
構成する差分データとして得る。
この偏差データ314は変換符号化回路15、量子化回
路16を通じ、さらに可変長符号化回路17及び複合化
回路1日を通じて伝送画像データS20として伝送バッ
ファメモリ3に送出されると共に、逆変換回路19にお
いて復号化されて復号化偏差データ321として加算回
路20に供給される。
このとき加算回路20は前フレームメモリ14に保持さ
れていた前フレームの画像データPCIに対して、復号
化偏差データS21が表す差分データを動き補償回路2
1から得られる動きベクトルデータS23によって動い
た位置に加算し、かくして前フレームデータに基づいて
データを予測して前フレームメモリ14に保持させる。
このとき動き補償回路21は前フレームメモリ14に保
持されていた前フレーム画像データPC1と、現フレー
ムデータS12として到来した画像データの動きを表す
動きベクトルデータ323を送出し、これにより前フレ
ームメモリ14において動きベクトルデータS23によ
って表されるベクトル位置に復号化偏差データ321と
前フレーム画像データとの加算結果を格納させると共に
、当該動きベクトルデータS23を複合化回路18を介
して伝送画像データS20として送出させる。
かくして映像信号符号化回路部2は、1=1.(第4図
(A))の画像データPC2を伝送するにつき、フレー
ム間符号化データとして、前フレームの画像データPc
tと現フレームの画像データPC2との差分を表す画像
データPCI2を、偏差データS14と動きベクトルデ
ータS23とを含むフレーム間符号化データに高能率符
号化して伝送バッファメモリ3に供給することになる。
以下同様にして時点t1、t4・・・・・・において新
たな画像データが現フレームデータ312として到来し
たとき前フレームメモリ14に保持されている前フレー
ムの画像データ(すなわち前フレームデータ513)を
用いて現フレームデータS12をフレーム間符号化デー
タとして高能率符号化して伝送バッファメモリ3に送出
することかできる。
このようにして送出されて来る伝送画像データ320を
受けた伝送バッファメモリ3は、伝送路4の伝送容量に
よって決まる所定のデータ伝送速度で内部に一時記憶し
た伝送画像データS20を順次伝送データD□□3とし
て読出して画像データ記録再生装置5に伝送して行くが
、その際に内部に残留しているデータ量を表す残量デー
タ信号S25を量子化回路16に量子化ステップ制御信
号としてフィードバックして映像信号符号化回路部2か
ら伝送画像データ320として供給するデータ発生量を
制御する。
因に伝送バッファメモリ3のデータ残量が許容上限値に
まで増量して来たときこれを放置すれば、伝送バッファ
メモリ3が記憶できるデータ量を超過してオーバーフロ
ーするおそれがあるので、伝送バッファメモリ3は残量
データ信号S25によって量子化回路16の量子化ステ
ップ5TEPGを大きな値に変更するように制御するこ
とにより、偏差データ314に対する量子化データS1
6のデータ発生量を減少させ、これにより伝送画像デー
タS20のデータ量を減少させ、その結果オーバーフロ
ーの発生を回避する。
これとは逆に伝送バッファメモリ3は残量データが許容
下限値にまで減量して来たときこれを放置すればアンダ
ーフローになるおそれがあるので、残量データ信号S2
5によって量子化回路16の量子化ステップ5TEPG
を小さい値に制御し、これにより偏差データS14に対
する量子化データS16のデータ発生量を増大させるこ
とにより、伝送画像データS20のデータ量を増大させ
、その結果伝送バッファメモリ3におけるアンダーフロ
ーの発生を回避する。
D発明が解決しようとする問題点 このように従来の画像データ発生装置1は、伝送データ
D TIIA□のデータ伝送速度が伝送路4の伝送容量
に基づいて制限されている伝送条件に整合させながら有
意画像情報を伝送する手段として、伝送バッファメモリ
3のデータ残量が常にオーバーフロー又はアンダーフロ
ーを生じさせるおそれがないように維持すれば良いこと
に着目して量子化ステップ5TEPGを制御するように
なされている。
しかしこの手法は、符号化しようとする画像の性質を反
映するようにはなされていないので、高い画質の伝送デ
ータを得ようとするにつき、未だ不十分である。
特に人間の視感度特性は、伝送画像の画質を評定する際
の重要な条件の1つであり、これを満足させることがで
きなければ、実用上高い画質の画像を伝送できなくなる
すなわち人間の視感度特性として、視覚のマスキング効
果がある。このマスキング効果は、複雑な画像(高周波
成分を多く含むような画像)及びシンプルな画(&(高
周波成分を余り含まないような画像)を同じ量子化ステ
ップで量子化した場合に、複雑な画像の方がシンプルな
画像に比べて画質の劣化が感知し難いような現象をいう
そこで映像信号の伝送効率を高める手段として、複雑な
画像についてはこれを大きな量子化ステップによって粗
い量子化をすれば、視覚上画質を劣化させることなく、
−段と効率良く有意画像情報を伝送できると考えられる
ところが実際上画像の内容を検討すると、複雑な画像領
域とシンプルな画像領域との境界部分には、例えば物体
のエイジの画像のように画像情報が急激に変化するよう
な場合が多い、このような画像を大きな値の量子化ステ
ップを用いて粗い量子化をすると、実際上エツジ部分な
どにモスキードノイズが生じたり、複雑な画像領域及び
シンプルな画像領域間が滑らかに接続されないような画
像が生じたりした伝送データが発生する結果になり、こ
の分画質が劣化する問題がある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、複雑な画
像領域及びシンプルな画像領域間の画像領域の画質を劣
化させないような量子化処理をなし得るようにした映像
信号符号化方法を提案しようとするものである。
E問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため本発明においては、ディジ
タル映像信号S14を量子化ステップ5TEPGによっ
て量子化することにより伝送データS16を発生するよ
うになされた映像信号符号化方法において、被符号化画
像領域RGS、の第1の画像情報ACCと、この被符号
化画像領域RGS0と隣接する隣接画像領域RGSkの
第2の画像情報量〇〇にとの変化を表す差分情報DIF
Fを求め、この差分情報I)IFFに基づいて被符号化
画像領域RGS、のディジタル映像信号を量子化する際
に用いる量子化ステップ5TEPGを決めるようにする
1作用 被符号化画像領域RGS、及び隣接画像領域RG S 
hの画像情報の変化量に応じて被符号化画像領域RGS
、を量子化する際の量子化ステップ5TEPGを決める
ようにしたことにより、例えば物体のエツジのように画
像情報が激しく変化するような画像部分については小さ
い量子化ステップ5TEPGを用いて細かい量子化処理
を実行することにより、当該激しい変化を表す画像部分
を高画質の伝送データに量子化でき、その結果当該画像
部分を滑らかに接続すると共に、ノイズの発生を有効に
抑制した伝送データを容易に発生させることができる。
G実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
(Gl)第1実施例 第7図との対応部分に同一符号を付して・示す第1図に
おいて、画像データ発生装置1はデータ制御回路31を
有し、動き補償回路21から得られる伝送データ情報S
33に基づいて伝送しようとする画像データの性質を検
出し、当該検出情報に基づいて第2図に示す量子化ステ
ップ算定処理手順を実行することにより、伝送しようと
する有意画像情報の性質に応動するように変化する量子
化ステップを算定して量子化ステップ制御信号S31を
量子化回路16に供給するようになされている。
この実施例の場合データ制御回路31は、現フレームメ
モリ12から発生される現フレームデータS12につい
て、第3図に示すように、1フレ一ム分の画像データに
対してメイン領域BGMを割当てると共に、例えば伝送
単位ブロックデータごとにサブ領域RGS、を割当てる
ことにより、メイン領域RGMを構成するlフレーム分
の画像について、サブ領域RGS、の画像情報量の変化
を検出することによって各画像部分の性質を評定する。
すなわちメイン領域RGM内の任意の位置にあるサブ領
域を被符号化画像領域に指定してその伝送単位ブロック
データを量子化しようとする場合、被符号化サブ領域R
C;S、を取り囲む8つの隣接サブ領域RGSk (k
=1〜8)の有意画像情報量と、被符号化サブ領域RG
 S oの有意画像情報量との差分のうち、最大値とな
る差分データを抽出し、これを被符号化サブ領域RGS
、と隣接サブ領域RGS、(k=1〜8)との間の画像
上の性質の変化であると判定し、当該差分データ量の大
きさに応じて被符号化サブ領域Rcsaを符号化する際
に用いる量子化ステップ5TEPGを決めるようにする
すなわちデータ制御回路31はステップSPIにおいて
量子化ステップ算定処理手順を開始すると、ステップS
P2において被符号化サブ領域RCS、について伝送信
号の絶対値和ACC,を次式 %式%(1) のように、被符号化サブ領域RGS、を構成する16X
16= 256個の画素データを積算することにより求
めた後、 次式 のよって1画素当たりの画素平均値データMEAN0を
求める。
続いてデータ制御回路31はステップSP3において隣
接する8つの隣接サブ領域RGSm(k=1〜8)につ
いて同様にして次式 %式% (3) によって絶対値和ACC,(k=1〜8)を求めた後、
次式 によって1画素平均値M E A N *  (k =
 1〜8)を求める。
続いてデータ制御回路31はステップSP4において当
該演算結果に基づいて、次式 %式%) (5) のように、被符号化サブ領域RG S oの絶対値和A
CC,と、 隣接する8つの隣接サブ領域RGS、(k
=1〜8)の差分の絶対値のうち、最大値となる最大値
差分DIFFを求める。
かくしてデータ制御回路31はステップSP2〜SP4
において被符号化サブ領域RGS、における有意画像情
報量(すなわち絶対値和A CC。
)と、その周囲を取り囲む隣接サブ領域RGSお(k=
1〜8)の有意画像情報量の変化のうち、最も変化が激
しい状態を当該被符号化サブ領域RG S oにおける
有意画像情報の画像性質上の特徴として認識し、この最
大値差分DIFFの大きさに基づいて続いて量子化ステ
ップ37EPGを演算する処理を実行する。
すなわちデータ制御回路31は順次ステップSP5及び
SF3において次式 %式% (6) (7) のように設定された第1及び第2の画像情報評定基準値
EST1及びEST2より大きいか又は等しいか否かの
判定を実行する。
ここで第1及び第2の画像情報評定基準値ESTl及び
EST2はそれぞれ画像情報の変化の激しさを分類する
ような値に選定され、これにより第1にステップSP5
において肯定結果が得られたとき(すなわちDIFF≧
10のとき)被符号化サブ領域RGS、における変化の
仕方が最も激しいことを判定し得、また第2にステップ
SP5において否定結果を得ると共にステップSP6に
おいて肯定結果が得られたとき(すなわち10>DIF
F≧5のとき)当該被符号化サブ領域RGS。
における画像情報の変化の仕方が中程度であることを判
定し得、さらに第3にステップSP5及びSF3におい
て共に否定結果が得られたとき(すなわちDIFF<5
のとき)、当該被符号化サブ領域RGS、における画像
情報の変化が小さいと判定し得る。
かくしてデータ制御回路31は、ステップSP5におい
て肯定結果が得られたことにより被符号化サブ領域RG
S、において画像情報が激しく変化したことを判定した
とき、ステップSP7に移って次式 %式% (8) のように、画像変化評定係数データRATIOとして数
(tI O、8を設定した後ステップSP8に移る。
またデータ制御回路31はステップSP6において肯定
結果が得られることにより被符号化サブ領域RGS、に
おいて生した画像情報の変化が中程度であると判定した
とき、ステップSP9に移って次式 %式% (9) のように、画像変化評定係数データRATIOとして数
値0.9を設定した後上述のステップSP8に移る。
さらにデータ制御回路31はステップSP6において否
定結果が得られることにより被符号化サブ領域RGS、
における画像情報の変化が小さいと判定したとき、ステ
ップ5PIOに移って次式%式% () のように、画像変化評定係数データRAT I Oとし
て数値1.0を設定した後上述のステップSP8に移る
かくして制御回路31は被符号化サブ領域RGS0にお
ける情報の変化量を表す画像変化評定係数データRAT
IOを設定できる。
続いてデータ制御回路31はステップSP8において次
式 (11) によって表されるバッファ残量指標データ STP□を
求めた後ステップ5PIIにおいて次式%式% (12) を演算することによって量子化ステップ5TEPGを算
定する。
ここでデータ制御回路31はステップSP8においてバ
ッファ残量指標データSTP、、を演算する際に用いる
バッファ残量データとして、伝送バッファメモリ3から
フィードバックされて来るバッファ残量データ信号S2
5を用い、その値を(8)弐〜(lO)式に従って画像
変化評定係数データRATIOによって圧縮換算して量
子化ステップ5TEPGを求める。
このようにして量子化ステップ5TEPGを算出した状
態においてデータ制御回路31は、ステップ5P12に
おいて次式 %式% (13) のように、数値「4」に設定された下限評定基準値ES
TIIとして数値4を設定し、量子化ステップ5TEP
Gがこの下限評定基準値ESTI 1より小さいか否か
を判定すると共に、否定結果が得られたときステップ5
P13において次式%式% (14) のように、数値r128 Jに設定された上限評定基準
値EST12として数値r128 Jを設定し、量子化
ステップ5TEPGがこの上限評定基準値EST12よ
り大きいか否かの確認をする。
ここで下限評定基準値ESTIIは、量子化しようとす
る画素データがノイズ程度に小さくなったときこれを評
定できるような値に選定され、かくしてデータ制御回路
31はステップ5P12において肯定結果が得られたと
き、算定された量子化ステップ5TEPGが過小になっ
たと判断してステップ5P14に移って量子化ステップ
5TEPGを当該下限評定基準値4に固定した後、ステ
ップ5P15において量子化ステップ5TEPC;を量
子化ステップ制御信号S31として量子化回路16へ出
力してステップ5P16において当該量子化ステップ算
定処理手順を終了する。
また上限評定基準値EST12は算定された量子化ステ
ップ5TEPGの値が過大になったときこれを評定でき
るような値に設定され、かくしてステップ5P13にお
いて肯定結果が得られたときステップ5P17において
量子化ステップ5TEPGの値を当該上限評定基準値E
ST12=128に固定した後、ステップ5P13.5
P14を通して当該量子化ステップ算定処理手順を終了
する。
これに対してデータ制御回路31はステップ5P13に
おいて否定結果が得られたとき、このことはステップ5
PIIにおいて算定された量子化ステップ5TEPC,
に異常がないことを意味し、このときデータ制御回路3
1はステップ5P11において算定された量子化ステッ
プ5TEPGをそのままステップ5P15において量子
化回路16へ出力した後ステップ5P16において当該
量子化ステップ算定処理手順を終了する。
第2図の構成において、データ制御回路31は被符号化
サブ領域RC3,を符号化する際に、ステップSP2〜
SP4において隣接サブ領域RGS、(k=1〜8)と
の間の有意画像情報量の差分を表す最大差分データDI
FFを求め、この最大値差分データDIFFに基づいて
ステップSP5〜5PIOにおいて最大値差分データD
IFFの大きさに応じて画像変化評定係数データRAT
IOの値を選定する。
この実施例の場合データ制御回路31は3つの評定範囲
、すなわち DIFF≧10 ・・・・・・ (15) の第1の評定範囲 10>DIFF≧5 (16) の第2の評定範囲 5>DIFF (17) の第3の評定範囲が設定され、最大値差分データDIF
Fの値が当該第1、第2及び第3の評定範囲にそれぞれ
入ったとき、画像変化評定係数データRATIOとして
それぞれ値0.8.0.9及び1.0を割当てることに
より、有意画像情報の変化をそれぞれ評定する。
データ制御回路31はこの評定結果を用いてステップS
P8及び5PIIにおいて、伝送バッファメモリ3のバ
ッファ残量を表すバッファ残量指標データSTP□に対
して重みを付けるように結合して量子化ステップ5TE
PGを決める。
この結果データ制御回路31は、最大値差分データDI
FFの値が大きくなって有意画像情報量の変化が大きく
なったとき画像変化評定係数RATIOが小さくなるこ
とにより、これに応じて量子化ステップ5TEPCを小
さくして行くようなような制御をする。
かくして被符号化サブ領域RGS、の画像部分において
有意画像情報量に急激な変化が生じた場合には、この被
符号化サブ領域RC;S、の量子化ステップ5TEPG
を小さい値に制御することにより、−段と高い画質の伝
送データを発生させることができる。
従って第2図の構成によれば、有意画体情報量の変化が
激しい画像部分(このような画像部分は比較的シンプル
な画像領域と、複雑な画像領域との間の境界である場合
が多い)については、量子化ステップ5TEPGを小さ
い値になるように制御することにより、当該激しい変化
部分をくっきりした画像データになるように量子化する
ことができ、この分伝送データ全体としての画質を一段
と向上し得る。
その結果当該激しい変化部分については細かい量子化ス
テップで量子化したことにより、実際上2つの画像部分
の境界を視覚上滑らかに接続したような画像として量子
化できると共に、モスキードノイズ等のノイズを発生さ
せないようにできる。
かくするにつき第2図の実施例の場合データ制御回路3
1は、ステップ5PIO−3P15において量子化ステ
ップ5TEPGが取り得る範囲を制限するようにしたこ
とにより、伝送バッファメモリ3においてオーバーフロ
ーやアンダーフローを発生させないようにできる。
(G2〉他の実施例 (1)  上述の実施例においては、 有意画像情報の
変化を表すデータとして画像変化評定係数データRAT
IOを用いてバッファ残量指標データ5TPFIを圧縮
する(乗算演算することにより)ようにした場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、ステップ5PII
における量子化ステップ5TEPGの演算を変化量を表
すデータを用いて加減算するようにしても上述の場合と
同様の効果を得ることができる。
(2)上述の実施例においては、画像がもつ情報量を表
すデータとして、画素データDATAの絶対値和に基づ
いて隣接サブ領域との差分の最大値を用いるようにした
場合について述べたが、絶対値和に代えて映像信号のパ
ワーを用いるようにしても良く、また最大値に代えてダ
イナミックレンジを用いるようにしても良い。
また変換符号化回路15としてディスクリートコサイン
変換回路を適用する場合には、ディスクリートコサイン
変換係数を有意画像情報量として検出するようにしても
良い。
(3)上述の実施例においては、第2図のステップSP
8においてバッファ残量指標データSTP、。
を得るにつき、第7図の従来の槽底の場合のように伝送
バッファメモリ3から得られる残量データを用いるよう
にしたが、これに代え、残量データを動き補償回路21
の伝送データ情報S33に基づいてデータ制御回路31
の内部において発生させるようにしても良い。
(4)上述の実施例においては、隣接サブ領域との間の
有意画像情報の変化を表すデータとして、絶対値和の差
分のうち最大値のものを用いるようにしたが、パラメー
タはこれに限らず例えば被符号化サブ領域RGS、にお
ける画素信号の絶対値和と、最大値差分データDIFF
との割合いをパラメータとして用いること等、要は有意
画像情報の変化の度合いを示すパラメータを用いれば良
い。
また場合によっては差分データ1Acc、−Acc、1
の最大値以外の値を用いるようにしても良い。
(5)上述の実施例においては、隣接サブ領域RGSk
として当該符号化サブ領域RGS、を取り囲む全てのサ
ブ領域、すなわち8つの隣接サブ領域RG−3Il (
k=l〜8)との差分を用いるようにしたが(第3図)
、一部の隣接サブ領域、例えば直前の隣接サブ領域RG
S4等との差分を用いるようにしても良い。
(6)上述の実施例においては、サブ領域RGSkを伝
送単位ブロック(16画素×16画素の領域)に選定し
た場合について述べたが、 サブ領域RGSkの広さは
伝送単位ブロックに限らず必要に応じて種々の大きさに
選定し得る。
H発明の効果 上述のように本発明によれば、量子化しようとするサブ
領域と隣接サブ領域との間の画像情報の変化量に対応し
て変化するように量子化ステップを制御するようにした
ことにより、画像情報量が激しく変化する画像部分の画
質を高めるような伝送データを発生させることができ、
かくして画像情報が激しく変化する画像部分を滑らかに
接続できしかもノイズの発生を有効に抑制した伝送デー
タを発生することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による映像信号符号化方法を用いた画像
データ発生装置を示すブロック図、第2図はそのデータ
制御回路31の量子化ステップ算定処理手順を示すフロ
ーチャート、第3図は被符号化サブ領域及び隣接サブ領
域の説明に供する路線図、第4図は高能率符号化処理の
説明に供する路線図、第5図は従来の画像データ発生装
置を示すブロック図、第6図は量子化ステップの説明に
供する特性曲線図、第7図は第5図の画像データ発生装
置の詳細構成を示すブロック図である。 l・・・・・・画像データ発生装置、2・・・・・・映
像信号符骨化回路部、3・・・・・・伝送バッファメモ
リ、4・・・・・・伝送路、15・・・・・・変換符号
化回路、16・・・・・・量子化回路、31・・・・・
・データ制御回路。 代 理 人 田 辺 恵 基 ネ皮R号イヒサブ々貢ユ大 劣 図 4亮 屯λ性 庁号 fヒ 看 4 冒 7画1tデータ4う生1E置。 41米n画イ濃テ;り老生榮工 羊 5 旦 量 子 化 入子−クブ す ヤ 謂

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ディジタル映像信号を量子化ステップによつて量子化す
    ることにより伝送データを発生するようになされた映像
    信号符号化方法において、 被符号化画像領域の第1の画像情報と、上記被符号化画
    像領域と隣接する隣接画像領域の第2の画像情報との変
    化を表す差分情報を求め、 上記差分情報に基づいて上記被符号化画像領域のディジ
    タル映像信号を量子化する際に用いる量子化ステップを
    決める ことを特徴とする映像信号符号化方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011130050A (ja) * 2009-12-16 2011-06-30 Canon Inc 画像符号化装置

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