JPH03128354A - ピペリジン誘導体 - Google Patents

ピペリジン誘導体

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JPH03128354A
JPH03128354A JP2092194A JP9219490A JPH03128354A JP H03128354 A JPH03128354 A JP H03128354A JP 2092194 A JP2092194 A JP 2092194A JP 9219490 A JP9219490 A JP 9219490A JP H03128354 A JPH03128354 A JP H03128354A
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JP
Japan
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ylidene
dibenzo
piperidine
value
acid
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Pending
Application number
JP2092194A
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English (en)
Inventor
Yasuo Ito
伊藤 安夫
Hideo Kato
日出男 加藤
Eiichi Ecchu
越中 栄一
Nobuo Ogawa
小川 信男
Hiroyuki Nishino
西野 博幸
Jun Sakaguchi
坂口 順
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Abbott Japan Co Ltd
Original Assignee
Hokuriku Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/538,085 priority patent/US5095022A/en
Priority to NZ234124A priority patent/NZ234124A/xx
Priority to EP19900112533 priority patent/EP0406739A3/en
Priority to FI903333A priority patent/FI903333A0/fi
Priority to HU904076A priority patent/HUT54645A/hu
Priority to KR1019900010077A priority patent/KR910002796A/ko
Publication of JPH03128354A publication Critical patent/JPH03128354A/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D211/00Heterocyclic compounds containing hydrogenated pyridine rings, not condensed with other rings
    • C07D211/04Heterocyclic compounds containing hydrogenated pyridine rings, not condensed with other rings with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
    • C07D211/68Heterocyclic compounds containing hydrogenated pyridine rings, not condensed with other rings with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom having one double bond between ring members or between a ring member and a non-ring member
    • C07D211/70Heterocyclic compounds containing hydrogenated pyridine rings, not condensed with other rings with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom having one double bond between ring members or between a ring member and a non-ring member with only hydrogen atoms, hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals, directly attached to ring carbon atoms

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 用を有し、気管支喘息,アレルギー性鼻炎.皮膚疾患,
じん麻疹等の治療剤として有用である新規なピペリジン
誘導体、及びその薬理学的に許容しつる塩に関するもの
である。
従来の技術 ピペリジン骨格を有する抗ヒスタミン剤又は抗アレルギ
ー剤はこれまでにいくつか知られており、例えば、4−
(5#−ジベンゾ(a.  d)シクロヘプテンー5−
イリデン)−1−メチルピペリジン〔一般名二シブロへ
ブタジン、メルクインデックス(The Merck 
■ndex)、11版、2 7 7 9)等が挙げられ
る。しかしながら、本発明の化合物の様なピペリジンの
1位側鎖にカルボキシル基又は低級アルコキシカルボニ
ル基を含む化合物は知られていない。
発明が解決しようとする課題 これまでに数多くの抗ヒスタミン剤が開発され、アレル
ギー性の皮膚疾患や鼻炎等の治療に用いられているが、
副作用として眠気や鎮静症状等の中枢抑制作用のある事
が大きな欠点であり、さらに白湯や散瞳等の副作用の一
因となる抗コリン作用を有する事も欠点の一つであった
。これらの欠点をなくする方向で、これまでに種々の研
究かなされてきているか、未だ充分とは言えないのか現
状である。
課題を解決するための手段 本発明者らは、前述の事情を鑑み鋭意研究した結果、本
発明に係わるピペリジン誘導体に優れた作用を見出し、
本発明を完成させた。
即ち、本発明は次の一般式(I) (式中、Rは水素原子又は低級アルキル基を、Xは、−
CH=CH−、−CH,CH,−又は−CH,O−基を
、Yは低級アルキル基で置換されていてもよいCI−C
,アルキレン基又は−A−0−B−基を表し、ここに、
A及びBは同一もしくは異なって、低級アルキル基で置
換されていてもよいC3〜C。
アルキレン基を表す。) で示される新規なピペリジン誘導体、及びその薬理学的
に許容しうる塩に関するものである。
本発明の前記一般式(I)中、Rで示される低級アルキ
ル基、及びY、 AあるいはBで示されるアルキレン基
に置換していてもよい低級アルキル基としては、メチル
、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、
イソブチル、tert−ブチル基等が挙げられる。
本発明の前記一般式(I)で示される化合物は、所望に
応じて薬理学的に許容しうる塩に変換することも、又は
生成した塩から塩基又は酸を遊離させることもできる。
本発明の前記一般式(I)で示される化合物の薬理学的
に許容しうる塩としては、酸付加塩もしくはアルカリ付
加塩が提供され、酸付加塩としては、例えば、塩酸、臭
化水素酸、硫酸、硝酸、燐酸等の鉱酸塩、酢酸、マレイ
ン酸、フマル酸、リンゴ酸、クエン酸、シュウ酸、乳酸
、酒石酸等の有機酸塩が、また、アルカリ付加塩として
はナトリウム、カリウム、カルシウム等の金属塩、アン
モニウム塩、メチルアミン、エチルアミン、ジメチルア
ミン、トリエチルアミン、エタノールアミン、ピペリジ
ン、ピペラジン等の有機塩基の塩が挙げられる。
本発明の前記一般式(I)で示される化合物は場合によ
っては、−個あるいは複数個の不斉炭素原子を有し、ラ
セミ体、光学異性体及びジアステレオマーが存在し得る
が、本発明にはこれらの化合物も包含される。
本発明の前記一般式(I)で示される新規なピペリジン
誘導体は、以下の様にして製造することができる。
即ち、本発明に係わる化合物の製造方法の第一の様式に
よれば、次の一般式(It) (式中、Xは前述と同意義を表す。) で示されるピペリジン誘導体と、次の一般式(I)z−
y−c○OR又はCHz=CH−COOR(I[)(式
中、R及びYは前述と同意義を表し、Zはハロゲン原子
を表す。) で示される化合物とを、無溶媒あるいは溶媒中、脱ハロ
ゲン化水素剤としての塩基の存在下あるいは非存在下で
反応させることにより製造することができる。
本製造方法において使用される溶媒としては、反応を阻
害しない限りいかなるものでもよく、例えば、ベンゼン
、トルエン、テトラヒドロフラン。
ジオキサン、アセトン、アセトニトリル、メタノール、
エタノール、イソプロパツール、n−ブタノール、ジメ
チルスルホキシド、N、N−ジメチルホルムアミド等が
挙げられる。
又、使用される塩基としては、例えば、炭酸カリウム、
炭酸ナトリウム、ピリジン、トリエチルアミン等が挙げ
られ、反応は0°Cから200℃の範囲で行われる。
本発明に係わる化合物の製造方法の第二の様式によれば
、前記一般式(I)で示される化合物のうち、Rが水素
原子である化合物は、Rが低級アルキル基である化合物
を、溶媒中、酸又は塩基で加水分解することにより製造
することができる。
本製造方法において使用される酸としては塩酸。
硫酸等が、また、塩基としては水酸化ナトリウム。
水酸化カリウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム。
炭酸水素ナトリウム等が、反応溶媒としては水。
メタノール、エタノール、アセトン、テトラヒドロフラ
ン等が挙げられ、反応は0°Cから100℃の範囲で行
われる。
尚、出発原料として用いられる前記一般式(IF)で示
される化合物は、既にジャーナル オブ メディシナル
 ケミストリー(Journal of Medici
nalChemistry)、第8巻、第829頁、1
965年及び特開昭50−18478号公報に記載され
た公知の化合物であり、以下の経路により容易に合成で
きる。
(II) (式中、Xは前述と同意義を表し、Zoはハロゲン原子
を表し、R′は低級アルキル基を表す。)この様にして
製造される前記一般式(I)で示される新規なピペリジ
ン誘導体、及びその薬理学的に許容しうる塩は、常法に
より錠剤、散剤、カプセル剤、注射剤9点眼剤9点鼻剤
、吸入剤又は外用剤等の製剤とすることができ、経口又
は非経口投与により臨床に供される。投与量は治療すべ
き症状及び投与方法により左右されるが、底入に経口投
与する場合で、通常1日l〜300■である。
実施例 以下、本発明を参考例及び実施例によって説明するが、
本発明はこれらの例の特定の細部に限定されるものでは
ない。
参考例1 4−(5#−ジベンゾ(a、d)シクロへブテン−5−
イリデン)−1−ピペリジンカルボン酸エチル 4−(5#−ジベンゾ(a、d)シクロヘプテン−5−
イリデン)−1−メチルピペリジン33゜0g、クロル
炭酸エチル74.9g及びトルエン170−の混合物を
3.5時間還流した。冷却後、塩酸及び水にて洗浄後、
脱水し、溶媒を留去した。
残渣にヘキサンを加えて結晶化し、淡黄色結晶37.4
gを得た。エタノールより再結晶し、融点123〜12
4°Cの微黄色針状晶を得た。
元素分析値 C*5HxsNOt 理論値 C,79,97; H,6,71: N、 4
.05実験値 C,80,24; H,6,73; N
、 3.95参考例1の方法に準拠して、参考例2及び
3の化合物を得た。
参考例2 4−(10,11−ジヒドロ−5H−ジベンゾ(a、d
)シクロヘプテン−5−イリデン)−1−ピペリジンカ
ルボン酸エチル 性状 黄色液体 マススペクトル m/z  :  347 (M”)I
Rスペクトル ν (液膜法)  an−’:1700
 (COO−) NMRスペクトル δ(CDCIs)  9111!1
  :1、25(3H,t、 J=7H2)、 2.3
6(4H,t、 J=6Hz)。
2、60−3.96(8H,m)、 4.14(2H,
q、 J=7Hz)。
6、97−7、31 (8H,m) 参考例3 4−(ジベンゾ(b、e)オキセピン−11(6H)−
イリデン)−1−ピペリジンカルボン酸エチル 性状 淡黄褐色液体 マススペクトル m/z :  349 (M”)IR
スペクトル ν (液膜法)  an−’:1700 
(COO−) NMRスペクトル δ(CDC13)  l)l)m 
 :1、25(3H,t、 J・7Hz)、 2.20
−4.03(8H,m)。
4、14(2H,Q、 J・7Hz)、4.77(lt
l、 d、 J=1211z)。
5、69(IH,d、 J=12)(z)、 6.70
−7.50(8H,m)参考例4 4−(5#−ジベンゾ(a、d)シクロヘプテン−5−
イリデン)ピペリジン 4−(5,#−ジベンゾCa、d)シクロヘプテン−5
−イリデン)−1−ピペリジンカルボン酸エチル65.
6g、水酸化カリウム32.0g及びn−ブタノール2
501rLlの混合物を2時間還流した。溶媒を留去し
、残渣に水を加え、トルエンにて抽出した。トルエン層
は水洗、脱水後、溶媒を留去して淡黄色固体53.2g
を得た。メタノールより再結晶し、融点145〜147
°Cの無色針状晶47.9gを得た。
元素分析値 C2゜H,、N 理論値 C,87,87: H,7,01; N、 5
.12実験値 C,87,81; H9 7,0O N。
5.07 参考例4の方法に準拠して、参考例5及び6の化合物を
得た。
参考例5 4−(10,11−ジヒドロ−5H−ジベンゾ(a、d
l シクロへブテン−5−イリデン)ピペリジン・塩酸
塩 性状 無色板状晶 (MeOH) 融点 300°C以上 元素分析値 C2゜H,、N−HCl 理論値 C,77,03; H,7,11; N、 4
.49実験値 C,77、OO; H,7,12: N
、 4.47参考例6 4−(ジベンゾ(b、e)オキセピン−11(6H)−
イリデン)ピペリジン・塩酸塩性状 無色プリズム晶 
(EtOH) 融点 300°C以上 元素分析値 C,*H,,No −HCl理論値 C,
72,72; H,6,42; N、 4.46実験値
 C,72,72; H,6,51,N、 4.27実
施例1 4−C3H−ジベンゾ(a、d:lシクロへブテン−5
−イリデン)−1−ピペリジンプロピオン酸エチル・塩
酸塩 4−C3H−ジベンゾ(a、d)シクロへブテン−5−
イリデン)ピペリジン3.Olg、3−ブロモプロピオ
ン酸エチル2.20g、炭酸カリウム1.52g及びN
、 N−ジメチルホルムアミド20mt’の混合物を8
0°Cにて4時間攪拌した。
冷却後、水を加えエーテルにて抽出した。抽出液は、水
洗、脱水後、溶媒を留去し、褐色液体4゜40gを得た
。常法により塩酸塩となし、無色結晶4.20gを得た
。アセトンとエーテルの混液より再結晶し、融点151
〜152°Cの無色針状晶を得た。
元素分析値 C=8827NO□・HCl−H20理論
値 C,70,16; H,7,07; N、 3.2
7実験値 C,70,26; H,6,99; N、 
3.01実施例2 2−C4−<51−1−ジベンゾ(a、 d)シクロヘ
プテン−5−イリデン)ピペリジノコエトキシ酢酸メチ
ル・フマル酸塩 4−C3H−ジベンゾ(a、  d)シクロへブテン−
5−イリデン)ピペリジン3.Olg、2−クロロエト
キシ酢酸メチル2.90g、炭酸カリウム2.43g及
びN、N−ジメチルホルムアミド20rnlの混合物を
80°Cにて22時間攪拌した。
冷却後、水を加えエーテルにて抽出した。エーテル層を
希塩酸にて抽出し、水層を炭酸カリウムでアルカリ性と
なし、エーテルにて抽出した。エーテル層は、水洗、脱
水後、溶媒を留去し、黄褐色液体3.16gを得た。常
法によりフマル酸塩となし、エタノールより再結晶し、
融点175〜176°Cの微黄色針状晶を得た。
元素分析値 C:2.H27NO,−C,H,○4理論
値 C,68,90,H,6,18; N、 2.77
実験値 C,68,76; H,6,22,N、 2.
68実施例3 4−(10,11−ジヒドロ−5H−ジベンゾ(a、d
)シクロヘプテン−5−イリデン)−1−ピペリジン酪
酸エチル・塩酸塩 4−(10,11−ジヒドロ−5H−ジベンゾ(a、d
)シクロへブテン−5−イリデン)ピペリジン3.00
g、4−ブロモ酪酸エチル2.34g、炭酸カリウム1
.51g及びN、 N−ジメチルホルムアミド18m1
の混合物を70°Cにて3時間攪拌した。冷却後、水を
加えエーテルにて抽出した。エーテル層は、水洗、脱水
後、溶媒を留去し、淡褐色固体を得た。常法により塩酸
塩となし、無色固体3.88gを得た。アセトンとエー
テルの混液より再結晶し、融点182〜184°Cの無
色結晶を得た。
元素分析値 C2−H21N O2・HCI理論値 C
,73,31; H,7,57; N、 3.29実験
値 C,73,27; H,7,70; N、 3.3
3実施例4 4−(ジベンゾ(b、e)オキセピン−11(6H)−
イリデン)−1−ピペリジンプロピオン酸エチル 4−(ジベンゾ(b、e)オキセピン−11(6H)−
イリデン)ピペリジン3.61g、3−ブロモプロピオ
ン酸エチル2.60g、炭酸カリウム1.80g及びN
、N−ジメチルホルムアミド25m1の混合物を80°
Cにて2時間攪拌した。
冷却後、水を加えエーテルにて抽出した。エーテル層は
、水洗複塩酸にて抽出した。水層を炭酸カリウムにてア
ルカリ性となし、エーテルにて抽出した。エーテル層は
、水洗、脱水後、溶媒を留去し、黄褐色液体4.20g
を得た。カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、CH
Cl2)により処理し、淡黄色液体3.90gを得た。
マススペクトル m/z :  377 (M”)IR
スペクトル ν (液膜法)  cm−’:1734 
(COO) NMRスペクトル δ (CDCIり  pplll 
:1、25(3B、 t、 J=7Hz)、 1.92
−2.94(12)1. at)、 4.13(2H,
q、 J=71(Z)、 4.76(IH,d、 J=
12Hz)、 5.72(lH。
d、 J=12Hz)、 6.66−7、48(8H,
m)実施例5 4−(ジベンゾ(b、e)オキセピン−11(6H)−
イリデン)−1−ピペリジン吉草酸エチル・塩酸塩 4−(ジベンゾ(b、  e)オキセピン−11(6H
)−イリデン)ピペリジン3.61g、5−ブロモ吉草
酸エチル3.00g、炭酸カリウム1.80g及びN、
N−ジメチルホルムアミド25−の混合物を80°Cに
て2時間攪拌した。冷却後、水を加えエーテルにて抽出
した。エーテル層は、水洗、脱水後、溶媒を留去し、褐
色液体5゜4(Jgを得た。常法により塩酸塩となし、
無色結晶4.76gを得た。エタノールより再結晶し、
融点228〜230°Cの無色針状晶を得た。
元素分析値 C,、H2,NO,・HCI理論値 C,
?0.65; H,7,30,N、 3.17実験値 
C,70,76; H,7,05; N、 3.22実
施例1〜5の方法に準拠して、実施例6〜19の化合物
を得た。
実施例6 4− C3H−ジベンゾ(a、d)シクロヘプテン−5
−イリデン)−1−ピペリジン詐酸エチル性状 淡褐色
液体 マススペクトル m/z  :  359 (M”)I
Rスペクトル ν (液膜法)  cm−’:1746
 (COO) NMRスペクトル δ (CDC13)  ppIll
 :1、24(3H,t、 J′=7Hz)、 1.9
8−2.92(8H,m)、 3.17(2H,s)、
 4.16(2H,q、 J=7Hz)、 6.91 
(2M、 s)、 7゜08−7.46(8H,m) 実施例7 4−(5#−ジベンゾ(a、d:l シクロヘプテン−
5−イリデン)−α−メチル−1−ピペリジン酢酸エチ
ル・塩酸塩 性状 淡褐色柱状晶 (EtOtt−Et20)融点 
190〜191’c 元素分析値 C,、H,、NO□・HCI理論値 C,
73,25; H,6,88; N、 3.42実験値
 C973゜10; H,6,81; N、 3.31
実施例8 4− C3H−ジベンゾ(a、d)シクロヘプテン−5
−イリデン)−1−ピペリジン酪酸エチル性状 黄褐色
液体 マススペクトル m/z :  387 (M” )I
Rスペクトル ν (液膜法)  cm−’:1734
 (COO) NMRスペクトル δ (CDC13)  I)I)m
 :1、23(3H,t、 J=7H2)、 1.56
−2.80(14H,m)、 4.10(2H,q、 
J=7t(z)、 6.90(2H,s)、 7.10
−7.45(8H,m)実施例9 4− (5#−ジベンゾ(a、d)シクロへブテン−5
−イリデン)−1−ピペリジン吉草酸エチル・塩酸塩 性状 淡黄色プリズム晶 (EtOH−Et20)融点
 185.5〜186.5°C 元素分析値 C,7H3,No、・HCI理論値 C,
74,04; H,7,36: N、 3.20実験値
 C,74,04,H,7,22; N、 3.14実
施例10 4−(5#−ジベンゾ(a、d)シクロへブテン−5−
イリデン)−1−ピペリジンカプロン酸メチル・塩酸塩 性状 無色柱状晶 (EtOl() 融点 200〜201’C 元素分析値 C,、H,、No2・MCI理論値 C,
74,04; H,7,36,N、 3.20実験値 
C,73,82; H,7,42; N、 3.10実
施例11 4−(10,11−ジヒドロ−5H−ジベンゾ(a、d
)シクロへブテン−5−イリデン)−1−ピペリジン酢
酸エチル・塩酸塩 性状 無色結晶 (MezCO) 融点 173〜175°C 元素分析値 C,、H,、NO,・HCI理論値 C,
72,44; H,?、09. N、 3.52実験値
 C,72,23; H,7,17; N、 3.45
実施例12 4−(10,11−ジヒドロ−5H−ジベンゾ(a、d
)シクロへブテン−5−イリデン)−1−ピペリジンプ
ロピオン酸エチル・塩酸塩性状 無色針状晶 (EtO
H−Et、0)融点 198〜202°C 元素分析値 C□H、、N O、・HCl ” V< 
H20理論値 C,72,10,H,7,38; N、
 3.36実験値 C,72,04; H,7,25;
 N、 3.33実施例13 4−(to、11−ジヒドロ−5H−ジベンゾ(a、d
)シクロヘプテン−5−イリデン)−1−ピペリジン吉
草酸エチル・塩酸塩 性状 無色結晶 (Me2CO−Et20)融点 18
3.5〜185°C 元素分析値 Ct7H=aN O! ・HC1理論値 
C,73,70; H,7,79; N、 3.18実
験値 C,73,40; H,7,75; N、 3.
22実施例14 2− (4−(10,11−ジヒドロ−5H−ジベンゾ
(a、d)シクロヘプテン−5−イリデン)ピペリジノ
コエトキシ酢酸メチル 性状 黄色液体 マススペクトル m/z  :  391 (M”)I
Rスペクトル ν (液膜法)  an−’:1758
 (COO) NMRスペクトル δ (CDC12)  911m 
:2、04−3.54(12H,m)、 2.63(2
H,t、 J=5.5Hz)、 3゜68(2H,t、
 J=5.5Hz)、 3.73(3H,s)、 4.
12(211,s)。
6.98−7.22(8H,m) 実施例15 4−(ジベンゾ(b、e)オキセピン−11(6H)−
イリデン)−1−ピペリジン酢酸エチル・塩酸塩 性状 無色針状晶 (BtO)1−EtffiO)融点
 153〜154℃ 元素分析値 C22H26N O2・HCl−%H,0
理論値 C,67,56; H,6,66、N、 3.
43実験値 C,67,61,H,6,49; N、 
3.45実施例16 4−(ジベンゾ(b、e)オキセピン−11(6H)−
イリデン)−1−ピペリジン酪酸エチル・塩酸塩 性状 無色針状晶 (EtOH) 融点 242〜244℃ 元素分析値 CtaHxmN Oa ” HC1理論値
 C,70,16; H,7,07,N、 3.27実
験値 C,70,08; H,?、04. N、 3.
16実施例17 2−〔4−ジベンゾ(b、e)オキセピン−11(6/
−1’)−イリデン)ピペリジノコエトキシ酢酸メチル 性状 淡黄色液体 マススペクトル m/z  :  393 (M”)I
Rスペクトル ν (液膜法)  cm−’:1756
 (COO) NMRスペクトル δ (CDC1a)  Ill)m
 :2、00−3.00(lot(、m)、 3.68
(21(、t、 J=5.5Hz)、 3゜73(3H
,s)、 4.11(21(、s)、 4.76(IH
,d、 J=12Hz)。
5、72(1)1. d、 J=f2Hz)、 6.6
4−7.46(8H,m)実施例18 4−(10,11−ジヒドロ−5H−ジベンゾ(a、d
)シクロへブテン−5−イリデン)−1−ピペリジンカ
プロン酸メチル・塩酸塩性状 無色針状晶 (MetC
O) 融点 188〜190℃ 元素分析値 CzyH21N Ox ” HC1理論値
 C,73,70; H,7,79; N、 3.18
実験値 C,73,47; H,7,74; N、 3
.14実施例19 4−(ジベンゾ(b、e)オキセピン−11(6H)−
イリデン)−1−ピペリジンカプロン酸メチル・塩酸塩 性状 無色針状晶 (MetCO) 融点 214〜217℃ 元素分析値 C□H31N Ox・HCI理論値 C,
70,65; H,7,30; N、 3.17実験値
 C,?0.61; H,7,41; N、 3.31
実施例20 4− (5#−ジベンゾ(a、d)シクロへブテン−5
−イリデン)−1−ピペリジンプロピオン酸エチル 4−(5#−ジベンゾ(a、d)シクロヘプテン−5−
イリデン)ピペリジン4.OOg、アクリル酸エチル2
.1ml及びエタノール20−の混合物を1時間還流し
た。溶媒を留去し、無色液体5.35gを得た。カラム
クロマトグラフィー(シリカゲル、クロロホルム)によ
り処理し、無色固体5.30gを得た。ヘキサンより再
結晶し、融点66〜67℃の無色結晶4.38gを得た
元素分析値 C18H17N Os 理論値 C,80,40; H,7,29,N、 3.
75実験値 C,80,35; H,7,39; N、
 3.77実施例21 4− (5#−ジベンゾ(a、d)シクロヘプテン−5
−イリデン)−1−ピペリジンプロピオン酸 4−<5H−ジベンゾ(a、d)シクロヘプテン−5−
イリデン)−1−ピペリジンプロピオン酸エチル・塩酸
塩5.30g、2N水酸化ナトリウム水溶液19.3−
及びメタノール30rId!の混合物を1時間加熱還流
した。溶媒を留去し、残渣を水に溶解し、酢酸エチルで
洗浄した。水層を10%塩酸にてpH4〜5とした後、
析出した結晶をろ取し、淡黄色結晶4.47gを得た。
N、 N−ジメチルホルムアミドと水の混液より再結晶
し、融点201〜203°Cの淡黄色針状晶4.23g
を得た。
元素分析値 C2,H23No2・2F(20理論値 
C,72,42,H,7,13; N、 3.67実験
値 C,72,23; H,6,94,N、 3.67
実施例22 2− (4−C3H−ジベンゾ(a、d)シクロへブテ
ン−5−イリデン)ピペリジノコエトキシ酢酸・塩酸塩 2− (4−C3H−ジベンゾ〔a、  d)シクロへ
ブテン−5−イリデン)ピペリジノコエトキシ酢酸メチ
ル2.56g、2N水酸化ナトリウム水溶液6.6ml
及びメタノール25m1の混合物を1時間加熱還流した
。溶媒を留去し、水を加え、1096塩酸にてpH約2
とし、クロロホルムにて抽出した。クロロホルム層は、
水洗、脱水後、溶媒を留去し、黄褐色液体を得た。クロ
ロホルムとエーテルの混液より固化させ、融点75〜8
0″Cの淡黄色無晶形固体2.70gを得た。
元素分析値 C,、H,、NO,・HCl−H,0理論
値 C,67,05; H,6,56; N、 3.2
6実験値 C,66,99; H,6,37; N、 
3.04実施例23 4− (1,0,11−ジヒドロ−5H−ジベンゾ(a
、  d)シクロヘプテン−5−イリデン)−1−ピペ
リジン酪酸・塩酸塩 4−(10,11−ジヒドロ−5H−ジベンゾ(a、d
)シクロへブテン−5−イリデン)−1−ピペリジン酪
酸エチル・塩酸塩3.31g、2N水酸化ナトリウム水
溶液11.7−及びメタノール35m1の混合物を1時
間加熱還流した。溶媒を留去し、水を加え、10%塩酸
にてpH約1とした後、析出した結晶をろ取し、褐色固
体2.97gを得た。エタノールとエーテルの混液より
再結晶し、融点211.5〜214.5°Cの無色針状
晶2.48gを得た。
元素分析値 C24H−7N O2・HCI理論値 C
,72,44; H,7,09; N、 3.52実験
値 C,72,26,H,7,04,N、 3.50実
施例24 4−(ジベンゾ(b、e)オキセピン−11(6H)−
イリデン)−1−ピペリジンプロピオン酸 4−(ジベンゾ(b、e)オキセピン−11(6H)−
イリデン)−1−ピペリジンプロピオン酸エチル3.7
0g、2N水酸化ナトリウム水溶液9.9−及びメタノ
ール40m1の混合物を30分間加熱還流した。溶媒を
留去し、水を加え、10%塩酸にてpH約3とした後、
析出した結晶をろ取した。水及びエーテルにて洗浄し、
微黄色結晶3.30gを得た。N、N−ジメチルホルム
アミドと水の混液より再結晶し、融点142〜13°C
の微黄色結晶2.75gを得た。
元素分析値 C2□H2s N Os・2H,0理論値
 C,68,55; H,7,06; N、 3.63
実験値 C,68,82; H,6,97; N、 3
.62実施例25 4−(ジベンゾ(b、e)オキセピン−11(6H)−
イリデン)−1−ピペリジン吉草酸・塩酸塩 4−(ジベンゾ(b、e)オキセピン−11(6H)−
イリデン)−1−ピペリジン吉草酸エチル・塩酸塩4.
20g、2N水酸化ナトリウム水溶液14.5ml及び
メタノール40m1の混合物を1時間加熱還流した。溶
媒を留去し、水を加え10%塩酸にてpH約2とした。
結晶をろ取し、水及びエーテルにて洗浄し、無色結晶3
.92gを得た。水より再結晶し、融点304〜306
°C(分解)の無色プリズム品3.08gを得た。
元素分析値 C2,8,7NO2・HCI理論値 C,
69,64; H,6,82; N、 3.38実験値 C,69,86 H9 6,62; N。
3.53 実施例21〜25の方法に準拠して、実施例26〜39
の化合物を得た。
実施例26 4−(5#−ジベンゾ(a、d)シクロへブテン−5−
イリデン)−1−ピペリジン酢酸・塩酸塩 性状 淡褐色針状晶 (EtOF(−Et、O)融点 
162〜165°C 元素分析値 C2,H,、NO,・HCl−HH2O理
論値 C,70,11; H,6,15; N、 3.
72実験値 C,70,29; H,6,23; N、
 3.51実施例27 4−C5H−ジベンゾ(a、d)シクロへブテン−5−
イリデン)−α−メチル−1−ピペリジン酢酸 性状 淡褐色柱状晶 (MeOH−EtJ)融点 18
4〜186℃ 元素分析値 C23H2−N O2・H,0理論値 C
,76,01; H,6,93; N。
実験値 C,76,11; H,7,03; N。
3.85 3.87 実施例28 4−C5H−ジベンゾ(a、d)シクロヘプテン−5−
イリデン)−1−ピペリジン酪酸・塩酸塩 性状 淡黄色プリズム晶 (H2O) 融点 237〜239°C 元素分析値 C2=826N O1HC1・%H20理
論値 C,71,19,H,6,72,N、 3.46
実験値 C,71,46; H,6,82,N、 3.
37実施例29 4−(5H−ジベンゾ(a、d)シクロへブテン−5−
イリデン)−1−ピペリジン吉草酸・塩酸塩 性状 淡褐色針状晶 (EtOH−Et20)融点 2
29〜230℃ 元素分析値 C= s Ht□NO,・HCI理論値 
C,73,25; H,6,88,N、 3.42実験
値 C,73,25: H,6,84; N、 3.3
0実施例30 4−(5#−ジベンゾ(a、d)シクロヘプテン−5−
イリデン)−1−ピペリジンカフロン酸・塩酸塩 性状 淡褐色プリズム晶 (EtOH−Et20)融点
 213〜214°C 元素分析値 C,、H,、NO2・HCI理論値 C2
73,66; H,?、13. N、 3.30実験値
 C,73,37;H,7,25,N、 3.26実施
例31 4−(10,it−ジヒドロ−5H−ジベンゾ(a、d
)シクロヘプテン−5−イリデン)−1−ピペリジン酢
酸・塩酸塩 性状 無色結晶 (EtOH−Et、0)融点 237
.5〜239°C(分解)元素分析値 C22H2,N
O□・HCI理論値 C,71,44; H,6,54
,N、 3.79実験値 C,71,17; H,6,
81、N、 3.80実施例32 4−(10,11−ジヒドロ−5H−ジベンゾ(a、 
 cl)シクロヘプテン−5−イリデン)−1−ピペリ
ジンプロピオン酸 性状 無色針状晶 (DMF−H2O)融点 189〜
191 ”C 元素分析値 C22H26N Ox・5/2H、0理論
値 C,70,38; H,7,70,N、 3.57
実験値 C,70,70; H,?、40. N、 3
.63実施例33 4−(10,11−ジヒドロ−5H−ジベンゾ(a、d
)シクロへブテン−5−イリデン)−1−ピペリジン吉
草酸・塩酸塩 性状 無色針状晶 (HzO) 融点 204〜206°C 元素分析値 C2aH==N○2・HCl−!4 H2
0理論値 C,72,10; H,7,38; N、 
3.36実験値 C,72,20; H,7,19,N
、 3.33実施例34 2− (4−(10,11−ジヒドロ−5H−ジベンゾ
(a、  d)シクロへブテン−5−イリデン)ピペリ
ジノコエトキシ酢酸 性状 無色針状晶 (HJ) 融点 167.5〜169°C マススペクトル m/z  :  377 (M”)I
Rスペクトル v   (KBr)   cm−’:1
590 (COO−) NMRスペクトル δ(DMSO−d、) ppm :
2、24−3.04(12H,l11)、 3.14−
3.56(2H,m)、 3.65(2H,t、 J=
5.5Hz)、 3.89(2H,s)、 6.96−
7、28(8H,m) 実施例35 4−(ジベンゾ(b、e)オキセピン−11(6H)−
イリデン)−1−ピペリジン酪酸・塩酸塩 性状 無色針状晶 (O20) 融点 244〜245°C 元素分析値 C,、O2,NO,・HCI理論値 C,
69,08; H,6,55; N、 3.50実験値
 C,69,09; H,6,50; N、 3.42
実施例36 2− (4−(ジベンゾ(b、e)オキセピン−11(
6#)−イリデン)ピペリジノコエトキシ酢酸・塩酸塩 性状 淡黄色結晶 (MeO)(−Me2CO)融点 
223〜224°C 元素分析値 C2ffH□NO4・HCI理論値 C,
66,42,H,6,30; N、 3.37実験値 
C,66,25; H,6,30; N、 3.41実
施例37 4−(10,11−ジヒドロ−5H−ジベンゾCa、d
)シクロへブテン−5−イリデン)−1−ピペリジンカ
プロン酸・塩酸塩 性状 無色針状晶 (EtOH) 融点 215〜219°C 元素分析値 C2@ H31N O2・HCI理論値 
C,73,31,H,7,57,N、 3.29実験値
 C,73,32; H,7,70,N、 3.38実
施例38 4−(ジベンゾ(b、  e)オキセピン−11(6H
)−イリデン)−1−ピペリジン酢酸性状 無色結晶 
(H,0) 融点 132〜135℃ 元素分析値 C21Hz + N O−・2H20理論
値 C,67,91; H,6,78; N、 3.7
7実験値 C、67、76; H、6,58; N 、
 3.68実施例39 4−(ジベンゾ(b、e)オキセピン−11(6H)−
イリデン)−1−ピペリジンカプロン酸・塩酸塩 性状 無色結晶 (EtOH−EtzO)融点 228
〜231’C 元素分析値 CasH2*N O1HC1理論値 C,
70,16,H,7,07; N、 3.27実験値 
C,70,12; H,7,15;N、 3.26実施
例40 4− C3H−ジベンゾ(a、d)シクロへブテン−5
−イリデン)−1−ピペリジンプロピオン酸 4−C3H−ジベンゾ(a、d)シクロへブテン−5−
イリデン)ピペリジン146 g、アクリル酸エチル7
3.0g及びメタノール500rnlの混合物を1時間
還流した。次に2N水酸化ナトリウム水溶液675mj
’を加え1時間還流した。溶媒を留去し、水を加え濃塩
酸にてpl(約4とし、析出結晶を濾取し、無色結晶2
00gを得た。N、 N−ジメチルホルムアミドと水の
混液より再結晶し、無色結晶198gを得た。
このものは、実施例21で得られたものと、融点、IR
スペクトル、NMRスペクトルにおいて一致した。
発明の効果 本発明の前記一般式(I)で示される新規なピペリジン
誘導体及びその薬理学的に許容しつる塩は、優れた抗ヒ
スタミン作用及び抗アレルギー作用を有し、種々のアレ
ルギー性疾患や気管支喘息等の治療剤として極めて有用
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは水素原子又は低級アルキル基を、Xは、−
    CH=CH−、−CH_2CH_2−又は−CH_2O
    −基を、Yは低級アルキル基で置換されていてもよいC
    _1〜C_5アルキレン基又は−A−O−B−基を表し
    、ここに、A及びBは同一もしくは異なって、低級アル
    キル基で置換されていてもよいC_1〜C_3アルキレ
    ン基を表す。) で示されるピペリジン誘導体、及びその薬理学的に許容
    しうる塩。
JP2092194A 1989-07-04 1990-04-09 ピペリジン誘導体 Pending JPH03128354A (ja)

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US07/538,085 US5095022A (en) 1989-07-04 1990-06-13 Piperidine derivatives and pharmaceutical compositions comprising the same
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100372964B1 (ko) * 1995-10-23 2003-04-21 아지노모토 가부시키가이샤 피페리딘유도체결정,이의제조용중간생성물및이의제조방법

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KR100372964B1 (ko) * 1995-10-23 2003-04-21 아지노모토 가부시키가이샤 피페리딘유도체결정,이의제조용중간생성물및이의제조방법

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