JPH03246287A - ピペラジン誘導体 - Google Patents

ピペラジン誘導体

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JPH03246287A
JPH03246287A JP2039681A JP3968190A JPH03246287A JP H03246287 A JPH03246287 A JP H03246287A JP 2039681 A JP2039681 A JP 2039681A JP 3968190 A JP3968190 A JP 3968190A JP H03246287 A JPH03246287 A JP H03246287A
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JP
Japan
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value
acid
piperazine
melting point
elemental analysis
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Pending
Application number
JP2039681A
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English (en)
Inventor
Yasuo Ito
伊藤 安夫
Hideo Kato
日出男 加藤
Eiichi Ecchu
越中 栄一
Shingo Yasuda
安田 信吾
Nobuo Ogawa
小川 信男
Hiroyuki Nishino
西野 博幸
Jun Sakaguchi
坂口 順
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Abbott Japan Co Ltd
Original Assignee
Hokuriku Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は抗ヒスタミン作用及び抗アレルギー作用を有し
、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、皮膚病、騨麻疹等の
治療剤として有用である新規なピペラジン誘導体、及び
その薬理学的に許容しうる塩に関するものである。
従来の技術 ピペラジン骨格を有する抗ヒスタミン剤又は抗アレルギ
ー剤はこれまてにいくつか知られており、例えば、1−
((4−クロロフェニル)フェニルメチル〕−4−メチ
ルピペラジン〔一般名、クロルシクリジン、メルクイン
デックス(The MerckIndex) 、  1
1版、2078)等か挙げられる。
発明か解決しようとする課題 これまでに数多くの抗ヒスタミン剤か開発され、アレル
ギー性の皮膚疾患や鼻炎等の治療に用いられているか、
副作用として眠気や鎮静症状等の中枢抑制作用や、口渇
や散瞳等の抗コリン作用由来の症状を有する欠点を持っ
ていた。これらの欠点をなくする方向で、これまでに種
々の研究がなされてきているが、未だ充分とは言えない
のか現状である。
課題を解決するための手段 本発明者らは、前述の事情を鑑み鋭意研究した結果、本
発明に係わるピペラジン誘導体に優れた作用を見出し、
本発明を完成させた。
即ち、本発明は次の一般式(I) (式中、R2は水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、低
級アルキル基又は低級アルコキシ基を表し、R2は水素
原子又は低級アルキル基を表し、nは2から6の整数を
表す。) て示される新規なピペラジン誘導体、及びその薬理学的
に許容しうる塩に関するものである。
本発明の前記一般式(I)中、R1て示されるハロゲン
原子としては、フッ素、塩素、臭素原子等か、低級アル
コキシ基としては、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、
イソプロポキシ、ブトキシ基等が挙げられ、R3及びR
2て示される低級アルキル基としては、メチル、エチル
、・n−プロピル。
イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、 tert−
ブチル基等が挙げられる。
本発明の前記一般式(I)で示される化合物は、所望に
応じて薬理学的に許容しつる塩に変換することも、又は
生成した塩から塩基又は酸を遊離させることもできる。
本発明の前記一般式(I)で示される化合物の薬理学的
に許容しうる塩としては、酸付加塩もしくはアルカリ付
加塩か提供され、酸付加塩としては、例えば、塩酸、臭
化水素酸、硫酸、硝酸、燐酸等の鉱酸塩、酢酸、マレイ
ン酸、フマル酸、リンゴ酸、クエン酸、シュウ酸、乳酸
、酒石酸等の有機酸塩が、また、アルカリ付加塩として
は、例えば、ナトリウム、カリウム、カルシウム等の金
属塩、アンモニウム塩、メチルアミン、エチルアミン、
ジメチルアミン、トリエチルアミン、エタノールアミン
、ピペリジン、ピペラジン等の有機塩基の塩か挙げられ
る。
本発明の前記一般式(I)で示される化合物は場合によ
っては一個の不斉炭素原子を有し、光学異性体が存在し
うるか、本発明にはこれらの化合物も包含される。
本発明の前記一般式(I)で示される新規なピペラジン
誘導体は、以下の様にして製造することかできる。
即ち、本発明に係る化合物の製造方法の第一の様式によ
れば、次の一般式(I[) (式中、R3は前述と同意義を表す。)で示されるピペ
ラジン誘導体又はその酸付加塩と、次の一般式(I[) X−(CH2) 、−COOR2(III )(式中、
R2及びnは前述と同意義を表し、Xはハロゲン原子を
表す。) て示されるハロゲン化合物とを、無溶媒あるいは溶媒中
、脱酸剤としての塩基の存在下で反応させることにより
製造することかできる。
本発明において使用される溶媒としては、反応ベンセン
、トルエン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、アセト
ン、アセトニトリル、メタノール。
エタノール、イソプロパツール、n−ブタノール。
ジメチルスルホキシド、N、N−ジメチルホルムアミド
等が挙げられる。
又、使用される塩基としては、例えば、炭酸カリウム、
炭酸ナトリウム、ピリジン、トリエチルアミン等が挙げ
られ、反応は0°Cから200°Cの範囲て行われる。
本発明に係る化合物の製造方法の第二の様式によれば、
前記一般式(I)で示される化合物のうち、nか2であ
る化合物は、前記一般式(II)で示されるピペラジン
誘導体と、次の一般式(IV)CH2=CH−COOR
2(IV ) (式中、R2は前述と同意義を表す。)で示されるアク
リル酸誘導体とを無溶媒あるいは溶媒中で反応させるこ
とにより製造することかできる。
本発明において使用される溶媒としては、反応ベンセン
、トルエン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、アセト
ン、アセトニトリル、メタノール。
エタノール、イソプロパツール、n−ブタノール。
ジメチルスルホキシド、N、N−ジメチルホルムアミド
等か挙げられ、反応はO′Cから100’cの範囲で行
われる。
本発明に係る化合物の製造方法の第三の様式によれば、
前記一般式(I)で示される化合物のうちR2か水素原
子である化合物は、R2か低級アルキル基である化合物
を、溶媒中、酸又は塩基で加水分解することにより製造
することかできる。
本発明において使用される酸としては塩酸、硫酸等か、
又、塩基としては水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
炭酸カリウム、炭酸ナトリウム。
炭酸水素ナトリウム等か、反応溶媒としては水。
メタノール、エタノール、アセトン、テトラヒドロフラ
ン等が挙げられ、反応は0°Cから100°Cの範囲て
行われる。
尚、出発原料として用いられる前記一般式(I[)で示
される化合物は、一部を除き、例えば、ジャーナル オ
ブ ファーマシューティカル サイエンス(Journ
al of Pharmaceutical 5cie
nce ) 。
第67巻、第900頁、1978年等で公知な化合物で
あり、次の反応式で示される方法により製造することか
できる。
(式中、R1は前述と同意義を表し、Yはハロゲン原子
を表す。) この様にして製造される前記一般式(I)て示される新
規なピペラジン誘導体、及びその薬理学的に許容しうる
塩は、常法により錠剤、散剤、カプセル剤、注射剤9点
眼剤1点鼻剤、吸入剤又は外用剤等の製剤とすることが
でき、経口又は非経口投与により臨床に供される。投与
量は治療すべき症状及び投与方法により左右されるが、
成人に経口投与する場合で、通常1日1〜300■であ
る。
実施例 以下、本発明を参考例及び実施例によって説明するか、
本発明はこれらの例の特定の細部に限定されるものでは
ない。
参考例 1−((4−ニトロフェニル) −1−ピペラジン・フマル酸塩 4−ニトロベンズヒドリルクロυF53.7gとピペラ
ジン56.1gの混合物を80〜90°Cにて20分間
攪拌する。冷却後、塩酸を加え酢酸エチルにて洗浄する
。水層は水酸化ナトリウム水溶液にてアルカリ性となし
、酢酸エチルにて抽出する。酢酸エチル層は脱水後、溶
媒を留去し、褐色液体46.3gを得る。イソプロピル
エーテルにより結晶化し、黄褐色結晶を得る。イソプロ
ピルエーテルより再結晶し、融点45〜48°Cの褐フ
ェニルメチル〕 色結晶を得る。
元素分析値 C1□H+ −N ’x O□・1/2H
,0実験値 C,66,65; H,6,50; N、
13.63常法により、フマル酸塩となし、エタノール
とエーテルの混液より再結晶し、融点123〜125°
Cの淡褐色針状晶を得る。
元素分析値 C1□H,、N、02・C、H,04・l
/2H,○ 理論値 C,59,71; H,5,73; N、 9
.95実験値 C,59,77; H,5,49,N、
 9.72実施例1 4−(ジフェニルメチル)−1−ピペラジンプロピオン
酸エチル・塩酸塩 1−(ジフェニルメチル)ピペラジン3.00g+  
3−ブロムプロピオン酸エチル2.59g。
炭酸カリウム0.99g及びN、 N−ジメチルホルム
アミド157ILlの混合物を70°Cにて3時間攪拌
する。冷却後、水を加え酢酸エチルにて抽出する。酢酸
エチル層は水洗後、塩酸にて抽出する。
水層は炭酸カリウムにてアルカリ性となし、酢酸丁キ+
L I−で地中+ス 騎馳丁羊+L @ l奇+4 ■
6索後、溶媒を留去し、褐色液体3.23gを得る。
常法により、塩酸塩となし、淡褐色結晶3.73gを得
る。エタノールとエーテルの混液より再結晶し、融点1
43〜148°Cの無色結晶を得る。
元素分析値 C2□H2,N、02・2HC1・3/2
H20 理論値 C,58,40; H,7,35; N、 6
.19実験値 C,58,28; H,6,97; N
、 6.24実施例2 4−((4−メトキシフェニル)フェニルメチル)−1
−ピペラジンプロピオン酸エチル・マレイン酸塩 1−((4−メトキシフェニル)フェニルメチルコピペ
ラジン3.40g、 アクリル酸エチル1゜56g及び
エタノール17艷の混合物を3時間還流する。溶媒を留
去し、残渣に水を加え、炭酸カリウムにてアルカリ性と
し、エーテルにて抽出する。エーテル層は、水洗、脱水
後、溶媒を留去し、橙色液体3.87gを得る。カラム
クロマトグラフィー(シリカゲル、クロロホルム)によ
り処理し、黄色液体3.80gを得る。常法によりマレ
イン酸塩となし、酢酸エチルより再結晶し、融点133
〜135°Cの無色針状晶を得る。
元素分析値 C2,H3゜N2O3・2 C4H404
理論値 C,60,58; H,6,23; N、 4
.56実験値 C,60,33; H,6,01; N
、 4.59実施例1及び2の方法に準拠して、実施例
3〜24の化合物を得る。
実施例3 4−(ジフェニルメチル)−1−ピペラジン酪酸エチル 性状 無色針状晶 (n−hexane)融点 68〜
70°C 元素分析値 C22H30N 202 理論値 C,75,38; H,8,25; N、 7
.64実験値 C,75,43,H,7,99,N、 
7.56実施例4 4−(ジフェニルメチル)−1−ピペラジン吉草酸エチ
ル 性状 無色液体 マススペクトル [11/Z  :  380 (M”
)IRスペクトル ν (液膜法)cm 1736 (Coo−) NMRスペクトル δ (CDC12)  pIlml
、 23(3)1. t、 J=7Hz)、 1.40
−1.80(4H,m)、 2.20−2、60(12
H,m)、 4.10(2H,q、 J=7Hz)、 
4.21(II−1,s)。
7.00−7.50(IOH,m) 実施例5 4−(ジフェニルメチル)−1−ピペラジンカプロン酸
メチル・塩酸塩 性状 無色針状晶 (Me2CO) 融点 176.5〜178.5°C 元素分析値 C2,H32N20□・2 HCI・3/
4H20 理論値 C,61,73; H。
7.66・ N、  6.00 実験値 C,61,87,H,7,57; N、 5.
83実施例6 4−C(4−メトキシフェニル)フェニルメチル)−1
−ピペラジン酪酸エチル・塩酸塩性状 無色結晶 (A
cOEt) 融点 173〜174°C 元素分析値 C24H32N203・HCI・1/2H
20 理論値 C,65,22; H,7,75; N、 6
.34実験値 C,65,39,H,7,51; N、
 6.40実施例7 4−((4−メトキシフェニル)フェニルメチl−ピペ
ラジン吉草酸エチル・フマル酸塩性状 無色針状晶 (
AcOEt) 融点 171〜172°C 元素分析値 C25H,、N20.・3/2C4H40
4理論値 C,63,68; H,6,90; N、 
4.79実験値 C,63,88: H,6,95; 
N、 4.8フル〕 実施例8 4−((4−メトキシフェニル)フェニルメチル〕−1
−ピペラジンカプロン酸メチル性状 淡黄色液体 マススペクトル m/z :  410 (M”)IR
スペクトル ν (液膜法)cm−1738(Coo−
) NMRスペクトル δ (CDC13)  pflml
、 12−1.81(6H,m)、 2.18−2.6
0(12H,m)、 3.65(3H,s)、 3.7
4(3H,s)、 4.17(IH,s)、 6.79
(2H,d。
J=8.5Hz)、 7.08−7.48(5H,m)
、 7.30(2H,d、 J−8、5Hz) 実施例9 4−((4−メチルフェニル)フェニルメチルクー1−
ビペラジンプロビオン酸エチル・塩酸塩性状 無色針状
晶 (AcOEt−Et20)融点 160〜162℃ 元素分析値 C23H3ON 202 ’ HC1・3
/4H20 理論値 C,66,33; H,7,87;N、  6
.73 実験値 C,66,43; H,7,71;N、  6
.85 実施例10 4−((4−メチルフェニル)フェニルメチル〕1−ピ
ペラジン酪酸エチル 性状 微黄色針状晶 (iso−Pr20)融点 82
〜83.5℃ 元素分析値 C,,82□N 20□ 理論値 C,75,75; H,8,48; N、 7
.36実験値 C,75,65; H,8,34; N
、 7.34実施例11 4−((4−メチルフェニル)フェニルメチル〕■−ピ
ペラジン吉草酸エチル・塩酸塩 性状 無色針状晶 (Me2CO−Et 20)融点 
171.5〜174°C 元素分析値 C2−H34N 202・HCI理論値 
C,69,67; H,8,18,N、 6.50実験
値 C,69,50; H,8,32; N、 6.7
4実施例12 〔(4−メチルフェニル)フェニルメチルコピペラジン
カプロン酸メチル・塩酸塩 性状 無色針状晶 (Me2CO) 融点 150〜153°C 元素分析値 C25H34N 202・HCI・3/4
H20 理論値 C,62,43,H,7,86; N、 5.
82実験値 C,62,46; H,7,54,N、 
5.82実施例13 4−((4−フルオロフェニル)フェニルメチル〕−1
−ピペラジンプロピオン酸エチル性状 淡黄色液体 マススペクトル m/Z :  370 (M”)IR
スペクトル ν (液膜法)  am−’:1738 
(COD−) NMRスペクトル δ (CDCl2)ppm1、23
(31−1,t、 J=7Hz)、 2.16−2.8
4(121(、m)、 4.12(2H,q、 J・7
Hz)、 4.20(IH,s)、 6.94(2H,
t、 J・9Hz)。
7.10−7.50(7H,m) 実施例14 4−((4−フルオロフェニル)フェニルメチルクー1
−ピペラジン酪酸エチル・塩酸塩性状 無色針状晶 (
AcOEt) 融点 175〜178°C 元素分析値 c23H2,FN202・HCI・1/2
H20 理論値 C,64,25; H,7,27; N、 6
.52実験値 C,63,97; H,7,15; N
、 6.42実施例15 4−((4−フルオロフェニル)フェニルメチル)−1
−ピペラジン吉草酸エチル・フマル酸塩性状 無色柱状
晶 (Me2CO) 融点 177〜179℃ 元素分析値 C2,H,、FN202・3/2C,H,
O。
理論値 C,62,93; H,6,51,N、 4.
89実験値 C,62,85; H,6,45; N、
 4.88実施例16 4−((4−フルオロフェニル)フェニルメチル〕−1
−ピペラジンカプロン酸メチル・塩酸塩性状 無色針状
晶 (MeOH−EtzO)融点 154〜156°C 元素分析値 C2,N3.FN、O□・2HC1理論値
 C,61,15,H,7,06: N、 5.94実
験値 C,61,40; H,7,23; N、 6.
02実施例17 4−((4−クロロフェニル)フェニルメチル〕l−ピ
ペラジンプロピオン酸エチル・フマル酸塩 性状 無色鱗片状晶 (EtOH) 融点 142〜146℃ 元素分析値 C2zH−□CI N 202・C,H,
C4・3/4H20 理論値 C,60,46; H,6,34,N、 5.
42実験値 C,60,28; H,6,32,N、 
5.36実施例18 4−((4−クロロフェニル)フェニルメチル〕1−ピ
ペラジン酪酸エチル・フマル酸塩性状 無色結晶 (E
tOH) 融点 163〜164℃ 元素分析値 C23H2,ClN2O2・3/2C,H
,04理論値 C,60,57; H,6,13; N
、 4.87実験値 C,60,29; H,6,18
; N、 4.87実施例19 4−C<4−クロ0フエニル)フェニルメチルシー1−
ピペラジン吉草酸エチル 性状 黄色液体 マススペクトル m/z  :  414,416(3
:1.M”)IRスペクトル ν (液膜法)  cm
−’1736 (COO−) NMRスペクトル δ (CDC13)  pl)m 
:1、24(3H,t、 J=7H2)、 1.40−
1.84(4H,m)、 1.082、60(12H,
m)、 4. l 1(2H,q、 J=7H2)、 
4.19(IH,S)。
7、11−7.49(9H,m) 実施例20 4−[(4−クロロフェニル)フェニルメチル〕−1−
ピペラジンカプロン酸メチル・塩酸塩性状 無色針状晶
 (Me2CO) 融点 161〜163°C 元素分析値 C2,H,□ClN2O□・2 HCl3
/4H20 理論値 C,57,49; H,6,94; N、 5
.59実験値 C,57,65; H,6,67; N
、 5.40実施例21 4−((4−ニトロフェニル)フェニルメチル〕−1−
ピペラジンプロピオン酸エチル 性状 黄色液体 マススペクトル m/z :  397  (M”)I
Rスペクトル ν (液膜法)  Cm−’:1738
  (COO−) NMRスペクトル δ (CDC13)  I)I)m
 :1、24(3H,t、 J=7Hz)、 2.13
−2.90(12H,m)、 4.13(2H,Q、 
J=7Hz)、 4.33(IH,s)、 7.00−
7.45(5)1. m)。
7、61(2H,d、 J=9f(z)、 8.13(
2H,d、 J=9Hz)実施例22 4−((4−ニトロフェニル)フェニルメチル〕−1−
ピペラジン酪酸エチル・フマル酸塩性状 無色結晶 (
AcOEt) 融点 149〜151’C 元素分析値 C23F(2,N30 、・C4H,04
理論値 C,61,47; H,6,30,N、 7.
96実験値 C,61,35; H,6,24,N、 
8.00実施例23 4−((4−ニトロフェニル) =1−ピペラジン吉草酸エチル・ 性状 無色針状晶 (AcOEt) 融点 188〜191°C フェニルメチル〕 フマル酸塩 元素分析値 C24H。
N30.・3/2C,H,04 理論値 C,60,09 H,6,22,N、7.01 実験値 C,60,23,H,6,26; N、 7.
03実施例24 4−((4−ニトロフェニル)フェニルメチル〕1−ピ
ペラジンカプロン酸メチル・フマル酸塩性状 無色プリ
ズム晶 (AcOEt)融点 199〜202°C 元素分析値 C,4H3,N304・C4H404理論
値 C,62,10; H,6,51,N、 7.76
実験値 C,62,02,H,6,53; N、 7.
65実施例25 4−(ジフェニルメチル)−1−ピペラジンプロピオン
酸 4−(ジフェニルメチル)−1−ピペラジンプロピオン
酸エチル・塩酸塩4.72g、2N水酸化ナトリウム水
溶液20mA’及びメタノール45m1の混合物を1時
間還流する。溶媒を留去し、残渣に水を加え、塩酸にて
中和し、析出結晶を濾取し、無色結晶3.63gを得る
。アセトンと水の混液より再結晶し、融点201〜20
3°Cの無色結晶3.03gを得る。
元素分析値 C2oH24N202 理論値 C,74,05; H,7,46,N、 8.
63実験値 C,73,86; H,7,47; N、
 8.57実施例26 4−CC4−メトキシフェニル)フェニルメチル)−1
−ピペラジンプロピオン酸 4−C(4−メトキシフェニル)フェニルメチルシー1
−ピペラジンプロピオン酸エチル2.92g、2N水酸
化ナトリウム水溶液7.7−及びメタノール20イの混
合物を2時間還流する。溶媒を留去し、残渣に水を加え
、塩酸にてpH約5とし、クロロホルムにて抽出する。
クロロホルム層は脱水後、溶媒を留去する。残渣に水を
加えて結晶化し、無色結晶2.35gを得る。水より再
結晶し、融点75〜76.5°Cの無色鱗片状晶2゜1
4gを得る。
元素分析値 C2,H2,N2O3・2H20理論値 
C,64,60; H,7,74,N、 7.17実験
値 C,64,54,H,7,38; N、 7.23
実施例25及び26の方法に準拠して、実施例27〜4
8の化合物を得る。
実施例27 4−(ジフェニルメチル) 一ピペラジン酪 酸 性状 淡褐色針状晶 融点 182〜18 高分解能マススペク 理論値  m/z 実験値  m/z (EtOH Et20) 5°C トル C2□H2,N202 338.1994 338.1986 実施例28  − (ジフェニルメチル) ピペラジン吉 車酔・塩酸塩 性状 無色柱状晶 (EtOH−Et20)融点 24
1〜243°C 元素分析値 C2□H2,N2O2・HCI理論値 C
,67,94,H,7,52,N。
実験値 C,67,80,H,7,50; N。
7.20 7.16 実施例29 4−(ジフェニルメチル)−1−ピペラジンカプロン酸
・塩酸塩 性状 無色針状晶 (EtOH−Et20)融点 19
7.5〜199°C 元素分析値 C23H,oN202− HCI理論値 
C,68,56,H,7,75,N、 6.95実験値
 C,68,43; H,7,53; N、 6.78
実施例30 4−((4−メトキンフェニル)フェニルメチル)−1
−ピペラジン酪酸 性状 無色針状晶 (EtOH) 融点 180〜183°C 元素分析値 C2□H2,N2O3 理論値 C,71,71; H,7,66; N。
実験値 C,71,44; H,7,47,N。
7.60 7.50 実施例31 4−CC4−メトキシフェニル)フェニルメチル)−1
−ピペラジン吉草酸 性状 淡褐色プリズム晶 (AcOEt)融点 105
〜108℃ 元素分析値 C23H3,N2O3・2H20理論値 
C,66,01,H,8,19; N、 6.69実験
値 C,66,20,H,7,94; N、 6.67
実施例32 4−C<4−メトキシフェニル)フェニルメチル]−1
−ピペラジンカプロン酸 性状 淡褐色針状晶 (Me2CO−H2O)融点 6
7〜70°C 元素分析値 C24H3□N2O3・2H20理論値 
C,66,64,H,8,39; N、 6.48実験
値 C,66,66; H。
8.19 N。
6.52 実施例33 4−CC4−メチルフェニル) 1−ピペラジンプロピオン酸 性状 淡褐色液体 マススペクトル m/z IRスペクトル ν 1718 (COOH)。
NMRスペクトル 2、28(3H,S)、 2.44 7、02−7.54(9H,m) :  338  (M+) (液膜法)CIn 1602 (COO−) δ (CDC13)  pI)m 3、16(12H,m)、 4.25(IH,s)。
フェニルメチル〕 実施例34 4−C<4−メチルフェニル)フェニルメチルクー1−
ピペラジン酪酸 性状 無色針状晶 (AcOEt) 融点 177〜179°C 元素分析値 C22H28N202 理論値 C,74,97; H,8,01,N、 7.
95実験値 C,74,80; H,7,81; N。
7.83 実施例35 4−C(4−メチルフェニル) 一■−ピペラジン吉草酸・塩酸塩 性状 無色結晶 (EtOH−Et20)融点 211
〜213°C 元素分析値 C23H3o N 202 ・HC1理論
値 C,68,56; H,7,75,N、 6.95
実験値 C,68,24,H,7,99; N、 6.
96フエニルメチル〕 実施例36 4−((4−メチルフェニル)フェニルメチル〕−1−
ピペラジンカプロン酸・塩酸塩 性状 無色針状晶 (EtOH−Et 20)融点 2
30〜233°C 元素分析値 C24H3□N2O2・HCI理論値 C
,69,13,H,7,98,N、 6.72実験値 
C,68,86; H,7,89,N、 6.61実施
例37 4−((4−フルオロフェニル)フェニルメチル)−1
−ピペラジンプロピオン酸 性状 無色鱗片状晶 (ACOEt) 融点 73〜75°C 元素分析値 C20823FN202・1/4H20理
論値 C,69,24; H,6,83,N、 8.0
7実験値 C,69,19,H,7,04,N、 8.
07実施例38 4−((4−フルオロフェニル)フェニルメチルクー1
−ピペラジン酪酸 性状 無色針状晶 (EtOH−Et20)融点 18
0〜183°C 元素分析値 C2+ H2s F N 202理論値 
C,70,76、H,7,07,N、 7.86実験値
 C,70,82,H,6,97,N、 7.74実施
例39 4−CC4−フルオロフェニル) フェニルメチ ル〕 ■−ピペラジン吉草酸 性状 無色プリズム晶 (H2O−MezCO)融点 
555〜58°C 元素分析値 C22H2□FN202・2H20理論値
 C,65,00,H,7,69; N、 6.89実
験値 C,64,80; H,7,40; N、 6.
83実施例40 4−((4−フルオロフェニル)フェニルメチル)−1
−ピペラジンカプロン酸・塩酸塩性状 無色柱状晶 (
EtOH) 融点 208〜209°C 元素分析値 C23H29FN202・HCI理論値 
C,65,63,H,7,18; N、 6.65実験
値 C,65,51,H,7,02; N、 6.58
実施例41 4−((4−クロロフェニル)フェニルメチル〕1−ピ
ペラジンプロピオン酸 性状 無色針状晶 (EtOH−820)融点 84〜
89℃ 元素分析値 C2GH23CIN 202 ’ H20
理論値 C,63,74,H,6,69,N、 7.4
3実験値 C,63,74,H,6,34,N、 7.
38実施例42 4−((4−クロロフェニル)フェニルメチル〕1−ピ
ペラジン酪酸 性状 無色結晶 (EtOH4t20)融点 179〜
183°C 元素分析値 C21H2S CI N 20□理論値 
C,67,64; H,6,76; N、 7.51実
験値 C,67,52; H,6,60; N、 7.
41実施例43 4−((4−クロロフェニル)フェニルメチル〕ピペラ
ジン吉草酸・塩酸塩 性状 無色針状晶 (EtOH−Et20)融点 18
5〜188°C 元素分析値 C22H27CIN20□・HCI 1 理論値 C,62,41; H,6,67; N、 6
.62実験値 C,62,30; H,6,56; N
、 6.53実施例44 4−((4−クロロフェニル)フェニルメチルツー1−
ピペラジンカプロン酸・塩酸塩 性状 無色柱状晶 (MeOH−E t 20)融点 
213〜215°C 元素分析値 C23H2s CI N 202・HCI
理論値 C,63,16,H,6,91,N、 6.4
0実験値 C,63,30; H,6,88,N、 6
.28実施例45 4−((4−ニトロフェニル) −1−ピペラジンプロピオン酸 性状 淡黄褐色液体 マススペクトル m/z  :  369 (M”)I
Rスペクトル ν (液膜法) 1716 (COO)l)、  1596 (COO−
)NMRスペクトル δ (CDCl2)フェニルメチ
ル〕 00m 2、30−3.10(12H,m)、 4.40(IH
,s)、 7.20−7.50(5H,m)、 7.6
1(2H,d、 J=9Hz)、  8.15(2H,
d、 J=9Hz)実施例46 4−C(4−ニトロフェニル)フェニルメチル〕−1−
ピペラジン酪酸 性状 淡黄色結晶 (Me2CO−Et20)融点 1
45〜148°C 元素分析値 C21H25N 304 理論値 C,65,78,H,6,57; N、10.
96実験値 C,65,67; H,6,67、N、1
0.90実施例47 4−((4−二トロフェニル)フェニルメチル〕1−ピ
ペラジン吉草酸 性状 淡褐色プリズム晶 (AcOEt)融点 107
〜109°C 元素分析値 C2□H2,N 、04・H20理論値 
C,63,60; H,7,04; N、10.11実
験値 C,63,61; H,6,94; N、10.
05実施例4 8 〔(4−二トロフェニル)フェニルメチル〕1−ピペラ
ジンカプロン酸・塩酸塩 性状 黄色プリズム晶 (Me2CO−820)融点 
243〜246°C(分解) 元素分析値 C23H2,N30.・HC1理論値 C
,61,67、H,6,75; N、 9.38実験値
 C,61,70、H,6,87; N、 9.39発
明の効果 本発明の前記−数式(I)て示される新規なピペラジン
誘導体及びその薬理学的に許容しうる塩は、優れた抗ヒ
スタミン作用及び抗アレルギー作用を有し、種々のアレ
ルギー性疾患や気管支喘息等の治療剤として極めて有用
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1は水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、
    低級アルキル基又は低級アルコキシ基を表し、R_2は
    水素原子又は低級アルキル基を表し、nは2から6の整
    数を表す。) で示されるピペラジン誘導体、及びその薬理学的に許容
    しうる塩。
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