JPH0312804Y2 - - Google Patents

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JPH0312804Y2
JPH0312804Y2 JP9116183U JP9116183U JPH0312804Y2 JP H0312804 Y2 JPH0312804 Y2 JP H0312804Y2 JP 9116183 U JP9116183 U JP 9116183U JP 9116183 U JP9116183 U JP 9116183U JP H0312804 Y2 JPH0312804 Y2 JP H0312804Y2
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JP
Japan
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groove
seal joint
elastic
seal
bottom plate
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JP9116183U
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JPS60401U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、高架道路等の側部にある地覆部の
遊間部分に設ける伸縮シール構造に関するのもで
ある。
〔従来の技術〕
従来、高架道路地覆部間のシール構造として
は、道路長手方向に隣り合う地覆部の端面間に、
ゴム製シール材を圧入したシール構造が知られて
いる。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記従来のシール構造の場合は、ゴム製シール
材が比較的硬質であるので、そのシール材を地覆
部の端面間に圧入する作業を行なう場合、相当の
労力を必要とし、また道路桁が温度低下により短
縮して地覆部の端面間隔が一定以上拡大すると、
前記シール材が地覆部の間から脱落する恐れがあ
る。
この考案は前述の問題を有利に解決できる道路
地覆部用伸縮シール構造を提供することを目的と
するものである。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、この考案の道路地
覆部用伸縮シール構造においては、弾性材料製シ
ール継手本体5の側面形状が逆L字状であり、そ
のシール継手本体5の長手方向に直角な方向の断
面は、溝底板2と、その溝底板2の両側から立ち
上がる溝側板3と、各溝側板3の先端部から互い
に離反する方向に突出するフランジ4と、溝底板
2の中間部から両側の溝側板3の間に突出する波
形部分1とからなるフランジ付き溝形断面であ
り、前記シール継手本体5の水平部分10および
縦部分9における溝形部分が地覆部遊間6内の上
部および側部に嵌入されると共に、各フランジ4
が地覆部7の上面および側面に対し接着剤により
固着され、かつシール継手本体5の溝形部分内に
常温硬化弾性化性合成樹脂からなる弾性目地材8
が充填されている。
〔実施例〕
次にこの考案を図示の例によつて詳細に説明す
る。
第1図ないし第4図はこの考案において用いら
れる逆L字状の側面形状を有するフランジ付き溝
形断面のゴムのような弾性材料製シール継手本体
5を示すものであつて、そのシール継手本体5の
長手方向に直角な方向の断面は、溝底板2と、そ
の溝底板2の両側から立ち上がる溝側板3と、各
溝側板3の先端部から互いに離反する方向に突出
するフランジ4と、溝底板2の中間部から両側の
溝側板3の間に突出する波形部分1とからなるフ
ランジ付き溝形断面であり、さらに前記シール継
手本体5は急傾斜の縦部分9とその上部に屈折連
設された水平部分10とにより構成され、また水
平部分10の自由端部には、ゴム製端部閉塞部材
11が嵌合されて接着剤により固定されている。
前記シール継手本体5を使用してこの考案の道
路地覆部用伸縮シール構造を構成する場合は、ま
ず第5図ないし第7図に示すように、シール継手
本体5の水平部分10および縦部分9における溝
形部分が地覆部遊間6内の上部および側部に嵌入
されると共に、各フランジ4が地覆部7の上面お
よび側面に対し接着剤により固着され、かつ前記
溝底板2の内面には、必要に応じウレタンフオー
ム等の発泡合成樹脂からなる補填材12が接着剤
により固着され、地覆部7の側面およびその上部
に連続する隅部に当接される型枠板13とその型
枠板13の下端部に屈折連設された座板14と型
枠板13の上端部に屈折連設された立ち上がり板
15とからなる金属製型枠部材16における前記
型枠板13の内面に、セロハン等の離型用シート
17が貼付けられ、前記座板14は道路伸縮継手
18の部分の上面に載置され、さらに型枠部材1
6は路面および地覆部7に対しガムテープその他
の手段により仮固定される。
次にシリコン樹脂系常温弾性化ペースト状シー
リング材等からなるペースト状の常温硬化弾性化
性合成樹脂が、シール継手本体5の溝形部分内に
充填され、所定時間経過後にそのペースト状の常
温硬化弾性化性合成樹脂が硬化弾性化して弾性目
地材8となる。
次に前記型枠部材16が撤去されて、第9図お
よび第10図に示すような伸縮シール継手が得ら
れる。
第11図はシール継手本体5の他の例を示すも
のであつて、溝底板2に複数の波形部分1が屈曲
形成されている。
なお前述のように、ウレタンフオーム等の発泡
合成樹脂からなる補填材12を溝底板2の内面に
貼付けておけば、比較的高価である弾性目地材8
の使用量を節減して、伸縮シール継手のコストを
低下させることができる。
〔考案の効果〕
この考案は前述のように構成されているので、
以下に記載するような効果を奏する。
逆L字状の側面形状を有するフランジ付き溝形
断面の弾性材料製シール継手本体5の水平部分1
0および縦部分9における溝形部分を、地覆部遊
間6内の上部および側部に嵌入すると共に、シー
ル継手本体5における各フランジ4を地覆部7の
上面および側面に対し接着剤により固着し、常温
硬化弾性化性合成樹脂を前記溝形部分内に充填し
て硬化弾性化させて弾性目地材8を形成するとい
う簡単な作業を行なうことにより、道路地覆部の
伸縮シール構造を容易に構成することができ、か
つシール継手本体5における溝底板2に、溝内に
突出する波形部分1が屈曲形成されているので、
伸縮シール継手の伸縮性を良くすることができる
と共に弾性目地材8の使用量を少なくすることが
でき、さらにシール継手本体5における各フラン
ジ4が、地覆部7の上面および側面に対し接着剤
により固着されているので、伸縮シール継手を所
定の位置に保持することができると共に、伸縮シ
ール継手の脱落を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すものであつて、
第1図はシール継手本体の側面図、第2図は第1
図のA−A線拡大断面図、第3図は第1図のB−
B線拡大断面図、第4図は第3図のC−C線断面
図である。第5図はシール継手本体および型枠部
材をセツトした状態を示す縦断側面図、第6図は
その平面図、第7図は第5図のD−D線断面図、
第8図は型枠板および離型用シートの部分の拡大
断面図、第9図は完成した道路地覆部の伸縮シー
ル構造を示す正面図、第10図はその横断平面
図、第11図はシール継手本体の他の例を示す斜
視図である。 図において、1は波形部分、2は溝底板、3は
溝側板、4はフランジ、5はシール継手本体、6
は地覆部遊間、7は地覆部、8は弾性目地材、1
1はゴム製端部閉塞部材、12は補填材、13は
形枠板、14は座板、16は金属製型枠部材、1
7は離型用シートである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弾性材料製シール継手本体5の側面形状が逆L
    字状であり、そのシール継手本体5の長手方向に
    直角な方向の断面は、溝底板2と、その溝底板2
    の両側から立ち上がる溝側板3と、各溝側板3の
    先端部から互いに離反する方向に突出するフラン
    ジ4と、溝底板2の中間部から両側の溝側板3の
    間に突出する波形部分1とからなるフランジ付き
    溝形断面であり、前記シール継手本体5の水平部
    分10および縦部分9における溝形部分が地覆部
    遊間6内の上部および側部に嵌入されると共に、
    各フランジ4が地覆部7の上面および側面に対し
    接着剤により固着され、かつシール継手本体5の
    溝形部分内に常温硬化弾性化性合成樹脂からなる
    弾性目地材8が充填されていることを特徴とする
    道路地覆部用伸縮シール構造。
JP9116183U 1983-06-16 1983-06-16 道路地覆部用伸縮シール構造 Granted JPS60401U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9116183U JPS60401U (ja) 1983-06-16 1983-06-16 道路地覆部用伸縮シール構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9116183U JPS60401U (ja) 1983-06-16 1983-06-16 道路地覆部用伸縮シール構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60401U JPS60401U (ja) 1985-01-05
JPH0312804Y2 true JPH0312804Y2 (ja) 1991-03-26

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ID=30221141

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JP9116183U Granted JPS60401U (ja) 1983-06-16 1983-06-16 道路地覆部用伸縮シール構造

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JP (1) JPS60401U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5549127B2 (ja) * 2009-07-01 2014-07-16 横浜ゴム株式会社 地覆部用又は縁石部用伸縮継手

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Publication number Publication date
JPS60401U (ja) 1985-01-05

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