JPH031278A

JPH031278A - 図面読取り方法及び装置

Info

Publication number: JPH031278A
Application number: JP1134591A
Authority: JP
Inventors: Shigeyoshi Shimotsuji; 下辻　成佳
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1989-05-30
Filing date: 1989-05-30
Publication date: 1991-01-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）この発明は、図面の所要領域のみをコード化する図面読
取り方法及び装置に関する。

（従来の技術）従来、図面データ中から、所要領域の図形、文字、記号
をコード化する場合は、図面中の指定された領域、つま
り閉領域をコード変換処理していた。

（発明が解決しようとする課題）しかし、一般の図面においては、コード化しようとする
領域とそうでない領域を明確に閉領域で分けることが難
しい。例えば、白地図上に描かれた施設図面において、
施設図面のみをコード化する際、施設図面上に描かれた
図形、文字、記号と地図を構成する図形、文字は互いに
交差、入りくんでいる。

この発明は、このようにコード化不要図形、文字とコー
ド化要の図形、文字、記号が重畳して記入されている図
面読取りに当って、所要の図形、文字、記号等を適確に
コード化できる図面読取り方法を提ＤＬ　Ｌようとする
ものである。

また、この発明はこのような図面読取り方法を効率的に
実施できる図面読取り装置を提供しようとするものであ
る。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）以上の目的を達成するためのこの発明の図面読取り方法
は、第１図に示すようなプロセスに従って時系列にコー
ド化する。すなわち、多色で描画した図面の所要領域を
コード化するに当り、（イ）コード化すべき画面領域を
原図の描画カラーと異なる色相のカラーでなぞらうプロ
セス１と、（ロ）上記プロセス後、当該図面をカラー走
査し、各色毎の画像を表示させるプロセス２と、（ハ）
上記プロセスにより表示された各色表示画像のうち、原
図の描画カラーと異なる色相のカラーでなぞらった表示
画像をコード化するプロセス３とからなるものである。

また、この発明の図面読取り装置は第２図に示すように
、多色で描画された図面を走査し、描画図面の色分離す
るカラースキャナ１１と、このカラースキャナ１１によ
り分離された描画図面の画像を各色毎に画像表示し、記
憶する画像表示・メモリ手段１２と、各色毎の表示画像
の図形領域についてコード化する手段１３を備えたこと
を特徴とするものである。

（作用）以上のように、図面読取り方法は原図面中のコード化す
べき領域内の描画を原図と異なる色相のカラーだなぞら
ってから１、図面をカラー走査し、各色毎に示される表
示画像を記憶させた後、原画と異なる色相のカラーでな
ぞらった領域をコード化するから、所要の領域は正確に
コード化でき、コード化不要図形、文字が重畳して記入
されることかない。

また、図面読取り装置も、カラースキャナにより所要の
図面上のコード化する領域を原図と異なるカラーでなぞ
らった領域を走査し、当該領域の分離したカラー表示画
像についてコード化する手段が備えられているから、上
述した図面読取り方法と同じように、コード化不要の図
形、文字が重畳して記入されることはない。

（実施例）次に、この発明の図面読取り装置の一実施例について説
明する。なお、本実施例の図面読取り装置は、この発明
にかかる図面読取り方法を具体的に実施するものである
から、この図面読取り装置の説明をもって、本発明の図
面読取り方法の実施例に代えることとする。

第３図は、実施例の図面読取り装置の概略構成を示すブ
ロック図であり、システムバスＬ１に装置全体の制御及
び色情報の処理を行う汎用ＣＰＵ２１、カラー画像をう
るためのカラースキャナ２２、カラースキャナ２２から
得られる画像を記憶し、蓄積するための画像メモリ２３
、図面の画像データをコードするための図面読取りコー
ド化に置２４が接続した構成になっている。

に示すフローチャートに従って説明すると、まず、コー
ド化不要図形、文字、線分の入っている図面について、
コード化させる図形、文字、線分を赤でなぞり、ついで
、この図形をカラースキャナ２２で走査し、各色毎の画
像を画像メモリ２３に表示、記憶させる（ステップ３１
）。なお、本実施例では、原図面は白地に黒で記入した
ものである。

上述のようにして画像メモリ２３に蓄積された表示画像
データの各画素の色相を解析し、第５図に示すように各
画素を“赤″２３ｃ１　“黒″２３ｂ１　“白１２３ａ
に分類する（ステップ３２）。

次に“赤”画素２３ｃが存在する近傍の領域について、
“黒”画素２３ｂの細線化を行う。この細い線化につい
ては、“赤°画素２３ｃも“白“画素２３ａと同様に扱
い、“黒″画素２３ｂの除去を行うが、３×３近傍に“
赤“画素２３ｃが存在するときは、“黒“画素２３ｂ除
去においては“白“画素２３ａに変更するのではなく、
“赤”画素２３ｃへの変更を行い、“赤°画素２３ｃと
接触している関係を保存する。

次に、細線化された“黒“画素２３ｂのうち、３×３近
傍に“赤”画素２３ｃが存在するもののみを図面読取り
コード化装置２４へ送り、このコード化を行う。

先に述べた実施例では、“黒″画素２３ｂを細線化する
ことにより、“赤”近傍の“黒“画素２３ｂの抽出を行
ったが、細線化（第５図（ｂ））を行れず“黒“画素２
３ｂ領域の境界に位置するもので、その３×３近傍に“
赤”画素２３ｃが存在する画素のみを画面読取りコード
装置２４へ送り、そのコード化を行うことによっても特
定部分のコード化が行える。

上記実施例においては、白地に赤および黒で描画した図
面についてコード化する例について説明したが、本実施
例はこれに限定されるものではなく、同様の装置を使用
して例えば白地に青などのカラーで描画した図面中のコ
ード化したい領域を前置外の黒でなぞらいコード化した
り、あるいは、白地以外の例えば黄色で描かれた描画中
、コード化したい領域を緑、紫、青等黄色以外の他のカ
ラーで描画した図面についてコード化できることはいう
までもない。

［発明の効果］以上の説明から明らかなごとく、この発明の図面読取り
方法によれば、コード化の不要な図形、文字、線、記号
が記載された図面でも、所要の領域の図形、文字、線の
みを容易に、しかも確実にコード化することが可能であ
る。

また、この発明の図面読取り装置によれば描画図面の表
示画像について色分離するカラースキャナ描画図面の画
像を各色毎に画像表示し記憶する画像表示・メモリ手段
及び各色毎の表示画像の図形領域についてコード化する
手段を設けるだけで、コード化しようとする図面領域を
、描画カラーと異なる色相のカラーでなぞらうだけで、
自動的にその領域のコード化された図面データが得られ
るから、時間的に極めて効率がよく、しかも正確なコー
ド化図面データの得られる利点を有している。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の図面読取り方法の手順を示すプロセ
ス図、第２図はこの発明の図面読取り装置の原理構成を
示すブロック図、第３図はこの発明の一実施例の図面読
取り装置の概略構成を示すブロック図、第４図は第３図
の図面読取り装置の図面読取り動作の流れを示すフロー
チャート図、第５図（ａ）、（ｂ）は第３図に示す図面
読取り装置による図面コード処理の一例を示す説明図で
ある。１１．２１・・・カラースキャナ１２・・・画像表示・メモリ手段１３・・・コード化手段　　２１・・・汎用ＣＰＵ２３
・・・画像メモリ２４・・・図面読取りコード化装置第１図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）多色で描画した図面の所要領域をコード化するに
当り、（イ）コード化すべき画面領域を原図の描画カラーと異
なる色相のカラーでなぞらうプロセスと、（ロ）上記プロセス後、当該図面をカラー走査するプロ
セスと、（ハ）上記プロセスにより走査された各色表示画像のう
ち、原図の描画カラーと異なる色相のカラーでなぞらっ
た画像をコード化するプロセスとによりコード化するこ
とを特徴とする図面読取り方法。
（２）多色で描画された図面を走査し、描画図面の色分
離するカラースキャナと、このカラースキャナにより分
離された描画図面の画像を各色毎に画像表示し、記憶す
る画像表示・メモリ手段と、各色毎の表示画像の図形領
域についてコード化する手段を備えたことを特徴とする
図面読取り装置。