JPH03127837A - 電界効果トランジスタおよびその製造方法 - Google Patents
電界効果トランジスタおよびその製造方法Info
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- JPH03127837A JPH03127837A JP26645889A JP26645889A JPH03127837A JP H03127837 A JPH03127837 A JP H03127837A JP 26645889 A JP26645889 A JP 26645889A JP 26645889 A JP26645889 A JP 26645889A JP H03127837 A JPH03127837 A JP H03127837A
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Landscapes
- Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は 半導体大規模集積回路の分野における電界効
果トランジスタおよびその製造方法に関する。
果トランジスタおよびその製造方法に関する。
従来の技術
半導体集積回路の高集積化に伴い半導体素子の微細化が
進む中で、大規模集積回路に用いられる電界効果トラン
ジスタ素子においてもスケーリングによる微細化・高速
化が図られている。中でも、ゲート電極の側壁にサイド
ウオールと呼ばれる側壁絶縁膜を形威し そのサイドウ
オールを用いてソース・ドレインを自己整合的に形成す
るLDD構造のMO3電界効果トランジスタζ戴 良好
な特性を有する微細素子として広く普及している。以下
、第3図を用いて従来技術によるLDD構造のMO3電
界効果トランジスタについて説明する。
進む中で、大規模集積回路に用いられる電界効果トラン
ジスタ素子においてもスケーリングによる微細化・高速
化が図られている。中でも、ゲート電極の側壁にサイド
ウオールと呼ばれる側壁絶縁膜を形威し そのサイドウ
オールを用いてソース・ドレインを自己整合的に形成す
るLDD構造のMO3電界効果トランジスタζ戴 良好
な特性を有する微細素子として広く普及している。以下
、第3図を用いて従来技術によるLDD構造のMO3電
界効果トランジスタについて説明する。
第3図で(よ 素子分離領域2を有するp型半導体基板
1にゲート酸化膜7およびゲート電極8を形成した後、
イオン注入によってn−半導体層4を形成し 更に全面
に熱酸化膜を堆積してから異方性エツチングを用いて前
記熱酸化膜を除去することによってゲート電極8の側壁
にサイドウオール26を形成し 続いてイオン注入を用
いてソース・ドレインであるn゛半導体層3をゲート電
極8に対して自己整合的に形成することを特徴とするL
DD構造のnチャネルMO8電界効果トランジスタを示
1e このLDD構造のMO8電界効果トランジスタ
でLt、、 n−半導体層4によってドレイン近傍の
電界を緩和して半導体素子の微細化に伴い信頼性上重要
な問題となっているホットキャリア劣化を比較的抑制す
る効果を有する構造をサイドウオール26を用いて自己
整合的に加工精度よく形成できる。
1にゲート酸化膜7およびゲート電極8を形成した後、
イオン注入によってn−半導体層4を形成し 更に全面
に熱酸化膜を堆積してから異方性エツチングを用いて前
記熱酸化膜を除去することによってゲート電極8の側壁
にサイドウオール26を形成し 続いてイオン注入を用
いてソース・ドレインであるn゛半導体層3をゲート電
極8に対して自己整合的に形成することを特徴とするL
DD構造のnチャネルMO8電界効果トランジスタを示
1e このLDD構造のMO8電界効果トランジスタ
でLt、、 n−半導体層4によってドレイン近傍の
電界を緩和して半導体素子の微細化に伴い信頼性上重要
な問題となっているホットキャリア劣化を比較的抑制す
る効果を有する構造をサイドウオール26を用いて自己
整合的に加工精度よく形成できる。
発明が解決しようとする課題
しかしながら、半導体集積回路の高集積化・高速化が急
速に進み半導体素子の微細化がより一層必要とされる中
で、従来のLDD構造ではゲート電極を形成した後に側
壁にサイドウオールを形成するた取 フォトリソグラフ
ィー技術におけるゲート電極の加工精度の限界により実
効チャネル長の縮小と寸法制御が困難になっている。又
従来のLDD構造のnチャネルMO3電界効果トラン
ジスタで(よ ホットエレクトロンがサイドウオールに
注入されてn−半導体層との界面に負の電荷を形成しn
−半導体層のキャリア濃度を減少させることによってn
−半導体層の抵抗成分を増大させて飽和電流を劣化させ
るとい・うLDD構造特有のホットキャリア劣化を上限
サブミクロンの実効チャネル長をもつMO3電界効果
トランジスタにおいては信頼性上重要な問題となってい
る。
速に進み半導体素子の微細化がより一層必要とされる中
で、従来のLDD構造ではゲート電極を形成した後に側
壁にサイドウオールを形成するた取 フォトリソグラフ
ィー技術におけるゲート電極の加工精度の限界により実
効チャネル長の縮小と寸法制御が困難になっている。又
従来のLDD構造のnチャネルMO3電界効果トラン
ジスタで(よ ホットエレクトロンがサイドウオールに
注入されてn−半導体層との界面に負の電荷を形成しn
−半導体層のキャリア濃度を減少させることによってn
−半導体層の抵抗成分を増大させて飽和電流を劣化させ
るとい・うLDD構造特有のホットキャリア劣化を上限
サブミクロンの実効チャネル長をもつMO3電界効果
トランジスタにおいては信頼性上重要な問題となってい
る。
本発明(よ 上述の課題に鑑みてなされたもので実効チ
ャネル長をゲート電極の加工精度限界以下とし かつホ
ットキャリア耐性の優れた電界効果トランジスタおよび
その製造方法を提供することを目的とする。
ャネル長をゲート電極の加工精度限界以下とし かつホ
ットキャリア耐性の優れた電界効果トランジスタおよび
その製造方法を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
本発明(よ 上述の課題を解決するた取 半導体基板に
形成されたソースおよびドレインとなる第1導電型の第
1半導体領域と、ゲート端部においてゲート絶縁膜に隣
接する前記ゲート絶縁膜よりも厚い絶縁膜と、前記厚い
絶縁膜の下に位置し前記第1半導体領域よりも不純物濃
度の低い第1導電型の第2半導体領域と、前記ゲート絶
縁膜の下に形成された第2導電型の第3半導体領域と、
前記厚い絶縁膜およびゲート絶縁膜の上部を被覆するよ
うに形成されたゲート電極とを備えた電界効果トランジ
スタであも 作用 本発明は上述の構成により、ゲート電極をゲート端部に
おいてゲート絶縁膜に隣接する厚い絶縁膜の上部を被覆
するように形成することによって、ゲート絶縁膜の下の
第2導電型の第3半導体領域からなるチャネルの長さを
ゲート電極幅よりも縮小させることができるの玄 実効
チャネル長をフォトリソグラフィー技術の加工精度限界
以下に縮小させることができるとともに実効チャネル長
の寸法制御精度を向上させて電界効果トランジスタの微
細化・高速化を実現することができる。
形成されたソースおよびドレインとなる第1導電型の第
1半導体領域と、ゲート端部においてゲート絶縁膜に隣
接する前記ゲート絶縁膜よりも厚い絶縁膜と、前記厚い
絶縁膜の下に位置し前記第1半導体領域よりも不純物濃
度の低い第1導電型の第2半導体領域と、前記ゲート絶
縁膜の下に形成された第2導電型の第3半導体領域と、
前記厚い絶縁膜およびゲート絶縁膜の上部を被覆するよ
うに形成されたゲート電極とを備えた電界効果トランジ
スタであも 作用 本発明は上述の構成により、ゲート電極をゲート端部に
おいてゲート絶縁膜に隣接する厚い絶縁膜の上部を被覆
するように形成することによって、ゲート絶縁膜の下の
第2導電型の第3半導体領域からなるチャネルの長さを
ゲート電極幅よりも縮小させることができるの玄 実効
チャネル長をフォトリソグラフィー技術の加工精度限界
以下に縮小させることができるとともに実効チャネル長
の寸法制御精度を向上させて電界効果トランジスタの微
細化・高速化を実現することができる。
更にゲート端部においてゲート絶縁膜に隣接する厚い絶
縁膜の膜厚を適当に制御することによって、 ドレイン
近傍の電界強度を緩和するだけでなく前記厚い絶縁膜と
その下の半導体層との界面に対してもゲート電圧による
制御がはたらくので、電界効果トランジスタのホットキ
ャリア耐性を著しく向上させることができる。
縁膜の膜厚を適当に制御することによって、 ドレイン
近傍の電界強度を緩和するだけでなく前記厚い絶縁膜と
その下の半導体層との界面に対してもゲート電圧による
制御がはたらくので、電界効果トランジスタのホットキ
ャリア耐性を著しく向上させることができる。
実施例
本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
(実施例1)
本発明の実施例1を第1図を参照しながら説明する。本
実施例ではnチャネル電界効果トランジスタについて説
明する。第1図は素子分離領域2によって分離されたp
型半導体基板1に形成されたソース・ドレインとなるn
+型型環導体層3よびn−型半導体層4と、ゲート酸化
膜7の両端に隣接するゲート酸化膜7よりも厚い側壁酸
化膜6と、ゲート酸化膜7の下に形成されたp型半導体
層5と、側壁酸化膜6およびゲート酸化膜7の上部を被
覆するように形成されたゲート電極8を有する構成を示
′?l″。
実施例ではnチャネル電界効果トランジスタについて説
明する。第1図は素子分離領域2によって分離されたp
型半導体基板1に形成されたソース・ドレインとなるn
+型型環導体層3よびn−型半導体層4と、ゲート酸化
膜7の両端に隣接するゲート酸化膜7よりも厚い側壁酸
化膜6と、ゲート酸化膜7の下に形成されたp型半導体
層5と、側壁酸化膜6およびゲート酸化膜7の上部を被
覆するように形成されたゲート電極8を有する構成を示
′?l″。
ゲート電極8を側壁酸化膜6の上部を被覆するように形
成することによってゲート酸化膜7の下に位置するp型
半導体層5からなるチャネルの長さをゲート電極8の幅
よりも短くできるので、実効チャネル長をゲート電極8
の加工精度限界以下に縮小させて素子の微細化・高速化
を実現することができる。又 側壁酸化膜6の膜厚はゲ
ート酸化膜7の膜厚よりも十分に厚いのでn−型半導体
層4における電界強度は緩和されるためドレイン近傍で
のアバランシェによるホットエレクトロンの注入は抑制
され ホットエレクトロン注入により側壁酸化膜6とn
−型半導体層4との界面に負の電荷が蓄積された場合に
もゲート電極8の正の電位によってn−型半導体層4に
おけるキャリア濃度の減少は緩和されるので飽和電流の
劣化は抑制され優れたホットキャリア耐性を実現できる
。
成することによってゲート酸化膜7の下に位置するp型
半導体層5からなるチャネルの長さをゲート電極8の幅
よりも短くできるので、実効チャネル長をゲート電極8
の加工精度限界以下に縮小させて素子の微細化・高速化
を実現することができる。又 側壁酸化膜6の膜厚はゲ
ート酸化膜7の膜厚よりも十分に厚いのでn−型半導体
層4における電界強度は緩和されるためドレイン近傍で
のアバランシェによるホットエレクトロンの注入は抑制
され ホットエレクトロン注入により側壁酸化膜6とn
−型半導体層4との界面に負の電荷が蓄積された場合に
もゲート電極8の正の電位によってn−型半導体層4に
おけるキャリア濃度の減少は緩和されるので飽和電流の
劣化は抑制され優れたホットキャリア耐性を実現できる
。
また 側壁酸化膜6をある程度厚くすることによって、
トランジスタがオフの状態でゲート電極8の端部と0
1型半導体層3からなるドレインとの間にかかる電界強
度が弱められるのでドレイン接合におけるバンド間トン
ネリング電流の発生も抑制することができる。
トランジスタがオフの状態でゲート電極8の端部と0
1型半導体層3からなるドレインとの間にかかる電界強
度が弱められるのでドレイン接合におけるバンド間トン
ネリング電流の発生も抑制することができる。
殊 本実施例ではnチャネル電界効果トランジスタにつ
いての説明した力<、 pチャネル電界効果トランジス
タについても同様な効果がある。
いての説明した力<、 pチャネル電界効果トランジス
タについても同様な効果がある。
(実施例2)
本発明の実施例2を第2図を参照しながら説明する。ま
ず、 p型半導体基板1のpチャネル電界効果トランジ
スタ形成領域にnウェル層9を形成し 更にnチャネル
ストッパー10およびpチャネルストッパー11を有す
る素子分離領域2を形成した後、マスクを用いてレジス
ト12をパターニングしてpチャネル電界効果トランジ
スタ形成領域のみを開口し リンイオン(P9)を注入
してパンチスルー抑制のためのn′″型埋め込み層13
を形成し 更にpチャネル電界効果トランジスタのしき
い値電圧を制御するためにボロン(B+)をイオン注入
して埋め込みチャネル形成用p型半導体層14を形成す
る(同図(a))。次に レジスト12を除去して全面
に例えばシリコン窒化膜15を堆積ヒ レジスト16を
用いてシリコン窒化膜15を選択的に除去してnチャネ
ル電界効果トランジスタのゲート電極形成部のみを開口
し まずボロンイオン(B1)を注入してパンチスルー
抑制のためのp+型埋め込み層17を形成し 更に砒素
イオン(As)をイオン注入してn−型半導体層4を形
成する(同図(b))。続いて、レジスト16を除去し
た後レジスト18を用いてシリコン窒化膜159− を選択的に除去してpチャネル電界効果トランジスタの
ゲート電極形成部を開口する(同図(C))。
ず、 p型半導体基板1のpチャネル電界効果トランジ
スタ形成領域にnウェル層9を形成し 更にnチャネル
ストッパー10およびpチャネルストッパー11を有す
る素子分離領域2を形成した後、マスクを用いてレジス
ト12をパターニングしてpチャネル電界効果トランジ
スタ形成領域のみを開口し リンイオン(P9)を注入
してパンチスルー抑制のためのn′″型埋め込み層13
を形成し 更にpチャネル電界効果トランジスタのしき
い値電圧を制御するためにボロン(B+)をイオン注入
して埋め込みチャネル形成用p型半導体層14を形成す
る(同図(a))。次に レジスト12を除去して全面
に例えばシリコン窒化膜15を堆積ヒ レジスト16を
用いてシリコン窒化膜15を選択的に除去してnチャネ
ル電界効果トランジスタのゲート電極形成部のみを開口
し まずボロンイオン(B1)を注入してパンチスルー
抑制のためのp+型埋め込み層17を形成し 更に砒素
イオン(As)をイオン注入してn−型半導体層4を形
成する(同図(b))。続いて、レジスト16を除去し
た後レジスト18を用いてシリコン窒化膜159− を選択的に除去してpチャネル電界効果トランジスタの
ゲート電極形成部を開口する(同図(C))。
レジスト18を除去して全面に熱酸化膜19を堆積する
と同図(d)のようになる。ここで、異方性エツチング
をして熱酸化膜19を除去するとシリコン窒化膜15の
側壁に熱酸化膜19が側壁酸化膜6として残される。こ
のとき側壁酸化膜6の幅は熱酸化膜19の堆積膜厚によ
って精度よく寸法制御ができる。更にレジスト20を用
いてnチャネル電界効果トランジスタのチャネル形成部
にボロンイオン(B+)を注入してn−型半導体層4を
ソース側とドレイン側に分離するようにp型半導体層の
チャネル部21を形成する(同図(e))。次に熱酸化
によりゲート酸化膜7を形成した抵 全面に多結晶シリ
コン膜を堆積する。その後にリン拡散をしてn゛型多結
晶シリコン膜22とし 更に被覆酸化膜23を堆積する
と同図(f)のようになる。
と同図(d)のようになる。ここで、異方性エツチング
をして熱酸化膜19を除去するとシリコン窒化膜15の
側壁に熱酸化膜19が側壁酸化膜6として残される。こ
のとき側壁酸化膜6の幅は熱酸化膜19の堆積膜厚によ
って精度よく寸法制御ができる。更にレジスト20を用
いてnチャネル電界効果トランジスタのチャネル形成部
にボロンイオン(B+)を注入してn−型半導体層4を
ソース側とドレイン側に分離するようにp型半導体層の
チャネル部21を形成する(同図(e))。次に熱酸化
によりゲート酸化膜7を形成した抵 全面に多結晶シリ
コン膜を堆積する。その後にリン拡散をしてn゛型多結
晶シリコン膜22とし 更に被覆酸化膜23を堆積する
と同図(f)のようになる。
続いて、マスクを用いて側壁酸化膜6の上部を被覆する
ようにゲート電極8をパターニングした後、シリコン窒
化膜15を除去する。レジスト24を一1〇− 用いてpチャネル電界効果トランジスタのソース・ドレ
イン領域にボロンイオン(B1)を注入してp゛型型環
導体層25形成しく同図(g))、更にレジスト24を
除去した後、nチャネル電界効果トランジスタのソース
・ドレイン領域に砒素イオン(As”)を注入してn+
型型半体体層3形成する(同図(h〉)。
ようにゲート電極8をパターニングした後、シリコン窒
化膜15を除去する。レジスト24を一1〇− 用いてpチャネル電界効果トランジスタのソース・ドレ
イン領域にボロンイオン(B1)を注入してp゛型型環
導体層25形成しく同図(g))、更にレジスト24を
除去した後、nチャネル電界効果トランジスタのソース
・ドレイン領域に砒素イオン(As”)を注入してn+
型型半体体層3形成する(同図(h〉)。
同図(h)において、nチャネルMO3電界効果トラン
ジスタ・pチャネルMO3電界効果トランジスタともに
ゲート電極8を側壁酸化膜6の上部を被覆するように形
成することによってゲート酸化膜7の下に位置するチャ
ネル部21あるいは埋め込みチャネル形成用p型半導体
層14からなるチャネルの長さをゲート電極8の幅より
も短くできるので、実効チャネル長をゲート電極8の加
工精度限界以下に縮小させて素子の微細化・高速化を実
現することができる。又 nチャネルMO3電界効果ト
ランジスタにおいては側壁酸化膜6の膜厚はゲート酸化
膜7の膜厚よりも十分に厚いのでn−型半導体層4にお
ける電界強度は緩和されるた1 めドレイン近傍でのアバランシェによるホットエレクト
ロンの注入は抑制され ホットエレクトロン注入により
側壁酸化膜6とn−型半導体層4との界面に負の電荷が
蓄積された場合にもゲート電極8の正の電位によってn
−型半導体層4におけるキャリア濃度の減少は緩和され
るので飽和電流の劣化は抑制され優れたホットキャリア
耐性を実現できる。
ジスタ・pチャネルMO3電界効果トランジスタともに
ゲート電極8を側壁酸化膜6の上部を被覆するように形
成することによってゲート酸化膜7の下に位置するチャ
ネル部21あるいは埋め込みチャネル形成用p型半導体
層14からなるチャネルの長さをゲート電極8の幅より
も短くできるので、実効チャネル長をゲート電極8の加
工精度限界以下に縮小させて素子の微細化・高速化を実
現することができる。又 nチャネルMO3電界効果ト
ランジスタにおいては側壁酸化膜6の膜厚はゲート酸化
膜7の膜厚よりも十分に厚いのでn−型半導体層4にお
ける電界強度は緩和されるた1 めドレイン近傍でのアバランシェによるホットエレクト
ロンの注入は抑制され ホットエレクトロン注入により
側壁酸化膜6とn−型半導体層4との界面に負の電荷が
蓄積された場合にもゲート電極8の正の電位によってn
−型半導体層4におけるキャリア濃度の減少は緩和され
るので飽和電流の劣化は抑制され優れたホットキャリア
耐性を実現できる。
屯 同図(b)において、nチャネル電界効果トランジ
スタのゲート電極形成部のみを開口してボロンイオン(
B“)を注入してパンチスルー抑制のためのp゛型埋込
み層17を形成すると、素子形成領域全面にp4型埋め
込み層を形成するのに対してソースおよびドレインの接
合耐圧を低下させないでパンチスルーを抑制するように
p3型埋め込み層17の不純物分布を調整することがで
きる。
スタのゲート電極形成部のみを開口してボロンイオン(
B“)を注入してパンチスルー抑制のためのp゛型埋込
み層17を形成すると、素子形成領域全面にp4型埋め
込み層を形成するのに対してソースおよびドレインの接
合耐圧を低下させないでパンチスルーを抑制するように
p3型埋め込み層17の不純物分布を調整することがで
きる。
発明の効果
以上の説明から明らかなように 本発明によれば 電界
効果トランジスタの実効チャネル長をフォトリソグラフ
ィー技術によるゲート電極の加工12− 制御限界以下に縮小させることができるとともに実効チ
ヤネル長の寸法制御精度を向上させて、電界効果トラン
ジスタの微細化・高速化を実現することができる。更に
本発明によれば 電界効果トランジスタのホットキャリ
ア耐性を著しく向上させることができる。
効果トランジスタの実効チャネル長をフォトリソグラフ
ィー技術によるゲート電極の加工12− 制御限界以下に縮小させることができるとともに実効チ
ヤネル長の寸法制御精度を向上させて、電界効果トラン
ジスタの微細化・高速化を実現することができる。更に
本発明によれば 電界効果トランジスタのホットキャリ
ア耐性を著しく向上させることができる。
第1図は本発明の実施例1における電界効果トランジス
タの断面構造は 第2図は本発明の実施例2における電
界効果トランジスタの製造方法を示す工程断面阻 第3
図は従来の技術における電界効果トランジスタの断面構
造図である。 l・・・p型半導体基板 2・・・素子分離類vA 3
・・・n3型半導体# 4・・・n−型半導体層 5・
・・p型半導体層 6・・・側壁酸化膜 7・・・ゲー
ト酸化wL 8・・・ゲート電機 9・・・nウェル#
10・・・nチャネルストッパー、 11・・・pチ
ャネルストッパー、 12゜16.18,20.24・
・・レジスト、 13・・・n″″″型埋み# 14・
・・埋め込みチャネル形成用p型半導体# 15・・・
シリコン窒化K 17・・・p゛型埋込3−
タの断面構造は 第2図は本発明の実施例2における電
界効果トランジスタの製造方法を示す工程断面阻 第3
図は従来の技術における電界効果トランジスタの断面構
造図である。 l・・・p型半導体基板 2・・・素子分離類vA 3
・・・n3型半導体# 4・・・n−型半導体層 5・
・・p型半導体層 6・・・側壁酸化膜 7・・・ゲー
ト酸化wL 8・・・ゲート電機 9・・・nウェル#
10・・・nチャネルストッパー、 11・・・pチ
ャネルストッパー、 12゜16.18,20.24・
・・レジスト、 13・・・n″″″型埋み# 14・
・・埋め込みチャネル形成用p型半導体# 15・・・
シリコン窒化K 17・・・p゛型埋込3−
Claims (2)
- (1)半導体基板に形成されたソースおよびドレインと
なる第1導電型の第1半導体領域と、ゲート端部におい
てゲート絶縁膜に隣接する前記ゲート絶縁膜よりも厚い
絶縁膜と、前記厚い絶縁膜の下に位置し前記第1半導体
領域よりも不純物濃度の低い第1導電型の第2半導体領
域と、前記ゲート絶縁膜の下に形成された第2導電型の
第3半導体領域と、前記厚い絶縁膜およびゲート絶縁膜
の上部を被覆するように形成されたゲート電極とを備え
た電界効果トランジスタ。 - (2)半導体基板の素子形成領域表面に第1導電型の第
1半導体領域を形成する工程と、前記素子形成領域上の
ゲート電極形成部を除いて第1絶縁膜を形成する工程と
、前記半導体基板上全面に第2絶縁膜を堆積した後に異
方性エッチングによって前記第2絶縁膜を除去すること
で 前記第1絶縁膜の側壁に前記第2絶縁膜をゲート絶
縁膜よりも厚く残す工程と、前記第1半導体領域をソー
ス側とドレイン側に分断しチャネル部となる第2導電型
の第2半導体領域を形成する工程と、前記第2半導体領
域上に前記ゲート絶縁膜を形成する工程と、前記第1絶
縁膜の側壁に残った前記第2絶縁膜の上部を被覆するよ
うにゲート電極を形成する工程と、前記第1絶縁膜を除
去した後、前記第1半導体領域よりも不純物濃度の大き
い第1導電型の第3半導体領域をソースおよびドレイン
として形成する工程とを含むことを特徴とする電界効果
トランジスタの製造方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26645889A JPH03127837A (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | 電界効果トランジスタおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26645889A JPH03127837A (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | 電界効果トランジスタおよびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03127837A true JPH03127837A (ja) | 1991-05-30 |
Family
ID=17431208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26645889A Pending JPH03127837A (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | 電界効果トランジスタおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03127837A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5217913A (en) * | 1988-08-31 | 1993-06-08 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Method of manufacturing an MIS device having lightly doped drain structure and conductive sidewall spacers |
-
1989
- 1989-10-13 JP JP26645889A patent/JPH03127837A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5217913A (en) * | 1988-08-31 | 1993-06-08 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Method of manufacturing an MIS device having lightly doped drain structure and conductive sidewall spacers |
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