JPH03127812A - 電解コンデンサ用電解液 - Google Patents

電解コンデンサ用電解液

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JPH03127812A
JPH03127812A JP26757189A JP26757189A JPH03127812A JP H03127812 A JPH03127812 A JP H03127812A JP 26757189 A JP26757189 A JP 26757189A JP 26757189 A JP26757189 A JP 26757189A JP H03127812 A JPH03127812 A JP H03127812A
Authority
JP
Japan
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electrolyte
solvent
nitrobenzamide
electrolytic capacitor
hydrocarbon
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Pending
Application number
JP26757189A
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English (en)
Inventor
Kenichi Iida
飯田 謙一
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Lincstech Circuit Co Ltd
Original Assignee
Hitachi AIC Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電解コンデンサ用電解液に関する。
(従来の技#i) 従来のアルよ電解コンデンサ等の電解コンデンサ(よ、
リード線を接続した陽極箔と、セパレータと、リード線
を接続した陰極箔とを重ねて巻回してコンデンサ素子を
形成し、これに電解液を含浸してケースに収納し、この
ケースに蓋を取り付けて密封した構造になっている。
陽極箔と陰極箔とは、エツチングしたアルミラム箔を用
い、特に前者は化成して誘電体酸化皮膜を形成している
ところで、プリント基板に電解コンデンサ等の電子部品
を接続するのに半田が用いられでいる。
そしてこの半田付(ブの際に用いられるフラックスを除
去するために、1,1.1−1−リクロロエタンや1,
1.2−1−リクロロ1.2.1−1−リフロロエタン
(フロン113)などのハロゲン系炭化水素を用いて洗
浄処理を行っている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、従来の構造の電解コンデンサでは、洗浄液がゴ
ム等からなる封口利部分から侵入づ−る。
そして洗浄液中に含まれる塩素イオンのために陽極箔が
腐食し、電解コンデンサの電気特性が著しく劣化しある
いはコンデンサとしての機能が失われる等の不良が生じ
る。
この欠点を防止するために、蓋の外表面にエポキシ樹脂
を塗布するll造とした電解コンデンサもあるが、樹脂
の塗布及びその硬化処理が必要で、製造工程が複雑にな
り、時間がかかる欠点がある。
また、電解液に、P−ニトロフェノールやPニトロ安息
香酸等の腐食防止剤を添加し、コンデンサ素子に含浸し
た電解コンデンサもある。しかし、P−ニトロフェノー
ルは黄色で極めて強い染色性があり、ケースや作業者の
手等に付着して着色し、作業性にも問題がある。モして
P−ニトロ安息香酸は、染色性の問題はないが少量を添
加した場合にも火花電圧が低下し、耐圧が低くなる欠点
がある。
本発明の目的tよ、以上の欠点を改良し、ハロゲン系炭
化水素系の洗浄液による洗浄によって発生する特性劣化
等を防止しうる電解コンデンサ用電解液を提供すること
である。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記の目的を達成するために、グリコール類
やラクトン類を主溶媒とする電解コンデンサ用電解液に
おいて、ニトロベンズアミドを添加することを特徴とす
る電解コンデンサ用電解液を提供するものである。
(作用〉 (3) 電解液に添加したニトロベンズアミドは、ハロゲン系炭
化水素の加水分解を抑制する作用がある。
従って、電解コンデンサのケース内にハロゲン系炭化水
素の洗浄液が侵入しても、塩素イオンの発生を低減でき
、陽極箔や電極引き出しリードの腐食発生を低下できる
(実施例) 以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
電解液の溶媒にはエチレングリコールやγ−ブチロラク
トンを用いる。
溶媒をエチレングリコールとした場合には、これに溶質
としてアジピン酸アンモニウムや安息香酸アンモニウム
、1,6−デカンジカルボン酸アンモニウム、硼酸アン
モニウム等を溶かす。
また、溶媒にγ−ブチロラクトンを用いる場合には、さ
らにエチレングリコールと純水とを溶解して溶媒とする
。そしてこの溶媒に、溶質として、安息香酸や1,6−
デカンジカルボン酸を溶解し、PHW4整剤としてジエ
チルアミンを添加する。
そしてこの溶媒と溶質からなる液中にP−ニド(4) ロベンズアくドを添加する。
上記実施例の電解液を含浸した電解コンデンサをプリン
ト配線板に半田付けし、フラックスを除去するために、
1,1.1−トリクロロエタンや1.1.2−トリクロ
ロ1,2.2−トリフロロエタン中に浸漬し、超音波洗
浄した場合に、これ等の洗浄液が電解コンデンサ内に侵
入しても、Pニトロベンズアミドの作用により陽極箔等
の腐食を防止でき、特性を向上できる。
(発明の効果) 以上の通り、本発明の電解コンデンサ用電解液によれば
、ニトロベンズアジドを添加することにより、ハロゲン
系炭化水素による洗浄処理を行った場合に、電解コンデ
ンサのコンデンサ素子の腐食を防止でき、その特性を向
上できる。また、ニトロベンズアミドはニトロ基を有し
ているために水素ガスの吸収効果があり、電解コンデン
サが内圧の上昇により、蓋に設けた防爆弁が作動する不
良を低下できる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)グリコール類やラクトン類を主溶媒とする電解コ
    ンデンサ用電解液において、ニトロベンズアミドを添加
    することを特徴とする電解コンデンサ用電解液。
JP26757189A 1989-10-13 1989-10-13 電解コンデンサ用電解液 Pending JPH03127812A (ja)

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