JPH03127656A - 接着剤等の二液加圧混合噴霧機における混合装置 - Google Patents

接着剤等の二液加圧混合噴霧機における混合装置

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JPH03127656A
JPH03127656A JP26344989A JP26344989A JPH03127656A JP H03127656 A JPH03127656 A JP H03127656A JP 26344989 A JP26344989 A JP 26344989A JP 26344989 A JP26344989 A JP 26344989A JP H03127656 A JPH03127656 A JP H03127656A
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JP
Japan
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mixing
mixing chamber
mixer
supplying
ratio
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JP26344989A
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Inventor
Toshimichi Nishiyama
西山 俊道
Sunao Aizawa
直 相澤
Masaru Okawa
勝 大川
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Hashimoto Denki Co Ltd
Original Assignee
Hashimoto Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は接着剤、充填剤等の主剤と、該主剤の硬化を促
進するために添加する硬化剤、架橋剤等の添加剤を加圧
混合して各種の塗布体に噴霧する、二液加圧混合噴霧機
における主剤と添加剤の混合装置の改良に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
塗料等の主剤と、該主剤の性状を改善するために添加す
る希釈剤、増量剤等の添加剤を、所定の混合比のもとに
それぞれを超高圧に加圧するための二液加圧ポンプユニ
ットや、これ等の主剤や添加剤を密に混合して各種の塗
布体に噴霧するためのスタティックミキサーや開閉弁付
のスプレーノズルからなる二液加圧混合噴霧機は塗料用
として従来周知である。
また第12図に例示した、前記スタティックミキサーに
よる主剤と添加剤を密に混合するための操作に先だって
行われる、主剤と添加剤の二液を最初に粗く混合するた
めの、前記スタティックミキサーの入口に付設される主
剤と添加剤の一次混合器(15)もまた塗料用として従
来周知である。前記従来周知の塗料用の一次混合器(1
5)は図示のように、主剤を供給する接続口(16a)
と添加剤を供給する接続口(16b)のそれぞれに逆止
弁(17a、17b)を付設すると共に、それぞれの太
目の流路(18a、18b)を盲蓋(19a、’19b
)等を介して丁字形に接続して、前記主剤と添加剤の粗
い混和物をスタティックミキサー等からなる二次混合器
への接続口(20)に直接供給できるように構成されて
いるものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記従来周知の塗料用の一次混合器(15)は、比較的
主剤に対する添加剤の混合比が2対1とか3対1とか大
きく、しかも急速な経時硬化性を有するものではなく、
比較的長い可使時間を有するものであったから、その一
次混合手段には格別の問題も提起されなかった。
然しながら、この種の一次混合器(15)をベニヤ合板
等の製造工程における接着剤の塗布装置に使用しようと
する時は、主剤に対する添加剤の混合比が10対1程度
と小さく、しかも10数分程度の可使時間でゲル化する
急速な経時硬化性を有するので、特に混合量が少ない添
加剤側の前記太目の流路(18b)のT宇形接続部位か
ら前記二次混合器の接続口(20〉の壁面にかけて、太
目の流路(18a>の大部分を自由に通過して行く主剤
によって充分に洗い流されずに壁面の一部を濡らしたま
まR留している添加剤が一部の主剤と反応してゲル化し
、コレステロール様に成長して行く付着硬化物によって
、次第に流路が狭められて所定混合比の塗布作業の継続
を不可能にするばかりでなく、付着硬化物の落下混入に
よるスプレーノズルの詰りを多発するので、作業の途中
であっても高頻度に亘って機器の解体清掃作業を余儀な
くされていたものである。
本発明は″上記従来例に鑑み、接着剤等の主剤と硬化剤
等の添加剤を最初に粗く混合する際の一次混合手段を、
供給された添加剤が流路の一部の壁面を濡らしたまま、
流路の大部分を自由に通過して行く主剤によって充分に
洗い流されずにそのまま滞留することがないように、該
流路に抵抗を付加するオリフィス部材を挿入することに
よって、特に主剤の混合室からの自由通過を制限して、
多量の主pH1によって少量の添加剤を包み込むように
、狭い流路内を一緒に流通させる包み込み作用によって
、添加剤による壁面の濡れを多量の主剤で洗い流す機能
を付与すると共に、主剤と添加剤の混合室内への供給時
に、両者に衝突や包み込みや旋回の諸作用を単独または
複合して生起させることにより、添加剤の一部の滞留に
よる壁面の濡れを多量の主剤により終始洗い流す機能も
併せて付与することによって、長時間安定な塗布作業の
継続を可能にすることを目的としたものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明は、接着剤等の主剤を
加圧する主ピストンポンプと、硬化剤等の添加剤を加圧
する副ピストンポンプと、前記主ピストンポンプと副ピ
ストンポンプとを比率調整レバーを介して流体ンリンダ
ーに一体に連結した二液加圧ポンプユニットと、前記二
液加圧ポンプユニットにより加圧された所定混合比の前
記主剤と添加剤を最初に粗く混合する一次混合器と、前
記粗く混合された主剤と添加剤の一次混和物を更に密に
混合するスタティックミキサー等の二次混合器と、前記
密に混合さりた主剤と添加剤の二次混和物を塗布体の表
面に噴霧する開閉弁付のスプレーノズルとからなる接着
剤等の二液加圧混合噴霧機における、次の特定発明(a
>および従属発明(b〜0)の一次混合手段からなる混
合装置である。
(a)前記二液加圧ポンプユニットにより所定混合比の
もとに加圧供給された主剤と添加剤を粗く、および密に
混合する前記一次混合器と二次混合器の連結部位にオリ
フィス部材を挿入したこと。
(b)前記オリフィス部材の内径を、前記一次混合器の
混合室に主剤を供給する所定の混合比に見合の太目の配
管の内径よりは細目に、また前記混合室に添加剤を供給
する所定の混合比に見合の細目の配管よりは太目に設定
したこと。
(C)前記一次混合器の混合室に主剤を供給する所定の
混合比に見合の太目の配管と、前記混合室に添加剤を供
給する所定の混合比に見合の細目の配管とを、該混合室
の側方にそれぞれ対向して配設したこと。
(d)前記一次混合器の混合室に主剤を供給する所定の
混合比に見合の太目の配管を該混合室の側方に配設し、
また該混合室に添加剤を供給する所定の混合比に見合の
細目の配管を該混合室の直上にそれぞれ配設したこと。
(e)前記一次混合器の混合室に主剤を供給する所定の
混合比に見合の太目の配管を該混合室の接線方向に配設
し、また該混合室に添加剤を供給する所定の混合比に見
合の細目の配管を該混合室の側方にそれぞれ配設したこ
と。
(f)前記一次混合器の混合室に主剤を供給する所定の
混合比に見合の太目の配管を該混合室の接線方向に配設
し、また該混合室に添加剤を供給する所定の混合比に見
合の細目の配管を該混合室の直上にそれぞれ配設したこ
と。
(g〉前記一次混合器の混合室に主剤を供給する所定の
混合比に見合の太目の配管と、該混合室に添加剤を供給
する所定の混合比に見合の細目の配管とを、該混合室の
接線方向にそれぞれ配設したこと。
〔作 用〕
本発明における主剤、例えばベニヤ合板等の製造の際に
用いられる尿素樹脂等の接着剤は、予め小麦粉等の添加
物が混和され、濾過されて主剤タンク中に貯蔵されてい
るから、これを二液加圧ポンプユニットの接着剤等の主
剤を加圧する主ピストンポンプ側にそのまま、または粘
性の影響を排除するためポンプにより若干押圧力を加え
ながら連続的に供給する。−六本発明における添加剤、
例えば前記尿素樹脂等の接着剤に用いる塩化アンモン水
溶液等の硬化剤は、添加剤タンクに貯蔵されているから
、これを前記二液加圧ポンプユニットの硬化剤等の添加
剤を加圧する副ピストンポンプ側にそのまま、または流
路抵抗を排除するためポンプにより若干押圧力を加えな
がら連続的に供給する。前記二液加圧ポンプユニットの
主ピストンポンプ側と副ピストンポンプ側にそれぞれ供
給されている前記接着剤等の主剤と硬化剤等の添加剤は
、エアーシリンダー、油圧シリンダー等からなる流体シ
リンダーに連結されて加圧自在に、および主剤と添加剤
の比率調整も可変または半固定により調整自在に装置さ
れた比率調整レバーによって、前記主ピストンポンプと
副ピストンポンプのボア径の逍いと、その請動最の違い
によって決まる主剤と添加剤の所定の混合比のもとに所
定の加圧力で、例えば10対1程度の混合比と100〜
200 KCI/ crA程度の加圧力で加圧された主
剤と添加剤とを最初に粗く混合する一次混合器内の混合
室に供給する。更にまた前記一次混合器内の混合室に供
給された主剤と添加剤は、該混合室内で両者が衝突した
り、包み込んだり、旋回したりして、両者を粗く混合し
た一次混和物をオリフィス部材を経て更にこれを密に混
合するための二次混合器を形成しているスタティックミ
キサーに供給する。前記スターティックミキサーまで供
給されて密に混合された二次混和物は、該スタティック
ミキサーの端末に装管されている開閉弁によって前記二
液加圧ポンプユニットによる所定の混合比と所定の加圧
力のままこれを一次保持する。然る時にコンベヤーによ
りベニヤ単板等の塗布体が搬送されて来て塗布場所の直
下に到来すると、その到来を光電スイッチ等のセンサー
により検知して、該塗布体の1枚分が通過する間、前記
開閉弁を前記センサーに接続された制御器により発動し
てスプレーガンによりその表面に密に混合された主剤と
添加剤の二次混和物を搬送につれて横−文字状に噴霧し
、−回の全面塗布作業を終える。前記−回の全面塗布作
業が終れば前記開閉弁が前記制御器によって閉されると
共に、前記二液加圧ポンプユニットの流体シリンダーも
復帰して、再び該二液加圧ポンプユニットの主ピストン
ポンプと副ピストンポンプによる次回の主剤と添加剤の
所定混合比と所定加圧力の加圧動作が継続して開始され
る接着剤等の二液加圧混合噴霧機である。
而して本発明の特定発明(a)は、前記二液加圧ポンプ
ユニットにより所定混合比と所定加圧力のもとに加圧供
給された主剤と添加剤を粗く混合する前記一次混合器と
、これを更に密に混合する前記二次混合器を形成してい
るスタティックミキサーとの連結部位に流路抵抗を付加
する、特に主剤が前記一次混合器の混合室から自由に通
過して行くのを制限するオリフィス部材を挿入する一次
混合手段であって、該オリフィス部材の挿入により多量
の主剤によって少量の添加剤を包み込むように流路内を
流通させる主剤による添加剤の包み込み作用によって、
添加剤による壁面の濡れを多量の主剤により終始洗い流
すようにしたものである。
また本発明の従属発明(b)は、前記オリフィス部材の
内径を、前記一次混合器の混合室に接着剤等の主剤を供
給する所定の混合比に、例えば10対1程度の混合比に
見合の太目の配管の内径である、例えば6#程度の内径
よりは細目に、また前記混合室に硬化剤等の添加剤を供
給する所定の混合比に、例えば前述同様の10対1程度
の混合比に見合の細目の配管の内径である、例えば2#
程度の内径よりは太目の内径にこれを設定した、つまり
前記主剤用の太目の配管の6M程度の内径と、前記添加
剤用の細目の配管の2#程度の内径の略中間となる4I
IW1程度の内径に前記オリフィス部材の内径を設定し
て所望の流路抵抗を付与するようにした一次混合手段で
あって、特に多量の主剤側に所望の流路抵抗が動くこと
によって、多量の主剤により少量の添加剤を包み込むよ
うに流路内を流通させる主剤による添加剤の包み込み作
用が生起されることによって、添加剤による壁面の濡れ
を多量の主剤で洗い流すようにしたものである。
尚、前記オリフィス部材に連結される前記二次混合器を
形成するスタティックミキサーの内径は、首通には前記
一次混合器に主剤を供給する配管より添加剤供給分だけ
若干太目の6〜B’m程度の内径に任意に設定されるも
のである。
次にまた本発明の従B発明(C)は、前記一次混合器の
混合室に接着剤等の主剤を供給する所定の混合比に見合
の太目配管、例えば前述同様の10対1程度の混合比に
見合の6IM1程度の内径の配管と、前記混合室に硬化
剤等の添加剤を供給する所定の混合比に見合の細目の配
管、例えば前述同様の10対1程度の混合比に見合の2
M程度の内径の配管とを、該混合室の側方にそれぞれ対
向して配設した一次混合手段であって、主剤と添加剤の
混合室内への供給時に両者に衝突作用が生起されること
によって、添加剤による壁面の濡れを多量の主剤で洗い
流すようにしたものである。
次にまた本発明の従属発明(d)は、前記一次混合器の
混合室に接着剤等の主剤を供給する所定の混合比に見合
の太目の配管、例えば前述同様の10対1程度の混合比
に見合の6IIun程度の内径の配管を該混合室の側方
に配設し、また該混合室に硬化剤等の添加剤を供給する
所定の混合比に見合の細目の配管、例えば前述同様の1
0対1程度の混合比に見合の2Irun程度の内径の配
管を該混合室の直上にそれぞれ配設した一次混合手段で
あって、主剤と添加剤の混合室内への供給時に主剤と添
加剤の衝突作用と主剤による添加剤の包み込み作用が複
合して生起されることによって、添加剤による壁面の濡
れを多量の主剤で洗い流すようにしたものである。
次にまた本発明の従属発明(e)は、前記一次混合器の
混合室に接着剤等の主剤を供給する所定の混合比に見合
の太目の配管、例えば前述同様の10対1程度の混合比
に見合の6JII#I程度の内径の配管を該混合室の接
線方向に配設し、また該混合室に硬化剤等の添加剤を供
給する所定の混合比に見合の細目の配管、例えば前述同
様の10対1程度の混合比に見合の2InIr1程度の
内径の配管を該混合室の側方にそれぞれ配設した一次混
合手段で゛ありて、主剤と添加剤の混合室内への供給時
に主剤が添加剤を巻き込む旋回作用が生起されることに
よって、添加剤による壁面の濡れを主剤で洗い流す、よ
うにしたものである。
次にまた本発明の従属発明(f)は、前記一次混合器の
混合室に接着剤等の主剤を供給する所定の混合比に見合
の太目の配管、例えば前述同様の10対1程度の混合比
に見合の6#t111程度の内径の配管を該混合室の接
線方向に配設し、また該混合室に硬化剤等の添加剤を供
給する所定の混合比に見合の細目の配管、例えば前述同
様の10対1程度の混合比に見合の2闇程度の内径の配
管を該混合室の直上にそれぞれ配設した一次混合手段で
あって、主剤と添加剤の混合室内への供給時に主剤が添
加剤を巻き込む旋回作用と主剤が添加剤を包み込む包み
込み作用が複合して生起されることによって、添加剤に
よる壁面の濡れを主剤で洗い流すようにしたものである
次にまた本発明の従属発明(0)は、前記一次混合器の
混合室に接着剤等の主剤を供給する所定の混合比に見合
の太目の配管、例えば前述同様の10対1程度の混合比
に見合の6m程度の内径の配管と、該混合室に硬化剤等
の添加剤を供給する所定の混合比に見合の細目の配管、
例えば前述同様の10対1程度の混合比に見合の2#1
程度の内径の配管とを、該混合室の接線方向にそれぞれ
配設した一次混合手段であって、主剤と添加剤の混合室
内への供給時に主剤が添加剤を巻き込む旋回作用がそれ
ぞれ複合して生起されることによって、添加剤による壁
面の濡れを主剤で洗い流すようにしたものである。
(実施例) 第1図は本発明全体の実施例を示すものであって、接着
剤等の主剤および硬化剤等の添加剤はそれぞれ主剤タン
ク21および添加剤タンク22に貯蔵されていて、二液
加圧ポンプユニット5の主ピストンポンプ1と副ピスト
ンポンプ2にそのまま、または適宜ポンプにより加圧し
て供給される。前記主ピストンポンプ1と副ピストンポ
ンプ2の吐出量は、そのボア径と比率調整レバー3の支
点23から主ピストンポンプ1と副ピストンポンプ2の
設定距離によって決まる所定の混合比の吐出量に、例え
ば10対1程度の混合比と最大4 KjJ / mln
程度の総吐出屋に調整されて、主剤は混合比見合の内径
6m程度の太目の配管13により、また添加剤は混合比
見合の内径2s程度の細目の配管14により一次混合器
6に100〜200Kg/CIA程度の加圧力で塗布体
8の一枚分の全面塗布作業に必要な主剤と添加剤が前記
二液加圧ポンプユニット5から間欠的に供給される。前
記一次混合器6に供給された主剤と添加剤は、該一次混
合器6内で最初の粗い混合動作が行われて、その粗く混
合した一次混和物をオリフィス部材11を経由しながら
これを更に密に混合するスタティックミキサー等からな
る二次混合器7に送って開閉弁9により前記所定の混合
比と所定の加圧力のままこれを一時的に保持する。然る
時にコンベヤー24により塗布体8が搬送されて来て塗
布場所の直下に到来すると、その到来を光電スイッチ等
のセンサー25により検知して、該塗布体8の一枚分が
通過する間、前記二液加圧ポンプユニット5の流体シリ
ンダー4と前記開閉弁9を制御l器26により発動して
、スプレーガン10によりその表面に密に混合された主
剤と添加剤の二次混和物を搬送につれて横−文字状に2
00g/m程度の塗布量を噴霧し、−回の全面塗布作業
を終える。前記−回の全面塗布作業が終れば前記開閉弁
9が前記制御器26によって閉されると共に、前記二液
加圧ポンプユニット5の流体シリンダー4も復帰して、
再び該二液加圧ポンプユニット5の主ピストンポンプ1
と副ピストンポンプ2による次回の主剤と添加剤の所定
混合比と所定加圧力の加圧動作が継続して開始される接
着剤等の二液加圧混合噴霧機である。
次に第2〜11図は本発明の特定発明(a)および従属
発明(b)の一次混合手段の実施例を示すものであって
、前記二液加圧ポンプユニット5により所定混合比と所
定加圧力のちとに内径6馴程度の太目の配管13および
内径2M程度の細目の配管14により加圧供給された主
剤と添加剤を粗く、および密に混合する前記一次混合器
6と、前記スタティックミキサー等の二次混合器7の連
結部位に流路抵抗を付加する、特に多量の主剤が前記一
次混合器6の混合室12から直接二次混合器7まで自由
に通過して行くのを制限するように、弗素樹脂等の不活
性材料によって作られた内径4順程度のオリフィス部材
11を挿入して、主剤による添加剤の包み造作用が前記
オリフィス部材11の中で生起されるようにした一次混
合手段である。尚、前記二次混合器7を形成するスタテ
ィックミキサーは、図示のようにステンレス等の不銹材
料によって作られた右捻りのエレメント27aと左捻り
のエレメント27bを内径6〜8m程度のパイプ内に交
互に直交させて、その流れの分割作用と流れの反転作用
と流れの転換作用によって、数百回以上にもおよぶ密な
混合動作を通過中に行わせるものである。
次にまた第2〜3図は本発明の従属発明(C)の実施例
を示すものであって、弗素樹脂等の不活性材料によって
作られた直径20#程度の混合室12の側方に、内径6
馴程度の太目の配管13と、内径2InIn程度の細目
の配管14をそれぞれ対向して配設し、該配管13.1
4から吐出する主剤と添加剤に矢印のような衝突作用が
前記混合室12の中で生起されるようにした一次混合手
段である。
次にまた第4〜5図は本発明の従属発明(d>の実施例
を示すものであって、弗素樹脂等の不活性材料によって
作られた直径20m程度の混合室12の側方と直上に、
内径6#程度の太目の配管13と、内径2#程度の細目
の配管14をそれぞれ配設して、該配管13.14から
吐出する主剤と添加剤に矢印のような衡突作用と包み込
み作用が前記混合室12の中で複合して生起されるよう
にした一次混合手段である。
次にまた第6〜7図は本発明の従属発明(e)の実施例
を示すものであって、弗素樹脂等の不活性材料によって
作られた直径20m程度の混合室12の接線方向に内径
6171Ill程度の太目の配管13を、また前記混合
室12の側方に内径2馴程度の細目の配管14をそれぞ
れ配設して、該配管13.14から吐出する主剤と添加
剤に矢印のような主剤が添加剤を巻き込む旋回作用が前
記混合室12の中で生起されるようにした一次混合手段
である。
次にまた第8〜9図は本発明の従属発明(f)の実施例
を示すものであって、弗素樹脂等の不活性材料によって
作られた直径20m程度の混合室12の接線方向に内径
6m程度の太目の配管13を、また前記混合室12の直
上に内径2M程度の細目の配管14をそれぞれ配設して
、該配管13.14から吐出する主剤と添加剤に矢印の
ような主剤が添加剤を巻き込む旋回作用と主剤が添加剤
を包み込む包み込み作用が複合して前記混合室12の中
で生起されるようにした一次混合手段である。
次にまた第10〜11図は本発明の従属発明(g)の実
施例を示すものであって、弗素樹脂等の不活性材料によ
って作られた直径20m程度の混合室12の接線方向に
、内径6M程度の太目の配管13と、内径21rII1
1程度の細目の配管14をそれぞれ配設して、該配管1
3.14から吐出する主剤と添加剤に矢印のような主剤
が添加剤を巻き込む旋回作用がそれぞれ複合して前記混
合室12の中で生起されるようにした一次混合手段であ
る。
〔発明の効果〕
本発明は以上に説明したように、接着剤等の主剤と硬化
剤等の添加剤を最初に粗く混合する際の一次混合手段を
、供給された添加剤が流路の一部の壁面を濡らしたまま
、流路の大部分を自由に通過して行く主剤に、よって充
分に洗い流されずにそのままR留することがないように
、該流路に抵抗を付加するオリフィス部材を挿入するこ
とによって、特に主剤の混合室からの自由通過を制限し
て、多量の主剤によって少量の添加剤を包み込むように
、狭い流路内を一緒に流通させる包み込み作用によって
、添加剤による壁面の濡れを多量の主剤で洗い流す機能
を付与すると共に、主剤と添加剤の混合室内への供給時
に両者に衝突や包み込みや旋回の諸作用を単独または複
合して生起させることによりζ添加剤の一部の滞留によ
る壁面の濡れを多量の主剤により終始洗い流す機能も併
せて付与した一次混合手段であるから、本発明の一次混
合手段による時は従来装置の一次混合器に惹起されてい
た、混合量が少ない添加剤供給側の太目の流路の丁字形
接続部位から二次混合器の接続口の壁面にかけて、太目
の流路の大部分を自由に通過して行く主剤によって充分
に洗い流されずに壁面の一部を濡らしたまま滞留してい
る添加剤が一部の主剤と反応してゲル化し、コレステロ
ール様に成長じて行く付着硬化物によって、次第に流路
が狭められて所定混合比の塗布作業の継続を不可能にす
るばかりでなく、付@硬化物の落下混入によるスプレー
ノズルの詰りを多発するので、作業の途中であっても高
頻度に亘って機器の解体清掃作業を余儀なくされていた
機能的難点を悉く払拭し得たものであり、実施効果の極
めて顕著な発明である。
【図面の簡単な説明】
第1図は主剤と添加剤の供給径路およびその制御回路の
説明図、第2.4,6,8.10図は一次混合器と二次
混合器を連結するオリフィス部材の一部切欠き側面図、
第3.5,7,9゜11図は同じく一部切欠き平面図、
第12図は従来装置の一次混合器の切欠き側面図を示す
ものである。 1・・・主ピストンポンプ、2・・・副ピストンポンプ
、3・・・比率調整レバー、4・・・流体シリンダー5
・・・二液加圧ポンプユニット、6・・・一次混合器、
7・・・二次混合器、8・・・塗布体、9・・・開閉弁
、10・・・スプレーノズル、11・・・オリフィス部
材、12・・・混合室、13.14・・・配管。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、接着剤等の主剤を加圧する主ピストンポンプ(1)
    と、硬化剤等の添加剤を加圧する副ピストンポンプ(2
    )と、前記主ピストンポンプ(1)と副ピストンポンプ
    (2)とを比率調整レバー(3)を介して流体シリンダ
    ー(4)に一体に連結した二液加圧ポンプユニット(5
    )と、前記二液加圧ポンプユニット(5)により加圧さ
    れた所定混合比の前記主剤と添加剤を最初に粗く混合す
    る一次混合器(6)と、前記粗く混合された主剤と添加
    剤の一次混和物を更に密に混合するスタティックミキサ
    ー等の二次混合器(7)と、前記密に混合さた主剤と添
    加剤の二次混和物を塗布体(8)の表面に噴霧する開閉
    弁(9)付のスプレーノズル(10)とからなる接着剤
    等の二液加圧混合噴霧機において、前記二液加圧ポンプ
    ユニット(5)により所定混合比のもとに加圧供給され
    た主剤と添加剤を粗く、および密に混合する前記一次混
    合器(6)と二次混合器(7)の連結部位にオリフィス
    部材(11)を挿入したことを特徴とする接着剤等の二
    液加圧混合噴霧機における混合装置。 2、前記オリフィス部材(11)の内径を、前記一次混
    合器(6)の混合室(12)に主剤を供給する所定の混
    合比に見合の太目の配管(13)の内径よりは細目に、
    また前記混合室(12)に添加剤を供給する所定の混合
    比に見合の細目の配管(14)の内径よりは太目に設定
    した、請求項1、記載の接着剤等の二液加圧混合噴霧機
    における混合装置。 3、前記一次混合器(6)の混合室(12)に主剤を供
    給する所定の混合比に見合の太目の配管(13)と、前
    記混合室(12)に添加剤を供給する所定の混合比に見
    合の細目の配管(14)とを、該混合室(12)の側方
    にそれぞれ対向して配設した、請求項1、記載の接着剤
    等の二液加圧混合噴霧機における混合装置。 4、前記一次混合器(6)の混合室(12)に主剤を供
    給する所定の混合比に見合の太目の配管(13)を該混
    合室(12)の側方に配設し、また該混合室(12)に
    添加剤を供給する所定の混合比に見合の細目の配管(1
    4)を該混合室(12)の直上にそれぞれ配設した、請
    求項1、記載の接着剤等の二液加圧混合噴霧機における
    混合装置。 5、前記一次混合器(6)の混合室(12)に主剤を供
    給する所定の混合比に見合の太目の配管(13)を該混
    合室(12)の接線方向に配設し、また該混合室(12
    )に添加剤を供給する所定の混合比に見合の細目の配管 (14)を該混合室(12)の側方にそれぞれ配設した
    、請求項1、記載の接着剤等の二液加圧混合噴霧機にお
    ける混合装置。 6、前記一次混合器(6)の混合室(12)に主剤を供
    給する所定の混合比に見合の太目の配管(13)を該混
    合室(12)の接線方向に配設し、また該混合室(12
    )に添加剤を供給する所定の混合比に見合の細目の配管 (14)を該混合室(12)の直上にそれぞれ配設した
    、請求項1、記載の接着剤等の二液加圧混合噴霧機にお
    ける混合装置。 7、前記一次混合器(6)の混合室(12)に主剤を供
    給する所定の混合比に見合の太目の配管(13)と、該
    混合室(12)に添加剤を供給する所定の混合比に見合
    の細目の配管(14)とを、該混合室(12)の接線方
    向にそれぞれ配設した、請求項1、記載の接着剤等の二
    液加圧混合噴霧機における混合装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0529981U (ja) * 1991-09-26 1993-04-20 株式会社三谷バルブ 混合機能を備えたノズル
KR100385285B1 (ko) * 1995-10-21 2003-08-25 명진산업 주식회사 2액 혼합 경화성 수지의 주입기 및 주입 믹서 노즐

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KR100385285B1 (ko) * 1995-10-21 2003-08-25 명진산업 주식회사 2액 혼합 경화성 수지의 주입기 및 주입 믹서 노즐

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