JPH03125978A - 架空送電線の事故点標定装置 - Google Patents

架空送電線の事故点標定装置

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JPH03125978A
JPH03125978A JP26398489A JP26398489A JPH03125978A JP H03125978 A JPH03125978 A JP H03125978A JP 26398489 A JP26398489 A JP 26398489A JP 26398489 A JP26398489 A JP 26398489A JP H03125978 A JPH03125978 A JP H03125978A
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JP
Japan
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surge
sensor
magnetic field
line
time difference
Prior art date
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Pending
Application number
JP26398489A
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English (en)
Inventor
Makoto Hashimoto
誠 橋本
Takeshi Kawamura
武司 川村
Kouichi Hibayashi
檜林 弘一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用公費〉 本発明は架空送電線の事故点標定装置に関し、送電を中
止することなく事故点標定装置の取付や点検ができるよ
う企図したものである。
〈従来の技術〉 送電線には断線・落雷など諸種の原因により地絡・短絡
等の事故が発生する。かかる事故による損傷を最少限に
抑え、迅速に健全状態に復帰するためには、まず事故の
発生地点を検出し、次いで事故区間を健全区間から切り
離す等の所要の処理をする必要がある。
送電線の線路方向に装置を分布して設置する方式により
事故点を標定する従来センシング技術の例としては、光
CT方式、光碍官方式、無線方式等がある。これら従来
センシング技術を順次説明する。
光CT方式では、地絡や落雷などの事故により生じたサ
ージを検出するセンサとして、第5図に示すような光C
Tl0を用いている。
光CTl0は、架空地線GWが貫通する鉄心11とトロ
イダルコイル12とサージアブソーバ13とツェナーダ
イオード14とダイオード15と発光ダイオード16と
抵抗17と光ファイバ18を主要構成としている。事故
が生じると架空地線GWにもサージ電流が流れ、これを
原因として変流電流がトロイダルコイル12に流れて発
光ダイオード16が発光し、この光が光ファイバ18を
通して伝送される。
このような光CTl0を、所要距離はなして送電系統に
複数設置し、事故時において、各光CTから送出された
光が判別装置19に到着した各時点相互の差を基に、事
故点(地絡地点や落雷地点など)を標定している。
光碍管方式では、第6図に示すように、数万ボルトの電
圧がかかっている電力@20にサージ検出センサ21を
備えている。サージ検出センサ21は検出信号を光信号
として出力し、この光信号は光ファイバ22を介して伝
送される。光ファイバ22は、鉄塔23と送電@20と
の間では碍子24中に封入されている。これにより、高
電位になっている電力線20とアース電位になっている
鉄塔23との間で、光ファイバ22に沿う空気の絶縁破
壊による短絡(放電)が生じることを防止している。
このようなサージ検出センサ21を、所要距離はなして
送電線に複数設置し、事故時において、各サージ検出セ
ンサから送出された光信号が判別装置25に到着した各
時点相互の差を基に、事故点(地路地点や落雷地点など
)を標定している。
無線方式では電力線にサージ検出センサを備え、サージ
検出センサで検出した信号を無線により判別装置に送っ
ている。他は光碍管方式と同様であり、各サージ検出セ
ンサから無線で送出された信号が判別装置に到着した各
時点相互の差を基に、事故点を標定している。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところで上述した従来技術は次のような問題があった。
光CT方式では、光CTl0を、検査対象である電力線
ではなく、電力線からはなれてはいるが事故の影響を受
ける架空地@GWに備えている。つまり事故を直接的に
検査・標定しているわけではなく、間接的な検査・標定
をしているため、標定の精度が悪くなってしまう。なお
、仮に光CTをそのまま電力線に備えなとすると、取付
時に停電をしなければならず、また検出信号を取り出す
ラインに沿い空気の絶縁破壊が生じて電力線とアース電
位部(鉄塔等)との間が短絡してしまい、現実にはこの
ようにすることができない。
一方、光碍管方式や無線方式では、センサを電力線に取
り付けているため、センサの取付や点検をするときには
、送電を中止しなければならず、電力の継続的な安定供
給を使命としている電力会社にとってきわめて甚大な損
失となる。
本発明は、上記従来技術に鑑み、事故点を標定する精度
が高く且つ送電を中止することなく取付・点検のできる
事故点標定装置を提供するものである。
く課題を解決するための手段〉 上記課題を解決する本発明の構成は、磁界センサを用い
て空間磁界の変化を基にサージを検出し、各磁界センサ
から送出された検出光信号が判別装置に到着した各時点
相互の時間差を基に、事故点を標定することを特徴とす
る。
く実 施 例〉 以下に本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る事故点標定装置を示す
構成図、第2図はその信号系を示す説明図である。両図
に示すように各鉄塔7間には、電力線50及び光ファイ
バ複合梁空地@ (OPGW)51でなる架空送電線が
架設されている。電力1i150は碍子52を介して鉄
塔Tから吊下されており、0PGW51は地線内部に通
信用の光ファイバを組み込んで形成されている。
この実施例では各鉄塔Tにそれぞれ1箇づつ磁界センサ
60を設置している。磁界センサ60は電力線50から
離れており、電力線50に高電圧がかかっていても、空
気の絶縁破壊による放電が電力線50と磁界センサ60
との間で発生することがないようにしている。
このように磁界センサ60が電力線50から離れている
ため、磁界センサ60の取付や修理・点検は、電力線5
0で送電を行っている活線時にも実行することができる
。この磁界センサ60は、第3図に示すように、サーチ
コイル61.アンプ622発光ダイオード63゜バッテ
リ64及びソーラセル65により構成されている。この
磁界センサ60では空間磁界の変化をサーチコイル61
で検出し、サージが生じたときに発光ダイオード63が
発光し、これがサージ検出光信号となって光ファイバ6
6により伝送される。また磁界センサ60の必要電力は
、ソーラセル65で光電変換してバッテリ64に充電し
た電力を用いろ。
各磁界センサ60から出力されたサージ検出光信号は光
ファイバ66を介して判別装置70に送られろ。判別装
置70は、最初にサージを検出した磁界センサ60から
出力されたサージ検出光信号を受信した時点と、その後
にサージを検出した磁界センサ60から出力されたサー
ジ検出光信号を受信した時点との時間差tを検出する。
判別装置70は、時間差tを情報として含む時間差光信
号を、複合架空地線51の光ファイバを介して、変電所
などの中央処理装置71に送る。中央処理装置71は、
時間差tを基に事故発生点がどこであるかを標定する。
例えば第2図において判別装置70を備えた鉄塔T□と
その左隣給の鉄塔T2との径間をL1鉄塔T1と事故点
Aとの距離をX、サージが電力線50を伝わる速度をv
c1サージ検出光信号が光ファイバ66を伝わる速度を
Vとすると次式が成立する。
この式を基に鉄塔T1から事故点Aまでの距離Xがわか
るのである。
なお上記実施例では鉄塔Tに1つの磁界センサ60を設
置したが、第4図(a) (blに示すように、電力線
50の1本ごと、つまり各相に対応して1つづつ磁界セ
ンサ60を設置してもよい。また磁界センサを鉄塔以外
の他の支持物に設置してもよい。更に磁界センサとして
は、第3図に示すものの他、光機能材料ビスマス・シリ
コン・オキサイド(BSO)単結晶を有しこのBSO単
結晶のファラデー効果を利用して磁界を検出するタイプ
の磁界センサを用いてもよい。
〈発明の効果〉 以上実施例とともに具体的に説明したように、本発明に
よれば、空間磁界の変化を基にサージを検出する磁界セ
ンサを用い、この磁界センサを電力線から離して設置し
ているので、活線時であってもセンサの取付・点検等が
でき、送電を中止しなくてもよい。また空間磁界の変化
をとらえているので正確にサージ検出ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す構成図、第2図は実施例
の信号系を示す説明図、第3図は磁界センサを示すブロ
ック図、第4図(a) (b)は磁界センサの取付状態
を示す説明図、 第5図は光CTを示す構成図、 第6図は光碍管方式を示す構成図である。 図面中、 50は電力線、 51は光ファイバ複合架空地線、 52は碍子、 60は磁界センサ、 66は光ファイバ、 70は判別装置、 71は中央処理装置である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 電力線及び架空地線でなる架空送電線の線路方向に沿い
    離間して設置され、事故により架空送電線に生じたサー
    ジを検出して検出信号を出力する複数のサージ検出セン
    サと、 各サージ検出センサから出力される検出信号をラインを
    介して受信し、最初にサージを検出したサージ検出セン
    サから出力された検出信号を受信した時点とその後にサ
    ージを検出したサージ検出センサから出力された検出信
    号を受信した時点との時間差を検出する判別装置と、判
    別装置で検出した時間差を基に事故点を標定する中央処
    理装置とを有する事故点標定装置において、 前記サージ検出センサは、空間磁界の変化を基にサージ
    を検出してサージ検出光信号を出力する特性を有し、空
    気の絶縁破壊による電力線からの放電発生を回避する距
    離だけ電力線から離れて設置された磁界センサであり、 前記ラインは光ファイバであることを特徴とする架空送
    電線の事故点標定装置。
JP26398489A 1989-10-12 1989-10-12 架空送電線の事故点標定装置 Pending JPH03125978A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104913727A (zh) * 2015-04-30 2015-09-16 广西电网有限责任公司电力科学研究院 一种分布式测量光纤复合架空地线覆冰厚度的方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104913727A (zh) * 2015-04-30 2015-09-16 广西电网有限责任公司电力科学研究院 一种分布式测量光纤复合架空地线覆冰厚度的方法

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