JPH0312563B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0312563B2
JPH0312563B2 JP58165292A JP16529283A JPH0312563B2 JP H0312563 B2 JPH0312563 B2 JP H0312563B2 JP 58165292 A JP58165292 A JP 58165292A JP 16529283 A JP16529283 A JP 16529283A JP H0312563 B2 JPH0312563 B2 JP H0312563B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diisocyanate
groups
water
mol
acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58165292A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5964617A (ja
Inventor
Shutsuutsu Heruberuto
Etsukeruto Gyuntaa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BASF SE
Original Assignee
BASF SE
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BASF SE filed Critical BASF SE
Publication of JPS5964617A publication Critical patent/JPS5964617A/ja
Publication of JPH0312563B2 publication Critical patent/JPH0312563B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/70Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the isocyanates or isothiocyanates used
    • C08G18/72Polyisocyanates or polyisothiocyanates
    • C08G18/74Polyisocyanates or polyisothiocyanates cyclic
    • C08G18/75Polyisocyanates or polyisothiocyanates cyclic cycloaliphatic
    • C08G18/751Polyisocyanates or polyisothiocyanates cyclic cycloaliphatic containing only one cycloaliphatic ring
    • C08G18/752Polyisocyanates or polyisothiocyanates cyclic cycloaliphatic containing only one cycloaliphatic ring containing at least one isocyanate or isothiocyanate group linked to the cycloaliphatic ring by means of an aliphatic group
    • C08G18/753Polyisocyanates or polyisothiocyanates cyclic cycloaliphatic containing only one cycloaliphatic ring containing at least one isocyanate or isothiocyanate group linked to the cycloaliphatic ring by means of an aliphatic group containing one isocyanate or isothiocyanate group linked to the cycloaliphatic ring by means of an aliphatic group having a primary carbon atom next to the isocyanate or isothiocyanate group
    • C08G18/755Polyisocyanates or polyisothiocyanates cyclic cycloaliphatic containing only one cycloaliphatic ring containing at least one isocyanate or isothiocyanate group linked to the cycloaliphatic ring by means of an aliphatic group containing one isocyanate or isothiocyanate group linked to the cycloaliphatic ring by means of an aliphatic group having a primary carbon atom next to the isocyanate or isothiocyanate group and at least one isocyanate or isothiocyanate group linked to a secondary carbon atom of the cycloaliphatic ring, e.g. isophorone diisocyanate
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/08Processes
    • C08G18/0804Manufacture of polymers containing ionic or ionogenic groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/08Processes
    • C08G18/10Prepolymer processes involving reaction of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen in a first reaction step
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/70Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the isocyanates or isothiocyanates used
    • C08G18/72Polyisocyanates or polyisothiocyanates
    • C08G18/721Two or more polyisocyanates not provided for in one single group C08G18/73 - C08G18/80
    • C08G18/724Combination of aromatic polyisocyanates with (cyclo)aliphatic polyisocyanates

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、架橋されたポリウレタン−イオノマ
ー分散液の製法に関し、このものから改善された
性質特に減少した熱敏感性及び高められた軟化温
度を有する被覆を製造することができる。
乳化剤不含の水性ポリウレタン分散液は、重合
体分子中にイオン性中心を組込み、含水有機溶剤
に溶解し、有機溶剤を除去することにより製造さ
れることが知られており、例えば西ドイツ特許第
1495745号明細書に記載されている。
その場合普通は最初に、100℃以下で沸騰する
水と混合しうる有機溶剤中で好ましくは線状の高
分子ジヒドロキシル化合物、ジイソシアナート及
び低分子の連鎖延長剤からイソシアナート基含有
予備重合体を製造し、このものを2個の共反応性
基、一般に水酸基又はアミノ基を有するイオン性
の連鎖延長剤及び塩の基又は塩に変化しうる基と
反応させる。次いでこのイオン性に変性されたポ
リウレタンの溶液中に水を撹拌混合し、そして有
機溶剤を蒸発除去する。こうして陽イオン性なら
びに陰イオン性の分散液を製造できる。
こうして得られる生成物はその良好な性質のた
め、若干の分野において工業的規模で使用され
る。しかしこの生成物は広い用途を制限するある
種の欠点を有する。すなわち例えばこれから製造
された被膜は、高められた温度において多くの場
合不満足である。なぜならばそれが迅速に軟化し
て粘着するからである。
さらに西ドイツ特許第1282962号及び西ドイツ
特許出願公開第2035730号各明細書によれば、多
官能性の基NCO含有予備重合体をポリアミンと
水性媒質中で強い撹拌下に反応させることによ
り、繊維質の架橋された粒子の水性ポリウレタン
懸濁液を製造することが知られている。しかしこ
の懸濁液はフイルムを形成せず、それに含有され
る粒子は高温においても互いに融着しうるにすぎ
ない。それ故この懸濁液は特別の用途、例えば熱
密封接着にしか使用できない。オランダ特許出願
第7406798号明細書には、架橋されたポリウレタ
ンからの分散液の製法が記載されており、その場
合分枝状ポリエステルをイソホロンジイソシアナ
ート、低分子の連鎖延長剤及びモノアミノ酸のア
ルカリ金属塩と反応させる。しかしこの方法も、
再現性が劣り、かつ一定しない性質を有する製品
に導くので不満足である。
本発明者らは、塩の基を結合含有し脂肪族基及
び/又は脂環族基に結合した末端イソシアナート
基を有するポリウレタン予備重合体を、沸点20〜
100℃の水と混合しうる有機溶剤中で多官能性ポ
リイソシアナートと混合し、得られた溶液を水中
に分散させ、そして有機溶剤を蒸発除去すると
き、イソシアナート基含有予備重合体と多官能性
化合物との反応により架橋されたポリウレタン−
イオノマーの水性分散液を有利に製造しうること
を見出した。末端イソシアナート基を有するポリ
ウレタン予備重合体及び低分子ポリイソシアナー
トの溶液を水と混合すると、水は予備重合体及び
低分子ポリイソシアナートのイソシアナート基と
反応して架橋する。このことは予想外のことであ
る。なぜならば水との反応は迅速な連鎖の切断及
び主として低分子生成物の形成に導くことが予期
されたからである。
新規方法のためには、塩の基を結合含有し、脂
肪族基及び/又は脂環族基に結合したイソシアナ
ート基を有するポリウレタン予備重合体が用いら
れる。このポリウレタン予備重合体は好ましくは
0.1〜2重量%のイソシアナート基含量を有する。
この予備重合体は一般に、800〜5000好ましくは
800〜3000の分子量を有するポリヒドロキシル化
合物、有機ジイソシアナート及び場合により500
以下の分子量を有する低分子の連鎖延長剤から製
造できる。この予備重合体は好ましくは0.02〜1
重量%の塩様の基を結合含有する。
予備重合体の製造に適する高分子ポリヒドロキ
シル化合物は、800〜5000の分子量を有するすべ
ての普通のポリエステル、ポリエーテル、ポリエ
ーテルエステル、ポリチオエーテル、ポリアセト
ン、ポリアセタール、ポリエステルアミド及びポ
リアミドであつて、分子量800〜3000のものが特
に有利である。これらの化合物は一般に大部分線
状であり、従つてイソシアナート付加からみて二
官能性である。これらの化合物は単独で又は混合
して相互に又は順次にポリイソシアナートと常法
により反応させることができる。
末端水酸基を有する好適なポリエステルは、例
えば2〜12個好ましくは4〜8個の炭素原子を有
するジカルボン酸及び多価アルコールから製造で
きる。ジカルボン酸は脂肪族、脂環族、芳香族及
び/又は複素環族のものであつてよく、場合によ
り異種原子を含有し、例えばハロゲン原子により
置換されていてもよく、そして/又はオレフイン
性不飽和であつてよい。
好適なジカルボン酸は、例えば次のものであ
る。脂肪族ジカルボン酸例えばこはく酸、グルタ
ル酸、アジピン酸、コルク酸、アゼライン酸又は
セバシン酸、脂環族ジカルボン酸例えばヘキサヒ
ドロフタル酸又はエンドメチレンテトラヒドロフ
タル酸、芳香族ジカルボン酸例えばフタル酸、イ
ソフタル酸、テレフタル酸、ナフタリンジカルボ
ン酸又はテトラクロルフタル酸、不飽和ジカルボ
ン酸例えばマレイン酸、フマル酸又は二量体脂肪
酸。
ジカルボン酸も単独で又は混合物としてあるい
は順次に使用できる。水酸基含有ポリエステルを
製造するためには場合により、遊離カルボン酸の
代わりにカルボン酸誘導体例えばアルコール残基
中に1〜4個の炭素原子を有するカルボン酸エス
テル、カルボン酸無水物又はカルボン酸クロリド
を用いることが特に有利である。場合により環状
ラクトンを併用することもできる。
多価アルコールの例は次のものである。場合に
より異種原子を含有し、不飽和であり、そして/
又は置換された、2〜16個好ましくは2〜6個の
炭素原子を有するジオール、例えばエチレングリ
コール、プロピレングリコール−1,2及び−
1,3、ブタンジオール−1,3、−1,4及び
−2,3、ペンタンジオール−1,5、ヘキサン
ジオール−1,6、オクタンジオール−1,8、
デカンジオール−1,10、ネオペンチルグリコー
ル、2−メチルプロパンジオール−1,3、3−
メチルペンタンジオール−1,5、ジエチレング
リコール、ジプロピレングリコール又はジブチレ
ングリコールならびに約1000までの分子量を有す
るそれらの同族体。さらに少量のアミノアルコー
ル又はジアミン、例えばエタノールアミン、N−
メチルエタノールアミン、プロパノールアミン、
エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン又は
ピペラジン、ならびに少量の多官能性の好ましく
は三官能性のアルコール例えば特にグリセリン、
トリメチロールプロパン及びヘキサントリオール
を併用することができる。
前記種類の多価アルコールも単独であるいは任
意の混合物として相互に又は順次に使用できる。
好適なものはさらに、炭酸と前記のジオール特に
4〜6個の炭素原子を有するもの、例えばブタン
ジオール及び/又はヘキサンジオールとの水酸基
含有ポリエステル、ならびに環状ラクトン例えば
場合により置換されたε−カプロラクトンの重合
生成物である。
好適な高分子の水酸基含有ポリエステルは次の
ものである。エポキシド例えばエチレンオキシ
ド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、エ
ピクロルヒドリン又はさらにスチロールオキシド
の普通の重合生成物(これはルイス酸例えばBF3
の存在下に製造される)、あるいはこれらのエポ
キシドを場合により任意に混合して相互に又は順
次に、二官能性及び/又は三官能性の開始剤分
子、例えば水、アンモニアもしくはアミン例えば
アニリン又は好ましくは多価アルコール例えばエ
チレングリコール、プロピレングリコール、ブタ
ンジオール、グリセリン、トリメチロールプロパ
ン、ヘキサントリオール、ハイドロキノン、シク
ロヘキサンジオール、4,4−ジヒドロキシジフ
エニルプロパン又は4,4′−ジヒドロキシジシク
ロヘキシルプロパンに付加した生成物。さらに環
状エーテル例えばテトラヒドロフラン、ヘキサメ
チレンオキシド又はオクタメチレンオキシドの重
合生成物ならびに水酸基含有ポリブタジエンが適
している。
ポリアセタールとしては、好ましくは水に不溶
のホルマール例えばポリブタンジオールホルマー
ル又は−ヘキサンジオールホルマールが用いられ
る。ポリチオエーテルとは特に、チオジグリコー
ル同士の及び/又はそれと他のグリコール、ジカ
ルボン酸、ホルムアルデヒド、アミノカルボン酸
又はアミノアルカノールとの縮合生成物をいう。
その場合補助成分に応じてポリチオ混合エステ
ル、ポリチオエーテルエステル又はポリチオエー
テルエステルアミドが得られる。
予備重合体の製造に適するジイソシアナート
は、すべての既知のかつ普通の脂肪族、脂環族、
芳香族及び脂肪族−芳香族のジイソシアナートで
あつて、その例は次のものである。ブタン−1,
4−ジイソシアナート、ヘキサン−1,6−ジイ
ソシアナート、2,2,4−及び2,4,4−ト
リメチルヘキサメチレンジイソシアナート、ダイ
メリルジイソシアナート、リジンエステルジイソ
シアナート、シクロヘキサンジイソシアナート、
メチルシクロヘキサンジイソシアナート、イソホ
ロンジイソシアナート、キシリレンジイソシアナ
ート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアナー
ト、ジフエニルメタンジイソシアナート、ジフエ
ニルエタンジイソシアナート、2,4−及び2,
6−トルオールジイソシアナート及びその工業的
異性体混合物、ナフタリン−1,5−ジイソシア
ナート、ジフエニルジイソシアナート、3,3′−
ジメチル−4,4′−ジイソシアナート−ジフエニ
ル、フエニルシクロヘキシルメタンジイソシアナ
ート及びフエニルエチルジイソシアナート。これ
らのジイソシアナートは単独で又は相互に混合し
て又は順次に使用できる。しかし本発明において
重要なことは、予備重合体が専ら(脂環)脂肪族
の末端基を有することである。従つて芳香族ジイ
ソシアナートは単独で使用してはならず、西ドイ
ツ特許第2645779号明細書の記載に対応して脂肪
族又は脂環族のジイソシアナートと組合せてのみ
使用する必要がある。すべての用いられたジイソ
シアナートの全量に対する芳香族ジイソシアナー
トのモル割合は90%までであつてよく、好ましく
は70%以下の芳香族ジイソシアナートが用いられ
る。
予備重合体の製造のために適する塩の基不含の
500以下の分子量を有する低分子の連鎖延長剤は、
次のものである。普通のグリコール例えばエチレ
ングリコール、プロピレングリコール、1,4−
ブタンジオール、ペンタンジオール、1,6−ヘ
キサンジオール、ネオペンチルグリコール、シク
ロヘキサンジオール、2,2−ビス−(4−ヒド
ロキシエトキシフエニル)−プロパン、ハイドロ
キノンのアルコキシル化生成物、ジエチレン−又
はジプロピレングリコール、ジアミン例えばヒド
ラジン、エチレンジアミン、プロピレンジアミ
ン、ブタンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、
ピペラジン、イソホロンジアミン、シクロヘキサ
ンジアミン、ジアミノジシクロヘキシルメタン、
トリオールジアミン、ジアミノジフエニルメタン
ならびにアミノアルコール及び水。
予備重合体中に塩の基を導入するには、基本的
にはそれを構成するために用いられるすべての成
分によつて行いうるが、塩の基又は塩に変化しう
る基ならびにイソシアナートと反応する2個の基
を有する連鎖延長剤を比例して併用することが特
に有利であり、このことは例えば西ドイツ特許第
1495745号明細書により公知である。これは好ま
しくはカルボキシレート基及びスルホナート基又
は四級窒素原子を含有するジオール又はジアミン
である。その例は陽イオン性分散液を製造するた
めには、例えば三級アミノ化合物例えばN−メチ
ルジエタノールアミン及びN−メチルジエチレン
トリアミンである。これらの化合物は予備重合体
中に組込む前又はその後に、酸により中和し又は
アルキル化剤により四級化することができる。陰
イオン性分散液を製造するためには、本質的にジ
ヒドロキシ−もしくはジアミノ−カルボン酸又は
−スルホン酸のアルカリ金属塩又はアンモニウム
塩が用いられる。ジアミノカルボン酸及び−スル
ホン酸例えばリジン、あるいは脂肪族のジ−一級
ジアミン例えばエチレンジアミンを不飽和カルボ
ン酸又はその塩例えばアクリル(又はメタクリ
ル)酸、クロトン酸又はマレイン酸に付加した生
成物が特に適している。スルホナート基含有ジア
ミンは、例えば同様にしてジアミン及びアクリル
アミドプロパンスルホン酸からプロパンスルホン
のジアミンへの付加により、あるいはタウリン及
びエチレンイミンから得られる。好ましくは異な
る窒素原子に結合した2個の水素原子ならびに1
個だけの塩の基を分子中に有する化合物、すなわ
ち生成物を分散しうるが過度に強く親水性にせ
ず、そのほか連鎖延長のために適する化合物が用
いられる。これらの化合物は一般に、出来上がつ
たポリウレタン物質が塩様基を0.02〜1重量%含
有する量で使用される。
高分子ポリヒドロキシル化合物、ジイソシアナ
ート及び塩の基不含の低分子連鎖延長剤は一般
に、出来上がつたポリウレタンの全量に対しジイ
ソシアナート及び塩の基不含の低分子連鎖延長剤
の合計の重量割合が10〜80重量%好ましくは10〜
60重量%になる量比で使用される。予備重合体は
イオン性成分により変性したのち、一般に0.1〜
2重量%好ましくは0.1〜1.5重量%のイソシアナ
ート含量を有する。
予備重合体を架橋するためには、ポリウレタン
化学において公知で普通の多官能性ポリイソシア
ナート、あるいは前記のジイソシアナートの変性
により得られるカルボジイミド基、アロフアナー
ト基、ビウレツト基、ウレタン基又はイソシアヌ
ラート基を有する多官能性の生成物が用いられ
る。芳香族ならびに(脂環)脂肪族のポリイソシ
アナートが適しているが、脂環族基に結合したイ
ソシアナート基を有するポリイソシアナート、例
えばイソシアヌラートで変性されたイソホロンジ
イソシアナート、ビウレツト又はイソシアヌラー
トにより変性されたヘキサンジイソシアナートを
用いることが特に好ましい。
架橋剤として用いられる多官能性ポリイソシア
ナートは、出来上がつたポリウレタンが、重合体
1g当たり10-5〜15・10-5モル好ましくは10-5
10・10-5モルの架橋位置を有する量で使用され
る。ポリイソシアナートは任意に高い官能度を有
しうるが、2.2〜4好ましくは約3の官能度が優
れている。機能度を低くするには、多官能性のポ
リイソシアナートを対応するジイソシアナートと
混合することもできる。
架橋反応の際に化学量論的量を正確に守ること
は厳密でないが、ほぼ当量の予備重合体及び架橋
剤のイソシアナート基、すなわち予備重合体のイ
ソシアナート基1個につき約1個の架橋剤のイソ
シアナート基を用いることが好ましい。一般に予
備重合体のイソシアナート基1個につき0.1〜1.5
個の架橋剤のイソシアナート基が用いられる。
ポリウレタン予備重合体の製造は自体公知の手
段で、高分子ポリヒドロキシル化合物をジイソシ
アナート及び塩の基不含の低分子連鎖延長剤と、
溶融物中で又は場合により100℃以下で沸騰し水
と混合しうる不活性有機溶剤の存在下に、場合に
より加圧下に20〜120℃好ましくは50〜80℃の温
度において反応させることによつて行われる。
芳香族ジイソシアナートの反応の際に(脂環)
脂肪族ジイソシアナートと組合わせて使用する場
合には、これらを相互の混合物として又は前記の
順序で順次に、高分子ポリヒドロキシル化合物及
び場合により塩の基不含の低分子連鎖延長剤と反
応させることができる。両方のイソシアナートが
異なる反応性を有するため、多くの場合ジイソシ
アナートを相互に混合して使用すれば足りる。そ
れらを順次に使用する場合には、反応生成物が
(脂環)脂肪族の末端イソシアナート基を有する
ことを保証するため、最初に芳香族ジイソシアナ
ート、次いで(脂環)脂肪族ジイソシアナートを
用いることが重要である。両ジイソシアナートを
段階的に反応させる場合には、(脂環)脂肪族ジ
イソシアナートを添加する前に芳香族ジイソシア
ナートを完全に反応させることは重要でなく、多
くの場合(脂環)脂肪族ジイソシアナートの一部
が反応した時点で添加することができる。
反応を促進するため、普通の触媒例えば三級ア
ミン又は金属化合物、例えばトリエチルアミン、
トリブチルアミン、N,N−ジメチル−シクロヘ
キシルアミン、N−メチル−モルホリン、N,N
−ジメチル−ピペラジン、ジアザビシクロオクタ
ン、塩化鉄()、アセチルアセトン鉄、ジオク
タン鉄、ジブチル錫ジラウレート又はオルトチタ
ン酸テトラブチルを併用することができる。反応
完結に必要な反応時間は、本質的に温度、用いら
れる原料の反応性及び触媒により定められるが、
一般に1〜5時間で足りる。
こうして得られる(脂環)脂肪族の末端イソシ
アナート基を有する予備重合体を、20〜100℃で
沸騰しかつ与えられた反応条件下でイソシアナー
ト基に対して不活性の水と混合しうる溶剤、例え
ばアセトン、テトラヒドロフラン又はメチルエチ
ルケトンで希釈し、そして20〜80℃の温度におい
て水又は有機溶剤に溶解したジアミノカルボン酸
又は−スルホン酸の塩を添加する。この反応は本
質的な粘度上昇なしにきわめて迅速に行われる。
陽イオン性分散液の場合には、N−メチルジエタ
ノールアミンを用いる際に所望によりこれを他の
成分と一緒に使用することができる。次いで三級
アミノ基は、予備重合体の生成が終了したのち酸
による中和又は四級化によつて塩に変えることが
できる。
次いで((脂環)脂肪族の末端イソシアナート
基を有する塩の基含有予備重合体の溶液を架橋剤
と混合し、そしてこの溶液中に水を撹拌混合す
る。水を添加すると自発的に分散が行われる。場
合により分散は軽微な加圧下に20〜80℃の温度に
おいて行われる。水の添加の際に、予備重合体の
イソシアナート基及び架橋剤のそれは水と反応し
て架橋する。水の量は、予備重合体及びポリイソ
シアナート(架橋剤)の重量に対し一般に40〜80
重量%好ましくは50〜70重量%の範囲にある。続
いて有機溶剤を常法により蒸発除去する。
新規方法は、架橋度を正確にかつ再現可能に調
整しうる利点を有する。得られた水性ポリウレタ
ン分散液は微粒状で安定であり、例えば蒸発濃縮
により濃度を高めることができる。一般に30〜50
%の固形分含量を有する溶剤不含の乳濁液が好ま
しい。このものは熱帯的温度において6か月以上
保存することができ、優れたフイルム形成能を有
する。これから形成されたフイルムは特に小さい
熱敏感性及び比較しうる線状ポリウレタンよりも
本質的に高い軟化温度を有する。この分散液は常
法により種々の基質にフイルム、箔、被膜、被
覆、ワニス塗装及び含浸を製造するために使用で
きる。これらは皮革及びガラス上に著しくよく接
着し、そして弾性で硬く靭性を有しかつ機械的応
力に対し抵抗性を有する。
本発明により架橋されたポリウレタン−イオノ
マー分散液は、普通の変性剤及び添加物、例えば
光、熱又は変色に対する安定剤、酸化防止剤、加
水分解防止剤、静菌活性物質、防かび剤、防炎
剤、軟化剤及び色素と組合わせることができる。
本分散液は天然又は合成重合体からの適当な分散
液、例えば水性のポリアクリレート分散液、ブタ
ジエン−スチロール共重合体分散液及びポリ酢酸
ビニル分散液で希釈することもできる。
他の適当な変性剤及び添加物についてのより詳
細な説明は、例えばサウンダース及びフリツシユ
による論文「ハイ・ポリマーズ」第巻、ポリ
ウレタンズ、第1及び2部、インターサイエンス
社1962年又は1964年に記載されている。
実施例 1 撹拌器、温度計及び真空接続装置を備えた反応
容器中に、アジピン酸、ヘキサンジオール及びネ
オペンチルグリコールからの56のOH価を有する
市販のポリエステル400g(0.2モル)を、ブタン
ジオール−1,4の90.1g(1モル)ならびにア
セトン90gと一緒に装入し、ジブチル錫ジラウレ
ート0.3mlを添加したのち、2,4−トルオール
ジイソシアナート80%及び2,6−トルオールジ
イソシアナート20%からの工業用異性体混合物
(TDI80)180g(1.033モル)と、撹拌下に65℃
で1時間反応させる。続いてイソホロンジイソシ
アナート(IPDI)70.44g(0.317モル)を添加
し、75℃でさらに4時間撹拌する。反応混合物を
アセトン600gで希釈し、アクリル酸ナトリウム
へのエチレンジアミンの付加生成物の40%水溶液
43g(0.098モル)を50℃で添加する。均質化し
たのちIPDI−T1890S(三量体IPDI、NCO含量
11.95%、VEBA)36.4gを添加し、蒸留水1200
gを撹拌混合し、次いでアセトンを蒸留除去す
る。固形分含量40%の希薄液状の微粒状分散液が
得られる。
この分散液をガラス板上に塗布した被膜を室温
で乾燥して、透明で光沢の高いきわめて靭性のフ
イルムにする。このものは有機溶剤に溶解しな
い。このフイルムは下記の機械的性質を有する。
引張強さ(DIN 53504) 40N/mm2 破断伸び(DIN 53504) 370% 引裂強さ(DIN 53515) 55N/mm 軟化温度を調べるため、このフイルムの帯状物
をコフラー−加熱台の上に置き、そしてフイルム
が粘着し始める温度を測定する。こうして測定さ
れた軟化温度は162℃であつた。
下記の比較例1の架橋されていない被膜と比較
して、本発明の反応によつて約80℃だけ高い軟化
温度及び改善された耐溶剤性が得られる。
比較例 1 実施例1と同様にして、下記の物質からポリウ
レタン分散液を製造する。
実施例1で用いたアジピン酸、ヘキサンジオー
ル及びネオペンチルグリコールからのポリエステ
ル400g(0.1788モル)、ブタンジオール−1,4
の90.1g(1モル)、TDI80の183.9g(1.056モ
ル)、IPDI44.5g(0.2モル)ならびに実施例1に
記載のエチレンジアミン及びアクリル酸ナトリウ
ムからの1/1−付加化合物(40%溶液として)
39.4g(0.09モル)。
この比較の分散液からのガラス板上に塗布して
室温で乾燥したフイルムは、下記の性質を有す
る。
引張強さ(DIN 53504) 45N/mm2 破断伸び(DIN 53504) 520% 引裂強さ(DIN 53515) 52N/mm コフラー−加熱台上で測定した軟化温度(粘着
の開始)は85℃であつた。
実施例 2 実施例1と同様にして、下記の使用物質からポ
リウレタン分散液を製造する。
実施例1に記載のアジピン酸、ヘキサンジオー
ル及びネオペンチルグリコールからのポリエステ
ル400g(0.2モル)、ブタンジオール−1,4の
90.1g(1モル)、TDI80の173g(0.993モル)、
IPDI87.4g(0.393モル)、実施例1に記載のエチ
レンジアミン及びアクリル酸ナトリウムからの
1/1−付加化合物(40%溶液として)43g
(0.098モル)、ならびにIPDI−T1890S(市販製品
VEISA、イソシアヌラートで変性されたIPDI、
NCO含量11.95%)61.7g。
得られた分散液から製造されたフイルムは下記
の性質を有する。
引張強さ 40.5N/mm2 破断伸び 340% 引裂強さ 62N/mm コフラー−加熱台上で測定した軟化温度は180
℃であつた。
実施例 3 実施例1と同様にして、下記の使用物質からポ
リウレタン−イオノマー分散液を製造する。
アジピン酸、エチレングリコール及びブタンジ
オールからのOH価55の市販のポリエステル411
g(0.2モル)、ブタンジオール−1,4の36g
(0.4モル)、TOI80の85g(0.488モル)、IPDI47.3
g(0.213モル)、エチレンジアミン及びアクリル
酸ナトリウムからの1/1−付加化合物31.5g
(0.072モル)ならびにIPDI−T1890S 10.1g。
この分散液からガラス板上に塗布したフイルム
は下記の性質を有する。
引張強さ 28N/mm2 破断伸び 620% 引裂強さ 28N/mm 軟化温度(コフラー台) 145℃ 実施例 4 実施例1と同様にして、下記の使用物質から分
散液を製造する。
アジピン酸、ヘキサンジオール及びネオペンチ
ルグリコールからの市販のポリエステル617g
(0.275モル)、ブタンジオール−1,4の49.5g
(0.55モル)TDI80の128.6g(0.738モル)、
IPDI49.2g(0.22モル)、実施例1に記載のエチ
レンジアミン/アクリル酸ナトリウムの1/1−
付加化合物(40%溶液として)39.4g(0.09モ
ル)ならびに三量体ヘキサメチレンジイソシアナ
ート(NCO含量22.1%)16.8g。
ガラス板上に塗布したフイルムは下記の性質を
有する。
引張強さ 29N/mm2 破断伸び 610% 引裂強さ 22N/mm 軟化温度(コフラー台) 153℃ 実施例 5 1000の平均分子量を有する市販のポリテトラヒ
ドロフラン200g(0.2モル)を用いて、実施例3
と同様に操作すると水性分散液が得られ、そのフ
イルムは下記の性質を有する。
引張強さ 38N/mm2 破断伸び 340% 引裂強さ 52N/mm 軟化温度(コフラー台) 156℃

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 塩の基を結合含有し、脂肪族基及び/又は脂
    環族基に結合した末端イソシアナート基を有する
    ポリウレタン予備重合体を、沸点20〜100℃の水
    と混合しうる有機溶剤中で多官能性ポリイソシア
    ナートと混合し、得られた溶液を水中に分散さ
    せ、そして有機溶剤を蒸発除去することを特徴と
    する、イソシアナート基含有予備重合体と多官能
    性化合物との反応による架橋されたポリウレタン
    −イオノマーの水性分散液の製法。
JP58165292A 1982-09-10 1983-09-09 架橋されたポリウレタン−イオノマ−分散液の製法 Granted JPS5964617A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19823233605 DE3233605A1 (de) 1982-09-10 1982-09-10 Verfahren zur herstellung von vernetzten polyurethan-ionomerdispersionen
DE3233605.5 1982-09-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5964617A JPS5964617A (ja) 1984-04-12
JPH0312563B2 true JPH0312563B2 (ja) 1991-02-20

Family

ID=6172908

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58165292A Granted JPS5964617A (ja) 1982-09-10 1983-09-09 架橋されたポリウレタン−イオノマ−分散液の製法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4507431A (ja)
EP (1) EP0103174B1 (ja)
JP (1) JPS5964617A (ja)
AT (1) ATE25528T1 (ja)
DE (2) DE3233605A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08259859A (ja) * 1995-03-24 1996-10-08 Dainippon Ink & Chem Inc 磁性塗料組成物及びその製造方法

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4657964A (en) * 1985-07-03 1987-04-14 Ici Americas Inc. Aqueous-based urethane coating compositions
DE3603996A1 (de) * 1986-02-08 1987-08-13 Bayer Ag Verfahren zur kontinuierlichen herstellung von waessrigen polyurethandispersionen und ihre verwendung als beschichtungsmittel oder als klebstoff
DE3606512A1 (de) * 1986-02-28 1987-09-03 Basf Lacke & Farben Dispersionen von vernetzten polymermikroteilchen in waessrigen medien, verfahren zur herstellung dieser dispersionen und beschichtungszusammensetzungen, die diese dispersionen enthalten
DE3643791A1 (de) * 1986-12-20 1988-06-23 Basf Ag Waessrige polyurethan-klebstoff-dispersion
AT388924B (de) * 1987-11-03 1989-09-25 Vianova Kunstharz Ag Verfahren zur herstellung von kationischen lackbindemitteln auf basis von polyetherurethanen und deren verwendung
GB8913644D0 (en) * 1989-06-14 1989-08-02 Ici America Inc Aqueous dispersions
US5037864A (en) * 1989-07-11 1991-08-06 The Dow Chemical Company Semi-continuous process for the preparation of polyurethane-urea aqueous dispersions
DE3940316A1 (de) * 1989-12-06 1991-06-13 Bollig & Kemper Waessrige dispersionen von vernetzten polymermikroteilchen
US5137967A (en) * 1990-07-06 1992-08-11 Reichhold Chemicals, Inc. Hydrazine extended aqueous polyurethane
DE4024567A1 (de) * 1990-08-02 1992-02-06 Basf Ag Herstellung von waessrigen polyurethandispersionen
DE4137660A1 (de) * 1991-11-15 1993-05-19 Basf Ag Waessrige polyurethandispersionen
SE9303762L (sv) * 1993-11-15 1995-05-16 Eka Nobel Ab Sätt att rena processvatten från massaframställning
US6133399A (en) * 1994-06-24 2000-10-17 Arco Chemical Technology, L.P. Aqueous polyurethane dispersions containing dimer/trimer
US6160076A (en) * 1994-06-24 2000-12-12 Arco Chemical Technology, L. P. Cross-linked aqueous polyurethane dispersions containing dimer/trimer
DE4433667C1 (de) * 1994-09-21 1996-04-11 Degussa Polyoxymethylen mit verbesserter Stabilität gegen Zink- und/oder Kupferionen sowie Verfahren zu seiner Herstellung und Weiterverarbeitung zu Formteilen
JPH08218015A (ja) * 1995-02-14 1996-08-27 Dainippon Ink & Chem Inc ジェットインク用ポリマー微粒子及びそれを含有するジェットインク
US6239209B1 (en) 1999-02-23 2001-05-29 Reichhold, Inc. Air curable water-borne urethane-acrylic hybrids
US6635706B1 (en) 1999-06-23 2003-10-21 Reichhold, Inc. Urethane-acrylic hybrid polymer dispersion
US6534618B1 (en) 2000-11-27 2003-03-18 Corning Incorporated Methods of drying optical fiber coatings
JP5339768B2 (ja) * 2008-04-17 2013-11-13 日本ペイント株式会社 カチオン性樹脂組成物、その製造方法、水性塗料組成物、およびカチオン電着塗料組成物
EA201101698A1 (ru) * 2009-06-12 2012-07-30 Басф Се Содержащая пестицид дисперсия полиуретана
JP5517537B2 (ja) * 2009-09-25 2014-06-11 株式会社リンレイ 可剥離性床用被覆組成物
JP2017523263A (ja) * 2014-06-10 2017-08-17 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se アシルモルホリンを含有するポリマー分散液

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51119795A (en) * 1975-04-14 1976-10-20 Dainippon Ink & Chem Inc A process for preparing a novel aqueous polyurethane dispesion

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA837174A (en) * 1970-03-17 Witt Harro Preparation of aqueous dispersions of cross-linked polyaddition products containing urea groups
CA703360A (en) * 1965-02-09 Frank J. Christoph, Jr. Aqueous dispersion of diisocyanate
DE1495745C3 (de) * 1963-09-19 1978-06-01 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Verfahren zur Herstellung wäßriger, emulgatorfreier Polyurethan-Latices
DE1595636A1 (de) * 1966-06-04 1969-08-21 Bayer Ag Verfahren zur Herstellung von Polyurethan-Dispersionen
DE1720639B2 (de) * 1967-03-20 1977-01-27 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Verfahren zur herstellung von waessrigen, emulgatorfreien, anionischen polyurethandispersionen
FR2247484B1 (ja) * 1973-10-12 1978-05-26 Rhone Progil
US4108814A (en) * 1974-09-28 1978-08-22 Bayer Aktiengesellschaft Aqueous polyurethane dispersions from solvent-free prepolymers using sulfonate diols
US4066591A (en) * 1975-06-02 1978-01-03 Ppg Industries, Inc. Water-reduced urethane coating compositions
DE2645779C3 (de) * 1976-10-09 1979-12-06 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Verfahren zur Herstellung von emulgatorfreien, wäßrigen Polyurethandispersionen
US4554308A (en) * 1978-10-02 1985-11-19 Wilmington Chemical Corporation Crosslinked polyurethane dispersions
US4387181A (en) * 1980-04-09 1983-06-07 Textron, Inc. Polymer compositions and manufacture
DE3027198A1 (de) * 1980-07-18 1982-02-11 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Feste, in wasser dispergierbare, isocyanatgruppen aufweisende kunststoffvorlaeufer, ein verfahren zur herstellung von waessrigen kunststoffdispersionen unter verwendung dieser kunststoffvorlaeufer, sowie die verwendung der kunststoffvorlaeufer als vernetzungsmittel fuer waessrige kunststoffdispersionen
DE3134161A1 (de) * 1981-08-28 1983-08-11 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Ueberzugsmittel aus polyurethan-dispersionen und ihre verwendung fuer deckstriche und finishs
US4381332A (en) * 1982-01-19 1983-04-26 W. R. Grace & Co. Adhesive and resulting nonwoven fabric

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51119795A (en) * 1975-04-14 1976-10-20 Dainippon Ink & Chem Inc A process for preparing a novel aqueous polyurethane dispesion

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08259859A (ja) * 1995-03-24 1996-10-08 Dainippon Ink & Chem Inc 磁性塗料組成物及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
DE3233605A1 (de) 1984-03-15
EP0103174A3 (en) 1985-04-17
US4507431A (en) 1985-03-26
EP0103174A2 (de) 1984-03-21
ATE25528T1 (de) 1987-03-15
DE3369854D1 (en) 1987-04-02
JPS5964617A (ja) 1984-04-12
EP0103174B1 (de) 1987-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0312563B2 (ja)
US3935146A (en) Polyurethaneamides dispersible in water and dispersions containing them
US6017998A (en) Stable aqueous polyurethane dispersions
US4335029A (en) Aqueous polyurethane compositions
CA1303769C (en) Process for the production of aqueous dispersions of polyurethane polyureas, the dispersions obtainable by this process and their use as coating compositions
JP2678448B2 (ja) 水溶性又は水分散性のポリウレタンの製造法
US4829122A (en) Process for the preparation of aqueous polyurethane dispersions and solutions
US4598121A (en) Cold-crosslinking polyurethane dispersions, manufacture and use of the same
US6515070B2 (en) Low-temperature, heat-activated adhesives with high heat resistance properties
JPH01168756A (ja) 水性重合体分散体
PL115607B1 (en) Process for preparing water solutions or suspensions ofpolyurethanes
TW201035142A (en) Crosslinkable polyurethane dispersions
EP1285936A2 (en) Polyurethane resin water dispersion and aqueous polyurethane adhesive
TW201124472A (en) Aqueous formulations based on crystalline or semicrystalline polyurethane polymers
JPS60141711A (ja) ポリイソシアネート重付加生成物の水溶液または水性分散液並びにその製造方法
KR20010022470A (ko) 폴리우레탄을 함유하는 잠재적 가교결합성 수분산액
AU775340B2 (en) Process for the preparation of a coating, a coated substrate, an adhesive, a film or sheet, for the thus obtained products and the coating mixture to be used in the process
US5124400A (en) Aqueous polyurethane dispersions and adhesives based thereon
DE3227017A1 (de) Verfahren zur herstellung von kunststoffen aus polyisocyanat-basis
US6077960A (en) Uretedione derivative, curable resin composition comprising the same, and process for producing the same
US5717025A (en) Melamine-formaldehyde resin based adhesive compositions
US3758444A (en) Polyurethanes based on activatedlactam cross linkers
DE2436017A1 (de) Verfahren zur herstellung von polyharnstoffen
US5770264A (en) Anionically modified polyurethane ureas having reduced tackiness for the coating of leather
KR100259926B1 (ko) 신발 접착제용 폴리우레탄계 수분산체와 이의 제조방법