JPH0312525Y2 - - Google Patents

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JPH0312525Y2
JPH0312525Y2 JP1984097388U JP9738884U JPH0312525Y2 JP H0312525 Y2 JPH0312525 Y2 JP H0312525Y2 JP 1984097388 U JP1984097388 U JP 1984097388U JP 9738884 U JP9738884 U JP 9738884U JP H0312525 Y2 JPH0312525 Y2 JP H0312525Y2
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spring
wire
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Description

【考案の詳細な説明】 〓産業上の利用分野〓 本考案は、ワイヤードツトプリンタのワイヤ保
持具の改良に関するものである。
〓従来の技術〓 従来、ワイヤードツトプリンタのワイヤ保持具
は、第1図に示すごとく、スプリングサポータ1
0aにバネ片7の一端を固着し、このバネ片7の
先端自由端に、ワイヤ本体23の基部に配したア
ーム20を固着し、該スプリングサポータ10a
を適宜位置に固定して保持されるようになつてお
り、通常、このバネ片7をスプリングサポータ1
0aに固着するには、該スプリングサポータ10
aにバネ片7の一端を係止する係止凹部8を設
け、バネ片7はこの係止凹部8に一端を挿入する
とともにロー材8aをもつてロー付けするように
なつている。
〓考案が解決しようとする課題〓 しかし、従来のこの種、スプリングサポータ1
0aとバネ片7とでワイヤ本体23を保持する方
式は、スプリングサポータ10aにバネ片7を、
正確・強固に固着することが困難で、近時、益々
強く要望されている小型化と高速化に対処できな
いでいる。すなわち、バネ片7の一端挿入部のロ
ー付け加工は、部品と部品との間にロー材8aが
流入するクリアランスを必要とするため、このク
リアランスが仕上り寸法誤差の原因となり、か
つ、バネ片7が挿入された係止凹部8のクリアラ
ンス内に流入するロー材8aの量のを一定に保つ
には、高度の加工技術を要し、往々にしてロー付
け強度が所期の値を保ち得ないことがあるためで
ある。特に、この欠点は、小型部品のロー付けに
おいて顕著に現われ、小型のドツトプリンタで
は、この部位のロー付け加工は手作業によている
のが現状である。
〓目的〓 そこで本考案は上記欠点に鑑みなされたもの
で、従来のスプリングサポータとバネ片とを一体
成形することで、加工が容易で信頼性の高いワイ
ヤードツトプリンタのワイヤ保持具を製造するこ
とを目的としたものである。
〓課題を解決するための手段〓 上記の目的に沿い、先述実用新案登録請求の範
囲を要旨とする本考案の構成は前述課題を解決す
るために、バネ材で、先端にストツパ部4を有し
上面からは固定螺子17の螺合する螺孔5とを削
孔した水平取付け基部1と、該水平取付け基部1
の一端下方突設する垂直折曲部2と、該垂直折曲
部2より水平方向突設され、ワイヤ本体23の基
部に配したアーム20をその先端に固着するバネ
部3とを一体成形してなる技術的手段を講じたも
のである。
〓作用〓 それ故、本考案ワイヤードツトプリンタのワイ
ヤ保持具は、水平取付け基部1とバネ部3とスト
ツパ部4とが一体となりこれら相互の位置関係が
機械加工によつて常に正確に保たれるという作用
を呈するものである。
〓実施例〓 次に、本考案の実施例を添附図面に従つて説明
すれば以下の通りである。
図において、10が本案ワイヤードツトプリン
タのワイヤ保持具、バネ材で、先端にストツパ部
4を有し上面からは固定螺子17の螺合する螺孔
5とを削孔した水平取付け基部1と、該水平取付
け基部1の一端下方突設する垂直折曲部2と、該
垂直折曲部2より水平方向突設され、ワイヤ本体
23の基部に配したアーム20をその先端に固着
するバネ部3とを一体成形してなる。
上記バネ材としては、バネ性を有する金属材で
あれば特に限定されるものではなく、また、一体
成形の方法も切削法、鋳造法等の従来公知な方法
が種々利用できる。試作の結果では、一体成形法
としてロストワツクス法等の精密鋳造法が量産に
適し、この精密鋳造法には、バネ性を有するステ
ンレス(例えばSUS−402J2)材の使用が成形し
やすく、かつ、所望のバネ力を得るのに適してい
た。
また、上記アーム20は、図では必ずしも明示
していないが、中空アーム部22と磁性体アーム
部21とからなり、一端中空アーム部22側にワ
イヤ本体23の基部を固着し、他端磁性体アーム
部21側をバネ部3に固着してなる。そして、こ
のアーム20は、バネ部3の付勢により、取付け
基部1の他端に突出したストツパー部4にその一
面(図上面)が押圧されるようになしてある。
さらに、上記ワイヤードツトプリンタのワイヤ
保持具10は、取付け基部1に螺子孔5を有し、
第3図に示されるごとく、ロツド駆動機構ケース
19の蓋13に固定螺子17で固定される。この
固定に際し、取付け基部1の底面はテーパー面6
となし、前記アーム20が後述鉄心14の頂面に
対し所定の角度に固定されるようになしてある。
なお、図中14は鉄心で、アーム20の磁性体
アーム部21の下方に配され、この鉄心14はド
ツト駆動機構ケース19とともに永久磁石15の
磁気回路を形成し、常時は、アーム20をバネ部
3の付勢力に抗して該鉄心14の頂面に磁力で吸
着している。また、この鉄心14にはコイル16
が配され、このコイル16に通電されると、該鉄
心14は永久磁石15とは磁極が逆方向に励磁さ
れ、鉄心14によるアーム20を吸着する力が低
減または消滅し、該アーム20はバネ部3の付勢
でストツパー部4方向(図上方)へ移動するよう
になつているのは従来と同じである。
〓考案の効果〓 本考案は、上記のごとき構成よりなり、取付け
基部1とバネ部3とを一体形成するため、製造が
容易で、人手による高度な加技術を要することな
く量産化することが可能である。
また、本考案は、取付け基部1とバネ部3とが
一体成形されているため、該取付け基部1とバネ
部3との固着部の寸法精度、および強度が均一化
でき信頼性の高いワイヤードツトプリンターのワ
イヤ保持具を製造することができるものである。
なお、上記寸法精度は、特に、鉄心14の頂面
とアーム20との角度を所期の角度に設定する上
で重要で、アーム20がバネ部3を支点に回動し
て鉄心14に吸着される際、該鉄心14の頂面と
アーム20の吸着面とが正確に密着することが永
久磁石15の磁力を最も有効に利用でき、いいか
えると、この寸法精度が高い程バネ部3のバネ力
を強いものとなしワイヤ本体23の駆動速度を早
めることができ、ドツトドプリンタの高速化に対
処すことが可能となるものであり、さらに、スト
ツパー部4を一体成形したため、印字鮮明度をも
常に良好に保つワイヤードツトプリンタのワイヤ
保持具を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例ワイヤードツトプリンタのワイ
ヤ保持具の断面図、第2図は本案ワイヤードツト
プリンタのワイヤ保持具の正面図、第3図はA−
A線断面図、第4図は本案ワイヤードツトプリン
タのワイヤ保持具の組み込んだワイヤードツトプ
リンタのワイヤ部の一部断面図である。 1……水平取付け基部、2……垂直折曲部、3
……バネ部、4……ストツパー部、5……螺孔、
17……固定螺子、20……アーム、23……ワ
イヤ本体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バネ材で、先端にストツパ部4を有し上面から
    は固定螺子17の螺合する螺孔5とを削孔した水
    平取付け基部1と、該水平取付け基部1の一端下
    方突設する垂直折曲部2と、該垂直折曲部2より
    水平方向突設され、ワイヤ本体23の基部に配し
    たアーム20をその先端に固着するバネ部3とを
    一体成形してなるワイヤードツトプリンタのワイ
    ヤ保持具。
JP9738884U 1984-06-28 1984-06-28 ワイヤードットプリンタのワイヤ保持具 Granted JPS6112736U (ja)

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JP9738884U JPS6112736U (ja) 1984-06-28 1984-06-28 ワイヤードットプリンタのワイヤ保持具

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JP9738884U JPS6112736U (ja) 1984-06-28 1984-06-28 ワイヤードットプリンタのワイヤ保持具

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Publication Number Publication Date
JPS6112736U JPS6112736U (ja) 1986-01-25
JPH0312525Y2 true JPH0312525Y2 (ja) 1991-03-25

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ID=30656942

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JP9738884U Granted JPS6112736U (ja) 1984-06-28 1984-06-28 ワイヤードットプリンタのワイヤ保持具

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0120816Y2 (ja) * 1981-03-12 1989-06-22
JPS5824118U (ja) * 1981-08-08 1983-02-15 株式会社クボタ 田植機
JPH0767809B2 (ja) * 1986-12-17 1995-07-26 富士通株式会社 印字ヘツド
JPH0722996B2 (ja) * 1987-06-12 1995-03-15 松下電器産業株式会社 印字ヘッド

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS623239Y2 (ja) * 1981-03-23 1987-01-24

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JPS6112736U (ja) 1986-01-25

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