JPH03125163A

JPH03125163A - 複写装置

Info

Publication number: JPH03125163A
Application number: JP1262166A
Authority: JP
Inventors: Shunji Matsuo; 俊二松尾; Shizuo Morita; 森田　静雄; Satoru Haneda; 羽根田　哲; Masakazu Fukuchi; 真和福地
Original assignee: Konica Minolta Inc
Current assignee: Konica Minolta Inc
Priority date: 1989-10-09
Filing date: 1989-10-09
Publication date: 1991-05-28
Anticipated expiration: 2014-08-30
Also published as: JP2942891B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は複写装置の改良に関する。特に、複写装置本体
が分離可能な複数の筺体よりなる複写装置において、分
離可能な複数の筺体を分離するときに複写紙収容手段（
給紙カセット）内の複写紙が汚れるおそれを防止するこ
とを目的として複写装置になした改良に関する。

〔従来の技術〕

本発明に係る複写装置の本体は、所謂カールソン方式の
複写装置であり、セレン等の無機質怒光体や有機質感光
体よりなる電子写真感光媒体と、この電子写真感光媒体
の表面に帯電させる帯電手段と、複写される記録のパタ
ーンに対応して、電子写真感光媒体に光を照射して、上
記の電子写真感光媒体の表面に帯電させた電荷を、複写
される記録のパターンに対応した領域以外から除去して
潜像を形成する露光手段と、この潜像上のみにトナーを
付着させる現像手段と、複写される記録のパターンに対
応して電子写真感光媒体の表面に付着しているトナーを
紙等に移動する転写手段と、この複写される記録のパタ
ーンに対応して紙等に付着しているトナーを紙等に固定
する定着手段と、電子写真感光媒体に残留しているトナ
ーを排除するクリーニング手段とを主要部とし、これに
、紙等を供給する給紙手段と、紙等を搬送する搬送手段
と、紙等を排出する排紙手段とが付属している。

このような複写装置には、祇づまり（ジャム）処理やト
ナー交換等のメンテナンスを容易にする目的のため、複
写装置本体を複数個に分離可能とされている構造の複写
装置が知られている。

一方、複写装置の占有する床面積を極力小さくしたいと
の要望に応え、複写紙収容手段（給紙カセット）を複写
装置本体側面に装着する方式を更め、複写紙収容手段（
給紙カセット）を複写装置本体の正面から複写装置本体
の内部の下部空間に装着する方式とした構造の複写装置
が開発されている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記したとおり、複写紙収容手段を複写装置本体内部の
下部空間において装着する方式であり、さらに、複写装
置を複数個に分離可能とする構造を有する従来技術に係
る複写装置においては、ジャム処理やトナー交換等のメ
ンテナンスを実行するために複写装置本体を分離する際
に機械的振動のためにトナーがトナー供給手段からこぼ
れ落ちるおそれがあり、また、場合によっては、電子写
真感光媒体上に残留して付着しているトナーが落下する
おそれがあり、複写紙収容手段内の複写紙上に付着して
複写紙を汚し、不良複写物を作成するおそれがあるとい
う欠点が避は難い。

本発明の目的は、この欠点を解消することにあり、ジャ
ム処理やトナー交換等のメンテナンスのため、複写装置
の本体を分離する際に、複写紙が汚れることのない複写
装置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段］上記の目的は、回転型電子写真感光媒体（１）の下部に
少なくとも１個のトナー供給手段（２）が設けられ、こ
の少なくとも１個のトナー供給手段（２）の下部に複写
紙収容手段（３）が設けられ、この複写紙収容手段（３
）の一方の側部から前記の回転型電子写真感光媒体（１
）に向かって前記の複写紙を給送する給紙手段（４）が
設けられている複写装置において、前記の少なくとも回
転型電子写真感光媒体（１）を支持する上部筺体（６）
が複写装置本体から分離可能であり、前記の上部筺体（
７）には、前記の複写紙収容手段（３）が離脱したとき
のみ分離可能となるロック手段（９）が設けられている
複写装置によって達成される。

〔作用〕

本発明に係る複写装置は複写紙収容手段が複写装置本体
内に収納されている状態においては、上部筺体（少なく
とも回転型電子写真感光媒体を支持している。）または
筺体側壁（少なくとも転写手段と給紙手段の一半とを支
持している。）を複写装置本体から分離する手段がロッ
クされていて分離することができず、複写紙収容手段を
複写装置本体から離脱した状態において初めて上記の上
部筺体または筺体側壁を複写装置本体から分離する分離
手段のロックが解除されて、分離可能とされるので、上
記の上部筺体または筺体側壁を複写装置本体から分離す
るときには複写紙収容手段が複写装置本体内に存在して
いないので、たとえ、上記の分離の際の機械的振動によ
ってトナー供給手段等からトナーが落下したとしても、
複写紙収容手段内の複写紙を汚すことはない。

〔実施例〕

以下、図面を参照しつ一１本発明の二つの実施例に係る
複写装置について説明する。

ｍ１例第１ａ図参照図は、本発明の第１実施例に係る複写装置の概念的構成
図である。

図において、１は電子写真感光体をその表面に有する回
転型電子写真感光媒体であり、１１は上記の電子写真感
光媒体１の表面上に均一に電荷を付与する帯電手段であ
る。１２は、本例においては、画像パターンに対応した
レーザビームを、上記の電子写真感光媒体１の表面に投
射し、この表面上に上記の帯電手段１１によって均一に
帯電されている電荷のうち、レーザビーム投射領域の電
荷を消去して画像のパターンに対応して静電荷が分布す
る潜像を形成する露光手段である。

２は黄・マジエンタ・シアン・黒のそれぞれの色のトナ
ーを個別に収容しており、これを帯電させて、上記の露
光手段１２によって電子写真感光媒体１の表面上に結像
した、それぞれの色に対応する静電荷像に、それぞれの
色のトナーを付着させ、静電荷像をトナー像に転換する
トナー供給手段である。

５は上記のトナー像を紙の上に電気的に移しとる転写手
段であり、１３は上記の転写されたトナー像を熱または
圧力を使用して紙の上に固着させる定着手段であり、１
４は複写工程が終了した後の電子写真感光媒体１上に付
着しているトナーを除去するクリーニング手段である。

３は複写紙収容手段であり、複写装置の正面から装入さ
れ、４は上記の複写紙収容手段３の一方の側部から上記
の電子写真感光媒体１に向かって、上記の複写紙を上方
に向かって供給する給紙手段であり、１５は上記の複写
工程が完了した紙を外部に排出する排紙手段である。

６は、上記の電子写真感光媒体１・定着手段１３・クリ
ーニング手段１４・排紙手段１５を支持する上部筺体で
あり、ヒンジ１７によって複写装置本体１００から分離
することができる。７は、上記の給紙手段４と転写手段
５とを構成する部材のうち、上記の複写紙の一方の側に
設けられる部材を支持する側壁であり、この側壁７はヒ
ンジ１６によって、複写装置本体１００から分離するこ
とができる。

８．９、および、ｌＯが本発明の要旨に係るロック手段
である。８は上記の複写紙収容手段３が複写装置本体１
００から離脱したことを検知して出力する位置検知手段
であり、９は上記の位置検知手段日の出力に応答して、
上記の複写紙収容手段３が複写装置本体１００から離脱
したときのみ、上記の上部筺体６を複写装置本体１００
から分離可能となす機能を有するロック手段である。

１０は上記の複写紙収容手段３が複写装置本体１００か
ら離脱したときのみ、上記の側壁７を複写装置本体１０
０から分離可能となす機能を有するロック手段である。

上記の位置検知手段８およびロック手段９・１０につい
て、第１ｂ図・第１ｃ図・第１ｄ図を参照しつぐ詳細に
説明する。

第１ｂ図・第１ｃ図参照第１ｂ図は位置検知手段８とロック手段９との説明のた
めの側断面図であり、第１ｃ図は第１ｂ図を入方向から
見た正面図である。

図において、３は上記の複写紙収容手段であり、３１は
この複写紙収容手段３の側面に設けられ、この側面の長
さとぼり同長の突起部材である。

８は、上記の位置検知手段であり、複写装置本体１００
の前面壁近傍において複写装置本体１００に支持部材８
２をもって固定されている。８１は、上記の位置検知手
段８に設けられている可動部材であり、押されて位置検
知手段８の内部に移動したときに、位置検知手段８の内
部に設けられている電気接点（図示せず）の接触を解除
する機能を有している。

９はロック手段であり、９１は、上記の位置検知手段８
の内部に設けられている上記の電気接点が接触している
ときに付勢され、レバー９２を吸引する電磁石である。

９３は上記のレバー９２の支点であり、複写装置本体に
設けられている。９４は上記のレバー９２の端部に設け
られている拘止手段の一半であり、９５は上記の上部筺
体６に設けられている拘止手段の他生である。９６は弾
性部材であり、上記の拘止手段の一半９４を上記の拘止
手段の他生９５に係合する機能を有する。

上記のロック手段９の動作について説明する。

上記の複写紙収容手段３が複写装置本体の内部にあると
きは、突起部材３１によって可動部材８１が押され、上
記の位置検知手段８の内部に設けられた電気接点が開放
し、電磁石９１は付勢されない、その結果、レバー９２
は弾性部材９６によって引張られ支点９３を中心として
回動し、拘止手段９４・９５が係合するので、上記の上
部筺体６を複写装置本体から分離することはできない。

つぎに、上記の複写紙収容手段３を前面に引き出すとき
は、位置検知手段８が複写装置本体１００の前面壁近傍
に設けられているので複写紙収容手段３が複写装置本体
から離脱したとき初めて可動部材８１と突起部材３１の
接触が解除され、上記の位置検知手段８の内部に設けら
れた弾性部材（図示せず）によって可動部材８１は前方
に移動し、位置検知手段８の内部に設けられた電気接点
が接触して、上記の電磁石９１を付勢する回路が形成さ
れる。

この電磁石９１は上記の弾性部材９６の引張り力に抗し
て、上記のレバー９２を吸引し、拘止手段９４・９５の
係合を解除するので、上部筺体６を複写装置本体から分
離することが可能となる。

第１ｄ図参照図は、上記の側壁７を複写装置本体１００から分離する
ことを阻止するためのロック手段１０を示す図である。

図において、１０１は第１ｂ図・第１ｃ図で説明した位
置検知手段８の内部に設けられている上記の電気接点が
接触しているときに付勢され、レバー１０２を吸引する
１ｉ磁石である。　１０３は上記のレバー１０２の支点
であり、複写装置本体に設けられている。１０４は上記
のレバー１０２の端部に設けられている拘止手段の一半
であり、１０５は上記の側壁７に設けられている拘止手
段の他生である。

１０６は弾性部材であり、上記の拘止手段の一半１０４
を上記の拘止手段の他生９５に係合する機能を有する。

上記のロック手段１０の動作について説明する。

上記の複写紙収容手段３が複写装置本体の内部にあると
きは、突起部材３１によって可動部材８１が押され、上
記の位置検知手段８の内部に設けられた電気接点が開放
し、電磁石１０１は付勢されない。

その結果、レバー１０２は弾性部材１０６によって引張
られ支点１０３を中心として回動し、拘止手段１０４　
　・１０５が係合するので、上記の側壁７を複写装置本
体から分離することはできない。

この電磁石１０１は上記の弾性部材１０６の引張り力に
抗して、上記のレバー１０２を吸引し、拘止手段１０４
　　・１０５の係合を解除するので、側壁７を複写装置
本体から分離することが可能となる。

本実施例は、上記のとおり、位置検知手段８および電磁
石９・１０と云う電気部品を使用しているが、機械的機
構部材のみをもって構成することも可能である０例えば
位置検知手段８とロック手段９とを第２実施例に示す第
１ｄ図の構成をもって代替することもできる。

１ｍ桝第１ｄ図参照図において、３は複写紙収容手段であり、３１は上記の
複写紙収容手段３の側面に設けられた突起部材である。

１１２は、上記の複写紙収容手段３を複写装置本体内に
収納したときに、突起部材３１によって押され、支点１
１３を中心として回動するレバーである。　１１４は上
記のレバー１１２の端部に設けられている拘止手段の一
半であり、１１５は上記の上部筺体６に設けられている
拘止手段の他生である。１１６は弾性部材であり、レバ
ー１１２を引張り、拘止手段１１４　　・１１５の係合
を解除する機能を有する。

このロック手段の動作を説明する。上記の複写紙収容手
段３が複写装置本体内にあるときは、弾性部材１１６の
引張り力に抗して、上記の突起部材３１をもって、上記
のレバー１１２を押し込んでいるので、拘止手段１１４
　　・１１５の係合が維持され、上記の上部筺体６を複
写装置本体１００から分離することはできない、複写紙
収容手段３を複写装置本体から離脱する点で拘止手段１
１４　　・１１５の係合が解除されるように、レバー１
１２の長さおよび支点１１３の位置を選定しであるので
、複写紙収容手段３が複写装置本体から離脱して初めて
、上部筺体６を複写装置本体から分離することが可能に
なる。

〔発明の効果〕

本発明に係る複写装置は、複写紙収容手段が複写装置本
体内に収納されている状態において、上部筺体または側
壁と複写装置本体とがロック手段によって分離不可能と
されており、上記の複写紙収容手段が複写装置本体から
離脱したときに初めて上記のロック手段がロック解除さ
れて上部筺体または側壁が複写装置本体から分離するこ
とが可能とされているので、上記した分離の際に機械的
振動等によって回転型電子写真感光媒体上に残留して付
着しているトナーが落下し、または、トナーがトナー供
給手段から溢れ落ちても、複写紙収容手段内の複写紙上
に付着することはな（、従って複写紙を汚すことはなく
、不良複写物の作成を回避することができ、複写作業の
効率向上に顕著な効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１ａ図は、本発明の第１実施例に係る複写装置の概念
的構成図である。第１ｂ図は、本発明の第１実施例に係る複写装置の上部
筺体用のロック手段を示す側断面図である。第１Ｃ図は、第１ｂ図のＡ方向から見た正面図である。第１ｄ図は、本発明の第１実施例に係る複写装置の側壁
用ロック手段を示す正面図である。第１ｅ図は、本発明の第２実施例に係る複写装置の上部
筺体用のロック手段を示す側断面図である。１・・・電子写真感光媒体、２・・・トナー供給手段、３・・・複写紙収容手段、３１・・・突起部材、４・・・給紙手段、５・・・転写手段、６・・・上部筺体、７・・・側壁、８・・・位置検知手段、８１・・・可動部材、８２・・・支持部材、９・１０・・・ロック手段、９１・１０１　　・・・電磁石、９２・１０２　　・１１２　　・・・レバー９３・１０
３　　・１１３　　・・・支点、９４・１０４　　・１
１４　　・・・拘止手段の一半、９５・１０５　・１１
５　・・・拘止手段の他生、９６・１０６　　・１１６
　　・・・弾性部材、１１・・・帯電手段、１２・・・感光手段、１３・・・定着手段、１４・・・クリーニング手段、１５・・・排紙手段、１６・１７・・・ヒンジ。

Claims

【特許請求の範囲】回転型電子写真感光媒体（１）の下部に少なくとも１個
のトナー供給手段（２）が設けられ、該少なくとも１個
のトナー供給手段（２）の下部に複写紙収容手段（３）
が設けられ、該複写紙収容手段（３）の一方の側部から前記回転型電
子写真感光媒体（１）に向かって前記複写紙を給送する
給紙手段（４）が設けられてなる複写装置において、前記少なくとも回転型電子写真感光媒体（１）を支持す
る上部筺体（６）が複写装置本体から分離可能であり、前記上部筺体（７）には、前記複写紙収容手段（３）が
離脱したときのみ分離可能となるロック手段（９）が設
けられてなることを特徴とする複写装置。