JPH03123762A - 2,4‐または2,6‐ジハロゲノアニリンの製法 - Google Patents

2,4‐または2,6‐ジハロゲノアニリンの製法

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JPH03123762A
JPH03123762A JP2266154A JP26615490A JPH03123762A JP H03123762 A JPH03123762 A JP H03123762A JP 2266154 A JP2266154 A JP 2266154A JP 26615490 A JP26615490 A JP 26615490A JP H03123762 A JPH03123762 A JP H03123762A
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JP
Japan
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reaction
amino
mol
alkyl
formula
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Pending
Application number
JP2266154A
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English (en)
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Wolfram Kissener
ボルフラム・キセナー
Helmut Fiege
ヘルムート・フイーゲ
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Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C209/00Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton
    • C07C209/68Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton from amines, by reactions not involving amino groups, e.g. reduction of unsaturated amines, aromatisation, or substitution of the carbon skeleton
    • C07C209/74Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton from amines, by reactions not involving amino groups, e.g. reduction of unsaturated amines, aromatisation, or substitution of the carbon skeleton by halogenation, hydrohalogenation, dehalogenation, or dehydrohalogenation

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、アミノ安息香酸エステルを塩素化又は臭素化
剤と反応させ、次いで加水分解及び脱カルボキシル化す
ることによる2、4−又は2,6−シハロゲノアニリン
の製造法に関する。
2.4−又は2.6−ジクロル及びジブロム−アニリン
は薬剤、染料及び植物保護剤の製造に対する重要な中間
体である。
2、a−ジクロルアニリンは、スルファニルアミドを半
濃度の塩酸中30%過酸化水素の当量と60℃で反応さ
せ、次いでこのようにして得られた3、5−ジクロルス
ル7アニルアミドを70%硫酸中、165〜195°C
で加水分解するという2段階法で製造されることが公知
である[オルグ・シント・コル(Org、 5ynt、
 Ca11.) 、第■巻、262頁(1955)]。
しかしながらこの方法で製造される生成物は純粋でなく
、更なる合成工程に用いる前に精製が必要である。東独
国特許第64.061号によれば、この方法は塩素化ス
ルファニルアミドを中間で単離することによって改善さ
れた。しかしながら、両工程段階にわたる62.5%の
収率は不満足に低い。東独国特許第247.670号に
おいて、2.4−ジクロルアニリンの更なる製造法が記
述されているが、これもスルファニルアミドから出発す
る。この方法では、2.4.6−ドリクロルアニリンも
同時に得られ且つ単離され、純粋な2.6−ジクロルア
ニリンの収率は低い。
2.6−ジクロルアニリンの他の製造法は、C0A、9
7.162,558t (1982)に引用されている
ヨーロッパ特許第503,386号に記述されている。
この場合、3.5−ジクロル−4−アミノ安息香酸を臭
化カリウムと反応させて3゜5−ジクロル−4−ブロム
アニリンを製造し、次いでアルカリ溶液中で亜鉛で還元
する。しかしながら出発物質としての純粋な3,5−ジ
クロル−4−アミノ−安息香酸の製造は貧弱な収率で初
めて可能である[レフ(Rec、) 78.534 (
1959)及びヘム・ベル(Chem、 Ber、) 
74s807 (1941)]。
特公昭57/169.447号(1982年)において
、3.5−ジクロル−ブロムベンゼンから出発する2、
6−ジクロルアニリンの製造が記述されている。これは
出発物質をニトロ化し、水素で接触的に水素化してアニ
リンを製造するものである。ニドa基は臭素に対してp
及び〇−位に存在するから、2.6−及び2.4−ジク
ロルアニリンの混合物が得られる。
今回2.4−又は2,6−ジノ10ゲノーアニリンの製
造法が発見された。この方法は式 1式中、R1は、直鎖又は分岐鎖C,−C,アルキル、
ベンジル或いはフェニルを示し、そして R1及びR3は互いに独立に水素、直鎖又は分岐鎖C3
〜C8アルキル又はベンジルを示し、或いはR2及びR
3は一緒になって−(ct’t*)*−(cH,)s−
−C,H,−0−C,H。
C* Ha  N HCz H4−又は−C、Ha−N
CHs  C! H4−を示してもよい]のアミノ安息
香酸エステルを、不活性な反応媒体中、40〜160℃
の温度において、塩素化又は臭素化剤2〜2.5モルと
反応させ、次いでジ/\ロゲン化されたアミノ安息香酸
エステルを加水分解し且つ脱カルボキシル化することが
特徴である。
直鎖又は分岐鎖C3〜C,アルキルは、例えばメチル、
エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル
、tert、−ブチル、異性体アミル、ヘキシル又はオ
クチルである。これらのうち言及したC I”” Ca
アルキルは好適であり、エチル及びイソブチルは特に好
適である。
芳香族残基におけるベンジル又はフェニルは言及した種
類のCl−04アルキルは好ましくはメチル、及び更に
弗素、塩素又は臭素、及びCl−C4アルコキシ好まし
くはメトキシにより置換されていてもよい。
アミノ基のNyK子は言及したように置換されていても
よい。
好ましくは式 [式中、R1,R1及びR3は上述の意味を有する] の4−アミノ安息香酸エステルが用いられる。
更に好ましくは、直鎖又は分岐鎖C1〜C4アルキル又
はフェニルの意味を有するR11がR1の代りに存在す
る式(1)及び(II)のアミノ−安息香酸エステルが
使用される。特に好適には、直鎖又は分岐鎖C8〜C4
アルキル基の意味を有するR1+がR11の代りに存在
する式(I)及び(II)のアミノ−安息香酸エステル
が用いられる。
更に好適には、水素、直鎖又は分岐鎖C1〜C4アルキ
ル又はベンジルを示すR′2及び水素、メチル又はエチ
ルを示すR1″がR2及びR3の代りに存在する式(I
)及び(II)のアミノ−安息香酸エステル、が使用さ
れる。特に好適には、水素、メチル又はエチルの意味を
有するR22がR12の代りに、また水素がR′3の代
りに存在する式(I)及び(II)のアミノ−安息香酸
エステが用いられる。
本発明に従って使用しうるアミノ−安息香酸エステルの
例は4−アミノ安息香酸メチル、4−アミノ安息香酸エ
チル、4−アミノ安息香酸イソプロピル、4−アミノ安
息香酸イソブチル、及び4アミノ安息香酸フエニルであ
る。
言及した種類のアミノ−安息香酸エステルの製造は、同
業者には公知の方法で、例えばニトロ安息香酸をアルコ
ール又はフェノールでエステル化し、続いて水素化する
ことにより、或いは4−アミノ安息香酸をエステル化す
ることにより行なわれる。更にアミノ基は公知のように
上述の基R2及びR1でアルキル化されていてもよい[
参照、ツーペン(Houben)−ワイル(Weyl)
、有機化学法、第■巻、516頁(1952)及び第1
I/1巻、360頁(1957)]。
アミノ基をp−位に有するアミノ安息香酸エステルの場
合、対応して2.6−ジノ10ゲノーアニリンが製造さ
れる。アミン基が〇−位の場合には、2.4−ジハロゲ
ノ−アニリンが得られる。アミノ基がm−位の場合には
、いくらかの2.4−ジハロゲノアニリンのほかに2.
6−ジハロゲノアニリンが本質的に得られる。本発明に
よる方法はアミノ基をp−位に有するアミノ安息香酸エ
ステルの反応に対して最も重要である。
本発明に従プて得られる2、4−又は2.6−ジハロゲ
ノアニリンは従って式 [式中、R1及びR3は上述の意味を有し、モしてHa
Qは塩素又は臭素を表わす]のものである。
言及しうる塩素又は臭素化剤の例は、塩素、塩化スル7
リル、塩化水素/過酸化水素、臭素、臭化スルフリノ呟
又は臭化水素/過酸化水素、好ましくは塩素又は臭素で
ある。
これらの塩素化又は臭素化剤はアミノ−安息香酸のモル
当り2〜2.5モル、好ましくは2〜2゜1モル、特に
好ましくは2〜2.05モルである。
更に好適には、ノ・ロゲン化は塩素化である。
適当な不活性な反応媒体は脂肪族又は芳香族ノ\ロゲン
化炭化水素、クロルベンゼン、ジクロルベンゼン、四塩
化炭素、ブロムベンゼンなどであり、これらはこのよう
な目的に対して同業者の良く知るところである。不活性
な反応媒体は上述した種類の幾つかの溶媒/希釈剤から
なっていてよい。
不活性な反応媒体はアミノ安息香酸のモル当り50〜3
 、OOO1好ましくは100〜l 、500、特に好
ましくは300〜1.000m12で用いられる。
本発明による塩素化又は臭素化は40〜160℃、好ま
しくは60〜140°C1特に好ましくは70〜110
°Cの温度で行なわれる。
塩素化又は臭素化は、アミノ−安息香酸エステルを不活
性な反応媒体へ導入し、次いで反応混合物を撹拌しなが
ら選択した反応温度にもって行くようにして行なうこと
ができる。選択した反応温度が反応混合物の沸点以上な
らば、反応は同業者には公知のように昇圧下に行なって
よい。ここに本発明の方法は圧力に無関係である。次い
で塩素化剤を選択した反応温度で、最も有利にはそれが
消費される速度で導入する。ハロゲン化剤の残り及びそ
の反応生成物を留出させt;後、反応生成物は反応媒体
を留去するだけで単離することができる。しかしながら
、最初に不活性な反応媒体を導入し、そしてアミノ−安
息香酸エステル及びハロゲン化剤を同時に導入すること
も可能である。この変化において、アミノ−安息香酸エ
ステルの一部分を最初に導入し、残りをハロゲン化剤と
同時にしてもよい。そのような同時の導入しは、選択し
た反応温度になる前から始めてもよい。次いで反応混合
物を暖めることにより、この同時の導入中に反応温度を
達成する。
ハロゲン化において、F ac (13、TiCQi又
はZnCQzのような触媒が基本的に用いられる。しか
しながらそのような触媒は他の利点を提供しない。反応
を触媒なしに行ないうるのは本発明のハロゲン化の特別
な特徴でさえある。
更にハロゲン化が、R2及びR3の1つ又は両方の基が
水素である式(1)又は(I[)の物質について、普通
アセチル基のような保護基で防正し、続いて別の反応工
程でこの保護基を除去しなければならないという望まし
くないN−ハロゲン化が起こることなしに行ないうろこ
とは、本発明のハロゲン化の他の特別な特徴である。
次いで2つの塩素化又は臭素化されたアミノ−安息香酸
エステルを加水分解し、脱カルボキシル化する。
この関連において、2つの塩素化又は臭素化されたアミ
ノ−安息香酸エステルを、同業者には基本的に公知のア
ルカリ又は酸条件に基づいて加水分解してカルボン酸を
得る方法が使用できる。続いてこのカルボン酸を、脱カ
ルボキシル化に対して不活性な溶媒/希釈剤中において
100〜400°C1好ましくは150〜300’C!
、特に好ましくは180〜280℃で脱カルボキシル化
する。
溶媒/希釈剤は極性の有機化合物、有機又は無機酸及び
水であってよい。これらの例はジメチルホルムアミド、
スルホラン、ジメチルスルホキシド、酢酸、塩酸、硫酸
であり、反応は水中で有利に行なわれる。そのような溶
媒/希釈剤、又はそれらのいくつかの混合物は、2つの
塩素化又は臭素化されたアミノ−安息香酸のモル当50
〜2゜000、好ましくは200〜1,500、特に好
ましくは500〜1.300m12の量で用いられる。
この脱カルボキシル化反応は基本的には圧力に依存しな
い。それ故に選択した反応温度が溶媒/希釈剤の沸点以
上の場合だけ昇圧が使用される。
そのような場合反応は例えば自発的に形成された圧力下
に撹拌オートクレーブ中で行なうことがでさる。
2つの塩素化又は臭素化されたアミノ−安息香酸が選択
した反応温度で液体の場合には、溶媒/希釈剤を基本的
には省略することができる。しかしながら反応が均一過
程であるという意味においては、上述の種類の溶媒/希
釈剤を上述量で用いることが好適である。
基本的には、選択した溶媒/希釈剤が酸それ自体でない
限りにおいて、酸反応性化合物例えばブレンステッド又
はルイス酸、漂白上又は酸反応性イオン交換体又はゼオ
ライトの存在下に脱カルボキシル化すを行なうことがで
きる。しかしながら基本的には非酸性の溶媒/希釈剤の
存在下に反応を行なうことも可能であるから、そのよう
な添加は不必要であり、好ましくは操作の簡略化のため
に省略される。
脱カルボキシル化後、2,4−又は2,6−ジクロル(
ブロム)アニリンは結晶化、溶媒抽出、蒸留又は水蒸気
蒸留により脱カルボキシル化混合物から回収することが
できる。
活性化されていない芳香族カルボン酸の脱カルボキシル
化は非常に高い反応温度、長い反応時間、又は触媒例え
ば金属塩の添加を必要とするから、脱カルボキシル化の
、高空間−時間収率並びに高純度での平滑な進行は驚く
べきことである[7−ベン−フィル、第E5巻、468
頁(1985)及び第■巻、494頁(1952);ヨ
ーロッパ特許第55.629号】。
しかしながら有利には、加水分解と脱カルボキシル化は
1段階で行なうことができる。この目的のために、反応
は水中或いは含水溶媒/希釈剤中、100〜400℃、
好ましくは150〜300°C1特に好ましくは180
〜280℃で行なわれる。
水と共に使用しうる適当な溶媒/希釈剤は、脂肪族又は
芳香族炭化水素、脂肪族又は芳香族ハロゲン化炭化水素
或いは有機又は無機酸である。水と一緒に使用しうるそ
のような溶媒/希釈剤の例はトルエン、クロルベンゼン
、酢酸、塩酸及び硫酸である。しかしながら有利には、
反応混合物の簡単な処理という利点があるから、反応は
水だけを用いて行なわれる。pH4〜6.5を確立する
ために非常に少量の酸を添加することは望ましい。
しかしながら基本的にすべてそのような添加を省略する
ことが可能である。水又は含水溶媒/希釈剤は、2つの
塩素化又は臭素化されたアミ7安息香酸エステル1モル
当り50〜2,000、好ましくは500〜1.500
、特に好ましくは500−1.300m12で用いられ
る。
好適な水中での同時の加水分解及び脱カルボキシル化の
場合、反応温度を達成し且つ水が留出しないようにする
t;めに圧力が必要である。この圧力は有利には、それ
自体同業者には公知のように確立された系の固有の圧力
である。基本的には、更なる圧力を不活性な気体例えば
窒素、水素、希ガスなどにより適用することは可能であ
る。慨してこれらは簡略化の理由から省略される。最初
の圧力は加水分解及び脱カルボキシル化の開裂生成物に
より上昇する。この昇圧は部分的な脱気によって減する
ことができる。
加水分解及び脱カルボキシル化混合物の処理は上述した
方法で行なわれる。
実施例1 最初に4−アミノ−安息香酸メチル151#をクロルベ
ンゼンIQに導入した。混合物を100℃に加熱し、塩
素2モル−1429をこの温度で4時間にわたって導入
した。続いて溶媒を真空下に留去しt;。3,5−ジク
ロル−4−アミノ−安息香酸メチル2211が収率92
.4%に相当して残留した。
最初に3.5−ジクロル−4−アミノ−安息香酸メチル
0.2モル−482を水250−と一緒にオートクレー
ブ中に導入した。この混合物を250℃に加熱し、この
温度で3時間撹拌した。生成した反応ガスを、約40バ
ールの圧力を維持するために連続的に留去した。生成物
を水蒸気蒸留によって回収した。2.6−ジクロルアニ
リン26.99は、75.3%の収率に相当して製造さ
れた。
実施例2 最初に4−アミノ−安息香酸エチルl 51Jlをクロ
ルベンゼンlQに導入した。混合物を100℃に加熱し
、塩素2モル=1422をこの温度で3時間にわたって
導入した。続いて溶媒を真空下に完全に留去した。3.
5−ジクロル−4−アミノ−安息香酸エチル2322が
収率94%に相当して残留した。
最初に3.5−ジクロル−4−アミノ−安息香酸エチル
0.2モル−49,37を水250−と一緒にオートク
レーブ中に導入した。この混合物を250℃に加熱し、
この温度で2.5時間撹拌した。生成した反応ガスを、
約40バールの圧力を維持するために連続的に留去した
。生成物を水蒸気蒸留によって回収した。2.6−ジク
ロルアニリン312は、94%の収率に相当して製造さ
れた。
実施例3 最初に4−アミノ−安息香酸イソブチル194ンヲクロ
ルベンゼンlQに導入した。混合物を90°Cに加熱し
、塩素2モル= 1429をこの温度で4時間にわたっ
て導入した。続いて溶媒を真空下に完全に留去したff
l、 3.5−ジクロル−4−アミノ−安息香酸イソブ
チル2602が収率94%に相当して残留した。
最初に3.5−ジクロル−4−アミノ−安息香酸イソブ
チル0.2モル−55,21を水250rftlと一緒
Iこオートクレーブ中に導入した。この混合物を250
℃に加熱し、この温度で2.5時間撹拌した。生成した
反応ガスを、約40バールの圧力を維持するために連続
的に留去した。生成物を水蒸気蒸留によって回収した。
2,6−ジクロルアニリン322は、98%の収率に相
当して製造された。
実施例4 最初に3.5−ジクロル−4−アミノ−安息香酸フェニ
ル492  (0,174モル)を水20〇−と一緒に
オートクレーブ中に導入した。混合物を250℃まで加
熱し、この温度で8時間加熱した。反応中、反応気体を
連続的に留去し、約41バールの圧力を確立した。残渣
を真空蒸留し、純度63%の2.6−ジクロルアニリン
35.8jt−得た。これは80%の収率に相当した。
実施例5 最初に3.5−ジクロル−4−アミノ−安息香酸0.2
モル−41,22を水250m1lと一緒にオートクレ
ーブに導入した。この混合物を250℃まで加熱し、こ
の温度で8時間加熱した。次いで生成物を水蒸気蒸留で
回収した。この結果2.6−ジクロルアニリンを、純度
99.6%及び収率80%に相当して262得た。
本発明の特徴及び態様は以下の通りである=1、式 臭素化剤2〜2.5モルと反応させ、次いでジハロゲン
化されたアミノ安息香酸エステルを加水分解し且つ脱カ
ルボキシル化する2、4−又は2.6−シハロゲノアニ
リンの製造法。
2、式 [式中、R1は、直鎖又は分岐鎖C3〜C,アルキル、
ベンジル或いはフェニルを示し、そして R8及びR3は互いに独立に水素、直鎖又は分岐鎖Cl
−Caアルキル又はベンジルを示し、或いはR1及びR
3は一緒になって−(GHz)s−(CHx)s−C!
H40CzH4 −CzHa−NH−C1l”14−又は−C、H4+ 
NCHx −Cx Ha−を示してもよいlのアミノ安
息香酸エステルを、不活性な反応媒体中、40〜160
℃の温度において、塩素化又は1式中、RIRl及びR
3は上述の意味を有するJ 01つを、アミノ安息香酸エステルトシテ用いる上記l
の方法。
3、元素状塩素又は臭素を塩素化又は臭素化剤として用
いる上記lの方法。
4、キロゲン化が塩素化である上記lの方法。
5.2つの塩素化又は臭素化されたアミノ−安息香酸エ
ステルを、アルカリ又は酸条件下に加水分解してカルボ
ン酸を製造し、続いてこのカルボン酸を脱カルボキシル
化に関して不活性である溶媒/希釈剤中において100
〜400℃、好ましくは150〜300℃、特に180
〜280°Cで脱カルボキシル化する上記lの方法。
6、反応をジメチルホルムアミド、スルホラン、ジメチ
ルスルホキシド、酢酸、塩酸、硫酸、水又はこれらの混
合物、好ましくは水中において、カルボン酸1モル当り
これの50〜20,000、好ましくは200〜1,5
00、特に好ましくは500〜l 、300mQの量の
存在下に行なう上記5の方法。
7、加水分解及び脱カルボキシル化を水又は含水溶媒/
希釈剤中100〜400°C1好ましくは150〜30
0℃、特に好ましくは180〜280℃下に1段階で行
なう上記lの方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^1は、直鎖又は分岐鎖C_1〜C_8アル
    キル、ベンジル或いはフェニルを示し、そして R^2及びR^3は互いに独立に水素、直鎖又は分岐鎖
    C_1〜C_8アルキル又はベンジルを示し、或いはR
    ^2及びR^3は一緒になって−(CH_2)_4−、
    −(CH_2)_5−、−C_2H_4−O−C_2H
    _4−、−C_2H_4−NH−C_2H_4−又は−
    C_2H_4−NCH_3−C_2H_4−を示しても
    よい]のアミノ安息香酸エステルを、不活性な反応媒体
    中、40〜160℃の温度において、塩素化又は臭素化
    剤2〜2.5モルと反応させ、次いでジハロゲン化され
    たアミノ安息香酸エステルを加水分解し且つ脱カルボキ
    シル化する2,4−又は2,6−ジハロゲノアニリンの
    製造法。
JP2266154A 1989-10-04 1990-10-03 2,4‐または2,6‐ジハロゲノアニリンの製法 Pending JPH03123762A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3933093A DE3933093A1 (de) 1989-10-04 1989-10-04 Verfahren zur herstellung von 2,4- bzw. 2,6-dihalogen-anilin
DE3933093.1 1989-10-04

Publications (1)

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JPH03123762A true JPH03123762A (ja) 1991-05-27

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ID=6390796

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JP2266154A Pending JPH03123762A (ja) 1989-10-04 1990-10-03 2,4‐または2,6‐ジハロゲノアニリンの製法

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US (1) US5145958A (ja)
EP (1) EP0421216B1 (ja)
JP (1) JPH03123762A (ja)
DE (2) DE3933093A1 (ja)

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