JPH0312360Y2 - - Google Patents

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JPH0312360Y2
JPH0312360Y2 JP1984135840U JP13584084U JPH0312360Y2 JP H0312360 Y2 JPH0312360 Y2 JP H0312360Y2 JP 1984135840 U JP1984135840 U JP 1984135840U JP 13584084 U JP13584084 U JP 13584084U JP H0312360 Y2 JPH0312360 Y2 JP H0312360Y2
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JP
Japan
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pipe
tip
brush tip
brush
plug
Prior art date
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JP1984135840U
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JPS6151980U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は軸筒先端部に取り付けられた筆穂内に
パイプを挿入配置してなる塗布具に関する。使用
前に軸筒内の塗布物が筆穂に漏出することを抑制
し、しかも、組立容易なものである。
(従来の技術とその課題) 軸筒先端部に取り付けられた筆穂内にパイプを
挿入配置してなる従来の塗布具では、使用前にお
いて熱や振動等によつて軸筒内の塗布物が筆穂の
漏出しないように、筆穂内に挿入配置されたパイ
プの径と長さを考慮した上、塗布物の導入位置を
適当に設定することで、使用直前まで筆穂が塗布
物で汚れないようなしてはいるが、落下等による
強い衝撃が加つた際には、塗布物のパイプ先端よ
りの漏出を防止するには十分なものとは言えなか
つた。
この点、例えば、実開昭48−33855号公報に開
示されている接着剤容器の排出ノズルを閉鎖する
傘状付属具の針のように、パイプを密封する栓体
の使用も考えられるが、塗布具の筆穂を傷めない
よう栓体を筆穂の先端側から挿入し、しかも、筆
穂で隠されたパイプの先端から栓体を挿入するの
では、あまりにも組立が困難なものとならざるを
得ない。
(考案の目的) 本考案は上述せるところに鑑みなされたもの
で、使用前には、落下等による強い衝撃が塗布具
に加つた際でも軸筒内の塗布物が筆穂に漏出しな
いようにして使用直前まで筆穂が塗布物で汚れな
いようなした塗布具における密封構造であつて、
しかも、組立容易なものを提供せんとするもので
ある。
(考案の構成) 本考案は、軸筒先端部に取り付けられた筆穂内
にパイプを挿入固定してなる塗布具にあつて、前
記パイプを栓体の密封部で密封するとともに、該
栓体他端部を筆穂先端より突出してなり、また、
前記栓体を、前記パイプの筆穂内への挿入配置に
あたつて前記パイプと一体に筆穂後端から挿入配
置してなる塗布具における密封構造を要旨とす
る。
(実施例) 第1図において、参照符号1は合成繊維、天然
繊維、獣毛等の繊維収束体からなる外形略円錐形
の筆穂であつて、該筆穂1内の略中心部には、そ
の基部をパイプホルダー2に固定されるパイプ3
が所定位置まで挿入配置されている。4は、前記
パイプホルダー2を後端部に連結し、筆穂1基部
が収納される固定環であつて、該固定環4は、液
体、粉体等の塗布物を収納せる軸筒5先端部に圧
入、螺合等の適宜固定手段をもつて固定されてい
る。6は前記パイプ3に挿入密封可能な密封部7
を有する栓体であつて、該栓体6は、第2図に示
す如く、パイプ3に挿入しやすいよう斜めにカツ
トされた端部8形状を有している。尚、該端部8
は図示せる以外にも徐々に小径となる形状や、縮
径可能にスリツトを設けた形状であつてもよい。
また、図示した例では、密封部7を、パイプ3に
挿入して密封するものをもつて示しがが、密封部
7を筒状大径部となし、該大径部をパイプ3に被
冠してパイプ3を密封するようにしてもよい。9
は筆穂1の突出部分を被覆可能な透明保護カバー
であつて、該保護カバー9は筆穂1先端より突出
する栓体6他端部に形成された凹溝10に係合す
る凸部11をその内面に有している。
第3図は保護カバー9取り付けの他の実施例を
示すもので、保護カバー9先端部の孔12より突
出する栓6端部を溶融して鍔13を形成したもの
である。
上述せる栓体6の組み付けは、パイプホルダー
2のパイプ3先端部に栓体6の密封部7を前方よ
り挿入してパイプ3を密封し、該栓体6及びパイ
プ3を固定環4内の筆穂1後方より挿入し、該パ
イプホルダー2を固定環4に連結するようにす
る。、パイプホルダー2に代わる部材を使用する
こともあるが、要は、パイプ3と栓体6とを一体
にし、それを筆穂1の後方より挿入することで、
筆穂1を傷めることもなければ、筆穂1内のパイ
プ3の先端を探し当てるような挿入をしなければ
ならないといつた煩わしさを生じずに済ませられ
る。尚、保護カバー9を必要とする場合は、この
後、筆穂1先端部より突出する栓体6に該保護カ
バー9を取り付けるようにすればよい。使用の際
には栓体6もしくは必要に応じ取り付けられた保
護カバー9を指先で引つ張れば軽い力で簡単に栓
体6の密封部7をパイプ3より抜き取ることがで
きるから、軸筒5内に収納される塗布物をパイプ
3へ供給すれば、塗布が可能となる。また、栓体
6の密封部7をパイプ3より抜き取るに際して、
密封部7とパイプ3の密封状態如何では該密封力
でパイプ3がパイプホルダー2より抜ける恐れを
生じることもあるが、この場合には、図示せる如
くパイプ3後端をかしめて抜け防止を図るように
してもよい。
(考案の効果) 以上の如く、本考案では、軸筒先端部に取り付
けられた筆穂内にパイプを挿入固定してなる塗布
具にあつて、パイプを栓体の密封部で密封すると
ともに、栓体他端部を筆穂先端より突出してなる
ので、使用前に於いて熱や振動等が加つた場合は
勿論のこと、落下等による強い衝撃が塗布具に加
つた際でも、パイプは栓体の密封部で確実に密封
されているから、軸筒内に収納された塗布物は筆
穂に漏出することなく、従つて使用直前まで筆穂
が塗布物で汚れることがない。また、使用に際し
ては筆穂先端より突出する栓体の端部を指で引つ
張れば栓体の密封部をパイプより簡単に抜き取る
ことができるから、使用に際しても何ら複雑な操
作を必要とすることなく塗布を開始することがで
きる。
更に、栓体を、パイプの筆穂内への挿入配置に
あたつてこのパイプと一体に筆穂後端から挿入配
置してなるので、筆穂を傷めることもなければ、
筆穂内のパイプ3の先端を探し当てるような煩わ
しい挿入もしなくてよく、従つて極めて容易に組
立ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す要部縦断面図、
第2図は第1図における栓体の縦断面図、第3図
は保護カバーの他の取り付け例を示す要部縦断面
図。 1……筆穂、3……パイプ、5……軸筒、6…
…栓体、7……密封部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸筒5先端部に取り付けられた筆穂1内にパイ
    プ3を挿入固定してなる塗布具にあつて、前記パ
    イプ3を栓体6の密封部7で密封するとともに、
    該栓体3他端部を筆穂1先端より突出してなり、
    また、前記栓体6を、前記パイプ3の筆穂1内へ
    の挿入配置にあたつて前記パイプ3と一体に筆穂
    3後端から挿入配置してなる塗布具における密封
    構造。
JP1984135840U 1984-09-07 1984-09-07 Expired JPH0312360Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984135840U JPH0312360Y2 (ja) 1984-09-07 1984-09-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984135840U JPH0312360Y2 (ja) 1984-09-07 1984-09-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6151980U JPS6151980U (ja) 1986-04-08
JPH0312360Y2 true JPH0312360Y2 (ja) 1991-03-25

Family

ID=30694325

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984135840U Expired JPH0312360Y2 (ja) 1984-09-07 1984-09-07

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JP (1) JPH0312360Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4833855U (ja) * 1971-08-30 1973-04-24

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6151980U (ja) 1986-04-08

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