JPH03122932A - 衝突センサ - Google Patents

衝突センサ

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Publication number
JPH03122932A
JPH03122932A JP26014689A JP26014689A JPH03122932A JP H03122932 A JPH03122932 A JP H03122932A JP 26014689 A JP26014689 A JP 26014689A JP 26014689 A JP26014689 A JP 26014689A JP H03122932 A JPH03122932 A JP H03122932A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
shock
movable contact
magnet
disc
Prior art date
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Pending
Application number
JP26014689A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiteru Ootsuki
大槻 好曜
Shuzo Ono
小野 秀三
Daisuke Shirai
大介 白井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
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  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車等の車両の衝突時に搭乗者を保護する
エアバッグシステムに使用される衝突センサに関する。
〔従来の技術〕
衝突事故により車体に衝撃が加えられると、これを衝突
センサが感知してエアバッグ作動信号を発し、この信号
でエアバッグ作動装置が瞬時に動作して車内にエアバッ
クを膨出させるエアバッグシステムが知られている。
前記衝突センサは、車両衝突時の加速度(速度変化)が
しきい値よりも大きくなった場合に確実に動作しなけれ
ばならないが、単に加速度の大きさのみで動作させると
、事故とならないような衝ll!(ハンマリング)が作
用した場合にも、これを検出してエアバッグ装置を誤起
動させることがある。そこで、このようなハンマリング
を判別できる衝突センサとして、例えば特開昭57−8
13号公報に開示されているように、円筒状のスリーブ
内にマグネットに吸引された球状のマス<Xす)を配置
し、車両衝突時の加速度によってマスをマグネットから
離間させて、接点をオン動作させるものが知られている
〔発明が解決しようとする課題〕
前述した従来例によれば、ハンマリングのように加速度
は大きいが作用時間の短い衝撃に対しては、スリーブと
マス間のギャップが粘性抵抗となってマスの移動を規制
するため、衝突事故以外の衝撃による誤動作の発生を防
止できるが、上記ギャップの精度によってセンサ感度が
決定されるため、製造コストの高騰を余儀なくされてい
た。
本発明の目的は、上記従来技術の実情に鑑み、構造が簡
単で低コス1の衝撃センサを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、車両の衝突時に
動作してエアバッグ作動信号を発する衝突センサにおい
て、フレームに設けられた開孔の軸線方向中央に重りを
配置し、この重りを周方向に所定間隔を存して複数配置
された板ばねからなるループ状可動接点を介して前記フ
レームに懸架し、前記止りにディスクを固着し、このデ
ィスクを吸着可能なマグネットを前記フレームに固着し
、かつ前記可動接点の移動領域内に該可動接点と接離可
能な固定接点を設けたことを特徴とするものである。
〔作用〕
車両が衝突し、作用時間の長い加速度が所定値以上にな
ると、重りはディスクとマグネットとの吸引力に抗して
フレームの開孔内を移動し、重りを懸架する可動接点は
開孔内を転動して固定接点に接触スる。−・方、ハンマ
リングのように作用時間の短い衝撃に対しては、ディス
クとマグネット間にダンピング効果が作用して重りの移
動が抑制されるため、衝突事故以外の衝撃による誤動作
の発生は防止される。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る衝突センサの断面図、
第2図は第1図のn−n線視側面図、第3図は衝突セン
サの非動作状態を示す要部説明図、第4図は衝突センサ
の動作状態を示す要部説明図である。
これらの図において、1は合成樹脂製のフレームであり
、該フレーム1の中心には断面正方形の開孔2が穿設さ
れている。開孔2の左右両端には第1および第2の蓋体
3,4が図示省略したねじを用いて固着されており、本
実施例に係る衝突センサを車両に装着する場合は、第2
の蓋体4が進行方向前面側に取付けられる。
前記第1の蓋体3の内側面中央には円柱状の取付台5が
一体成形され、この取付台5の外周にはステンレス等の
磁性材料からなる薄板6および合成樹脂フィルムからな
るスペーサ7を介してリング状のマグネット8が固着さ
れている。薄板6の一部は前記開孔2方向へ延びて自由
端となっており、円盤状のディスク9がこの自由端を介
して前記マグネット8に吸着されている。このディスク
9はステンレス等の磁性材料からなり、第2図に示すよ
うに、複数の空気流通孔10が穿設されている。
前記ディスク9の中心位置には所定の質量をもつ重り1
1がねじ等の止め具12によって固着されており、この
重り11はばね性に冨むステンレス薄板等からなる4本
の可動接点13を介して前記開孔2の内壁に懸架されて
いる。各可動接点13はロール状に巻回され、それぞれ
のほぼ対称位置がフレーム1と重り11とにねし14等
を用いて固着されており、開孔2内の4箇所に周方向に
90度の等間隔を存して配設されている。これら可動接
点13は開孔2の内壁に沿って転勤可能であり、フレー
ム1には各可動接点13に対応して4つの固定接点15
が配設されている。可動接点13と固定接点15は外部
の制御回路16に接続されており、これら両接点13.
15が接触してスイッチオン状態になると、制御回路1
6は図示せぬエアバック作動装置にエアバッグ展開信号
を送出するようになっている。
第3.4図に示すように(第1図では省略)、前記止め
具12の先端には導体17が、また止め具12に対向す
る前記取付台5には一対の接点18がそれぞれ設けられ
ており、これら接点18は外部の自己診断回路19に接
続されている。両接点18は、ディスク9がマグネット
8に吸着されているとき(第3図)導通状態となり、デ
ィスク9がマグネット8から離間しているとき(第4図
)非導通状態となり、これらの状態を自己診断回路19
によって判断することができる。したがって、衝突セン
サを車両に取付けた後、例えばエンジンの始動時等に重
り11が正しい位置にあるか否かを、すなわちディスク
9がマグネット8に吸着さているか否かを外部の自己診
断回路19によって簡単に判断することができる。なお
、このような自己診断用として、上記した感体17と接
点18による接触式に代え、発光素子と受光素子等によ
る非接触式(光学式)のものを用いることも可能である
前述の如く構成された衝突センサを車両に取付け、その
車両が第1図の矢印A方向に移動する場合、重り11に
作用する矢印A方向の加速力がマグネット8によるディ
スク9の吸着力を越えるしきい値まで、重り11は第1
図および第3図に示す初期位置に留まる。このしきい値
は、マグネット8の強さや重り11の質量あるいはスペ
ーサ7の材料や厚み等によって決定することができるが
、本実施例の場合2.0G(Gは加速度)に設定しであ
る。したがって、ブレーキングのように加速度がしきい
値に比べて充分に小さい場合、ディスク9はマグネット
8に吸着されたままで、可動接点13が固定接点15と
非接触のスイッチオフ状態に維持される。
これに対し、衝突時に重り11にしきい値を越える2、
0G以上の加速度が作用し、しかもその作用時間が充分
に長い場合、ディスク9はマグネット8からその吸着力
に抗して離れ、第4図に示すように、重り11は各可動
接点13の転勤に追従して開孔2の軸線を矢印A方向へ
移動する。そして、この移動中に可動接点13の少なく
とも1つがそれに対応する固定接点15に接触すると、
スイッチオン状態になって制御回路16からエアバック
作動装置にエアバッグ展開信号が送出される。
この場合、重り11に作用する加速度は約100〜数1
00m5ecと充分に長いため、ディスク9がマグネッ
ト8から離れる際、取付台5とディスク9間に各空気流
通孔10を介して開孔2内の空気が流れ込み、両者の圧
力を平衡化し、所謂ダンピング効果はほとんど作用しな
い。
一方、ハンマリングのように、加速度はしきい値を越え
る程度に充分に大きいものの、その作用時間が数m5e
cと非常に短い衝撃が作用した場合、取付台5とディス
ク9間への空気の流れ込みが極端に少なくなって、ダン
ピング効果が有効に作用するため、ディスク9はマグネ
ット8から離間することはできず、制御回路16からエ
アバッグ展開信号は送出されない。
このように、上記実施例にあっては、加速度は大きいが
作用時間の極端に短い衝撃が作用した場合、ディスク9
にダンピング効果を有効に作用させて重り11の移動を
抑制できるため、ハンマリングのような衝突事故以外の
衝撃によってエアバッグ作動装置が移動することを防止
できる。
また、ループ状に巻回した複数の可動接点13によって
重り11を懸架したため、重り11を開孔2の軸線方向
にスムーズに案内することができ、構造も簡略化するこ
とができる。
さらに、重り11が所定の初期位置にあるが否かを外部
の自己診断回路19によって判断することができるため
、スイッチングの誤動作を未然に防止することができる
なお、上記実施例では、4本の可動接点13によって重
り11を懸架した場合について説明したが、それ以外の
複数の可動接点によって重りを懸架しても良いことはい
うまでもない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、加速度が大きく
作用時間の長い衝撃が作用した場合、重りの移動に追従
して転勤するループ状可動接点によってスイッチが動作
され、加速度は大きいが作用時間の短い衝撃が作用した
場合、ディスクに作用するダンピング効果によって重り
の移動が抑制されるため、ハンマリングのような衝突事
故以外の衝撃による誤動作を防止できるばかりでなく、
構造を簡略化してコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図は全て本発明の実施例に係り、第1図は衝突センサの
全体構成を示す断面図、第2図は第1図のn−n線視側
面図、第3図は衝突センサの非動作状態を示す要部説明
図、第4図はその動作状態を示す要部説明図である。 1・・・・・・・・・フレーム、2・・・・・・・・・
開孔、3・・・・・・・・・第1の蓋体、5・・・・・
・・・・取付台、6・・・・・・・・・薄板、7・・・
・・・・・・スペーサ、8・・・・・・・・・マグネッ
ト、9・・・・・・・・・ディスク、10・・・・・・
・・・空気流通孔、11・・・・・・・・・重り、12
・・・・・・・・・止め具、13・・・・・・・・・可
動接点、15・・・・・・・・・固定接点。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 車両の衝突時に動作してエアバッグ作動信号を発する衝
    突センサにおいて、フレームに設けられた開孔の軸線方
    向中央に重りを配置し、この重りを周方向に所定間隔を
    存して複数配置された板ばねからなるループ状可動接点
    を介して前記フレームに懸架し、前記重りにディスクを
    固着し、このディスクを吸着可能なマグネットを前記フ
    レームに固着し、かつ前記可動接点の移動領域内に該可
    動接点と接離可能な固定接点を設けたことを特徴とする
    する衝突センサ。
JP26014689A 1989-10-06 1989-10-06 衝突センサ Pending JPH03122932A (ja)

Priority Applications (1)

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JP26014689A JPH03122932A (ja) 1989-10-06 1989-10-06 衝突センサ

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JP26014689A JPH03122932A (ja) 1989-10-06 1989-10-06 衝突センサ

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JPH03122932A true JPH03122932A (ja) 1991-05-24

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JP26014689A Pending JPH03122932A (ja) 1989-10-06 1989-10-06 衝突センサ

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