JPH0312287Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0312287Y2
JPH0312287Y2 JP1984182306U JP18230684U JPH0312287Y2 JP H0312287 Y2 JPH0312287 Y2 JP H0312287Y2 JP 1984182306 U JP1984182306 U JP 1984182306U JP 18230684 U JP18230684 U JP 18230684U JP H0312287 Y2 JPH0312287 Y2 JP H0312287Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
backrest
link
patient
connecting shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984182306U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6197940U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984182306U priority Critical patent/JPH0312287Y2/ja
Publication of JPS6197940U publication Critical patent/JPS6197940U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0312287Y2 publication Critical patent/JPH0312287Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、背凭れが駆動装置によつて起伏し、
その起伏と連動として足載せ台を起伏させ、被施
術者の上半身が伏到する時には足載せ台をも伏到
させ、被施術者が仰臥する時に足先も水平に近い
位置まで持ち上るようにした理美容用椅子に関す
るものである。
〔考案の技術的背景およびその問題点〕
従来この種の理美容用の椅子を第4図に示し、
以下、これについて説明する。
1は昇降装置2によつて昇降する基台で、この
基台1に背凭れ3を有する背凭れ基盤4が、これ
に固着されたリンク5によつて支軸6で枢支され
ている。
又、基台1の前部には足載せ台7を有する吊り
具8を支軸9によつて枢支させ、背凭れ基盤4の
連結軸10と吊り具9の連結軸11とを連結リン
ク12で連結する。
更に、前記背凭れ基盤4の連結軸10と基台1
の支軸13との間に伸縮シリンダ14を架設した
ものである。
尚、17はシート部である。
今、伸縮シリンダ14が伸長状態にあると、連
結軸10が押されて背凭れ基盤4が支軸6を中心
としてリンク5と共に第4図の状態に起立すると
共に、連結リンク12が吊り具8を引いてこれを
第4図の垂直状態とすることによつて足載せ台7
を水平としている。
伸縮シリンダ14が縮小すると、連結軸10が
引かれて背凭れ基盤4が支軸6を中心としてリン
ク5と共に回動し、背凭れ3が伏倒すると共に、
連結リンク12が連結軸11を押して吊り具8を
押上げ、これを水平状態として被施術者を仰臥さ
せるものである。
この理美容用椅子は、前記のように伸縮シリン
ダ14の縮小によつて背凭れ3が倒れ始めると直
ちに吊り具8も持ち上り出し、その持ち上り速度
が早いため、被施術者が仰臥姿勢に移るのが不自
然な体勢で行われる欠点があつた。
〔考案の目的〕
本考案は、従来の理美容用椅子の前述の欠点を
除去するためのもので、背凭れ基盤と吊り具とを
相対的に移動可能な2本のリンクで連結すること
により、背凭れ基盤の伏倒に対して吊り具を遅動
させて持ち上らせ、以つて被施術者が自然な体勢
で仰臥姿勢に移れるようにすることを目的とする
ものである。
〔考案の実施例〕
以下に本考案の一実施例を第1図〜第3図につ
いて説明するが、前記第4図の従来例と同一部材
には同一符号を付してある。
1は昇降装置2によつて昇降する基台で、この
基台1に背凭れ3を有する背凭れ基盤4が、これ
に固着されたリンク5によつて支軸で枢支され、
又、基台1の前部には足載せ台7を有する吊り具
8を支軸9によつて枢支させ、更に、背凭れ基盤
4の連結軸10と基台1の支軸13との間に伸縮
シリンダ14を架設すること及びシート部17
は、従来例と変る所はない。
そして、吊り具8の連結軸11と背凭れ基盤4
の連結軸10とは、2本のリンク15,16で連
結されている。
この2本のリンク15,16はその何れか一方
に2本のピン15aが植立されており、他方に穿
設された長孔16aにピン15aが挿入されて摺
動自在となつているもので、その摺動によつてリ
ンク15とリンク16は平行関係を保つたまゝ相
対的に移動する。
今、第1図に示すように、伸縮シリンダ14が
伸長状態にあり、これに連結軸10が押されて背
凭れ基盤4がリンク5と共に支軸6を中心として
回動して起立状態にある時には、リンク15とリ
ンク16は、そのピン15aが長孔16aの後端
にあり、最長の状態となつている。
この状態の時に、吊り具8は垂直状態となつて
足載せ台7は水平となつている。
伸縮シリンダ14が縮小し始めると、これに連
結軸10が引かれて背凭れ基盤4とリンク5は支
軸6を中心として回動し、背凭れ3が伏倒し始め
る。
しかしながら、リンク15とリンク16は、ピ
ン15aが長孔16a内を移動するだけで、リン
ク15の動きはリンク16に伝達されず、吊り具
8は垂直状態を保つ。
そして、ピン15aが長孔16aの最前端に到
達した後に、リンク16はリンク15の動きに従
つて移動開始し、吊り具8の持ち上げが始まる。
即ち、背凭れ基盤4の動きよりも遅れて吊り具
8の持ち上げが始まるので、被施術者の仰臥姿勢
への移行は自然な体勢で行われるものである。
〔考案の効果〕
本考案は叙上のように、1つの駆動装置によつ
て背凭れの伏倒と吊り具の持ち上げが行われるも
のであるのに拘らず、背凭れの伏倒よりも遅れて
吊り具の持ち上げが開始されるので、座している
被施術者の仰臥姿勢への移行が自然の体勢で行わ
れ、被施術者が不自然な姿勢を強いられることが
ない。
そして、中間で駆動装置を停止させて中間姿勢
として時でも、被施術者は自然な体勢であるから
この姿勢を楽に保つことができ、疲労等を感じる
ことがない。
更に、前述のように駆動装置が1つで足りるた
め、安価に製造できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の背凭れ起立状態の側面図、第
2図はその背凭れ伏倒状態の側面図、第3図は要
部の側面図で、第4図は従来の理美容用椅子の側
面図である。 1……基台、2……昇降装置、3……背凭れ、
4……背凭れ基盤、7……足載せ台、8……吊り
具、10,11……連結軸、14……伸縮シリン
ダ、15,16……リンク、15a……ピン、1
6a……長孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基台に枢支され、駆動装置によつて枢支点を中
    心として伏倒、起伏する背凭れ基盤と、該背凭れ
    基盤の伏倒、起伏に連動し、前記基台に対して伏
    倒、起伏する足載せ台の吊り具とを、長孔と該長
    孔内を平行移動する連結ピンによつて相対的に移
    動可能な2本のリンクによつて連結したことを特
    徴とする理美容用椅子。
JP1984182306U 1984-12-03 1984-12-03 Expired JPH0312287Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984182306U JPH0312287Y2 (ja) 1984-12-03 1984-12-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984182306U JPH0312287Y2 (ja) 1984-12-03 1984-12-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6197940U JPS6197940U (ja) 1986-06-23
JPH0312287Y2 true JPH0312287Y2 (ja) 1991-03-22

Family

ID=30739843

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984182306U Expired JPH0312287Y2 (ja) 1984-12-03 1984-12-03

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0312287Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4519329Y1 (ja) * 1968-04-06 1970-08-05
JPS4827997U (ja) * 1971-08-07 1973-04-04

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4519329Y1 (ja) * 1968-04-06 1970-08-05
JPS4827997U (ja) * 1971-08-07 1973-04-04

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6197940U (ja) 1986-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4232412A (en) Patient transfer device
CN109124120B (zh) 一种助站式躺椅用铁架及其工作方法
US4118046A (en) Rocker assembly for wheelchairs
CN113143632B (zh) 一种具有侧翻功能的护理床
CN206183594U (zh) 一种联动式按摩椅架
JPH0312287Y2 (ja)
JP2606353Y2 (ja) リフトアップチェア
EP0252905A1 (en) Mechanism for a sofa sleeper
CN215271646U (zh) 一种升降床
JP2021171558A (ja) 移乗装置
CN209361145U (zh) 一种床椅互变式护理床
CN208447994U (zh) 一种护理床
CN219762908U (zh) 隐藏式靠背沙发椅
JP3146414B2 (ja) 玄関リフト
JPH0446598Y2 (ja)
JPH04126567U (ja) 脚筋力鍛練機
CN206603492U (zh) 座椅底盘
JPH04747Y2 (ja)
CN214284085U (zh) 一种智能升降椅子
CN220237204U (zh) 帮助站起的辅助装置
CN210842266U (zh) 一种自动伸缩椅架
CN115088979B (zh) 一种多连杆角度调节沙发床
CN208909425U (zh) 用于椅具的背座同步联动装置
CN213216104U (zh) 升降椅子
JP2001340394A (ja) 介護ベッド