JPH03122279A - 堆積膜形成法 - Google Patents

堆積膜形成法

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JPH03122279A
JPH03122279A JP1233925A JP23392589A JPH03122279A JP H03122279 A JPH03122279 A JP H03122279A JP 1233925 A JP1233925 A JP 1233925A JP 23392589 A JP23392589 A JP 23392589A JP H03122279 A JPH03122279 A JP H03122279A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、堆積膜形成法に関し、特に半導体集積回路装
置等の配線に好ましく適用できるAJZ−5i堆積膜の
形成法に関するものである。
[従来の技術] 従来、半導体を用いた電子デバイスや集積回路において
、電極や配線には主にアルミニウム(A、i2)もしく
はAu−5t等が用いられてきた。ここで、Al1−5
iは廉価で電気伝導度が高く、また表面に緻密な酸化膜
が形成されるので、内部が化学的に保護されて安定化す
ることや、Siとの密着性が良好であることなど、多く
の利点を有している。
ところで、LSI等の集積回路の集積度が増大し、配線
の微細化や多層配線化などが近年特に必要とされるよう
になってきたため、従来のlや/1−5i配線に対して
これまでにない厳しい要求が出されるようになってきて
いる。集積度の増加による寸法微細化に伴って、LSI
等の表面は酸化、拡散、薄11へ堆積、エツチングなど
により凹凸が激しくなっている。例えば電極や配線金属
は段差のある面上へ断線なく堆積されたり、径が微小で
かつ深いピアホール中へ堆積されなければならない。4
Mbitや16MbitのDRAM (ダイナミックR
AM)などでは、へトづi等の金属を堆積しなければな
らないピアホールのアスペクト比(ピアホール深さ÷ピ
アホール直径)は1.0以上であり、ピアホール直径自
体も1μm以下となる。従フて、アスペクト比の大きい
ピアホールにもへλ−5t化合物を堆積できる技術が必
要とされる。
特に、5i02等の絶縁膜の下にあるデバイスに対して
確実な接続を行うためには、成膜というよりむしろデバ
イスのピアホールのみを穴埋めするように八1−5tを
堆積する必要がある。このためには5Siや金属表面に
のみIn合金を堆積させ、SiO□なとの絶縁膜上には
堆積させない方法を要する。
このような選択堆積ないし選択成長は従来用いられてき
たスパッタ法では実現できない。スパッタ法はターゲッ
トからスパッタされた粒子の真空中での飛来を基礎とす
る物理的堆積法であるので、段差部や絶縁膜側壁での膜
厚が極端に薄くなり、甚だしい場合には断線も生じる。
そして、膜厚の不均一や断線はLSIの信頼性を著しく
低下させることになる。
基板にバイアスを印加し、基板表面でのスパッタエツチ
ング作用と堆積作用とを利用して、ピアホールのみにl
またはAfL−5i化合物を埋込むように堆積を行うバ
イアススパッタ法が開発されている。しかし基板に数1
00V以上のバイアス電圧が印加されるために、荷電粒
子損傷により例えばMOS−FETの閾値が変化してし
まう等の悪影響が生ずる。また、エツチング作用と堆積
作用とが混在するため、木質的に堆積速度が向上しない
という問題点もある。
上記のような問題点を解決するため、様々なタイプのC
VD(chemical Vapor Deposit
ion)法が提案されている。これらの方法では成膜過
程で何らかの形で原料ガスの化学反応を利用する。プラ
ズマCVOや光CVOでは原料ガスの分解が気相中で起
き、そこでできた活性種が基板上でさらに反応して膜形
成が起きる。これらのCVD法では基板表面の凹凸に対
する表面被覆性がよい。しかし、原料ガス分子中に含ま
れる炭素原子が膜中に取り込まれる。また特にプラズマ
CVDではスパッタ法の場合のように荷電粒子による損
傷(いわゆるプラズマダメージ)があるなどの問題点が
あった。
熱CVD法は主に基体表面での表面反応により膜が成長
するために表面の段差部などの凹凸に対する表面被覆性
が良い。また、ピアホール内での堆積が起き易いと期待
できる。さらに段差部での断線なども避けられる。また
、プラズマCVDやスパッタ法のような荷電粒子損傷も
ない。この種の方法の一例としては、Journal 
of ElectrochemicalSociety
第131 巻第2175頁(1984年)に記載されて
いるものがある。この方法では、有機アルミニウムガス
としてトリイソブチルアルミニウム(TIB八) ((
1−C4119) 3八℃)を用い、成1摸温度260
℃9反応管内圧力(1,5TorrでAIl膜を成膜し
た後、基板温度を約450℃に保ち、SiH4を導入し
てSiをAI腹膜中拡散させてAn −5i膜を得てい
る。
TIBAを用いる場合は、成膜前にTiCl2を流し、
基板表面を活性化し、核を形成するなどの前処理を施さ
ないと連続な膜が得られない。また、TiCl14を用
いた場合も含め、一般にTIBAを用いた場合には表面
平坦性が劣るという問題点がある。そしてこの方法では
、ピアホール内のみへのへn−5t堆積のような選択成
長を起こせない。
また、他の方法としてはJapanese Journ
al ofApplied Physics第27巻第
11号 L2134ページ(1988)に記載されてい
る方法がある。この方法ではTIBAと5i211.と
をArガスに分散して供給し、TTBAが基板に達する
前にガスを加熱する。この方法により5i(100) 
 ウェハ上に低抵抗のAIl −5i膜をエピタキシャ
ル成長させることができる。この方法では得られる膜は
かなり良質であるが、ガスを加熱する必要があるため制
御が難しく、また装置が複雑になるなどの問題がある。
特開昭63−3351i9号公報にはTiCl24を用
いず、その代りに有機アルミニウムを基板近傍において
加熱することにより膜形成する方法が記載されている。
この方法では表面の自然酸化膜を除去した金属または半
導体表面上にのみ選択的にAIlを堆積することができ
る。
この場合にはTIBAの導入前に基板表面の自然酸化膜
を除去する工程が必要であると明記されている。また、
T I B A If単独で使用することが可能なので
TIBA以外のキャリアガスを使う必要はないが后ガス
をキャリアガスとして用いてもよいと記載されている。
しかしTI[l八と他のガス(例えば]12)との反応
は全く想定しておらず、H2をキャリアガスとして使う
という記載はない。またTIBA以外にトリメチルアル
ミニウム(TMA) とトリエチルアルミニウム(TE
A)をあげているが、それ以外の有機金属の具体的記載
はない。これは一般に有機金属の化学的性質は金属元素
に付いている有機置換基が少し変化すると大きく変るの
で、どのような有機金属を使用すべきかは個々に検討す
る必要があるからである。この方法では自然酸化膜を除
去しなければならないという不都合があるだけでなく、
表面平滑性が得られないという欠点がある。またガスの
加熱の必要があること、しかも加熱を基板近傍で行わな
ければならないという制約があり、しかもどの位基板に
近い所で加熱しなければならないかも実験的に決めて行
かざるを得す、ヒータを置く場所を自由に選べる訳では
ないなどの問題点もある。
Electrochemical 5ociety日本
支部第2回シンポジウム(1989年7月 7日)予り
高菜第75ページにはダブルウオールCVD法によるl
の成膜に関する記載がある。この方法ではTIBAを使
用しガス温度を基板温度よりも高くなるように装置を設
計する。この方法は上記特開昭63−335[19号の
変形ともみなせる。この方法でも金属や半導体上のみに
+lを選択成長させることができるが、ガス温度と基体
表面温度との差を制御するのが困難であるだけでなく、
ボンベと配管を加熱しなければならないという欠点があ
る。しかもこの方法では膜をある程度厚くしないと均一
な連続膜にならない。
膜の平坦性が悪い、1選択成長の選択性が余り長い時間
維持できないなどの問題点がある。しかも上記2つの例
ではへ1成膜の例はあるが八β−5iを成膜した例はな
い。
このように、従来の方法はAl1−5iの選択成長を必
ずしもうまく起せず、仮にできたとしてもiの平坦性、
抵抗、純度などに問題がある。また、その成膜方法も複
雑で制御が難しいという欠点がある。
[発明が解決しようとする課題] 以上のように、近年より高集積化が望まれている半導体
の技術分野において、高集積化され、かつ高性能化され
た半導体装置を廉価に提供するためには、改善すべき余
地が多く存在していた。
本発明は、上述した技術的課題に鑑みてなされたもので
あり、導電体として良質な八n −5t膜を制御性良く
所望の位置に形成し得る堆積膜形成法を提供することを
目的とする。
[課題を解決するための手段] かかる目的を達成するために本発明堆積膜形成方法は、
(a)電子供与性の表面(A)と非電子供与性の表面(
B) とを有する基体を堆積膜形成用の空間に配する工
程、 (b)  アルキルアルミニウムハイドライドのガスと
シリコン原子を含むガスと水素ガスとを前記堆積膜形成
用の空間に導入する工程、および(c)  アルキルア
ルミニウムハイドライドの分解温度以上でかつ450℃
以下の範囲内に前記電子供与性の表面(A)の温度を維
持し、シリコンを含むアルミニウム膜を該電子供与性の
表面(A)に選択的に形成する工程を有することを特徴
とする。
[作 用] まず、有機金属を用いた堆積膜形成方法について概説す
る。
有機金属の分解反応、ひいては薄膜堆積反応は、金属原
子のMl類、金属原子に結合しているアルキルの種類6
分解反応を生ぜしめる手段、雰囲気ガス等の条件により
大きく変化する。
例えば、トRs (Milli族金属、R:アルキル基
)の場合において、トリメチルガリウム は、熱分解ではGa−CH3結合の切断されるラジカル
解裂であるが、トリエチルガリウム は、熱分解ではβ離脱により とC2II 、とに分解する。また、同じエチル基のつ
いたトリエチルアルミニウム は、熱分解では^42− (:、H,結合の切断される
ラジカル分解である。しかしill:411.の結合し
たイソトリブチルアルミニウム はβ離脱する。
CH3基と^Lとからなるトリメチルアルミニウム(T
MA)は、室温で二量体構造 機金属ですら、反応形態はアルキル基の種類や金属原子
の種類、励起分解手段により異なるので、有機金属から
金属原子を所望の基体上に堆積させるためには、分解反
応を非常に厳密に制御しなければならない0例えば、ト
リイソブチルアルミニウム を有しており、熱分解は^j! −C113基の切断さ
れるラジカル分解であり、150℃以下の低温では雰囲
気+12と反応してCH4を生じ、最終的に^βを生成
する。しかし略々 300℃以上の高温では、雰囲気に
112が存在してもC113基がTM八へ子から11を
引抜き、最終的にl−C化合物が生ずる。
また、TMAの場合、光もしくは■2霊囲気高周波(略
々13.56MH2)プラズマにおいて電力のある制限
された領域においては、2つのAA間の橋掛C113の
カップリングによりC2II 6が生ずる。
要は、最も単純なアルキル基であるC11.基。
C、115基またはic411g基と 八j2またはG
aから成る有から八℃を堆積させる場合、従来の熱反応
を主とする減圧CVD法では、表面にμIオーダの凹凸
が生じ、表面モルフォロジが劣っている。また、熱処理
によるヒロック発生、lとSiとの界面でのSt拡散に
よるSi表面荒れが生じ、かつマイグレーション耐性も
劣っており、超LSIプロセスに用いることが難しい。
そのため、ガス温度と基板温度とを精密に制御する方法
が試みられている。しかし装置が複雑であり、1回の堆
積プロセスで1枚のクエへにしか堆積を行うことのでき
ない枚葉処理型である。しかも堆積速度が高々 500
人/分であるので、量産化に必要なスルーブツトを実現
することができない。
同様にTMAを用いた場合は、プラズマや光を用いるこ
とによる八ぶ堆積が試みられているが、やはりプラズマ
や光を用いるため装置が複雑となり、かつ枚葉型装置で
あるため、スルーブツトを十分向上させるにはまだ改善
すべき余地がある。
本発明におけるジメチルアルミニウムハイドライドDM
AHは、アルキル金属として公知の物質であるが、どの
ような反応形態によりどのような^1薄膜が堆積するか
は、あらゆる条件下で堆積膜を形成してみなくては予想
だにできないものであった。例えばDMAIを光CVD
により ^1を堆積させる例では、表面モルフォロジに
劣り、抵抗値も数μΩ〜10μΩ・cmとバルク値(2
,7μΩ・cm)より大きく、膜厚に劣るものであった
[実施例] 以下、図面を参照しながら本発明の好適な実施態様につ
いて説明する。
本発明においては、導電性堆積膜として良質の^A−5
iJliを基体上に選択的に堆積させるためにCVD法
を用いるものである。
すなわち、堆積膜の構成要素となる原子を少なくとも1
つ含む原料ガスとして有機金属であるジメチルアルミニ
ウムハイドライド(DMAH)またはモノメチルアルミ
ニウムハイドライド(MM^112) と、原料ガスとしてのSi原子を含むガスとを使用し、
かつ反応ガスとして112を使用し、これらの混合ガス
による気相成長により基体上に選択的に^j!−5i膜
を形成する。
本発明の通用可能な基体は、AJZ−Siの堆積する表
面を形成するための第1の基体表面材料と、An−5+
の堆積しない表面を形成するための第2の基体表面材料
とを有するものである。そして、第1の基体表面材料と
しては、電子、供与性を有する材料を用いる。
この電子供与性について以下詳細に説明する。
電子供与性材料とは、基体中に自由電子が存在している
か、もしくは自由電子を意図的に生成せしめたかしたも
ので、例えば基体表面上に付着した原料ガス分子との電
子授受により化学反応が促進される表面を有する材料を
いう。例えば、一般に金属や半導体がこれに相当する。
金属もしくは半導体表面に薄い酸化膜が存在しているも
のも含まれる。それは基体と付着原料分子間で電子授受
により化学反応が生ずるからである。
具体的には、単結晶シリコン、多結晶シリコン、非晶質
シリコン等の半導体、■族元素としてのGa、In、 
AnとV族元素としてのP、As、’Nとを組合せて成
る二元系もしくは三元系もしくは四元系III −V族
化合物半導体、タングステン、モリブデン、タンタル、
タングステンシリサイド、チタンシリサイド、アルミニ
ウム、アルミニウムシリコン、チタンアルミニウム、チ
タンナイトライド。
銅、アルミニウムシリコン銅、アルミニウムパラジウム
、チタン、モリブデンシリサイド、タンタルシリサイド
等の金属9合金およびそれらのシリサイド等を含む。
これに対して、AJZ−5iが選択的に堆積しない表面
を形成する材料、すなわち非電子供与性材料としては、
熱酸化、 CVD等により酸化シリコン。
BSG、PSG、BPSG等のガラスまたは酸化膜、熱
窒化膜、プラズVCVD、減圧CVD、ECR−CVt
l法等によルシリコン窒化膜等である。
このような構成の基体に対して、 AJZ−5iは原料
ガスとH2との反応系において単純な熱反応のみで堆積
する。例えばDMAHと■2との反応系における熱反応
は基本的に と考えられる。DMA11は室温で二量体構造をとって
いる。また、S+211.等の添加により Afl−5
i化合物が形成されるのは基体表面に到達した5i2)
16が表面化学反応により分解し、Siが膜中に取り込
まれることによる。MMAI−12によっても下記実施
例に示すように、熱反応により高品質へn −5iが堆
積可能であった。
MMA+12は蒸気圧が室温で0.01〜O,1Tor
rと低いために多量の原料輸送が難しく、堆積速度は数
百人/分が本発明における上限値であり、好ましくは室
温で蒸気圧がITorrであるDMAHを使用すること
が最も望ましい。
第1図は本発明を適用可能な堆積膜形成装置を示す模式
図である。
ここで、1はAfl−5i膜を形成するための基体であ
る。基体1は、同図に対して実質的に閉じられた堆積膜
形成用の空間を形成するための反応管2の内部に設けら
れた基体ホルダ3上に載置される。反応管2を構成する
材料としては石英が好ましいが、金属製であってもよい
。この場合には反応管を冷却することが望ましい。また
、基体ホルダ3は金属製であり、載置される基体を加熱
できるようにヒータ4が設けられている。モしてヒータ
4の発熱温度を制御して基体温度を制御することができ
るよう構成されている。
ガスの供給系は以下のように構成されている。
5はガスの混合器であり、第1の原料ガスと第2の原料
ガスと反応ガスとを混合させて反応管2内に供給する。
6は第1の原料ガスとして有機金属を気化させるために
設けられた原料ガス気化器である。
本発明において用いる有機金属は室温で液体状であるの
で、気化器6内でキャリアガスを有機金属の液体中を通
して飽和蒸気となし、混合器5へ導入する。
排気系は以下のように構成される。
7はゲートバルブであり、堆積膜形成前に反応管2内部
を排気する時など大容量の排気を行う際に開かれる。8
はスローリークバルブであり、堆積膜形成時の反応管2
内部の圧力を調整する時など小容量の排気を行う際に用
いられる。9は排気ユニットであり、ターボ分子ポンプ
等の排気用のポンプ等で構成される。
基体!の搬送系は以下のように構成される。
10は堆積膜形成前および堆積膜形成後の基体を収容可
能な基体搬送室であり、バルブ11を開いて排気される
。12は搬送室を排気する排気ユニットであり、ターボ
分子ポンプ等の排気用ポンプで構成される。
バルブ13は基体1を反応室と搬送空間で移送する時の
み開かれる。
第1図に示すように、原料ガスを生成するためのガス生
成室6においては、室温に保持されている液体状のD 
M 八11に対しキャリアガスとしての112もしくは
Ar(もしくは他の不活性ガス)でバブリングを行い、
気体状DMA)Iを生成し、これを混合器5に輸送する
。反応ガスとしての112は別経路から混合器5に輸送
される。ガスはそれぞれその分圧が所望の値となるよう
に流量が調整されている。
第1の原料ガスとしては、MM八へ+2でもよいが、蒸
気圧が室温でITorrとなるのに十分なりMAI+が
最も好ましい。また、DMAHとMMA)+2を混合さ
せて用いてもよい。
また、第2の原料ガスとしてのSiを含むガスとしては
、Si2H6,SiH4,5i3H6,St([:83
)4. SiCβ4゜5iH2Cu 2.5iH3Cj
2を用いることができる。とりわけ、200〜300℃
の低温で分解し易い5iztlaが最も望ましい。11
2またはArで希釈された5iJa等のガスは、DMA
Hと別系統から混合器5に輸送され、反応管2に供給さ
れる。
第2図(a)〜(e)は本発明によるA1−5i膜の選
択成長の様子を示す。
第2図(a)は本発明によるAll −5i堆積膜形成
前の基体の断面を模式的に示す図である。90は電子供
与性材料からなる基板、91は非電子供与性材料からな
る薄膜である。
原料ガスとしてのDMAH,Si2■aおよび反応ガス
としての112を含んだ混合気体がDMAI+の分解温
度以上かつ450℃以下の温度範囲内に加熱された基体
1上に供給されると、基体90上に 八n−5iが析出
し、第2図(b)に示すように^12−5iの連続膜が
形成される。ここで、反応管2内の圧力は1O−3〜7
60Torrが望ましく、DMA)1分圧は上記反応管
内圧力の1’、5 x 10−’〜1.3 X 10−
3倍が好ましい。
5i2116分圧は反応管2内の圧力のlXl0−’〜
1×10−4倍とすることが望ましい。
上記条件で^トづiの堆積を続けると、第2図(c)の
状態を経て、第2図(d) に示すように、^11−5
t膜はRI]i 9 】の最上部のレベルにまで成長す
る。さらに同じ条件で成長させると、第2図(e) に
示すように、 八x−5illf(は横方向にはほとん
ど成長することなしに、5000人にまで成長可能であ
る。これは、本発明による堆積膜の最も特徴的な点であ
り、如何に良質の膜を良好な選択性の下に形成可能であ
るかが理解できよう。
モしてオーシュ電子分光法や光電子分光法による分析の
結果、この膜には炭素や酸素のような不純物の混入が認
められない。
このようにして形成された堆積膜の抵抗率は、fJp厚
400人テハ室温テ2.7〜3.Ou Q ・cmとl
バルクの抵抗率とほぼ等しく、連続かつ平坦な膜となる
。また、膜厚1μmであっても、その抵抗率はやはり室
温で略々2.7〜3.0μΩ・cmとなり、厚膜でも十
分に緻密な膜が形成される。可視光波長領域における反
射率も略々80%であり、表面平坦性にすぐれた薄膜を
堆積させることができる。
基体温度としては、^1を含む原料ガスの分解温度以上
、かつ450℃以下が望ましいことは前述した通りであ
るが、具体的には基体温度200〜450℃が望ましく
、この条件で堆積を行った場合、DMAI(分圧が10
−’〜1O−3Torrのとき堆積速度は100人/分
〜800人/分と非常に大きく、超LSI用へJZ−5
i堆積技術として十分大きい堆積速度が得られる。
さらに好ましくは基体温度270℃〜350℃であり、
この条件で堆積した/1−5i膜は配向性も強く、かつ
450℃、 1hourの熱処理を行ってもsi!結晶
もしくはSi多結晶基体上のAQ  5jlFJにはヒ
ロック、スパイクの発生もない良質のへβ−5t膜とな
る。また、このよりなAx−stgはエレクトロマイグ
レーション耐性に優れている。
第1図示の装置では、1回の堆積において1枚の基体に
しか+1−5iを堆積することができない。略々 80
0人/分の堆積速度は得られるが、多数枚のj(L積を
短時間で行うためには不十分である。
この点を改善する堆積膜形成装置としては、多数枚のウ
ェハを同時に装填して八JZ −5iを堆積することの
できる減圧CVD装置がある。本発明によるへλ−5i
堆積は加熱された電子供与性基体表面での表面反応を用
いているため、基体のみが加熱されるホットウォール型
減圧CVD法であればDMA11と112および5t2
H,等のSt原料ガスとを添加することにより、Stを
0.5〜2.0%を含む八JI! −5%化合物を堆積
させることができる。
反応管圧力は0.05〜760Torr 、望ましくは
[1,1〜0.8Torr 、基体温度は160℃〜4
50℃、望ましくは200℃〜400℃、DMA11分
圧は反応管内圧力の1×104イQ〜1.3 xlO−
’倍であり、5i2116分圧は反応管内圧力のlXl
0−’倍〜t x to−’倍の範囲であり、 ^1−
51が電子供与性基体上にのみ堆積する。
第3図はかかる本発明を適用可能な堆積膜形成装置を示
す模式図である。
57は^1−5t膜を形成するための基体である。
50は周囲に対して実質的に閉じられた堆積膜形成用の
空間を形成する石英製の外側反応管、51は外側反応管
50内のガスの流れを分離するために設置される石英製
の内側反応管、54は外側反応管50の開口部を開閉す
るための金属製のフランジであり、基体57は内側反応
管51内部に設けられた基体保持具56内に設置される
。なお、基体保持具56は石英製とするのが望ましい。
また、本装置はヒータ部59により基体温度を制御する
ことができる。反応管50内部の圧力は、ガス排気口5
3を介して結合された排気系によって制御できるように
構成されている。
また、原料ガスは第1図に示す装置と同様に、第1のガ
ス系、第2のガス系、第3のガス系および混合器を有し
くいずれも図示せず)、原料ガスは原料ガス導入口52
より反応管50内部に導入される。原料ガスは、第3図
中矢印58で示すように、内側反応管51内部を通過す
る際、基体57の表面において反応し、 Aj! −5
tを基体表面に堆積する。
反応後のガスは、内側反応管51と外側反応管50とに
よって形成される間隙部を通り、ガス排気口53から排
気される。
基体の出し入れに際しては、金属製フランジ54をエレ
ベータ(図示せず)により基体保持具56゜基体57と
ともに降下させ、所定の位置へ移動させて基体の着脱を
行う。
かかる装置を用い、前述した条件で堆積膜を形成するこ
とにより、装置内の総てのウェハにおいて良質なAl2
−5t膜を同時に形成することができる。
(以下余白) 上述したように本発明にもとづく AI−5i成膜方法
によって得られた膜は緻密であり炭素等の不純物含有量
がきわめて少なく抵抗率もバルク並であり且つ表面平滑
度の高い特性を有するため以下に述べる顕著な効果が得
られる。
■ヒロックの減少 ヒロックは成膜時の内部応力が熱処理工程で解放される
際に^ll−5iが部分的なマイグレーションをおこし
、 ^It−5t表面に凸部を生じるものである。また
通電による極部的なマイグレーションによっても同様の
現象が生ずる。木発明によって形成されたへj2−5i
膜は内部応力がほとんどなく且つ単結晶に近い状態であ
る。そのため450℃Hlrの熱処理で従来の^JZ−
5i膜において10’〜106個/Cl112のヒロッ
クが生ずるのに対して本発明によるとヒロック数は0−
10個/crn2と大幅に達成できた。このようにAl
2−5i表面凸部がほとんどないためレジスト膜厚およ
び層間絶縁膜を薄膜化することができ微細化、平坦化に
有利である。
■耐エレクトロマイグレーション性の向上エレクトロマ
イグレーションは高密度の電流が流れることにより配線
原子が移動する現象である。この現象によ1粒界に沿っ
てボイドが発生・成長しそのための断面積減少に伴ない
配線が発熱・断線してしまう。従来Aβ−5iにCu、
Ti等を加え合金化することにより耐マイグレーション
性を向上させてきた。しかしながら合金化によりエツチ
ング工程の複雑化および微細化の困難さの問題が生じて
いる。
耐マイグレーション性は平均配線寿命で評価することが
一般的である。
上記従来法による配線は250℃、 I XIO’ A
/cm2の通電試験条件下で、(配線断面積1μm2の
場合)IXIO2〜lθ3時間の平均配線寿命が得られ
ている。これに対して本発明に基づ<  AJZ−5i
成膜法により得られたへJZ−5i膜は、上記試験によ
り、断面積1μm2のの配線で103〜10’時間の平
均配線寿命が得られた。
よって本発明によるとたとえば配線幅0.8μIのとき
0.3μmの配線層厚さで充分実用に耐え得る。つまり
配線層厚さを薄くすることができるので配線を設置した
後の半導体表面の凹凸を最小域に抑えることができ、且
つ通常の電流を流す上で高信顆性が得られた。また、非
常に単純なプロセスで可能である。
■コンタクト部のアロイ・ピットの減少配線工程中の熱
処理により、配線材中のAIと基体のSiが、共晶反応
し、アロイ・ピットと呼ばれる八1とSiの共晶がスパ
イク状に基体中に浸入し、その結果浅い接合が破壊され
ることがある。
その対策として接合深さが0.3μm以上の場合は純へ
℃以外の材料を用い、接合深さが0.2μm以下の場合
はTi、W、Mo系のバリアメタル技術を用いることが
一般的である。
しかしエツチングの複雑さおよびコンタクト抵抗の上昇
等改善すべき点は存在している。木発明によって形成し
たAl1−5iは、配線工程時の熱処理によっても基体
結晶とのコンタクト部におけるアロイビットの発生が抑
えられ、且つコンタクト性の良好な配線を得ることがで
きる。つまり接合を0.1 μm程度に浅くした場合も
八に−Si材料のみで接合を破壊することなく配線でき
る。
0表面平滑性の向上(配線のパターニング性向上) 従来、金属薄膜の表面の粗さは配線のバターニング工程
においてマスクと基体用のアライメント工程およびエツ
チング工程において不都合を及ぼしていた。
つまり従来のへnCVD1摸の表面には数μmに及ぶ凹
凸があり表面モルフオロジーが悪く、そのため l)アライメント信号が表面で乱反射を生じ、そのため
雑音レヘルが高くなり本来のアライメント信号を識別で
きない。
2)大きな表面凹凸をカバーするため、レジスト膜厚を
大きくとらねばならず微細化に反する。
3)表面モルフォロジーが悪いとレジスト内部反射によ
るハレーションが極部的に生じ、レジスト残りが生ずる
4)表面モルフォロジーが悪いとその凹凸に準じて配線
エツチング工程で側壁がギザギザになってしまう等の欠
点をもっていた。
本発明によると形成されたAjZ −5i膜の表面モル
フォロジーが画期的に改善され、上述の欠点は全て改善
される。
■コンタクトホール、スルーホール内の抵抗およびコン
タクト抵抗の向上。
コンタクトホールの大きさが1μmX1μm以下と微細
になると、配線工程の熱処理中に配線中のSiがコンタ
クトホールの基体上に析出してこれを覆い、配線と素子
との間の抵抗が箸しく犬ぎくなる。
本発明によると表面反応によってち密な膜が形成される
のでコンタクトホール、スルーホール内部に完全に充填
されたAft−5iは2.7〜3.3μΩcmの抵抗率
を有することが確認された。また、コンタクト抵抗は0
.6μmXQ。6μmの孔においてSi部が10210
2O’の不純物を有する場合I X to−’Ω・cm
2が達成できる。
つまり本発明によると微細な孔中に完全に配線材をうめ
込むことができ、且つ基体と良好なコンタクトが得られ
る。従フて本発明は1μm以下の微細プロセスにおいて
最大の問題であったホール内抵抗およびコンタクト抵抗
の向上に大いに貢献できる。
つまり、バターニング工程において露光機の解像性能限
界の線巾においてアライメント精度3σ= 0.15μ
mが達成できハレーションを起こさず、なめらかな側面
を有する配線が可能となる。
■配線工程中の熱処理の低温化あるいは廃止が可能であ
る。
以上詳細に説明したように本発明を半導体集積回路の配
線形成方法に適用することにより、従来のAn−5i配
線に比べて格段に、歩止まりを向上させ、低コスト化を
促進することが可能となる。
(実施例1) まずへjZ−5i成膜の手順は次の通りである。第1図
に示した装置を用い、排気設備9により、反応管2内を
略々1 x 10−’Torrに排気する。ただし反応
管2内の真空度はI X 10−’Torrより悪くて
も八λ−5iは成膜する。
Siウェハを洗浄後、搬送室10を大気圧に解放しSi
ウェハを搬送室に装填する。搬送室を略々1×10−’
Torrに排気し、その後ゲートバルブ13を開はウェ
ハをウェハホルダ3に装着する。
ウェハをウェハホルダ3に装着した後、ゲートバルブ1
3を閉じ、反応室2の真空度が略々1×10−’Tor
rになるまで排気する。
本実施例では第1のガスラインからDMAI+を供給す
る。DMA)!ラインのキャリアガスはH2を用いた。
第2のガスラインは■2用、第3のガスラインは5t2
11.用とする。
第2ガスラインから112を流し、スローリークバルブ
8の開度を調整して反応管2内の圧力を所定の値にする
。本実施例における典型的圧力は略々1.5Torrと
する。その後ヒータ4に通電しウェハを加熱する。ウェ
ハ温度が所定の温度に到達した後、0MA11ライン、
 Si、)I6ラインよりDMAII、 5i2H。
を反応管内へ導入する。全圧は略々1.5 Torrで
あり、0MA11分圧を略々1.5 X 10””To
rrとする。
5i2II6分圧は2 x 10””Torrとする*
 512116 とDMAHを反応管2に導入すると^
It−5iが堆積する。所定の堆積時間が経過した後、
DMAIおよび5i2H,の供給を停止する。次にヒー
タ4の加熱を停止し、ウェハを冷却する。H2ガスの供
給を止め反応管内を排気した後、ウェハを搬送室に移送
し、搬送室のみを大気圧にした後ウェハを取り出す。以
上が1! −5ir&膜手順の概略である。
次に本実施例における試料作製を説明する。
Si基体(N型1〜2Ωcm)を水素燃焼方式(t12
:4℃/M、O,二2J2/M)により1000℃の温
度で熱酸化を行なった。
l膜厚は7000人±500人であり、屈折率は1.4
6であった。このSt基体全面にホトレジストを塗布し
、露光機により所望のパターンを焼きつける。
パターンは0.25μm xo、25μi N100 
μm xlOOμmの各種の孔が開孔する様なものであ
る。ホトレジストを現像後反応性イオンエツチング(R
IE)等でホトレジストをマスクとして下地のSiO□
をエツチングし、部分的に基体Siを露出させた。この
ようにして0.25μm Xo、25μm −100μ
m X100μmの各種の大きさの5j02の孔を有す
る試料を130枚用意し、基板温度を13とおり設定し
、各基体温度でそれぞれ10枚の試料に対して前述した
手順に従って 全圧    1.5 Torr DMA8分圧  1.5 x 10−’TorrSi2
es分圧 2 X 10−’Torrなる条件で3℃−
5i膜を堆積した。
基体温度を13水準に変化してjIL積したAρ−5i
膜を各種の評価方法を用いて評価した。その結果を表1
に示す。
(以下余白) 上記試料で160℃〜450℃の温度範囲においてSi
O□上にはJl−5iは堆積せず、5in2が開孔しS
iが露出している部分にのみAiL−5iが堆積した。
なお上述した温度範囲において2時間連続して堆積を行
なった場合にも同様の選択堆積性が維持された。
(実施例2) 実施例1と同様の手順で 全圧       1.5 Torr DMA11分圧      5 X 10−’Torr
基体温度(Tsub)   30(1℃と設定し、5i
Ja分圧を1.5 x 10−’Torrか61×1O
−4Torrまで変化させて堆積を行った。形成された
八(1−5i膜中のSi含有量(wt%)は0.005
%から5%まで”12116分圧にほぼ比例して変化し
た。
抵抗率、炭素含有、平均配線寿命、堆積速度、ヒロック
密度、スパイクの発生に関しては実施例1と同様の結果
が得られた。しかし4%以上のSi含有砥を有する試料
は膜中にSiと思われる析出物が生し表面モルフォロジ
ーが悪化し、反射率が65%以下となった。Si含有量
4%未満の試料の反射率は80〜95%であり、実施例
1と同様であった。また実施例1と同様に基体表面材料
による選択堆積性も全領域で確認された。
(実施例3) まずAl1−5if&(jtf4の手順は次の通りであ
る。排気設備9により、反応管2内を略々I X 1O
−8Torrに排気する。反応管2内の真空度がI X
 10””Torrより悪くてもAトづiは成膜する。
Siウェハを洗浄後、搬送室lOを大気圧に解放してS
iウェハを搬送室に装填する。搬送室を略々1 x 1
0−’Torrに排気してその後ゲートバルブ13を開
はウェハをウェハホルダ3に装着する。
ウェハをウェハホルダ3に装着した後、ゲートバルブ1
3を閉じ反応室2の真空度が略々lXl0−’Torr
になるまで排気する。
本実施例では第1のガスラインをDMAH用とする。D
MAI+ラインのキャリアガスは^rを用いた。第2ガ
スラインは112用である。第3のガスラインは5i2
11.用とする。
第2ガスラインからH2を流し、スローリークバルブ8
の開度を調整して反応管2内の圧力を所望の値にする。
本実施例における典型的圧力は略々1.5Torrとす
る。その後ヒータ4に通電しクエへを加熱する。ウェハ
温度が所望の温度に到達した後、DMAI+ライン、 
512+16ラインよりDMA)!、 5i2Haを反
応管内へ導入する。全圧は略々1.5Torrであり、
DMA11分圧を略々1.5 X 10−’Torrと
する。
5i2If、分圧は2 x 1O−5Torrとする。
5i2H,とD M A Hを反応管2に導入すると八
n−5iが堆積する。所望の堆積時間が経過した後DM
AHおよび5i2t1.の供給を停止する。次にヒータ
4の加熱を停止し、ウェハを冷却する。11.ガスの供
給を止め反応管内を排気した後ウェハを搬送室に移送し
搬送室のみを大気圧にした後ウェハを取り出す。以上が
八42−5i成膜の概略である。
このようにして形成された堆積11りは抵抗率、炭素含
有率、平均配線寿命、 DC積速度、ヒロック密度、ス
パイクの発生および反射率に関しては実施例1と同様の
結果を得た。
また基体による選択堆積性も実施例1と同様であった。
(実施例4) 実施例3と同様の手順で 全圧       1.5 Torr DMA11分圧      5 x 10−’Torr
基体温度(Tsub)   300℃ と設定し、51211g分圧を1.5 X 10−’T
orrから1×10−’Torrまで変化させて堆積を
行った。形成されたAn−5i膜中のSi含有量(wt
%)は0.005%から5%まで5iJ6分圧にほぼ比
例して変化した。
抵抗率、炭素含有、平均配線寿命、堆積速度、ヒロック
密度、スパイクの発生に関しては実施例!と同様の結果
が得られた。しかし4%以上のSi含有量を有する試料
は膜中にSiと思われる析出物が生じ表面モルフォロジ
ーが悪化することで、反射率が65%以下となった。S
i含有量4%未満の試料の反射率は80〜95%であり
実施例1と同様であった。また実施例1と同様に基体表
面材料による選択堆積性も全領域で確認された。
(実施例5) 第3図に示した減圧CvD装置を用いて以下に述べるよ
うな構成の基体(サンプル5−1〜5−179)に八1
1−5il摸を形成した。
サンプル5−1の準備 電子供与性である第1の基体表面材料としての単結晶シ
リコンの上に、非電子供与性である第2の基体表面材料
としての熱酸化5iO2WJ、を形成し、実施例1に示
したようなフォトリソグラフィー工程によりパターニン
グを行い、単結晶シリコン表面を部分的に露出させた。
この時の熱酸化5in2膜の膜厚は7000人、単結晶
シリコンの露出部即ち開口の大きさは3μmX3μmで
あった。このようにしてサンプル5−1を準備した(以
下このようなサンプルを“熱酸化5fO2(以下T−5
i02と略す)/単結晶シリコン”と表記することとす
る)。
サンプル5−2〜5−179の準備 サンプル5−2は常圧CVDになよって成膜した酸化膜
(以下5in2と略す)/単結晶シリコンサンプル5−
3は常圧CvDによって成膜したボロンドープの酸化膜
(以下BSGと略す)/単結晶シリコン、 サンプル5−4は常圧CVDによって成膜したリンドー
プの酸化11!(以下PSGと略す)/!#結晶シリコ
ン、 サンプル5−5は常圧CVDによって成膜したリンおよ
びボロンドープの酸化膜(以下BSPGと略す)/単結
晶シリコン、 サンプル5−3はプラズマCvDによって成膜した窒化
膜(以下P−5:Nと略す)/単結晶シリコン、 サンプル5−7は熱窒化膜(以下T−5:Nと略す)/
単結晶シリコン、 サンプル5−8は減圧CVDによって成膜した窒化膜(
以下LP−5INと略す)/単結晶シリコン、サンプル
5−9はECR装置によって成膜した窒化膜(以下EC
R−5ENと略す)/単結晶シリコンである。さらに電
子供与性である第1の基体表面材料と非電子供与性であ
る第2の基体表面材料の組み合わせにより表2.に示し
たサンプル5−11〜5−179を作成した。第1の基
体表面材料として単結晶シリコン(単結晶Si) 、多
結晶シリコン(多結晶Si)、非晶質シリコン(非晶質
Si)、タングステン(W)、モリブデン(Mo) 、
タンタル(Ta) 、タングステンシリサイド(wsi
)、チタンシリサイド(TiSi)。
アルミニウム(AJZ)、アルミニウムシリコン(Aβ
Si)、チタンアルミニウム(AII −Ti) 、チ
タンナイトライド(Ti−N)、銅(cu) 、アルミ
ニウムシリコン銅(AIt −5i−Cu) 、アルミ
ニウムパラジウム(^1−I’d) 、チタン(Ti)
、モリブデンシリサイド(MO−5i)タンタルシリサ
イド(Ta−57)を使用した。これらのサンプルおよ
びAl2O,基板、 5i02ガラス基板を第3図に示
した減圧CVD装にに入れ、同一バッヂ内でA4−5i
膜を成膜した。成膜条件は反応管圧力0.3Torr、
DMAII分圧3.OX 10−’Torr。
5i2tlB分圧1.OX 10−’Torr、基体温
度3基体温度3眼0 このような条件で成膜した結果、サンプル5−1から5
−179までのバターニングを施したサンプルに関して
は全て、電子供与性である第1の基体表面にのみAu−
5t膜の堆積が起こり、7000人の深さの開口部を完
全に埋めつくした。1−Si1%の膜質は実施例1で示
した基体温度300℃のものと同一の性質を示し非常に
良好であった。一方非電子供与性である第2の基体表面
には八J2−5i膜は全く堆積せず完全な選択性が得ら
れた。非電子供与性であるAl1203基板およびSi
6.ガラス基板にもIn−5t膜は全く堆積しなかった
(実施例6) 第3図の減圧CVD装置を用いて以下に述べるような構
成の基体に^It−5i膜を形成した。
非電子供与性である第2の基体表面材料としての熱酸化
膜上に電子供与性である第1の基体表面材料としての多
結晶Siを形成し、実施例1に示すようなフォトリソグ
ラフィ工程によりバターニングを行い、熱酸化膜表面を
部分的に露出させた。
この時の多結晶シリコンの膜厚は2000人、熱酸化l
IQ露出部すなわち開口部の大きさは3μmx3μmで
あった。このようなサンプルを6−1 とする。非電子
供与性である第2の基体表面材料(T−5i(h 、C
VD−5i(h 、 BSG、 PSG、 BPSG 
、P−5iN 、T−5iN 、N 。
LP−5iN、ECR−5iN)と電子供与性である第
1の基体表面材料(多結晶Si、非晶質Si、AJ2 
、W、Mo、Ta。
WSi、TiSi、TaSi、 Al1−5i、^It
 −Ti 、TiN、Cu、  八℃−5i−Cu、A
l1−Pd、Ti、Mo−5i)の組み合わせにより、
表3に示す6−1〜6−169のサンプルを用意した。
これらのサンプルを第3図に示した減圧CVD装置に入
れ、同一バッヂ内でAl1−5illiJを成膜した。
成膜条件は反応管圧力0.3Torr、DMAII分圧
3.0×10−’Torr、 Si2H6分圧1.Ox
 1O−6Torr、基体温度300℃、成膜時間10
分である。このような条件で成膜した結果、6−1から
6−169までのサンプル全てにおいて、非電子供与性
である第2の基体表面が露出している開口部には全< 
 八j2−54膜は堆積されず、電子供与性である第1
の基体表面上にのみ約7000人のAn−5iが堆積し
、完全な選択性が得られた。なお、堆積した^β−5i
膜の膜質は実施例1で示した基体温度300℃のものと
同一の性質を示し、非常に良好であった。
(実施例7) 原料ガスにMMA112を用いて、 全圧力     1.5 Torr MMAI+2分圧   5 x 10−’TorrSi
2If、分圧   1 x 10−’Torrと設定し
、実施例1と同様の手順で堆積を行なったところ、基体
温度180℃から400 tl:の温度範囲において、
実施例1と同様に炭素不純物を含まない平坦性、緻密性
および基体表面材料による選択性に優れたへj!−5t
薄膜が堆積した。
(実施例9) Srを含む原料として5iJaに替えて5il14を用
いて実施例1と同様に手順で 全圧力    1.5 Torr DM八へ分圧   5 x 10−’TorrSil1
41 x 1G−’Torr と設定し、堆積を行ったところ、基体温度160t:か
ら400℃の温度範囲において、実施例1と同様に炭素
不純物を含まない平坦性、緻密性および基体表面材料に
よる選択性に優れたへ℃−5t薄膜が堆積した。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、低抵抗、緻密、
かつ平坦な八JZ −5i膜を基体上に選択的に堆積さ
せることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用可能な堆積膜形成装置の一例を示
す模式図、 第2図は本発明による堆積膜形成法を説明する模式的断
面図、 第3図は本発明を適用可能な堆積膜形成装置の他の例を
示す模式図である。 ・・・基体、 ・・・反応管、 ・・・基体ホルダ、 ・・・ヒータ、 ・・・混合器、 6・・・気化器、 7・・・ゲートバルブ、 8・・・スローリークバルブ、 9・・・排気ユニット、 lO・・・搬送室、 11・・・バルブ、 12・・・排気ユニット、 50・・・石英製外側反応管、 51・・・石英製内側反応管、 52・・・原料ガス導入口、 53・・・ガス排気口、 54・・・金属製フランジ、 56・・・基体保持具、 57・・・基体、 58・・・ガスの流れ、 59・・・ヒータ部。 第1 手続補正書 平成 1年11月

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)(a)電子供与性の表面(A)と非電子供与性の表
    面(B)とを有する基体を堆積膜形成用の空間に配する
    工程、 (b)アルキルアルミニウムハイドライドのガスとシリ
    コン原子を含むガスと水素ガスとを前記堆積膜形成用の
    空間に導入する工程、および (c)前記アルキルアルミニウムハイドライドの分解温
    度以上でかつ450℃以下の範囲内に前記電子供与性の
    表面(A)の温度を維持し、シリコンを含むアルミニウ
    ム膜を該電子供与性の表面(A)に選択的に形成する工
    程を有することを特徴とする堆積膜形成法。 2)前記アルキルアルミニウムハイドライドがジメチル
    アルミニウムハイドライドであることを特徴とする請求
    項1に記載の堆積膜形成法。 3)前記アルキルアルミニウムハイドライドがモノメチ
    ルアルミニウムハイドライドであることを特徴とする請
    求項1に記載の堆積膜形成法。
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