JPH0312174Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0312174Y2
JPH0312174Y2 JP19974284U JP19974284U JPH0312174Y2 JP H0312174 Y2 JPH0312174 Y2 JP H0312174Y2 JP 19974284 U JP19974284 U JP 19974284U JP 19974284 U JP19974284 U JP 19974284U JP H0312174 Y2 JPH0312174 Y2 JP H0312174Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operators
pushed
operator
movable member
lock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19974284U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61114731U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19974284U priority Critical patent/JPH0312174Y2/ja
Publication of JPS61114731U publication Critical patent/JPS61114731U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0312174Y2 publication Critical patent/JPH0312174Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は複数個の操作子を備えた押圧操作装置
に関する。
[従来技術] この種の操作装置にあつては、第3図に示すよ
うにフレーム1にロツク板2を操作子3の押し込
み方向に対し直交する方向に移動可能に設け、操
作子3が押し込まれたときロツク板2の係止爪2
aにより操作子3をその押し込み位置にロツクす
るようにしている。また、二個の操作子3が同時
に押し込み操作されたとき、その二個の操作子3
のいずれもが押し込み位置にロツクされると、二
個のスイツチが共にオン状態に保持されてしまう
ため、これを防止すべく、フレーム1にストツパ
プレート4を操作子3の押し込み方向に対し直交
する方向に移動可能に設け、二個の操作子3が同
時に押し込み操作されたとき、それら操作子3の
凸部3aが第3図に示すようにストツパプレート
4の両側の斜面部4aに当接して互いにストツパ
プレート4を押合うようになることによつて、二
個の操作子3のいずれもが押し込み位置即ちロツ
ク板2にロツクされる位置に至らないようにし
て、二個の操作子3が同時にロツクされることの
ないようにしている。
しかしながら、上記構成では二個の操作子3を
同時に押し込み操作したとき、その押し込み力が
強すぎると、ストツパプレート4が変形して操作
子3に対するストツパ機能を果たし得なくなつて
しまい二個の操作子3が共に押し込み位置まで押
し下げられてロツクされてしまう虞がある。
[考案の目的] 本考案の目的は、二個の操作子を同時に押し込
み操作してもその二個の操作子が共に押し込み位
置にロツクされてしまう虞がなく、しかもその押
し込み力が強くても二個の操作子の同時ロツクを
防止するための部材が変形する虞がなく、二個の
操作子の同時ロツクを常に確実に防止することが
できる押圧操作装置を提供するにある。
[考案の要約] 本考案は、押し込み操作可能に設けらればね等
の弾性体により常に押し込み方向とは反対方向に
付勢された複数個の操作子と、押し込まれた操作
子を押し込み位置にロツクし他の操作子の押し込
み操作によりそのロツクを解除するロツク子と、
前記操作子の移動方向に対しこれと同方向及び交
差方向に移動可能に設けられ一個の操作子の押し
込みに対しては交差方向に移動し二個の操作子の
同時押し込みに対しては同方向に移動する可動部
材と、この可動部材の操作子押し込み方向への移
動により前記ロツク子を操作子に対しロツク不能
位置に排出する作動部材とから構成したことを特
徴とするものである。
[考案の実施例] 以下本考案の一実施例を第1図及び第2図に基
づいて説明する。
第1図において、11はフレームであり、この
フレーム11には複数個の操作子12(二個のみ
図示)が図示上下方向に移動可能に設けられてい
る。この操作子12は、押釦(図示せず)の押圧
操作により下方に押し込まれるもので、常には弾
性体たる圧縮ばね13により押し込み方向とは反
対方向即ち上方に付勢されている。かかる操作子
12は、下部位に係止凹部12aを形成し、上部
位の一側面に凸部12bを突設している。14は
フレーム11に操作子12の移動方向と直交する
方向即ち左右方向に移動可能に設けられた細長い
板状のロツク子で、これには各操作子12の係止
凹部12aに対応する係止爪14aが突設されて
いる。15はフレーム11とロツク子14との間
に設けられた圧縮ばねで、ロツク子14をその係
止爪14aが操作子12の係止凹部12aに嵌り
込んで係合する方向即ち矢印A方向に付勢してい
る。16はフレーム11に互いに隣接する操作子
12の凸部12b間に位置するように設けられた
板状の可動部材で、この可動部材16は、フレー
ム11に形成された上下に長い長孔17に操作子
12の押し込み方向に対しこれと同方向(上下方
向)及び直交する方向(左右方向)に移動可能に
支持されており、上面の両側を切欠いで斜面部1
6a及び16bを形成している。18は孔17内
に位置するようにしてフレーム11と可動部材1
6との間に設けた圧縮ばねで、この圧縮ばね18
は押圧子19を介して可動部材16を常時上方に
付勢している。20はフレーム11に上下動可能
に設けた棒状の作動部材で、この作動部材20の
上端は可動部材16の下面に当接し、下端はロツ
ク子14の側面に形成した斜面部14bに当接し
ている。
次に上記のように構成した押圧操作装置の作用
につき説明する。
例えば第1図において、左側の操作子12を押
し込み操作すると、その下端部が係止爪14aの
傾斜上面14cに当接してこれを押圧するため、
ロツク子14が圧縮ばね15のばね力に抗して矢
印Aとは反対方向に移動すると共にその凸部12
bが可動部材16の斜面部16aに当接してこれ
を押圧することにより、可動部材16が矢印B方
向に移動する。そして、操作子12が最下方まで
押込まれると、ロツク子14が圧縮ばね15のば
ね力により矢印A方向に移動し、係止爪14aを
係止凹部12aに係合させて第1図に示すように
操作子12を押し込み位置にロツクする。
次に図示右側の操作子12を押圧操作すると、
その下端部が係止爪14aの傾斜面14cに当接
するため、前述したと同様にしてロツク子14が
矢印Aとは反対方向に移動し、この移動により押
し込み位置にロツクされている左側の操作子12
がロツク解除されて圧縮ばね13のばね力により
上方に復帰移動する。そして、右側の操作子12
はその後の押し込み移動によりその凸部12bが
可動部材16の斜面部16bに当接するため、可
動部材16を矢印Bとは反対方向に移動させつつ
最下方の押し込み位置まで押し下げられ、ここで
ロツク子14が圧縮ばね15のばね力により矢印
A方向に移動することによつて係止爪14aにて
右側の操作子12を押し込み位置にロツクする。
さて、ときとして二個の操作子12を同時に押
し込み操作することがある。二個の操作子12を
同時に押し込み操作すると、両操作子12の凸部
12bが第2図に示すように可動部材16の斜面
部16a,16bに当接し、両操作子12の凸部
12bが可動部材15を互いに押合うような形態
になるため、可動部材16は左右方向には移動せ
ず、両操作子12の押し込み力を受けて圧縮ばね
18のばね力に抗して下方に移動する。すると、
この可動部材16の移動に伴つて作動部材20が
下方に移動しその下端部にてロツク子14の斜面
部14bを押圧する。このため、ロツク子14は
矢印Aとは反対方向に移動して、操作子12が最
下方の押し込み位置まで移動してもこれをロツク
し得ない位置に排出される。従つて、二個の操作
子12が同時に押し込み操作されてもこれら操作
子12はいずれも押し込み位置にはロツクされ
ず、押し込み操作力の解除とともに上方に復帰す
る。このように二個の操作子12が同時に押し込
み操作されたとき、可動部材15は操作子12を
途中の位置に押し止どめるのではなく、操作子1
2と共に下方に移動するので、可動部材15に大
きな力が作用する虞はなく、変形の虞もない。従
つて、二個の操作子12の同時ロツクを常に確実
に防止することができる。
尚、上記実施例では可動部材16を上方に付勢
する圧縮ばね18及び押圧子19を設けたが、ロ
ツク子14用の圧縮ばね15が斜面部14b及び
作動部材20を介して可動部材16を上方に付勢
するように作用するので、圧縮ばね18及び押圧
子19はなくともよい。この場合には、一方の操
作子12が押込み操作されたとき、可動部材16
が傾かないようにするために、可動部材16を作
動部材20に左右方向に移動可能に支持する等の
構成とすればよい。
[考案の効果] 以上説明したように本考案は、二個の操作子を
同時に押し込み操作してもその二個の操作子が共
に押し込み位置にロツクされてしまう虞がなく、
しかもその押し込み力が強くても二個の操作子の
同時ロツクを防止するための部材が変形するとい
う虞がなく、二個の操作子の同時ロツクを常に確
実に防止することができるという優れた効果を奏
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例を夫々異
なる形態で示す断面図、第3図は従来の押圧操作
装置を示す断面図である。 図中、11はフレーム、12は操作子、13は
圧縮ばね(弾性体)、14はロツク子、16は可
動部材、18は圧縮ばね、20は作動部材であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 押し込み操作可能に設けらればね等の弾性体に
    より常に押し込み方向とは反対方向に付勢された
    複数個の操作子と、押し込まれた操作子をロツク
    し他の操作子の押し込み操作によりそのロツクを
    解除するロツク子と、前記操作子の移動方向に対
    しこれと同方向及び交差方向に移動可能に設けら
    れ一個の操作子の押し込みに対しては交差方向に
    移動し二個の操作子の同時押し込みに対しては同
    方向に移動する可動部材と、この可動部材の操作
    子押し込み方向への移動により前記ロツク子を操
    作子に対しロツク不能位置に排出する作動部材と
    を具備してなる押圧操作装置。
JP19974284U 1984-12-28 1984-12-28 Expired JPH0312174Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19974284U JPH0312174Y2 (ja) 1984-12-28 1984-12-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19974284U JPH0312174Y2 (ja) 1984-12-28 1984-12-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61114731U JPS61114731U (ja) 1986-07-19
JPH0312174Y2 true JPH0312174Y2 (ja) 1991-03-22

Family

ID=30759944

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19974284U Expired JPH0312174Y2 (ja) 1984-12-28 1984-12-28

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0312174Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61114731U (ja) 1986-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0142593B1 (en) Keyboard switch with pivotal actuator lever
US6207915B1 (en) Reset mechanism for canceling locked state in a push-button switch
US4380693A (en) Switching device
JPH0346428Y2 (ja)
JPH0312174Y2 (ja)
US4467159A (en) Selectively lockable push switch
JP2005085762A (ja) トグルスイッチ及びトグルスイッチの製造方法
JP2554719Y2 (ja) スイッチユニット
JPS5926993Y2 (ja) ロック式押釦スイッチ
JPH0439618Y2 (ja)
JPH0421973B2 (ja)
JPH0336014Y2 (ja)
JPH0320989Y2 (ja)
US4309579A (en) Ganged push-button switch
JPH0715065Y2 (ja) 押ボタンスイッチを連設した操作パネルの構造
JP3461765B2 (ja) 押釦スイッチ
JP2560470Y2 (ja) 切換操作装置
JPH0527784Y2 (ja)
JPH0433621Y2 (ja)
JP2560467Y2 (ja) 押込形スイッチ装置
JP2566015Y2 (ja) プッシュロックスイッチ
JPH0338914Y2 (ja)
JPH0215224Y2 (ja)
JPS6324585Y2 (ja)
JPS6217951Y2 (ja)