JPH0312163Y2 - - Google Patents

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JPH0312163Y2
JPH0312163Y2 JP1985155146U JP15514685U JPH0312163Y2 JP H0312163 Y2 JPH0312163 Y2 JP H0312163Y2 JP 1985155146 U JP1985155146 U JP 1985155146U JP 15514685 U JP15514685 U JP 15514685U JP H0312163 Y2 JPH0312163 Y2 JP H0312163Y2
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ballast
fluorescent lamp
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stabilizer
cover
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、口金と安定器等を備えた片口金形の
けい光ランプ装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、鞍形などの曲管形のけい光ランプを用
い、このけい光ランプを点灯回路部品と共に外囲
器内に収容し、かつ白熱電球用のねじ込み式口金
を取付けたけい光ランプ装置が開発されている。
この種のけい光ランプ装置は、小形でかつ白熱電
球と互換性があり、しかも白熱電球に比べてエネ
ルギー消費が格段に少ない。
上記けい光ランプ装置の点灯回路には、限流素
子としてチヨークコイル形の安定器が多用されて
いる。しかしチヨークコイル形の安定器は発熱量
が多く、しかも片口金けい光ランプ装置の場合、
狭い外囲器内に収納されるため、安定器の放熱を
考慮することは重要である。
従来、こうした観点から、外囲器を構成する金
属製のカバーの内側に、このカバーと接する金属
製の安定器支持板を設け、この支持板に安定器を
固定することが考えられた。この構造によれば、
点灯中に発生した安定器の熱は、放熱板を兼ねる
安定器支持板とカバーを経由して外部に効果的に
逃がすことができる。
以上の先行技術においては、安定器支持板の一
部を切り起こすことにより左右一対の立上がり片
を設け、これら立上がり片の間に安定器を挟むと
ともに、溶接あるいは接着剤によつて上記立上が
り片に安定器の側面を固定している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし上記手段では、例えば接着剤を用いて安
定器を固定する場合、接着剤が硬化するまでの
間、安定器と安定器支持板を何らかの方法で固定
しておかないと、安定器と支持板が互いにずれて
しまう。このため作業性が非常に悪かつた。
また、溶接により固定する場合においても接着
剤を用いた場合と同様に、安定器と安定器支持板
が溶接中に動かないように互いに治具等で固定す
る必要があつた。
しかも、安定器の側面部で溶接する場合、安定
器の側面には各積層板の端面が重なり合つて並ん
でいるため、各溶接部においてそれぞれ複数枚の
積層板の端面が同時に熱せられるため、溶接時の
熱が各積層板を伝つて他端側に逃げやすい。そし
て安定器の熱容量は支持板の熱容量に比べてかな
り大きいため、抵抗溶接するに当つて、予め安定
器を予熱しておく必要があるなど、作業性が悪か
つた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、金属製のカバーおよび口金を有する
装置本体と、この装置本体に装着されるけい光ラ
ンプと、上記装置本体に設けられかつ上記カバー
と接する金属製の安定器支持板と、この安定器支
持板に固定されるチヨークコイル形安定器とを具
備したけい光ランプ装置に適用される。
そして、本考案は、上記安定器支持板が熱伝導
を果たすに充分な面積で上記カバーに接触すると
ともに、この安定器支持板には上記安定器のコア
部の両側面に挟みかつ熱伝導機能を果たすに充分
な幅を有する一対の立上がり部を設け、これら各
立上がり部の先端側を互いに向き合う方向に折り
曲げることによつて上記コアの底部に沿いかつ熱
伝導機能を果たすに充分な面積を有する先端折曲
げ部を形成し、これら先端折曲げ部と上記立上が
り部とで上記安定器を保持したことを特徴とす
る。
〔作用〕
上記構成のけい光ランプ装置において、点灯中
に発生した安定器の熱の一部は、放熱板を兼ねた
金属製の安定器支持板およびカバーを経由して外
部に逃がされる。この安定器は上記安定器支持板
の立上がり部と先端折曲げ部とによつて抱え込ま
れるようにして保持されている。このため安定器
と支持板との互いの接触面積を広くとることがで
き、放熱性が良い。しかも、立上がり部と先端折
曲げ部とによつて安定器の位置決めをなすことが
でき、安定器を充分に保持できる。
〔実施例〕
第1図に示されたけい光ランプ装置1は、金属
製のカバー2を備えている。このカバー2の中央
部には貫通孔(図示せず)が形成されており、こ
の貫通孔に合成樹脂製のシヤーシ3の上端部3a
が貫通している。カバー2は、アルミニウム合金
などのように軽量でかつ熱伝導性の良いものが好
ましい。
シヤーシ3の上端部3aには、電気絶縁性のリ
ング5が挿入され、その上に口金6がねじ込み式
に固定されている。カバー2およびリング5は、
口金6をねじ込むことによりシヤーシ3に同時に
固定される。口金6は、周知の白熱電球に使用さ
れるE26形のの如きねじ込み式の口金毛である。
また、カバー2の下面側にグローブ8が被せら
れている。グローブ8は、透光性の合成樹脂また
はガラス製である。以上のカバー2とグローブ8
によつて外囲器10が構成される。
上記シヤーシ3の下面側には、放熱板を兼ねる
金属製の安定器支持板12が設けられている。こ
の安定器支持板12は第3図に示されるような形
状で1枚の板から成形されており、その一部分を
切り起こして形成した一対の爪14,15を内側
に折曲げることによつて、シヤーシ3に固定され
る。
安定器支持板12には、周知のチヨークコイル
形の安定器17が固定される。安定器17は、コ
イル部18と、多数の積層板を厚み方向に重ねた
コア19とからなる。各積層板は、安定器支持板
12の板厚方向に重なつている。
上記安定器支持板12の周縁部12aは、カバ
ー2との熱的接触面が大きくとれるように折曲げ
られていて、この周縁部12aがカバー2の内面
に接触する。安定器支持板12の中央部分には、
安定器17を挿入する孔21が形成されている。
上記安定器支持板12には、安定器のコア19
の両側面に沿う一対の立上がり部23,24が設
けられている。そして各立上がり部23,24の
先端側を互いに向き合う方向にL状に折曲げるこ
とによつて、コア19の底面に沿う先端折曲げ部
26,27が形成されている。
上記立上がり部23,24は熱伝導機能を果た
すに充分な幅を有し、また先端折曲げ部26,2
7も伝導機能を果たすに充分な面積を有する平板
形状に形成されている。
孔21に挿入された安定器17は、以上の立上
がり部23,24と先端折曲げ部26,27とに
よつて抱え込まれるようにして保持される。
そして各先端折曲げ部26,27は、コア19
を構成する複数の積層板のうち最外層の積層板1
9a(安定器17の底面)に、1箇所以上の溶接
ポイント29において抵抗溶接されている。
上記コア19を構成する各積層板の間には、微
視的には僅かな隙間が存在するから、コア19に
与えられた熱は積層板が重なつている方向には伝
わりにくい。かくして本実施例の場合、先端折曲
げ部26,27は最外層の積層板19aのみに抵
抗溶接されるから、溶接の際に発生する熱がその
裏側にある2枚目以降の積層板に伝わりにくい。
このため安定器支持板12とコア19の熱容量が
互いに大きく相違していても、溶接に際してコア
19を予熱しておく必要がない。
しかも、安定器17は支持板12の孔21に挿
入した状態で、立上がり部23,24と先端折曲
げ部26,27とによつて抱き込まれた状態で溶
接することができるから、溶接に際して安定器1
7を保持するための治具を特に必要としない。
以上の理由から、安定器の固定作業が大幅に向
上する。なお溶接に代つて、耐熱性と弾性を有し
かつ熱伝導性に優れたシリコン樹脂系接着剤など
を用いて固定するようにしてもよい。接着剤を使
用する場合においても、接着剤が硬化する間、安
定器17と支持板12を治具等で固定しなくて済
む。このようにシリコン接着剤を使用した場合に
は、うなり音を防止する上で一層効果的である。
そして安定器支持板12の下側に仕切り基盤3
1が設けられている。この仕切り基盤31は、口
金6側の空間とけい光ランプ40側の空間を仕切
るものであつて、耐熱性を有する白色系の合成樹
脂の成形品である。この仕切り基盤31の周縁部
には2箇所以上に係止用突起33が設けられてい
る。これら係止用突起33は、安定器支持板12
に開設された孔35に嵌合・支持させられる。ま
た、仕切り基盤31の一部分には、けい光ランプ
40の両端部40aを挿入する一対の筒状部37
が形成されている。
以上の仕切り基盤31を含め、カバー2、シヤ
ーシ3、口金6などによつて装置本体39が構成
されている。
けい光ランプ40は、第4図に示されるよう
に、直管形のガラスバルブをU状に曲成するとと
もにこのU状の管をその曲成部40bと管の両端
部40aが同じ側を向くように更にU状に曲げる
ことによつて鞍形にし、更にこの鞍形の管の上記
曲成部40bを管の両端部40aに向けて内方に
曲げた形状である。従つて、おおむね二重の逆P
形をなしている。但し、鞍形あるいはそれ以外の
曲管形けい光ランプを用いてもよい。
上記けい光ランプ40の内部には、一般のけい
光ランプと同様に水銀と始動用希ガスが封入され
ている。またランプの両端部40aには電極(図
示せず)が配置され、この電極に外部導線42が
接続されている。この外部導線42は、一般のけ
い光ランプと同様に、安定器17や図示しない点
灯管およびコンデンサなどに電気接続される。
上記構成のけい光ランプ装置1は、口金6を商
用電源のソケツトに差込み、電源電圧をけい光ラ
ンプ40に印加させて点灯させると、放電により
けい光ランプ40自体が発熱するとともに、ラン
プ電流により安定器17も発熱する。
安定器17に生じた熱の一部は、熱ふく射ある
いは対流などによつて直接カバー2に伝わる。ま
た熱の一部は安定器支持板12を経由してカバー
2に伝わり、外部に逃がされる。
しかして本実施例の安定器17は、その支持板
12の立上がり部23,34と先端折曲げ部2
6,27との間で抱え込まれるようにして保持さ
れているので、安定器17と支持板12とは互い
に広い面積で接触できる。このため安定器17に
生じた熱は支持板12を介してカバー2側に伝え
やすく、安定器17の温度が上昇し過ぎることを
抑制できる。また、立上がり部23,24に先端
折曲げ部26,27を設けたことにより、支持板
12自体の放熱面積も広くなる。
なお本考案は、上記実施例で述べたようないわ
ゆる曲管内蔵方式のけい光ランプ装置に限らな
い。例えば気密に封止された外管内に内管を設
け、この内管の開口端を外管内で開口させたいわ
ゆる分離内管方式のけい光ランプ装置にも適用で
きる。また、グローブを設けずにけい光ランプを
むき出しの状態で点灯させるものにも勿論適用で
きる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、安定器を内蔵した片口金けい
光ランプ装置において、安定器の熱を外部に逃が
しやすくなり、安定器温度の過上昇を抑制できる
とともに、安定器支持板によつて安定器を充分に
保持することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はけい
光ランプ装置の縦断面図、第2図は安定器部分の
分解斜視図、第3図は安定器支持板の斜視図、第
4図はけい光ランプの斜視図である。 1……けい光ランプ装置、2……カバー、6…
…口金、12……安定器支持板、17……安定
器、19……コア、23,24……立上がり部、
26,27……先端折曲げ部、39……装置本
体、40……けい光ランプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 金属製のカバーおよび口金を有する装置本体
    と、この装置本体に装着されるけい光ランプ
    と、上記装置本体に設けられかつ上記カバーと
    接する金属製の安定器支持板と、この安定器支
    持板に固定されるチヨークコイル形安定器とを
    具備したけい光ランプ装置において、 上記安定器支持板は熱伝導を果たすに充分な
    面積で上記カバーに接触するとともに、この安
    定器支持板には上記安定器のコア部の両側面を
    挟みかつ熱伝導機能を果たすに充分な幅を有す
    る一対の立上がり部を設け、これら各立上がり
    部の先端側を互いに向き合う方向に折り曲げる
    ことによつて上記コアの底部に沿いかつ熱伝導
    機能を果たすに充分な面積を有する先端折曲げ
    部を形成し、これら先端折曲げ部と上記立上が
    り部とで上記安定器を保持したことを特徴とす
    るけい光ランプ装置。 (2) 上記先端折曲げ部を上記コアの最外層の積層
    板に抵抗溶接したことを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項記載のけい光ランプ装置。
JP1985155146U 1985-10-09 1985-10-09 Expired JPH0312163Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985155146U JPH0312163Y2 (ja) 1985-10-09 1985-10-09

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JP1985155146U JPH0312163Y2 (ja) 1985-10-09 1985-10-09

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Publication Number Publication Date
JPS6264908U JPS6264908U (ja) 1987-04-22
JPH0312163Y2 true JPH0312163Y2 (ja) 1991-03-22

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JP1985155146U Expired JPH0312163Y2 (ja) 1985-10-09 1985-10-09

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59121754A (ja) * 1982-12-28 1984-07-13 Mitsubishi Electric Corp 放電灯装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59121754A (ja) * 1982-12-28 1984-07-13 Mitsubishi Electric Corp 放電灯装置

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JPS6264908U (ja) 1987-04-22

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