JPH03121315A - 駆動伝達機構 - Google Patents

駆動伝達機構

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Publication number
JPH03121315A
JPH03121315A JP1256492A JP25649289A JPH03121315A JP H03121315 A JPH03121315 A JP H03121315A JP 1256492 A JP1256492 A JP 1256492A JP 25649289 A JP25649289 A JP 25649289A JP H03121315 A JPH03121315 A JP H03121315A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating shaft
protrusion
pulley
receiving hole
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1256492A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Nishikawa
芳幸 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
Priority to JP1256492A priority Critical patent/JPH03121315A/ja
Publication of JPH03121315A publication Critical patent/JPH03121315A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は駆動伝達機構に関し、より詳しくは回転軸とプ
ーリまたはギヤなど回転部材との相互間において回転駆
動力を伝達する、駆動伝達機構に関するものである。
〔従来の技術〕
従来一般に、回転軸の回転力を樹脂製のプーリまたはギ
ヤーなどの回転部材(以下プーリという)に伝える場合
には、第5図の断面図ならびにそのA−A断面である第
6図に示すように、プーリ1工の受は孔12に挿入する
回転軸13の断面形状を、Dカットといわれる一部乎面
13aを有するD字状に形成し、これに対しプーリ11
側の受は孔12も対応する一部平面12aを有するD字
状とすることによって回転駆動力を伝えていた。
その場合、第7図に示すように前記回転軸13と前記プ
ーリ側の受は孔12との間に若干の隙間Sを設けること
により、装着を容易にできるようにしていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、前記のように回転軸13を受は孔12との間に
隙間Sがあると、回転駆動伝達時に振動による異常音が
発生する、という課題があった。
またその隙間Sを無くすために、前記軸13の寸法より
前記受は孔12の寸法を小さ(すると、今度は挿入が困
難になるとともに、無理に圧入すると歯形が影響を受け
、その歪みにより歯形の精度が規格から外れてしまう、
という課題があった。
さらに、その隙間Sを限りなくゼロに近付けるために回
転軸と回転部材の精度を追求すると、今度は製造コスト
が極めて高いものとなり、経済的に得策でない、という
課題があった。
本発明はこのような課題を解決することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明は次のような駆動伝達
機構を提供する。
すなわち本発明は、硬質部材の回転軸と樹脂製の回転部
材とが軸支して回転駆動力を伝える駆動伝達機構であっ
て、前記回転部材にLよ前記回転軸が挿入されるときに
少なくともその一部が回転軸と当接してその回転軸によ
り削られる突起部を備えたことを特徴とする、駆動伝達
機構である。
上記構成において、硬質部材の回転軸が樹脂製の回転部
材に挿入されるとき、その回転軸が前記回転部材側の突
起部に当接して同突起部の一部を削ることにより、回転
軸はその移転部材に隙間なく密着しながら挿着される。
〔実施例〕
本発明の実施例について、以下図面にしたがって本発明
の構成が実際上どのように具体化されるかをその作用と
ともに説明する。
第1図は本発明の一実施例の断面説明図であり、図中1
は樹脂製のプーリまたはギヤーなどの回転部材(以下プ
ーリという)で、このプーリ1には受は孔2が形成され
、この受は孔2には、金属などの硬質部材で形成された
鎖線で示す回転軸3が嵌合している。
この回転軸3は、断面が一部直線状にカントされた平面
3aを有する、いわゆるDカットといわれる形状に形成
されている。
また前記光は孔2も、前記Dカットの回転軸3に対応す
るため、断面に一部直線状にカントされた平面2aを有
するD字状に形成されている。
前記光は孔2と前記回転軸3との間には若干の隙間Sが
あるほか、前記光は孔2には二つの突起部4・4が設け
られており、しかもこの突起部4・4の大きさは、常に
前記隙間Sよりも太き(構成されているのが本発明の特
徴である。
第2図は前記第1図A−A断面図であり、回転部材2と
回転軸3とを分解して現している。
この図の各部分の説明については、前記第1図の説明と
全く同じであるので、冗長を避けるため、同一部分に同
一符号を付すことによってその説明を省略する。
第3図は同実施例の装着動作説明図であり、図中の48
は突起部4の削り屑である。
プーリ1の受は孔2に回転軸3を挿入していく際、前記
光は孔2と回転軸3との間には隙IJsがあり、また、
開光は孔2の平面2aには突起部4が形成されている。
この突起部4の大きさHは、削り取られることを前提と
して常に前記隙間Sより大きく形成されている。
また回転軸3は金属製の硬質のものでなるのに対し、プ
ーリ1は樹脂製の軟質のものであり、その突起部4は前
記プーリ1と同質で一体成型されたものであり、そのた
め回転軸3は前記突起部4に当接してその突起部4の不
要な分を削り屑4aとして削り取りながら、受は孔2に
挿入されていくところに本発明の大きな特徴がある。
この回転軸3は、前記プーリ1の受は孔2の突起部4を
削りながら装着する方法としたので、前記回転軸3と受
は孔2との公差は、前記突起部4の大きさHの範囲とす
ればよい。従って精度の高さはかなり楽なものでよいこ
とがわかる。
また、この方法によって、従来困難とされている回転軸
3と受は孔2との隙間を無くすということが極めて容易
にできる。
上記公差について詳述する。回転軸3の直径をA (m
m)とし、Dカット部のカット面から頂部までの距離を
B (mm)とした時の公差を含めた寸法の一例を以下
に示す(第2図参照)。
回転軸3の直径’f14<−o(ブーIJ 1の受は孔
2のすρlぐ 内径二〇すρ・01回転軸3のDカット面から頂部まで
の距離:B−o−of受は孔2のDカット面から頂部ま
での距離F B−FD−01受は孔2の突起部4の頂点
から頂部までの距離: f3−p−tρ上記した寸法に
回転軸3及びプーリ1を製作することにより、回転軸3
とプーリ1との装着がスムーズに行なえることが実験に
より確認されている。
第4図は本発明の他の実施例の説明図であり、この実施
例が前記一実施例と異なるところは、前記一実施例では
第1図のように突起部4・4が受は孔2の平面3aに形
成されているのに対し、この実施例では開光は孔2の平
面2a以外のところに形成したことがある。
このような構成としたことにより、回転部材であるプー
リ1と回転軸3とはそれぞれの平面2a・3aが密着し
て、確実に回転駆動を伝えることができる、という実施
例効果がある。
以上実施例について説明したように本発明は、硬質部材
の回転軸と樹脂製のプーリとによる駆動伝達機構であり
、回転軸をプーリに装着する際にその装着動作に伴って
突起部が削られることを前提として、突起部の大きさを
隙間より大きく設定したもので、このような構成とした
ために、回転軸と回転部材であるプーリとは容易に合理
的に隙間を克服し、異常音の発生を解消した駆動伝達機
構を経済的に提供できるものである。
〔発明の効果〕
以上本発明によれば、樹脂製の回転部材側に備えた突起
部を硬質部材の回転軸で削りながら挿着する構成とした
ので、回転軸・回転部材双方ともあらかじめ極度に高い
精度を要せず、容易に密着性の優れた嵌合が可能であり
、したがって製造コストを低廉化することができる。
また、突起部の無用な部分だけを合理的に確実に削り取
ることができるので、隙間がなく密着しており、したが
って振動が発生しないから異常音を無くすことができる
さらに、回転軸挿入により回転部材の突起部の一部を削
り取る方法としたので、過度の大きな力を要せずに圧入
でき、したがって回転部材の変形による不良品の発生を
防止することができるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の断面説明図、第2図は同実
施例のA−A断面図、第3図は同実施例の装着動作説明
図、第4図は本発明の他の実施例を示す図、第5図〜第
7図は従来例の説明図である。 1・・・・・・プーリ (回転部材)、3・・・・・・
回転軸、 4・・・・・・突起部。 出  願  人

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 硬質部材の回転軸と樹脂製の回転部材とが軸支して回転
    駆動力を伝える駆動伝達機構であって、前記回転部材に
    は前記回転軸が挿入されるときに少なくともその一部が
    回転軸と当接してその回転軸により削られる突起部を備
    えたことを特徴とする、駆動伝達機構。
JP1256492A 1989-09-30 1989-09-30 駆動伝達機構 Pending JPH03121315A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1256492A JPH03121315A (ja) 1989-09-30 1989-09-30 駆動伝達機構

Applications Claiming Priority (1)

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JP1256492A JPH03121315A (ja) 1989-09-30 1989-09-30 駆動伝達機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03121315A true JPH03121315A (ja) 1991-05-23

Family

ID=17293393

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1256492A Pending JPH03121315A (ja) 1989-09-30 1989-09-30 駆動伝達機構

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