JPH0312002Y2 - - Google Patents
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- JPH0312002Y2 JPH0312002Y2 JP1983129386U JP12938683U JPH0312002Y2 JP H0312002 Y2 JPH0312002 Y2 JP H0312002Y2 JP 1983129386 U JP1983129386 U JP 1983129386U JP 12938683 U JP12938683 U JP 12938683U JP H0312002 Y2 JPH0312002 Y2 JP H0312002Y2
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- container
- contact
- disconnector
- phase
- crankshaft
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Links
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B—BOARDS, SUBSTATIONS OR SWITCHING ARRANGEMENTS FOR THE SUPPLY OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B13/00—Arrangement of switchgear in which switches are enclosed in, or structurally associated with, a casing, e.g. cubicle
- H02B13/02—Arrangement of switchgear in which switches are enclosed in, or structurally associated with, a casing, e.g. cubicle with metal casing
- H02B13/035—Gas-insulated switchgear
- H02B13/0352—Gas-insulated switchgear for three phase switchgear
Landscapes
- Installation Of Bus-Bars (AREA)
- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の属する技術分野〕
この考案は主として66/77KV級の三相一括形
ガス絶縁開閉装置に組込まれる直線形断路器、直
角形断路器および接地装置などの開閉機器に関す
る。
ガス絶縁開閉装置に組込まれる直線形断路器、直
角形断路器および接地装置などの開閉機器に関す
る。
この種の開閉機器およびそれによる構成された
ガス絶縁開閉装置にはたとえば第1図ないし第7
図に示すものが知られ、第1図ないし第3図には
フイーダユニツトの線路側に使用される直線形断
路器であつて接地装置を備えたものが示され、第
4図および第5図にはフイーダユニツトの母線側
に使用される直角形断路器が示されている。そし
て第6図および第7図には前述した開閉機器を使
用し構成された複母線ユニツトおよびそれの陸上
輸送例がそれぞれ示されている。まず第1図ない
し第3図において、接地電位になる円筒状容器1
内にはその軸線に沿い逆三角配置になる三相電路
導体2a,2b,2cおよび3a,3b,3cが
一定の間隔Lをおき対向布設され、各電路導体2
a,2b,2c;3a,3b,3cは容器1の両
端開口部に取付けられた絶縁スペーサ4により、
さらに導体3a,3b,3cは容器1内中央部で
支持碍子5によりそれぞれ支持されている。三相
電路導体2a,2b,2cのそれぞれにはその軸
線上に直角形断路器を構成する可動接触子6が摺
接可能に支承され、三相電路導体3a,3b,3
cそれぞれの先端に設けられた固定接触子7と接
離可能になつている。可動接触子6は電路導体2
a,2b側が共通で、電路導体2c側がより長い
2種の絶縁操作レバー8a,8bの一端が係合さ
れ、絶縁操作レバー8a,8bはその中央部を容
器1の上側開口部に設置された断路器操作頭ケー
ス9の共通軸10に揺動自在に支承されている。
そして絶縁操作レバー8a,8bの他端は連結レ
バー11を介して操作頭ケース9の外側に設置さ
れた操作器12のクランク軸13に結合され、ク
ランク軸13の往復回動により可動接触子6が固
定接触子7と接離するようになつている。一方接
地装置は電路導体3a,3b,3c側に設けら
れ、各電路導体3a,3b,3cの側面に備える
上を向いて開口する固定接触子14と、この固定
接触子14のそれぞれと接離可能な接地電位に接
続された可動接触子組15とでなり可動接触子組
15は容器1の上側開口部に設置された接地装置
操作頭ケース16にクランク軸17を介して軸方
向可動に支承され、長さの異なる2種の可動接触
子18a,18bにより構成されている。そして
中央になる長さの長い可動接触子18bの先端部
には電界緩和用のシールド19が設けられクラン
ク軸17の一端は操作頭ケース16の外側に設置
された操作器20に結合されている。
ガス絶縁開閉装置にはたとえば第1図ないし第7
図に示すものが知られ、第1図ないし第3図には
フイーダユニツトの線路側に使用される直線形断
路器であつて接地装置を備えたものが示され、第
4図および第5図にはフイーダユニツトの母線側
に使用される直角形断路器が示されている。そし
て第6図および第7図には前述した開閉機器を使
用し構成された複母線ユニツトおよびそれの陸上
輸送例がそれぞれ示されている。まず第1図ない
し第3図において、接地電位になる円筒状容器1
内にはその軸線に沿い逆三角配置になる三相電路
導体2a,2b,2cおよび3a,3b,3cが
一定の間隔Lをおき対向布設され、各電路導体2
a,2b,2c;3a,3b,3cは容器1の両
端開口部に取付けられた絶縁スペーサ4により、
さらに導体3a,3b,3cは容器1内中央部で
支持碍子5によりそれぞれ支持されている。三相
電路導体2a,2b,2cのそれぞれにはその軸
線上に直角形断路器を構成する可動接触子6が摺
接可能に支承され、三相電路導体3a,3b,3
cそれぞれの先端に設けられた固定接触子7と接
離可能になつている。可動接触子6は電路導体2
a,2b側が共通で、電路導体2c側がより長い
2種の絶縁操作レバー8a,8bの一端が係合さ
れ、絶縁操作レバー8a,8bはその中央部を容
器1の上側開口部に設置された断路器操作頭ケー
ス9の共通軸10に揺動自在に支承されている。
そして絶縁操作レバー8a,8bの他端は連結レ
バー11を介して操作頭ケース9の外側に設置さ
れた操作器12のクランク軸13に結合され、ク
ランク軸13の往復回動により可動接触子6が固
定接触子7と接離するようになつている。一方接
地装置は電路導体3a,3b,3c側に設けら
れ、各電路導体3a,3b,3cの側面に備える
上を向いて開口する固定接触子14と、この固定
接触子14のそれぞれと接離可能な接地電位に接
続された可動接触子組15とでなり可動接触子組
15は容器1の上側開口部に設置された接地装置
操作頭ケース16にクランク軸17を介して軸方
向可動に支承され、長さの異なる2種の可動接触
子18a,18bにより構成されている。そして
中央になる長さの長い可動接触子18bの先端部
には電界緩和用のシールド19が設けられクラン
ク軸17の一端は操作頭ケース16の外側に設置
された操作器20に結合されている。
ついで第4図および第5図において直角形断路
器は接地電位になり上下と前後に開口部を有する
球状の容器21に収納され、容器21は絶縁スペ
ーサ4を介して共通ベース22上の母線ケース2
3上に載置されている。容器21内には下方の開
口部に介挿された絶縁スペーサ4に支持され、母
線電路導体24a,24b,24cに接続された
後面側を頂点とする三角配置で、立ち上り長さが
頂点側のみが長い母線側電路導体25a,25
b,25cと、前面側開口部を閉塞する絶縁スペ
ーサ4に三角配置で支持され一般的には図示され
ていない遮断器に接続される頂点側が長く突出す
る線路側電路導体26a,26b,26cとが直
交するようにして配設されている。各母線側電路
導体25a,25b,25cの先端部には同軸上
の深穴を有する固定接触子27が、また各線路側
電路導体26a,26b,26cの先端部には固
定接触子27の軸線の延長上になる、摺動接触子
28がそれぞれ設けられ、摺動接触子28には固
定接触子27と接離可能な可動接触子29が軸動
可能に摺接されている。可動接触子29の反接触
側は長さの異なる絶縁操作杆30a,30bおよ
び相間連結板31を介してクランク軸32に連結
され、クランク軸32は容器21の上方開口部に
取付けられた断路器操作頭ケース33に往復回路
可能に支持されるとともに、その一端は図示され
ていないが操作頭ケース33の外側に設置された
操作器に結合されている。
器は接地電位になり上下と前後に開口部を有する
球状の容器21に収納され、容器21は絶縁スペ
ーサ4を介して共通ベース22上の母線ケース2
3上に載置されている。容器21内には下方の開
口部に介挿された絶縁スペーサ4に支持され、母
線電路導体24a,24b,24cに接続された
後面側を頂点とする三角配置で、立ち上り長さが
頂点側のみが長い母線側電路導体25a,25
b,25cと、前面側開口部を閉塞する絶縁スペ
ーサ4に三角配置で支持され一般的には図示され
ていない遮断器に接続される頂点側が長く突出す
る線路側電路導体26a,26b,26cとが直
交するようにして配設されている。各母線側電路
導体25a,25b,25cの先端部には同軸上
の深穴を有する固定接触子27が、また各線路側
電路導体26a,26b,26cの先端部には固
定接触子27の軸線の延長上になる、摺動接触子
28がそれぞれ設けられ、摺動接触子28には固
定接触子27と接離可能な可動接触子29が軸動
可能に摺接されている。可動接触子29の反接触
側は長さの異なる絶縁操作杆30a,30bおよ
び相間連結板31を介してクランク軸32に連結
され、クランク軸32は容器21の上方開口部に
取付けられた断路器操作頭ケース33に往復回路
可能に支持されるとともに、その一端は図示され
ていないが操作頭ケース33の外側に設置された
操作器に結合されている。
そして第6図および第7図において、前述の接
地装置付直線形断路器41および直角形断路器4
2を用いて構成されたガス絶縁開閉装置の複母線
ユニツトは、その他に接地装置付直線形断路器4
1の線路側に接続管43を介して接続されたケー
ブル接続部44および母線側に接続された遮断器
45と、遮断器45と前述の直角形断路器42と
の間に介挿された接地装置付直角形断路器46
と、各直角形断路器42,46に接続された母線
47,48と、遮断器45の前面側に設置され装
置を操作する操作箱49とを備えている。そして
操作箱49を除く各構成機器への絶縁性ガスは
SF6ガスが用いられ、定格圧力3.2Kgf/cm2(20
℃)として封入されている。この構成は図でも明
らかなようにフイーダユニツトを工場で組立て、
組立状態での陸上輸送を可能にしたもので、必要
最小限の作業空間を考慮に入れるとその高さを
3400mmにすることが限界であつた。それは前述の
接地装置付直線形断路器41、母線48を含めた
直角形断路器42の水平方向に布設された電路導
体のすべてが当該容器の軸線が三角の辺の内側に
入るように配置されていることから、容器そのも
のの直径は小さくなるものの、断路器についてい
うならば直線形も直角形も同様に操作頭を含めた
高さ第1図のH1、第4図のH2が予想外に大きく
なることに起因するものであり、母線47でいう
ならば直角形断路器42と分割構造にしたことに
起因するものである。そしてこれらのことは接地
装置付直線形断路器42および直角形断路器42
においてそれぞれ絶縁操作レバー8a,8b、可
動接触子18a,18bおよび絶縁操作杆30
a,30bを2種類必要とする部材数の増加と、
クランク軸17の構造を複雑にするなどそれぞれ
の機器ごとにも問題が潜在していた。その結果陸
上輸送の高さの限界である4000mmを超えないよう
にして輸送するにはトレーラ50を使用せねばな
らず、トレーラ50は周知のように通常トラツク
に比較して1日当たり約3倍と高くして速度が遅
く、かつ走行時間帯や道路選択に制限があること
から現地組立よりは安価で信頼性確保が容易であ
る利点はあるものの、66/77KV級は最も需要が
多くして重量も10トンを超えるものは殆んどない
ことから輸送コストの低減ならびに輸送時間の短
縮は大きな命題で早急解決が待たれていた。
地装置付直線形断路器41および直角形断路器4
2を用いて構成されたガス絶縁開閉装置の複母線
ユニツトは、その他に接地装置付直線形断路器4
1の線路側に接続管43を介して接続されたケー
ブル接続部44および母線側に接続された遮断器
45と、遮断器45と前述の直角形断路器42と
の間に介挿された接地装置付直角形断路器46
と、各直角形断路器42,46に接続された母線
47,48と、遮断器45の前面側に設置され装
置を操作する操作箱49とを備えている。そして
操作箱49を除く各構成機器への絶縁性ガスは
SF6ガスが用いられ、定格圧力3.2Kgf/cm2(20
℃)として封入されている。この構成は図でも明
らかなようにフイーダユニツトを工場で組立て、
組立状態での陸上輸送を可能にしたもので、必要
最小限の作業空間を考慮に入れるとその高さを
3400mmにすることが限界であつた。それは前述の
接地装置付直線形断路器41、母線48を含めた
直角形断路器42の水平方向に布設された電路導
体のすべてが当該容器の軸線が三角の辺の内側に
入るように配置されていることから、容器そのも
のの直径は小さくなるものの、断路器についてい
うならば直線形も直角形も同様に操作頭を含めた
高さ第1図のH1、第4図のH2が予想外に大きく
なることに起因するものであり、母線47でいう
ならば直角形断路器42と分割構造にしたことに
起因するものである。そしてこれらのことは接地
装置付直線形断路器42および直角形断路器42
においてそれぞれ絶縁操作レバー8a,8b、可
動接触子18a,18bおよび絶縁操作杆30
a,30bを2種類必要とする部材数の増加と、
クランク軸17の構造を複雑にするなどそれぞれ
の機器ごとにも問題が潜在していた。その結果陸
上輸送の高さの限界である4000mmを超えないよう
にして輸送するにはトレーラ50を使用せねばな
らず、トレーラ50は周知のように通常トラツク
に比較して1日当たり約3倍と高くして速度が遅
く、かつ走行時間帯や道路選択に制限があること
から現地組立よりは安価で信頼性確保が容易であ
る利点はあるものの、66/77KV級は最も需要が
多くして重量も10トンを超えるものは殆んどない
ことから輸送コストの低減ならびに輸送時間の短
縮は大きな命題で早急解決が待たれていた。
この考案は上述した従来の欠点を除去し性能お
よび信頼性を損ねることなく背高を低くするとと
もに部材数を少なくして安価にし、かつ装置構成
後トラツク輸送が可能となるガス絶縁開閉機器を
提供することを目的とする。
よび信頼性を損ねることなく背高を低くするとと
もに部材数を少なくして安価にし、かつ装置構成
後トラツク輸送が可能となるガス絶縁開閉機器を
提供することを目的とする。
この考案は上述の目的を達成するために断面円
形の容器にその軸線に沿つて対向や直交配設され
た三相電路導体の一定間隔間に設けられた互いに
接離可能な接触子組あるいは三相電路導体の側方
に直交するようにして設けられ接地電位と接離可
能な接触子組を備え、絶縁性ガスが封入されてな
るものにおいて、前記三相電路導体に接続されて
いる接触子組のそれぞれを同一高さで同一列上に
配設するとともに、前記絶縁性ガスの定格封入圧
力を5Kgf/cm2(20℃)とし、ガス絶縁開閉装置
のフイーダユニツト構成後トラツク輸送を可能に
しようとするものである。
形の容器にその軸線に沿つて対向や直交配設され
た三相電路導体の一定間隔間に設けられた互いに
接離可能な接触子組あるいは三相電路導体の側方
に直交するようにして設けられ接地電位と接離可
能な接触子組を備え、絶縁性ガスが封入されてな
るものにおいて、前記三相電路導体に接続されて
いる接触子組のそれぞれを同一高さで同一列上に
配設するとともに、前記絶縁性ガスの定格封入圧
力を5Kgf/cm2(20℃)とし、ガス絶縁開閉装置
のフイーダユニツト構成後トラツク輸送を可能に
しようとするものである。
第8図ないし第14図はこの考案によるガス絶
縁開閉機器およびその開閉機器によつて構成され
たガス絶縁開閉装置の一実施例を示すものであ
る。まず第8図ないし第10図において図は前記
第1図の従来形に対応する接地装置付直線形断路
器が示され、中央部が大径で両側に載頭円推筒部
が一体化されたつぼ状でかつ上側が大径部と同径
の開口部を有する容器51には一側開口部にガス
区画を兼ねた三相電路導体52a,52b,52
cを支持する絶縁スペーサ53が他側開口部に三
相電路導体52a,52b,52cと一定の間隔
Lをおき対向配置された三相電路導体54a,5
4b,54cを一括支持する三叉状の絶縁碍子5
5が取付けられている。絶縁スペーサ53と絶縁
碍子55はともに容器51の軸線が通る水平面上
に底辺が位置する2等辺三角形に三相電路導体5
2a,52b,52c,54a,54b,54c
を支持するようになつている。そして各電路導体
の間隔Lをおき対向する個所すなわち後述の断路
器の接触子組と接地装置の固定接触子が位置する
個所は、容器51の軸線が通る水平面上に所定相
間絶縁距離をとり配置されている。三相電路導体
52a,52b,52cのそれぞれにはその軸線
上に直線形断路器を構成する可動接触子56が摺
接可能に支承され、三相電路導体54a,54
b,54cそれぞれの先端に設けられた固定接触
子57と接離可能になつている。可動接触子56
には絶縁操作レバー58の一端が係合され絶縁操
作レバー58はその中程を共通軸59を介して支
承され揺動可能となり、絶縁操作レバー58の他
端は連結レバー60を介して容器51外に設置さ
れた操作器61により駆動されるクランク軸62
に結合され、クランク軸62の往復回動により可
動接触子56が固定接触子57と接離するように
なつている。一方接地装置は電路導体54a,5
4b,54c側に設けられ各電路導体54a,5
4b,54cの側面に備える上を向き開口する固
定接触子63と、固定接触子63の上方に位置し
接地電位に接続された摺動接触子64に軸動可能
に案内され、固定接触子63と接離可能となる可
動接触子65と、可動接触子65の駆動側に連結
リンク66を介して容器51外に設置された一部
しか図示されない操作器67により駆動されるク
ランク軸68に結合され、クランク軸68の往復
回動により可動接触子65が軸方向の往復動され
固定接触子と接離するようになつている。
縁開閉機器およびその開閉機器によつて構成され
たガス絶縁開閉装置の一実施例を示すものであ
る。まず第8図ないし第10図において図は前記
第1図の従来形に対応する接地装置付直線形断路
器が示され、中央部が大径で両側に載頭円推筒部
が一体化されたつぼ状でかつ上側が大径部と同径
の開口部を有する容器51には一側開口部にガス
区画を兼ねた三相電路導体52a,52b,52
cを支持する絶縁スペーサ53が他側開口部に三
相電路導体52a,52b,52cと一定の間隔
Lをおき対向配置された三相電路導体54a,5
4b,54cを一括支持する三叉状の絶縁碍子5
5が取付けられている。絶縁スペーサ53と絶縁
碍子55はともに容器51の軸線が通る水平面上
に底辺が位置する2等辺三角形に三相電路導体5
2a,52b,52c,54a,54b,54c
を支持するようになつている。そして各電路導体
の間隔Lをおき対向する個所すなわち後述の断路
器の接触子組と接地装置の固定接触子が位置する
個所は、容器51の軸線が通る水平面上に所定相
間絶縁距離をとり配置されている。三相電路導体
52a,52b,52cのそれぞれにはその軸線
上に直線形断路器を構成する可動接触子56が摺
接可能に支承され、三相電路導体54a,54
b,54cそれぞれの先端に設けられた固定接触
子57と接離可能になつている。可動接触子56
には絶縁操作レバー58の一端が係合され絶縁操
作レバー58はその中程を共通軸59を介して支
承され揺動可能となり、絶縁操作レバー58の他
端は連結レバー60を介して容器51外に設置さ
れた操作器61により駆動されるクランク軸62
に結合され、クランク軸62の往復回動により可
動接触子56が固定接触子57と接離するように
なつている。一方接地装置は電路導体54a,5
4b,54c側に設けられ各電路導体54a,5
4b,54cの側面に備える上を向き開口する固
定接触子63と、固定接触子63の上方に位置し
接地電位に接続された摺動接触子64に軸動可能
に案内され、固定接触子63と接離可能となる可
動接触子65と、可動接触子65の駆動側に連結
リンク66を介して容器51外に設置された一部
しか図示されない操作器67により駆動されるク
ランク軸68に結合され、クランク軸68の往復
回動により可動接触子65が軸方向の往復動され
固定接触子と接離するようになつている。
ついで第11図および第12図において直角形
断路器はその容器71が母線容器と一体構成とな
り、それは縦形の断路器円筒部71aと、断路円
筒部71aの下方に設けられた正面側から見て左
右に貫通(第11図で紙面に直交)する横形の母
線円筒部71bとからなり、断路器円筒部71a
の上方の正面側側面は後述する遮断器よりの母線
側電路導体導入のために開口されている。容器7
1の断路器円筒部71aにある上方の開口部には
絶縁スペーサ53が取付けられ図示されていない
遮断器の母線側電路導体72a,72b,72c
が支持され、母線導体73a,73b,73cは
図示されていない母線円筒部71bの両端開口部
に取付けられた絶縁スペーサにより支持されてい
る。そして母線導体73a,73b,73cより
分岐導体74a,74b,74cが同一高さで立
上り、その先端には直角形断路器の固定接触子7
5が取付けられている。母線側電路導体72a,
72b,72cそれぞれの断路器円筒部71a内
の延長部は断路器円筒部71aの軸線の通る平行
面内でかつ各相の固定接触子75と対向する同一
高さに折曲され、その端部下面には案内筒76を
介して各相の固定接触子75と所定の間隔Lをお
く摺動接触子77が取付けられている。母線側電
路導体72a,72b,72cそれぞれの先端
部、各相案内筒76内にはそれぞれ可動接触子7
8が軸動自在に案内され、可動接触子78のそれ
ぞれは各相の摺動接触子78と固定接触子75と
を接離可能になつている。そして可動接触子78
の駆動側は絶縁操作杆79を介してクランク軸8
0に連結されており、クランク軸80の一端は断
路器円筒部71aより外出して操作器81に結合
され、操作器81の往復回動にともなう軸動で可
動接触子78は固定接触子75と接離するように
なつている。
断路器はその容器71が母線容器と一体構成とな
り、それは縦形の断路器円筒部71aと、断路円
筒部71aの下方に設けられた正面側から見て左
右に貫通(第11図で紙面に直交)する横形の母
線円筒部71bとからなり、断路器円筒部71a
の上方の正面側側面は後述する遮断器よりの母線
側電路導体導入のために開口されている。容器7
1の断路器円筒部71aにある上方の開口部には
絶縁スペーサ53が取付けられ図示されていない
遮断器の母線側電路導体72a,72b,72c
が支持され、母線導体73a,73b,73cは
図示されていない母線円筒部71bの両端開口部
に取付けられた絶縁スペーサにより支持されてい
る。そして母線導体73a,73b,73cより
分岐導体74a,74b,74cが同一高さで立
上り、その先端には直角形断路器の固定接触子7
5が取付けられている。母線側電路導体72a,
72b,72cそれぞれの断路器円筒部71a内
の延長部は断路器円筒部71aの軸線の通る平行
面内でかつ各相の固定接触子75と対向する同一
高さに折曲され、その端部下面には案内筒76を
介して各相の固定接触子75と所定の間隔Lをお
く摺動接触子77が取付けられている。母線側電
路導体72a,72b,72cそれぞれの先端
部、各相案内筒76内にはそれぞれ可動接触子7
8が軸動自在に案内され、可動接触子78のそれ
ぞれは各相の摺動接触子78と固定接触子75と
を接離可能になつている。そして可動接触子78
の駆動側は絶縁操作杆79を介してクランク軸8
0に連結されており、クランク軸80の一端は断
路器円筒部71aより外出して操作器81に結合
され、操作器81の往復回動にともなう軸動で可
動接触子78は固定接触子75と接離するように
なつている。
そして第13図は、前述の接地装置付直線形断
路器91および母線と一体化された直角形断路器
92を用い構成された前記第6図のガス絶縁開閉
装置に対応するもので、この複母線ユニツトはそ
の他に接地装置付直線形断路器91の線路側に接
続管93を介して接続されたケーブル接続部94
および母線側に接続された遮断器95と、遮断器
95と前述の母線と一体化された直角形断路器9
2間にベローズ96を介して挿入された母線と一
体化された直角形断路器97と、遮断器95の下
方に設置された装置を操作する操作箱98とを備
えている。そして操作箱98を除く各構成機器へ
の絶縁性ガスは従来形と同様にSF6ガスが用いら
れ、定格圧力5Kgf/cm2(20℃)として封入され
ている。その結果第8図および第11図に示す開
閉機器はもちろんのこと、その他の開閉機器も容
器の筒径は増すものの例外なく高さが低くなると
ともに、可動接触子駆動用の絶縁操作レバーや操
作杆が1種に統一され、クランク軸なども構造が
簡単化されたので安価になる。絶縁スペーサ53
や三叉状支持碍子55の筒状容器の上半分の三角
配置で三相電路導体を支持するようにしたことに
より、例えば接続管93のように筒径を従来形の
80%に縮小したにもかかわらず、容器内壁下部の
電界が従来の1/5以下に低下したことからダスト
トラツプなどの必要がなくなるなどの信頼性の向
上も得られる。そしてフイーダユニツト構成した
場合の高さも2600mmまで縮小されて、第14図に
示すように通常のトラツク100での輸送が可能
となり、輸送コストの低減と輸送時間の短縮はも
ちろんのこと、同じ構成での従来形と比較してフ
イーダユニツトの重量が約60%に軽減されたので
取扱が容易になる。
路器91および母線と一体化された直角形断路器
92を用い構成された前記第6図のガス絶縁開閉
装置に対応するもので、この複母線ユニツトはそ
の他に接地装置付直線形断路器91の線路側に接
続管93を介して接続されたケーブル接続部94
および母線側に接続された遮断器95と、遮断器
95と前述の母線と一体化された直角形断路器9
2間にベローズ96を介して挿入された母線と一
体化された直角形断路器97と、遮断器95の下
方に設置された装置を操作する操作箱98とを備
えている。そして操作箱98を除く各構成機器へ
の絶縁性ガスは従来形と同様にSF6ガスが用いら
れ、定格圧力5Kgf/cm2(20℃)として封入され
ている。その結果第8図および第11図に示す開
閉機器はもちろんのこと、その他の開閉機器も容
器の筒径は増すものの例外なく高さが低くなると
ともに、可動接触子駆動用の絶縁操作レバーや操
作杆が1種に統一され、クランク軸なども構造が
簡単化されたので安価になる。絶縁スペーサ53
や三叉状支持碍子55の筒状容器の上半分の三角
配置で三相電路導体を支持するようにしたことに
より、例えば接続管93のように筒径を従来形の
80%に縮小したにもかかわらず、容器内壁下部の
電界が従来の1/5以下に低下したことからダスト
トラツプなどの必要がなくなるなどの信頼性の向
上も得られる。そしてフイーダユニツト構成した
場合の高さも2600mmまで縮小されて、第14図に
示すように通常のトラツク100での輸送が可能
となり、輸送コストの低減と輸送時間の短縮はも
ちろんのこと、同じ構成での従来形と比較してフ
イーダユニツトの重量が約60%に軽減されたので
取扱が容易になる。
この考案によれば、従来の直線形断路器、直角
形断路器等の開閉器で水平方向に布設されている
電路導体のすべてが容器の軸から三角の辺の内側
に入るように配置されていた構成から、容器に収
納される三相電路導体に接続されている接触子組
のそれぞれを同一高さに同一列上に配設するとと
もに、可動接触子の駆動部を接触子組の上部に位
置し、かつ同一容器内に配することにより、前記
可動接触子駆動部である操作頭をも含めた開閉機
器の容器の高さ寸法を小さくすることができる。
又、前記可動接触子駆動部の構造が簡単化された
ことにより、背高が低くして信頼性の高くしかも
安価な三相一括形ガス絶縁開閉機器が得られ、ガ
ス絶縁開閉装置の小形化と、全装可搬時の輸送費
の低減および輸送時間の短縮に貢献する。
形断路器等の開閉器で水平方向に布設されている
電路導体のすべてが容器の軸から三角の辺の内側
に入るように配置されていた構成から、容器に収
納される三相電路導体に接続されている接触子組
のそれぞれを同一高さに同一列上に配設するとと
もに、可動接触子の駆動部を接触子組の上部に位
置し、かつ同一容器内に配することにより、前記
可動接触子駆動部である操作頭をも含めた開閉機
器の容器の高さ寸法を小さくすることができる。
又、前記可動接触子駆動部の構造が簡単化された
ことにより、背高が低くして信頼性の高くしかも
安価な三相一括形ガス絶縁開閉機器が得られ、ガ
ス絶縁開閉装置の小形化と、全装可搬時の輸送費
の低減および輸送時間の短縮に貢献する。
第1図ないし第3図は従来の三相一括ガス絶縁
直線形断路器の一例を示す図で、第1図は縦断面
図、第2図は第1図のB−B線に沿う断面図、第
3図は第1図のA−A線に沿う断面図、第4図お
よび第5図は従来の三相一括ガス絶縁直角形断路
器の一例を示す図で、第4図は縦断面図、第5図
は第4図のC−C線に沿う断面図、第6図および
第7図は第1図および第4図の開閉機器を用いて
構成したガス絶縁開閉装置の一例を示す図で、第
6図は側面図、第7図は陸上輸送の状態を示す側
面図、第8図ないし第10図はこの考案による三
相一括ガス絶縁直線形断路器の一実施例を示す図
で、第8図は縦断面図、第9図は第8図のC−C
線に沿う断面図、第10図は第8図のD−D線に
沿う断面図、第11図および第12図はこの考案
による三相一括ガス絶縁直角形断路器の一実施例
を示す図で、第11図は縦断面図、第12図は第
11図のE−E線に沿う断面図、第13図および
第14図は第8図および第11図の開閉機器を用
いて構成したガス絶縁開閉装置の一実施例を示す
図で、第13図は側面図、第14図は陸上輸送の
状態を示す側面図である。 51,71……容器、52a,52b,52
c;54a,54b,54c;72a,72b,
72c……電路導体、56,65,78……可動
接触子、57,63,75……固定接触子、74
a,74b,74c……分岐導体。
直線形断路器の一例を示す図で、第1図は縦断面
図、第2図は第1図のB−B線に沿う断面図、第
3図は第1図のA−A線に沿う断面図、第4図お
よび第5図は従来の三相一括ガス絶縁直角形断路
器の一例を示す図で、第4図は縦断面図、第5図
は第4図のC−C線に沿う断面図、第6図および
第7図は第1図および第4図の開閉機器を用いて
構成したガス絶縁開閉装置の一例を示す図で、第
6図は側面図、第7図は陸上輸送の状態を示す側
面図、第8図ないし第10図はこの考案による三
相一括ガス絶縁直線形断路器の一実施例を示す図
で、第8図は縦断面図、第9図は第8図のC−C
線に沿う断面図、第10図は第8図のD−D線に
沿う断面図、第11図および第12図はこの考案
による三相一括ガス絶縁直角形断路器の一実施例
を示す図で、第11図は縦断面図、第12図は第
11図のE−E線に沿う断面図、第13図および
第14図は第8図および第11図の開閉機器を用
いて構成したガス絶縁開閉装置の一実施例を示す
図で、第13図は側面図、第14図は陸上輸送の
状態を示す側面図である。 51,71……容器、52a,52b,52
c;54a,54b,54c;72a,72b,
72c……電路導体、56,65,78……可動
接触子、57,63,75……固定接触子、74
a,74b,74c……分岐導体。
Claims (1)
- 断面円形の容器にその軸線に沿つて三相電路導
体のそれぞれに対向又は直交配設され一定間隔間
に設けられた互いに接離可能な可動接触子と固定
接触子からなる接触子組を有し、絶縁ガスが封入
されてなる開閉機器からなるものにおいて、前記
三相電路導体が接続されている接触子組のそれぞ
れを同一高さで同一列上に配設するとともに、前
記接触子組を構成する各可動接触子を三相一括し
て駆動するクランク軸とこれを介して結合されて
いるそれぞれの絶縁操作レバーとが接触子組の上
部に位置し、かつ同一容器内に配されていること
を特徴とする三相一括形ガス絶縁開閉機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983129386U JPS6038012U (ja) | 1983-08-22 | 1983-08-22 | 三相一括形ガス絶縁開閉機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983129386U JPS6038012U (ja) | 1983-08-22 | 1983-08-22 | 三相一括形ガス絶縁開閉機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6038012U JPS6038012U (ja) | 1985-03-16 |
JPH0312002Y2 true JPH0312002Y2 (ja) | 1991-03-22 |
Family
ID=30293182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1983129386U Granted JPS6038012U (ja) | 1983-08-22 | 1983-08-22 | 三相一括形ガス絶縁開閉機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6038012U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4660397B2 (ja) * | 2006-02-28 | 2011-03-30 | 株式会社東芝 | 断路器接地開閉器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58179108A (ja) * | 1982-04-09 | 1983-10-20 | 株式会社東芝 | ガス絶縁開閉装置 |
-
1983
- 1983-08-22 JP JP1983129386U patent/JPS6038012U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58179108A (ja) * | 1982-04-09 | 1983-10-20 | 株式会社東芝 | ガス絶縁開閉装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6038012U (ja) | 1985-03-16 |
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