JPH03119649A - 円筒型電池の姿勢揃え装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、円筒型電池の製造において、その包装前にあ
らかじめ円筒型電池の姿勢を揃える姿勢揃え装置に関し
、電池の外観の位相を自動的に合わせ、位相のずれなく
、あらかじめ与えられた間隔を保ちながら搬送する事に
より、同位相でのフィルム包装を可能にするものである
。

従来の技術 円筒型電池ｔ−２個以上−まとめとして透明フィルム又
は透明パッケージ容器に包装する場合、円筒型電池の外
観の位相を合わせた方がフンダムな姿勢の場合よりも美
的回位及び商品イメージが高ぐ保てる。しかし、円筒型
電池を高速で生産する製造ラインにおいて、円筒型電池
の姿勢を揃えるにはタクトタイムが長くなり、且つ姿勢
制御の際電池がころがり易く、従来の装置及び搬送方法
では複数の電池を同じ姿勢に外観を揃えて包装装置に供
給することは困難であった。

発明が解決しようとする課題 従って、実際にはランダムな位相のまま複数の電池が包
装装置に供給され、このランダムな位相のまま透明フィ
ルムで包装されていて、包装済み電池の美的価値ならび
に商品イメージを高く保つことは果せなかった。

本発明は円筒型電池の外観の姿勢位相をセンサーで検知
して、姿勢遵えをする國構を回転ドラム上に配し、その
姿勢揃えが高速で連続処理可能な装置において、姿勢揃
えの完了した円筒型電池を。

永久磁石にて吸着し、かつ突起物を有するコンベアベＡ
／ｌ−を使用する事により、姿勢の崩れなく、かつあら
かじめ辱見られた間隔をずらす事なく、後工程に搬送す
る装置を提供する事を目的とする。

課題を解決するための手段 本発明は、上記目的を達成する為、駆動モーターと、円
筒型電池の保持台とを有するスピンドル軸と、円筒型電
池の外観位相を検知するセンサーとからなるユニットを
多数回転ドラム上に配し、回転ドラムに近接して、円筒
型電池の供給用として星型回転供給盤を、取出用として
星型回転取出盤をそれぞれ設置する。

そして上記スピンドル軸の上端部に円筒型電池の保持台
を設け、円筒型電池の底部とこの保持台上面とを密着し
、スピンドルの下端部にはブレーキを有する小型モータ
ーを駆動モーターとして配し外部信号により回転とブレ
ーキ保持の切替をおこない円筒型電池の円筒外面又は頭
部の基準マーク又は外装缶の接合線を検知センサーで検
知して制御装置により、あらかじめ設定した姿勢まで小
型モーターを回転した後、ブレーキ保持する。回転ドラ
ムが１回転する間に、各スピンドルは各々円筒型電池を
保持台上に密着保持した状態で、順次自転とブレーキ保
持を繰返す。姿勢揃えの完了した円筒型電池は、回転ド
ラムから姿勢保持機能を有した星型回転取出盤に移され
る。更に姿勢を保った円筒型電池は、永久磁石によシ構
成されたマグネットコンベアに移される。このマグネッ
トコンベアの走行速度は星型回転取出盤の周速度と同等
となるように設定され、星型回転取出盤の円筒型電池と
同一ピッチで突起物を有するコンベアベルトにより、姿
勢を保ちながら、あらかじめ定められた間隔からずれる
事なく、後工程に円筒型電池を搬送することができるも
のである。

作用 本発明によれば、星型回転供給盤に供給された円筒型電
池は、回転ドラムのスピンドル軸の上部保持台に密着保
持され、回転ドラムの回転に従い、スピンドル軸は小型
モーターで駆動されて自転する。各スピンドル軸に対応
する検知センサーで、円筒外面又は頭部の基準マーク又
は接合線を検知され、その後あらかじめ設定した姿勢ま
で更に小型モーターを駆動して回転した後、ブレーキ保
持する。各スピンドル軸は個々に小型モーターとブレー
キ機構、及び検知センサーを有するので、順次供給され
る円筒型電池は同一姿勢と位相で１回転ドラムのスピン
ドル軸上に並ぶ。回転ドラムの回転が進行し、星型回転
取出盤と接する位置に進んだスピンドル軸上の円筒型電
池は１回転取出盤に受は渡されて回転ドラムから外に取
り出される。

この時、星型回転取出盤には、スピンドル上部の保持台
の密着力よシ大きな密着保持力を持たせであるので、ス
ピンドル上部の保持台から離れて姿勢を保ったまま順次
連続的に取出しがおこなわれる。

更に星型回転取出盤が回転し、永久磁石、及び星型回転
取出盤の円筒型電池と同一のピッチで突起物を有するコ
ンベアベルトを構成部品とするコンベアと接する位置に
進んだ所で円筒型電池はコンベア上に乗り移る。

コンベアの走行速度は、星型回転取出盤の周速度と同一
に設定され、コンベアの永久磁石による保持力は、星型
回転取出盤の保持力より大きくなっている為、姿勢を揃
えられた円筒型電池は、同位相を保ち、かつ所定のピッ
チを崩すことなく連続的に後工程に供給される。

実施例 以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。

第１図は、電池の姿勢揃え装置の外観図を示す。

第１図において、１は回転ドラムで固定台２の上に回転
可能に設置され、固定台２の下部にその駆動機構３を有
する。星型回転供給盤４は回転ドラム１に接して設けら
れ、下方の歯車６で駆動機構３と接続されている。回転
ドラム１の外周全体にわたってスピンドル軸ユニット６
を所定の間隔で複数個を回転可能に設置する。スピンド
ル軸ユニット６の上方には、検知センサー１２をスピン
ドル軸と同一ピッチを保って回転ドラム１の上に配置す
る。

７は星型回転取出盤で回転ドラム１に接し、星型回転供
給盤４と一定角度を隔てた反対位置に設置され、下方に
駆動機溝３とかみ合う歯車８を設けている。星型回転取
出盤７の後方位置にはコンベアユニット９を設置る。

１０は回転ドラム１上に設けた制御装置、１１は円筒外
面又は頭部に基準マーク又は接合線を有する円筒型電池
で、星型回転供給盤４及び星型回転取出盤７は、この円
筒型電池１１の外形形状に合わせて、凹部を外周部に複
数個所設けている。

ここで、円筒型電池１１に合わせた凹部を外周部に等間
隔に配置する場合も、あるいは複数個の円筒型電池１１
を一括して連続して並べた凹部を配置する場合も可能で
ある。

第２図は、星型回転供給盤に近接して設けたコンベアユ
ニットの外観図である。第２図において、星型回転取出
盤７は星型回転供給盤４と同様の凹部を外周部に有し、
凹部内には永久磁石１７を各各埋設している。ストリッ
パー１３は星型回転取出盤７の上下両サイドに互いに接
触しない位置で、星型回転取出盤７に重なって固定され
る。コンベアユニット９は、突起１４を有するコンベア
ベルト１９と駆動プーリ１８、及びコンベアベルト１９
の下部に設けた永久磁石を構成部品とするフレーム１６
とからなる。突起１４は円筒型電池の１個に合わせて又
は複数個に合わせて、一定ピツチでコンベアベルト１９
に整数個取り付ける。

ｉ３図はコンベアユニット９のフレーム１６の断面図で
ある。フレーム１６はその中央部の永久磁石２２と、そ
の両側の磁性体であるヨーク２１とより構成されており
、更に非磁性体であるカバー２０により覆われている。

フレーム１６は永久磁石２２とカバー２０により構成す
ることも可能である。突起１４を有したコンベアベルト
１９の巾は、フレーム１５よシ狭く設定しである。更に
コンベアベルト１９の上面は、ベース１６よりも少し突
出する事により、円筒型電池１１の姿勢がベース１６に
接触して崩される事を防いでいる。

以下に動作を説明する。第１図において円筒型電池１１
は、星型回転供給盤４に図の左方よシ矢印方向に供給さ
れ、星型回転供給盤４によって、１個又は複数個を１畦
位として回転ドラム１に送り込まれる。この時、星型回
転供給盤４と回転ドラム１とは下部の歯車６と駆動晴構
３により、機械的に同期して回転運動し、回転ドラム１
上で星型回転供給盤４の凹部と同一ピッチに配置された
スピンドル軸ユニット６の保持台上に円筒型電池１１は
移送され、保持台に埋設される永久磁石により保持台と
円筒型電池１１の底部が密着保持される。回転ドラム１
が矢印方向に回転するに従って、順次円筒型電池１１は
スピンドル軸ユニット６に供給される。一定位置で制御
信号によシスビンドル軸ユニット６下部の小型モーター
２３を回転させ、スピンドル軸ユニット６の側方に設け
られた検知センサー１２で、電池の円筒外面又は頭部に
施した基準マーク又は接合線を検知し、更に制御装置１
ｏにあらかじめ設定しである回転位置まで、小型モータ
ー２３を回転し、停市すると同時にブレーキを作動する
。

各スピンドル軸ユニット６上では、前述通り円筒型電池
を保持台上に保持したまま、小型モーター２３によるシ
ャフトの回転、停止動作が完了し、回転ドラム１の回転
に伴い星型回転取出盤７と接する位置に到着する。星型
回転取出盤７と接する位置において、凹部に設けた永久
磁石１７はスピンドル軸ユニット６の保持台に埋込まれ
た永久磁石より強い磁力を持っている為に、保持台から
星型回転取出盤の凹部に姿勢を崩さないで円筒型電池は
乗り移る。星型回転取出盤７が更に回転し、ストリッパ
ー１３に出合う位置で、円筒型電池１１は星型回転取出
盤７から切離されて、コンベアベルト１９に乗シ移る。

コンベアベルト１９上では、永久磁石２２を構成部品と
するフレーム１６に吸着され、駆動プーリ１８の作動に
従って、後工程に送り出される。星型回転取出盤７の周
速度とコンベアベルト１９の走行速度が同一で、かつフ
レーム１６の保持力を永久磁石１７の保持力より大きく
した場合、円筒型電池１１は正確に単独又は複数個の単
位毎に星型回転取出盤７の凹部ピッチに合わせて、姿勢
揃えが完了して排出され、搬送サレる。コンベアベルト
１９の起動あるいは停止により、単位毎の円筒型電池１
１のピッチがずれることのないように突起１４は電池の
位置規制の役目をしている。

発明の効果 この本発明は、姿勢揃え装置を円筒型電池が通る間に、
曝独あるいは複数個の巷位で一定ピッチに間隔をあけて
、任意の円周方向の位置に姿勢位相揃えを完了した円筒
型電池を高速で連続的に作り出し、次ｒ程に搬送するこ
とが可能になる。

この本発明を、円筒型電池の製造工程に用いれば、外観
検査、捺印、透明フィルムによる包装り程において、能
率よく外観の良好な円筒型電池を作り出すことが出来る
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明における姿勢揃え装置の外観図、第２図
はコンベアユニット部の外観図、第３図はコンベアフレ
ームの断面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 円筒外面又は頭部に基準マーク又は接合線を有する円筒
   型電池を一定間隔で供給する星型回転供給盤と、この回
   転供給盤と近接しこれと同期して回転する回転ドラムと
   、回転ドラムの外周全体にわたって前記星型回転供給盤
   の円筒型電池の間隔と同一ピッチで複数個形成され、一
   端には駆動モータを備え、他端には円筒型電池の底部と
   接し、姿勢保持機能を有する保持台を備えたスピンドル
   軸と、このスピンドル軸の上方又は側方に位置するよう
   スピンドル軸と同一ピッチを保って一回転ドラム上に取
   付けられた検知センサーと、前記回転ドラムと近接しこ
   れと同期して回転する星型回転取出盤と、前記検知セン
   サー及び駆動モータの制御装置からなる姿勢揃え装置に
   おいて、星型回転取出盤には円筒型電池を磁力吸着する
   磁石を設けるとともに、この星型回転取出盤の周速度と
   同一の走行速度で移動する搬送コンベアを設け、星型回
   転取出盤の円筒型電池と同一ピッチで搬送コンベアベル
   ト上に突起物を形成するとともに、星型回転取出盤とコ
   ンベアとの交叉部に円筒型電池を星型回転取出盤から分
   離するストリッパーを設け、円筒型電池を星型回転取出
   盤からコンベアに搬送する円筒型電池の姿勢揃え装置。