JPH03119105A - ポリエチレンフイラメントの製造方法 - Google Patents

ポリエチレンフイラメントの製造方法

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JPH03119105A
JPH03119105A JP2184379A JP18437990A JPH03119105A JP H03119105 A JPH03119105 A JP H03119105A JP 2184379 A JP2184379 A JP 2184379A JP 18437990 A JP18437990 A JP 18437990A JP H03119105 A JPH03119105 A JP H03119105A
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JP
Japan
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polyethylene
spinning
molecular weight
nozzle
temperature
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JP2184379A
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English (en)
Inventor
Albert J Pennings
アルベルト・ジエイ・ペニングス
Mees Roukema
メース・ロウケマ
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Akzo NV
Original Assignee
Akzo NV
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Publication date
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01DMECHANICAL METHODS OR APPARATUS IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS
    • D01D5/00Formation of filaments, threads, or the like
    • D01D5/04Dry spinning methods
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01FCHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
    • D01F6/00Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof
    • D01F6/02Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • D01F6/04Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds from polyolefins

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)
  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、超高分子ポリエチレンの溶液を高速紡糸する
ことにより、良好な強度および高いモジュラスに基づき
、たとえば工業的糸としての使用、プラスチックの補強
その他のI;めに全般的に適しているポリエチレンフィ
ラメントを製造する方法に関する。
[従来の技術] 一連のポリマー たとえば再生セルロース、ポリエステ
ル、ポリアミド等から、フィラメントおよび工業的糸を
製造することは公知であるこれら全ての方法において、
高い強度、高いモジュラス、特に高い初期モジュラスお
よび可能な限り低い破断点伸びを有するフィラメントを
得ようとしており、さらに可能な限り高い生産速度でか
つできる限り簡単な方法により作業しようとしている。
ポリエチレンからなるこの種の糸を製造するという試み
もまた行なわれた。ポリエチレンはその化学的構造に基
づき、重縮合によって得られるようなポリマーと比較し
て一連の利点を有する。たとえばポリエステルおよびポ
リアミドのエステル結合およびアミド結合において頻繁
に観察される加水分解の危険が生じない。
森林の激減により繊維素用の原料源がしだいに危機に陥
いっていることを度外視しても、ポリエチレンは、実際
に任意の量で製造可能な合成材料として、繊維素におい
て実情である需給の変動にt;いしてあまり左右されな
い。
ポリエチレンフィラメントを溶融紡糸法により製造する
のが最も簡単である。しかし、ポリエチレンの溶融紡糸
には限界がある。それというのも、高い強度およびモジ
ュラスが重要となる分子量が高くなるにつれて溶融物の
粘度は、紡糸の際に困難が生じるほど著しく増大するた
めである。溶融温度は任意に高めることはでさない、そ
れというのも約240℃までの温度でポリエチレンの分
解の恐れがあるためである。
分子量が高くなるにつれて、ポリマー溶融物の弾性は増
大し、このことが押出速度を高める際に特に問題となる
さらに、ポリエチレンの溶液をフィラメントに紡糸する
ことによりこの難点を回避することが試みられt:。し
、かじ、この方法においても同様の問題が生じた。それ
というのも溶液においても、粘度および弾性は溶けたポ
リマーの分子量が高まるとともに著しく上昇するためで
あるオランダ国特許出願公開79104990号明細書
には、高い強度および高いモジュラスを有するポリエチ
レンフィラメントの製造方法が記載されており、その際
特に実施例から引用されるように、比較的低濃度の溶液
を用いて作業している。満足できる機械特性を得るため
に、紡糸、巻取りおよび抽出の後に熱中で延伸させる必
要があり、これによりこの方法の生産性が減少してしま
う。
ペニングス(Pennings )および協力者は4P
olymer  Bulletin” l 6 、  
l 67−174 (1986)において、多様な条件
下で超高分子ポリエチレンをどのように紡糸するかとい
うことを記載している。ポリエチレンフィラメントが使
用可能な機械的特性を示すために、このフィラメントは
オランダ国特許出願公開79104990号明細書に記
載された方法と同様に延伸しなければならず、その際、
このフィラメントは延伸の前に抽出する。
超高分子ポリエチレンを紡糸することによりポリエチレ
ンフィラメントを製造する一連の方法はすでに公知であ
るが、特に高い生産性を保証し、かつ使用可能な機械的
特性を得るために紡糸および巻取りの後に延伸する必要
がないような改善方法が必要である。
[発明が解決しようとする課題] 従って、本発明の課題は、高い生産性を可能にし、紡糸
したフィラメントを延伸せずに作業し、かつ、良好な機
械的特性、特に高い強度および高いモジュラスを有し、
工業的糸として、プラスチック用補強材等として使用す
るのに適したポリエチレンフィラメントを簡単な方法で
供給する超高分子ポリエチレンの高速紡糸方法を提供す
ることであった。
[課題を解決するための手段] 前記課題は、分子量MW≧1X106を有するポリエチ
レン溶剤とから約1〜6重量%の溶液を製造し、この溶
液を、押出温度Ti−180−250℃1押出速度Vw
−5〜150 m/分で、ノズル出口面に向って横断面
が小さくなるノズル口を有する紡糸ノズルを通して紡糸
シャフト中へ押し出し、その際、この紡糸シャフトはノ
ズル出口面の下方で加熱装置を用いて100〜250℃
の温度に保持され、フィラメントに加熱区域の下方でガ
スを吹き付け、このフィラメントを速度■1≧500m
/分で引取りさらに延伸せずに溶剤を除去することを特
徴とする、超高分子ポリエチレンの溶液を高速紡糸する
ことによりポリエチレンフィラメントを製造する方法に
より解決される。
分子量MW≧3.5X106が有利である。
本発明の方法の特に有利な実施態様においてポリマーの
分子量の不均一性が として表わされる。
ノズル出口面の下方の温度が150〜190℃に調節さ
れるのが有利である。1000m/分以上の引落速度で
作業するのがを利である。
引落速度1500〜4000m/分が特に有利である。
本発明による方法を実施するために、ノズル口を備えた
紡糸ノズルを使用し、そのノズルの横断面は押出方向に
向って小さくなる。従って、横断面の推移はトランペッ
ト状または漏斗状または疑似双曲線的という表現で表わ
すことができる。このような好ましい疑似双曲線的横断
面形は添付図面に図示した。
疑似双曲線的横断面形とは双曲線上の推移に近い推移と
解されるが、程度に差こそあれ始点ならびに終点で著し
く変動していてもよい。
溶液の製造のため、溶液が押出温度で1−100Pa−
3の粘度を示すような溶剤を使用するのが有利である。
この場合、パラフィン油が特に有利である。この粘度は
速度勾配D −1、−’で測定しt:。
溶液の製造において、できるだけ線状のポリエチレンを
使用するが、これは、わずかな量の分校ポリエチレンの
存在も排除するものではない。使用するポリマーは低圧
での重合により得られたポリエチレンが好ましい。これ
は、市販されており、多くの場合HDPE(highd
ensity polyethylene)として表わ
される。
ポリマーとして、完全にまたは十分にホモポリマーとし
て存在するポリエチレンを使用するのが特に有利である
。しかし、所定の場合にはコポリマー !;とえば約5
重量%までがエチレンの他の七ツマ−たとえばプロピレ
ンまたはブチレンから構成されているコポリマーを用い
てもよい。もちろん程度に差こそあれ1種以上のモノマ
ーを含有するコポリマーを使用してもよい。
本発明によるポリエチレンフィラメントの製造のために
用いたポリエチレンは、一般に超高分子ポリエチレンと
いわれる種類のポリエチレンに属する。これについては
、分子量MW100万以上を有するポリエチレンと解さ
れ、この場合MWはたとえばGPC法により測定するこ
とができる重量平均分子量である。MWは浸透圧法によ
り測定することができる数平均分子量である。
本発明の範囲内で、多少の幅がある通常の分子量分布を
有する、たとえば20の不均一性を有するポリエチレン
を使用することができるのであるが、できるだけ狭い分
子量分布を有する、つまり不均一性に対するこの値がで
きるだけ低いポリエチレンを使用するのが有利である。
この不均一性は重量平均分子量と数平均分子量との比に
より定義され、有利に≦5、特に≦3である。
使用するポリマーの不均一性は、製造様式により制御す
ることができる。もちろん著しく広い分子量分布を有す
るポリエチレンから分留により狭い分子量分布を有する
ポリマーを得ることも可能である。
溶剤として、180〜250℃1場合により180〜2
30℃の押出温度でなお十分に粘性である、つまりp 
= l 、−1で測定して有利に3〜1OPa−5以上
の粘度を有するような化合物を使用する。
このポリエチレン−溶剤系は、溶液が押出温度より下の
温度に冷却されるとゲルを形成するように選択すべきで
ある。
ゲル形成温度が130℃以下にあるのが有利である。こ
れは70℃より下にあってもよい。
前記の紡糸溶液は弾性である。溶剤中でのポリエチレン
の溶解は、押出温度と一致する温度で行うのが有利であ
る。不活性雰囲気下、たとえば窒素下で溶解を行うのが
有利である。
この溶液に安定化剤を添加してもよい。
溶剤として特に有利なのはパラフィン油である。さらに
炭化水素、たとえばシクロオクタン、バラキジロール、
デカリンまたは石油エーテルを使用することができる。
本発明の範囲内で、約1〜6重量%、特に1〜3重量%
の濃度を有する溶液を使用することができる。
しかし最も有利なのは約1〜2重量%の濃度である。
押出速度とはノズル出口の単位面積あたり単位時間に通
過する紡糸溶液量と解される。これは m3/m2×分
または m //分で表わされる引落速度とは、フィラ
メントが紡糸シャフトの下端に引き取られる線速度(m
/分)を表わす。フィラメントは引取りの後にさらに延
伸を行なわないために、この引落速度は一般に巻取速度
に相当する。
達成可能な引落速度は選択した濃度に依存する。一般に
、最大引落速度はポリエチレンの濃度が上昇するにつれ
て低下することがいえる。
しかし、低濃度領域では紡糸の際に困難が生じる可能性
がある。これは押出速度を低下させることにより回避す
ることができる。押出速度、引落速度および溶液の濃度
の適当な組合せは、簡単な試験により測定することがで
きる。
−数的に、達成可能な最大押出速度は、ポリマーの濃度
が上昇するとともに低下する。
紡糸ノズルの下方にある紡糸シャフトを必要な温度にす
るための装置として、たとえば簡単な環状の加熱装置を
用いることができる。加熱区域の長さは使用する紡糸装
置のサイズに応じて数センチメートルの間に、たとえば
4cm〜200cmである。
加熱区域の下方で、温度を低下させるため、フィラメン
トにガスを吹き付ける。このフィラメントとへの吹き付
けにより、勾配的なまたは段階的な温度推移を調節する
のが有利であり、その結果、たとえば160℃の温度が
支配する加熱区域の後にたとえばio’oだけ低い温度
たとえば約150℃の次の区域が存在し、その次に温度
がたとえば110℃に低下した次の区域が存在し、次に
室温を有するガスを使用することにより50℃より下の
温度に冷却を行う区域が続き、その結果、このフィラメ
ントは引落し手段に達する際に十分に冷却される。この
温度階調はあらかじめ1個以上の加熱装置を用いて行っ
てもよく、この装置により温度階調および温度勾配を調
節することができる。
本発明において特に重要であるのは紡糸口の横断面の推
移である。紡糸口は、紡糸材料が紡糸口に入る側でより
広い口を有し、出口側に向ったノズル口の横断面はより
狭いことが無条件に必要である。疑似放物線的な推移を
有するノズル口が特に適している。疑似放物線的とは、
放物線的推移に類似しているが、正確な放物線的推移が
著しく湾曲する領域およびより線状の領域で変動してい
てもよい。この種の形状は添付図面に図示した。
しかし、籾量は漏斗状またはトランペット状または円錐
状の開口部を有し、次に段階的にかまたは移行しながら
円錐状の推移に変遷するノズル口を何するノズルを使用
してもよく、その際、円錐は、入口部の円錐もしくは放
物線よりもより鋭角な開口角を有する。ノズル口の最後
の部分が同じ断面を有していてもよい。
本発明の方法を用いて超高分子のポリエチレンを機械的
に良好な特性、つまり、高いモジュラスおよび高い耐破
壊性を有するフィラメントに加工することができること
が特に意想外であ−)た。本発明の方法は先行技術の方
法に比べていわゆる一工程方法である。つまり、今まで
に必要であった後延伸をせずに作業する点で特に優れて
いる。従って、この方法は経済的であり、高い生産速度
を可能にする。
さらに、本発明の方法は、今まで公知の方法で高分子ポ
リエチレンの紡糸の際に弾性溶融物または溶液の形で生
じる紡糸途切れが生じる恐れがなく高分子ポリエチレン
の紡糸を実施できることが特に意想外であった。従って
、公知方法において頻繁に前例に記載されているような
、今までほとんど紡糸ノズル内部での溶融破断の数は著
しく減少するかもしくは完全に回避される。
本発明による方法は4000m/分の程度までおよびそ
れ以上の引落速度で実施可能である得られたフィラメン
トは、後延伸をもはや必要とせず、かつ場合によりさら
に後延伸不可能であるような良好な機械特性を有する。
この特性に基づき、ステープルファイバーに切断できる
フィラメントは特に工業的糸として使用するのに適して
いる。これは保護衣、たとえば防弾チョッキ等、ロープ
、落下傘等に極めて良好に加工することができる。
このフィラメントは特にプラスチックの強化用の際のス
テープル7アイパーとして特に適当である。
本発明による方法において、ノズル内部でおよび紡糸シ
ャフト内で生じる経過が個々に明確でないにもかかわら
ず、本発明の方法により特に有利な分子的構成、つまり
特に有利なフィラメント中の分子的構造が生じると予想
される。
本発明の方法において、結合鎖として機能すると同時に
十分に縦長の分子が十分に生じると考えられ、さらに縦
長の分子と薄層状に配置した領域とが好ましい割合で相
互に位置し、鎖の曲折に基づく欠損箇所(chain 
 fold  defects)は副次的な程度で存在
するにすぎないと考えられる。
[実施例1 本発明を次に実施例につき詳説する。
比較例1 超高分子ポリエチレンの1.5重量%の溶液を次のよう
に製造した。デリカン中で135℃で測定した極限粘度
数33.38 dQ/g、MW= 5.5 X 106
kg /kmolおよびMW−2,5x106kg/ 
kmolを有するポリマー48.7gをパラフィン油3
200gと酸化防止剤2.6−ジーt−ブチル−4−メ
チル−クレゾール16゜2gとに添加し、5aの釜中で
120℃の温度で撹拌した。この混合物を撹拌により均
質にしその際150℃に温めた。撹拌機を、ポリエチレ
ンが完全に溶解し、いわゆるヴアイセンベルク効果(W
eissenberg −Ef fekt、)が生じる
とすぐに止めた。その後、温度を48時間1500Cに
保った。この溶液を室温に冷却し、約130℃でゲルを
形成した。このゲルをトランペット形の断面形を有する
、第1図に示したような紡糸口を備えた紡糸装置に供給
した。ノズル口の出口は、直径0.5m+nを有してい
た。この溶液を220℃で1m/分の速度で押し出し、
フィラメントを空気中で急冷し、同じ速度で巻き取った
パラフィン油の抽出後、こうして得られた繊維を148
℃の温度で200の割合まで延伸し、その際、7.QC
Paの強度を有する繊維が生じた。
比較例2 例1に記載した溶液を同様に加工し、100m/分の押
出速度で500m/分の巻取速度で作業した。こうして
得られた繊維はもはや熱延伸できなかった。n−ヘキサ
ンでパラフィン油を抽出した後の強度は0−3GPaで
あった。
例3 例1と一致する溶液を100m/分の押出速度で紡糸す
るが、その際シリンダ状の炉を用いて紡糸ノズルの出口
面の下方の20.5c+++の区間を160℃に保った
。このフィラメントを4000m/分の速度で引取った
。このフィラメントはもはや熱延伸できなかったが、パ
ラフィン油を抽出した後に次の特性を示した。
強度         2.3 GPaヤングモジュラ
ス   36GPa 破断点伸び       8% 例4 紡糸溶液を例3に記載したように加工するがその際19
0℃の押出温度で2000m/分の巻取速度で作業した
。抽出した繊維の強度は1 、7 GPaであった。
例5 例3と同様に紡糸溶液を加工するがlom/分の押出速
度で2000m/分の巻き取り速度で作業した。抽出し
た繊維の強度はl −9GPaであった。
例6 紡糸溶液を例3に相応して加工するが、5m/分の押出
速度で出口箇所での直径1mmを有する紡糸口を有する
紡糸ノズルを使用した。0゜5mの長さの紡糸シャフト
を使用した例1〜4とは異なり4mの長さの紡糸シャツ
[・を用いて作業した。この長さはフィラメントを巻取
る前に押出されたフィラメントを十分に冷却するために
必要であった。巻取速度は2000m/分であった。こ
のフィラメントは抽出後1.4GPaの強度を有してい
た。
例7 例Iに記載したと同様の方法でポリエチレンからなる3
%の紡糸溶液を製造し、前記ポリエチレンはMW−4X
IO6およびM n −2X 105を有していた。1
90 ’Oの押出温度で3000m/分の引落速度で作
業した。抽出しt:繊維の強度は0.80Paであった
例8 例7に相応する紡糸溶液を用いて、220℃の押出温度
で、4000m/分の巻取速度で作業した。抽出したフ
ィラメントの強度は0.8GPaであった。
例9 例7に相応するが5重量%の濃度を有する紡糸溶液を2
20℃の温度で押出し、引落温度は3500m/分であ
った。抽出した繊維の強度は0.6GPaであった。
例1O 例1と同様に紡糸溶液を製造したが、溶剤としてデカリ
ンを使用した。この紡糸材料を180℃の押出温度でl
oom/分の紡糸速度で押出し1000m/分で巻取っ
た。抽出した繊維の強度は0 、9 GPaであった。
前記した実施例は、本発明による紡糸ノズルの下方の加
熱装置を使用せずに作業した場合、熱中で後延伸するこ
とによっても破断性の強度が達成されたにすぎないこと
を示している。この場合、極めて低い押出速度で作業し
なければならない。高い押出速度で作業すると、後延伸
は不可能であり、強度はこのフィラメントがたいていの
使用目的に対して使用不能であるほど低かった。
本発明による例3〜IOは後延伸を必要とせずに1工程
方法で作業することができ、例2の方法と比べて2倍ま
たは数倍の強度を有する強度が得られることが示された
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に用いる紡糸ノズルの断面図である。 図面の浄書(内容に変更なし) 手 続 (方式) 事件の表示 平成 2 発明の名称 年 特許願 84379 ポリエチレンフィラメントの製造方法 補正をする者 名称 アクゾーエヌ1ヴエー 5、補正命令の日付 平成2 年9 6、補正の対象 月25 日(発送口) 図  面 補正の内容

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、超高分子ポリエチレンの溶液を高速紡糸することに
    よりポリエチレンフィラメントを製造する方法において
    、分子量@M@_W≧1×10^6を有するポリエチレ
    ンと溶剤とから約1〜6重量%の溶液を製造し、この溶
    液を、押出温度T_E=180〜250℃、押出速度V
    _E=5〜150m/分で、ノズル出口面に向って横断
    面が小さくなるノズル口を有する紡糸ノズルを通して紡
    糸シャフト中へ押し出し、その際、この紡糸シャフトは
    ノズル出口面の下方で加熱装置を用いて100〜250
    ℃の温度に保持され、フィラメントに加熱区域の下方で
    ガスを吹き付け、このフィラメントを速度V_W≧50
    0m/分で引取り、さらに延伸せずに溶剤を除去するこ
    とを特徴とするポリエチレンフィラメントの製造方法。 2、分子量@M@_W≧3.5×10^6を有するポリ
    エチレンを使用する請求項1記載の方法。 3、分子量の不均一性: U=(@M@_W)/(@M@_n)≦5 を有するポリエチレンを使用する請求項1または2記載
    の方法。 4、U≦3である請求項3記載の方法。 5、ノズル出口面の下方で、加熱装置を用いて150〜
    190℃の温度を保持する請求項1から4までのいずれ
    か1項記載の方法。 6、速度V_W≧1000m/分で引取る請求項1から
    5までのいずれか1項記載の方法。 7、速度V_W=1500−4000m/分で引取る請
    求項6記載の方法。 8、溶液が押出温度において、D=1_3^−^1で測
    定して、粘度1〜100Pa・sを有するような溶剤を
    使用する請求項1から7までのいずれか1項記載の方法
    。 9、溶剤としてパラフィン油を使用する請求項8記載の
    方法。
JP2184379A 1989-07-13 1990-07-13 ポリエチレンフイラメントの製造方法 Pending JPH03119105A (ja)

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US (1) US5068073A (ja)
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DE (2) DE3923139A1 (ja)

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