JPH031188Y2 - - Google Patents

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JPH031188Y2
JPH031188Y2 JP10650484U JP10650484U JPH031188Y2 JP H031188 Y2 JPH031188 Y2 JP H031188Y2 JP 10650484 U JP10650484 U JP 10650484U JP 10650484 U JP10650484 U JP 10650484U JP H031188 Y2 JPH031188 Y2 JP H031188Y2
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JP
Japan
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fan
fan guide
rotor
heat
dynamic braking
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JP10650484U
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  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上利用分野) 本考案は、発電制動あるいは速度制御が電子回
路によつて行なわれる電動工具の構成に関する。
(従来の技術) 従来電動工具は、停止時に回転刃を急停止させ
るのに駆動用電動機の発電現象を利用する発電制
動を利用することがあつた。
発電制動は、機械的な制動と異なり、摩耗等の
消耗がないので長期間安定した動作が容易に得ら
れるといつた点が認められている。
しかしながら、回転刃の停止に要する発熱を制
動用の抵抗で放熱するのに問題が有つた。
従来、この放熱は、固定子を構成する鉄心と共
に抵抗用の巻線を施し放熱する方法や電源までの
コードに抵抗用の線を施しコードから放熱する方
法が試みられているが、いずれも頻繁に発電制動
を繰返すとコード線が熱くなつたり、鉄心の過熱
によつて効率を悪くするといつた問題を生じてい
た。
特に、発電制動のみならず、近年電子制御され
る電動工具が試みられ、これらの制御部品の発熱
が含められると放熱の構成が問題であつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、この様な事情に鑑みてなされたもの
であり、発電制動あるいは電子制御回路の部品等
の放熱を効果的に行なう電動工具を提供すること
を目的としている。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、回転子にフアンを設けると共にフア
ンガイドを備え、このフアンガイドに制御素子を
設けたことによつて問題点を解決している。
(作用) 回転子が回転することにより、フアンを高速回
転させ、内部の通風を行なうと共にフアンガイド
により通風効率をよくし、最も通風の速度の高い
部分に相当するフアンガイドに発電制動あるいは
制御部品を設けて冷却の効果を最大にする。
(実施例) 本考案を図面に示された一実施例に基づいて説
明すると、第1図は、本考案の一実施例による電
動工具の要部切欠の図であり、第2図は、その要
部の拡大縦断面図である。
第1図において、電動工具は、フレーム1に固
定子2が内造されており、固定子2の内側で回転
するように回転子3が設けられ、整流子電動機が
構成されている。
そして、フレーム1には、一方にハンドル4が
構成されており、ハンドル4には、スイツチ5お
よび通風孔6が設けられている。
さらに、フレーム1の他方には、減速機7を介
して砥石8が設けられており、砥石8には、半月
状のカバー9が設けられている。
さらに、減速機7とフレーム1との間には、排
風口10が形成されており、排風口10から排風
されるようにフアン11が回転子3の軸に設けら
れている。
フアン11は、遠心フアンが採用されており、
効率よく作用するようにフアンガイド12が設け
られている。
そして、フアン11による排風は、図中の矢印
の示す通り通風孔6からフレーム1内に入り固定
子2および回転子3等を冷却してフアンガイド1
2の作用を受けて排風口10から排風されるよう
に構成されている。
また、フアンガイド12には、制御素子13が
設けられており、制御素子13は、発電制動の抵
抗や抵抗に利用される巻線であつたり、あるい
は、電子回路の発熱部品であつたりする。
第2図において、フアンガイド12には、制御
素子13としての巻線が施されており、フアンガ
イド12は、アルミニユーム等の熱伝導の良好な
材料で形成されると共に制御素子13の発熱を十
分吸収して放熱するように構成されている。
この様な構成において、電動工具は、回転子3
が回転すると、回転子3は、整流子電動機のため
高速回転し、フアン11の大きな作用が容易に得
られる。
そして、フアンガイド12がフアン11の作用
を効率よくするように通風を整流し、固定子2お
よび回転子3の僅かな隙間を介して強制的に通風
を行なわせる。
さらに、この様にフアン11による通風は、フ
アンガイド12によつて効率が良くなる他、フア
ンガイド12に沿つて通風されるため、フアンガ
イド12は、効果的に冷却されることになる。
このため、フアンガイド12に設けられている
制御素子13は、発熱すると直接冷却されると共
にフアンガイド12を介して放熱されることにな
る。
そして、フアンガイド12がアルミニユーム、
すなわち熱伝導の良好な材料で形成されているた
め、フレーム1が樹脂等の熱伝導の良くない材料
で構成されている場合でも効果的に冷却の作用を
受けることになる。
従つて、発電制動に用いられる抵抗用の巻線を
施すと効果的に冷却されるため、繰返しの使用に
も良く冷却され過熱の問題を解消することができ
る。
また、発電制動の他、電動機の駆動状態等を制
御する部品、すなわち抵抗素子やIC、あるいは
スイツチング素子等の発熱部品を装着することに
より、効果的に冷却を受け、安定した使用ができ
るものとなる。
(考案の効果) 本考案によれば、発電制動や制御部品の発熱を
効果的に冷却するようにフアンにフアンガイドを
設けて、このフアンガイドに発熱部品を備えたこ
とにより、発電制動の発熱部品では、繰返しの制
動にも安心して利用でき、制御部品では、発熱を
効果的に放熱することができる関係から比較的大
電力を制御しなければならない電動工具におい
て、制御素子等の発熱による故障や使用不能をな
くし、しかも小形軽量化が容易に行なえることに
なり、その実用的価値は極めて大きいものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例による電動工具の
要部切欠の図であり、第2図は、その要部の拡大
縦断面図である。 1……フレーム、2……固定子、3……回転
子、11……フアン、12……フアンガイド、1
3……制御素子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 整流子電動機を用いる電動工具において、回転
    子にフアンを設けると共にフアンガイドを備え、
    このフアンガイドに制御素子を設けたことを特徴
    とする電動工具。
JP10650484U 1984-07-16 1984-07-16 電動工具 Granted JPS6124181U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10650484U JPS6124181U (ja) 1984-07-16 1984-07-16 電動工具

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10650484U JPS6124181U (ja) 1984-07-16 1984-07-16 電動工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6124181U JPS6124181U (ja) 1986-02-13
JPH031188Y2 true JPH031188Y2 (ja) 1991-01-16

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ID=30665792

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JP10650484U Granted JPS6124181U (ja) 1984-07-16 1984-07-16 電動工具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007223009A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Ryobi Ltd 電動工具用遠心ファンおよびこの遠心ファンを備える電動工具
JP6455226B2 (ja) * 2015-02-27 2019-01-23 工機ホールディングス株式会社 電動作業機

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Publication number Publication date
JPS6124181U (ja) 1986-02-13

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