JPH03118395A - 新規なトリペプチド、その中間体、それらの製造法及び抗アレルギー剤 - Google Patents

新規なトリペプチド、その中間体、それらの製造法及び抗アレルギー剤

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JPH03118395A
JPH03118395A JP1256870A JP25687089A JPH03118395A JP H03118395 A JPH03118395 A JP H03118395A JP 1256870 A JP1256870 A JP 1256870A JP 25687089 A JP25687089 A JP 25687089A JP H03118395 A JPH03118395 A JP H03118395A
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Japan
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asp
obzl
ser
boc
aspartic acid
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JP1256870A
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English (en)
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Norichika Ota
憲哉 大田
Keiichi Noguchi
野口 桂一
Daisuke Irie
入江 大祐
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、新規なトリペプチド、その中間体、それらの
製造法及び抗アレルギー剤に関する。
[従来の技術] 各種アレルギー疾患の予防及び治療のために種々の薬物
が提案され、開発が行われ、既にいくつかが市販に供さ
れている。
アレルギー症状のうち、即時型アレルギー反応である気
管支喘息、じん麻疹、アレルギー性鼻炎などはI型アレ
ルギー反応として分類される。このI型アレルギー反応
は、発症機序および抗アレルギー剤の作用機序から一般
に次の三段階がら成るものと考えられている。すなわち
、最初体内に侵入した外来性抗原に対して、マクロファ
ージ、T細胞及びB細胞の相互作用によってIgE抗体
が産生され、このIgE抗体が組織の肥満細胞や+1+
川の好塩基球のFcレセプターに固着して感作が成立す
ることになる。この過程が第1段階である。つぎに、再
び外来抗原が体内に侵入すると、細胞のFcレセプター
に固着したIgE抗体と外来性抗原が結合し、抗原抗体
反応が引き金となって細胞膜酵素の活性化、細胞内への
カルシウムイオンの流入などが起こり、それによって酵
素反応などの生化学的変化、脱顆粒などの組織学的変化
が引き起こされる。その結果、ヒスタミンや5R5−A
などのケミカルメデイエータ−(化学伝達物質)が細胞
外へ遊離される。この過程が第2段階である。上記、第
2段階で細胞外に遊力1したケミカルメデイエータ−は
、平滑筋の収縮、毛細血管透過性の亢進及び粘液の分泌
を促進し、種々のアレルギー症状を惹起する。この過程
が第3段階である。
従来から知られている抗アレルギー剤のうち、非特異的
減感作療法剤及び抗体産生抑制剤は第1段階に作用する
薬物である。しかし、この第1段階のみに特異的に作用
する薬物は市販されていない。第2段階に作用する薬物
としては、クロモグリク酸すトリウム(以下、DSCG
と略す)、!・ラニラストなどのケミカルメデイエータ
−抑制剤がある。また抗ヒスタミン剤及び気管支拡張剤
は第3段階に作用する薬物である。更に特公昭Go−2
318号公報には抗アレルギー性ペプチドについての開
示がなされている。
」二記公報によればこのペプチドは下記の一次構造式 %式% によって示されるように、IgE抗体のFc領域のアミ
ノ酸残基5個から成るIgE抗体由来のペンタペ − ブチドである。
このペプチドは第1段階のIgE抗体産生を抑制する作
用は確認されていないが、第2段階の最初に起こる肥j
:l+細胞へのIgE抗体の結合をt!11 +1:す
ると共に、第2段階の既に結合したIgE抗体をこのペ
プチドで置換することによって、アレルギーを遮断する
性質をもつものと考えられる。
[発明が解決しようとする課題] 従来の抗アレルギー剤の開発は、上記のアレルギー症状
発症の3つの段階のうちの1つの段階に作用する薬物の
開発に向けられ、この3つの段階の連鎖をいずれかの段
階で遮断することによってアレルギー症状発症を予防し
、又は治療する療法の研究が行われてきた。そしてこの
ような研究によるアレルギー症状発症の3つの段階のう
ちの1つの段階に作用する薬物の開発によって一応の効
果が期待される療法が開発されている。
しかしながら、既知のこうした化学療法剤は」二記の3
つの段階の連鎖を完全に遮断するものではない。そのた
め、3つの段階の1つに作用する薬剤と他の1つに作用
する薬剤とを紺み合わせて用いることによって、連鎖の
遮断を完全なものとする発想のものに複数個の薬剤を組
み合わせて使用することも行われているが、ぞの効果は
必ず【7も期待通りのものではない。
そこで、単一の薬剤で」1記のアレルギー症状発症の3
つの段階のうちの複数の段階に作用しうる薬剤が開発さ
れた場合には、抗アレルギー剤としての効果が飛躍的に
増大されうることが期待され、このような薬剤の開発が
望まれているのである。
また上記のアレルギー症状発症のメカニズムから、Ig
E抗体のFc領域由来のペプチド又はそれと類似するペ
プチドを開発することによって優れたアレルギー剤が人
手できるi1J能性も考えられ、このようなアプローチ
からの新規なペプチドの開発も期待されていたのである
本発明は、IgE抗体のFc領域のペプチド部分又はそ
の類似ペプチドを種々合成し、優れた薬理?(ζ性をも
つ抗アレルギー性ペプチドを提供することを目的とする
[課題を解決するための手段] 」二足目的を達成するため、本発明者らはIgE抗体の
Fc領域にみられるーAsp−Ser−の結合に着目し
、従来液相法では困難とされたーAsp−Ser−を有
すペプチド又はその誘導体を副反応を抑えながら収率良
く合成する方法を見出し、種々の〜Asp−Ser−結
合を含むオリゴペプチドを合成して、その抗アレルギー
活性を検討した結果、H−Asp−8er−Asp−O
Hで表わされるトリペプチドがヒスタミン遊離を抑制す
るとともにIgE抗体産生を抑制することを見出し、本
発明を完成した。
すなわち本発明は、 (1)次の式(I) II−Asp−5er−Asp−OH(I )(ただし
、AspはL−アスパラギン酸残L SerはLセリン
残基を示す)で表されるトリペプチド又はその薬学的に
許容される塩。
(2)次の式CII ) Z−Asp(OBzl)−Ser−Asp(OBzl)
  (]II)(ただし、AspはL−アスパラギン酸
残基、serはLセリン残基、Zはベンジルオキシカル
ボニル基、Bzlはベンジルノ、(を示ず)で表される
L−アスパラギン酸−L−セリン−L−アスパラギン酸
誘導体。
(3)次の式(Ill ) %式%) (ただし、SerはL−セリン残基、AspはL−アス
パラギン酸残基、Bocはt−ブチルオキシカルボニル
基、Bzlはベンジル基を示す)で表されるL−セリン
ーL−アスパラギン酸誘導体。
(4) Boc−5er−OH(ただし、SerはL−
セリン残、2H、Bocはt−ブチルオキシカルボニル
基を示す)で表されるL−セリン誘導体とII−Asp
(OBzl)−OHzl (ただし、AspはL−アス
パラギン酸残基、Bzlはベンジル基を示すンで表され
るL−アスパラギン酸誘導体を、脱水縮合さUoてBo
c−Ser−Asp(OBzl)−08zlとし、次い
で酸でBoc基を外し、これにZ−Asp(OBzl)
−OHで表されるL−アスパラギン酸誘導体を加え、脱
水縮合させ、次いで接触還元することを特徴とする」1
記(1)のll−Asp−8er−Asp−Ollの製
造法。
(5) Boc−5er−OH(ただし、SerはL−
セリン残基、Bocはt−ブチルオキシカルボニル基を
示す)で表されるL−セリン誘導体とH−Asp(OB
zl)−OBzl (ただし、AspはL−アスパラギ
ン酸残基、Bzlはベンジル基を示す)で表されるL−
アスパラギン酸誘導体を、脱水縮合させてBoc−Se
r−Asp(OBzl)−OBzlとし、次いで酸でB
oc基を外し、これにZ−Asp(OBzl)−OHで
表されるL−アスパラギン酸誘導体を加え、脱水縮合さ
せることを特徴とする」1記(2)のZ−Asp(OB
zl)−Ser−Asp(OBzl)−OBzlの製造
法。
(6) Boc−Ser−OH(ただし、SerはL−
セリン残基、Bocはt−ブチルオキシカルボニル基を
示す)で表されるL−セリン誘導体とll−Asp(O
Bzl)−OBzl (ただし、AspはL−アスパラ
ギン酸残基、Bzlはベンジル基を示す9で表されるL
−アスパラギン酸誘導体を、脱水縮合させることを特徴
とする」1記(3)のBoc−Ser−Asp(OBz
l)−OBzlの製造法。
(7)」1記(1)のペプチド又はその薬学的にi/l
容される塩をイI効成分として含打する抗アレルギー剤
に関するものである。
0 本発明のIf−Asp−Ser−Asp−OHで表され
るトリペプチドの薬学的に8′1容される塩としては、
ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩及びカル
シウム塩、マグネシウム塩等のアルカリ土類金属塩のよ
うな金属塩、アンモニウム塩、有機塩基類、有機酸塩、
無機酸塩等が挙げられる。
本発明のZ−Asp(OBzl)−Ser−Asp(O
Bzl)で表されるL−アスパラギン酸−L−セリン−
L−アスパラギン酸誘導体はll−Asp−Ser−A
sp−OHで表されるトリペプチドの中間体である。
本発明のBoc−Ser−Asp(OBzl)−OHz
lで表わされるL−セリンーL−アスパラギン誘導体は
Z−Asp(OBzl)−5er−Asp(OBzl)
−OBzlで表されるL−アスパラギン酸し−セリン−
L−アスパラギン酸誘導体の中間体である。
本発明の式〔1〕で表されるトリペプチドH−A S 
I)Ser−Asp−Ollは下記の第1〜4の工程を
紅で製造することができる。
以’m:、i;:′ 1 第1の工程: 第2の工程: Boc−Ser−Asp(OBzl) 第3の工程: OBzl−”H−Ser−Asp(OBzl)OBzl 第4の工程: Z−Asp(OBzl)−Ser−Asp(OBzl)
−OBzl−+H−Asp−Ser−Asp−OHただ
しAsp、 Ser、 BocXZ及びl1zlは」1
記と同じで次の意味を表わす。
Asp : L−アスパラギン酸残基 Ser : L−セリン残基 Boc : t−ブチルオキシカルボニルZ:ベンジル
オキシ力ルボニル 2 Bzl :ベンジル 第1の工程で用いるα−アミノ基をBoc基で保護した
セリン誘導体Boc−Ser−O11及びα−カルボキ
シル基もβ−カルボキシル基もノ1にベンジルエテルで
保護したアスパラギン酸誘導体H−Asp(OBzl)
OBzlはL体のものを用いる。これらは遊離形又は塩
の形のものが市販されており、容易に人手できる。
Boc−Ser−OHとH−Asp(OBzl)−OB
zlの脱水縮合反応は次のようにして行なうことかでき
る。Boc−Ser−OHをジメチルホルムアミド、テ
トラヒドロフラン、塩化メヂレン、アセトニトリル 媒(混合溶媒でもよい)に溶かし、0℃以下、好ましく
は一8℃以下、Boc−Ser−OHに対しモル比で1
、0〜1.’!(ニアftのジシクロヘキシルカルボジ
イミド(以下DCCと略す)及び1−ヒドロキシベンツ
トリアゾール(以下110Btと略す)を加えて撹拌し
、B□C−Ser−01(に対して等モルのIl−As
p(OBzl)−OBzlを加え、0℃以下、好ましく
は一8℃以下、1〜10時間、好ましくは4〜6時間撹
拌する。引き続き室3 温で1〜10時間、好ましくは4〜6時間撹拌する。
この段階で温度を初めに0℃以下とするのは副生物(ア
シルイソ尿素)の生成を抑えるためであり、次いで温度
を室温とするのはペプチド結合の形成を促進させるため
である。
反応により生成する副生物及び未反応の原料を濾過、ア
ルカリ洗浄等の適当な方法で除き、溶媒は減圧蒸発等の
方法で除いたのち、再結晶等により、Boc−Ser−
Asp(OBzl)−OBzlを得る。
第2の工程で、Boc−Ser−Asp(OBzl)−
OBzlから、Boc基を外すために用いる酸としては
トリフルオロ酢酸(以下、TFAと略す)、塩酸、酢酸
、臭化水素酸、ギ酸等がある。これらの酸と共に、アニ
ソール、チオアニソール、フェノール、メタクレゾール
等のカチオン除去剤を加えてもよい。Boc−Ser−
Asp(OBzl)−OHzlの10〜30倍量(モル
比)のTFA等の酸と1〜1.3倍量(モル比)のアニ
ソール等のカチオン除去剤を加え、Boc基が外れるま
で撹拌する。反応後、酸及びカチオン除去剤を除くため
エーテル、石油エーテル等の溶媒を加える。
4 沈殿物をとり、真空乾燥等の適当な方法で乾燥し、H−
Ser−Asp(OBzl)−OBzlを得る。
第3の工程で、反応に用いる原料の一つ、βカルボキシ
ル基をBzlで保護したアスパラギン酸誘導体Z−As
p(OBzl)−OHは17体のものを用いる。これら
は遊離形又は塩の形のものが市販されており、容易に人
手できる。
Z−Asp(OBzl)−OHとtl−Ser−Asp
(OBzl)−OBzlの脱水縮合反応は次のようにし
て行なうことができる。
Z−Asp(OBzl)−OHをジメチルホルムアミド
等の極性の大きい溶媒に溶かし、0℃以下、好ましくは
一8℃以下、Z−Asp(OBzl)−OHに対しモル
比で1.0〜1.4倍■のDCC及びHOBtを加え、
1〜lO時間、好ましくは4〜6時間撹拌する。次いで
、第2の工程で得たll−Ser−Asp(OBzl)
−OBzlをZ−Asp(OBzl)−OHに対して等
モルとり、ジメチルホルムアミド等の溶媒に溶かして加
え、更に10℃以下で1〜24時間撹けする。この反応
を10℃以下で行うのはAsp−Serのあいだで起こ
る副反応(イミド体の生成)を抑えるためである。
反応終了後、副生物及び未反応の原料の除去は第1の工
程と同様に行い、再結晶等によりZ−Asp(OBzl
)−Ser−Asp(OBzl)−OBzlを得る。
第4の工程では、第3の工程で得たZ−Asp(OBz
l)−Ser−Asp(OBzl)−OBzlを接触還
元により保護基を外して目的とするトリペプチドH−A
sp−Ser−AspOHを得る。触媒として、Pd黒
や炭素粉末を担体としたPd炭素触媒等を用い、Z−A
sp(OBzl)−Ser−Asp(OBzl)−OB
zlを、例えばメタノール、酢酸、水の混液等の溶媒に
溶かし、水素ガスを通じ撹拌すればよい。
反応終了後、触媒をろ過により除く。ろ液は液が少量に
なるまで減圧濃縮し、エーテル等の有機溶媒を加えて振
り混ぜ、未反応の原料及び不純物等を除く。水層から、
ゲルクロマトグラフィー等の通常の精製手段により、精
製されたll−Asp−SerAsp−Ollを得る。
式(1)で表されるトリペプチドの薬学的に許容される
塩は、上記第4の工程において保護基を外したのちに、
水酸化すトリウム、水酸化カリウ6 ム等の塩基又は塩酸、酢酸等の酸を加え、相当する塩と
することもできるし、式(1)で表されるトリペプチド
を単離したのち、」1記と同様に塩基又は酸を加えて、
塩とすることもできる。
本発明物質の構造、純度の確認はHX’5速液体クロマ
トグラフィー、元素分析、アミノ酸分析等により行う。
本発明の抗アレルギー剤は製薬的にij1容される担体
又は希釈剤と本化合物又は医薬品として許容されるその
塩からなる製剤を包含する。塩の好ましい例はすトリウ
ム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩及びカルシウム塩
、マグネシウム塩等のアルカリ土類金属塩のような金属
塩、アンモニウム塩、有機塩基類、有機酸塩、無機酸塩
等が挙げられる。本製剤は、患者への投薬後、活性成分
が迅速に、持続的にまたは遅延的に遊離するように製剤
化することができる。
本発明の抗アレルギー剤は経1コ的又は非経口的に投与
するための形態を適宜に採り得る。代表的な投与方法と
しては経口、直腸、皮層透過、皮下、17 静脈内、筋肉内、吸入または鼻腔的経路を含む種々の経
路により投与することができる。
これらの段り方法では、本発明の抗アレルギー剤は種々
の薬学的製剤の形態で投与されうる。これらの薬学的製
剤の形態としては、錠剤、硬カプセル剤、軟カプセル剤
、顆粒剤、散剤、トローチ剤、坐剤、シロップ剤、クリ
ーム剤、軟膏剤、ノ1ツブ剤、注射剤、懸澗剤、吸入剤
、エアロゾール剤などがある。また他の抗アレルギー剤
、その他の医薬と共に二重層錠、多重層錠などとするこ
ともできる。さらに錠剤の場合には必要に応じて通常の
剤皮を施し、例えば糖衣錠、腸溶被錠とすることもでき
る。
錠剤、顆粒剤、散剤などの固体製剤とする場合は、製剤
化に当って公知の添加剤、例えば乳糖、ショ糖、ブドウ
糖、結晶セルロース、コーンスターチ、リン酸カルシウ
ム、ソルビトール、グリシン、カルボキシメチルセルロ
ース、ヒドロキシプロピルセルロース、アラビアゴム、
ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコール、ステ
アリンtS 酸マグネシウム、タルク等を添加することができる。
半固体製剤とする場合は、植物性ワ・ソクス、ミクロク
リスタリンワックス、脂肪例えばタローラノリンなどの
祠料を添加することができる。
液体製剤とする場合は、添加剤、例えば塩化すトリウム
、ソルビト−ル、グリセリン、オリーブ油、アーモンド
油、プロピレングリコール、エチレングリコール、エチ
ルアルコールなどの月利を添加することができる。
式(1)で表されるペプチドの段勺量は、患者の年令、
体重、症状などにより適宜増減することができるが、経
I」投与の場合の投与litは11」当たり0.01〜
10mg/kg、 m腔内では1回の段!y、 :lH
lは01〜100mgである。非経口投与の場合の量は
1「1当たりlO〜1,000μg/kgである。
[実施例] 以下に記載する実施例によって本発明を具体的に説明す
る。
実施例1 Boc−8er−As (OBzl)−OBzlの 造
+1−Asp(OBzl)−OBzl・TosOII 
[ツバ・バイオケム(Nova Biochem)社製
コ4.86gをジメチルホルムアミド(以下、DMFと
略す) 25m1に溶解し、水冷下トリエチルアミン1
.4mlを加え中和したのち、BocSer−OH(国
産化学製) 2.05g、ll0Bt (国産化学製)
1.62g及びDCC(国産化学製) 2.47gを加
えて8時間撹拌した。副生物のジシクロヘキシル尿素を
ろ過により除去後、酢酸エチルを加え、順次8wt%炭
酸すトリウム、飽和食塩水、8wt%クエン酸、そして
飽和食塩水で洗浄した。酢酸エチル層を無水硫酸すトリ
ウムで乾燥後、溶媒を留去し、石油エーテルから結晶化
してBoc−Ser−Asp(OBzl)−0Bz13
.65g (収率73%)を得た。
融点:109〜l 11 ’C [α] 26: −16,1” 1c=1.0、DMF
)し 薄層クロマトグラフィーのRf値: 0.710 元素分析値: (C261132N208として)(%
)CII      N 理論値:  62.39  6.44  5.60実測
値:  [i2,39  6.(i2  5.67酸分
解後のアミノ酸分析値: (モル比)アスパラギン酸 
 1.0 セリン     1.0 なお、薄層クロマトグラフィーはプレートとしてシリカ
ゲル60(メルク社製)を用い、展開溶媒はクロロホル
ム/メタノール/水(容量比で8=3:1)混液で行っ
た。
実施例2 Z−As (OBzl)−5er−As (OBzl)
−OBzlの 造実施例1で得たBoc−8cr−As
p(OBzl)−OBzl 2.Ogにアニソール0.
5ml及びTFA5mlを加えて溶かし、室温で1時間
撹拌しl1ocノ!を切断した。エーテル/石油エーテ
ル混合溶液(容hl比1 : 1 ) 100m1を加
え沈澱させたのち、残渣[H−5er−Asp(OBz
l)−OBzl・TFA ]を水酸化すトリウムを含む
デシケータ−で吸引乾燥した。別にZ−Asp(OBz
l)−OH(国産化11 学制) 1.57g、 110BtO,65g及びDC
Co、99gをとり、DMF5mlに溶解し、水冷下3
時間撹拌し、次いで先のH−Ser−Asp(OBzl
)−OBzl・TFAのトリエチルアミン0 、63m
1を含むDMF (10ml)溶液を加え、4℃で一晩
撹拌した。
ジシクロヘキシル尿素をろ過で除去後、酢酸エチルを加
え、次いで8wt%NazCO3、飽和食塩水、0、I
N llCl及び飽和食塩水で順次洗浄した。酢酸エチ
ル層を無水流酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を留去した。
エーテルから結晶化し、更に酢酸エチル/エーテルから
再結晶してZ−Asp(OBzl)−Ser−Asp(
OBzl)−OBzlの精製結晶1.99g (収率6
8%)を得た。
融点:108〜110℃ [αコ 26  :  −11,7° (c=0.76
、DMF)薄層クロマトグラフィーのRf値+ 0.8
2元素分析値: (C4OH41N3OHとして)CI
I    N 理論値:  64.94  5,59  5.68実測
値:  64.77  5.73  5.78酸分解後
のアミノ酸分析値: (モル比)(%) 22 アスパラギン酸  2.0 セリン     09 なお、薄層クロマ1−グラフィーは実施例1と同様に行
なった。
実施例3 II−As −Ser−As −OHのり゛1造実施例
2で得たZ−Asp(O1’1zl)−Ser−Asp
(OBzl)−OBzl 400mgにメタノール10
m1.酢酸4ml、及び水6mlを加えて溶かし、5%
Pd−炭素400mgを加え、水素ガスを5時間通じ、
すべての保設基を切断した。Pd−炭素をろ過により除
去し、ろ液に水を加え、溶媒を減圧下で留去し、エーテ
ルで洗浄した。
再び水を加え、約2mlに減圧濃縮したのち、セファデ
ックスG−10(ファルマシア社製、2.5X42cm
)カラムにかけ、0.5wt%ll11酸水溶液で展開
し、フラクション4mlづつ分取した。23〜28番目
のフラグジョンに単一性のピークを認め、この部分を集
め凍結乾燥し、トリペプチドlt−Asp−Ser−A
sp−OH166,3mg (収率92%)を得た。
[α] 2’ : −8,6° (c=0 、16、+
120)3 薄層クロマトグラフィーのRf値=051高速Hk休ク
ロマトグラフィー:第1図元素分析値: (C++ 1117 N309・l/2 C113C0
OH・2t120として)(%) CII     N 理論値:  36.09  5.80 10.52実測
値:  35.78  5.44 10.75酸分解後
のアミノ酸分析値: (モル比)アスパラギン酸  2
.0 セリン     0.95 なお、薄層クロマトグラフィーは、展開溶媒をn−ブタ
ノール/ピリジン/酢酸/水(容量比で1=1 : 1
 : 1)混液としたほかは実施例2と同様に行った。
また高速液体クロマトグラフィーはウォーターズ社の高
速液体クロマトグラフィー装置M600型で、カラムと
してMMCパックA−3020DS(山村化学研究新製
、4.6 X 150mm)を用い、溶媒は0.05%
TFAを含む水溶液と0.05%TFAを含むアセトニ
トリルの95:5 (容1+t 1t、 )混合液、続
いて70:30 (容4 量比)混合液を段階的に用い、流速は0.5ml/mi
n、検出波長2ZOmm テ(j ッた。
次に式(1)で表されるトリペプチドIf−AspSe
r−Asp−OHの薬理活性試験の結果を示す。
体重300〜350gのkif性ウィつター系ラッうを
受動感作し、その腹腔内肥満細胞を用いて試験を行った
。受動感作に用いるラット抗血清はMotaの方法[1
mmunology、ニL I)、681 (1964
)]およびHamaokaの方法 [J、Immuno
logy、 113  p、958 (1974)]に
準じて作製した。すなわち、卵白アルブミン(10mg
/kg)をウィスター系雄ラット(体重200〜250
g)の両大腿部筋肉内に5ml/kgを注射し、同時に
2 XloIO個の百日咳死菌(Killed Bor
detellar’ertussis )を腹腔内に段
!jして免疫した。初回感作から121コ目にエーテル
麻酔下に腹部大動脈から採血し、抗血清を分gi: し
た。抗血清は一20℃で凍結保存した。抗血清の力価は
48hrラッ1−PCA反応により測定し、その力価が
128〜256G’r、のものを5 実験に供した。得られた卵白アルブミンラットIgE血
清を2倍希釈し、その1mlを腹腔内に投与して感作し
た。感作48hr後にラッI・を出血致死させ、腹腔内
にリン酸緩衝化液(NaC18g、 KCI O,2g
、 NaztlP04・1211z02.88g、 K
112PO40,2g、 EDTA−2Na O,2g
及びウシ血清アルブミン1gを精製水に溶かして1リツ
トルとした溶液、pH7,4、以下PBS (−)と略
記する)15mlを注入し、約2分間軽く腹部をマッサ
ージ後、開腹して腹腔内細胞を採取した。この細胞浮遊
液を遠心分離(1、00Orpm 。
10分間)シ、更にPBS (−)で再懸濁し、アラビ
アゴム比重液(比重1.075)で重層し、遠心分離(
2,50Orpm、 10分間)した。沈殿した細胞を
PBS(−)で2回洗浄し、新たにPBS(+)[PB
S(−)のうちEDTA・2Naに代えてCaCl20
.1gを添加した溶液、PBS(+)と略記する]に浮
遊さぜ、lX105個/mlに調整した後、シリコンで
処理した試験管にその細胞浮遊液を0.8mlずつ分注
し、37℃でlO分間プレインキュベ−トシた。細胞浮
遊液を入れた試験管にPBS (+)で希釈した種々の
溶iIkの検体溶液を0.1ml添加し、6 37℃で15分間インキュベー1・後、肥満細胞からヒ
スタミンを遊離させるために抗原である卵白アルブミン
(最終濃度1mg/ml)とフォスフアジチルL−セリ
ン(最終濃度100μg/mg)の混合溶1tkO,1
mlを加え、さらに15分間インキュベートシてヒスタ
ミンを遊離させた。ただし、比較薬剤の一つのDSCG
は抗原添加30秒前に加え、抗原添加後更に15分間イ
ンキュベー1・した。水冷したPBS(+)1mlを加
え反応を停止させ、2 、50Orpmで10分間遠心
分離した。」1清2mlをとり、4w1%過塩素酸溶液
1mlを加え、遊離ヒスタミンJitを定量する試料と
した。全ヒスタミン量を定量する試料は無処置の肥満細
胞浮遊液(1×105個/m1)0.8mlをIO分間
?JB騰水中に置き、次いで4wt%過塩素酸を添加し
て、試料とした。
各試料のヒスタミンh1は蛍光法により測定し、次式に
より、ヒスタミン遊離率(%)を算出した。
ヒスタミン遊離率(%)− (遊離ヒスタミン量/仝ヒスタミン[1) X100式
[11で表わされるペプチドと比較薬剤のしス=27 クミン遊離率(%)を第2図に示した。第2図から明ら
かなように、式[1]で表わされるペプチドは10−6
M以上の濃度で明らかにヒスタミン遊離抑制作用を示し
、その作用は比較薬剤のII−Asp−Ser−Asp
−Pro−Arg−OHより強< 、DSCGと同程度
又はそれ以上の強さであった。
免疫動物は、I JE7.5匹ノBALB/cAj[マ
r’7 ス(6退会)とし、抗原のジニトロフェニルア
スカリス(DNP−Ascaris) 10 μgを免
疫増強剤の水酸化アルミニウムゲル4mgに吸着させて
、下記に示す2通りの実験を行った。
一方の実験では式[1]のペプチド1mg及び10mg
を腹腔内に投与し、30分間後にDNP−Ascari
sと水酸化アルミニウムゲルを腹腔内に投与し、その後
14目目に採血して血清を得た。
他方の実験ではDNP−Ascarisと水酸化アルミ
ニウムゲルを腹腔内に投与し、713目、14目目及び
21目目の計3回、式[I]のペプチド1mgを腹腔内
28 に投与し、28目目に採血して血清をIXIた。
両実験で得られた血清はラットの48時間PCA反応を
行い、抗体価を測定した。
すなわち、Wist訂系)11ラッ1−(200〜25
0g)の背部の陵内に血清を感作し、48時間後に0.
5wt%エバンスブルーを含むDNP−Ascaris
溶液を尾静脈内に注射し、現われる色素斑を30分後に
測定してIgE抗体価を求めた。なお、I’CA反応で
i−Iられた抗体価がIgE抗体であることを確認する
ために、血清をあらかじめ56℃で3時間加熱処置した
もので感作し、同様に操作して、PCA反応によって抗
体価を測定した。
式[11のペプチドを1mg/kg投すしたときのIg
E抗体産生■をPCA反応で求めた抗体価で表わしたも
のが第3図及び第4図である。第3図及び第4図から明
らかなように、式[1]のペプチドはIgE抗体産生を
強く抑制した。なお、加熱処理血清の抗体価は一方の実
験(第3図の斜線部分)ではほとんどOであったが、他
方の実験(第4図の斜線部分)では、わずかではあるが
抗体価を示し9 た。
[発明の効果] 本発明の式(1)で表されるペプチドはヒスタミン遊離
抑制作用とともにIgE抗体産生抑制作用を示す。本発
明により、抗アレルギー剤として優れた性質をもつ新規
ペプチドを提供することができた。
また、式〔■〕及び式(III)で表されるペプチド誘
導体は、式(I)で表されるペプチドを製造する際の中
間体として重要で、この化合物を経由することにより、
式(I)で表されるペプチドを容易に製造することがで
きた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のH−Asp−Ser−Asp−OHの
高速液体クロマトグラムを示す。縦軸は220目mの紫
外線吸収の強度、横軸は溶出時間(分)である。 第2図は、本発明のll−Asp−Ser−Asp−O
H及び比較薬剤(l(−Asp−Ser−Asp−Pr
o−Arg−Of+及びDSCG)のヒスタミン遊離率
(%)を示したグラフである。縦軸はヒスタミン遊離率
(%)、横軸は化合物及び濃0 度(M)である。 第3図は、本発明のll−Asp−Ser−Asp−O
llの前段!jによって産生されたIgE抗体価を示し
たグラフで、ネ1線の部分は加熱処理した血?11tの
抗体価である。 第4図は、IgE抗体産生の持続期に本発明のllAs
p−Ser−Asp−Oilを段!フした場合に産生さ
れたIgE抗体価を示したグラフで、斜線の部分は加熱
処理した血清の抗体価である。第3図及び第4図はそれ
ぞれ縦軸に抗体価、横軸に化合物及びその段LjIit
(mg/kg)を示シテいル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の式〔 I 〕 H−Asp−Ser−Asp−OH〔 I 〕 (ただし、AspはL−アスパラギン酸残基、Serは
    L−セリン残基を示す)で表されるトリペプチド又はそ
    の薬学的に許容される塩。 2、次の式〔II〕 Z−Asp(OBzl)−Ser−Asp(OBzl)
    〔II〕(ただし、AspはL−アスパラギン酸残基、S
    erはL−セリン残基、Zはベンジルオキシカルボニル
    基、Bzlはベンジル基を示す)で表されるL−アスパ
    ラギン酸−L−セリン−L−アスパラギン酸誘導体。 3、次の式〔III〕 Boc−Ser−Asp(OBzl)−OBzl〔III
    〕(ただし、SerはL−セリン残基、AspはL−ア
    スパラギン酸残基、Bocはt−ブチルオキシカルボニ
    ル基、Bzlはベンジル基を示す)で表されるL−セリ
    ン−L−アスパラギン酸誘導体。 4、Boc−Ser−OH(ただし、SerはL−セリ
    ン残基、Bocはt−ブチルオキシカルボニル基を示す
    )で表されるL−セリン誘導体とH−Asp(OBzl
    )−OBzl(ただし、AspはL−アスパラギン酸残
    基、Bzlはベンジル基を示す)で表されるL−アスパ
    ラギン酸誘導体を、脱水縮合させてBoc−Ser−A
    sp(OBzl)−OBzlとし、次いで酸でBoc基
    を外し、これにZ−Asp(OBzl)−OHで表され
    るL−アスパラギン酸誘導体を加え、脱水縮合させ、次
    いで接触還元することを特徴とする請求項1記載のH−
    Asp−Ser−Asp−OHの製造法。 5、Boc−Ser−OH(ただし、SerはL−セリ
    ン残基、Bocはt−ブチルオキシカルボニル基を示す
    )で表されるL−セリン誘導体とH−Asp(OBzl
    )−OBzl(ただし、AspはL−アスパラギン酸残
    基、Bzlはベンジル基を示す)で表されるL−アスパ
    ラギン酸誘導体を、脱水縮合させて、Boc−Ser−
    Asp(OBzl)−OBzlとし、次いで酸でBoc
    基を外し、これにZ−Asp(OBzl)−OHで表さ
    れるL−アスパラギン酸誘導体を加え、脱水縮合させる
    ことを特徴とする請求項3記載のZ−Asp(OBzl
    )−Ser−Asp(OBzl)−OBzlの製造法。 6、Boc−Ser−OH(ただし、SerはL−セリ
    ン残基、Bocはt−ブチルオキシカルボニル基を示す
    )で表されるL−セリン誘導体とH−Asp(OBzl
    )−OBzl(ただし、AspはL−アスパラギン酸残
    基、Bzlはベンジル基を示す)で表されるL−アスパ
    ラギン酸誘導体を、脱水縮合させることを特徴とする請
    求項3記載のBoc−Ser−Asp(OBzl)−O
    Bzlの製造法。 7、請求項1記載のペプチド又はその薬学的に許容され
    る塩を有効成分として含有する抗アレルギー剤。
JP1256870A 1989-09-30 1989-09-30 新規なトリペプチド、その中間体、それらの製造法及び抗アレルギー剤 Pending JPH03118395A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102538588A (zh) * 2011-11-29 2012-07-04 北京雷特新技术实业公司 一种适合女性穿着的防弹衣

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