JPH03117873A - 板形冷凍機用積載装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、板形冷凍機に関する。

〔従来の技術］ 本発明による板形冷凍機は、冷却流体が内部を循環し、
対向する両面に冷凍すべき製品を積載するための開口部
と、冷凍製品を積み降ろすための開口部とを設けた熱絶
縁性室の内部に配置する中空水平積重ね板と、該積重ね
板を垂直に移動させ、該開口部の高さまで各板を次々に
導くための装置と、該開口部の内の１つを介して該開口
部と同じ高さにある板上に冷凍すべき製品を積載し、別
の開口部を介して冷凍製品を積み降ろしするための装置
とで構成される。

本発明の装置の場合、冷凍すべき製品は水平に配置され
たエンドレスベルトコンベヤによって積載用開口部の正
面に供給され、押し棒によって積載される。該製品はコ
ンベヤ上に並んで配列され、この場合、列の長さは板の
有効幅に等しく、列をなす製品の全ては板上に同時に積
載される。要するに、冷凍製品の積み降ろし、及び冷凍
すべき製品の積載は同時に実施され、冷凍すべき製品の
列を導入することにより、板上にある製品列全体は積み
降ろし用開口部の方へ並列運動し、該開口部に最も近い
列は該開口部を介して押し出される。

（発明が解決しようとする課題〕 製品を列毎に積載し、積み降ろすためには、押し棒の行
程は比較的短いものでなければならない。

しかしながら、一般に、例えば除霜のために停止以前に
冷凍機を完全に空にする時にも、押し棒を使用するので
、この場合、押し棒の行程は板の長さ（３乃至４ｍ）以
上なければならない。従って、押し棒を作動させるのに
従来のジヤツキの使用が不可能であり、−ｇに直線位置
から一方向へのみ曲る特殊なチェーンを使用することに
より、ある種の応力を加えた状態において引っ張り応力
のみならず推進応力をも生じさせることができるように
する。該チェーンはラックのように末端部を押し棒と連
結させた直線水平部と係合するピニオンによって駆動す
る。ピニオンの後方にて該チェーンは必要空間を減少さ
せるために上方へ湾曲するケース内に案内される。

ピニオンは１個または２個の歯によってのみチェーンと
係合するので、押し棒に伝達可能な応力は限定される。

ところで、新たに積載する以前に冷凍品を板から外すた
めに、かなりの応力が必要な時があり、このような場合
には既知の装置では不可能であることが判明している。

本発明の目的は、前記欠点を克服し、装置部品の寸法を
大きくしないで押し棒にかなりの応力を生じさせ、該応
力を制御可能で、必要に応じて許容可能な値に限定する
ような装置を提供することである。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の目的である装置のチェーンは、ピニオンの周囲
に巻きつけ可能なように短いリンクを有し、約四分円上
にて該ピニオンと係合し、該ピニオンは軸上に浮動取付
けされ、動力計により冷凍機の台枠と連結させたトルク
振止アームを包含する一連のモータ減速装置−ブレーキ
装置により回転駆動する軸に固定されることを特徴とす
る。該動力計は、空気ジヤツキで構成することが望まし
く、モータのトルク、従って、押し棒により生じる応力
を決定するためにジヤツキ内に圧力測定装置を設けるの
が望ましい。同様に軸の回転、ブレーキ装置の締付け、
従って、短距離における押し棒の前進を可能にするため
に、ジヤツキの制御装置を設けることができる。

本発明の別の特徴によれば、ピニオンと積載用コンベヤ
との間にあるチェーンの進路において、チェーンは案内
装置によって支持され、該案内装置はピニオンの軸に回
転可能に取付けられ、該軸を中心に該案内装置を回転さ
せ、チェーンと押し棒を持ち上げるための装置を設ける
。該案内装置は例えばピニオン軸と同軸の管に固定可能
であり、この場合ピニオン軸に対する管の回転は膝骨と
連結するアームに取付けたジヤツキにより制御可能であ
る。これを実施することにより、コンベヤ上にある製品
の上に押し棒を通過させながら押し棒が完全に後退する
前にコンベヤによって冷凍すべき製品の新たな列を積載
用開口部の正面に導くことができる。

〔実施例〕

本発明の他の特徴及び利点は、本発明の非制限例として
示す添付の図面を参照して以下に詳述する。

第１図には冷凍機の板１０を２枚のみ図示したが、この
種の機械は周知であるので、ここで詳述する必要はない
。熱絶縁室には積重ね板を設けるが、板のリフト装置お
よび放出装置は図面を明瞭にするため図示しなかった。

室の前壁に設ける積載用開口部の前方のエンドレスベル
トコンベヤ１２によって運搬される冷凍すべき製品の列
は、後述の装置によって押され、該開口部を介してコン
ベヤの高さにある板１０に載置され、コンベヤ及びそれ
と同じ高さに位置する鋼板１３の上を摺動しながら該鋼
板と板との間に橋絡部を形成する。

板上に製品を載せる役割を果たす装置は、板の有効幅に
ほぼ等しい長さを有し、２個のピニオン１８に巻きつけ
て番号２０で概略を示す垂直ケース内に案内されるよう
にした２個のチェーン１６に継手によって連結した水平
棒で構成する押し棒１４を包含する。チェーンの長さは
、３ｍ以上になることもある板の全長に渡って押し棒が
移動でき得るような長さでなければならない。ケース２
０は必要空間を少なくするような長さのものでなければ
ならず、ヘアピン形状に前方及び下方に曲げられる。

ピニオン１８は、装置の台枠に固定した軸受２４に取付
けた軸２２にキー止めされる。図面を明瞭にするため、
軸受の固定装置及びそれと連結する他の装置をも図示し
なかったが、該装置は従来のものであるから、本発明を
理解するためには必要でない。

軸２２は、それの末端部に浮動可能に取付けられ、一連
のモーター減速装置−二段速度ブレーキ２６によって回
転駆動可能であり、空気ジヤツキ２８によって装置の台
枠と連結するトルク振止アームを包含する。軸２２の他
端に取付けたコーグ３０により軸２２が実施する回転数
および回転率、従って押し棒１４の移動が測定可能であ
る。

チェーン１６は、スラスト軸受部３４を含むリンク３２
で形成され、リンクが整合すると、該軸受部は互いに接
触するので、ピニオン１８を中心とするチェーンの巻き
つけを可能にする方向においてのみ該軸受部はリンクに
対して回転する。チェーンを巻きつけるピニオン部分の
周囲にはローラが転動する弓形固定傾斜部４０を設け、
チェーンは再度反動する（第１図には、該傾斜部の内の
１つのみを図示した）。

同様にチェーン１６は、チェーンの走行程のうちの水平
部分を支持する側受４２を包含する。該側受は摩擦係数
の小さなプラスチック材製の小板により構成され、この
場合、該小板はチェーンの両側においてリンクの連接軸
に取付けられ、該小板の高さは、リンクが摺動する面を
離れて咳小板がリンクを保持するようにリンクの高さを
上回わっている。

ケース２０の内部において、ローラ３６及び側受４２は
軸受のレースとチェーンの室内を確実ならしめる摺動面
とそれぞれ協動する（第３図）。

ピニオン１８とコンベヤ１２との間において、チェーン
は側受４２が摺動する直線案内装置４４によって支持さ
れる。該案内装置は、軸２２に回転可能に取付けた管４
６と連結し、膝骨の回転は、管に固定したアーム５０に
連結棒及びレバー装置を介して取付けたジヤツキ４８に
よって制御可能である。管及び案内装置の回転により、
チェーンと押し棒を持ち上げてそれらをコンベヤ１２の
平面から離すことが可能となる。本発明の場合、押し棒
の復行程中にコンベヤ１２によって冷凍すべき製品を積
載位置に運搬可能なので、時間が節約され、積載のサイ
クル期間が短縮される。

押し棒１４の両端部には、摩擦を回避するように押し棒
を移動面かられずかに離れた状態に保持するローラ５２
を設ける。

冷凍装置の機能は連続し、定常状態において、板は常時
積載される。冷凍すべき製品を板上に載せる時にはそこ
にある冷凍品を同時に積み降ろさなければならない。霜
が形成されると冷凍製品は板にくっつくので、板上を摺
動させながら製品を積み降ろし可能にする前に製品を取
り剥がさなければならない。かかる作業は、押し棒１４
によって行われ、板上にある製品の第１列に接触させて
押し棒を後退位置からコンベヤ１２の手前に導いて該位
置の数ｃｍ向こうに移動させる。

押し棒１４の位置は、モータ２６の回転方向の転換を制
御するコーグによって決定され、押し棒はかかる作業の
ために予備設定される限定位置をとり、押し棒が元の位
置に戻るとモータは停止する。製品を取り剥がすために
必要な力はジヤツキ２８内の圧力を測定して決定され、
該圧力が所定値を越える場合、モータ２６の給電は切断
可能となって、作業員に異常状態を知らせるためにアラ
ームがなる。冷凍製品に連続的に圧力を加えるよりは、
衝撃を与える方が製品を剥がし易いので、動力装置２６
によって製品に接触させた後で、ジヤツキ２８によって
交互運動する押し棒を移動させるのが望ましい。手動式
または自動式電動ゲートにより、ジヤツキ２８を前述の
ごとく使用することができる。押し棒の前進行程中、コ
ンベヤ１２は停止状態にあって積載されない。戻り行程
中に押し棒は作動可能となり、押し棒は製品の列を通過
可能とするだけ後退する。

コンベヤ１２には、上流に設けるコンベヤによって冷凍
すべき製品を供給する。該２個のコンベヤ相互間に見え
ないようにして配置可能な障壁と、板に積載可能な冷凍
すべき製品の中で最大の製品列の長さに等しい距離だけ
該障壁から下流に設ける光電管と、該光電管の下流でコ
ンベヤ上に設ける止め具５４とによって、製品列１１を
上流から隔離し、製品列を積載すべき板に直面させるこ
とが可能となる。列１１が止め具５４に当たって停止す
ることによって、モータ２６の作動が制御され、押し棒
を前方へ移動させるので、列１１は押されて板上にある
冷凍品５日の第１列と接触するまでコンベヤ上を摺動し
、次に、鋼板１３上を摺動する。したがって、押し棒が
前進することによって、板上にある冷凍品の全ての列は
移動し、室の後面に設ける積み降ろし用開口部を介して
最後列を押し出す。該列は冷凍機の後部に設ける排出用
コンベヤ上に落下する。列１１が板に積載されると直く
に、コーグ３０は押し棒を最初の位置に戻すためにモー
タ２６の回転方向の転換及びジヤツキ４８によるチェー
ン及び押し棒の持ち上げを制：１１１する。したがって
、板上に別の列の製品を積載するために同じ作業を繰り
返し、チェーンと押し棒は、押し棒の戻り行程期間より
短い所定の時間後に低位置にくる。

板に積載可能な列の数は予め決定され、板に効果的に積
載可能な列の数は、コンベヤ１２とそれに供給するコン
ベヤとの間に位置する障壁の高さと同じであり、その数
になると、障壁は閉鎖されたままであり、新たな板がコ
ンベヤ１２の高さにきてから新たな積載サイクルが開始
される。

前述の機能の他に、本発明による装置は、冷凍装置を停
止させる以前に全ての板の積み降ろしが可能である。こ
の場合、押し棒は、板の全長に渡って漸進的に移動する
。同様に押し棒の代わりにスクレーパを用いて除霜後に
板を掃除可能である。

当然のことながら、前述のものと技術的に同等に作動す
る装置や別型装置を用いても本発明の範囲を逸脱するも
のではない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による板形冷凍機の積載および積み降ろ
し装置を示す斜視図、 第２図は第１図の装置の押し棒を作動させるチェーンと
ピニオンの１つを示す部分立面図、 第３図はチェーンとそれの案内ケースを示す横断面図で
ある。 １２・・・コンベヤ、１４・・・押し棒、１６・・・チ
ェーン、１８・・・ビニオン、２２・・・軸、２６−・
・モータ減速装置−ブレーキ装置、２８・・・空気ジヤ
ツキ、４２・・・側受、４４・・・案内装置、４６・・
・管、４８・・・ジヤツキ、５０・・・アーム。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）冷凍すべき製品を板の正面でかつ板と同じ高さに
   運搬可能なコンベヤと、並進運動によって該コンベヤの
   製品を該板上に搬送可能な押し棒とを包含し、該押し棒
   がピニオンモータに接続する推進チェーンと連結し、該
   チェーン１６がピニオン１８の周囲に巻き付けるための
   短いリンクを有し、約四分円に渡って該ピニオンと連結
   し、ピニオン１８が一連のモータ減速装置−ブレーキ装
   置２６により回転駆動可能な軸２２に固定され、該装置
   ２６が該軸に浮動取付けされ、動力手段２８によって冷
   凍機の台枠と連結するトルク振止アームを包含すること
   を特徴とする板形冷凍機積載装置。
2. （２）該動力手段が空気ジャッキ２８と該ジャッキ内の
   圧力測定装置とで構成されることを特徴とする請求項１
   記載の板形冷凍機積載装置。
3. （３）該ジャッキの往復運動の制御装置を包含すること
   を特徴とする請求項２記載の板形冷凍機積載装置。
4. （４）該チェーンが、進路の水平部にてチェーン１６を
   支持し、摺動面から離れてチェーンのリンクを保持する
   ように該リンクの連接軸に取付けた摩擦係数の低い材料
   で形成した小板で構成される側受４２を備えることを特
   徴とする請求項１から３の何れかに記載の板形冷凍機積
   載装置。
5. （５）チェーン１６がピニオン１８とコンベヤ１２との
   間における進行部分において案内装置４４によって支持
   され、該案内装置が、ピニオン１８の軸を中心に回転可
   能に取付けられ、該軸を中心に該案内装置を回転させて
   チェーン１６と押し棒１４を持ち上げるための装置４８
   、５０を設けることを特徴とする請求項１から４の何れ
   かに記載の板形冷凍機積載装置。
6. （６）該案内装置４４が、該ピニオン１８を担持する軸
   ２２と同軸の管４６と連結し、該管と連結するアーム５
   ０に取付けたジャッキ４８により該軸に対して該アーム
   が回転可能であることを特徴とする請求項５記載の板形
   冷凍機積載装置。