JPH03117841A - 圧力差制御装置 - Google Patents

圧力差制御装置

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JPH03117841A
JPH03117841A JP25415189A JP25415189A JPH03117841A JP H03117841 A JPH03117841 A JP H03117841A JP 25415189 A JP25415189 A JP 25415189A JP 25415189 A JP25415189 A JP 25415189A JP H03117841 A JPH03117841 A JP H03117841A
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Mitsuhiro Miyazaki
宮崎 光広
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、二つに仕切られた防塵室の圧力差をなくす圧
力差制御装置に関する。
〔従来の技術〕
第3図は従来の圧力差制御装置の一例を説明するための
仕切られた二つの防塵室を示す模式断面図である。従来
、二つの防塵室1及び2の室内の圧力PlとP2を同圧
にするために、同図に示すように、同一送風装置により
吹出口6から清浄な空気を送り、画室の圧力差を失くす
るようにしていた。しかしながら室の容積の違い、配置
されている装置の大きさの違い等により両室には圧力差
を生じ、画室を仕切る壁7の出入口3に矢印に示すよう
に空気の流れが生ずることがある0例えば、防塵室1の
圧力P1が防塵室2の圧力P2より高い場合は空気の流
れは、防塵室2から防塵室1に出入口を通して流れる。
もし、このときに防塵室1の塵埃度が防塵室2の塵埃度
より悪い場合は、この空気の流れにより塵埃を運ぶこと
になる。このことは、保管棚5に収納されている半導体
基板を汚染することになる。
この対策として、圧力差制御装置として、例えば圧力の
低い側の防塵室2側に新に送風装置4と、各室に簡易的
な圧力計を設けこの圧力計を見ながら送風装置4の送風
量を調節して画室の圧力差をなくしていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の圧力差制御装置では、圧力調整、すなわ
ち送風装置の送風量を最初に設定するだけであるので、
室内に存在する物1人が変化すると圧力差が再び生ずる
という欠点がある。
本発明の目的は、かかる欠点を解消し、常に安定して圧
力差がなくなるような圧力差制御装置を提供することで
ある。
〔課題を解決するための手段〕 1、本発明の第1の圧力差制御装置は、防塵室を二つに
仕切る壁を開口する開口枠の一側端に一側端が取り付け
られるとともに他端が風方向によりいずれかの前記防塵
室側に寄せられる圧力検出板と、前記圧力検出板の他端
がいずれかの前記防塵室側に寄せられることを検知する
検知器と、前記防塵室のいずれかに設置された送風装置
とを備え、前記検出器により風方向を検知し、前記送風
装置を作動することによって前記二つの防塵室の圧力差
をなくすことを特徴としている。
2、本発明の第2の圧力差制御装置は、防塵室を二つに
仕切る壁を開口する開口枠の一側端に一側端が取り付け
られ、他端が風方向によりいずれかの前記防塵室側に揺
動するとともに前記開口枠を開閉するダンパと、前記防
塵室のいずれかに設置された送風装置とを備え、前記ダ
ンパと前記開口枠との隙間より前記送風装置より空気を
流すことによって前記二つの防塵室の圧力差をなくすこ
とを特徴としている。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。第1図
(a)は、本発明の圧力差制御装置の第1の実施例を説
明するための仕切られた二つの防塵室の模式断面図、第
1図(b)は第1図(a)のAA矢視図、第1図(c)
は第1図(a)のB部拡大図である。この圧力差制御装
置は、第1図に示すように、従来の出入口の横に開口枠
3aを設け、この開口枠3aの上側に一端が固定され、
他端が風圧で自由にいずれがの室側に寄る圧力検出板8
と、この圧力検出板8がいずれかの室側に寄るかを検出
する投光素子11a、1bとフォトセンサ9a、9bと
からなる検出器と、この検出器により送風装置4の送風
量を調節するコントローラ10を設けたことである。
次に、この圧力差制御装置の動作を説明する。
まず、防塵室1の圧力Pl+防塵室の圧力P2し、PI
>P2であったと仮定すると、第1図(a)、(c)に
示すように、空気は防塵室1がら防塵室2に開口枠3a
を通し流れる。このとき、圧力検出板8は点線に示すよ
うに紙面に対して右側に寄ることになる。このことによ
り、投光素子11aより発光された光はさえぎられ、コ
ントローラにある制御回路により電流のバランスがくず
れ、このくずれ量に応じて送風装置4の出力を増加させ
る。送風装置4の送風量が増加すると、防塵室2の圧力
P2が上昇し、防塵室1の圧力P、と差がなくなり、空
気の流れなくなり、圧力検出板8は中立の位置のままに
よる。このことにより、投光素子11a及びllbの光
は、フォトセンサ9a及び9bで検出され、両者がら発
光する光電流によりコントローラが働き、送風装置4は
最初送風量出力に戻る。逆に、PI  <P2の場合は
、防塵室2より防塵室1に開口枠3aを通して空気が流
れる。このことにより圧力検出板8は、紙面に対して左
側、すなわち防塵室1側に寄せられる。この圧力検出板
8により投光素子11bより発光する光はさえぎられ、
フォトセンサ9bから発生ずる光電流がなくなり、コン
トロ−ラを作動し、送風装置4の送風量を減する。この
ため防塵室2の圧力P2は防塵室の圧力P1と差がなく
なる。
第2図は本発明の圧力差制御装置の第2の実施例を説明
するための仕切られた二つの防塵室の模式断面図である
。この圧力差制御装置は、同図に示すように、出入口3
とは別にこの出入口3と比べて大きなく少くとも出入口
の面積より4倍以上の面積にする)開口枠を設け、この
開口枠3bの上側端に回転軸を取付け、この回転軸に低
摩擦の軸受けをもつダンパT2を取付けたことである。
このことにより、防塵室1の圧力P1が高い場合は、ダ
ンパ12は点線で示す位置に揺動し、空気が防塵室1よ
り防塵室に流れ込み圧力差をなくす。また、逆に防塵室
2の圧力P2が高いときは、ダンパ12は紙面に向って
左側に揺動し、空気は防塵室2より防塵室1にこの開口
枠3bとダンパ12との隙間から流れ圧力差をなくす、
この実施例は、前述の実施例に比べ安価な圧力差制御装
置が得られるという利点がある。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、両室の圧力差を検出する
手段を設け、この手段により、いずれかの防塵室の送風
量を可変することにより、常に安定して圧力差のない二
つの防塵室を制御する圧力差制御装置が得られるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の圧力差制御装置の第1の実施例
を説明するための仕切られた二つの防塵室を示す模式断
面図、第1図(b)は第1図(a)のAA矢視図、第1
図(c)はB部拡大図、第2図は本発明の圧力差制御装
置の第2の実施例を説明するための仕切られた二つの防
塵室の模式断面図、第3図は従来の圧力差制御装置の一
例を説明するための仕切られた二つの防塵室を示す模式
断面図である。 1.2・・・防塵室、3・・・出入口、3a、3b・・
・開口枠、4・・・送風装置、5・・・保管棚、6・・
・吹出口、7・・・仕切る壁、8・・・圧力検出板、9
a、9b・・・フ ォトセンサ、 0・・・コントローラ、 1a。 b・・・投光素子、 ・・ダンパ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、防塵室を二つに仕切る壁を開口する開口枠の一側端
    に一側端が取り付けられるとともに他端が風方向により
    いずれかの前記防塵室側に寄せられる圧力検出板と、前
    記圧力検出板の他端がいずれかの前記防塵室側に寄せら
    れることを検知する検知器と、前記防塵室のいずれかに
    設置された送風装置とを備え、前記検出器により風方向
    を検知し、前記送風装置を作動することによって前記二
    つの防塵室の圧力差をなくすことを特徴とする圧力差制
    御装置。 2、防塵室を二つに仕切る壁を開口する開口枠の一側端
    に一側端が取り付けられ、他端が風方向によりいずれか
    の前記防塵室側に揺動するとともに前記開口枠を開閉す
    るダンパと、前記防塵室のいずれかに設置された送風装
    置とを備え、前記ダンパと前記開口枠との隙間より前記
    送風装置より空気を流すことによって前記二つの防塵室
    の圧力差をなくすことを特徴とする圧力差制御装置。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6326045U (ja) * 1986-07-31 1988-02-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6326045U (ja) * 1986-07-31 1988-02-20

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