JPH03117627A - 過給機付エンジンの吸気装置 - Google Patents
過給機付エンジンの吸気装置Info
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- JPH03117627A JPH03117627A JP1253986A JP25398689A JPH03117627A JP H03117627 A JPH03117627 A JP H03117627A JP 1253986 A JP1253986 A JP 1253986A JP 25398689 A JP25398689 A JP 25398689A JP H03117627 A JPH03117627 A JP H03117627A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01M—LUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
- F01M13/00—Crankcase ventilating or breathing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Supercharger (AREA)
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、エンジン本体に付設された過給機のコンプレ
ッサを介してエンジン本体に接続される吸気通路を含ん
で成る、過給機付エンジンの吸気装置に関する。
ッサを介してエンジン本体に接続される吸気通路を含ん
で成る、過給機付エンジンの吸気装置に関する。
(従来の技術)
車両に搭載されるエンジンであって、吸入空気の充填効
率をより効果的に向上させるべく、例えば、排気ガスを
利用して吸入空気を過給するターボ過給機が配設された
ものが知られている。斯かるターボ過給機が備えられた
エンジンにおいては、例えば、特開昭58−30418
号公報にも示される如く、その吸気通路におけるターボ
過給機のコンプレッサが配された部分より下流側の部分
と吸気通路におけるターボ過給機のコンプレッサが配さ
れた部分より上流側の部分とを制御弁を介して接続する
吸気リリーフ通路が設けられ、制御バルブの作動により
吸気通路におけるターボ過給機のコンプレッサが配され
る部分より下流側部分の圧力が所定の値以内となるよう
になされる。
率をより効果的に向上させるべく、例えば、排気ガスを
利用して吸入空気を過給するターボ過給機が配設された
ものが知られている。斯かるターボ過給機が備えられた
エンジンにおいては、例えば、特開昭58−30418
号公報にも示される如く、その吸気通路におけるターボ
過給機のコンプレッサが配された部分より下流側の部分
と吸気通路におけるターボ過給機のコンプレッサが配さ
れた部分より上流側の部分とを制御弁を介して接続する
吸気リリーフ通路が設けられ、制御バルブの作動により
吸気通路におけるターボ過給機のコンプレッサが配され
る部分より下流側部分の圧力が所定の値以内となるよう
になされる。
また、エンジン本体に対して並設配置された2個のター
ボ過給機が設けられるようにされる構成も知られており
、斯かる2個のターボ過給機が備えられるものとされた
エンジンにあっては、例えば、実開昭60−17832
9号公報にも示される如く、エンジン本体から個別に伸
びて下流側部分で合流する2系統の排気通路に、並設配
置された2個のターボ過給機の各々におけるタービンが
夫々配されるとともに、中間部分が2個の分岐部を形成
するものとされた吸気通路における2系統の分岐吸気通
路部に、2個のターボ過給機の各々におけるプロアが夫
々配される構成がとられるものとされる。そして、この
ようにエンジン本体に対して並設された2個のターボ過
給機が、エンジン本体の動作状態に応じてシーケンシャ
ル制御が行われるものとされる場合には、それらのうち
の一方が、エンジン本体の作動時にその作動状態の如何
にかかわらず、そのタービンにエンジン本体からの排気
ガスが作用せしめられる1次側ターボ過給機とされると
ともに、他方が、エンジン本体が所定の作動状態、例え
ば、比較的高い回転数をもって作動する状態をとるもの
とされるときのみ、そのタービンにエンジン本体からの
排気ガスが作用せしめられる2次側ターボ過給機とされ
、従って、エンジン本体の作動状態に応じて1次側ター
ボ過給機のみが作動する状態と1次側及び2次側ターボ
過給機の両者が作動する状態とがとられ、エンジン本体
に対する吸入空気の過給が、エンジン本体側の要求に応
じて効率よく行われるようにされる。
ボ過給機が設けられるようにされる構成も知られており
、斯かる2個のターボ過給機が備えられるものとされた
エンジンにあっては、例えば、実開昭60−17832
9号公報にも示される如く、エンジン本体から個別に伸
びて下流側部分で合流する2系統の排気通路に、並設配
置された2個のターボ過給機の各々におけるタービンが
夫々配されるとともに、中間部分が2個の分岐部を形成
するものとされた吸気通路における2系統の分岐吸気通
路部に、2個のターボ過給機の各々におけるプロアが夫
々配される構成がとられるものとされる。そして、この
ようにエンジン本体に対して並設された2個のターボ過
給機が、エンジン本体の動作状態に応じてシーケンシャ
ル制御が行われるものとされる場合には、それらのうち
の一方が、エンジン本体の作動時にその作動状態の如何
にかかわらず、そのタービンにエンジン本体からの排気
ガスが作用せしめられる1次側ターボ過給機とされると
ともに、他方が、エンジン本体が所定の作動状態、例え
ば、比較的高い回転数をもって作動する状態をとるもの
とされるときのみ、そのタービンにエンジン本体からの
排気ガスが作用せしめられる2次側ターボ過給機とされ
、従って、エンジン本体の作動状態に応じて1次側ター
ボ過給機のみが作動する状態と1次側及び2次側ターボ
過給機の両者が作動する状態とがとられ、エンジン本体
に対する吸入空気の過給が、エンジン本体側の要求に応
じて効率よく行われるようにされる。
斯かる2個のターボ過給機についてのシーケンシャル制
御が行われるにあたっては、2系統の排気通路のうちの
2次側ターボ過給機のタービンが配された方を、2次側
ターボ過給機のタービンより上流側で開閉制御する排気
カットバルブ、2系統の分岐吸気通路部における2次側
ターボ過給機のコンプレッサより下流側の部分から伸び
て、1次側ターボ過給機のコンプレッサより上流側の部
分に接続される吸気リリーフ通路を開閉制御するリリー
フバルブ、2系統の分岐吸気通路部のうちの2次側ター
ボ過給機のコンプレッサが配された方を、2次側ターボ
過給機のコンプレッサより下流側で開閉制御する吸気カ
ットバルブ等が設けられるとともに、各バルブについて
エンジン本体の作動状態、例えば、回転数及び吸入空気
量の状態に応じて作動せしめられる駆動手段、例えば、
吸気通路内の負圧により作動せしめられるアクチュエー
タが設けられる。
御が行われるにあたっては、2系統の排気通路のうちの
2次側ターボ過給機のタービンが配された方を、2次側
ターボ過給機のタービンより上流側で開閉制御する排気
カットバルブ、2系統の分岐吸気通路部における2次側
ターボ過給機のコンプレッサより下流側の部分から伸び
て、1次側ターボ過給機のコンプレッサより上流側の部
分に接続される吸気リリーフ通路を開閉制御するリリー
フバルブ、2系統の分岐吸気通路部のうちの2次側ター
ボ過給機のコンプレッサが配された方を、2次側ターボ
過給機のコンプレッサより下流側で開閉制御する吸気カ
ットバルブ等が設けられるとともに、各バルブについて
エンジン本体の作動状態、例えば、回転数及び吸入空気
量の状態に応じて作動せしめられる駆動手段、例えば、
吸気通路内の負圧により作動せしめられるアクチュエー
タが設けられる。
そして、このように1個、もしくは、例えば、シーケン
シャル制御が行われる2個のターボ過給機が備えられ、
それに関連してターボ過給機のコンプレッサが配された
吸気通路部に吸気リリーフ通路が設けられたエンジンに
あっても、公害防止対策として、エンジン内で発生した
ブローバイガスをブローバイガス通路を介して吸気通路
に導き、吸気通路を通じてエンジンの燃焼室に還流させ
て燃焼させるブローバイガス処理、あるいは、燃焼室か
ら排気通路に排出された排気ガスを排気還流通路を介し
て吸気通路に導き、吸気通路を通じて再度エンジンの燃
焼室に還流させて、排気ガス中の未燃物を燃焼させる排
気還流処理が行われるようにされる。
シャル制御が行われる2個のターボ過給機が備えられ、
それに関連してターボ過給機のコンプレッサが配された
吸気通路部に吸気リリーフ通路が設けられたエンジンに
あっても、公害防止対策として、エンジン内で発生した
ブローバイガスをブローバイガス通路を介して吸気通路
に導き、吸気通路を通じてエンジンの燃焼室に還流させ
て燃焼させるブローバイガス処理、あるいは、燃焼室か
ら排気通路に排出された排気ガスを排気還流通路を介し
て吸気通路に導き、吸気通路を通じて再度エンジンの燃
焼室に還流させて、排気ガス中の未燃物を燃焼させる排
気還流処理が行われるようにされる。
(発明が解決しようとする課題)
上述の如くに、ターボ過給機が備えられ、それに関連し
てターボ過給機のコンプレッサが配された吸気通路部に
吸気リリーフ通路が設けられたエンジンであって、ブロ
ーバイガス処理あるいは排気還流処理が行われるものに
おいては、ブローバイガス通路あるいは排気還流通路が
、吸気リリーフ通路が開口する吸気通路におけるターボ
過給機のコンプレッサより上流側の部分に開口するもの
とされ、ブローバイガスがブローバイガス通路を通じて
、あるいは、排気ガスが排気還流通路を通じて吸気通路
におけるターボ過給機のコンプレッサより上流側の部分
に導びかれるにあたり、ブローバイガス通路あるいは排
気還流通路から吸気通路に送出されたブローバイガスあ
るいは排気ガスが冷却されて、吸気通路におけるターボ
過給機のコンプレッサより上流側の部分にオイル溜まり
等が形成される事態が生じる。そして、斯かるオイル溜
まりは、エンジンの運転状態が急加速状態とされる場合
等において吸気通路の下流側に流れ込み、吸気通路に配
された過給機のコンプレッサや吸気通路に形成された負
圧取出口等にオイルミストとなって付着し、それにより
、過給機の作動や各種の負圧作動制御バルブの作動等に
支障がきたされることになる虞がある。
てターボ過給機のコンプレッサが配された吸気通路部に
吸気リリーフ通路が設けられたエンジンであって、ブロ
ーバイガス処理あるいは排気還流処理が行われるものに
おいては、ブローバイガス通路あるいは排気還流通路が
、吸気リリーフ通路が開口する吸気通路におけるターボ
過給機のコンプレッサより上流側の部分に開口するもの
とされ、ブローバイガスがブローバイガス通路を通じて
、あるいは、排気ガスが排気還流通路を通じて吸気通路
におけるターボ過給機のコンプレッサより上流側の部分
に導びかれるにあたり、ブローバイガス通路あるいは排
気還流通路から吸気通路に送出されたブローバイガスあ
るいは排気ガスが冷却されて、吸気通路におけるターボ
過給機のコンプレッサより上流側の部分にオイル溜まり
等が形成される事態が生じる。そして、斯かるオイル溜
まりは、エンジンの運転状態が急加速状態とされる場合
等において吸気通路の下流側に流れ込み、吸気通路に配
された過給機のコンプレッサや吸気通路に形成された負
圧取出口等にオイルミストとなって付着し、それにより
、過給機の作動や各種の負圧作動制御バルブの作動等に
支障がきたされることになる虞がある。
斯かる点に鑑み、本発明は、エンジン本体に付設された
過給機のコンプレッサが配される吸気通路を含み、その
吸気通路における過給機のコンプレッサより上流側の部
分に、吸気リリーフ通路及びブローバイガス通路あるい
は排気還流通路が開口するものとされて構成されるもと
で、吸気通路にブローバイガス通路あるいは排気還流通
路を通じて送出されるブローバイガスあるいは排気ガス
による吸気通路内でのオイル溜まりの形成を回避するこ
とができるようにされた、過給機付エンジンの吸気装置
を提供することを目的とする。
過給機のコンプレッサが配される吸気通路を含み、その
吸気通路における過給機のコンプレッサより上流側の部
分に、吸気リリーフ通路及びブローバイガス通路あるい
は排気還流通路が開口するものとされて構成されるもと
で、吸気通路にブローバイガス通路あるいは排気還流通
路を通じて送出されるブローバイガスあるいは排気ガス
による吸気通路内でのオイル溜まりの形成を回避するこ
とができるようにされた、過給機付エンジンの吸気装置
を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
上述の目的を達成すべく、本発明に係る過給機付エンジ
ンの吸気装置は、エンジン本体に付設された過給機のコ
ンプレッサが配されてエンジン本体に接続された吸気通
路に対して、一端部が吸気通路における過給機のコンプ
レッサが配された部分より下流側の部分に接続されると
ともに、他端部が吸気通路における過給機のコンプレッ
サが配された部分より上流側の部分に接続された吸気リ
リーフ通路、及び、一端部が吸気通路における吸気リリ
ーフ通路の他端部が接続された部分より下流側の部分に
接続されて、エンジン本体内で発生するブローバイガス
とエンジン本体からの排気ガスとのうち少なくとも一方
を吸気通路に導くガス流通路が設けられて、構成される
。
ンの吸気装置は、エンジン本体に付設された過給機のコ
ンプレッサが配されてエンジン本体に接続された吸気通
路に対して、一端部が吸気通路における過給機のコンプ
レッサが配された部分より下流側の部分に接続されると
ともに、他端部が吸気通路における過給機のコンプレッ
サが配された部分より上流側の部分に接続された吸気リ
リーフ通路、及び、一端部が吸気通路における吸気リリ
ーフ通路の他端部が接続された部分より下流側の部分に
接続されて、エンジン本体内で発生するブローバイガス
とエンジン本体からの排気ガスとのうち少なくとも一方
を吸気通路に導くガス流通路が設けられて、構成される
。
(作 用)
上述の如くに構成される本発明に係る過給機付エンジン
の吸気装置においては、ガス流通路を通じて吸気通路に
導かれるブローバイガスあるいは排気ガスは、吸気通路
における吸気リリーフ通路の他端部が開口する位置より
下流側に送出されることになり、従って、吸気通路に送
出されたブローバイガスあるいは排気ガスは、吸気リリ
ーフ通路部を通じて吸気通路におけるブローバイガスあ
るいは排気ガスの送出位置より上流側に送出される、吸
気通路における過給機のコンプレッサより下流側からの
加圧された吸気により、その霧化が促進されるものとさ
れて吸気通路における下流側に送られていくことになる
。その結果、ガス流通路を通じて吸気通路に送出される
ブローバイガスあるいは排気ガスによる吸気通路内にお
けるオイル溜まりの形成が回避される。
の吸気装置においては、ガス流通路を通じて吸気通路に
導かれるブローバイガスあるいは排気ガスは、吸気通路
における吸気リリーフ通路の他端部が開口する位置より
下流側に送出されることになり、従って、吸気通路に送
出されたブローバイガスあるいは排気ガスは、吸気リリ
ーフ通路部を通じて吸気通路におけるブローバイガスあ
るいは排気ガスの送出位置より上流側に送出される、吸
気通路における過給機のコンプレッサより下流側からの
加圧された吸気により、その霧化が促進されるものとさ
れて吸気通路における下流側に送られていくことになる
。その結果、ガス流通路を通じて吸気通路に送出される
ブローバイガスあるいは排気ガスによる吸気通路内にお
けるオイル溜まりの形成が回避される。
(実施例)
第1図は、本発明に係る過給機付エンジンの吸気装置の
一例を、それが適用されたロータリーピストンエンジン
の主要部と共に概略的に示す。
一例を、それが適用されたロータリーピストンエンジン
の主要部と共に概略的に示す。
第1図においては、例えば、3個のローターを有したロ
ータリーピストンエンジンのエンジン本体1が配されて
おり、エンジン本体1には吸気通路2が接続されていて
、また、エンジン本体1から3個の排気通路3a、3b
及び3Cが伸びている。吸気通路2は、その中間部分が
第1の分岐吸気通路2a及び第2の分岐吸気通路2bを
形成するものとされていて、第1及び第2の分岐吸気通
路2a及び2bより上流側に、エアークリーナ4及び吸
入空気量を検出するエアーフローセンサ5が設けられて
おり、また、第1及び第2の分岐吸気通路2a及び2b
より下流側に、吸入空気を冷却するインタークーラ6、
スロットルバルブ7及びエアーサージタンク8が順次設
けられている。
ータリーピストンエンジンのエンジン本体1が配されて
おり、エンジン本体1には吸気通路2が接続されていて
、また、エンジン本体1から3個の排気通路3a、3b
及び3Cが伸びている。吸気通路2は、その中間部分が
第1の分岐吸気通路2a及び第2の分岐吸気通路2bを
形成するものとされていて、第1及び第2の分岐吸気通
路2a及び2bより上流側に、エアークリーナ4及び吸
入空気量を検出するエアーフローセンサ5が設けられて
おり、また、第1及び第2の分岐吸気通路2a及び2b
より下流側に、吸入空気を冷却するインタークーラ6、
スロットルバルブ7及びエアーサージタンク8が順次設
けられている。
さらに、吸気通路2の下流端部側は、3本に分岐せしめ
られてエンジン本体l内に形成された3個のロータ作動
室に夫々接続されており、各分岐部には燃料噴射バルブ
9が2個設けられている。
られてエンジン本体l内に形成された3個のロータ作動
室に夫々接続されており、各分岐部には燃料噴射バルブ
9が2個設けられている。
また、3個のロータ作動室の夫々には、圧縮行程が行わ
れる作動室形成部に一対の点火プラグ10が設けられて
いる。そして、エンジン本体1における上部には、ブロ
ーバイガス取出口11が設けられている。
れる作動室形成部に一対の点火プラグ10が設けられて
いる。そして、エンジン本体1における上部には、ブロ
ーバイガス取出口11が設けられている。
3個の排気通路3a、3b及び3Cは、合流した後、第
1の分岐排気通路12a及び第2の分岐排気通路12b
を形成しており、第1の分岐排気通路12a内には、1
次側ターボ過給機13のり−ビン13aが配され、また
、第2の分岐排気通路12b内には、2次側ターボ過給
機14のタービン14aが配されている。1次側ターボ
過給機13のタービン13aに軸によって連結されたコ
ンプレッサ13bは、第1の分岐吸気通路2a内に配さ
れており、また、2次側ターボ過給機14のタービン1
4aに軸によって連結されたコンプレッサ14bは、第
2の分岐吸気通路2b内に配されていて、1次側及び2
次側ターボ過給機13及び14は、エンジン本体1に対
して並設配置されていることになる。
1の分岐排気通路12a及び第2の分岐排気通路12b
を形成しており、第1の分岐排気通路12a内には、1
次側ターボ過給機13のり−ビン13aが配され、また
、第2の分岐排気通路12b内には、2次側ターボ過給
機14のタービン14aが配されている。1次側ターボ
過給機13のタービン13aに軸によって連結されたコ
ンプレッサ13bは、第1の分岐吸気通路2a内に配さ
れており、また、2次側ターボ過給機14のタービン1
4aに軸によって連結されたコンプレッサ14bは、第
2の分岐吸気通路2b内に配されていて、1次側及び2
次側ターボ過給機13及び14は、エンジン本体1に対
して並設配置されていることになる。
そして、第1の分岐排気通路12aと第2の分岐排気通
路12bとは、1次側ターボ過給機13のタービン13
a及び2次側ターボ過給機14のタービン14aの夫々
の下流側で合流せしめられており、共通排気通路15が
形成されている。そして、共通排気通路15には、図示
は省略されているが、排気ガス浄化機能を有した触媒コ
ンバータ及び共通排気通路15の端部からの排気音を低
減させる消音器が下流側に向かって順次設けられている
。
路12bとは、1次側ターボ過給機13のタービン13
a及び2次側ターボ過給機14のタービン14aの夫々
の下流側で合流せしめられており、共通排気通路15が
形成されている。そして、共通排気通路15には、図示
は省略されているが、排気ガス浄化機能を有した触媒コ
ンバータ及び共通排気通路15の端部からの排気音を低
減させる消音器が下流側に向かって順次設けられている
。
第2の分岐排気通路12bにおける2次側ターボ過給機
14のタービン14aより上流側の部分には、第2の分
岐排気通路12bを開閉制御する排気カットバルブ16
が設けられている。排気カットバルブ16は、ダイアフ
ラム式のアクチュエータ17よって駆動され、排気カッ
トバルブ16により第2の分岐排気通路12bが2次側
ターボ過給機14のタービン14aより上流側で閉状態
とされるときには、エンジン本体1からの排気ガスが2
次側ターボ過給[14のタービン14aに供給されず、
2次側ターボ過給機14が非作動状態におかれることに
なる。排気カットバルブ16を駆動するアクチュエータ
17は、負圧タンク18にソレノイドバルブ20を介し
て接続されるとともに、第1の分岐吸気通路2aにおけ
る1次側ターボ過給機13のコンプレッサ13bより下
流側部分にソレノイドバルブ21を介して接続されてい
る。負圧タンク18には、吸気通路2におけるスロット
ルバルブ7の下流側の部分に得られる負圧がチエツクバ
ルブ27を通じて供給される。
14のタービン14aより上流側の部分には、第2の分
岐排気通路12bを開閉制御する排気カットバルブ16
が設けられている。排気カットバルブ16は、ダイアフ
ラム式のアクチュエータ17よって駆動され、排気カッ
トバルブ16により第2の分岐排気通路12bが2次側
ターボ過給機14のタービン14aより上流側で閉状態
とされるときには、エンジン本体1からの排気ガスが2
次側ターボ過給[14のタービン14aに供給されず、
2次側ターボ過給機14が非作動状態におかれることに
なる。排気カットバルブ16を駆動するアクチュエータ
17は、負圧タンク18にソレノイドバルブ20を介し
て接続されるとともに、第1の分岐吸気通路2aにおけ
る1次側ターボ過給機13のコンプレッサ13bより下
流側部分にソレノイドバルブ21を介して接続されてい
る。負圧タンク18には、吸気通路2におけるスロット
ルバルブ7の下流側の部分に得られる負圧がチエツクバ
ルブ27を通じて供給される。
第2の分岐排気通路12bにおける排気カットバルブ1
6より上流側の部分は、連通路28を通じて、第1の分
岐排気通路12aにおける1次側ターボ過給機」3のタ
ービン13aより上流側の部分に連通している。連通路
28は、他の接続通路29を通じて、共通排気通路15
に連通しており、接続通路29内には、ウェイスト・ゲ
ート・バルブ31が配されている。また、接続通路29
におけるウェイスト・ゲート・バルブ31より上流側の
部分は、排気洩らし通路32を通じて、第2の分岐排気
通路12bにおける2次側ターボ過給機14のタービン
14aと排気カットバルブ16との間の部分に連通して
おり、排気洩らし通路32には、排気洩らしバルブ33
が配されている。
6より上流側の部分は、連通路28を通じて、第1の分
岐排気通路12aにおける1次側ターボ過給機」3のタ
ービン13aより上流側の部分に連通している。連通路
28は、他の接続通路29を通じて、共通排気通路15
に連通しており、接続通路29内には、ウェイスト・ゲ
ート・バルブ31が配されている。また、接続通路29
におけるウェイスト・ゲート・バルブ31より上流側の
部分は、排気洩らし通路32を通じて、第2の分岐排気
通路12bにおける2次側ターボ過給機14のタービン
14aと排気カットバルブ16との間の部分に連通して
おり、排気洩らし通路32には、排気洩らしバルブ33
が配されている。
排気洩らしバルブ33は、ダイアフラム式のアクチュエ
ータ34によって駆動され、アクチュエータ34には、
圧力供給バイブ35を通じて、第1の分岐吸気通路2a
における1次側ターボ過給機13のコンプレッサ13b
より下流側の部分からの吸気圧が供給される。また、ア
クチュエータ34は、ソレノイドバルブ22にも接続さ
れている。
ータ34によって駆動され、アクチュエータ34には、
圧力供給バイブ35を通じて、第1の分岐吸気通路2a
における1次側ターボ過給機13のコンプレッサ13b
より下流側の部分からの吸気圧が供給される。また、ア
クチュエータ34は、ソレノイドバルブ22にも接続さ
れている。
ウェイスト・ゲート・バルブ31を駆動するダイアフラ
ム式のアクチュエータ36は、ソレノイドバルブ23を
介して圧力供給バイブ35に接続されている。
ム式のアクチュエータ36は、ソレノイドバルブ23を
介して圧力供給バイブ35に接続されている。
第2の分岐吸気通路2bにおける2次側ターボ過給機1
4のコンプレッサ14bより下流側の第1の分岐吸気通
路2aと第2の分岐吸気通路2bとの合流位置の近傍の
部分には、吸気カットバルブ37が配されている。
4のコンプレッサ14bより下流側の第1の分岐吸気通
路2aと第2の分岐吸気通路2bとの合流位置の近傍の
部分には、吸気カットバルブ37が配されている。
第2の分岐吸気通路2bには、その2次側ターボ過給機
14のコンプレッサ14bが配された部分に対するバイ
パスを形成するものとされた、吸気リリーフ通路38が
設けられており、吸気リリーフ通路3日の一端は、第2
の分岐吸気通路2bにおける2次側ターボ過給機14の
コンプレッサ14bが配された部分より下流側に接続さ
れ、また、吸気リリーフ通路38の他端は、第1の分岐
吸気通路2aにおける1次側ターボ過給機13のコンプ
レッサ13bより上流側であって、第1の分岐吸気通路
2aと第2の分岐吸気通路2bとの合流位置の近傍の部
分より下流側の位置U1に接続されている。そして、吸
気リリーフ通路3日には、吸気リリーフバルブ39が配
されている。
14のコンプレッサ14bが配された部分に対するバイ
パスを形成するものとされた、吸気リリーフ通路38が
設けられており、吸気リリーフ通路3日の一端は、第2
の分岐吸気通路2bにおける2次側ターボ過給機14の
コンプレッサ14bが配された部分より下流側に接続さ
れ、また、吸気リリーフ通路38の他端は、第1の分岐
吸気通路2aにおける1次側ターボ過給機13のコンプ
レッサ13bより上流側であって、第1の分岐吸気通路
2aと第2の分岐吸気通路2bとの合流位置の近傍の部
分より下流側の位置U1に接続されている。そして、吸
気リリーフ通路3日には、吸気リリーフバルブ39が配
されている。
一方、第1の分岐吸気通路2aには、その1次側ターボ
過給機13のコンプレッサ13bが配された部分に対す
るバイパス40が設けられており、バイパス40の一端
は吸気リリーフ通路38に接続されている。そして、バ
イパス40には、エアーバルブ41が配されている。
過給機13のコンプレッサ13bが配された部分に対す
るバイパス40が設けられており、バイパス40の一端
は吸気リリーフ通路38に接続されている。そして、バ
イパス40には、エアーバルブ41が配されている。
吸気カットバルブ37は、ダイアフラム式のアクチュエ
ータ42によって駆動され、また、吸気リリーフバルブ
39は、ダイアフラム式のアクチュエータ43によって
駆動される。吸気カットバルブ37を駆動するアクチュ
エータ42には、ソレノイドバルブ24の出力ポートが
接続されており、ソレノイドバルブ24の入力ポートの
一方は、第2の分岐吸気通路2bにおける2次側ターボ
過給機14のコンプレッサ14bより下流側であって吸
気リリーフ通路38の下流側端部より上流側の位置に接
続され、また、ソレノイドバルブ24の入力ポートの他
方は、負圧タンク18に接続されている。吸気リリーフ
バルブ39を駆動するアクチュエータ43には、ソレノ
イドバルブ25の出力ポートが接続されており、ソレノ
イドバルブ25の入力ボートの一方は負圧タンク18に
接続され、また、ソレノイドバルブ25の入力ボートの
他方は、大気に開放されている。
ータ42によって駆動され、また、吸気リリーフバルブ
39は、ダイアフラム式のアクチュエータ43によって
駆動される。吸気カットバルブ37を駆動するアクチュ
エータ42には、ソレノイドバルブ24の出力ポートが
接続されており、ソレノイドバルブ24の入力ポートの
一方は、第2の分岐吸気通路2bにおける2次側ターボ
過給機14のコンプレッサ14bより下流側であって吸
気リリーフ通路38の下流側端部より上流側の位置に接
続され、また、ソレノイドバルブ24の入力ポートの他
方は、負圧タンク18に接続されている。吸気リリーフ
バルブ39を駆動するアクチュエータ43には、ソレノ
イドバルブ25の出力ポートが接続されており、ソレノ
イドバルブ25の入力ボートの一方は負圧タンク18に
接続され、また、ソレノイドバルブ25の入力ボートの
他方は、大気に開放されている。
上述の構成に加えて、一端部がブローバイガス取出口1
1に接続され、他端部が第1の分岐吸気通路2aにおけ
る吸気リリーフ通路38の他端が接続された位置U1よ
り下流側の位置U2に接続されたブローバイガス送出通
路45が設けられており、このブローバイガス送出通路
45には、通路内圧力が所定の値以上となると導通状態
となるチエツクバルブ45aが配されている。
1に接続され、他端部が第1の分岐吸気通路2aにおけ
る吸気リリーフ通路38の他端が接続された位置U1よ
り下流側の位置U2に接続されたブローバイガス送出通
路45が設けられており、このブローバイガス送出通路
45には、通路内圧力が所定の値以上となると導通状態
となるチエツクバルブ45aが配されている。
ソレノイドバルブ20,22,23.24及び25の夫
々は、例えば、マイクロコンピュータにより構成される
制御ユニット50によって制御される。制御ユニット5
0には、エアーフローセンサ5から得られる検出出力信
号Sa、エンジン本体lの回転数を検出するエンジン回
転数センサ46から得られる検出出力信号Sn、スロッ
トルバルブ7の開度(スロットル開度)を検出するスロ
ットル開度センサ47から得られる検出出力信号Stが
供給される。そして、制御ユニット50は、検出出力信
号Sa、Sn、及びStに基づいて、制御信号El、E
2.E3.E4.及びE5を発生し、それらをソレノイ
ドバルブ25,24,20.23及び22に夫々供給す
る。
々は、例えば、マイクロコンピュータにより構成される
制御ユニット50によって制御される。制御ユニット5
0には、エアーフローセンサ5から得られる検出出力信
号Sa、エンジン本体lの回転数を検出するエンジン回
転数センサ46から得られる検出出力信号Sn、スロッ
トルバルブ7の開度(スロットル開度)を検出するスロ
ットル開度センサ47から得られる検出出力信号Stが
供給される。そして、制御ユニット50は、検出出力信
号Sa、Sn、及びStに基づいて、制御信号El、E
2.E3.E4.及びE5を発生し、それらをソレノイ
ドバルブ25,24,20.23及び22に夫々供給す
る。
斯かるもとで、制御ユニット50から送出される制御信
号E2によってソレノイドバルブ24がオン状態とされ
るとき、アクチュエータ42は、第2の分岐吸気通路2
bにおける2次側ターボ過給機14のコンプレッサ14
bより下流側に得られる圧力が、第1の分岐吸気通路2
aと第1の分岐吸気通路2bとの下流側合流部よりさら
に下流側における吸気の過給圧より所定の値以上大であ
るとき、吸気カットバルブ37に、第2の分岐吸気道路
2bを2次側ターボ過給機14のコンプレッサ14bよ
り下流側において開状態となす状態をとらせる。
号E2によってソレノイドバルブ24がオン状態とされ
るとき、アクチュエータ42は、第2の分岐吸気通路2
bにおける2次側ターボ過給機14のコンプレッサ14
bより下流側に得られる圧力が、第1の分岐吸気通路2
aと第1の分岐吸気通路2bとの下流側合流部よりさら
に下流側における吸気の過給圧より所定の値以上大であ
るとき、吸気カットバルブ37に、第2の分岐吸気道路
2bを2次側ターボ過給機14のコンプレッサ14bよ
り下流側において開状態となす状態をとらせる。
これに対して、制御信号E2によってソレノイドバルブ
24がオフ状態とされるときには、アクチュエータ42
は、吸気カットバルブ37に、第2の分岐吸気通路2b
を2次側ターボ過給機14のブロア14bより下流側に
おいて閉状態となす状態をとらせる。
24がオフ状態とされるときには、アクチュエータ42
は、吸気カットバルブ37に、第2の分岐吸気通路2b
を2次側ターボ過給機14のブロア14bより下流側に
おいて閉状態となす状態をとらせる。
制御ユニット50から送出される制御信号E3によって
ソレノイドバルブ20がオフ状態とされるとき、ソレノ
イドバルブ21がオフ状態とされて、アクチュエータ1
7が、排気カットバルブ16に、第2の分岐排気通路1
2bを2次側ターボ過給機14のタービン14aより上
流側において閉状態とする状態をととらせる。一方、制
御信号E3によってソレノイドバルブ20がオン状態と
されるとき、ソレノイドバルブ21がオン状態とされて
、アクチュエータ17が、排気カットバルブ16に、第
2の分岐排気通路12bを2次側り−ボ過給機14のタ
ービン14aより上流側において開状態とする状態をと
らせる。
ソレノイドバルブ20がオフ状態とされるとき、ソレノ
イドバルブ21がオフ状態とされて、アクチュエータ1
7が、排気カットバルブ16に、第2の分岐排気通路1
2bを2次側ターボ過給機14のタービン14aより上
流側において閉状態とする状態をととらせる。一方、制
御信号E3によってソレノイドバルブ20がオン状態と
されるとき、ソレノイドバルブ21がオン状態とされて
、アクチュエータ17が、排気カットバルブ16に、第
2の分岐排気通路12bを2次側り−ボ過給機14のタ
ービン14aより上流側において開状態とする状態をと
らせる。
制御ユニット50から送出される制御信号E1によって
ソレノイドバルブ25がオン状態とされると、アクチュ
エータ43は、吸気リリーフバルブ39に吸気リリーフ
通路38を開状態となす状態をとらせる。それにより、
第2の分岐吸気通路2bにおける2次側ターボ過給機1
4のコンプレッサ14bより下流側に得られる加圧され
た吸気が、吸気リリーフ通路3日を通じて、第1の分岐
吸気通路2aにおける1次側ターボ過給機13のコンプ
レッサ13bより上流側に位置U1から送出される。ま
た、制御信号E1によりソレノイドバルブ25がオフ状
態とされると、アクチュエータ43は、吸気リリーフバ
ルブ39に吸気リリーフ通路38を閉状態とする状態を
とらせる。その際、スロットルバルブ7が全閉状態とさ
れるときには、バイパス40に設けられたエアーバルブ
41が開状態とされ、第1の分岐吸気通路2aにおける
1次側ターボ過給機13のコンプレッサ13bより下流
側に得られる加圧された吸気が、バイパス40を通じて
吸気リリーフ通路38に導入される。
ソレノイドバルブ25がオン状態とされると、アクチュ
エータ43は、吸気リリーフバルブ39に吸気リリーフ
通路38を開状態となす状態をとらせる。それにより、
第2の分岐吸気通路2bにおける2次側ターボ過給機1
4のコンプレッサ14bより下流側に得られる加圧され
た吸気が、吸気リリーフ通路3日を通じて、第1の分岐
吸気通路2aにおける1次側ターボ過給機13のコンプ
レッサ13bより上流側に位置U1から送出される。ま
た、制御信号E1によりソレノイドバルブ25がオフ状
態とされると、アクチュエータ43は、吸気リリーフバ
ルブ39に吸気リリーフ通路38を閉状態とする状態を
とらせる。その際、スロットルバルブ7が全閉状態とさ
れるときには、バイパス40に設けられたエアーバルブ
41が開状態とされ、第1の分岐吸気通路2aにおける
1次側ターボ過給機13のコンプレッサ13bより下流
側に得られる加圧された吸気が、バイパス40を通じて
吸気リリーフ通路38に導入される。
制御ユニット50から送出される制御信号E4によって
ソレノイドバルブ23がオン状態とされるときには、ア
クチュエータ36がウェイスト・ゲート・バルブ31に
接続通路29を開状態とする状態(ウェイスト・ゲート
・バルブ31の開状態)をとらせ、制御信号E4によっ
てソレノイドバルブ23がオフ状態とされるとき、アク
チュエータ36に、ウェイスト・ゲート・バルブ31に
接続通路29を閉状態とする状B(ウェイスト・ゲート
・バルブ31の閉状態)をとらせる。
ソレノイドバルブ23がオン状態とされるときには、ア
クチュエータ36がウェイスト・ゲート・バルブ31に
接続通路29を開状態とする状態(ウェイスト・ゲート
・バルブ31の開状態)をとらせ、制御信号E4によっ
てソレノイドバルブ23がオフ状態とされるとき、アク
チュエータ36に、ウェイスト・ゲート・バルブ31に
接続通路29を閉状態とする状B(ウェイスト・ゲート
・バルブ31の閉状態)をとらせる。
さらに、制御ユニット50から送出される制御信号E5
によってソレノイドバルブ22が、断続的にオン状態と
されることにより、排気洩らしバルブ33の開度調整が
なされる。
によってソレノイドバルブ22が、断続的にオン状態と
されることにより、排気洩らしバルブ33の開度調整が
なされる。
第2図は、排気洩らしバルブ33.排気カットバルブ1
6.吸気リリーフバルブ39及び吸気カットバルブ37
の動作状態の一例を示す特性図であり、縦軸にスロット
ル開度THが、また、横軸にエンジン回転NEがとられ
ていて、スロットル開度THの最大値はDmであられさ
れている。なお、第2図の特性図におけるロード・ロー
ド曲線Lrは、エンジン本体lが搭載された車両が平坦
路を走行するときにおけるエンジン本体1の作動状態を
示す。
6.吸気リリーフバルブ39及び吸気カットバルブ37
の動作状態の一例を示す特性図であり、縦軸にスロット
ル開度THが、また、横軸にエンジン回転NEがとられ
ていて、スロットル開度THの最大値はDmであられさ
れている。なお、第2図の特性図におけるロード・ロー
ド曲線Lrは、エンジン本体lが搭載された車両が平坦
路を走行するときにおけるエンジン本体1の作動状態を
示す。
上述の如くにして、制御ユニット50から送出される制
御信号E1によってソレノイドバルブ25がオン状態と
されるとき、アクチュエータ43が吸気リリーフバルブ
39に吸気リリーフ通路38を開状態となす状態をとら
せ、第2の分岐吸気通路2bにおける2次側ターボ過給
機14のコンプレッサ14bより下流側に得られる加圧
された吸気が、吸気リリーフ通路38を通じて、第1の
分岐吸気通路2aにおける1次側ターボ過給機13のコ
ンプレッサ13bより上流側に位置U1から送出される
ようになされるもとで、エンジン本体1における作動室
内の圧力が所定値以上となると、ブローバイガスが、チ
エツクバルブ45が設けられたブローバイガス送出通路
45を通じて、第1の分岐吸気通路2aにおける1次側
ターボ過給機13のコンプレッサ13bより上流側に、
吸気リリーフ通路38から加圧された吸気が送出される
位置U1より下流側となる位置U2から送出される。そ
れにより、第1の分岐吸気通路2aにおける1次側ター
ボ過給機13のコンプレッサ13bより上流側に、位置
U2から送出されるブローバイガス送出通路45を通じ
たブローバイガスが、位置U1から送出される吸気リリ
ーフ通路38を通じた加圧された吸気によってその霧化
の促進が図られ、第1の分岐吸気通路2a内にオイル溜
まり等を形成することなく、第1の分岐吸気通路2aの
下流側へと送られていく。
御信号E1によってソレノイドバルブ25がオン状態と
されるとき、アクチュエータ43が吸気リリーフバルブ
39に吸気リリーフ通路38を開状態となす状態をとら
せ、第2の分岐吸気通路2bにおける2次側ターボ過給
機14のコンプレッサ14bより下流側に得られる加圧
された吸気が、吸気リリーフ通路38を通じて、第1の
分岐吸気通路2aにおける1次側ターボ過給機13のコ
ンプレッサ13bより上流側に位置U1から送出される
ようになされるもとで、エンジン本体1における作動室
内の圧力が所定値以上となると、ブローバイガスが、チ
エツクバルブ45が設けられたブローバイガス送出通路
45を通じて、第1の分岐吸気通路2aにおける1次側
ターボ過給機13のコンプレッサ13bより上流側に、
吸気リリーフ通路38から加圧された吸気が送出される
位置U1より下流側となる位置U2から送出される。そ
れにより、第1の分岐吸気通路2aにおける1次側ター
ボ過給機13のコンプレッサ13bより上流側に、位置
U2から送出されるブローバイガス送出通路45を通じ
たブローバイガスが、位置U1から送出される吸気リリ
ーフ通路38を通じた加圧された吸気によってその霧化
の促進が図られ、第1の分岐吸気通路2a内にオイル溜
まり等を形成することなく、第1の分岐吸気通路2aの
下流側へと送られていく。
なお、上述の例においては、エンジン本体1に設けられ
たブローバイガス取出口11から取り出されるブローバ
イガスが、ブローバイガス送出通路45を通じて、第1
の分岐吸気通路2aにおける位置U2に送出されるもの
とされるが、本発明に係る過給機付エンジンの吸気装置
は斯かる例に限られるものではなく、ブローバイガス送
出通路45に代えて、あるいは、ブローバイガス送出通
路45に加えて、一端部が排気路に接続されるととも他
端部が第1の分岐吸気通路2aにおける吸気リリーフ通
路38の他端が接続された位置Ulより下流側の位置に
接続された排気還流通路が設けられ、この排気還流通路
を通じた排気ガスが、第1の分岐吸気通路2aにおける
吸気リリーフ通路38の他端が接続された位置Ulより
下流側の位置に送出されるようになされてもよい。
たブローバイガス取出口11から取り出されるブローバ
イガスが、ブローバイガス送出通路45を通じて、第1
の分岐吸気通路2aにおける位置U2に送出されるもの
とされるが、本発明に係る過給機付エンジンの吸気装置
は斯かる例に限られるものではなく、ブローバイガス送
出通路45に代えて、あるいは、ブローバイガス送出通
路45に加えて、一端部が排気路に接続されるととも他
端部が第1の分岐吸気通路2aにおける吸気リリーフ通
路38の他端が接続された位置Ulより下流側の位置に
接続された排気還流通路が設けられ、この排気還流通路
を通じた排気ガスが、第1の分岐吸気通路2aにおける
吸気リリーフ通路38の他端が接続された位置Ulより
下流側の位置に送出されるようになされてもよい。
(発明の効果)
以上の説明から明らかな如く、本発明に係る過給機付エ
ンジンの吸気装置によれば、エンジン本体に付設された
過給機のコンプレッサが配される吸気通路を含み、その
吸気通路における過給機のコンプレッサより上流側の部
分に、吸気リリーフ通路及びブローバイガス通路あるい
は排気還流通路等のガス流通路が開口するものとされた
構成のもとに、ガス流通路を通じて吸気通路に導かれる
ブローバイガスあるいは排気ガスが、吸気通路における
吸気リリーフ通路の他端部が開口する位置より下流側に
送出されることになり、従って、吸気通路に吸気リリー
フ通路を通じて送出される過給機のコンプレッサより下
流側からの加圧された吸気により、その霧化の促進が図
られたものとされて吸気通路における下流側に送られて
いくことになる。その結果、ガス流通路を通じて吸気通
路に送出されるブローバイガスあるいは排気ガスにより
、吸気通路内にオイル溜まりが形成されることを防止で
き、吸気通路内に形成されたオイル溜まりに起因する吸
気通路に配された過給機のコンプレッサや吸気通路に形
成された負圧取出口等におけるオイルミストが付着して
、過給機の作動や各種の負圧作動制御バルブの作動等に
支障がきたされることになる事態を回避することができ
る。
ンジンの吸気装置によれば、エンジン本体に付設された
過給機のコンプレッサが配される吸気通路を含み、その
吸気通路における過給機のコンプレッサより上流側の部
分に、吸気リリーフ通路及びブローバイガス通路あるい
は排気還流通路等のガス流通路が開口するものとされた
構成のもとに、ガス流通路を通じて吸気通路に導かれる
ブローバイガスあるいは排気ガスが、吸気通路における
吸気リリーフ通路の他端部が開口する位置より下流側に
送出されることになり、従って、吸気通路に吸気リリー
フ通路を通じて送出される過給機のコンプレッサより下
流側からの加圧された吸気により、その霧化の促進が図
られたものとされて吸気通路における下流側に送られて
いくことになる。その結果、ガス流通路を通じて吸気通
路に送出されるブローバイガスあるいは排気ガスにより
、吸気通路内にオイル溜まりが形成されることを防止で
き、吸気通路内に形成されたオイル溜まりに起因する吸
気通路に配された過給機のコンプレッサや吸気通路に形
成された負圧取出口等におけるオイルミストが付着して
、過給機の作動や各種の負圧作動制御バルブの作動等に
支障がきたされることになる事態を回避することができ
る。
第1図は本発明に係る過給機付エンジンの吸気装置の一
例をそれが適用されたロークリピストンエンジンの主要
部と共に示す概略構成図、第2図は第1図に示される例
の動作説明に供される特性図である。 図中、1はエンジン本体、2は吸気通路、2aは第1の
分岐吸気通路部、2bは第2の分岐吸気通路部、13は
1次側ターボ過給機、14は2次側ターボ過給機、37
は吸気力・ントバルブ、38は吸気リリーフ通路、45
はブローバイガス送出通路、50は制御ユニットである
。
例をそれが適用されたロークリピストンエンジンの主要
部と共に示す概略構成図、第2図は第1図に示される例
の動作説明に供される特性図である。 図中、1はエンジン本体、2は吸気通路、2aは第1の
分岐吸気通路部、2bは第2の分岐吸気通路部、13は
1次側ターボ過給機、14は2次側ターボ過給機、37
は吸気力・ントバルブ、38は吸気リリーフ通路、45
はブローバイガス送出通路、50は制御ユニットである
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 エンジン本体に付設された過給機のコンプレッサが配さ
れて、上記エンジン本体に接続された吸気通路と、 一端部が上記吸気通路における上記過給機のコンプレッ
サが配された部分より下流側の部分に接続されるととも
に、他端部が上記吸気通路における上記過給機のコンプ
レッサが配された部分より上流側の部分に接続された吸
気リリーフ通路と、一端部が上記吸気通路における上記
吸気リリーフ通路の他端部が接続された部分より下流側
の部分に接続されて、上記エンジン本体内で発生するブ
ローバイガスと上記エンジン本体からの排気ガスとのう
ち少なくとも一方を上記吸気通路に導くガス流通路と、 を備えて構成される過給機付エンジンの吸気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1253986A JP2793857B2 (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | 過給機付エンジンの吸気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1253986A JP2793857B2 (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | 過給機付エンジンの吸気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03117627A true JPH03117627A (ja) | 1991-05-20 |
JP2793857B2 JP2793857B2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=17258684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1253986A Expired - Fee Related JP2793857B2 (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | 過給機付エンジンの吸気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2793857B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008043522A (ja) * | 2006-08-16 | 2008-02-28 | Kazushi Sakai | 鍼灸針を密封した保護パックの開封装置 |
JP2012007507A (ja) * | 2010-06-23 | 2012-01-12 | Daihatsu Motor Co Ltd | ブローバイガス還流装置 |
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1989
- 1989-09-29 JP JP1253986A patent/JP2793857B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2793857B2 (ja) | 1998-09-03 |
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